JPH089230A - 撮像装置のバックフォーカス調整機構 - Google Patents
撮像装置のバックフォーカス調整機構Info
- Publication number
- JPH089230A JPH089230A JP6132909A JP13290994A JPH089230A JP H089230 A JPH089230 A JP H089230A JP 6132909 A JP6132909 A JP 6132909A JP 13290994 A JP13290994 A JP 13290994A JP H089230 A JPH089230 A JP H089230A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image pickup
- lens
- focus
- adjusting mechanism
- pickup element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 撮像レンズと撮像素子の間隔を変えずにフォ
ーカス調整をすることにより、取付部材の一体化、高精
度化を図ることを目的とする。 【構成】 撮像レンズと撮像素子の間に片面に傾斜面を
形成した2枚の透明ガラス板9及び11を配置し、傾斜
面を摺動させてガラス厚を可変することにより、フォー
カスポイントを移動させてフォーカス調整を行なう構成
のバックフォーカス調整機構であり、撮像レンズと撮像
素子の間隔を変える必要がなくなり、レンズ取付部材と
撮像素子取付部材を一体化でき、光軸合わせ精度が増
す。
ーカス調整をすることにより、取付部材の一体化、高精
度化を図ることを目的とする。 【構成】 撮像レンズと撮像素子の間に片面に傾斜面を
形成した2枚の透明ガラス板9及び11を配置し、傾斜
面を摺動させてガラス厚を可変することにより、フォー
カスポイントを移動させてフォーカス調整を行なう構成
のバックフォーカス調整機構であり、撮像レンズと撮像
素子の間隔を変える必要がなくなり、レンズ取付部材と
撮像素子取付部材を一体化でき、光軸合わせ精度が増
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子等を用いた
撮像装置のバックフォーカス調整構造に関するものであ
る。
撮像装置のバックフォーカス調整構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置のフォーカス調整機構
は、撮像レンズと撮像素子の間隔を変えることによりフ
ォーカス調整を行なう構造である。その方法として、撮
像レンズを動かす方法と撮像素子を動かす方法がある。
いずれの場合も、レンズ取付部材と撮像素子取付部材は
別部材となる。撮像レンズを移動させるフォーカス調整
機構の構成及び作用を図2により説明する。レンズ取付
部材17の内周には、撮像レンズ7取付用雌ねじが、外
周には撮像装置枠体1の雌ねじと螺合する雄ねじが形成
されている。撮像素子6は弾性体4を介して撮像素子取
付部材3に押え板5により押圧固定されている。この撮
像素子ブロックは、ねじ18により撮像装置枠体1に螺
接される。撮像装置枠体1の雌ねじ形成部の一部にスリ
ットを設け、ねじ19のねじ込みにより、スリット部分
が締め付けられ、螺合するレンズ取付部材17を固定す
る。ここで、ねじ19を緩め、撮像レンズ7ごとレンズ
取付部材17を回転させ、螺合深さを加減してフォーカ
ス調整を行なう。
は、撮像レンズと撮像素子の間隔を変えることによりフ
ォーカス調整を行なう構造である。その方法として、撮
像レンズを動かす方法と撮像素子を動かす方法がある。
いずれの場合も、レンズ取付部材と撮像素子取付部材は
別部材となる。撮像レンズを移動させるフォーカス調整
機構の構成及び作用を図2により説明する。レンズ取付
部材17の内周には、撮像レンズ7取付用雌ねじが、外
周には撮像装置枠体1の雌ねじと螺合する雄ねじが形成
されている。撮像素子6は弾性体4を介して撮像素子取
付部材3に押え板5により押圧固定されている。この撮
像素子ブロックは、ねじ18により撮像装置枠体1に螺
接される。撮像装置枠体1の雌ねじ形成部の一部にスリ
ットを設け、ねじ19のねじ込みにより、スリット部分
が締め付けられ、螺合するレンズ取付部材17を固定す
る。ここで、ねじ19を緩め、撮像レンズ7ごとレンズ
取付部材17を回転させ、螺合深さを加減してフォーカ
ス調整を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
レンズ取付部材と撮像素子取付部材が別部材のため光軸
ずれが起る。また、レンズ取付部材外周雄ねじと撮像装
置枠体雌ねじとのすき間分の光軸ずれやレンズ傾きが発
生する。本発明の目的は、撮像レンズと撮像素子を同一
部材に取り付けることにより、光軸合わせ精度の向上を
図ることにある。
レンズ取付部材と撮像素子取付部材が別部材のため光軸
ずれが起る。また、レンズ取付部材外周雄ねじと撮像装
置枠体雌ねじとのすき間分の光軸ずれやレンズ傾きが発
生する。本発明の目的は、撮像レンズと撮像素子を同一
部材に取り付けることにより、光軸合わせ精度の向上を
図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、撮像レンズと撮像素子の間に片面に傾斜面
を形成した2枚のガラス板を配置し、傾斜面を摺動させ
てガラス厚を可変することにより、フォーカスポイント
を移動させてフォーカス調整を行なう構成としたもので
ある。
成するため、撮像レンズと撮像素子の間に片面に傾斜面
を形成した2枚のガラス板を配置し、傾斜面を摺動させ
てガラス厚を可変することにより、フォーカスポイント
を移動させてフォーカス調整を行なう構成としたもので
ある。
【0005】
【作用】撮像レンズと結像面の間にガラス板を介在させ
ると、その屈折率により、結像位置が移動する。介在す
るガラス板の厚さを可変することにより結像位置も可変
する。従って、撮像レンズと撮像素子の間隔を固定して
も、介在するガラス板の厚さを増減することによりフォ
ーカス調整が可能となる。
ると、その屈折率により、結像位置が移動する。介在す
るガラス板の厚さを可変することにより結像位置も可変
する。従って、撮像レンズと撮像素子の間隔を固定して
も、介在するガラス板の厚さを増減することによりフォ
ーカス調整が可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図
で、外筺フレーム1にねじ2により螺接される撮像ブロ
ック3には、撮像レンズ7取付用雌ねじが形成され、対
向する面には弾性枠体4を介して押え板5により撮像素
子6が押接固定される。撮像ブロック3の開孔部に挿
入、螺接される枠体8には、片面に傾斜を有する透明部
材9及び板状弾性体10により透明部材9に押接される
片面に傾斜を有する透明部材11が収納されている。透
明部材11は、ガイド部材12と調整ねじ13の螺合加
減により透明部材9との間で摺動移動する。電子回路基
板14は、絶縁板15を介してねじ16により撮像ブロ
ック3に螺接される。
で、外筺フレーム1にねじ2により螺接される撮像ブロ
ック3には、撮像レンズ7取付用雌ねじが形成され、対
向する面には弾性枠体4を介して押え板5により撮像素
子6が押接固定される。撮像ブロック3の開孔部に挿
入、螺接される枠体8には、片面に傾斜を有する透明部
材9及び板状弾性体10により透明部材9に押接される
片面に傾斜を有する透明部材11が収納されている。透
明部材11は、ガイド部材12と調整ねじ13の螺合加
減により透明部材9との間で摺動移動する。電子回路基
板14は、絶縁板15を介してねじ16により撮像ブロ
ック3に螺接される。
【0007】この構成において、撮像ブロック3には撮
像レンズ7と撮像素子6が直接取付けられるので、光軸
合わせ精度が向上する。片面に形成された傾斜面どうし
が対向するように配置された透明部材9は、枠体8に固
定される。透明部材11は板状弾性体10により押圧保
持されているので摺動できる。ガイド部材12に設けた
雌ねじと外筺フレーム1に回動可能に保持された調整ね
じ13の螺合加減により、ガイド部材12と透明部材1
1が上、下動する。これにより、透明部材全体の厚さが
変化し、フォーカスポイントが移動するため、撮像レン
ズ7と撮像素子6の間隔を変えずにフォーカス調整が可
能になる。
像レンズ7と撮像素子6が直接取付けられるので、光軸
合わせ精度が向上する。片面に形成された傾斜面どうし
が対向するように配置された透明部材9は、枠体8に固
定される。透明部材11は板状弾性体10により押圧保
持されているので摺動できる。ガイド部材12に設けた
雌ねじと外筺フレーム1に回動可能に保持された調整ね
じ13の螺合加減により、ガイド部材12と透明部材1
1が上、下動する。これにより、透明部材全体の厚さが
変化し、フォーカスポイントが移動するため、撮像レン
ズ7と撮像素子6の間隔を変えずにフォーカス調整が可
能になる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、撮像レンズと撮像素子
の間に介在する透明部材の厚さを可変し、フォーカスポ
イントを移動させてフォーカス調整を行なうので、撮像
レンズと撮像素子の間隔を一定にすることができる。そ
のため、取付部材の一体化が可能になり、光軸合わせ精
度の向上を図ることができる。
の間に介在する透明部材の厚さを可変し、フォーカスポ
イントを移動させてフォーカス調整を行なうので、撮像
レンズと撮像素子の間隔を一定にすることができる。そ
のため、取付部材の一体化が可能になり、光軸合わせ精
度の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】従来技術の一実施例を示す分解斜視図。
3 撮像ブロック、6 撮像素子、7 撮像レンズ、
9、10 透明部材。
9、10 透明部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像レンズ、レンズ取付部材、撮像素
子、撮像素子取付部材及び電気回路等が組み込まれた撮
像装置において、レンズ取付部材と撮像素子の間に複数
枚の透明板を配置し、該透明板に傾斜面を形成させ傾斜
面どうしを摺動させて厚さを可変することにより焦点位
置を移動させフォーカス調整を行なう手段を設けたこと
を特徴とする撮像装置のバックフォーカス調整機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、上記
レンズ取付部材と上記撮像素子取付部材を一体化したこ
とを特徴とする撮像装置のバックフォーカス調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132909A JPH089230A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 撮像装置のバックフォーカス調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132909A JPH089230A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 撮像装置のバックフォーカス調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089230A true JPH089230A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15092366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132909A Pending JPH089230A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 撮像装置のバックフォーカス調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089230A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6366323B1 (en) * | 1997-06-12 | 2002-04-02 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Digital camera with moveable image pickup device |
WO2012077265A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | 撮像ユニットの製造方法 |
JP2018185438A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 京セラ株式会社 | 撮像装置及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6132909A patent/JPH089230A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6366323B1 (en) * | 1997-06-12 | 2002-04-02 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Digital camera with moveable image pickup device |
USRE40609E1 (en) * | 1997-06-12 | 2008-12-23 | Hoya Corporation | Digital camera with moveable image pickup device |
USRE40610E1 (en) * | 1997-06-12 | 2008-12-23 | Hoya Corporation | Digital camera with moveable image pickup device |
WO2012077265A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | 撮像ユニットの製造方法 |
CN103261938A (zh) * | 2010-12-09 | 2013-08-21 | 柯尼卡美能达株式会社 | 拍摄单元的制造方法 |
JP2018185438A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 京セラ株式会社 | 撮像装置及びその製造方法 |
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