JPH088885B2 - 定形容器入り商品のデイスプレイ棚 - Google Patents
定形容器入り商品のデイスプレイ棚Info
- Publication number
- JPH088885B2 JPH088885B2 JP61245454A JP24545486A JPH088885B2 JP H088885 B2 JPH088885 B2 JP H088885B2 JP 61245454 A JP61245454 A JP 61245454A JP 24545486 A JP24545486 A JP 24545486A JP H088885 B2 JPH088885 B2 JP H088885B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- shelf
- board
- sliding
- display shelf
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- Display Racks (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、缶,瓶,箱等の定形容器に充填ないし包
装された商品のディスプレイ棚に係り、特に多数の同一
商品を省スペースに縦列配置し、しかも商品の取出しに
際し常に先頭商品を最前部に位置させるための自動押圧
移送手段を備えたディスプレイ棚に関する。
装された商品のディスプレイ棚に係り、特に多数の同一
商品を省スペースに縦列配置し、しかも商品の取出しに
際し常に先頭商品を最前部に位置させるための自動押圧
移送手段を備えたディスプレイ棚に関する。
従来、スーパーマーケット等における商品のディスプ
レイ方式として、例えば缶や瓶に入った清涼飲料を対象
とする場合、多数の商品を縦列配置する棚板を設けてい
るが、この種の棚板では商品の取出しに際し常に先頭商
品が最前部に位置させるために前傾するよう構成してい
る。しかしながら、一般に商品を陳列する架台は、水平
に組立てられているため、このような架台に前記棚板を
配置すれば設置スペースの拡大となるばかりでなく、棚
板の加工が複雑になり製造コストも増大する等の難点が
ある。
レイ方式として、例えば缶や瓶に入った清涼飲料を対象
とする場合、多数の商品を縦列配置する棚板を設けてい
るが、この種の棚板では商品の取出しに際し常に先頭商
品が最前部に位置させるために前傾するよう構成してい
る。しかしながら、一般に商品を陳列する架台は、水平
に組立てられているため、このような架台に前記棚板を
配置すれば設置スペースの拡大となるばかりでなく、棚
板の加工が複雑になり製造コストも増大する等の難点が
ある。
従って、この種の商品のディスプレイ棚としては、省
スペースの設置が可能であり、しかも簡単な構成で縦列
配置した商品の先頭が常に最前部に位置させる機能を有
し、底コストで製造することができるものが要望されて
いる。
スペースの設置が可能であり、しかも簡単な構成で縦列
配置した商品の先頭が常に最前部に位置させる機能を有
し、底コストで製造することができるものが要望されて
いる。
このような観点から、本出願人は、先に、縦長の基板
部とこの基板部上の中央部に突設した仕切板部と前記基
板部の一端に突設した前端板部とからなる棚板ユニット
を複数備え、これらの棚板ユニットをそれぞれその長手
方向側面部において結合部材を介して結合し各棚板ユニ
ットの仕切板部間に商品収納路を形成し、前記棚板ユニ
ットの基板部上の両端にそれぞれ商品滑走用レールを設
け、さらにこの商品滑走用レールに沿ってぜんまい式ス
プリングを商品収納路の前端側に付勢力が保持されるよ
う構成した押圧移送手段を設けた定形容器入り商品のデ
ィスプレイ棚を開発し、特願昭60-197761号(特公平6-8
7820号公報)として特許出願を行った。
部とこの基板部上の中央部に突設した仕切板部と前記基
板部の一端に突設した前端板部とからなる棚板ユニット
を複数備え、これらの棚板ユニットをそれぞれその長手
方向側面部において結合部材を介して結合し各棚板ユニ
ットの仕切板部間に商品収納路を形成し、前記棚板ユニ
ットの基板部上の両端にそれぞれ商品滑走用レールを設
け、さらにこの商品滑走用レールに沿ってぜんまい式ス
プリングを商品収納路の前端側に付勢力が保持されるよ
う構成した押圧移送手段を設けた定形容器入り商品のデ
ィスプレイ棚を開発し、特願昭60-197761号(特公平6-8
7820号公報)として特許出願を行った。
前記発明に係るディスプレイ棚において、押圧移送手
段は、棚板ユニットの基板部の長手方向両側面にスライ
ド溝を刻設し、隣接する棚板ユニットの前記スライド溝
間に一端部を基板部の前端側に固定すると共に他端部を
ローラに巻着したぜんまい式スプリングを配置し、前記
ローラの支持体の一部を前記スライド溝間に嵌合して摺
動自在に構成するものである。
段は、棚板ユニットの基板部の長手方向両側面にスライ
ド溝を刻設し、隣接する棚板ユニットの前記スライド溝
間に一端部を基板部の前端側に固定すると共に他端部を
ローラに巻着したぜんまい式スプリングを配置し、前記
ローラの支持体の一部を前記スライド溝間に嵌合して摺
動自在に構成するものである。
しかしながら、前述した従来のディスプレイ棚におい
ては、押圧移送手段を棚板ユニットの基板部上にぜんま
い式スプリングを設ける構成であったため、このスプリ
ングを収容するスペースを確保する必要から、棚板ユニ
ットの基板部の構成が複雑になり、しかも各種寸法の商
品に適用できるようにするための結合部材を構成並びに
その取付作業が煩雑となる等の難点があった。
ては、押圧移送手段を棚板ユニットの基板部上にぜんま
い式スプリングを設ける構成であったため、このスプリ
ングを収容するスペースを確保する必要から、棚板ユニ
ットの基板部の構成が複雑になり、しかも各種寸法の商
品に適用できるようにするための結合部材を構成並びに
その取付作業が煩雑となる等の難点があった。
そこで、本発明の目的は、各種の定形容器に入った商
品の販売に際し、水平状態に設置して縦列配置した商品
の最後部に対し前方へ押圧付勢してこれを移送する手段
を組込んで、商品を常に最前列に位置させるようにした
ディスプレイ棚において、商品の押圧移送手段を簡便に
取付けることができると共に商品の移動を円滑にし、さ
らに定形容器の寸法に合せてその幅を簡便かつ容易に変
更し得ると共に押圧移送手段の付勢力も簡便に調整する
ことができる定形容器入り商品のディスプレイ棚を提供
するにある。
品の販売に際し、水平状態に設置して縦列配置した商品
の最後部に対し前方へ押圧付勢してこれを移送する手段
を組込んで、商品を常に最前列に位置させるようにした
ディスプレイ棚において、商品の押圧移送手段を簡便に
取付けることができると共に商品の移動を円滑にし、さ
らに定形容器の寸法に合せてその幅を簡便かつ容易に変
更し得ると共に押圧移送手段の付勢力も簡便に調整する
ことができる定形容器入り商品のディスプレイ棚を提供
するにある。
本発明に係る定形容器入り商品のディスプレイ棚は、
縦長の基板部上に突設した仕切板部と前記基板部の一端
に突設した前端板部とを設け、前記基板部に前端側に向
けて付勢力を有する押圧移送手段を設けた複数の棚板ユ
ニットを結合可能に設けてなる定形容器入り商品のディ
スプレイ棚において、 前記棚板ユニットは、前記基板部の上部中央に突設し
た仕切板部を設けると共に、この仕切板部を挾んだ基板
上の一側面部に商品滑走用レールを設け、さらに長手方
向両側面部に結合用突起部および結合用孔部を設け、前
記結合用突起部と結合用孔部とによりそれぞれ結合した
棚板ユニットの仕切板部間に商品収納路を形成してな
り、 前記押圧移送手段は、前記仕切板部の前端側一側面に
一端部を固定すると共に、他端部を摺動ケースに収納固
定してなるぜんまい式スプリングを配置し、前記摺動ケ
ースを商品収納路の前端側に付勢力が保持されるよう商
品滑走用レールに沿って移動するように構成することを
特徴とする。
縦長の基板部上に突設した仕切板部と前記基板部の一端
に突設した前端板部とを設け、前記基板部に前端側に向
けて付勢力を有する押圧移送手段を設けた複数の棚板ユ
ニットを結合可能に設けてなる定形容器入り商品のディ
スプレイ棚において、 前記棚板ユニットは、前記基板部の上部中央に突設し
た仕切板部を設けると共に、この仕切板部を挾んだ基板
上の一側面部に商品滑走用レールを設け、さらに長手方
向両側面部に結合用突起部および結合用孔部を設け、前
記結合用突起部と結合用孔部とによりそれぞれ結合した
棚板ユニットの仕切板部間に商品収納路を形成してな
り、 前記押圧移送手段は、前記仕切板部の前端側一側面に
一端部を固定すると共に、他端部を摺動ケースに収納固
定してなるぜんまい式スプリングを配置し、前記摺動ケ
ースを商品収納路の前端側に付勢力が保持されるよう商
品滑走用レールに沿って移動するように構成することを
特徴とする。
この場合、押圧移送手段は、摺動ケースの一部に、商
品収納路を横断する方向に延在して商品に対しこれを適
確に押圧するように当接する押圧板を取付けることがで
きる。
品収納路を横断する方向に延在して商品に対しこれを適
確に押圧するように当接する押圧板を取付けることがで
きる。
また、押圧移送手段は、摺動ケースを仕切板部の両側
面にそれぞれ配置し、各ぜんまい式スプリングの一端部
を仕切板部の両側面に固定し、商品収納路において相対
する一対の摺動ケースを連結片で結合して同時に移動す
るように構成することもできる。
面にそれぞれ配置し、各ぜんまい式スプリングの一端部
を仕切板部の両側面に固定し、商品収納路において相対
する一対の摺動ケースを連結片で結合して同時に移動す
るように構成することもできる。
さらに、棚板ユニットは、基板部と同様に両側縁部に
それぞれ結合用突起部および結合用孔部を設けると共に
基板上に商品滑走用レールを設けた結合基板を介して、
複数の棚板ユニットを結合することができる。
それぞれ結合用突起部および結合用孔部を設けると共に
基板上に商品滑走用レールを設けた結合基板を介して、
複数の棚板ユニットを結合することができる。
本発明に係る定形容器入り商品のディスプレイ棚によ
れば、押圧移送手段をスプリング弾力に抗して後退させ
て商品収納路内に複数の商品を縦列に配置した後、前記
押圧移送手段を前記最後部の商品に対し当接することに
より、前端に位置する商品を取出す毎に縦列配置されて
いる商品を順次前端位置へ自動的に移動させることがで
きる。
れば、押圧移送手段をスプリング弾力に抗して後退させ
て商品収納路内に複数の商品を縦列に配置した後、前記
押圧移送手段を前記最後部の商品に対し当接することに
より、前端に位置する商品を取出す毎に縦列配置されて
いる商品を順次前端位置へ自動的に移動させることがで
きる。
次に、本発明に係るディスプレイ棚の実施例につき、
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、本発明ディスプレイ棚の一実施
例を示すものである。第1図乃至第3図において、本実
施例のディスプレイ棚は、複数の同一構造からなるプラ
スチック製棚板ユニット10を適宜結合手段を介して横列
に結合し組立てたものである。しかるに、前記棚板ユニ
ット10は、水平な縦長の基板部12と、この基板部12の平
面中央部に垂直に起立した仕切板部14と、前記基板部12
の一端部に前記仕切板部14と直角に交差して垂直に起立
する前端板部16とから構成されている。なお、参照符号
18は基板部14の一側平面部にそれぞれ所定間隔離間して
設けた結合用孔部であり、20は基板部14の他側平面部に
それぞれ所定間隔離間して設けた前記結合用孔部18と係
合する結合用突起部である。また、前記結合用孔部18を
設けた基板部14の一側平面部には、長手方向に延在する
商品滑走用レール22を適宜突設する。このように構成さ
れた棚板ユニット10は、基板部12に設けた結合用孔部18
と結合用突起部20とをそれぞれ隣接する棚板ユニット10
の結合用突起部20と結合用孔部18と係合させて結合し、
それぞれ仕切板部16で仕切られた商品収納路24を形成す
る。
例を示すものである。第1図乃至第3図において、本実
施例のディスプレイ棚は、複数の同一構造からなるプラ
スチック製棚板ユニット10を適宜結合手段を介して横列
に結合し組立てたものである。しかるに、前記棚板ユニ
ット10は、水平な縦長の基板部12と、この基板部12の平
面中央部に垂直に起立した仕切板部14と、前記基板部12
の一端部に前記仕切板部14と直角に交差して垂直に起立
する前端板部16とから構成されている。なお、参照符号
18は基板部14の一側平面部にそれぞれ所定間隔離間して
設けた結合用孔部であり、20は基板部14の他側平面部に
それぞれ所定間隔離間して設けた前記結合用孔部18と係
合する結合用突起部である。また、前記結合用孔部18を
設けた基板部14の一側平面部には、長手方向に延在する
商品滑走用レール22を適宜突設する。このように構成さ
れた棚板ユニット10は、基板部12に設けた結合用孔部18
と結合用突起部20とをそれぞれ隣接する棚板ユニット10
の結合用突起部20と結合用孔部18と係合させて結合し、
それぞれ仕切板部16で仕切られた商品収納路24を形成す
る。
そこで、本実施例のディスプレイ棚10においては、第
1図に示すように、仕切板部14の一側面に対し金属製も
しくはプラスチック製のぜんまい式スプリング26を収納
した摺動ケース28を配置し、この摺動ケース28に収納さ
れた前記ぜんまい式スプリング26の一端部を前記仕切板
部14の前端側一側面部に固定具30を介して固定する。こ
の場合、前記仕切板部14の前記一側面の下端にスライド
溝32を設け、この溝32に前記摺動ケース28に突設したス
ライドキー34を嵌合させて、この摺動ケース28をスプリ
ング弾力により仕切板部14に沿って摺動し得るよう構成
する。従って、前記摺動ケース28は、これを第1図に示
すようにスプリング26の弾力に抗して後方へ移動させる
ことにより、前端板部16側に引張力を生じることにな
る。そこで、この摺動ケース28の一部に、商品収納路24
を横断する方向に延在し、商品に対しこれを適確に押圧
するように当接する押圧板36を取付けて、押圧移送手段
としての押圧移送機構38を構成する。
1図に示すように、仕切板部14の一側面に対し金属製も
しくはプラスチック製のぜんまい式スプリング26を収納
した摺動ケース28を配置し、この摺動ケース28に収納さ
れた前記ぜんまい式スプリング26の一端部を前記仕切板
部14の前端側一側面部に固定具30を介して固定する。こ
の場合、前記仕切板部14の前記一側面の下端にスライド
溝32を設け、この溝32に前記摺動ケース28に突設したス
ライドキー34を嵌合させて、この摺動ケース28をスプリ
ング弾力により仕切板部14に沿って摺動し得るよう構成
する。従って、前記摺動ケース28は、これを第1図に示
すようにスプリング26の弾力に抗して後方へ移動させる
ことにより、前端板部16側に引張力を生じることにな
る。そこで、この摺動ケース28の一部に、商品収納路24
を横断する方向に延在し、商品に対しこれを適確に押圧
するように当接する押圧板36を取付けて、押圧移送手段
としての押圧移送機構38を構成する。
このようにして、前記商品収納路24に押圧移送機構38
を設けることにより、この押圧移送機構34を充分後方へ
引き戻してその間に多数の商品を縦列に収納配置し、最
後部の商品Pの後端部に当接させれば(第2図参照)、
最前部の商品Pを取出す毎に商品収納路24上の全商品は
順次スプリング26の作用下に前方へ自動的に移送するこ
とができる。なお、前記商品収納路24の前端部すなわち
隣接する前端板部16間には、取扱商品に応じてストッパ
(図示せず)を設けたり、商品の種類や価格を表示した
カード等を取付けることができる。
を設けることにより、この押圧移送機構34を充分後方へ
引き戻してその間に多数の商品を縦列に収納配置し、最
後部の商品Pの後端部に当接させれば(第2図参照)、
最前部の商品Pを取出す毎に商品収納路24上の全商品は
順次スプリング26の作用下に前方へ自動的に移送するこ
とができる。なお、前記商品収納路24の前端部すなわち
隣接する前端板部16間には、取扱商品に応じてストッパ
(図示せず)を設けたり、商品の種類や価格を表示した
カード等を取付けることができる。
第4図乃至第6図は、前述したディスプレイ棚の変形
例を示すものである。すなわち、本実施例においては、
仕切板部14の両側面に対しぜんまい式スプリング26を収
納した摺動ケース28をそれぞれ対称的に配置したもので
あって、その他の棚板ユニット10の構成は前述した実施
例と同一である。従って、同一の構成部分には同一の参
照符号を付して、その詳細な説明は省略する。従って、
本実施例においては、商品収納路24を形成する相対する
仕切板部14,14に設けられた摺動ケース28,28に対し、連
結片40で結合して両摺動ケース28,28を同時に摺動し得
るよう構成したものである。このように、押圧移送機構
38を構成することにより、前記実施例と比べて商品に対
し2倍のスプリングの作用によりこれを移動させること
ができる。
例を示すものである。すなわち、本実施例においては、
仕切板部14の両側面に対しぜんまい式スプリング26を収
納した摺動ケース28をそれぞれ対称的に配置したもので
あって、その他の棚板ユニット10の構成は前述した実施
例と同一である。従って、同一の構成部分には同一の参
照符号を付して、その詳細な説明は省略する。従って、
本実施例においては、商品収納路24を形成する相対する
仕切板部14,14に設けられた摺動ケース28,28に対し、連
結片40で結合して両摺動ケース28,28を同時に摺動し得
るよう構成したものである。このように、押圧移送機構
38を構成することにより、前記実施例と比べて商品に対
し2倍のスプリングの作用によりこれを移動させること
ができる。
第7図乃至第9図は、前記実施例を応用したディスプ
レイ棚の別の実施例を示すものである。本実施例におい
ては、結合すべき棚板ユニット10,10間に所定幅の結合
基板42を介して結合した構成からなる。しかるに、この
結合基板42は、中央部に長手方向に延在する商品滑走用
レール44を突設すると共に、一側縁部に所定間隔離間し
て結合用孔部46を設け、また他側縁部に所定間隔離間し
て結合用突起部48を設ける。従って、このように構成し
た結合基板42は、それぞれ結合用孔部46および結合用突
起部48に対し、両棚板ユニット10,10の基板部12,12に設
けた結合用突起部20および結合用孔部18と結合させて所
要幅の商品収納路24を構成することができる。この場
合、押圧移送機構38は、第4図乃至第6図に示すように
構成することにより、比較的幅広な定形容器入り商品を
円滑に移動させることができる。
レイ棚の別の実施例を示すものである。本実施例におい
ては、結合すべき棚板ユニット10,10間に所定幅の結合
基板42を介して結合した構成からなる。しかるに、この
結合基板42は、中央部に長手方向に延在する商品滑走用
レール44を突設すると共に、一側縁部に所定間隔離間し
て結合用孔部46を設け、また他側縁部に所定間隔離間し
て結合用突起部48を設ける。従って、このように構成し
た結合基板42は、それぞれ結合用孔部46および結合用突
起部48に対し、両棚板ユニット10,10の基板部12,12に設
けた結合用突起部20および結合用孔部18と結合させて所
要幅の商品収納路24を構成することができる。この場
合、押圧移送機構38は、第4図乃至第6図に示すように
構成することにより、比較的幅広な定形容器入り商品を
円滑に移動させることができる。
前述した種々の実施例から明らかなように、本発明に
よれば、多数のユニット構成からなるプラスチック製棚
板を結合して商品収納路を形成し、この商品収納路の一
部に金属製もしくはプラスチック製のぜんまい式スプリ
ングを備えた押圧移送機構を設けることにより、前記商
品収納路に多数の商品を縦列に収納配置した場合、前記
スプリングの作用で前記商品を常に前端側へ押圧するこ
とができるため、棚板を傾斜させることなくこれを水平
に保持した状態で商品の自動移送が達成され、これによ
りディスプレイ棚の設置に対する省スペース化と共に商
品整理に対する省力化が容易に実現でき、その経済的効
果は極めて大きい。
よれば、多数のユニット構成からなるプラスチック製棚
板を結合して商品収納路を形成し、この商品収納路の一
部に金属製もしくはプラスチック製のぜんまい式スプリ
ングを備えた押圧移送機構を設けることにより、前記商
品収納路に多数の商品を縦列に収納配置した場合、前記
スプリングの作用で前記商品を常に前端側へ押圧するこ
とができるため、棚板を傾斜させることなくこれを水平
に保持した状態で商品の自動移送が達成され、これによ
りディスプレイ棚の設置に対する省スペース化と共に商
品整理に対する省力化が容易に実現でき、その経済的効
果は極めて大きい。
特に、本発明に係るディスプレイ棚によれば、押圧移
送機構を構成するぜんまい式スプリングを棚板ユニット
の仕切板部の側面に沿って延在するようにし、しかもこ
のスプリングを収納する摺動ケースを商品収納路に収納
配置される商品に対し充分な高さ位置で当接することが
できるので、スプリングの引張力による商品の押圧作用
を有効に利用することができ、商品の移動を極めて円滑
に実現することができる。また、棚板ユニットの結合
も、基板部に設けた結合用孔部および結合用突起部を使
用して簡便にしかも強固に実現できると共にその着脱操
作も容易であり、商品収納路の幅を拡大する場合も商品
滑走用レールを備える前記基板部と同様に構成した結合
基板を介在させて簡便に組立てることができる。
送機構を構成するぜんまい式スプリングを棚板ユニット
の仕切板部の側面に沿って延在するようにし、しかもこ
のスプリングを収納する摺動ケースを商品収納路に収納
配置される商品に対し充分な高さ位置で当接することが
できるので、スプリングの引張力による商品の押圧作用
を有効に利用することができ、商品の移動を極めて円滑
に実現することができる。また、棚板ユニットの結合
も、基板部に設けた結合用孔部および結合用突起部を使
用して簡便にしかも強固に実現できると共にその着脱操
作も容易であり、商品収納路の幅を拡大する場合も商品
滑走用レールを備える前記基板部と同様に構成した結合
基板を介在させて簡便に組立てることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
第1図乃至第3図は本発明に係る定形容器入り商品のデ
ィスプレイ棚の一実施例を示すもので、第1図は要部斜
視図、第2図は要部平面図、第3図は第2図のIII-III
線拡大断面図、第4図乃至第6図は第1図に示すディス
プレイ棚の変形例を示すもので、第4図は要部斜視図、
第5図は要部平面図、第6図は第5図のVI-VI線拡大断
面図、第7図乃至第9図は本発明に係るディスプレイ棚
の別の実施例を示すもので、第7図は要部斜視図、第8
図は平面図、第9図は第8図のIX-IX線拡大断面図であ
る。 10……棚板ユニット、12……基板部 14……仕切板部、16……前端板部 18……結合用孔部、20……結合用突起部 22……レール、24……商品収納路 26……ぜんまい式スプリング 28……摺動ケース、30……固定具 32……スライド溝、34……スライドキー 36……押圧板、38……押圧移送機構 40……連結片、42……結合基板 44……レール、46……結合用孔部 48……結合用突起部
ィスプレイ棚の一実施例を示すもので、第1図は要部斜
視図、第2図は要部平面図、第3図は第2図のIII-III
線拡大断面図、第4図乃至第6図は第1図に示すディス
プレイ棚の変形例を示すもので、第4図は要部斜視図、
第5図は要部平面図、第6図は第5図のVI-VI線拡大断
面図、第7図乃至第9図は本発明に係るディスプレイ棚
の別の実施例を示すもので、第7図は要部斜視図、第8
図は平面図、第9図は第8図のIX-IX線拡大断面図であ
る。 10……棚板ユニット、12……基板部 14……仕切板部、16……前端板部 18……結合用孔部、20……結合用突起部 22……レール、24……商品収納路 26……ぜんまい式スプリング 28……摺動ケース、30……固定具 32……スライド溝、34……スライドキー 36……押圧板、38……押圧移送機構 40……連結片、42……結合基板 44……レール、46……結合用孔部 48……結合用突起部
Claims (4)
- 【請求項1】縦長の基板部上に突設した仕切板部と前記
基板部の一端に突設した前端板部とを設け、前記基板部
に前端側に向けて付勢力を有する押圧移送手段を設けた
複数の棚板ユニットを結合可能に設けてなる定形容器入
り商品のディスプレイ棚において、 前記棚板ユニットは、前記基板部の上部中央に突設した
仕切板部を設けると共に、この仕切板部を挾んだ基板上
の一側面部に商品滑走用レールを設け、さらに長手方向
両側面部に結合用突起部および結合用孔部を設け、前記
結合用突起部と結合用孔部とによりそれぞれ結合した棚
板ユニットの仕切板部間に商品収納路を形成してなり、 前記押圧移送手段は、前記仕切板部の前端側一側面に一
端部を固定すると共に、他端部を摺動ケースに収納固定
してなるぜんまい式スプリングを配置し、前記摺動ケー
スを商品収納路の前端側に付勢力が保持されるよう商品
滑走用レールに沿って移動するように構成することを特
徴とする定形容器入り商品のディスプレイ棚。 - 【請求項2】押圧移送手段は、摺動ケースの一部に、商
品収納路を横断する方向に延在して商品に対しこれを適
確に押圧するように当接する押圧板を取付けてなる特許
請求の範囲第1項記載の定形容器入り商品のディスプレ
イ棚。 - 【請求項3】押圧移送手段は、摺動ケースを仕切板部の
両側面にそれぞれ配置し、各ぜんまい式スプリングの一
端部を仕切板部の両側面に固定し、商品収納路において
相対する一対の摺動ケースを連結片で結合して同時に移
動するように構成してなる特許請求の範囲第1項記載の
定形容器入り商品のディスプレイ棚。 - 【請求項4】棚板ユニットは、基板部と同様に両側縁部
にそれぞれ結合用突起部および結合用孔部を設けると共
に基板上に商品滑走用レールを設けた結合基板を介し
て、複数の棚板ユニットを結合してなる特許請求の範囲
第1項記載の定形容器入り商品のディスプレイ棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245454A JPH088885B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 定形容器入り商品のデイスプレイ棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245454A JPH088885B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 定形容器入り商品のデイスプレイ棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399810A JPS6399810A (ja) | 1988-05-02 |
JPH088885B2 true JPH088885B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=17133902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61245454A Expired - Lifetime JPH088885B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 定形容器入り商品のデイスプレイ棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088885B2 (ja) |
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-
1986
- 1986-10-17 JP JP61245454A patent/JPH088885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6399810A (ja) | 1988-05-02 |
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