JPH088963B2 - シーマーの潤滑油循環方法 - Google Patents

シーマーの潤滑油循環方法

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JPH088963B2
JPH088963B2 JP2192994A JP19299490A JPH088963B2 JP H088963 B2 JPH088963 B2 JP H088963B2 JP 2192994 A JP2192994 A JP 2192994A JP 19299490 A JP19299490 A JP 19299490A JP H088963 B2 JPH088963 B2 JP H088963B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶詰製造時に缶蓋を缶胴に巻締めるシーマ
ーの潤滑油を、回収、濾過再生し、再びシーマーへ供給
するシーマーの潤滑油循環方法に関する。
(従来の技術) シーマーは、その運転中に回転部材や摩擦部材を潤滑
するため、オイル給油器からオイルの供給を受ける。該
オイルの内、シーマーのアッパーハウジングやメインシ
ャフト下端から流下したオイルは、水蒸気や摩滅金属粉
が混入しているだけなので、これを回収し濾過再生する
ことで再使用が可能である。
この再使用の一例が実開平2−17202号公報に示され
ている。即ち流下してきたオイルを廃油受けタンクに蓄
積し、該廃油を油水分離エレメントと油水分離フィルタ
ーに通し、再生油としてタンクに溜め、該再生油をシー
マーのオイル給油器に供給する潤滑油循環装置を備えた
シーマーが開示されている。これは、潤滑油の再使用に
よって、オイルコストを大巾に低減させる効果がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、該公知シーマーは、オイルコストの低減とい
う効果を奏するが、反面、缶詰は食品を詰める場合が大
半であるため、油水分離エレメントを常に効果的に働か
せておく必要があり、衛生面、及び費用面で、該エレメ
ントの寿命延長を図る必要があり、それが、新たな課題
となっている。
(課題を解決するための手段) 本発明はシーマーのアッパーハウジング内に溜まった
潤滑油を、油水分離ポットの底部側若くは下部側面から
該油水分離ポットへ流入させ、該油水分離ポットの上部
側から上澄みした潤滑油を、アッパーハウジングから該
ポットに流入してきた量だけ採油装置へ流出させ、該採
油装置に潤滑油が所望量溜まった時点で、潤滑油を濾過
装置へ送って濾過再生し、再びシーマー(の給油器)へ
送ることで、上記課題の解決を図るものである。
(作用) 本発明方法においては、アッパーハウジング内に溜っ
た潤滑油は、油水分離ポットの底部側若くは下部側面か
ら該ポットに流入し、該ポット内で比重差によって水分
等は底部側に、油と水の混合物は中層部に、そして、油
は上澄みとなって上部側に移動、分離する。その上澄み
となってほゞ油だけとなった潤滑油はアッパーハウジン
グから流入してきた量だけポットからあふれ出て採油装
置へ流入する。この採油装置に潤滑油がある程度貯溜し
たら、潤滑油を濾過装置へ送り濾過再生する。即ち、濾
過再生される潤滑油は、ポットで上澄みとなったほとん
ど油だけなので、濾過再生装置にかかる負担は、極めて
小さくなる。
(実 施 例) 第1図は、本例におけるシーマーにおける潤滑油循環
方法を示す系統図であり、図中、5は缶胴に缶蓋を巻締
める公知のシーマーである。シーマー5が毎分1600缶の
製造能力を備えている場合、シーマー5へ潤滑油を供給
する給油器4は、4程の容積をしており、潤滑油は毎
時1.6の量で徐々にシーマー5内へ滴下供給される。
シーマー5のアッパーハウジング51の回転部は、潤滑
後、潤滑油をアッパーハウジング51内に飛散させ、潤滑
油はアッパーハウジング51内に溜まる。その量はシーマ
ー5に供給された潤滑油の約半分程になる。
この不純物を含んだ潤滑油は、アッパーハウジング51
の底から導入管10を通って油水分解ポット1内へ流入す
る(ポット1の断面は第2図に示される)。該導入管10
の入口開口部11は、該ポット1の底部側に位置してお
り、採油装置2へ上澄みした潤滑油を送り出す導出管12
の出口開口部13は、該ポット1の上部側に位置してい
る。
従って、該導入管10の入口開口部11と導出管12の出口
開口部13との高さの差が、不純物を含んだ潤滑油を、比
重差によって分離させる。なお、出口開口部13若くは導
出管12にフィルター等の不純物を除去する部材を設置し
ても良い。
さらに、油水分離ポット1は、水検出センサー14と、
ポット1の底に開口する導管16と、水検出センサー14の
指令により作動し、導管16を開閉する電磁弁15を備えて
いる。
従って、水検出センサー14が水を検出すると、電磁弁
15が作動して導管16から水を排出させることができる。
なお、該電磁弁15に手動スイッチを付けポット1に覗き
窓若くはポット1を透明な材質で作り、目視で水を排出
するようにしてもよい。
採油装置2はポット1の導出管12から流入してきた上
澄み潤滑油が、レベルセンサー21によって、所定量(本
例では約18)溜まったと確認されると、ポンプ20が作
動し、濾過装置3に上澄み潤滑油を送り、再使用可能な
潤滑油に濾過再生する。
濾過装置3は、第3図を参照し、ヒーター31を備えた
タンク32を備えている。採油装置2から送られてきた潤
滑油は、このタンク内で60〜70℃に昇温され、粘度が低
下される。潤滑油が充分に昇温すると、ポンプ33が作動
し、潤滑油は1〜3Kg/cm2の圧力と500cc/分の流量で、
流量調整弁35と圧力計36を通って、2連に設けた油水分
離エレメント37,37′とそれに続く油水分離フィルター6
0へ送られ、濾過再生される。これらエレメント、フィ
ルターは何れも公知なものである。油水分離フィルター
60で分離された水分は、水感知センサー61で検出され、
電磁バルブ62を通って排出される。
濾過再生した潤滑油は、濁り度合を検知するセンサー
63によって検査され、問題がなければ、電磁バルブ65を
通って再生油タンク66へ送られる。
もしもセンサー63が1000ppm以上の濁りを検出する
と、電磁バルブ65は閉じ、センサー63とバルブ65との間
におかれる他の電磁バルブ64が開き、ポンプ33が停止し
潤滑油はタンク32へ戻され、エレメント37,37′が交換
される。
又、圧力計36が5Kg/cm2以上になった場合もエレメン
トが目詰まりを起こしたと予想できるため、リリーフ弁
34が開いて、潤滑油はタンク32へ戻され、エレメント3
7,37′が交換される。なお、フィルター60の交換は年に
1回位で足りる。
さらに、給油器4のレベルセンサー41ガ給油器4に潤
滑油が無いことを検出すると、ポンプ68が作動し、再生
油タンク66のレベルセンサー67が潤滑油を検出している
場合は、電磁バルブ69が開いて給油器4へ再生潤滑油を
供給し、又、再生油タンク66が空になった場合は、他の
電磁バルブ71が開いて新油タンク70から給油器4へ新し
い潤滑油が供給される。
(発明の効果) 本発明によれば、濾過装置に不純物のほとんど無い潤
滑油が供給されるので、濾過エレメントの寿命が飛躍的
に延びると共に、エレメントを交換する手間が大巾に省
けるという付帯的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のシーマーの潤滑油循環方法を示
す系統図、 第2図はそれに使用した油水分離ポットの断面図、 第3図は本発明実施例での採油装置、濾過装置、新油タ
ンク及び給油器の回路図である。 1……油水分離ポット、2……採油装置、3……濾過装
置、4……給油器、5……シーマー、10……導入管、12
……導出管、51……アーパーハウジング、66……再生油
タンク。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 35/02 B21D 51/30 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーマーのアッパーハウジングから流出し
    てきた潤滑油を回収、濾過再生し、再びシーマーへ供給
    するシーマーの潤滑油循環方法において、 該アッパーハウジング内に溜まった潤滑油を、油水分離
    ポットの底部側若くは下部側面から該油水分離ポットへ
    流入させ、該油水分離ポットの上部側から上澄みした潤
    滑油を、アッパーハウジングから油水分離ポットへ流入
    してきた量だけ採油装置へ流出させ、該採油装置に潤滑
    油が所望量溜まると、該潤滑油を濾過装置で濾過再生
    し、再びシーマーに供給する ことを特徴とするシーマーの潤滑油循環方法。
  2. 【請求項2】油水分離ポットの底から、油水分離ポット
    内に溜まった不純物を排出する工程を含む請求項1記載
    のシーマーの潤滑油循環方法。
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JP6211494B2 (ja) * 2014-09-10 2017-10-11 富士フイルム株式会社 分液装置

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