JPH0888716A - ファクシミリ機能付情報処理装置 - Google Patents

ファクシミリ機能付情報処理装置

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JPH0888716A
JPH0888716A JP6221231A JP22123194A JPH0888716A JP H0888716 A JPH0888716 A JP H0888716A JP 6221231 A JP6221231 A JP 6221231A JP 22123194 A JP22123194 A JP 22123194A JP H0888716 A JPH0888716 A JP H0888716A
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JP6221231A
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Fumio Yamaguchi
文雄 山口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ機能付情報処理装置において、
ファクシミリデータの受信時に受取人に対して受信有り
情報を自動的に告知できる。 【構成】 ファクシミリ・インタフェース12を介して
受信したファクシミリデータにおける送信案内票15を
イメージデータに展開し、展開された送信案内票におけ
る受取人を特定する受取人情報23の記載位置を示す所
定のキーイメージ22を検出し、検出されたキーイメー
ジ22の指定する位置に記載された受取人情報23を文
字認識手法を用いて読取り、読取られた受取人情報23
が特定する受取人を指定したファクシミリ受信情報を告
知出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通常の各種情報処理を実
行するとともに、電話回線網を介して他の情報処理装置
又はファクシミリ装置単体との間でファクシミリデータ
の送受信が可能であるファクシミリ機能付情報処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスタンドアローン方式のパーソナ
ルコンピュータ又はLAN等の通信ネットワークに組込
まれたワークステーション等の情報処理装置のなかに
は、通常の情報処理機能の他にファクシミリ機能を備え
たものもある。
【0003】このようなファクシミリ機能付情報処理装
置においては、通常の情報処理機能とファクシミリ送受
信機能とは独立して動作する。そして、通常の情報処理
動作期間中にファクシミリ・インタフェースを介して受
信したファクシミリデータは一旦HDD(ハードディス
クドライブ装置)等の補助記憶装置内に記憶保持され
る。
【0004】そして、操作者はHDD等の補助記憶装置
内に記憶されたファクシミリデータを表示画面に読出し
てそのファクシミリデータの内容を読取る。また、必要
であれば、プリンタで印字出力する。
【0005】しかし、通信ネットワークに組込まれたワ
ークステーション等のように、1台の情報処理装置に対
して複数の使用者が割当てられている場合や、不特定多
数の使用者が使用する場合は、通信の機密保護のため
に、この情報処理装置を取扱う複数の使用人のうち予め
定められた一人の管理者のみが、前記補助記憶装置に記
憶保持されたファクシミリデータを表示画面に読出し
て、受取人に口頭で知らせたり、プリンタで印字出力し
て、受取人に手渡していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
管理者といえども、ファクシミリデータを表示画面に読
出さないと受取人を把握できない。したがって、完全な
機密保護を図ることは困難であった。
【0007】また、管理人は定期的に情報処理装置に新
たなファクシミリデータが受信されているか否かを調べ
る必要があり、管理人の作業負担が増大する。本発明は
このような事情に鑑みてなされたものであり、受信した
ファクシミリデータに記載された受取人情報を文字認識
することによって、受信時に該当ファクシミリデータの
受取人に対して受信有り情報を自動的に告知でき、管理
者の作業負担を軽減できるとともに、通信の機密保護性
を向上できるファクシミリ機能付情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明は、各種情報処理を実行するとともに、ファ
クシミリ・インタフェースを介して電話回線網に接続さ
れ、ファクシミリ情報を電話回線網を介して送受信する
ファクシミリ機能付情報処理装置において、ファクシミ
リ・インタフェースを介して受信したファクシミリデー
タにおける少なくとも先頭頁の送信案内票をイメージデ
ータに展開するイメージ展開手段と、このイメージ展開
手段にてイメージデータに展開された送信案内票におけ
る受取人を特定する受取人情報の記載位置を示す所定の
キーイメージを検出するキーイメージ検出手段と、キー
イメージ検出手段にて検出されたキーイメージの指定す
る位置に記載された受取人情報を文字認識手法を用いて
読取る受取人情報読取手段と、この受取人情報読取手段
にて読取られた受取人情報が特定する受取人を指定した
ファクシミリ受信情報を告知出力する受信情報告知手段
とを備えている。
【0009】また、別の発明においては、上述した発明
に対して、受取人情報読取手段にて読取られた受取人情
報が受取人を特定するファクシミリ番号のとき、受信し
たファクシミリデータをファクシミリ・インタフェース
を介して読取られたファクシミリ番号宛てに転送するフ
ァクシミリデータ転送手段を付加してる。
【0010】
【作用】このように構成されたファクシミリ機能付情報
処理装置においては、このファクシミリ機能付情報処理
装置へ他の装置から電話回線網を介して送信するファク
シミリデータの先頭頁の送信案内票には、受取人を特定
する受取人情報の記載位置を示す所定のキーイメージが
記載されており、このキーイメージの指定位置に受取人
情報が記載されている。
【0011】したがって、ファクシミリ機能付情報処理
装置としては、受信したファクシミリデータにおける先
頭頁の送信案内票をイメージデータに展開し、キーイメ
ージを検出し、このキーイメージの指定位置に記載され
た受取人情報を文字認識手法で読取る。こように、キー
イメージを採用することによつて、送信案内票上におけ
る受取人情報の記載位置を特定できるので、簡単に受取
人情報を正確に読取ることが可能となる。
【0012】また、読取られた受取人情報が特定する受
取人を指定したファクシミリ受信情報が告知出力され
る。したがって、使用者または管理者はファクシミリデ
ータの内容そのものを読取ることなく、受取人が自動的
に指定されるので、使用者または管理者の負担を大幅に
軽減できる。また、通信の機密保護性を向上できる。
【0013】また、別の発明においては、受取人情報が
ファクシミリ番号の場合は、受信したファクシミリデー
タが自動的に読取られたファクシミリ番号宛てに転送さ
れる。したがって、操作性をさらに向上できる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のファクシミリ機能付情報処理装置と
して1台のワークステーション(WS)1とファクシミ
リ機能を有さない通常のワークステーション(WS)2
を1本の伝送路3に接続してなるLANを示す図であ
る。ファクシミリ機能付のワークステーション1は公衆
電話回線網4に接続されている。この公衆電話回線網4
に他のファクシミリ端末5が接続されている。
【0015】図2はファクシミリ機能付のワークステー
ション1の概略構成を示すブロック図である。バス6に
対して、各種情報処理を実行するCPU7,各種制御プ
ログラムを記憶するプログラムメモリ8,表示器9,キ
ーボード10,LANインタフェース(LANI/F)
11,ファクシミリ・インタフェース(FAXI/F)
12,HDD13,各種可変データを記憶するRAM1
4等が接続されている。
【0016】RAM14内には、例えば処理途中データ
等を一時記憶するワークメモリ14a,登録使用者メモ
リ14b,登録ファクシミリ番号メモリ14c及び展開
イメージメモリ14dが形成されている。
【0017】登録使用者メモリ14b内には、このワー
クステーション1に対して予め使用許可が与えられた複
数の使用者の名前又は従業員コードが記憶保持されてい
る。もちろん、その使用者のなかから指定された1人の
管理者の名前又は従業員コードもこの登録使用者メモリ
14bに記憶されている。
【0018】なお、管理者はワークステーション1の操
作に関して、登録された一般の各使用者より大きな権限
を与えられており、例えば、各種のパラメータ設定やプ
ログラム変更等の操作実施を許可されている。
【0019】登録ファクシミリ番号メモリ14c内に
は、このワークステーション1で受信したファクシミリ
データを公衆電話回線網4を介して他のファクシミリ端
末5やファクシミリ機能を有した他のワークステーショ
ンへ転送する場合における転送許可される転送先のファ
クシミリ番号が予め記憶されている。
【0020】展開イメージメモリ14d内には、ファク
シミリ・インタフェース12を介して受信したファクシ
ミリデータのうち先頭頁の図3に示す送信案内票15が
イメージデータに展開された状態で記憶される。
【0021】前記LANインタフェース11は、LAN
の伝送路3に接続されている他のワークステーション2
との間で各種の情報交換及びデータ伝送を行う機能を有
する。
【0022】前記ファクシミリ・インタフェース12
は、CPU7の送信先ファクシミリ番号を指定した送信
指令に応動して、表示器9の表示画面に表示状態の画像
又はワークメモリ14aにて作成された文書を公衆電話
回線網4へファクシミリ送信する機能を有する。また、
ファクシミリ・インタフェース12は、公衆電話回線網
4から自己ワークステーション1を指定したファクシミ
リデータを受信して、そのファクシミリデータをHDD
13へ一旦書込むと共に、受信情報をCPU8に対して
割込情報として送出する。
【0023】図3は、このファクシミリ機能付のワーク
ステーション1に対して、公衆電話回線網4に接続され
たファクシミリ端末5やファクシミリ機能を有する他の
ワークステーション1から1枚又は複数枚からなるファ
クシミリデータを送信する場合における先頭頁に付ける
送信案内票15のフォーマットを示す図である。
【0024】用紙の上方位置に標題16が記載され、そ
の標題16の下方に送信先のファクシミリ番号18及び
送信日付19が設定されている。その下に、所属や肩書
きが付された正規の受取人(宛先)名19が表記され
る。そして、発信人20が記載され、送信メモ21が記
載される。
【0025】さらに、用紙の最下段に[atesak
i]の固定イメージからなるキーイメージ22が予め印
刷されている。この[atesaki]のキーイメージ
22に隣接して受取人情報23が記載される。
【0026】受取人情報23には、前述した正規の受取
人名19を省略した例えば姓23aのみの場合と、この
姓23aの他に[@]の記号に続く電子メールアドレス
23bが設定される場合もある。
【0027】さらに、受取人情報23には、例えば10
桁の転送先のファクシミリ番号が記入される場合もあ
る。図2に示すワークステーション1のCPU7は、通
常状態においては、使用者の要求に基づいて各種の情報
処理を実行しているが、ファクシミリ・インタフェース
12からファクシミリデータの受信情報の割込が入力す
ると、前述した通常の情報処理を実行しながら、例えば
時分割処理手法で図4に示すファクシミリデータの受信
処理を実行する。
【0028】ファクシミリデータの受信に応動して、図
4の流れ図が開始されると、P1にてファクシミリ・イ
ンタフェース12にて受信した例えば複数頁からなるフ
ァクシミリデータがHDD13に書込まれていることを
確認した後、ファクシミリデータの1枚目(先頭頁)の
送信案内票15のデータを読出して、イメージデータに
展開して展開イメージメモリ14dへ書込む(P2)。
【0029】なお、受信した状態のファクシミリデータ
は、高いデータ伝送効率を得るために、画像圧縮されて
いるので、そのままの状態では文字認識処理できない。
次に、展開イメージメモリ14dに展開された送信案内
票15のイメージデータのなかから、予め定められてい
る固定パターンである[atesaki]のキーイメー
ジ22を検索する(P3)。このキーイメージ22の検
索処理は、通常のパータン認識手法を採用する。
【0030】送信案内票15のイメージデータから正し
く[atesaki]のキーイメージ22が検出される
と(P4)、そのキーイメージ22に隣接する所定領域
のイメージを読取って、文字認識手法を用いて受取人情
報23として認識する(P5)。そして、判読した受取
人情報23の種類を調べる。受取人情報23が数字でな
くて、ローマ字,漢字,カタカナ,平仮名の場合は、受
取人情報23は受取人の人名(姓)23aであると判断
してP7へ進む。
【0031】P7においては、判読した受取人の人名が
RAM14の登録使用者メモリ14bに予め登録されて
いる使用人の一人か否かを判断する。登録使用者メモリ
14に登録されている場合は、P8において、さらに受
取人情報23の人名(姓)23aの次に[@]の記号に
続く電子メールアドレス23bの存在の有無を調べて、
電子メールアドレス23bが存在すれば、該当使用人に
対して予めHDD13内に設けられている電子メールボ
ックスに、ファクシミリ受信有り情報を設定する。
【0032】なお、電子メールアドレス23bが存在し
なれば、表示器9の一部に受取人の人名(姓)を付した
ファクシミリ受信有り情報を例えばウインドウ表示して
該当使用人に告知する。
【0033】また、P7にて、判読した受取人の人名が
RAM14の登録使用者メモリ14bに登録されていな
い場合は、このワークステーション1の使用人のなかか
ら予め定められた管理人が管理するHDD13内の管理
領域にファクシミリ受信有り情報を設定する。また、受
信有り情報を例えはウインドウ表示して管理者に告知す
る(P9)。
【0034】また、P10において、読取った受取人情
報23が例えば10桁の数字の場合は、転送先のファク
シミリ番号であると判断する。そして、このファクシミ
リ番号がRAM14の登録ファクシミリ番号メモリ14
cに予め登録されているファクシミリ番号であるか否か
を調べる(P11)。
【0035】登録されているファクシミリ番号の場合の
み、HDD13に記憶保持している受信したファクシミ
リデータを読出して、ファクシミリ・インタフェース1
2を介して、読取った転送先ファクシミリ番号宛てに公
衆電話回線網4へ送出する(P12)。
【0036】なお、P11にて読取ったファクシミリ番
号がRAM14の登録ファクシミリ番号メモリ14cに
登録されていない場合は、該当ファクシミリデータの転
送処理を実施しなくて、P9へ進み、ファクシミリ受信
有り情報を前述した手法でこのワークステーション1の
管理者に告知する。
【0037】さらに、P4にて、送信案内票15のイメ
ージデータから正しく[atesaki]のキーイメー
ジ22が検出されなかった場合は、このファクシミリデ
ータの送信人が指定された正しい送信案内票15を使用
せずに、送信人が独自に作成した送信案内票を用いた
か、又は送信案内票自体を送信原稿の表紙に使用しなか
ったと判断する。この場合においても、P9へ進み、フ
ァクシミリデータの受信有り情報を前述した手法にて管
理人に告知する。
【0038】このように構成されたファクシミリ機能付
のワークステーション1においては、ファクシミリ・イ
ンタフェース12を介して受信したファクシミリデータ
は一旦HDD13内に記憶される。そして、ファクシミ
リ受信有り情報がCPU7に伝達される。そして、CP
U7は受信されたファクシミリデータの先頭頁の送信案
内票15の固定のキーイメージ22を検出して、このキ
ーイメージ22に続く指定位置(領域)に記載されてい
る受取人情報23を文字認識手法で読取って、この読取
られた受取人情報23が特定する受取人を指定したファ
クシミリ受信情報が該当受取人の電子メールボックスや
必要に応じて表示出力される。
【0039】受取人は自己がこのワークステーション1
で作業を開始する時点で、電子メールボックスに書込ま
れているファクシミリ受信有り情報を確認すると、HD
D13から自己宛のファクシミリデータを表示器9へ読
出して、その内容を確認する。
【0040】このように、受取人を文字認識手法にて自
動的に読取って、該当受取人が直ぐにファクシミリ受信
有り情報を確認できる状態で告知しているので、従来の
ワークステーション1のように、管理人が、ファクシミ
リ受信の有無を定期的に調べて、表示画面にファクシミ
リデータを読出して、表紙に記載されている受取人を読
取る作業が不要となる。したがって、ワークステーショ
ン1の管理人の管理作業量を大幅に低減できる。
【0041】また、受信されたファクシミリデータ自体
は、HDD13に格納されたままであり、一度も表示器
9の表示画面に読出されることなく、受取人の電子メー
ルボックスにファクシミリ受信有り情報が登録される。
よって、管理人を含めて受取人以外にファクシミリデー
タを見ることはないので、通信の機密保護を図ることが
可能である。
【0042】また、図3に示すように、送信案内票15
内には、正規の受取人19以外にも発信人20が記載さ
れ、また、送信メモ21内にも人名が表記される場合も
多々有る。したがって、どの位置に記載された文字が受
取人であるかを判断するためには、煩雑な判断が必要で
あり、また判断ミスを行う懸念もある。
【0043】このような煩雑な判断や判断ミスを未然に
防止するために、送信案内票15内に、[atesak
i]の固定イメージからなるキーイメージ22を予め印
刷している。そして、この[atesaki]のキーイ
メージ22に隣接して受取人情報23を記載している。
【0044】イメージデータ中の固定イメージを検出す
る処理は比較的簡単に実行され、かつキーイメージ22
に隣接する領域のイメージデータのみに対して、文字認
識手法を用いて受取人情報23を文字認識すれば良いの
で、送信案内票15内に記載されているすべての文字を
文字認識する必要がないので、文字認識処理時間が短縮
され、短時間で正しい受取人情報23を得ることができ
る。
【0045】さらに、この実施例ワークステーション1
においては、登録使用者メモリ14bを設けて、この登
録使用者メモリ14bに登録されている受取人に対して
は、該当人の電子メールボックスに受信有り情報を設定
するとともに、受取人が登録されていなかったり、正し
く読取れなかった場合は、従来のワークステーションと
同様に管理者に対してのみファクシミリ受信有り情報を
告知するようにしている。
【0046】したがって、公衆電話回線網4を介してこ
の実施例ワークステーション1に対してファクシミリデ
ータを送信する発振人にとって、たとえ指定した図3に
示す送信案内票15を使用しなかったとしも、特に不便
を感じることはない。
【0047】また、受取人情報23が転送先を示すファ
クシミ番号が記載されていた場合には、このファクシミ
リデータを自動的に転送先のファクシミリ番号宛に転送
している。
【0048】したがって、長時間ワークステーション1
を管理者が操作せずに、転送を急ぐファクシミリデータ
がこのワークステーション1で長時間滞留することが未
然に防止される。また、管理者や使用者自信が送信案内
票を表示器9に読出して転送先ファクシミリ番号を読取
って、再度この転送先ファクシミリ番号をキーボードか
らキー入力して、受信したファクシミリデータを転送す
る操作を実施する必要がないので、管理者や使用者の作
業負担をさらに軽減できる。
【0049】また、この実施例ワークステーション1に
おいては、登録ファクシミリ番号メモリ14cを設け
て、この登録ファクシミリ番号メモリ14bcに登録さ
れていないファクシミリ番号に対しては、受信したファ
クシミリデータの転送を禁止している。
【0050】すなわち、送信案内票15には転送先のフ
ァクシミリ番号が手書きで記載されることが多いので、
文字認識手法で読取ったファクシミリ番号が誤っている
可能性も有る。このような場合は、まったく関係のない
人に対してファクシミリデータを送信する懸念が有る。
また、たとえ、文字認識手法で正しくファクシミリ番号
を読取ったとしても、このファクシミリ番号が、このワ
ークステーション1の使用者が全く知らない宛先であっ
たり、海外等の非常に遠方の宛先であった場合において
は、自動的にファクシミリデータを転送すると、このワ
ークステーション1の使用者にとって、不都合や不利益
が生じる。
【0051】したがって、このような事態を未然に防止
するために、登録ファクシミリ番号メモリ14bcに、
転送依頼が予め予想されるファクシミリ番号を予め設定
しておき、それ以外の転送要求には自動的に応じないよ
うしている。
【0052】なお、この場合においても、管理人又は使
用者がファクシミリデータの内容を確認して、ファクシ
ミリ転送を必要と判断した場合は、前述したマニアル操
作で転送することが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ機能付情報処理装置においては、受信したファクシ
ミリデータの先頭頁の送信案内票のキーイメージの指定
する位置に記載された受取人情報を文字認識手法にて読
取っている。したがって、受信時に該当ファクシミリデ
ータの受取人に対して受信有り情報を自動的に告知で
き、管理者の作業負担を軽減できるとともに通信の機密
保護性を向上できる。
【0054】さらに、受取人情報がファクシミリ番号の
場合は、自動的に受信ファクシミリデータを読取られた
ファクシミリ番号宛に転送している。よって、管理者お
よび使用者の作業負担をさらに軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるファクシミリ機能
付情報処理装置が組込まれたLANの概略構成図
【図2】 同実施例のファクシミリ機能付のワークステ
ーションの概略構成を示すブロック図
【図3】 実施例ファクシミリデータの先頭頁に使用さ
れる送信案内票のフォーマット図
【図4】 同実施例ワークステーションの動作を示す流
れ図
【符号の説明】
1…ファクシミリ機能付のワークステーション、3…伝
送路、4…公衆電話回線網、5…ファクシミリ端末、7
…CPU、9…表示器、10…キーボード、11…LA
Nインタフェース、12…ファクシミリ・インタフェー
ス、13…HDD、14b…登録使用者メモリ、14c
…登録ファクシミリ番号メモリ、14d…展開イメージ
メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報処理を実行するとともに、ファ
    クシミリ・インタフェースを介して電話回線網に接続さ
    れ、ファクシミリ情報を前記電話回線網を介して送受信
    するファクシミリ機能付情報処理装置において、 前記ファクシミリ・インタフェースを介して受信したフ
    ァクシミリデータにおける少なくとも先頭頁の送信案内
    票をイメージデータに展開するイメージ展開手段と、 このイメージ展開手段にてイメージデータに展開された
    送信案内票における受取人を特定する受取人情報の記載
    位置を示す所定のキーイメージを検出するキーイメージ
    検出手段と、 このキーイメージ検出手段にて検出されたキーイメージ
    の指定する位置に記載された受取人情報を文字認識手法
    を用いて読取る受取人情報読取手段と、 この受取人情報読取手段にて読取られた受取人情報が特
    定する受取人を指定したファクシミリ受信情報を告知出
    力する受信情報告知手段とを備えたファクシミリ機能付
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記受取人情報読取手段にて読取られた
    受取人情報が受取人を特定するファクシミリ番号のと
    き、前記受信したファクシミリデータを前記ファクシミ
    リ・インタフェースを介して前記読取られたファクシミ
    リ番号宛てに転送するファクシミリデータ転送手段を備
    えた請求項1記載のファクシミリ機能付情報処理装置。
JP6221231A 1994-09-16 1994-09-16 ファクシミリ機能付情報処理装置 Pending JPH0888716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0993412A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Fax端末

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0993412A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Fax端末

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