JPH089394B2 - 薄板の包装方法 - Google Patents

薄板の包装方法

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JPH089394B2
JPH089394B2 JP24688086A JP24688086A JPH089394B2 JP H089394 B2 JPH089394 B2 JP H089394B2 JP 24688086 A JP24688086 A JP 24688086A JP 24688086 A JP24688086 A JP 24688086A JP H089394 B2 JPH089394 B2 JP H089394B2
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進一 周藤
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Nitoms Inc
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、弾力性を有する薄板、例えば板厚の薄い
金属板を円筒状に巻回した場合の包装に好適な薄板の包
装方法に関する。
〔従来の技術〕
商品の包装方法には商品の種類、寸法、個数などの様
々な要素に応じて種々の方法が導入されており、その商
品の特性や使用する人に応じてもいろいろ使い分けられ
ていた。
これらの包装方法には、例えば、箱に入れる際に一つ
一つの商品を一部重ね合わせるもの、商品を保持する型
板の型内に商品を入れるもの、巻いた後、巻きが戻らな
いように止めるように設定されているものなど種々の形
態が考えられ、実施されている。
ところで、弾性を有する薄い板状のものについては、
多数枚積層して包装するものと、上記のように一枚一枚
円筒状に巻回して包装するものに分れており、一枚単位
で販売するもので大きなものは、取り扱いに要する面積
が少なくなることから、円筒状に巻回して包装するもの
が大半である。そして、このように円筒状に巻回したも
のでは、予め設定した曲率まで丸めて、丸めたものの外
周に帯状にテープを巻き付け、さらにそのテープの端部
側を粘着テープなどの接着手段により接着して、筒状に
保持し、その円筒状に巻回した薄板を例えば円筒形や多
角筒形の包装箱に収容して販売に供していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
円筒状に巻回する場合、包装箱に多数収納できるよう
に、かつ店頭に場所をとらず多数陳列できるように、最
小限の直径となるように巻回するのが通例である。その
ため、止めテープを外す際に、薄板の弾性力により薄板
が急激に広がり、その縁部や角部で手を切ったりして怪
我をするといった事故が発生することがあった。
この発明は、上記のような従来技術の実情に鑑みなさ
れたもので、その目的は、怪我をする虞れもなく、従来
と同様の包装形態がとれる薄板の包装方法を提案するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術が抱える問題点を解決し、上記目的を達成す
るため、この発明は、円筒状物の外周寸法よりも大きな
内周寸法を有する輪状帯の中に円筒状物を挿入した後、
輪状帯の余った部分を円周方向に折り曲げて輪状帯の外
周部に重ね合わせ、重ね合わせた部分を円筒状物に直接
巻回した輪状帯の表面に離接自在に接着して薄板を筒状
に保持する構成にしてある。
〔作用〕
上記手段によれば、輪状帯を折り返して余った部分を
筒体に直接巻回された部分に接着しているので、当該接
着部分を外すと、薄板に加わっていた力が開放されて該
薄板が広がるが、広がる曲率は輪状帯の内周部の寸法に
よって規定される曲率までであって、無制限に広がるわ
けではないので接着を解いた時点で怪我をすることはほ
とんどない。また。曲率が大きくなると、弾性力も小さ
くなるため、輪状帯の内周部いっぱいに広げた後は、片
手の軽い握持力で薄板をおさえることができ、他方の手
で輪状帯を引き抜けばよい。輪状帯を引き抜いた後に握
持力を解いても急激に広がることはないので、このとき
にもほとんど怪我をする虞れはない。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図(a)に示すような、例えば弾性を備え
たステンレスティールの薄板1を同図(b)に示すよう
に予め設定された曲率に丸め、円筒状物2を形成する。
引き続いて同図(c)に示すように円筒状物2の一端3
から、止めテープ4が付設された輪状帯5を挿入する。
この輪状帯5は、円筒状物2の長手方向の長さに応じ
た予め設定された幅で、この円筒状物2の外周寸法より
も大きな内周寸法を備えて合成樹脂フィルムにより輪状
に形成されている。そして、一側の面の一部に粘着層4a
が形成された止めテープ4が、輪状帯5の外周面に貼着
されている。輪状帯5と止めテープ4は、このように別
体に形成されるだけでなく、その他に、第4図に示すよ
うに、一枚の帯状のものの両端部を互いに接着して、こ
の接着した部分5bに止めテープ4と同様の機能を備えさ
せることも可能である。また、止めテープ4および接着
した部分5bの外面には、粘着テープ6が貼付されるよう
になっている。
上記のような工程を辿った後、第1図(d)に示すよ
うに、円筒状物2の中央部に輪状体5が位置すると、止
めテープ4を半径方向外側、すなわち矢印A方向に引っ
張り、寸法が大きくて余った部分5aを止めテープ4と共
に同図(e)に示すように矢印B方向に折り曲げて、円
筒状物2の外周部に巻回された輪状体5の表面に重ね、
同図(f)に示すように粘着テープ6により接着する。
この工程により、弾性を有する薄板1が円筒状態に保持
される。そして、円筒状態が保持された、円筒状物2
を、図示しない円筒状や多角筒状に形成された包装箱に
入れて、販売に供する。
このように包装され薄板1の包装を解く場合には、ま
ず、図示しない包装箱から、円筒状物2を取り出し、第
2図(a)に示すように粘着テープ6を矢印C方向に引
っ張って輪状帯5の表面から剥がす。すると、円筒状物
2は弾性を備えたステンレススティールの薄板1から形
成されているので、輪状帯5の寸法が大きい分だけ同図
(b)に示すように矢印Dの方向に広がる。これによ
り、円筒状物2に貯えられていた強い弾性力は解放され
る。この状態で円筒状物2を片手で握持し、他方の手で
同図(c)に示すように輪状帯5を円筒状物2の一端3
から矢印E方向に抜き出せばよい。その後、円筒状物2
から手を離せば円筒状物2はゆっくりと広がる。このよ
うに円筒状物2は運搬や販売時に小さな直径となるよう
に丸めておいても包装を解く時には一旦ある程度大きな
直径に広げた後、輪状帯5を抜き出すようにしているの
で、薄板1が強い力をもって拡がるのを防止でき、怪我
をする虞れもほとんどない。このようにして、包装を解
いた後、同図(d)に示すように、薄板1を広げて、使
用に供することができる。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、予め設定された曲
率に巻回された薄板からなる円筒状物を、その曲率より
も大きな曲率になり得る輪状帯に挿入して、余った輪状
帯部分を折り曲げて固定し、円筒形状を保持せしめて包
装するこの発明によれば、包装を解く際に、接着部を剥
がしても、円筒状物は輪状帯によりその最大内径寸法ま
で広がるだけであり、それ以上の広がりは規制される。
したがって、従来のように薄板を巻回することにより蓄
えられた戻り力が急激に解放され、強い戻り力によって
薄板が平板状に広がることを防止することがで、これに
より薄板の急激な戻り力による広がり時に薄板の縁部や
角部が当って怪我をするというような虞れはほとんどな
く、安全な包装方法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
図はすべてこの発明の実施例に係る包装方法を説明する
ためのもので、第1図(a)から第1図(f)は包装方
法の手順を示す説明図、第2図(a)から第2図(d)
は薄板の包装を解く場合の手順を示す説明図、第3図は
輪状帯と止めテープと粘着テープの一例を示す分解斜視
図、第4図は輪状帯と止めテープと粘着テープの他の例
を示す分解斜視図である。 図中、1は薄板、2は円筒状物、4は止めテープ、5は
輪状帯、6は粘着テープである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾力性を有する薄板を筒状に巻回して形成
    された円筒状物の包装方法であって、前記円筒状物の外
    周寸法よりも大きな内周寸法を有する輪状帯の中に前記
    円筒状物を挿入した後、前記輪状帯の余った部分を円周
    方向に折り曲げて前記輪状帯の外周部に重ね合わせ、こ
    の重ね合わせた部分を前記円筒状物に直接巻回した前記
    輪状帯の表面に離接自在に接着して前記薄板を筒状に保
    持することを特徴とする薄板の包装方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記重ね
    合わせた部分の少なくとも先端部とこの先端部に位置す
    る前記輪状帯は粘着テープにより接着されていることを
    特徴とする薄板の包装方法。
JP24688086A 1986-10-17 1986-10-17 薄板の包装方法 Expired - Fee Related JPH089394B2 (ja)

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JPS63218061A JPS63218061A (ja) 1988-09-12
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