JPH088919A - 衛星通信方式 - Google Patents

衛星通信方式

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JPH088919A
JPH088919A JP13433594A JP13433594A JPH088919A JP H088919 A JPH088919 A JP H088919A JP 13433594 A JP13433594 A JP 13433594A JP 13433594 A JP13433594 A JP 13433594A JP H088919 A JPH088919 A JP H088919A
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JP
Japan
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cell
information
input
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satellite
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JP13433594A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ota
厚 太田
Kazuyasu Okada
一泰 岡田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星TDMA回線でATM信号を伝送する際
にセル転送タイミングの情報をユーザ情報セルと共に伝
送してセル遅延ゆらぎ(CDV)を補償する方式に関
し、衛星TDMA回線で発生するCDVの値を従来より
小さく抑えることを目的とする。 【構成】 送信地球局に入力されるユーザ情報セルの入
力時刻及び上記制御フレーム内に入力されるユーザ情報
セル数を得る手段と、上記のユーザ情報セルの入力時刻
を変数とした評価関数を用いることによりセル遅延ゆら
ぎ分布を評価する手段と、該評価手段により得られた評
価値により上記セル転送間隔情報を補正する手段とを供
えることにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モード(A
TM:Asynchronous Transfer
Mode)を適用した地上通信網と時分割多元接続方式
(TDMA:Time Division Multi
ple Access)を適用した衛星通信網とを効率
的に接続する通信方式において、セル遅延ゆらぎ(CD
V:Cell Delay Variation)に起
因する伝送品質の劣化を、伝送効率を低下させることな
く防止することのできる制御方式に関する。本発明は、
特に衛星TDMA回線に地上ATM通信網を接続する地
球局で利用する。
【0002】
【従来の技術】ATMでは、様々な伝送速度の回線を単
一のネットワークに収容するために、回線毎にセル転送
用の固定タイムスロットを設定せず非同期転送を行って
いる。53バイトの固定長のセルを用いて様々な伝送速
度に対応するためには、単位時間内に転送される情報
量、つまり情報を含んだユーザ情報セルの転送間隔は回
線の伝送速度に応じて変化する。
【0003】また、地上ATM網では、伝送速度が一定
の固定ビットレート(CBR:Continuous
Bit−Rate)信号と共に、時間的に伝送速度が変
化する可変ビットレート(VBR:Variable
Bit−Rate)信号が提供される予定である。
【0004】この様に情報転送の柔軟性の高いATM通
信においては、交換ノード及び受信端末でのバッファオ
ーバフロー及びアンダフローを防ぐために、適切な回線
設計と品質管理が要求されている。従って、伝送路上で
のトラヒック特性の変化を意味するセル転送間隔の変
動、つまりセル遅延ゆらぎは極力抑えられなければなら
ない。
【0005】一方、衛星TDMA回線にてATMセルを
転送する場合には、ユーザ情報セルをピックアップして
TDMAバーストにバースト状に収容して転送する為
に、個々のセルの転送間隔は一時的に失われることにな
る。
【0006】このために発生する送受信地球局間でのセ
ル遅延ゆらぎを補償するための方式が、本願と同一の発
明者により、“特願平5−34966号「衛星通信方
式」”(又は電子情報通信学会1993年春季全国大会
B−178、「タイムスタンプを利用したATM/TD
MA変換方式の検討」)に提案されている。
【0007】以下、上記“特願平5−34966号「衛
星通信方式」”の内容を従来の技術として位置付け、こ
れについて説明する。図3は、従来のCDV特性の補償
方式の概略を示す図である。
【0008】同図において、数字符号300は送信地球
局側での入力セル列、310は衛星TDMA回線にて伝
送されるTDMAバースト信号、320は受信地球局に
てCDV劣化補償処理後の出力セル列、301〜305
はユーザ情報セル、311,312はTDMAバースト
を表す。
【0009】送信地球局に入力された入力セル列300
は、制御フレームの周期、Tc毎に、最初に入力された
ユーザ情報セル301及び304の入力時刻情報Tb#1
=2,Tb#2=5、及び最後に入力されたユーザ情報セ
ル303及び305の入力時刻情報Te#1=14,Te
#2=11を記録すると共に、Tc毎の入力ユーザ情報セ
ル数をカウント(N#1=3,N#2=2)する。
【0010】TDMAバースト信号310では、ユーザ
情報セル301〜305と共に、入力時刻情報Tb及び
Teと入力セル数情報NをTDMAバースト311,3
12に収容し伝送する。受信地球局においては、受信し
た入力時刻情報及び入力セル数情報を基に、制御フレー
ム内でk番目のユーザ情報セルの送出位置T(k)を
“数1”により決定する。
【0011】
【数1】
【0012】出力セル列320の場合、ユーザ情報セル
301〜303及びユーザ情報セル304〜305のセ
ル転送間隔は計算により、両制御フレーム共に6セルと
なる。Tc毎の先頭のユーザ情報セル301及び304
の送出位置は、入力時刻情報Tb#1,Tb#2により決定
される。この様にして、入力時のユーザ情報セルの転送
間隔を受信地球局にて近似的に再現することが出来る。
【0013】図4は従来の技術における送信地球局での
処理フローを示している。同図において送信地球局側に
セルが入力された場合、まずセルの入力時刻を更新し、
ユーザ情報セルと空きセルを分離し、ユーザ情報セルに
対してのみセル間隔情報の収集処理を行う。
【0014】セル間隔情報は回線毎に収集されるため、
アドレスフィルタにより回線の識別を行い、回線毎に制
御フレーム内の入力セル数N、最初と最後のユーザ情報
セルTb,Teを収集する。セル受信時に制御フレーム
の更新が行なわれる際には、セル間隔情報をTDMA装
置に転送すると共に、入力セル数に関するメモリのリセ
ットを行う。なお、一連の処理はセル間隔情報の収集フ
ローであり、上記処理と共にユーザ情報セルのRAMメ
モリへの蓄積、及びTDMA装置への出力管理制御も平
行して行われている。
【0015】図5は従来の技術における受信地球局での
処理フローを示している。図図において、受信したTD
MAバースト信号は、TDMA装置にてユーザ情報セル
とセル間隔情報とに分離される。ユーザ情報セルはRA
Mメモリに蓄積され、一方で回線毎のセル間隔情報N,
Tb,Teを用いて、回線毎に制御フレーム内のk番目
に入力されたセルの出力タイミングを前記“数1”を用
いて決定する。
【0016】そして、あらゆる回線に対して行われたセ
ル送出タイミングの計算結果を取りまとめ、全回線に対
するセル出力プランを作成し、これを基にRAMメモリ
からのセル出力の管理を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、従来
の方式においては、制御フレーム長により若干の違いは
あるが、CDV分布幅は概ね制御フレーム長の2倍程度
の範囲となる。CDV分布幅を小さな値に抑えるために
は、制御フレーム長を短くとれば良いが、これは、処理
に伴う負荷の増大をもたらすと共に、送受信地球局間で
転送すべき情報量を増大させることになる。周波数資源
が有限である衛星通信においては伝送効率の向上は必須
であり、伝送効率を低下させずに、CDV分布幅を抑え
る必要がある。
【0018】本発明は衛星TDMA回線にてATM信号
を伝送する際に、セル転送タイミングに関する情報とし
て制御フレーム内に入力されるセル数Nと、制御フレー
ム内の最初と最後に入力されたユーザ情報セルの入力時
刻Tb,Teを用いる上述の様な方式において、最初と
最後のユーザ情報セルの入力時刻Tb,Teを適切な値
に変換することにより、衛星TDMA回線にて発生する
CDVの値をより小さな値に抑えることのできる手段を
提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記「特許請求の範囲」に記載した手段により
達成される。
【0020】すなわち、本発明は、非同期転送モードを
適用した地上通信網に接続され、連続的に入力される非
同期転送モードの伝送単位となる固定長バケット即ち
“セルの集団”の中から加入者の情報を含んだセル即ち
“ユーザ情報セル”を取り出し複数個まとめてTDMA
バースト信号を構成して通信衛星に送信する送信地球局
と、該通信衛星を介して受信したTDMAバースト信号
から“ユーザ情報セル”を取り出して地上通信網に転送
する受信地球局とを備え、
【0021】一連の周期的な制御の単位時間即ち“制御
フレーム”を単位とし、上記送信地球局はユーザ情報セ
ルの入力時の転送セル間隔に関する情報即ち“セル間隔
情報”をユーザ情報セルと共に上記受信地球局に転送す
る手段を持ち、上記受信地球局は該セル間隔情報を用い
て入力時のセル転送間隔を近似的に再現する転送タイミ
ングを求める手段を持ち、受信したユーザ情報セルを上
記転送タイミングに従い送出する衛星通信方式におい
て、
【0022】送信地球局に、入力されるユーザ情報セル
の入力時刻及び上記制御フレーム内に入力されるユーザ
情報セル数を得る手段と、上記のユーザ情報セルの入力
時刻を変数とした評価関数を用いることによりセル遅延
ゆらぎ分布を評価する手段と、該評価手段により得られ
た評価値により上記セル転送間隔情報を補正する手段と
を備えた衛星通信方式である。
【0023】
【作用】前述した従来の技術においては、セル間隔情報
として転送すべき情報は、制御フレーム内の最初と最後
のユーザ情報セルの入力時刻Tb及びTeと、制御フレ
ーム内に入力されたユーザ情報セルの数Nであった。T
b及びTeに係る情報により、制御フレーム内の平均伝
送速度を、それ以前より正確に表現することが可能とな
った。
【0024】しかし、TbからTeまでの区間内にどの
様に分布しているかという情報はセル間隔情報内には反
映されていなかった。そこで、本発明では入力されるユ
ーザ情報セルの個々の入力時刻を変数とする評価関数を
設定し、その評価関数値を最良にするようにTbとTe
を変換することにより、発生するCDVを小さな値に抑
え伝送品質の向上を図る。
【0025】評価関数の例としては、前記“数1”によ
り求まるタイミングで送出される制御フレーム内の全て
のユーザ情報セルのCDV値の最大値を選ぶことが理想
的であるが、このCDV値の最大値を最小にするTb及
びTeの決定処理に要する負荷を低減するために、その
他の簡易な評価関数を用いることも可能である。簡易な
評価関数の例としては、CDVのN次のモーメントの総
和を制御フレーム毎に最小化する方式などがあげられ
る。
【0026】以上の手法により、転送すべきセル間隔情
報量を増やすことなく従来方式よりもCDVを低く抑え
ることが可能になる。また、これは、従来方式と同程度
のCDVを認めるならば、転送すべきセル間隔情報量を
減らす効果を与えることになる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例における送信地球
局側でのTb及びTeを最適化するための処理の概略を
示すフローチャートである。本実施例では、評価関数と
してユーザ情報セルのCDV値の2次のモーメントの総
和を選んだ。具体的な評価関数を“数2”に示す。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、t(k)及びT(k)は制御フレ
ーム内に入力されたk番目のユーザ情報セルの入力時刻
及び“数1”にて求まる出力時刻を表す。図1におい
て、全体の処理の流れは、大きく分けてセルの入力毎に
行うセル個別の処理と、制御フレーム終了後に一括して
行う制御フレーム毎の処理に分かれる。
【0030】セル個別の処理としては、まずユーザ情報
セルの入力毎に回線の識別を行い、該当する回線毎に制
御フレーム内の入力セル数(N)、入力時刻の総和(S
um(t))、入力時刻(t)と既に入力されているセ
ル数(k)の総和(Sum(kt))、及び制御フレー
ムの最初と最後の入力時刻(tb及びte)のデータを
収集する。
【0031】そして、制御フレームが切り替わった後
に、制御フレーム毎の処理として、上記情報を用いて全
回線のセル間隔情報の最適化を行う。回線毎の最適化処
理の手順を以下に示す。
【0032】まず、制御フレーム内の入力セル数が0〜
2セルの場合には、タイムスタンプ情報のみで完全に基
の状態を再現可能なので、そのままの値をセル間隔情報
として用いる。入力セル数が3セル以上の場合には、ま
ず、“数3”,“数4”により暫定的なTb及びTeの
最適値を求める。
【0033】
【数3】
【0034】
【数4】
【0035】ここでΣの項はそれぞれSum(kt)及
びSum(t)によりユーザ情報セルの入力毎に逐次加
算したメモリ値を用いる。このTb及びTeの暫定値に
対し、システムの安定性を考慮して“数5”,“数6”
の条件を満たす範囲にTbおよびTeを制限する。
【0036】
【数5】
【0037】
【数6】
【0038】従って、Tb及びTeがこの範囲外であっ
た場合には、この範囲内の最も近い値への置き換えを行
う。これは入力時のセルの分布に大きな片寄りがあった
場合でも、システムの安定動作とCDV補償特性を向上
させることを目的として与えた条件である。以上の処理
によりセル間隔情報の最適値を決定し、新たな制御フレ
ームの開始と共にメモリのリセットを行う。
【0039】なお、上記実施例にて説明した一連の処理
は、従来の方式(特願平5−34966号「衛星通信方
式」)における送信地球側の処理に加えられるものであ
り、受信地球側の処理には変更点はない。また、ここで
は、“数2”で表される評価関数、及び条件式“数3”
〜“数6”として、比較的簡易なものを紹介したが、同
様の効果を得ることを目的として、その他の評価関数、
及び条件式を用いることも可能である。
【0040】さらに、本願発明者の提案に成る“特願平
5−224343号「衛星通信方式」”には、制御フレ
ーム内の入力セル数Nの値を直接送受信地球局間で転送
する代わりに、制御フレームの終了時までの入力セル数
の累積値Mを転送する手段を有するものが開示されてい
る。
【0041】前記“数1”〜“数4”の計算には、制御
フレーム毎の入力セル数Nが必要となるが、入力セルの
数の累積値Mを用いた場合でも、入力セル数の累積値M
の差分を連続した制御フレーム間で求めることにより、
容易に制御フレーム内の入力セル数Nを算出することが
可能である。
【0042】従って“特願平5−224343号「衛星
通信方式」”のような入力セル数の累積値を転送する方
式に対しても入力セル数を得る手段を講ずることができ
るから、本発明を適用することが可能である。
【0043】図2は、本実施例におけるATM/TDM
A変換装置の構成の例を示している。同図において、2
01は地上網インタフェース部、202はセル入力管理
回路、203はVPI/VCIテーブル、204はRA
Mメモリ、205はセル数カウンタ、206は入力時刻
カウンタ、207はセル出力管理回路、208はセル間
隔情報補正回路、209はTDMA装置、210はセル
入力管理回路、211はVPI/VCIテーブル、21
2はRAMメモリ、213はセル出力管理回路を示して
いる。
【0044】地上網より入力されたATM信号は、地上
網インタフェース部201にてATMセル列に変換さ
れ、セル入力管理回路202に入力される。VPI/V
CIテーブル203ではTDMA装置209より得られ
た送信側回線設定情報を基に、ATMセルのヘッダ情報
内のVPI/VCI値と、割り当てTDMAバーストと
の対応を管理する。
【0045】このVPI/VCIテーブル203の情報
を基に、セル入力管理回路202では、入力されたユー
ザ情報セルの回線識別を行い、ユーザ情報セルをRAM
メモリ204に入力する。この際、回線毎のセルの入力
情報は、セル数カウンタ205、入力時刻カウンタ20
6に送られ、入力セル数及び入力時刻に関する情報をセ
ル間隔情報補正回路208にて収集する。
【0046】セル間隔情報補正回路208では、入力セ
ル数及び入力時刻に関する情報に対し、所定の評価関数
により前記図1に示した様なTb及びTeの最適化処理
を行う。この最適化されたセル間隔情報はTDMA装置
209に送られる。
【0047】そして、所定のTDMAバーストにユーザ
情報セルと共に収容される。また、RAMメモリ204
に一旦収容されていたユーザ情報セルは、セル出力管理
回路207にて出力制御され、収容されるTDMAバー
スト毎にTDMA装置209に送られ、衛星回線に送出
される。
【0048】一方、衛星回線より受信した信号は、TD
MA装置209にてユーザ情報セルとセル間隔情報に分
離され、それぞれセル入力管理回路210、セル出力管
理回路213に入力される。
【0049】セル入力管理回路210では、TDMA装
置209より指示された受信回線設定情報をもとに作成
されるVPI/VCIテーブル211を参照し、ユーザ
情報セルの回線毎の識別を行いながら、RAMメモリ2
12への書き込みのアドレス管理を行う。
【0050】セル出力管理回路213では、セル間隔情
報を基にセル送出タイミングを決定し、このタイミング
に従いRAMメモリ212よりのセルの送出を管理す
る。送出されるセルは、地上網インタフェース部201
にて再度SDHフレームに組まれ、地上網に送出され
る。
【0051】
【発明の効果】図6に本発明によるCDV補償特性の改
善効果を示す。同図には、従来方式を適用した場合のC
DV分布幅の最悪値を(a)、上記本発明の実施例の適
用によるCDV分布幅の最悪値を(b)、評価関数とし
て前記“数1”より求まるタイミングで送出される制御
フレーム内の全てのユーザ情報セルのCDV値の最大値
を最小にするTb,Teを全パターン検索して求めた場
合のCDV分布幅の最悪値を(c)として、制御フレー
ム周期Tc依存性として示している。
【0052】条件としては、伝送路のインタフェース速
度として約150Mbpsを仮定した。本図より、従来
の方式を適用した場合のCDV分布幅に対し、上記実施
例を適用した場合で約30%、評価関数を最良に設定し
た場合で約50%のCDV分布幅の抑制が可能となるこ
とが分かる。
【0053】以上説明した様に、本発明は衛星TDMA
回線にてATM信号を伝送する際に、セル転送タイミン
グに関する情報を情報セルと共に伝送して、遅延ゆらぎ
を補償可能とした従来の方式において、制御フレーム内
のユーザ情報セルの分布を反映したセル間隔情報を転送
することにより、CDVに関する伝送品質、及び伝送効
率を向上する効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の送信地球局側でのTbおよびTeを最
適化するための処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【図2】実施例のATM/TDMA変換装置の構成の例
を示す図である。
【図3】従来のCDV補償の方式の概略を示す図であ
る。
【図4】従来の送信地球局での処理の概略を示すフロー
チャートである。
【図5】従来の受信地球局での処理の概略を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明によるCDV補償特性の改善効果につい
て示す図である。
【符号の説明】
201 地上網インタフェース部 202 セル入力管理回路 203 VPI/VCIテーブル 204 RAMメモリ 205 セル数カウンタ 206 入力時刻カウンタ 207 セル出力管理回路 208 セル間隔情報補正回路 209 TDMA装置 210 セル入力管理回路 211 VPI/VCIテーブル 212 RAMメモリ 213 セル出力管理回路 300 送信地球局側での入力セル列 301〜305 ユーザ情報セル 310 衛星TDMA回線にて伝送されるTDMAバ
ースト信号 311〜312 TDMAバースト 320 受信地球局にてCDV劣化補償処理後の出力
セル列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードを適用した地上通信網
    に接続され、連続的に入力される非同期転送モードの伝
    送単位となる固定長バケット即ち“セルの集団”の中か
    ら加入者の情報を含んだセル即ち“ユーザ情報セル”を
    取り出し複数個まとめてTDMAバースト信号を構成し
    て通信衛星に送信する送信地球局と、 該通信衛星を介して受信したTDMAバースト信号から
    “ユーザ情報セル”を取り出して地上通信網に転送する
    受信地球局とを備え、 一連の周期的な制御の単位時間即ち“制御フレーム”を
    単位とし、 上記送信地球局はユーザ情報セルの入力時の転送セル間
    隔に関する情報即ち“セル間隔情報”をユーザ情報セル
    と共に上記受信地球局に転送する手段を持ち、 上記受信地球局は該セル間隔情報を用いて入力時のセル
    転送間隔を近似的に再現する転送タイミングを求める手
    段を持ち、受信したユーザ情報セルを上記転送タイミン
    グに従い送出する衛星通信方式において、 上記送信地球局に、入力されるユーザ情報セルの入力時
    刻及び上記制御フレーム内に入力されるユーザ情報セル
    数を得る手段と、 上記ユーザ情報セルの入力時刻を変数とした評価関数を
    用いることによりセル遅延ゆらぎ分布を評価する手段
    と、 該評価手段により得られた評価値により上記セル転送間
    隔情報を補正する手段とを備えたことを特徴とする衛星
    通信方式。
JP13433594A 1994-06-16 1994-06-16 衛星通信方式 Pending JPH088919A (ja)

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