JPH0894463A - 金属帯張力測定装置 - Google Patents

金属帯張力測定装置

Info

Publication number
JPH0894463A
JPH0894463A JP6232906A JP23290694A JPH0894463A JP H0894463 A JPH0894463 A JP H0894463A JP 6232906 A JP6232906 A JP 6232906A JP 23290694 A JP23290694 A JP 23290694A JP H0894463 A JPH0894463 A JP H0894463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
deflector roll
metal strip
roll
band metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6232906A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagafusa Inui
永房 乾
Kiyomi Tsutsui
清己 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP6232906A priority Critical patent/JPH0894463A/ja
Publication of JPH0894463A publication Critical patent/JPH0894463A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/06Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring tension or compression

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属帯自重の影響を受けない安価で高精度な
金属帯張力測定装置を提供する。 【構成】 金属帯を連続して通板する金属帯処理装置の
金属帯の進入および進出方向の一方を水平方向とし他方
を鉛直方向とするデフレクターロールを張力測定用ロー
ルとする金属帯張力測定装置において、張力測定用ロー
ルの軸受部の鉛直側面に水平方向荷重の検出のためのロ
ードセルを配置し、軸受部の底面(水平面)に滑り装置
を配置することを特徴とする金属帯張力測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯処理装置におい
て金属帯の進行方向が水平方向から鉛直方向あるいは鉛
直方向から水平方向へ変化するデフレクターロールを張
力測定用ロールとする金属帯張力測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】金属帯プロセスラインにおいて、金属帯
に加えられる張力は、走行中の蛇行防止、形状変化防止
のため所定の値に調整されることが多く、その張力制御
のため該ラインの複数箇所に張力計が設置される。張力
計は、張力測定用ロール、ロードセルおよびロールから
ロードセルへの荷重伝達機構から構成され、金属帯張力
により張力測定用ロールに加わる荷重を、荷重伝達機構
を介してロードセルにより測定し、金属帯張力を求める
仕組みとなっている。この張力測定用ロールに加わる荷
重は、金属帯張力のみではなく、金属帯および張力測定
用ロールの自重の影響も加わることから、精度よい金属
帯張力測定には構造面からの工夫が必要である。
【0003】具体的な方式としては、図1に示すよう
に、水平パスにおいて張力測定用ロール1の前後の近傍
に各1本のデフレクターロール2−1,2−2を対称に
配置し、張力測定用ロール1への巻付け角度を大とする
ことにより張力測定用ロール1の軸受3下方に配置され
るロードセル6への張力分力を大とし、金属帯の自重の
影響を小さくする方法である。このようにすれば、張力
測定に影響を与える金属帯重量はデフレクターロール間
の長さ2Lp 分のみで小さく、また、張力測定用ロール
へ加わる前後張力の合力は張力測定用ロール自重方向と
同一であることから、荷重計をその下方に配置し測定し
た総荷重から、既知であるロール自重を差引くことによ
り金属帯張力を容易に求めることができる。
【0004】しかしながら、このような構造では、金属
帯張力測定のために複数の張力測定専用ロールが必要と
なるため、設置スペースと設備費が大きくなることは避
けられない。このため、金属帯プロセスラインでは、金
属帯のパス方向変更のためのデフレクターロールを張力
測定用ロールとして使用することにより、ロールおよび
スぺースを削除することがよく行われる。具体的には、
図2に示すように、デフレクターロール2の軸受3下部
にロードセル6を配置することにより、デフレクターロ
ールの自重を受け、金属帯張力は荷重伝達機構5の回転
ピン8まわりのモーメントの釣合いから算出する方式が
採用されている。この方式によると、デフレクターロー
ルの自重は常に一定であることからその影響の除去は容
易であるが、金属帯水平フリー長さ分の重量は金属帯サ
イズで異なるため、その影響を精度よく除去するために
は、金属帯サイズに応じた補正を行なう必要がある。そ
の補正が正しく行われないと、測定誤差が10%にも達
することがある。
【0005】また、特殊なロードセルを使用して特定方
向に加わる荷重のみを測定することにより、90度曲げ
となるデフレクターロールを用いて金属帯張力を精度良
く測定することも行われるが、特殊なロードセルが高価
であるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、水平方向
と鉛直方向とで90度曲げとなるデフレクターロールを
用いて直接金属帯張力を測定する場合において、金属帯
張力を回転ピン回りのモーメントの釣合いから算出する
方式では、水平フリーパス部が長く金属帯自重が大きく
なる場合に、測定精度が著しく低下する問題があった。
また、特殊なロードセルを用いる場合は、設備費が大と
なるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、金属帯プロセスライン
において金属帯の進行方向が水平方向から鉛直方向ある
いは鉛直方向から水平方向へ変化するデフレクターロー
ルを利用して金属帯張力を測定する場合に、特殊なロー
ドセルを用いずに、デフレクターロール自重、金属帯自
重による影響を排除し、精度良く金属帯に加わる張力を
測定する装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる金属帯張
力測定装置は、金属帯を連続して通板する金属帯処理装
置の金属帯の進入および進出方向の一方を水平方向とし
他方を鉛直方向とするデフレクターロールを張力測定用
ロールとする金属帯張力測定装置において、張力測定用
ロールの軸受部の鉛直側面に水平方向荷重の検出のため
のロードセルを配置し、軸受部の底面(水平面)に滑り
装置を配置することを特徴とする。前記滑り装置の摩擦
係数は、0.01以下であることが望ましく、また、前
記滑り装置は、直線型ベアリングを備える摺動装置もし
くはローラーベアリングを備える回転支持装置であるこ
とが望ましい。
【0009】
【作用】本発明では、デフレクターロールの自重、デフ
レクターロールに付加される金属帯の鉛直方向張力およ
び張力測定時の誤差原因となる金属帯の重量は、その軸
受部の下部底面(水平面)に配置された滑り装置で負担
する。
【0010】デフレクターロールに加わる水平方向の金
属帯の張力は、その軸受部の鉛直側面に配置されたロー
ドセルにより直接測定する。この際、デフレクターロー
ルで負担する鉛直方向荷重により滑り装置に滑り抵抗が
生じ、これがロードセルに水平方向荷重として付加さ
れ、水平方向張力の測定誤差となる。この滑り装置の摩
擦係数が0.01を超えると、金属帯の水平方向張力測
定精度を確保できなくなるため、滑り装置の摩擦係数は
0.01以下とする。
【0011】直線型ベアリングを備えた摺動装置やロー
ラーベアリングを備えた回転支持装置は、摩擦係数が低
く本発明の滑り装置として好適である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3は、本発明の摺動装置を備える金属帯張力測
定装置の構造を説明する図である。金属帯Sは、デフレ
クターロール2に巻き付いて水平方向から鉛直方向へと
90度その方向を転換する。デフレクターロールの軸受
3は、その下部底面に配置された滑り装置4に搭載して
あり、水平方向には小さな力で移動可能な構造となって
いる。この滑り装置4の代表例としては、直線型ベアリ
ング装置がある。軸受3の鉛直側面には、汎用型ロード
セル6を軸受3と密着するように配置し、水平方向に使
用する荷重の測定が可能な構造としてある。
【0013】このような構造によると、金属帯の鉛直方
向張力Tv、水平フリースパン部の金属帯重量Wsおよ
びデフレクターロール自重Wrは滑り装置4で支持さ
れ、これら鉛直方向の総荷重に滑り装置4の摩擦係数μ
を乗じた水平方向移動抵抗および水平方向張力Thがロ
ードセル6に作用する。即ち、ロードセル6に加わる荷
重Fは式(1)で表される。 F=(Tv+Ws+Wr)×μ+Th …(1)
【0014】右辺第1項の鉛直方向張力Tvによりロー
ドセル6に加わる荷重は、滑り装置4の摩擦係数が小さ
いことから無視しうる程度の小さい値であるが、演算に
より補正が可能である。右辺第2項の水平スパン部の金
属帯重量による荷重Wsは、金属帯サイズにより変化す
るが、これによりロードセル6に加わる荷重は、滑り装
置4の摩擦係数が小さいことから無視しうる程度の小さ
い値となる。右辺第3項のデフレクターロール自重Wr
によりロードセル6に加わる荷重は、重量Wrが既知で
あることから演算により容易に補正できる。
【0015】従って、水平方向張力Thは、Tv=Th
であることを考慮して、式(2)で精度よく求めること
ができる。 Th=(F−Wr×μ)/(1+μ) …(2)
【0016】図4は、上記摺動装置の代わりに回転抵抗
の小さいピン型架台を用いた金属帯張力測定装置であ
る。鋼帯Sは、デフレクターロール2に巻き付いて水平
方向から鉛直方向へと90度その方向を転換する。デフ
レクターロールの軸受3は、その下部底面に配置された
ピン型架台7に搭載してあり、回転ピン8を中心にして
小さな力で回転可能な構造となっている。この滑り装置
の代表例としては、ローラーベアリングを備えた回転支
持装置がある。軸受3の鉛直側面には、汎用型ロードセ
ル6を軸受3と密着する用配置し、水平方向に使用する
荷重の測定が可能な構造としてある。この場合、金属帯
張力は回転ピン8から張力作用点までの距離およびロー
ドセルまでの距離を用い算出できる。
【0017】摩擦係数0.003の直線型ベアリング装
置を有する本発明の金属帯張力測定装置によれば、水平
スパン長さ10m 、デフレクターロール自重1200kg
の設備条件で、板厚3mm、幅1200mmの鋼帯を鋼帯設
定張力0.7kg/mm2 で通板する場合、従来方式では1
0%もあった張力測定誤差が、0.1%まで大幅に改善
された。
【0018】
【発明の効果】本発明の装置は、90度巻付けのデフレ
クターロールを張力測定ロールとして使用し、ロードセ
ルにより金属帯張力を測定するにあたり、以下の効果を
有する。 (1)金属帯の水平のフリースパンが長い場合において
も、精度よく金属帯張力の測定が可能である。 (2)特殊なロードセルを必要とせず、汎用ロードセル
が使用できるため、設備費を低廉にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3本ロール方式による従来型金属帯張力測定装
置の説明図である。
【図2】デフレクターロールを張力測定ロールとするピ
ン構造の従来型金属帯張力測定装置の説明図である。
【図3】摺動装置を備える本発明の金属帯張力測定装置
の説明図である。
【図4】ピン型架台装置を備える本発明の金属帯張力測
定装置の説明図である。
【符号の説明】
1 張力測定用ロール 2,2−1,2−2 デフレクターロール 3 軸受 4 滑り装置 5 荷重伝達機構 6 ロードセル 7 ピン型架台 8 回転ピン S 金属帯(鋼帯) Tv 鉛直方向張力 Th 水平方向張力 Lp ロールピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯を連続して通板する金属帯処理装
    置の金属帯の進入および進出方向の一方を水平方向とし
    他方を鉛直方向とするデフレクターロールを張力測定用
    ロールとする金属帯張力測定装置において、張力測定用
    ロールの軸受部の鉛直側面に水平方向荷重の検出のため
    のロードセルを配置し、軸受部の下部底面(水平面)に
    滑り装置を配置することを特徴とする金属帯張力測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記滑り装置の摩擦係数が0.01以下
    であるを特徴とする請求項1記載の金属帯張力測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記滑り装置が直線型ベアリングを備え
    た摺動装置であるを特徴とする請求項1記載の金属帯張
    力測定装置。
  4. 【請求項4】 前記滑り装置がローラーベアリングを備
    えた回転支持装置であるを特徴とする請求項1記載の金
    属帯張力測定装置。
JP6232906A 1994-09-28 1994-09-28 金属帯張力測定装置 Withdrawn JPH0894463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232906A JPH0894463A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 金属帯張力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232906A JPH0894463A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 金属帯張力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0894463A true JPH0894463A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16946699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6232906A Withdrawn JPH0894463A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 金属帯張力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0894463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343118B1 (ko) * 1999-11-24 2002-07-05 신기현 장력신호의 주파수 해석을 이용한 롤 형상 이상진단 장치및 방법
KR20030053842A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 주식회사 포스코 연주 경압하 설비의 롤 하중 측정장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343118B1 (ko) * 1999-11-24 2002-07-05 신기현 장력신호의 주파수 해석을 이용한 롤 형상 이상진단 장치및 방법
KR20030053842A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 주식회사 포스코 연주 경압하 설비의 롤 하중 측정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2224728A (en) Thickness gauge
US3581536A (en) Apparatus for sensing the unstressed shape of a thin strip subjected to high tensile stress
KR100525335B1 (ko) 스트립 형상 검출 장치를 구비한 압연 설비
EP0077384A1 (en) Lateral weave gage system
JPH0894463A (ja) 金属帯張力測定装置
CN111902223B (zh) 轧机及轧机的控制方法
JPS6253047B2 (ja)
JPS6277110A (ja) 熱間圧延鋼板の寸法及び形状矯正設備
JPS59183924A (ja) テンシヨン検出機構を有するブライドルロ−ル
GB2072556A (en) Rolling and flattening strip
JPS6182916A (ja) 多スタンドの熱間帯板圧延ラインにおける圧延すべき帯板の成形厚みを修正する方法および装置
JPS61219822A (ja) 圧延ロ−ルプロフイ−ル測定における圧延ロ−ル変位補正装置
SU1044358A1 (ru) Устройство дл измерени нат жени полосы при смотке в рулон
JPS6117320A (ja) 圧延材の幅方向張力分布調整装置
JPH0642950A (ja) 熱間圧延板の形状測定装置
KR19980043357A (ko) 열연 판속도 측정장치
JPH06194241A (ja) 張力測定方法及び装置
JPH07185634A (ja) 圧延材の形状検出方法及び同検出装置
KR100415921B1 (ko) 슬라브의폭측정방법
JPS6046812A (ja) 圧延機のテンシヨンメーター装置
CN116441323A (zh) 一种热轧带钢生产线及热轧带钢板厚检测方法
JPS63171213A (ja) 圧延材の蛇行量検出方法
JPH0626724B2 (ja) 圧延材のキヤンバ制御方法
JPS62230417A (ja) 冷間圧延における圧延ロ−ルレベリング・鋼帯蛇行修正方法
JPH05239556A (ja) 金属帯の蛇行防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115