JPH0885594A - 物品供給装置の物品回収方法及び装置 - Google Patents

物品供給装置の物品回収方法及び装置

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JPH0885594A
JPH0885594A JP24494694A JP24494694A JPH0885594A JP H0885594 A JPH0885594 A JP H0885594A JP 24494694 A JP24494694 A JP 24494694A JP 24494694 A JP24494694 A JP 24494694A JP H0885594 A JPH0885594 A JP H0885594A
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feeder
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洋昭 小林
Kazuyuki Uehara
一之 上原
Ikuo Iwashita
伊久雄 岩下
Yutaka Yamagiwa
豊 山際
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品供給機からの残物品回収を自動で簡易に
行ない、回収作業時間を短縮するとともに回収作業性を
向上し、物品処理の生産性を向上すること 【構成】 ボトル整列供給機11からボトル1を回収す
るに際し、ボトル搬送具19をボトル整列供給機11か
らボトル搬送具排出ライン12Bを経て、充填機15に
通すことなくボトル回収バイパスライン41からボトル
搬送具導入ライン12Aを経てボトル整列供給機11に
帰るボトル回収用経路42を循環移動させ、ボトル整列
供給機11でボトル搬送具19に移載されたボトル1を
ボトル回収バイパスライン41内で、ボトル取出装置5
2によって取出して回収するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボトル等の物品を物品
供給機の物品貯留部から切出して供給する物品供給装置
で、当該物品の型替え時等に物品供給機内の物品を回収
する、物品供給装置の物品回収方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤等の液体充填包装設備では、ボトル
等の物品を物品供給機から充填機、箱詰機等の物品処理
装置に供給して使用する物品供給装置が採用される。
【0003】この物品供給装置としては、従来、物品供
給機の物品貯留部に多数の物品を貯留し、物品供給機の
物品搬送具導入部に物品搬送具導入ラインを接続して、
物品供給機に物品搬送具を導入し、物品供給機内に導入
された物品搬送具に該物品供給機の物品貯留部から切出
される物品を移載し、物品供給機の物品搬送具排出部に
物品搬送具排出ラインを接続して上記物品を移載された
物品搬送具を物品供給機から排出し、物品搬送具排出ラ
インによって排出された物品搬送具を物品処理装置に搬
送して該物品搬送具内の物品を該物品処理装置にて使用
し、物品を使用されて空となった物品搬送具を物品処理
装置から物品搬送具導入ラインによって物品供給機に再
導入するものがある。
【0004】そして、この物品供給装置で、所定物品の
生産が終了し、他の物品への型替えを行なうに際して
は、物品供給機内に残っている所定物品の全てを人手で
回収することとしている。
【0005】尚、特公昭52-17949号公報には、プラスチ
ックボトルの空気吸引輸送方式が開示されているもの
の、物品供給機からの残物品回収方法に関するところが
全くない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、物品供
給機からの残物品回収を人手で行なっている。このた
め、下記、の問題点がある。 物品供給機の物品貯留部から物品切出装置に渡る広範
で複雑な物品供給経路の全てに残存している物品につい
て人手で行なわなければならず、煩雑で多くの時間を要
する。
【0007】物品供給機では物品の搬送、整列のため
の重力の利用や機械設置スペースの有効化のために、物
品貯留部〜物品切出装置の物品供給経路を高さ方向に延
在せしめることが多く、回収作業が高所での作業となり
作業性が悪い。
【0008】尚、物品処理装置の高速化に伴う大型化に
つれ、型替え時の残物品個数は多大となり、上記、
は物品処理の生産性を大きく損なう。
【0009】本発明は、物品供給機からの残物品回収を
自動で簡易に行ない、回収作業時間を短縮するとともに
回収作業性を向上し、物品処理の生産性を向上すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、物品供給機の物品貯留部に多数の物品を貯留し、物
品供給機の物品搬送具導入部に物品搬送具導入ラインを
接続して、物品供給機に物品搬送具を導入し、物品供給
機内に導入された物品搬送具に該物品供給機の物品貯留
部から切出される物品を移載し、物品供給機の物品搬送
具排出部に物品搬送具排出ラインを接続して上記物品を
移載された物品搬送具を物品供給機から排出し、物品搬
送具排出ラインによって排出された物品搬送具を物品処
理装置に搬送して該物品搬送具内の物品を該物品処理装
置にて使用し、物品を使用されて空となった物品搬送具
を物品処理装置から物品搬送具導入ラインによって物品
供給機に再導入する物品供給装置において、物品供給機
から物品を回収するに際し、物品搬送具を物品供給機か
ら物品搬送具排出ラインを経て、物品処理装置に通すこ
となく物品回収バイパスラインから物品搬送具導入ライ
ンを経て物品供給機に返る物品回収用経路を循環移動さ
せ、物品供給機で物品搬送具に移載された物品を物品回
収バイパスライン内で、物品取出手段によって取出して
回収するものである。
【0011】請求項2に記載の本発明は、物品供給機の
物品貯留部に多数の物品を貯留し、物品供給機の物品搬
送具導入部に物品搬送具導入ラインを接続して、物品供
給機に物品搬送具を導入し、物品供給機内に導入された
物品搬送具に該物品供給機の物品貯留部から切出される
物品を移載し、物品供給機の物品搬送具排出部に物品搬
送具排出ラインを接続して上記物品を移載された物品搬
送具を物品供給機から排出し、物品搬送具排出ラインに
よって排出された物品搬送具を物品処理装置に搬送して
該物品搬送具内の物品を該物品処理装置にて使用し、物
品を使用されて空となった物品搬送具を物品処理装置か
ら物品搬送具導入ラインによって物品供給機に再導入す
る物品供給装置において、物品搬送具導入ラインと物品
搬送具排出ラインとを物品回収バイパスラインにて直結
し、この物品回収バイパスラインに物品搬送具内の物品
を取出す物品取出手段を設けてなるようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】 物品供給機内の残物品を通常生産時と同様に、物品供
給機の物品貯留部から物品切出装置に渡る広範で複雑な
物品供給経路から一旦物品搬送具に移載して物品供給機
外に排出し、これを物品回収バイパスラインで物品取出
手段によって機械的に取出すものとなる。従って、残物
品回収を自動で簡易に行ない、回収作業時間を短縮する
とともに回収作業性を向上できる。
【0013】残物品を移載された物品搬送具は、物品
処理装置に通すことなく物品回収バイパスラインから物
品供給機に帰る物品回収用経路を循環移動して、上記
の回収作業に供される。このため、物品供給機からの物
品の排出〜回収の経路長、時間長を可及的に短縮でき、
回収作業時間を短縮できる。また同時に、物品処理装置
の側では、充填機の充填ノズル調整、配管洗浄等の型替
え作業を並行できる。即ち、物品処理装置の条件(洗浄
作業等)に関係なく独立して回収作業を行なうことがで
きる。
【0014】上記、により、物品処理装置の高速
化に伴う大型化につれ、型替え時の残物品個数が多大と
なる場合にも、物品処理の生産性を格段に向上できる。
【0015】
【実施例】図1は液体充填包装設備を示す模式図、図2
はボトル回収装置を示す側面図、図3はボトル回収装置
を示す平面図、図4は図3のIV−IV線に沿う矢視図、図
5はボトル回収手順を示す模式図、図6はボトル搬送具
を示す模式図である。
【0016】(液体充填包装設備)(図1) 液体充填包装設備10は、ボトル1に洗剤等の液体を充
填し、その後ボトル1にキャップ2を装着し、キャップ
2を装着されたボトル1を包装箱3に箱詰めするもので
ある。そして、液体充填包装設備10は、ボトル整列供
給機11、ボトル搬送具搬送コンベヤ12、キャップ整
列供給機13、キャップ搬送具搬送コンベヤ14、充填
機15、キャップ装着機16、製箱機17、箱詰機18
を有している。
【0017】液体充填包装設備10による充填/包装処
理は下記(1) 〜(5) の如くになされる。 (1) ボトル整列供給機11において、ボトル搬送具搬送
コンベヤ12によって導入されてくる空のボトル搬送具
19にボトル1を整列して移載し、ボトル1を移載され
たボトル搬送具19をボトル搬送具搬送コンベヤ12に
よって排出する。
【0018】(2) キャップ整列供給機13において、キ
ャップ搬送具搬送コンベヤ14によって導入されてくる
空のキャップ搬送具21にキャップ2を整列して移載
し、キャップ2を移載されたキャップ搬送具21をキャ
ップ搬送具搬送コンベヤ14によって排出する。
【0019】(3) 充填機15において、ボトル搬送具搬
送コンベヤ12から受け渡されたボトル搬送具19内の
ボトル1に液体を充填する。
【0020】(4) キャップ装着機16において、充填機
15から受け渡されたボトル搬送具19内の液体充填済
のボトル1に、キャップ搬送具搬送コンベヤ14から受
け渡されたキャップ搬送具21内のキャップ2を取り出
して装着する。ここで、キャップ2を取り出されて空と
なったキャップ搬送具21は、キャップ搬送具搬送コン
ベヤ14によって再び上記(2) のキャップ整列供給機1
3に導入される。
【0021】(5) 製箱機17は箱を作り、この箱を箱詰
機18に供給する。箱詰機18において、上記(4) でキ
ャップ2を装着されたボトル1をボトル搬送具19から
取り出し、このボトル1を包装箱3に箱詰めする。ここ
で、ボトル1を取り出されて空となったボトル搬送具1
9は、ボトル搬送具搬送コンベヤ12によって再び上記
(1) のボトル整列供給機11に導入される。
【0022】(ボトル整列供給機)(図1〜図3、図
6) ボトル整列供給機11は、多数のボトル1をボトル貯留
部31に貯留可能としている。ボトル1は、ボトル格納
タンク32からコンベヤ33により連続的にボトル貯留
部31に補給されるようになっている。尚、ボトル整列
供給機11は階上〜階下に渡り、ボトル格納タンク32
は階上に配置されている。
【0023】ボトル整列供給機11は、ボトル搬送具導
入部11Aにボトル搬送具搬送コンベヤ12のボトル搬
送具導入ライン12Aを接続されて前述の空となったボ
トル搬送具19を導入される。
【0024】ボトル整列供給機11は、ボトル貯留部3
1の下部にボトルフィーダ34、ボトル整列切出装置3
5を備えている。ここで、ボトル整列切出装置35は、
振分け装置35Aを有している。振分け装置35Aは、
(1) シリンダ35Bの伸びにより振分けガイド35Cの
全体を右側に寄せ、(2) 振分けガイド35Cの奇数番号
部にボトル1を投入し、このボトル1をガイド35Cに
保持したまま、シリンダ35Bの縮みによりガイド35
Cの全体を左側に寄せ、(3) ガイド35Cの偶数番号部
にボトル1を投入し、その後、全ガイド35Cから全12
列のボトル1を同時に各ボトル搬送具19に移載する。
これにより、ボトル貯留部31のボトル1は、ボトルフ
ィーダ34を経て全12列のボトル整列切出装置35に投
入された後、ボトル整列切出装置35で全12個のボトル
1の姿勢を一定方向(ボトル1の底部が下位となる姿
勢)に整列されて全12個同時に切出され、ボトル整列供
給機11に導入された上述の全12個のボトル搬送具19
に同時に移載される。
【0025】ボトル整列供給機11は、ボトル搬送具排
出部11Bにボトル搬送具搬送コンベヤ12のボトル搬
送具排出ライン12Bを接続されて上記ボトル1を移載
されたボトル搬送具19をボトル整列供給機11から排
出する。
【0026】これにより、液体充填包装設備10にあっ
ては、通常生産時、ボトル搬送具排出ライン12Bによ
って排出されたボトル搬送具19を前述の如く充填機1
5、キャップ装着機16、箱詰機18の各物品処理装置
に搬送して、ボトル搬送具19内のボトル1を使用に供
し、箱詰機18でボトル1を取出されて空となったボト
ル搬送具19をボトル搬送具導入ライン12Aによって
ボトル整列供給機11に再導入し、以後、このボトル搬
送具19をボトル整列供給機11〜充填機15、キャッ
プ装着機16、箱詰機18〜ボトル整列供給機11で循
環使用することを繰り返す。
【0027】尚、ボトル搬送具19は、図6に示す如
く、搬送具本体19Aにボトル挿入凹部19Bを備え、
この凹部19Bの両側に一対のボトル把持部材19C、
19Cを備える。ボトル把持部材19Cは、搬送具本体
19Aに固定の永久磁石19Dに対して反発する永久磁
石19Eを有しており、両磁石19D、19Eの反発力
により凹部19B内に向けて付勢されている。これによ
り、ボトル搬送具19に移載されたボトル1は、凹部1
9Bに挿入され、一対のボトル把持部材19C、19C
により挟圧保持される。また、ボトル搬送具19は、搬
送具本体19Aの底部に永久磁石19Fを有し、ボトル
搬送具搬送コンベヤ12、充填機15、キャップ装着機
16のボトル搬送具移動経路に設けられている物品ガイ
ド用磁石とこの永久磁石19Fとの磁気的作用下で、所
定のボトル搬送具移動経路に沿って搬送されるようにな
っている。また、ボトル搬送具19は、搬送具本体19
Aの底部に、後述するボトル突上げピン54Aのための
挿通孔19Gを備えている。
【0028】(ボトル回収装置)(図1〜図5) 然るに、液体充填包装設備10は、所定ボトル1の生産
を終了し、他のボトル1への型替えを行なうに際し、ボ
トル整列供給機11内に残っている所定ボトル1を回収
するため、以下の如くのボトル回収装置40を有してい
る。
【0029】ボトル回収装置40は、ボトル搬送具導入
ライン12Aとボトル搬送具排出ライン12Bとを、ボ
トル整列供給機11の近傍で、ボトル回収バイパスライ
ン41にて直結している。そして、ボトル搬送具19
を、ボトル整列供給機11からボトル搬送具排出ライン
12Bを経て、充填機15の側に通すことなくボトル回
収バイパスライン41からボトル搬送具導入ライン12
Aを経てボトル整列供給機11に帰るボトル回収用経路
を循環移動させるようになっている。即ち、ボトル搬送
具排出ライン12Bのボトル回収バイパスライン41に
接続される接続部の正面には当該ボトル搬送具排出ライ
ン12Bを遮断するストッパ43が出入するようになっ
ている。ストッパ43はエアシリンダ44により遮断位
置と非遮断位置とに切換設定される。また、ボトル搬送
具排出ライン12Bのボトル回収バイパスライン41に
接続される接続部の側部にはボトル搬送具移動装置45
が配設されている。ボトル搬送具移動装置45は、図
3、図5に示す如く、架台46に支持される第1エアシ
リンダ47と、第1エアシリンダ47に連結されて架台
46のガイドレール48に沿って移動し得る第2エアシ
リンダ49とを有し、第2エアシリンダ49のシリンダ
本体にすり切り板50を、第2エアシリンダ49のピス
トンロッド先端にプッシャ板51を備えている。ボトル
搬送具移動装置45は、第1エアシリンダ47の伸長動
作により、ボトル搬送具排出ライン12B上でストッパ
43に制止されている最先のボトル搬送具19をプッシ
ャ板51によってボトル回収バイパスライン41のボト
ル取出位置に押込み、続く第2エアシリンダ49の伸長
動作により、ボトル回収バイパスライン41上でボトル
1を取り出された当該ボトル搬送具19をプッシャ板5
1によってボトル搬送具導入ライン12Aに押し出す。
尚、ボトル搬送具移動装置45がプッシャ板51をボト
ル搬送具排出ライン12B〜ボトル回収バイパスライン
41に突き出している間、ストッパ43に制止されてい
る最先のボトル搬送具19に続く他のボトル搬送具19
はすり切り板50によってボトル搬送具排出ライン12
B上に制止され続ける。ボトル搬送具移動装置45が最
先のボトル搬送具19をボトル回収バイパスライン41
からボトル搬送具導入ライン12Aに押し出した後、第
1エアシリンダ47、第2エアシリンダ49が収縮動作
すると、すり切り板50による後続ボトル搬送具19の
ための制止作用もなくなり、ボトル搬送具排出ライン1
2Bは後続ボトル搬送具19をストッパ43に制止され
る位置まで搬送可能とする。
【0030】ボトル回収装置40は、ボトル搬送具19
内のボトル1を取出すボトル取出装置52をボトル回収
バイパスライン41に設けている。ボトル取出装置52
は、図2、図4に示す如く、ボトル搬送具排出ライン1
2Bからボトル回収バイパスライン41に押込まれたボ
トル搬送具19の両側面をガイドするとともに、後述す
るボトル突上げピン54Aの突上げ時にボトル搬送具1
9の上端面を上方から保持可能とする左右一対の逆L字
状ガイド53を、ボトル回収バイパスライン41の両側
部に設けている。また、ボトル回収装置40は、ボトル
回収バイパスライン41のボトル取出位置の下方にボト
ル突上げ用エアシリンダ54を配置しており、シリンダ
54のピストンロッド先端に設けてある突上げピン54
Aをボトル搬送具19の挿通孔19Gに挿通し、ボトル
搬送具19の把持部材19C、19Cに保持されている
ボトル1を凹部19Bの上方に突上げる。また、ボトル
回収装置40は、ボトル回収バイパスライン41のボト
ル取出領域の上方にボトル回収ダクト55の吸込ダクト
55Aを配置している。ボトル回収ダクト55は階上の
ボトル回収タンク56にまで伸び、ボトル回収ダクト5
5、ボトル回収タンク56にはブロワ57の吸込力が印
加されている。また、ボトル回収装置40は、ボトル回
収バイパスライン41の側部に吸込ダクト昇降用エアシ
リンダ58を配置しており、シリンダ58の伸縮動作に
より吸込ダクト55Aをボトル回収ダクト55の内外に
昇降移動させる。ボトル搬送具19からのボトル1の取
出時には、吸込ダクト55Aが下降位置に設定され、ボ
トル回収バイパスライン41上でボトル取出位置に設定
されたボトル搬送具19の直上に該吸込ダクト55Aを
近接設置するものとなり、前述の突上げピン54Aによ
ってボトル搬送具19から突上げられたボトル1を吸込
ダクト55A〜ボトル回収ダクト55に吸引回収可能と
する。
【0031】以下、ボトル回収装置40によるボトル回
収手順について説明する。 (1) 回収準備動作として、エアシリンダ44がストッパ
43をボトル搬送具排出ライン12B上の遮断位置に設
定する。ボトル回収ダクト55のブロワ57が駆動され
る。
【0032】(2) ボトル搬送具排出ライン12Bが駆動
し、ボトル整列供給機11でボトル1を移載されたボト
ル搬送具19がストッパ43に制止される位置まで搬送
される。ボトル搬送具19の搬送後、ボトル搬送具排出
ライン12Bは停止する(図5(A))。
【0033】(3) ボトル搬送具移動装置45の第1エア
シリンダ47が伸長動作し、ストッパ43に制止されて
いるボトル搬送具19の群のうちの最先のボトル搬送具
19をボトル回収バイパスライン41上のボトル取出位
置に位置付ける(図5(B))。
【0034】このとき、ボトル搬送具排出ライン12B
のボトル回収バイパスライン41との接続まわりに設置
されている搬送具検知センサがボトル搬送具19を検知
し、且つボトル検知センサが当該ボトル搬送具19内の
ボトル1を検知しない(ボトル1が不在)場合には、ボ
トル搬送具移動装置45は第1エアシリンダ47、第2
エアシリンダ49を同時に伸長動作し、当該ボトル搬送
具19を一気にボトル搬送具排出ライン12Bからボト
ル回収バイパスライン41を経てボトル搬送具導入ライ
ン12Bにまで押し出す。
【0035】(4) 吸込ダクト昇降用エアシリンダ58が
吸込ダクト55Aを下降位置に設定し、同時に、ボトル
突上げ用エアシリンダ54が突上げピン54Aをボトル
搬送具19の挿通孔19Gに挿通し、ボトル1をボトル
搬送具19から突上げることにより、ボトル1は確実に
吸込ダクト55A〜ボトル回収ダクト55に吸引され、
ボトル回収タンク56に回収される(図5(C))。
【0036】(5) ボトル搬送具移動装置45の第2エア
シリンダ49が伸長動作し、ボトル1を取出されたボト
ル搬送具19をボトル搬送具導入ライン12Aに押し出
す。吸込ダクト昇降用エアシリンダ58は吸込ダクト5
5Aを上昇位置に設定する。ボトル搬送具導入ライン1
2A、排出ライン12Bが駆動し、それぞれのボトル搬
送具19を搬送する。ボトル搬送具排出ライン12B上
のボトル搬送具19がストッパ43による制止位置に到
達したら、ボトル搬送具導入ライン12A、排出ライン
12Bを停止する。
【0037】(6) 上述(1) 〜(5) の繰り返しにより、ボ
トル整列供給機11内の残ボトル1の回収が進み、ボト
ル整列供給機11内のボトル整列切出装置35に設けて
いるボトル検知センサ60A〜60Fがボトルなしを検
知すると、このボトル検知センサによるボトル検知位置
〜ボトル回収バイパスライン41上のボトル取出位置ま
でのボトル搬送具19の在籍数に余裕数を加えた個数の
ボトル搬送具19について、上述(1) 〜(5) を更に繰り
返し、その後、上述(1) 〜(5) の回収動作を終了とす
る。
【0038】以下、本実施例の作用について説明する。 ボトル整列供給機11内の残ボトル1を通常生産時と
同様に、ボトル整列供給機11のボトル貯留部31から
ボトル整列切出装置35に渡る広範で複雑なボトル供給
経路から一旦ボトル搬送具19に移載してボトル整列供
給機11の外に排出し、これをボトル回収バイパスライ
ン41でボトル取出装置52によって機械的に取出すも
のとなる。従って、ボトル回収を自動で簡易に行ない、
回収作業時間を短縮するとともに回収作業性を向上でき
る。
【0039】残ボトル1を移載されたボトル搬送具1
9は、充填機15等の物品処理装置に通すことなくボト
ル回収バイパスライン41からボトル整列供給機11に
帰るボトル回収用経路42を循環移動して、上記の回
収作業に供される。このため、ボトル整列供給機11か
らのボトル1の排出〜回収の経路長、時間長を可及的に
短縮でき、回収作業時間を短縮できる。また同時に、充
填機15等のボトル処理装置の側では、例えば充填機1
5の充填ノズル調整、配管洗浄等の型替え作業を並行で
きる。即ち、充填機15の作業条件(洗浄作業等)に関
係なく独立してボトルの回収を行なうことができる。
【0040】上記、により、充填機15等の物品
処理装置の高速化に伴う大型化につれ、型替え時の残ボ
トル個数が多大となる場合にも、ボトル処理の生産性を
格段に向上できる。
【0041】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、物品取出手
段は、空気吸引輸送方式によるものに限らず、物品取出
ロボット等を用いるものであっても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品供給
機からの残物品回収を自動で簡易に行ない、回収作業時
間を短縮するとともに回収作業性を向上し、物品処理の
生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は液体充填包装設備を示す模式図である。
【図2】図2はボトル回収装置を示す側面図である。
【図3】図3はボトル回収装置を示す平面図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線に沿う矢視図である。
【図5】図5はボトル回収手順を示す模式図である。
【図6】図6はボトル搬送具を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ボトル(物品) 11 ボトル整列供給機(物品供給機) 11A ボトル搬送具導入部(物品搬送具導入部) 11B ボトル搬送具排出部(物品搬送具排出部) 12A ボトル搬送具導入ライン(物品搬送具導入ライ
ン) 12B ボトル搬送具排出ライン(物品搬送具排出ライ
ン) 15 充填機(物品処理装置) 19 ボトル搬送具(物品搬送具) 40 ボトル回収装置(物品回収装置) 41 ボトル回収バイパスライン(物品回収バイパス
ライン) 42 ボトル回収用経路(物品回収用経路) 52 ボトル取出装置(物品取出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩下 伊久雄 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 山際 豊 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品供給機の物品貯留部に多数の物品を
    貯留し、 物品供給機の物品搬送具導入部に物品搬送具導入ライン
    を接続して、物品供給機に物品搬送具を導入し、 物品供給機内に導入された物品搬送具に該物品供給機の
    物品貯留部から切出される物品を移載し、 物品供給機の物品搬送具排出部に物品搬送具排出ライン
    を接続して上記物品を移載された物品搬送具を物品供給
    機から排出し、 物品搬送具排出ラインによって排出された物品搬送具を
    物品処理装置に搬送して該物品搬送具内の物品を該物品
    処理装置にて使用し、物品を使用されて空となった物品
    搬送具を物品処理装置から物品搬送具導入ラインによっ
    て物品供給機に再導入する物品供給装置において、 物品供給機から物品を回収するに際し、 物品搬送具を物品供給機から物品搬送具排出ラインを経
    て、物品処理装置に通すことなく物品回収バイパスライ
    ンから物品搬送具導入ラインを経て物品供給機に返る物
    品回収用経路を循環移動させ、 物品供給機で物品搬送具に移載された物品を物品回収バ
    イパスライン内で、物品取出手段によって取出して回収
    することを特徴とする物品供給装置の物品回収方法。
  2. 【請求項2】 物品供給機の物品貯留部に多数の物品を
    貯留し、 物品供給機の物品搬送具導入部に物品搬送具導入ライン
    を接続して、物品供給機に物品搬送具を導入し、 物品供給機内に導入された物品搬送具に該物品供給機の
    物品貯留部から切出される物品を移載し、 物品供給機の物品搬送具排出部に物品搬送具排出ライン
    を接続して上記物品を移載された物品搬送具を物品供給
    機から排出し、 物品搬送具排出ラインによって排出された物品搬送具を
    物品処理装置に搬送して該物品搬送具内の物品を該物品
    処理装置にて使用し、物品を使用されて空となった物品
    搬送具を物品処理装置から物品搬送具導入ラインによっ
    て物品供給機に再導入する物品供給装置において、 物品搬送具導入ラインと物品搬送具排出ラインとを物品
    回収バイパスラインにて直結し、この物品回収バイパス
    ラインに物品搬送具内の物品を取出す物品取出手段を設
    けてなることを特徴とする物品供給装置の物品回収装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103265040A (zh) * 2013-05-10 2013-08-28 安徽龙泉硅材料有限公司 落料收集回收系统
WO2022024996A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 株式会社ミューチュアル 充填施栓装置及び容器供給・回収機構
CN114194511A (zh) * 2021-12-23 2022-03-18 徐州奕佳新型建材有限公司 一种干湿砂浆余料回收装置

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