JPH0887563A - コード読取装置 - Google Patents

コード読取装置

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JPH0887563A
JPH0887563A JP6223796A JP22379694A JPH0887563A JP H0887563 A JPH0887563 A JP H0887563A JP 6223796 A JP6223796 A JP 6223796A JP 22379694 A JP22379694 A JP 22379694A JP H0887563 A JPH0887563 A JP H0887563A
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JP
Japan
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data
coupon
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product
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JP6223796A
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English (en)
Inventor
Takeshi Saito
健 斉藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品または、物品のコードが何段から構成さ
れているかを認識して読み取ること。 【構成】 コード読取装置におけるコード判定回路を、
特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わせ、
または特定の追加コードを格納した記憶部と、前記特定
のメインコードと特定の追加コードの組み合わせ、また
は特定の追加コードと他のコードとを一度に読み取る手
段と、前記特定のメインコードと特定の追加コードの組
み合わせのうちいずれか一方のコードを読み取る手段
と、前記記憶部に格納されていない追加コードを読み取
る手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード読み取り装
置に関し、特に、POSシステムにおけるバーコード読
み取り装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコードシンボルの規格はJIS X
0501で定められているが、EAN/JAN−13
コードは、図16に示すように、レフトガードバー71
1から左側6キャラクタそしてセンタバー712そして
右側6キャラクタそしてライトガードバー713から成
り立っている。
【0003】右側6キャラクタは、5キャラクタとモジ
ュラチェックキャラクタ(1キャラクタ)とから成り立
っている。
【0004】EAN/JAN−13コードの13桁であ
るためのもう1桁は、左側6キャラクタの書き方のパタ
ーンに1桁のデータがあり、それを加えて13桁になっ
ている。
【0005】このバーコードの規格を持った従来のバー
コード読取装置は、図17に示すように、13桁のコー
ドデータ71をスキャン81のように一つの走査で読む
ものと、また、13桁のコードデータ71を、スキャン
82のように左側6キャラクタと書き方のパターンでの
7桁を一つのスキャンで読み取ったデータと、スキャン
83のように右側6キャラクタを一つのスキャンで読み
取ったデータとで読み取って、組み合わせて13桁のコ
ードデータを作り出しているものがある。
【0006】また、このデータの読み取りが正しいか否
かをチェックするため右側最後の所にモジュラチェック
キャラクタがあり、合わせての13桁のデータが正しい
ことのチェックをし、データの正しさを保証している。
【0007】なお、このモジュラチェックキャラクタの
計算は、モジュラチェックキャラクタの上の桁から更に
上位に向かって、3、1、3、1、3、1、3、1、
3、1、3、1の重みを掛け、求めた値の和をとり、求
めた和の1位の値を10から引いて求めており、この計
算で求めた値と、もとのコードのデータとを比較して正
しさを保証している。
【0008】上記のように一つのJANコードではな
く、複数のJANコードラベルを読み取る技術について
は、特開平4−98584号公報に記載のあるような装
置が考えられており、その対応としてのバーコード発行
装置として、特願平05−49405号公報のような技
術が考えられている。
【0009】また、読取装置として、多段コードのうち
2段のコードの組合せをチェックするようなものとし
て、特願平05−272326号公報のような技術が知
られている。
【0010】更に、その多段コードを一時に読み取っ
て、POS端末装置の本体の方にデータ送信するものと
して、特開平4−109394号公報のような技術が知
られている。
【0011】上述した二つの読み取りの技術では、指定
された2段、または多段のコードだけ専用にを読み取る
ものである。
【0012】1段でも2段でも読み取り可能な読取装置
を用いたものとして、特開平4−109394号公報に
開示されている金銭登録機がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0014】上記従来技術、例えば、特開平4ー109
394号公報の金銭登録機におけるコード読取装置は、
バーコードが1段であっても2段であっても読み取り可
能と記載されているが、その読み取り技術については何
等開示されていない。
【0015】このため、その読取装置が従来ある一段の
バーコード読取装置と例えば、特開平4−109394
号公報に開示される2段のバーコードの読取装置等を単
純に組み合わせた読取装置であるとすると、以下の問題
点が生じる。
【0016】通常、商品における2段のバーコードは、
商品の情報であるメインコードと、その商品の付加情報
(値段割引等)である追加コードからなるものであり、
これを例に取ると、上記従来の読取装置を用いてその2
段のバーコードを読み取る場合において、メインコード
または追加コードのいづれか一方が読めなかったときに
は、商品のバーコードが2段であっても、1段のバーコ
ードとして読み取られるという問題点があった。
【0017】すなわち、2段のバーコードにおいて、メ
インコードしか読み取れなかった場合には、商品の付加
情報が無視され、また、追加コードしか読み取れなかっ
た場合には、エラーを生じてしまい、その商品のバーコ
ードが1段から構成されているのか、2段で構成されて
いるのか判断できずに読み取ってしまうという問題点が
あった。
【0018】あるいは、2段とも同時に読み取っていた
ため、全く読み取れないという問題点があった。
【0019】本発明の目的は、商品または、物品のコー
ドが何段から構成されているかを認識して読み取ること
が可能な技術を提供することにある。
【0020】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0022】商品、または物品が読み取り面上を通過す
るのを感知する物品検出器と、その感知後にレーザから
発せられるレーザビームを走査する走査系と、そのレー
ザビームの入射後、商品に付加しているコードから反射
された白黒レベルに応じた光をパルス信号に変換する光
電変換器と、このパルス信号の幅や周波数からバーの幅
や間隔を判定し、その組合せで該当する数字を判別する
コード判定回路とからなるコード読取装置において、前
記コード判定回路を、特定のメインコードと特定の追加
コードの組み合わせ、または特定の追加コードを格納し
た記憶手段と、前記特定のメインコードと特定の追加コ
ードの組み合わせ、または特定の追加コードと他のコー
ドとを一度に読み取る手段と、前記特定のメインコード
と特定の追加コードの組み合わせのうちいずれか一方の
コードを読み取る手段と、前記記憶手段に格納されてい
ない追加コードを読み取る手段とで構成する。
【0023】
【作用】上述した手段によれば、商品、または物品が読
み取り面上を通過するのを感知する物品検出器と、その
感知後にレーザから発せられるレーザビームを走査する
走査系と、そのレーザビームの入射後、商品に付加して
いるコードから反射された白黒レベルに応じた光をパル
ス信号に変換する光電変換器と、このパルス信号の幅や
周波数からバーの幅や間隔を判定し、その組合せで該当
する数字を判別するコード判定回路とからなるコード読
取装置において、前記コード判定回路を、特定のメイン
コードと特定の追加コードの組み合わせ、または特定の
追加コードを格納した記憶手段と、前記特定のメインコ
ードと特定の追加コードの組み合わせ、または特定の追
加コードと他のコードとを一度に読み取る手段と、前記
特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わせの
うちいずれか一方のコードを読み取る手段と、前記記憶
手段に格納されていない追加コードを読み取る手段とで
構成することにより、前記記憶手段に格納された特定の
メインコードと特定の追加コードの組み合わせ、または
特定の追加コードにより、読み取った商品、または物品
が何段で構成されるのか、またはそのコードがメインコ
ードなのか追加コードなのかを認識できるので、商品ま
たは、物品のコードが多段から構成されていても、何段
から構成されているかを認識して読み取ることが可能と
なる。
【0024】以下、本発明の構成について、実施例とと
もに説明する。
【0025】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるコード読取装
置について、図面を用いて詳細に説明する。
【0027】図1は、本実施例のコード読取装置(以
下、スキャナと記す)の構成を説明するためのブロック
図である。
【0028】図1において、1は商品、2は商品上のバ
ーコード、3は物品検出器、4は読み取り面、5は読み
取り窓、6は走査系、7はレーザー、8は光電変換器、
9はバーコード判定回路、91は判定部、92はメモリ
部である。
【0029】本実施例のスキャナは、読み取り面4上を
通過する商品1を感知する物品検出器3と、その感知後
にレーザ7から発せられるレーザビームを走査する走査
系6と、そのレーザビームの入射後、商品1に付加して
いるバーコード2から反射された白黒レベルに応じた光
を光電変換により電気信号に変え、更にパルス信号に変
換する光電変換器8と、このパルス信号の幅や周波数か
らバーの幅や間隔を判定し、その組合せで該当する数字
を判別する判定部91とメモリ部92からなるバーコー
ド判定回路9とから構成される。
【0030】図2は、前述した本実施例のスキャナのメ
モリ部92におけるデータ格納について説明するための
図である。
【0031】図2に示すように、メモリ部92におい
て、921は、読み取りデータバッファであり、921
1はコード部で読み取った商品コードを示し、9212
はチェックデジットのチェックの結果を持ったエリアで
あり、コード部9211,チェック9212で一組とな
った読み取りバッファ921のレコードが複数個ある。
【0032】922は、読み取ったコードの入力バッフ
ァであり、入力データは必ず入力バッファ922に入
り、その後、データバッファ921の方に入れられる。
【0033】924は、バッファ使用数Nであり、読み
取りデータバッファ921のバッファ使用数を示す。
【0034】926は、2段の組合せデータ部であり、
2段の商品コードを一度に読み取ったとき、その2段の
データの組合せを指定するものである。
【0035】927は、送信データバッファであり、読
み取りデータをセットし、ここから上位機器にデータを
送信する。
【0036】図3は、前述した本実施例のスキャナの2
段の組合せデータ部926について説明するための図で
ある。
【0037】図3において、9261は第1コードであ
り、9262は第2コードである。この第1コード92
61と第2コード9262の組合せであれば一度に読み
取ることができることを示している。
【0038】この図3では、13桁のコードの先頭が2
0のコードと21のコードとが2段の組合せ、または、
13桁のコードの先頭が22のコードと29のコードと
が2段のコードの組合せとなっている。なお、2段の組
合せデータ部926のコードは必ず2段一緒に読み取ら
なければならないものではなく、そのうち一方のみのデ
ータであっても、読み取れるものである。
【0039】図4は、本実施例のスキャナの送信データ
バッファ927のフォーマットを示した図である。
【0040】図4において、9271は、データ量区分
であり、1段データであるのか2段データであるのかを
示すものである。
【0041】9272は、第1データ区分であり、読取
りデータの種類を示すものであり、例えばEAN/JA
N−13、EAN/JAN−8、UPC−A、UPC−
Eや読み取りエラーであるコード値などを持っている。
【0042】9273は、第1データ区分のデータその
ものを示した第1データエリアであり、13桁で読み取
ったデータの長さが13桁に満たない場合は左詰めと
し、残りはスペースデータを入れて13桁とするものと
する。
【0043】9274は、第2データ区分であり、92
75は第2デーエリアであり、2段のコードの時この第
2データ区分9274と第2データエリア9275があ
り、値が入っている。なお、入っている値は、第2デー
タ区分9274は第1データ区分9272と同じであ
り、第2データエリア9275は第1データエリア92
73と同じである。
【0044】また、第1データ区分9272がエラーで
あるコード時は、第1データエリア9273の値はスペ
ースとし、第2データ区分9274と第2データエリア
9275はないものとする。1段データ、2段データの
どちらでも、第1データ区分9272と第1データエリ
ア9273は値があり、1段データ時は第2データ区分
9274と第2データエリア9275はないものとし、
2段データ時は、第2データ区分9274と第2データ
エリア9275は値があるものとする。
【0045】以上、説明したように、本実施例のスキャ
ナでは、まず、商品1が読み取り面4上を通過すると、
物品検出器3がその商品1を感知し、レーザ7からのレ
ーザビームが走査系6によって走査し始める。
【0046】商品1が読み取り窓5を通過した時、その
商品1に付加しているバーコード2に対しレーザビーム
が入射し、白黒レベルに応じた光が光電変換器8へ反射
される。
【0047】光電変換器8は、この反射された光を光電
変換により電気信号に変え、更にパルス信号に変換す
る。
【0048】このパルス信号の幅や周波数からバーコー
ド判定回路9でバーの幅や間隔を判定し、その組合せで
該当する数字を判別する。
【0049】図5は、本実施例のスキャナでの読み取り
処理手順を示すフローチャートである。以下、図5のフ
ローチャートに従って説明していく。
【0050】本実施例のスキャナでは、商品1が読み取
り面4上を通過すると、物品検出器3がその商品1を感
知し、レーザ7からのレーザビームが走査系6によって
走査し始める。
【0051】これによってメモリ部92をクリアし、メ
モリ部92内のバッファ使用数N924も0にセットし
(ステップS1)、続いてデータの読み取りが完了した
かどうかを判定し、完了であればステップS6へ、デー
タが有ればステップS3へ進む(ステップS2)。な
お、レーザ7からのレーザビームは、指定時間の後止め
られるものと、読み取り窓5の後の読み取り面4上に物
品検出器3とは別の物品検出器を有していて、その物品
検出器が商品を感知したことによってレーザ7からのレ
ーザビームが止められるものとがある。
【0052】スキャンによってデータが有れば、そのデ
ータを読み取り、各スキャンのコードデータの読み取
り、アナログデータからデジタルデータへの変換と、数
値への変換とを行い(ステップS3)、続いて、既に入
力したデータと同一かのチェックを行い(ステップS
4)、同一データであるときには、ステップS2の処理
へ進む。
【0053】ステップS4で、同一のデータがない時に
は、新データを読み取りデータバッファ921の新しい
レコードとして、コード部9211にセットし、バッフ
ァ使用数N924を+1し(ステップS5)、次の入力
データの処理であるステップS2の処理へ進む。
【0054】ステップS2で、読み取りが完了していれ
ば、読み取った読み取りデータバッファ921のすべて
のレコードのデータのチェックデジット(以降C/Dと
略す)をチェックし、各々チェック9212にセットす
る。C/DがOKの時は値0をセットし、C/DがNG
の時には、値1をセットする(ステップS6)。
【0055】続いて、C/Dが正しいレコードがあるか
を読み取りデータバッファ921のチェック9212の
値で調べ(ステップS7)、C/Dが正しいレコードが
ない時およびC/Dが正しいレコードが3レコード以上
あるときにはステップS11に進み、C/Dが正しいレ
コードが1つある時にはステップS8に進み、C/Dが
正しいレコードが2つある時にはステップS9に進む。
【0056】ステップS11にはC/Dが正しいレコー
ドがない時およびC/Dが正しいレコードが3レコード
以上あるときに進み、エラーデータを送信データバッフ
ァ927に作成して(ステップS11)、そのデータを
送信して(ステップS12)、処理を終了する。具体的
には、データ量区分9271には0を、第1データ区分
9272には読み取りエラーであるコード値を、第1デ
ータエリア9273にスペースをセットしてデータの送
信をする。
【0057】ステップS8にはC/Dが正しいレコード
が1つある時に進み、読み取った1段のデータを送信デ
ータバッファ927に作成して(ステップS8)、その
データを送信して(ステップS12)、処理を終了す
る。なお、このステップS8では、1段のコードであっ
ても、他のコードと組合せとなって2段となりうるコー
ドであるが、読み取りOKとして処理する。
【0058】具体的には、データ量区分9271には1
を、第1データ区分9272には読み取りコードを示す
値で、EAN/JAN−13、EAN/JAN−8、U
PC−A、UPC−Eなどを表すコードをセットし、第
1データエリア9273に各読み取りデータをセットし
てデータの送信をする。
【0059】ステップS9にはC/Dが正しいレコード
が2つある時に進み、この読み取ったデータを判定し
(ステップS9)、2段の組合せデータ部926に登録
されている2段の組合せであればステップS10へ進
み、2段の組合せデータ部926に登録されている2段
の組合せでなければステップS11へ進む。
【0060】ステップS10では、読み取った2段のデ
ータを送信データバッファ927に作成して(ステップ
S10)、そのデータを送信して(ステップS12)、
処理を終了する。
【0061】具体的には、データ量区分9271には2
を、第1データ区分9272には読み取りコードを示す
値で、EAN/JAN−13、EAN/JAN−8、U
PC−A、UPC−Eなどを表すコードをセットし、第
1データエリア9273に各読み取りデータを、また、
第2データ区分9274には読み取りコードを示す値
で、EAN/JAN−13、EAN/JAN−8、UP
C−A、UPC−Eなどを表すコードをセットし、第2
データエリア9275に各読み取りデータをセットし
て、データの送信をする。
【0062】なお、2段の読み取りデータ926の第1
データ区分9272、第1データエリア9273と、第
2データ区分9274、第2データエリア9275の順
序は、2段の組合せデータ部926の第1コード926
1と第2コード9262に持っているデータの順でセッ
トするものとする。
【0063】これは例えば、第2コード9262の方が
追加コードを表し、第1コード9261の方が商品コー
ドを表したとすると、そのコードデータで後述するPO
S端末装置における商品情報ファイル151のサーチを
行うものであるときにその区別として、第1データ区分
9272と第1データエリア9273の方に商品情報フ
ァイル151のサーチを行うコードが入っていればあと
が処理しやすいからである。
【0064】このようにして、特定のコードで、1段の
データでも、2段のデータでも読み取ることができる。
【0065】次に、上述したように、特定のコードで、
1段のデータでも、2段のデータでも読み取るデータ処
理を行う本実施例のスキャナを要する具体的な例とし
て、例えば、ある商品に対して付けられた商品バーコー
ドと、その商品に対する割引クーポンのクーポンバーコ
ードとを同時に2段のバーコードのデータとして読み取
り、また、クーポンがない場合には1段の商品バーコー
ドのデータとして読み取るといったPOS端末装置が挙
げられる。
【0066】また、POS端末装置では、割引クーポン
だけでなく、商品の日替わり、月替わり、またはバーゲ
ンといった価格の割引変更の場合においても、商品バー
コードの近くにこの価格割引のバーコードのシール等を
貼ることにより、価格割引のある商品は、商品バーコー
ドと価格割引バーコードの2段のバーコードのデータと
して読み取り、価格割引のない商品は1段のバーコード
のデータとして処理するように、本実施例のスキャナを
利用できる。
【0067】ここでは、本実施例のスキャナを用い、商
品に対するクーポンの処理を行うPOS端末装置につい
て図6〜図10を用いて詳細に説明する。
【0068】なお、本実施例では、クーポンに対する処
理を取り挙げるが、価格割引に対する処理も同様であ
る。
【0069】図6は、本実施例のPOS端末装置の構成
を説明するためのブロック図である。
【0070】図6において、11は入力部であり、先の
実施例のスキャナに相当するものであり、12は表示
部、13は制御部、14は印字部、15は記憶部であ
る。
【0071】記憶部15は、商品情報ファイル151、
入力商品情報エリア152、買上商品情報エリア15
3、クーポンファイル154、2段の組合せ部155、
クーポンペアコード156からなっている。
【0072】クーポンペアコード156は、ある特定の
商品コードがそれ単独でも読み取り可能であり、また、
クーポンのコードが一緒であっても読み取り可能である
コードの組合せであるもののコードのうちの先頭の一部
を持っている。なお、コードそのものを持っても良い。
【0073】図7は、商品情報ファイル151の構成を
説明するための図であり、1511は商品コード、15
12は価格、1513は商品名、1514はその商品が
属している部門番号を示した部門コード、1515はク
ーポンコードである。
【0074】クーポンコード1515は、商品のクーポ
ンがあれば、そのコードがセットされていて、商品のク
ーポンがなければ、値がセットされていなく、例えばス
ペースである。
【0075】図8は、入力商品情報エリア152の構成
を説明するための図であり、1521は商品コード、1
522は価格、1523は商品名、1524はその商品
が属している部門番号を示した部門コードであり、15
25はクーポンコードである。
【0076】商品コード1521からクーポンコード1
525までの構成と内容は商品情報ファイル151の商
品コード1511からクーポンコード1515と同じで
ある。
【0077】1527はクーポンでの割引額であり、1
528は価格1522からクーポンでの割引額1527
を引いて求めた売価である。
【0078】1529は下段データエリアであり、1段
のみの時は値がなく、2段のコードで2段の組合せ部1
55の組みのデータであるときはその下段データとなる
第2データエリア9275のコードをセットする。
【0079】また、ここでは、クーポンと組みになった
とき、そのクーポンのコードもこの下段データエリア1
529にセットして情報取得を行う。
【0080】なお、買上商品情報エリア153の構成と
内容は、入力商品情報エリア152の構成と内容と同じ
であり、入力の終了した入力商品情報エリア152のデ
ータを、買上商品情報エリア153にセーブしてデータ
の保持をしている。
【0081】図9は、前述のクーポンファイル154の
構成を説明するための図であり、1541はクーポンコ
ード、1542は割引額、1543はクーポン対象商品
コードであり、クーポンの対象となる商品の商品コード
を示している。
【0082】図10は、2段の組合せ部155を説明す
るための図であり、1551は第1コード、1552は
第2コードからなっている。
【0083】この内容は、先の例での927の内容と同
じである。また、クーポンペアコード156も同様の構
成であり、ある特定の商品コードがそれ単独でも読み取
り可能であり、また、クーポンのコードが一緒であって
も読み取り可能であるコードの組合せを示したものであ
る。
【0084】なお、先の例での927には、2段の組合
せ部155のデータとクーポンペアコード156のデー
タの両方をセットしている。なお、2段コードであっ
て、なおかつクーポンのコードが一緒に入ってくる、す
なわち2段と3段とがありうるというケースは今、ここ
ではないものとする。
【0085】図11は、制御部13の処理手順を示した
フローチャートである。
【0086】以下、図11のフローチャートに従って説
明していく。なお、この制御部13では、上記実施例の
スキャナからのデータを処理するものであり、送信デー
タとしてPOS端末装置に入ってきたデータの構成は図
4に示した送信データバッファ927の内容であるとし
て、以下説明していく。
【0087】また、送信データバッファ927のデータ
は、第1コード9261の方を第1データエリア927
3にセットし、第2コード9262の方を第2データエ
リア9275にセットするようにしてある。
【0088】これは、2段のコードで、例えば、13桁
のコードの先頭が、20のコードと、21のコードとで
組みになっているとき、20のコードは、商品名、所属
部門、または、販売のためのいろいろな商品情報を持っ
てくるために商品情報ファイル151をサーチし、21
のコードの方は、価格の他に商品情報ファイル151に
は入っていない、その商品固有の商品情報を持っている
ものとする。
【0089】例えば、衣料品の商品で、色、柄、サイズ
などのコードデータが上段の20のコードの方だけでは
収まらずに、下段である21のコードの方にも一部入っ
ているといったケースである。このようなときには、第
1コード9261の方に、商品情報ファイル151をサ
ーチする方のコードである20の方をセットし、それに
従って、2段のコードが読めたときには、第1コード9
261の方のコードを送信データバッファ927の第1
データエリア9273にセットし、第2コード9262
の方のコードを送信データバッファ927の第2データ
エリア9275にセットするようにして、データの送信
を行う。
【0090】これによって、この読み取ったコードデー
タをを受けた装置側でも、商品情報ファイル151をサ
ーチするのは、一方の方だけで良くなり、処理が簡単に
なり、そうなるように2段の組合せデータ部926もセ
ットする。
【0091】また、これに合わせて、読み取ったコード
が2段のコードでクーポンのコードがあるときも、第1
データエリア9273には、商品の商品情報ファイル1
51をサーチするコードの方が入っており、クーポンの
コードは、第2データエリア9275にセットするよう
に、第1コード9261と第2コード9262もセット
してあるものとする。
【0092】そして、本実施例の制御部13における処
理は、図11に示すように、まず、入力部11から商品
コードデータが入力されると、制御部13は、入力商品
情報エリア152を初期設定し、入力された商品コード
データを取り込み(ステップS101)、入力されたデ
ータのデータ量区分9271を判定し(ステップS10
2)、入力されたデータのデータ量区分9271が0の
時、ステップS114へ進み、データ量区分9271が
1の時、ステップS103に進み、データ量区分927
1が2の時、第1データエリア9273のデータは商品
コード1521にセットし、第2データエリア9275
の値は下段データエリア1529にセットして、ステッ
プS130に進む。
【0093】なお、このステップS130に進むケース
は、2段の組合せあるいはクーポンとの組合せであるか
どうかは、スキャナ側でチェックしているため、このP
OS端末装置側ではチェックしないこととしてステップ
S130へ進むことにしているが、ステップS130に
進むまででPOS側でチェックしても良い。
【0094】ステップS114には入力されたデータの
データ量区分9271が0の時に進み、エラー処理を行
い(ステップS114)、処理を終了する。具体的に
は、エラーであることがわかるように表示部12に表示
し、ブザー音を発生し、オペレータの注意を引く。それ
によってオペレータはエラーが生じていることを知り、
表示内容を見て、エラー解除処理と必要な処理を行う。
【0095】ステップS103には入力されたデータの
データ量区分9271が1の時に進み、入力データを2
段の組合せ部155と、さらにクーポンペアコード15
6と判定し(ステップS103)、入力データが多段コ
ードの一部すなわち、2段の組合せ部155の一部であ
るときは、ステップS125へ進み、入力データが多段
コードの一部すなわち、2段の組合せ部155の一部で
なく、クーポンペアコード156の一部であるときに
は、ステップS104に進む。
【0096】ステップS104では、続いて商品情報フ
ァイル151をサーチを行い(ステップS104)、読
み取ったコードが商品情報ファイル151に存在すれ
ば、ステップS115へ進み、読み取ったコードが商品
情報ファイル151に存在しなければ、ステップS10
6へ進む(ステップS105)。
【0097】ステップS106には読み取ったコードが
商品情報ファイル151に存在しないときに進み、コー
ドデータでクーポンファイル154をサーチし(ステッ
プS106)、クーポンファイル154に存在すれば、
ステップS108へ進み、存在しなければステップS1
14へ進む(ステップS107)。
【0098】ステップS108にはコードデータがクー
ポンファイル154に存在するときに進み、そのクーポ
ンファイル154のクーポンのレコードのクーポン対象
商品コード1543で商品情報ファイル151をサーチ
し(ステップS108)、存在すれば、ステップS11
0へ進み、存在しなければ、ステップS114へ進む。
【0099】ステップS110では、入力されたクーポ
ンデータである第1データエリア9273の値を下段デ
ータエリア1529にセットし、商品コードの入力を誘
導する誘導表示を表示部12から行い、ブザー音を発生
する(ステップS110)。
【0100】続いて、それを見てオペレータは、商品の
情報を入力する必要が有ることを知り、その商品のコー
ドを入力し、それによって制御部13は、入力データを
取り込み(ステップS111)、続いて入力されたデー
タのデータ量区分9271を判定し(ステップS11
2)、入力されたデータのデータ量区分9271が0と
2の時、ステップS114へ進み、データ量区分927
1が1の時、ステップS113に進む(ステップS11
2)。
【0101】ステップS113では、ステップS110
での商品コードと入力された商品コードとが一致してい
るかを判定し(ステップS113)、一致していなけれ
ば、ステップS114へ進み、一致していれば、入力さ
れた商品データである第1データエリア9273の値を
商品コード1521にセットし、ステップS122へ進
む。
【0102】ステップS122では、クーポンファイル
154あったクーポンデータによって割引額1542を
割引額1527にセットし(ステップS122)、続い
て売上げ処理として、価格1522から割引額1527
を引いた値を売価1528にセットして(ステップS1
23)、入力データによる商品名、売価、クーポン割引
情報などの表示を行い表示部12から行い、入力データ
による商品名、売価、クーポン割引情報などの印字を印
字部14から行って(ステップS124)、入力の終了
した入力商品情報エリア152のデータを、買上商品情
報エリア153にセーブして、処理を終了する。
【0103】ステップS115は、商品情報ファイル1
51をサーチし、読み取ったコードが商品情報ファイル
151に存在したときに進み、あったレコードのデータ
を入力商品情報エリア152にセットする。すなわち、
商品コード1511からクーポンコード1515まで
を、商品コード1521からクーポンコード1525ま
でにセットする。クーポンコード1525の値があれ
ば、ステップS116へ進み、クーポンコード1525
の値がなければ、ステップS123へ進む(ステップS
115)。
【0104】ステップS123では、入力商品情報エリ
ア152のデータ中の価格1522から、割引額152
7を引いて、売価1528を求める(ステップS12
3)。
【0105】なお、ステップS115からステップS1
23へと進んでくる時には、割引額1527には初期設
定のあと、値がセットされていないので、売価1528
の値は価格1522の値と同じである。
【0106】ステップS116では、クーポンコード1
525で、クーポンファイル154をサーチし(ステッ
プS116)、存在すれば、ステップS118へ進み、
存在しなければ、ステップS123へ進む(ステップS
117)。
【0107】ステップS118では、入力された商品デ
ータである第1データエリア9273の値を商品コード
1521にセットし、続いて、商品のコードの追加のコ
ードとしてクーポンのコードが一緒に入ってくることが
ありえるクーポンデータはクーポンファイル154にセ
ットされているので、この対象となるクーポンデータの
入力を誘導する表示を行い、ブザーを発生する(ステッ
プS118)。
【0108】オペレータは、ブザー音から注意を引かれ
て表示を見て、クーポンの情報を入力する必要が有るこ
とを知り、商品と一緒にクーポンがあるのならそのクー
ポンを読ませ、また、クーポンがないのなら買物客にク
ーポンがあるかを聞いて、あればクーポンのコードを入
力し、それによって制御部13は、入力データを取り込
み(ステップS119)、続いて入力されたデータのデ
ータ量区分9271を判定し(ステップS120)、入
力されたデータのデータ量区分9271が0と2の時、
ステップS114へ進み、データ量区分9271が1の
時、ステップS121に進む(ステップS120)。
【0109】また、ステップS118で、買物客にクー
ポンがあるかを聞いて、買物客がクーポンを持っていな
ければ、クーポンなしを指定する図示していないキーを
押してステップS123の処理に入り、割引がないまま
の金額で処理することとなる。
【0110】ステップS121では、入力されたデータ
と入力待ちのクーポンデータとを比較し(ステップS1
21)、入力されたデータが入力待ちクーポンコードで
あれば、入力されたクーポンデータである第1データエ
リア9273の値を下段データエリア1529にセット
し、ステップS122へ進み、入力されたデータが入力
待ちクーポンコードでなければ、ステップS114へ進
む。
【0111】また、ステップS103で、入力データの
段数を判定し(ステップS103)、入力データが多段
コードの一部すなわち、2段の組合せ部155の一部で
あるときは、ステップS125へ進み、2段の組合せ部
155の第1コード1551のコードか、第2コード1
552のコードかで、何段目かをチェックし(ステップ
S125)、第1段目の時は、ステップS126へ進
み、第2段目の時は、ステップS136へ進む。
【0112】ステップS126では、入力された商品デ
ータである第1データエリア9273の値を商品コード
1521にセットし、入力データによる第1段目の表示
を表示部12から行い、第2段目の入力の誘導表示を表
示部12から行い、ブザー音を発生する。
【0113】オペレータは、ブザー音から注意を引かれ
て表示を見て、商品の情報を入力する必要が有ることを
知り、商品のコードを入力し、それによって制御部13
は、入力データを取り込み(ステップS127)、続い
て入力されたデータのデータ量区分9271を判定し
(ステップS128)、入力されたデータのデータ量区
分9271が0と2の時、ステップS140へ進み、デ
ータ量区分9271が1の時、ステップS129に進
む。
【0114】ステップS140には、入力されたデータ
のデータ量区分9271が0と2の時に進み、エラー処
理を行い、処理を終了する。
【0115】具体的には、エラーであることがわかるよ
うに表示部12に表示し、ブザー音を発生し、オペレー
タの注意を引く。それによってオペレータはエラーが生
じていることを知り、表示内容を見て、エラー解除処理
と必要な処理を行う。
【0116】ステップS129では、入力されたデータ
を2段の組合せ部155のデータで判定し、第1段目の
コードであれば、ステップS140へ進み、第2段目の
コードであれば、入力されたクーポンデータである第1
データエリア9273の値を下段データエリア1529
にセットし、ステップS130へ進み、商品コード15
21で商品情報ファイル151をサーチを行い(ステッ
プS130)、読み取ったコードが商品情報ファイル1
51に存在すれば、ステップS132へ進み、読み取っ
たコードが商品情報ファイル151に存在しなければ、
ステップS140へ進む。
【0117】なお、ステップS130には、ステップS
129とステップS38とステップS102とから入っ
てくるが、ステップS129とステップS139からは
多段の組合せで入ってきて、ステップS102からは多
段の組合せとクーポンとの組合せの2種類がありうる。
【0118】ステップS132は、商品情報ファイル1
51をサーチを行い、読み取ったコードが商品情報ファ
イル151に存在したときに進み、あったレコードのデ
ータを入力商品情報エリア152にセットする。
【0119】すなわち、商品コード1511からクーポ
ンコード1515までを、商品コード1521からクー
ポンコード1525までにセットする。クーポンコード
1525の値があれば、ステップS133へ進み、クー
ポンコード1525の値がなければ、ステップS123
へ進む(ステップS132)。
【0120】ステップS133では、商品情報ファイル
151のあったレコードのクーポンコード1515で、
クーポンファイル154をサーチし(ステップS13
3)、存在しなければステップS140へ進み、存在す
ればステップS135へ進み(ステップS134)、あ
ったレコードのクーポンコード1515と実際に読み取
ったクーポンのコードとを比較判定し、違っていればス
テップS140へ進み、合っていればステップS122
へ進む(ステップS135)。
【0121】また、ステップS136は、ステップS1
25で第2段目の時に進み、入力されたクーポンデータ
である第1データエリア9273の値を下段データエリ
ア1529にセットし、入力データによる第2段の表示
を表示部12から行い、第1段目の入力の誘導表示を表
示部12から行い、ブザー音を発生する(ステップS1
36)。
【0122】オペレータは、ブザー音から注意を引かれ
て表示を見て、商品の情報を入力する必要が有ることを
知り、商品のコードを入力し、それによって制御部13
は、入力データを取り込み(ステップS137)、続い
て入力されたデータのデータ量区分9271を判定し
(ステップS138)、入力されたデータのデータ量区
分9271が0と2の時、ステップS140へ進み、デ
ータ量区分9271が1の時、ステップS139に進
む。
【0123】ステップS139では、入力されたデータ
を2段の組合せ部155のデータで判定し(ステップS
139)、第2段目のコードであれば、ステップS14
0へ進み、第1段目のコードであれば、入力された商品
データである第1データエリア9273の値を商品コー
ド1521にセットし、ステップS130へ進む。以
下、前で説明しているので省略する。
【0124】また、上述した本実施例のPOS端末装置
は、これに限定されず、以下に示すようにしてもよい。
【0125】(1)上記例のPOS端末装置では、クー
ポンがあって2段のコードの時で、一方のみのデータを
読み取っていたとき、すなわち、ステップS110、ス
テップS118、ステップS126、ステップS136
のそれぞれのあとで、2段のコードだが1段しか読まな
かった、あるいはクーポンとの組合せだが一方しか読ま
なかったとき、続いて、相手のコードを読み取らせるこ
とで処理するように説明したが、ここで、その一方のみ
のデータになっているデータを取り消す手段を持ち、取
り消して、もう一度2段とものデータを読み取るべくス
キャンを行っても良い。
【0126】(2)上記例のPOS端末装置において、
商品バーコードの内容が2段コードであって、なおかつ
クーポンのコードが一緒に入ってくる、すなわち2段と
3段とがありうるというケースはないものとして説明し
たが、そのようなときも、処理数が増えるだけで上述同
様に処理することが可能である。
【0127】(3)上記例のPOS端末装置は、商品情
報ファイル151にクーポンコード1515を持った
が、この内容については、クーポンコードエリアは1つ
でも、クーポンデータエリアが複数個のクーポンデータ
を指定できるようなものであっても同じことがいえる。
また、クーポンファイル154のクーポン対象商品コー
ドについても、複数個の商品コードを指定できるような
ものであっても良い。
【0128】(4)上記例のPOS端末装置は、クーポ
ンデータは商品情報ファイル151とは別のクーポンフ
ァイル154に持ったが、商品のコードと、クーポンの
コードとを区別がつくようにしてあれば、クーポンのコ
ードを商品情報ファイル151に持って処理するような
ものであっても、同様のことがいえる。
【0129】(5)上記例のPOS端末装置は、クーポ
ンを読み取ったのにそれがPOS端末装置に登録されて
いないときは、次のようにしても良い。
【0130】まず、ステップS121のNのケースであ
るが、クーポンコードの入力待ちなのに実際に入力した
のは、クーポンコードでないときと、クーポンコードを
入力したときであるが、別の商品用のクーポンであると
きと、そのクーポンは当店で扱っていないときの3通り
である。
【0131】このうち、始めの2つでは、買物客にクー
ポンが違っていることを示し、正しいクーポンを持って
いるかを聞き、正しくクーポン入力すれば良い。もし、
クーポンがないのであれば、ステップS118のあとで
の処理と同様に、クーポンなしを指定する図示していな
いキーを押してステップS123の処理に入り、割引が
ないままの金額で処理するのでも良い。
【0132】また、そのクーポンは当店で扱っていな
い、すなわち、POS端末装置にそのコードが登録され
ていないときは、当店で扱わないクーポンであるとし
て、それをわかるように警告、表示し、オペレータに知
らせ、オペレータはその旨買物客に知らせるようにする
方がオペレータもとまどいがなくなる。
【0133】また、ステップS135でのNのケースで
も、クーポンとの組合せで読み取ったが、商品情報ファ
イル151中のクーポンコード1515と実際に組合せ
で読み取ったクーポンコードとが一致しなかったのであ
り、ステップS121のNのケースでの、買物客にクー
ポンが違うことを知らせての処理である第2ケースと同
じで良い。
【0134】更に、ステップS117のNのケースと、
ステップS134のNのケースでは、商品情報ファイル
151中のクーポンコード1515の値は入っているの
に、クーポンファイル154には該当レコードがないと
きであり、この時は、ステップS121のNのケースの
最後のケースの、当店で扱わないクーポンとしての処理
と同様にして良い。
【0135】(6)上記例のPOS端末装置では、当店
で扱わないクーポンとして、そのクーポンを使用できな
いものとしたが、クーポンコードがなかったとき、その
データを取得するようにしても良い。
【0136】また、クーポンコードがなかったとき、そ
のデータを入力し、クーポンデータを登録できるように
しても良い。例えば、商品コードがわかっているとき
に、その対象のクーポンがあるときは、その入力したク
ーポンデータを登録し、また、金額を入力し、クーポン
ファイルにも、入力した金額を登録するなどすれば良
い。クーポンとしての割引のテキストの印字は、例え
ば、クーポン割引といった当座のしのぎのテキストを割
り当てることとすれば良い。
【0137】(7)上記例のPOS端末装置では、商品
のコードを読み取って、クーポンコードデータがないと
き、クーポンコードデータ入力がないことの確認をする
ようなもので説明したが、買物客が、クーポン券を持っ
ていないときには、そのまま次の商品を読むことができ
るようになっていると、取消しなどの操作が必要でな
く、操作もしやすい。
【0138】また、商品とクーポンが一緒にあれば一緒
に読み取れ、商品しかないときはそのまま次の商品デー
タを読み取れるため、クーポンを別に読む時間が商品と
一緒に読み取るため登録時間が短くなる。
【0139】このようにして、クーポン券のバーコード
を商品のバーコードの近くに貼りあるいは一緒にスキャ
ンさせて、商品をスキャナで読み取り時に、一度に商品
のバーコードとクーポン券のバーコードとを読み取り、
処理することができる。
【0140】なお、ここで、クーポン券と称したが、別
にクーポン券である必要はなく、前述した商品の割引等
のコード、または商品そのものを表すバーコード以外で
商品につけて一度に読み取ろうとするようなコードを持
つものであれば同じことがいえ、また、別にバーコード
のみに限定されない。
【0141】また、商品を扱うものであることに限る必
要はなく、物品を扱うものとして、普通は1段コードの
ラベルであり、ある必要なときだけ追加ラベルを貼ると
いうことで組立て、検査の現場でのチェックで必要なコ
ード(バーコードラベル)を追加添付し、それによって
行き先を分けるとか、必要事項を現品に添付したもの
で、あとで原因、理由の調査ができるようにしたもので
あっても良い。
【0142】更に、多段のバーコードの読み取りが、多
段のうち1段のときでも、多段すべての読み取りでも、
読み取りをOKとして、処理することができ、商品で、
クーポン券が一緒にあるときでも、クーポン券が一緒に
ないときでも、処理しうる。一緒にあって一緒に読み取
ったときは、そのまま処理をすればよい。一緒にあっ
て、一方のみのデータしか読み取らなかったときは、ど
ちらを読み取ったのかを判るようにして、相手のバーコ
ードがあれば読み取るべくオペレータ(チェッカ)に処
理するように要求すれば良い。
【0143】商品のバーコードの方を読み取っていたと
きは、オペレータは、組合せになっているクーポン券側
を読み取ればよいし、また、クーポン券側を読み取って
いたときは、組合せになっている商品のバーコード側を
読み取ればよい。
【0144】この時、一方のみの読み取りであったと
き、たまたま、読み取りが悪く、一方しか読み取れなか
ったものであると考えれば、組合せのバーコードを読み
取るようにするのではなく、先程読み取った一方のバー
コードの入力を取消し、もう一度、多段のコードを一度
に読み取るべく読み取りを行ってもよい。読み取りは多
段コードを一時に読み取って、POS端末装置の本体の
方にデータ送信するときにエラーが生じたときのイニシ
ャライズ処理とは違い、一度に読み取っていないデータ
についての処理である。
【0145】そして、商品毎に組合せとなるクーポン券
などの追加コードがあるのか否かを持ち、クーポン券な
どの追加コードがありえる商品のときのみ、相手の追加
コードがあれば読み取るべくオペレータ(チェッカ)に
処理するように要求することができる。
【0146】次に、本発明のスキャナの他の実施例につ
いて、以下に説明する。
【0147】図12、図13は、本発明のよる第2の実
施例としてのスキャナについて説明するための図であ
る。
【0148】図12は、2段コードの組合せデータ部9
26の別の構成例であり、9261は第1コード、92
62は第2コード、9263は2段指定フラグである。
【0149】第1コード9261と第2コード9262
は1つの商品のコードが2段で表されているときと、商
品のコードは1段であり、ある特定の商品コードがそれ
単独でも読み取り可能であり、また、クーポンのコード
が一緒であっても読み取り可能であるコードの組合せを
示しているものであり、2段一緒にしか読み取らないも
のは、2段指定フラグ9263が値として0、1段で
も、2段でも読むコードの組合せは、2段指定フラグ9
263が値として1である。このように、2段でしか読
み取らないものと、1段でも、2段でも読み取るものを
区別するようなものであっても良い。
【0150】図13は、本発明の他の実施例であるスキ
ャナでの処理を示したフローチャートである。
【0151】以下、図13のフローチャートに従って説
明していく。
【0152】なお、ステップS1からステップS7まで
は、図5に示した前の実施例での処理と同じであり、ま
た、ステップS8からステップS12までの処理も前の
実施例での処理と同じである。ステップS1からステッ
プS6までの処理は説明を省略する。
【0153】本実施例のスキャナでは、C/Dが正しい
レコードがあるかを読み取りデータバッファ921のチ
ェック9212の値で調べ(ステップS7)、C/Dが
正しいレコードがない時およびC/Dが正しいレコード
が3レコード以上あるときにはステップS11に進み、
C/Dが正しいレコードが1つある時にはステップS2
0に進み、C/Dが正しいレコードが2つある時にはス
テップS9に進む。ステップS9、ステップS11に進
む処理の時の説明は前の実施例で述べたので省略する。
【0154】ステップS20にはC/Dが正しいレコー
ドが1つある時に進み、読み取った1段のデータを2段
の組合せデータ部926のデータで判定し、2段データ
の一部であるときはステップS21へ進み、2段データ
の一部でないときはステップS8へ進む。
【0155】ステップS21では、2段の組合せデータ
部926の、読み取った2段データの一部のコードがあ
るレコードの2段指定フラグ9263を判定し、2段一
緒にしか読み取らない2段指定フラグ9263の値が0
のときステップS11へ進み、1段でも、2段でも読む
コードの組合せの2段指定フラグ9263の値が1のと
きステップS8へ進む。このように、2段でしか読み取
らないものと、1段でも、2段でも読み取るものを区別
する。
【0156】ステップS8では、読み取った1段のデー
タを送信データバッファ927に作成して、そのデータ
を送信して(ステップS12)、処理を終了する。
【0157】なお、このステップS8では、1段のコー
ドであっても、他のコードと組合せとなって2段となり
うるコードであるが、どちらも読み取りOKとして処理
する。
【0158】具体的には、データ量区分9271には1
を、第1データ区分9272には読み取りコードを示す
値で、EAN/JAN−13、EAN/JAN−8、U
PC−A、UPC−Eなどを表すコードをセットし、第
1データエリア9273に各読み取りデータをセットし
てデータの送信をする。
【0159】このようにしても、特定のコードで、1段
のデータでも、2段のデータでも読み取ることができ
る。
【0160】また、最初の実施例で、1段でも、2段で
も読むコードの組合せのうち、クーポンコードの方のみ
を記憶して、1段でも、2段でも読み取ることを実現し
ても良い。
【0161】図14、図15は、本発明のよる第3の実
施例としてのスキャナについて説明するための図であ
る。
【0162】図14は、本実施例のスキャナのメモリ部
92の詳細を説明するための図であり、読み取りデータ
バッファ921から、送信データバッファ927の内容
は前の実施例と同じであり、928はクーポンコードエ
リアであり、このエリアにあるコードは、1段でも、2
段でも読むコードの組合せのうち、クーポンコードの方
のみを記憶したものである。
【0163】図15は、本発明の実施例であるスキャナ
での処理を示したフローチャートである。
【0164】以下、図15のフローチャートに従って説
明していく。
【0165】なお、ステップS1からステップS7まで
は、図5に示した前の実施例での処理と同じであり、ま
た、ステップS8からステップS12までの処理も前の
実施例での処理と同じである。ステップS1からステッ
プS6までの処理は説明を省略する。
【0166】本実施例のスキャナは、C/Dが正しいレ
コードがあるかを読み取りデータバッファ921のチェ
ック9212の値で調べ(ステップS7)、C/Dが正
しいレコードがない時およびC/Dが正しいレコードが
3レコード以上あるときにはステップS11に進み、C
/Dが正しいレコードが1つある時にはステップS8に
進み、C/Dが正しいレコードが2つある時にはステッ
プS9に進む。ステップS8、ステップS11に進む処
理の時の説明は前の実施例で述べたので省略する。
【0167】ステップS9にはC/Dが正しいレコード
が2つある時に進み、この読み取ったデータを判定し
(ステップS9)、2段の組合せデータ部926に登録
されている2段の組合せであればステップS10へ進
み、2段の組合せデータ部926に登録されている2段
の組合せでなければステップS30へ進む。
【0168】ステップS30で、読み取りデータの一方
が2段のデータの一部であれば、ステップS11へ進
み、読み取りデータの一方が2段のデータの一部でなく
て2段のデータの時はステップS31へ進む。
【0169】ステップS31では、2段のコードの一方
はクーポンであるかを、クーポンコードエリア928の
値で判定し、クーポンであればすなわち、1段でも、2
段でも読むコードの組合せのうち、クーポンコードの方
のみを記憶したものであれば、ステップS10へ進み、
そうでないときは、ステップS11へ進む。この時、ス
テップS11へ進むときのケースは、商品が1段のコー
ドで表されているものが2つ入ったときであり、このケ
ースは、ここではエラーとして処理する。
【0170】ステップS10以降は省略する。
【0171】このようにしても、特定のコードで、1段
のデータでも、2段のデータでも読み取ることができ
る。
【0172】したがって、商品、または物品が読み取り
面上を通過するのを感知する物品検出器と、その感知後
にレーザから発せられるレーザビームを走査する走査系
と、そのレーザビームの入射後、商品に付加しているコ
ードから反射された白黒レベルに応じた光をパルス信号
に変換する光電変換器と、このパルス信号の幅や周波数
からバーの幅や間隔を判定し、その組合せで該当する数
字を判別するコード判定回路とからなるコード読取装置
において、前記コード判定回路を、特定のメインコード
と特定の追加コードの組み合わせ、または特定の追加コ
ードを格納した記憶手段と、前記特定のメインコードと
特定の追加コードの組み合わせ、または特定の追加コー
ドと他のコードとを一度に読み取る手段と、前記特定の
メインコードと特定の追加コードの組み合わせのうちい
ずれか一方のコードを読み取る手段と、前記記憶手段に
格納されていない追加コードを読み取る手段とで構成す
ることにより、前記記憶手段に格納された特定のメイン
コードと特定の追加コードの組み合わせ、または特定の
追加コードにより、読み取った商品、または物品が何段
で構成されるのか、またはそのコードがメインコードな
のか追加コードなのかを認識できるので、商品または、
物品のコードが多段から構成されていても、何段から構
成されているかを認識して読み取ることが可能となる。
【0173】なお、上記例は、クーポンコードエリア9
28にクーポンか否かを持ったものであったが、それ
は、上記のように先頭2桁というものでも良いし、先頭
3桁というようなものであっても、その区別がつくもの
であれば良い。
【0174】また、上記例では、スキャナの方で、2段
のコードか否かを意識して読み取るものであったが、ス
キャナは、読み取った分だけデータ送信し、POS端末
装置本体の方で、2段のコードか、1段でも2段でも良
いコードかを判定するものであっても良い。
【0175】更に、POS端末装置に商品毎に、1段の
みのコードか、2段のみのコードか、1段でも2段でも
良いコードかを識別する情報を持っていて、それをもと
に処理するものであっても良い。
【0176】そして、今までの例では、本発明によるス
キャナからの読み取りデータは、1段のコードでも、2
段のコードても良いもので読み取ったデータを一度に上
位装置側に送信するものであったが、読み取ったデータ
を1段ずつデータ送信するものであっても良い。
【0177】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0178】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0179】コード読取装置におけるコード判定回路
を、特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わ
せ、または特定の追加コードを格納した記憶手段と、前
記特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わ
せ、または特定の追加コードと他のコードとを一度に読
み取る手段と、前記特定のメインコードと特定の追加コ
ードの組み合わせのうちいずれか一方のコードを読み取
る手段と、前記記憶手段に格納されていない追加コード
を読み取る手段とで構成することにより、前記記憶手段
に格納された特定のメインコードと特定の追加コードの
組み合わせ、または特定の追加コードにより、読み取っ
た商品、または物品が何段で構成されるのか、またはそ
のコードがメインコードなのか追加コードなのかを認識
できるので、商品または、物品のコードが多段から構成
されていても、何段から構成されているかを認識して読
み取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスキャナの構成を説明
するためのブロック図である。
【図2】本実施例のスキャナのメモリ部の構成を説明す
るための図である。
【図3】本実施例のスキャナの2段の組合せデータ部の
構成を説明するための図である。
【図4】本実施例のスキャナの送信データバッファのフ
ォーマットを示した図である。
【図5】本実施例であるスキャナの処理を示したフロー
チャートである。
【図6】本実施例のPOS端末装置の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図7】本実施例のPOS端末装置の商品情報ファイル
の構成を説明するための図である。
【図8】本実施例のPOS端末装置の入力商品情報エリ
アの構成を説明するための図である。
【図9】本実施例のPOS端末装置のクーポンファイル
の構成を説明するための図である。
【図10】本実施例のPOS端末装置の2段の組合せ部
を説明するための図である。
【図11】本実施例のPOS端末装置の制御部の処理を
示したフローチャートである。
【図12】本実施例のPOS端末装置の2段コードの組
合せデータ部926の別の構成例を示した図である。
【図13】第2実施例であるスキャナの処理を示したフ
ローチャートである。
【図14】第2実施例のスキャナのメモリ部のの構成を
説明するための図である。
【図15】第3実施例のスキャナの処理を示したフロー
チャートである。
【図16】バーコードについて説明するための図であ
る。
【図17】従来のスキャナによる1段バーコードのスキ
ャンを説明するための図である。
【図18】従来のスキャナによる2段バーコードのスキ
ャンを説明するための図である。
【符号の説明】
1…商品、2バーコード、3…物品検出器、4…読み取
り面、5…読み取り窓、6…走査系、7…レーザー、8
…光電変換器、9…バーコード判定回路、11…入力
部、12…表示部、13…制御部、14…印字部、15
…記憶部、71…1段バーコード、72…2段バーコー
ドの上段コード、73…2段バーコードの下段コード、
81,82,83,84,85,86,87,88,8
9…スキャン、91…判定部、92…メモリ部、151
…商品情報ファイル、152…入力商品情報エリア、1
53…買上商品情報エリア、154…クーポンファイ
ル、155…2段の組合せ部、156…クーポンペアコ
ード、711…レフトガードバー、712…センタバ
ー、713…ライトガードバー、921…読み取りデー
タバッファ、922…入力バッファ、924…バッファ
使用数N、926…2段の組合せデータ部、927…送
信データバッファ、928…クーポンコードエリア、1
511…商品コード、1512…価格、1513…商品
名、1514…部門コード、1515…クーポンコー
ド、1521…商品コード、1522…価格、1523
…商品名、1524…部門コード、1525…クーポン
コード、1527…割引額、1528…売価、1541
…クーポンコード、1542…割引額、1543…クー
ポン対象商品コード、1551…第1コード、1552
…第2コード、9211…コード部、9212…チェッ
ク、9261…第1コード、9262…第2コード、9
263…2段指定フラグ、9271…データ量区分、9
272…第1データ区分、9273…第1データエリ
ア、9274…第2データ区分、9275…第2データ
エリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品、または物品が読み取り面上を通過
    するのを感知する物品検出器と、その感知後にレーザか
    ら発せられるレーザビームを走査する走査系と、そのレ
    ーザビームの入射後、商品に付加しているコードから反
    射された白黒レベルに応じた光をパルス信号に変換する
    光電変換器と、このパルス信号の幅や周波数からバーの
    幅や間隔を判定し、その組合せで該当する数字を判別す
    るコード判定回路とからなるコード読取装置において、 前記コード判定回路は、特定のメインコードと特定の追
    加コードの組み合わせ、または特定の追加コードを格納
    した記憶手段と、 前記特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わ
    せ、または特定の追加コードと他のコードとを一度に読
    み取る手段と、 前記特定のメインコードと特定の追加コードの組み合わ
    せのうちいずれか一方のコードを読み取る手段と、 前記記憶手段に格納されていない追加コードを読み取る
    手段とから構成されることを特徴とするコード読取装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6550682B2 (en) 2001-03-02 2003-04-22 Nec Infrontia Corporation Bar code reading method, bar code reading apparatus, and program thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6550682B2 (en) 2001-03-02 2003-04-22 Nec Infrontia Corporation Bar code reading method, bar code reading apparatus, and program thereof

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