JPH0888B2 - 椅子用足係止装置 - Google Patents

椅子用足係止装置

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JPH0888B2
JPH0888B2 JP3266584A JP26658491A JPH0888B2 JP H0888 B2 JPH0888 B2 JP H0888B2 JP 3266584 A JP3266584 A JP 3266584A JP 26658491 A JP26658491 A JP 26658491A JP H0888 B2 JPH0888 B2 JP H0888B2
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JP
Japan
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chair
foot
locking
locking device
attached
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JP3266584A
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JPH05130924A (ja
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道彦 森
Original Assignee
道彦 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学習あるいは事務用に
用いる椅子用足係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】学習または事務等において、椅子へ長時
間座っていると、身体特に下半身部に疲労を感じるた
め、時折、足を伸ばしたり椅子の中へ畳み込んだりして
その疲労感を解消したりしていた。
【0003】しかし、前記した動作は、疲労感と共に絶
え間なく行なわなければならないので、着座者は主たる
学習または事務作業に支障を来すものであった。
【0004】そのため、着座したとき、足を所定高さに
支承させることにより、前記欠点を解消させる等のため
の足掛け付きの椅子がいくつか開発されている。
【0005】例えば、実開昭58-95754号公報所載の椅子
の足掛装置や、実開昭61-31249号公報所載のいすの足の
せ装置、あるいは、特開昭57-75615号公報所載の足掛け
台を有する回転椅子等が知られている。
【0006】しかしながら、前記したいずれの技術は、
図5に示すように、椅子20に着座した者の足の平22を、
椅子20に設けた足掛部、あるいは、足のせ部21へ乗せる
構成のものであるから、椅子20への着座者の足の平22
は、床面23に対して略平行に位置するので、おのずと踵
骨腱が伸縮した状態となって、脊椎神経を無意識に刺激
し、必然的に前かがみになりやすく、いわゆる、猫背と
なって作業姿勢を悪化させ不健康となる問題点を有する
ものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、椅子における脚
部において、着座して足の爪先を床に付けたとき、該足
の甲部に係合する係止杆を着座方向と平行させた係止部
材を配設することにより、着座した者の足の爪先が床に
接地し、踵が浮いた、いわゆる、足部がくの字状に位置
させこれにより脊椎を伸張させて、正常な着座姿勢を維
持することができる椅子用足係止装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、椅子における脚部において、着
座して足の爪先を床に付けたとき、該足の甲部に係合す
る係止杆を着座方向と平行させた係止部材を配設した、
椅子用足係止装置の構成にある。
【0009】また、前記した係止部材は、その基部にお
いて椅子における脚部へ昇降自在に取り付ける調整手段
と、該調整手段より延設した保持部材と、この保持部材
へ進退自在に取り付けられる移動部材と、該移動部材の
外端に設けた係止杆と、からなる椅子用足係止装置の構
成にある。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成により以下に述べる作用
を奏する。椅子における脚部において、着座して足の爪
先を床に付けたとき、該足の甲部に係合する係止杆を着
座方向と平行させた係止部材を配設することにより、座
板に着座した後、脚を折り曲げて係止部材における係止
杆の後側に両足を回し、該足の甲部を前記係止杆へ係合
させて身体を起こすと、足はその足の爪先が床に接地
し、踵が浮いた、いわゆる、足部がくの字状なる。
【0011】したがって、前記足部のくの字状態により
脊椎が伸張し、正常の着座姿勢により学習や事務作業が
できる。
【0012】
【実施例】次に本発明に関する椅子用足係止装置の実施
の一例を、図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図3においてAは、学習または事務
用の回転椅子で、座板1の下部に垂下した固定軸2を、
下部にキャスター3を取り付けた四方状の脚部4におけ
る軸受筒5へ挿嵌することにより、座板1の高さ調整と
旋回とを自在としてあると共に、前記座板1の一側には
枠杆6を介して背もたれ7を取り付けてある。
【0014】bは前記椅子Aの脚部4に取り付けた係止
部材で、その一側の基部において設けた環状の調整手段
8を前記脚部4へ昇降自在に取り付けて、その側部に設
けた止めねじ等の固定部材9により任意位置に固着でき
るようにしてあり、該調整手段8から前方へ下向き傾斜
に丸、または、角パイプ状の保持部材10を延設してあっ
て、この保持部材10内へ丸、または、角パイプ状の移動
部材11を進退自在に挿嵌してある。
【0015】そして、この移動部材11の外端には着座方
向と平行させた丸棒状の係止杆12を前記座板1の前縁下
方に位置するように設けてあるもので、この位置は前記
移動部材11の進退により適宜調整されるもので、例え
ば、図2に示すように、移動部材11へ間隔的に多数の受
孔13を穿設し、この受孔13に合致する係止孔14を保持部
材10を設けて、これら孔13,14を止めピン15により連結
することにより一体化されるもので、前記受孔12への止
めピン15の付け替えにより前記した係止杆12の対応位置
を変化させることができるものであって、前記座板1へ
着座し、脚を折り曲げて係止部材bにおける係止杆14の
後側に足部を回した後、この足の爪先を床に付け、該足
の甲部を係合させると、上体はこの係止杆14を支点とし
て後方へ反り返る状態となるので、着座した者の背筋が
ピンと伸張される。
【0016】図4は折畳式の椅子Aに係止部材bを設け
た例を示すもので、慣用の折畳椅子A、すなわち、座板
1と、脚部4と、背もたれ7とから折り畳み自在となる
ものであって、その脚部4において、該脚部4と略同効
質の係止杆を着座方向と平行させて取り付けてあるもの
で、この脚部4へ間隔的に穿設した調整孔16へ止め部材
17により固定するか、既存の椅子Aへ溶着等により設け
るか、あるいは、椅子Aの製作時あらかじめ一体的に取
り付けるかするものである。
【0017】なお、図3において18は足受で、脚部4の
下部に取り付けて、前記係止部材bにおける係止杆14に
係合させた足の踵部をこれへ支持させることにより、長
時間の着座にあっても疲労を一層軽減させることができ
る。
【0018】
【発明の効果】前述のように構成される本発明の装置
は、椅子における脚部において、着座して足の爪先を床
に付けたとき、該足の甲部に係合する係止杆を着座方向
と平行させた係止部材を配設することにより、座板に着
座して係止部材へ両足を回し、この係止杆へそれぞれ係
合すると、足はその足の爪先が床に接地し、踵が浮い
た、いわゆる、足部がくの字状なって、該係止杆を支点
として上体が反り返るようになるので、これに連れて脊
椎が伸張し、正常の着座姿勢により学習や事務作業がで
きて、その疲労が少なく、また、長時間腰部へ無理な負
担が掛からないので健康維持が計れる格別な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する椅子用足係止装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1における一部を破断した要部の拡大側面図
である。
【図3】図1における装置の使用状態を示す側面図あ
る。
【図4】図1における装置の他の例を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の足掛け付きの椅子を示す側面図である。
【符号の説明】
A 椅子 4 脚部 b 係止部材 8 調整部材 10 保持部材 11 移動部材 14 係止杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子における脚部において、着座して足
    の爪先を床に付けたとき、該足の甲部に係合する係止杆
    を着座方向と平行させた係止部材を配設し、前記係止部
    材は、その基部において椅子における脚部へ昇降自在に
    取り付ける調整手段と、該調整手段より延設した保持部
    材と、この保持部材へ進退自在に取り付けられる移動部
    材と、該移動部材の外端に設けた係止杆とからなること
    を特徴とする椅子用足係止装置。
JP3266584A 1991-10-16 1991-10-16 椅子用足係止装置 Expired - Lifetime JPH0888B2 (ja)

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JP3266584A JPH0888B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 椅子用足係止装置

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JPH05130924A JPH05130924A (ja) 1993-05-28
JPH0888B2 true JPH0888B2 (ja) 1996-01-10

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ID=17432839

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JPH05130924A (ja) 1993-05-28

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