JPH089440Y2 - 放熱導体扇風機の結合構造 - Google Patents

放熱導体扇風機の結合構造

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JPH089440Y2
JPH089440Y2 JP1993063017U JP6301793U JPH089440Y2 JP H089440 Y2 JPH089440 Y2 JP H089440Y2 JP 1993063017 U JP1993063017 U JP 1993063017U JP 6301793 U JP6301793 U JP 6301793U JP H089440 Y2 JPH089440 Y2 JP H089440Y2
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JP
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radiator
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heat
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JP1993063017U
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JPH0730398U (ja
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慶昇 洪
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慶昇 洪
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案の放熱導体扇風機の結合構造
は、モーターを放熱導体に結合し、それから羽根をモー
ターに取付け、その放熱導体には収納空間が設けられ、
羽根はその空間内で回転することができ、そして羽根は
その周囲に設けられた放熱柱によって保護されるような
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の扇風機の構造は、図11,図12
に示す如く、羽根AとモーターBはプラスチックケース
C内で結合され、これにより扇風機は放熱の効果が得ら
れると共に、再び放熱羽根を利用して直接に扇風機と結
合している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
の放熱用の扇風機は多層の組合せが必要なため、その出
来上がった形は分厚くなる。本願は、従来の技術の有す
るこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、次のようなことのできるものを提供
しようとするものである。薄い厚さになると共に、より
良い放熱効果を有し、さらに組立時での人件費や材料の
コストを節約することができるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、モーターを放熱導体に結合し、羽根
をモーターに取付けたものにおいて、放熱導体には収納
空間が設けられ、収納空間の中心には軸孔が設けられ、
モーターの軸を軸孔に押し入れて固定され、羽根はこの
収納空間内で回転することができ、また収納空間の外側
に羽根を保護するための放熱柱が設けられた放熱導体扇
風機の結合構造である。
【0005】このほか、下記のように構成することがで
きる。 第1〜放熱導体の放熱柱は収納空間の周りを囲むように
設けられていると共に、その放熱柱は不同な高さに構成
され、やや低い方の放熱柱は収納空間の近くに設けら
れ、高い方の放熱柱は外側に設けることで、羽根はその
空間で回転でき保護されている。 第2〜放熱導体の放熱柱は収納空間の周りを囲むように
設けられていると共に、その収納空間はやや低い平面に
構成されている。 第3〜放熱柱の形状は同じ形状のもの、あるいは違う形
状のものに構成されている。 第4〜放熱導体において放熱柱と放熱柱との間には適当
な距離を有すると共に、その放熱柱の形状は円柱、また
は角柱など所望する形状に構成されている。
【0006】第5〜羽根の回転する空間の外側に位置す
る放熱柱の高さは、羽根の上部よりやや高くまたは同じ
高さのため、モーター及び羽根を保護するよう構成され
ている。 第6〜放熱柱の高さは羽根の底部より低くすることがで
きるため、羽根は放熱柱の上で回転するよう構成されて
いる。 第7〜放熱導体には放熱孔が設けられ、その放熱孔は円
孔または四角孔または槽孔など所望する形状の孔に構成
されている。 第8〜放熱導体は放熱柱の裡面に設けられ、発熱導体の
形状の凹んだ孔とは緊密に配合することができる。 第9〜放熱導体の周辺には欠け口が設けられ、その欠け
口には鈎あるいはほぞが係止することで当該放熱導体が
固定されている。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1が示す如く、本案は羽根1とモーター2と放熱導体3
などの主な部品より構成される。羽根1とモーター2は
従来の構造と同じもので、モーター2の底部に設けられ
た軸21は放熱導体3の軸孔の内径よりやや大きいため
図2が示す如く、軸21を放熱導体3の軸孔31に強く
押し入れて扇風機に構成されている。
【0008】そこで、本案の主な特徴は放熱導体3にあ
り、それは当該放熱導体3は直接に扇風機の外ケースに
することができることである。すなわち、放熱導体3に
はモーター2及び羽根1が回転できる収納空間30が設
けられ、収納空間30には軸孔31が設けられ、モータ
ー2の軸21は軸孔31に押し入れることで、モーター
2と放熱導体3とは結合することになり、さらに、放熱
導体3自身には数個の放熱柱32が設けられ、放熱柱3
2の柱と柱との間は適当な距離を保つよう構成されてい
る。この場合、放熱柱32の形は需要によって如何なる
適合な形に設計することができる。
【0009】そして、その放熱柱32は収納空間30の
周りを囲むように設けられ、その羽根1の回転する空間
の外側に位置する放熱柱32の高さは羽根1の上部より
やや高くまたは同じ高さに構成されている。また、羽根
1が回転する時に更により良い効果を得るため、羽根1
の回転する収納空間30の範囲内の放熱柱32の高さは
やや低く構成されている。このため、羽根1は放熱柱3
2とぶつかることはなく、外側に設けられたやや高い放
熱柱32はモーター2と羽根1を保護することができる
ものとなっている。
【0010】図3と図4は、本案のものの第2実施例に
関するものであるが、放熱導体3Aには同じように収納
空間30Aが設けられ、その収納空間30Aはモーター
2だけを収納することができ、そして軸孔31Aを以て
モーター2の軸21と結合し、また収納空間30Aの周
囲には数個の放熱柱32Aが設けられ、羽根1はその上
で回転することができるよう構成されている。
【0011】図5と図6は、本案のものの第3実施例に
関するものであるが、放熱導体3Bにも同じように収納
空間30B及びモーター3と結合する軸孔31Bが設け
られ、またこの収納空間30Bの周囲には輻射状の放熱
柱32Bが設けられ、そして収納空間30Bの近くに位
置する放熱柱32Bの高さがやや低いため、羽根1はそ
の上で回転することができ、そして収納空間30Bから
離れたところに位置する放熱柱32Bの高さはやや高い
ため、羽根1がその中で回転するのを保護することがで
きるよう構成されている。
【0012】図7と図8は、本案のものの第4実施例に
関するものであるが、放熱導体3Cには同じように放熱
柱32Cが設けられただけでなく、その他に放熱孔33
Cも設けられ、その放熱孔33Cは放熱の効果を向上す
ることができ、またその放熱孔33Cの形状は円孔、四
角孔、槽孔などあらゆる形状の孔にすることができる。
【0013】図9は、本案のものの第5実施例に関する
ものであるが、放熱導体3Dには同じように放熱柱32
Dが設けられただけでなく、その他に放熱柱32Dのも
う一つの底面には凹んだ孔33Dが設けられ、その凹ん
だ孔33Dは放熱導体3Dの下に隣接した発熱導体の形
状に配合できるように設計されたもので、放熱導体3D
は放熱しようとする発熱導体に緊密に配合することがで
き、より良い放熱効果を得ることができる。
【0014】図10は、本案のものの第6実施例に関す
るものであるが、放熱導体3Eにおいてその周辺に欠け
口33Eを設け、その欠け口33Eは鈎あるいはほぞが
係止されることで、当該放熱導体3Eが固定されてい
る。
【0015】作用について効果と共に説明する。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。放熱導体の扇風機の組立
工程がさらに簡単になると共に、材料も節約できる。ま
た、扇風機の厚さを薄くすることができるため、全体に
コンパクトになり、かつ、より良い放熱効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のものの分解斜視図である。
【図2】同上の組合せた状態の断面図である。
【図3】本案の放熱導体の第2実施例の斜視図である。
【図4】A−A線断面図である。
【図5】本案の放熱導体の第3実施例の斜視図である。
【図6】B−B線断面図である。
【図7】本案の放熱導体の第4実施例の斜視図である。
【図8】同上の正面図である。
【図9】本案の放熱導体の第5実施例の平面図である。
【図10】本案の放熱導体の第6実施例の正面図であ
る。
【図11】従来の扇風機の分解斜視図である。
【図12】同上の組合せた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 羽根 2 モーター 3,3A,3B,3C,3D,3E 放熱導体 21 軸 30,30A,30B 収納空間 31,31A,31B 軸孔 32,32A,32B,32C 放熱柱 33C 放熱孔 33D 凹んだ孔 33E 欠け口

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターを放熱導体に結合し、羽根をモ
    ーターに取付けたものにおいて、放熱導体には収納空間
    が設けられ、収納空間の中心には軸孔が設けられ、モー
    ターの軸を軸孔に押し入れて固定され、羽根はこの収納
    空間内で回転することができ、また収納空間の外側に羽
    根を保護するための放熱柱が設けられていることを特徴
    とする放熱導体扇風機の結合構造。
  2. 【請求項2】 放熱導体の放熱柱は収納空間の周りを囲
    むように設けられていると共に、その放熱柱は不同な高
    さに構成され、やや低い方の放熱柱は収納空間の近くに
    設けられ、高い方の放熱柱は外側に設けることで、羽根
    はその空間で回転できるように保護されている請求項1
    記載の放熱導体扇風機の結合構造。
  3. 【請求項3】 放熱導体の放熱柱は収納空間の周りを囲
    むように設けられていると共に、その収納空間はやや低
    い平面に構成された請求項1記載の放熱導体扇風機の結
    合構造。
  4. 【請求項4】 放熱柱の形は同じ形のもの、あるいは違
    う形のものに構成した請求項1あるいは請求項2記載の
    放熱導体扇風機の結合構造。
  5. 【請求項5】 放熱導体において放熱柱と放熱柱との間
    には適当な距離を有すると共に、その放熱柱の形状は円
    柱、または角柱など所望する形状に構成されている請求
    項1あるいは請求項2記載の放熱導体扇風機の結合構
    造。
  6. 【請求項6】 羽根の回転する空間の外側に位置する放
    熱柱の高さは、羽根の上部よりやや高くまたは同じ高さ
    のため、モーター及び羽根を保護するよう構成された請
    求項1あるいは請求項2記載の放熱導体扇風機の結合構
    造。
  7. 【請求項7】 放熱柱の高さは羽根の底部より低くする
    ことができるため、羽根は放熱柱の上で回転するよう構
    成された請求項1あるいは請求項2記載の放熱導体扇風
    機の結合構造。
  8. 【請求項8】 放熱導体には放熱孔が設けられ、その放
    熱孔は円孔または四角孔または槽孔など所望する形状の
    孔に構成された請求項1記載の放熱導体扇風機の結合構
    造。
  9. 【請求項9】 放熱導体は放熱柱の裡面に設けられ、発
    熱導体の形状の凹んだ孔とは緊密に配合することができ
    るものである請求項1記載の放熱導体扇風機の結合構
    造。
  10. 【請求項10】 放熱導体の周辺には欠け口が設けら
    れ、その欠け口には鈎あるいはほぞが係止することで当
    該放熱導体が固定されている請求項1記載の放熱導体扇
    風機の結合構造。
JP1993063017U 1993-10-28 1993-10-28 放熱導体扇風機の結合構造 Expired - Lifetime JPH089440Y2 (ja)

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JPH0730398U JPH0730398U (ja) 1995-06-06
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JP2548124B2 (ja) * 1985-08-29 1996-10-30 松下電器産業株式会社 ヒ−トシンク装置

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JPH0730398U (ja) 1995-06-06

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