JPH0884947A - 湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システム - Google Patents
湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システムInfo
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Abstract
の水槽の液面に浮遊する塗料スラッジを、強制的にポン
プに吸引させるための湿式塗装室用塗料スラッジ捕集シ
ステムを提供することを目的とする。 【構成】 湿式塗装室の水槽内に設置する水中ポンプま
たは吸込口を囲う箱状堰を設け、水槽液面に浮遊する塗
料スラッジを水と共に箱状堰内に流れ落ちるように構成
する一方、ポンプで吸引された塗料スラッジを含んだ水
の一部を箱状堰内に噴射して、流れ落ちた塗料スラッジ
を細分化すると共に、今一つの前記水の一部を水槽の液
面から浮遊塗料スラッジを箱状堰に向けて流れるように
噴出口を配設した。また、箱状堰は、水槽に固定された
ガイドレールによって、上下に移動可能として、浮遊す
る塗料スラッジと沈降する塗料スラッジを堰を上下する
ことによって、両者を捕集することを特徴とする。
Description
ッジ捕集装置および水槽内に浮遊、沈降した塗料スラッ
ジの捕集システムの改良に関するものである。
から被塗物に噴射される塗料の余剰ミストを効果的に捕
集して、作業環境の保全と大気汚染防止を行うことは重
要なことである。そのために、塗装室と称される装置が
多用されている。その塗装室の一形態として、ファン等
により塗装室内に向かう気流を形成して余剰ミストを導
入すると共に、水槽に貯溜された水または油をポンプ等
により塗装室上部に汲み上げて、気流に交差する方向に
水膜またはシャワーによって余剰の塗料ミストを捕集し
て水槽内に落下させたり、あるいは、ファン自体の吸引
力を利用して水槽内の水を吸い上げて水膜または渦流に
よって塗料ミストを捕集し水槽内に取り込むようにした
湿式塗装室と称されるものがある。かかる湿式塗装室で
は、水質汚染防止および産業廃棄物の処理の観点から、
塗料を取り込んで貯溜される汚濁した水等の管理ないし
処理が非常に問題となる。そこで、汚濁した貯溜水より
塗料スラッジを分離し、水を浄化するとともにこれを湿
式塗装室において再利用できるようにした塗料スラッジ
捕集装置が提案されている。
5ー354790)した塗料スラッジ捕集装置を含む塗
料捕集システムの一例を示す。ここで、1は湿式塗装室
において水を貯溜する水槽であり、水槽1内で塗料スラ
ッジを固形化させずにコロイド状に凝集分離させ、ゲル
化させて水槽1の底部に沈降させるべく、適宜の塗料凝
集剤が投入される。3は水槽1の底部に配置され、沈降
した塗料スラッジを水と共に汲みだすための水中ポンプ
である。10は水中ポンプ3から汲みだされた塗料スラ
ッジを含む水(塗料スラッジ液)から塗料スラッジを分
離捕集し、浄 ページ(3) 化した水を水槽1に還流させるべく設けた塗料スラッジ
捕集装置であり、本例では遠心分離循環水浄化装置形態
のものを用いている。かかる塗料スラッジ捕集装置10
において、11は高速回転駆動される遠心分離手段とし
ての遠心槽、13は遠心槽11内に配された羽根であ
り、遠心槽11の蓋11aと一体に設けられている。1
5は遠心槽11の取付部、17は遠心槽11や取付部1
5を収納する筐体、19はベルト、プーリ等の電動機構
18を介して取付部15に連結した軸に回転力を付与す
る電動機である。
塗料スラッジ液を遠心槽11内に導入するための配管で
あり、その途中には流量を調整するための絞りバルブ2
1Vが配設されている。また、その水中ポンプ3との連
結部分には分岐口21aを設け、水中ポンプ3によって
圧送すべき塗料スラッジ液の一部を水槽内に噴出させる
ことにより水槽1内に水流を生じさせ、塗料凝集剤を含
んだ水と水面に落下してくる塗料ミストとを攪拌混合
し、もって塗料スラッジの分散効果を高めるようにして
いる。
ッジが分離され、浄化された水を水槽に還流させるため
の配管であり、遠心槽11の回転に伴って生ずる遠心槽
11内の水流を効果的に受容できる方向に開口23aを
有している。25は遠心槽11からオーバーフローした
水を捕集して水槽1に戻すためのオーバーフロー配管で
あり、オーバーフロー水を受容可能に筐体17内部の遠
心槽11の側面部分に沿って設けた樋状部材17aに接
続されている。27はオーバーフロー配管によって捕集
しきれずに遠心槽11と樋状部材17aとの間隙部分か
ら僅かに溢出する水が筐体17の底部に溜まり、これが
取付部15の軸受け部分に至るのを防止すべく、筐体1
7の底部に設けた配管である。この筐体17の底部から
漏れた場合は、検出する安全装置が設けられている。
伴って塗装室内に形成されるシャワー状の水または水膜
にスプレーガンより噴霧された塗料が被塗物に付着せず
に、塗料ミストとして飛翔したものが取り込まれ、これ
が水槽1に貯溜されると、水槽1にあらかじめ投入され
た凝集剤の作用により、塗料スラッジは固形化せず、非
粘着化し、コロイド状に凝集分離する。コロイド状にゲ
ル化した塗料スラッジの大部分は水槽の底部に沈降する
が、一部は水中を流動し、一部は水面に浮遊する。この
塗料スラッジを含む水、すなわち塗料スラッジ液は水中
ポンプによって汲み出され、配管21を介して遠心槽1
1内に導入される。また、汲み出された塗料スラッジ液
の一部は分岐口21aより水槽内に戻され、これによっ
て水槽内1に水流が生じる。遠心槽11内に導入された
塗料スラッジ液は、高速回転する遠心槽11の作用によ
り塗料スラッジと水とが分離され塗料スラッジは遠心槽
11の内壁に遠心分離し積層する。一方浄化された水は
開口23aより、遠心力によって得られる水圧で、配管
23に導入され水槽1内に還流する。また、遠心槽11
からオーバーフローした水はオーバーフロー配管25を
介して水頭差により水槽1に還流する。
に取り込まれた前記塗料ミストから生成された塗料スラ
ッジは水槽にあらかじめ投入された凝集剤の作用によ
り、コロイド状にゲル化し、水槽の底部に沈降するも
の、水中を流動するもの、水面に浮遊するものに分かれ
る。この現象において、スプレーされる塗料の種類によ
って大きく異なるが、何時までも沈降せずに水面に浮遊
する塗料スラッジが比較的多い場合に、水槽1の底部に
配置された水中ポンプ3は、吸込口が底部にあるため、
沈降した底部の塗料スラッジや流動する塗料スラッジは
吸込むことができるが、水面に浮遊する塗料スラッジを
吸込むことができず、そのまま残留するという問題を持
っている。したがって、従来は水面に浮遊する塗料スラ
ッジはその都度人力によって掬い採るようにしていた。
しかし、浮遊比率の高い場合、掬い採る頻度を非常に高
く ページ(5) しなければ浮遊塗料が水槽面に充満する。この浮遊塗料
を放置すると、塗料膜を形成し固化する。この固化した
ものが万一吸込まれると水中ポンプ3のつまりの原因と
なる危険があった。
ない内に、強制的に水中ポンプに吸込ませることによっ
て、その都度人力で行っていた塗料スラッジの掬い取り
作業を排除し、水槽表面が塗料スラッジの浮遊しない常
に清潔な水面を維持することを目的とするもので、新た
な機械装置を付加することなく前記従来機械にわずかな
改良と、水中ポンプまたは吸込口を囲う堰を設けること
によってこの問題を解決するシステムを提供しようとす
るものである。
される塗料スラッジを水と共に吸引する水中ポンプまた
はポンプ吸込口を水槽内に設置し、前記塗料スラッジを
水と分離して、浄化された水を前記水槽に還流する塗料
スラッジ捕集装置において、前記水槽内に設置する水中
ポンプまたは吸込口を囲う箱状堰を設け、水槽の液面に
浮遊する塗料スラッジを水と共に箱状堰内に流れ落ちる
ように構成し、流れ落ちた塗料スラッジを細分化し攪拌
するために、 ポンプによって吸引された塗料スラッジ
液を、ポンプ吐出管に配設した分岐ジョイントで分岐
し、分岐口より、塗料スラッジ液の一部を前記箱状堰内
に向けて噴射するように構成して箱状堰内を噴流攪拌す
るようにした。また、前記箱状堰は、水槽に固定された
ガイドレールによって、上下に移動可能として浮遊する
塗料スラッジと沈降する塗料スラッジを堰を上下するこ
とによって両者を捕集することを特徴とするものであ
る。
ステムににおいて、水中ポンプ等によって吸引された塗
料スラッジ液を、ポンプ吐出管に配設した分岐ジョイン
トによって分岐し、塗料スラッジ液の一部を水槽の液面
からポンプ吸込口側に向けて ページ(6) 噴射し、水槽内に浮遊する塗料スラッジを箱状堰に向け
て流れるように構成したことを特徴とするものである。
る水中ポンプまたは吸込口を囲う箱状堰を設けることに
よって、通常底部より水とともに吸い込んでいた塗料ス
ラッジは堰で底部が遮蔽されるため、前記箱状堰の上
部、すなわち、水槽の液面近くから箱状堰内に流れ落ち
ることによって吸引される。このとき、液面に浮遊して
いる塗料スラッジが同時に流れ落ちる。箱状堰内に流れ
落ちた塗料スラッジは水中ポンプ等の吐出管から分岐さ
れた分岐口より一旦吸引された塗料スラッジ液を箱状堰
内の真上より箱状堰内の浮遊塗料スラッジに向けて噴射
することによって塗料スラッジは沈降すると共に、箱状
堰内は攪拌され塗料スラッジは細分化されてポンプに吸
引される。また、水槽液面に浮遊する塗料スラッジを、
吸込口に集めるために、さらにもう一個の吐出管から分
岐した分岐口から、可撓性ホースを介して水槽の一端か
ら箱状堰に向けて噴射することによって、液面に浮遊す
る塗料スラッジは箱状堰に向けて流れ、箱状堰内に流れ
落ちて前記吸い込みが行われる。
ジは処理されるが、水槽底部からの吸引がないため、沈
降している塗料スラッジは吸い込まれていない、そのた
め、箱状堰は水槽に固定されたガイドレールによって上
方に持ち上げられ、底部の遮蔽を解除することによっ
て、従来通り底部吸込みとなり沈降した塗料スラッジが
吸引される。スプレーされる塗料の種類により、沈降す
るスラッジと浮遊するスラッジの比率が異なるので、こ
の箱状堰の上下は、その比率に応じて堰の上下する時間
の間隔を定めて行う。
本発明の実施例として、湿式塗装室に設置される塗料ス
ラッジ捕集装置の一例を示す。従来例図1に示したと同
様の構成部分については対応箇所に同一の符号を付し原
則としてその説明は省略する。本実施例が図1の構成と
異なる点は、主として、湿式塗装室の水槽内に設置され
る水中ポンプまたは吸込口とそれを囲うように設けられ
る箱状堰とポンプ吐出口から分岐管を配設したことであ
る。図2は、水槽1内に設置される水中ポンプ3とポン
プの吐出管に設けられる分岐ジョイントと箱状堰を示す
側面図を示し、図3はその上面図で箱状堰と分岐口等の
配置の1例を示す。
し、101a、101bの2枚の堰板とその対称面は水
槽壁を利用した四角形の箱状となっている。100は箱
状に囲われた箱状堰内を示す。102はポンプ吐出口か
ら立上った吐出管を分岐する分岐ジョイントで、分岐ジ
ョイント102からさらに102a、102bの2つの
噴射口に分岐されている。103は分岐ジョイント10
2の上に設けられたもう一つの分岐ジョイント可撓性の
ホース103aを介して噴出口103bから水槽液面に
噴射して浮遊する塗料スラッジを箱状堰101に寄せ集
める流れを促進するためのものである。
込口3aは水槽1の底部に設置される。いま、箱状堰1
01がない場合は、水槽1の底部に沈降した塗料スラッ
ジは吸引されポンプに吸込まれるが、液面に浮遊してい
る塗料スラッジはまったく吸引されない。箱状堰101
を設けて底部を遮断すると、水槽水は液面から箱状堰板
101a、101bの堰から箱状堰内に流れ落ちる。堰
板101a、101bはそれぞれ水槽水位H1より下の
H2の堰高さで切欠かかれていてH1−H2の厚さで箱
状堰内100に流れ落ちる。箱状堰内100の水位H3
は、ポンプ吸込量と箱状堰内100に流れ落ちる液量に
よって決まる ページ(8) ので、ポンプの吸込量に応じて堰の切欠き面積が決めら
れる。尚、箱の中の水位がブース水位と同じ(H1=H
3)で使用するケースの方が多いため、H1=H3の状
態でもポンプの上に集まったスラッジが102a、10
2bの噴射水によって、水中に分散化され、ポンプの吸
込み口に送られる。堰板101a、101bは一枚の板
で角部に水槽に固定して設けられたガイドレール(図示
せず)に差し込まれるようになっている。したがって、
堰板101a、101bは上にスライドでき、上部から
取外しが可能となっている。また、下部吸込みの場合、
堰板101a、101bは一定の高さに引き上げて固定
できるようになっている。この箱状堰101は、2枚の
堰板101a、101bからなり対称面を水槽壁を利用
した四角形となっているが、四面または1面を堰板にし
た独立した箱でもよく、また、その形状は長方形等でも
よく形状を限定するものでもない。
102から二つに分けられた噴射口102a、102b
が箱状堰内に真上から、水中ポンプ3で吸引した塗料ス
ラッジ液の一部を、噴射する。これによって、箱状堰内
100の上部に厚く浮遊する塗料スラッジや膜状になっ
た塗料スラッジは噴流の衝突で細分化し、箱状堰内10
0底部に沈降させるとともに、攪拌して、ポンプに吸い
込ませる。細分化し、水と十分混合した塗料スラッジ液
を吸い込むので管路へのつまりなどは完全に防止するこ
とができる。さらに、分岐ジョイント103から、塗料
スラッジ液の一部を塩化ビニール系の可撓性のホース用
いて比較的浮遊塗料スラッジの溜まりやすい水槽内の液
面に噴出口103bを配設し、箱状堰101に向けて噴
射することによって、浮遊塗料スラッジを箱状堰に寄せ
集められる。ポンプで吸引した塗料スラッジ液の一部を
噴射攪拌や塗料スラッジの寄せ集めに利用するのは、水
中ポンプ3が十分な吐出能力を持っていて、これらの一
部吐出がない場合は塗料スラッジ捕集装置のバルブ21
Vをしぼって遠心槽11内で処理できる吐出量に調整し
ていたが、本発明では、その絞りを少なくすることで ページ(9) 対処できるものである。これによって、新たなポンプや
機械装置を付加することなく、水槽内の水の循環を助長
し、塗料スラッジの処理をより効果的に行うことができ
る。
201は吸込口,201aは吸上げ管、202は渦巻ポ
ンプ、203はポンプ吐出側に配設した分岐ジョイント
で、この分岐ジョイント203の先でT形ジョイント2
04によって箱状堰内への噴射用と前記水槽液面噴射用
に分岐されている。この実施例の異なるところは、水中
ポンプを使用せず一般の渦巻ポンプ等を水槽外に配設
し、水槽内には吸上げ管201aと吸込口201のみを
箱状堰内に配設するもので、箱状堰101、二つの噴射
口102a、102bおよび可撓性ホース103aを介
して設けられる噴出口103bは図3の実施例と同じも
のが使用される。この装置の特徴は水中ポンプと異なり
モーター部を水中に没しないために安全性が高いこと、
吸込口のみを水槽内に入れるので洗浄等のメンテナンス
が容易なことである。
湿式塗装室の水槽内に水中ポンプまたは吸込口を囲う箱
状堰を設け、水槽液面より箱状堰内に浮遊する塗料スラ
ッジを流し落し、吸引され吐出される塗料スラッジ液の
一部を噴射して、箱状堰内を攪拌することによって、従
来人力で掬い採っていた浮遊塗料スラッジを、箱状堰の
堰板を上下させるだけで、浮遊塗料スラッジが処理で
き、しかも、人力で掬い取るものは多くの水分を含んだ
ものとなるが本装置では完全な固形物として処理が非常
に容易になる。また、本発明では、従来装置に対し、水
中ポンプまたは吸込口を囲う箱状堰の配置と、ポンプ吐
出側の配管を僅か改良するのみで前記効果が得られるも
のである。その他、浮遊塗料スラッジは比較的膜状に固
まり易いが、浮遊塗料スラッジの溜まり易い箇所から箱
状堰に向けて噴射することによって、膜状に固まらない
内に流され、箱状堰内に流れ落ちた塗料スラッジを噴射
攪拌に ページ(10) よって細分化されるので、ポンプ、配管等の詰まりもな
く、安定した性能が維持できる。また、浮遊塗料スラッ
ジがなく水槽液面が常に清潔な環境で作業ができる効果
が得られる。
図である。
水中ポンプを囲う箱状堰を設けた要部側面からの模式図
である。
要部模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 湿式塗装室の水槽に貯溜される塗料スラ
ッジを水と共に吸引する水中ポンプまたは吸込口を水槽
内に設置し、前記塗料スラッジを水と分離して、浄化さ
れた水を前記水槽に還流する塗料スラッジ捕集装置にお
いて、前記水槽内に設置する水中ポンプまたはポンプ吸
込口を囲う箱状堰を設け、水槽の液面に浮遊する塗料ス
ラッジを水と共に箱状堰内に流れ落ちるように構成した
湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システム。 - 【請求項2】 水槽内に設置する水中ポンプまたはポン
プ吸込口を囲う箱状堰を設けた請求項1記載の塗料スラ
ッジ捕集システムにおいて、ポンプによって吸引された
塗料スラッジ液を、ポンプ吐出管に配設した分岐ジョイ
ントで分岐し、塗料スラッジ液の一部を前記箱状堰内に
向けて噴射するように構成した湿式塗装室用塗料スラッ
ジ捕集システム。 - 【請求項3】 水槽内に設置する水中ポンプまたは吸込
口を囲う箱状堰を設けた請求項1記載の塗料スラッジ捕
集システムにおいて、箱状堰が、水槽に固定されたガイ
ドレールによって、上下に移動可能とした湿式塗装室用
塗料スラッジ捕集システム。 - 【請求項4】 湿式塗装室の水槽に貯溜される塗料スラ
ッジを水と共に吸引する水中ポンプまたは吸込口を水槽
内に設置し、前記塗料スラッジを水と分離して、浄化さ
れた水を前記水槽に還流する塗料スラッジ捕集装置にお
いて、水中ポンプ等によって吸引された塗料スラッジ液
を、ポンプ吐出管に配設した分岐ジョイントによって分
岐し、塗料スラッジ液の一部を水槽の液面からポンプ吸
込口側に向けて噴射し、水槽内に浮遊する塗料スラッジ
を箱状堰に向けて流れるように構成した湿式塗装室用塗
料スラッジ捕集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248420A JP3061537B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248420A JP3061537B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884947A true JPH0884947A (ja) | 1996-04-02 |
JP3061537B2 JP3061537B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17177862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6248420A Expired - Fee Related JP3061537B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 湿式塗装室用塗料スラッジ捕集システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061537B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329342A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Anest Iwata Corp | 塗装ブース用処理液のスラッジ回収装置 |
JP2010115626A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Anest Iwata Corp | 塗装ブースにおけるスラッジ処理用回収装置 |
CN103348211A (zh) * | 2011-01-21 | 2013-10-09 | 大金工业株式会社 | 热交换器及空调装置 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6248420A patent/JP3061537B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329342A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Anest Iwata Corp | 塗装ブース用処理液のスラッジ回収装置 |
JP4588362B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2010-12-01 | アネスト岩田株式会社 | 塗装ブース用処理液のスラッジ回収装置 |
JP2010115626A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Anest Iwata Corp | 塗装ブースにおけるスラッジ処理用回収装置 |
CN103348211A (zh) * | 2011-01-21 | 2013-10-09 | 大金工业株式会社 | 热交换器及空调装置 |
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