JPH0884124A - ノイズ低減方式 - Google Patents
ノイズ低減方式Info
- Publication number
- JPH0884124A JPH0884124A JP21855394A JP21855394A JPH0884124A JP H0884124 A JPH0884124 A JP H0884124A JP 21855394 A JP21855394 A JP 21855394A JP 21855394 A JP21855394 A JP 21855394A JP H0884124 A JPH0884124 A JP H0884124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- transmission
- common mode
- noise reduction
- mode choke
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- Pending
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- Filters And Equalizers (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減
できるノイズ低減方式を提供する。 【構成】 コネクタ1、3の間に放射ノイズ低減回路2
を設けて構成される。放射ノイズ低減回路2は、コモン
モードチョークコイルやT型フィルタを用いて構成さ
れ、コネクタ1、3の間の各端子間のコモンモードノイ
ズやノーマルモードノイズを低減する。
できるノイズ低減方式を提供する。 【構成】 コネクタ1、3の間に放射ノイズ低減回路2
を設けて構成される。放射ノイズ低減回路2は、コモン
モードチョークコイルやT型フィルタを用いて構成さ
れ、コネクタ1、3の間の各端子間のコモンモードノイ
ズやノーマルモードノイズを低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ低減方式に関
し、特に、ディジタル加入線伝送装置等のディジタル伝
送装置における電磁放射ノイズを低減するためのノイズ
低減方式に関するものである。
し、特に、ディジタル加入線伝送装置等のディジタル伝
送装置における電磁放射ノイズを低減するためのノイズ
低減方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル加入線伝送装置等のデジタル
伝送装置において、高速のデータバスを他の伝送装置に
接続する場合には、伝送用ケーブルにより当該データバ
スを構成するユニットに伝送用ケーブルの一端部に設け
たコネクタを接続し、また他端部に設けたコネクタを他
の伝送装置の対応するユニットに接続する方式が、一般
的に採られている。一例として、ディジタル加入線伝送
装置の場合には、伝送ケーブルとしてはその両端に高速
データバス用コネクタ部、例えば、26ピン×2型コネ
クタ(CG26コネクタ)を取り付けたものを用い、こ
の伝送装置を構成するユニットの裏面等に一方のCG2
6コネクタを、また他方のCG26コネクタを他の伝送
装置に、それぞれ接続する構成としている。
伝送装置において、高速のデータバスを他の伝送装置に
接続する場合には、伝送用ケーブルにより当該データバ
スを構成するユニットに伝送用ケーブルの一端部に設け
たコネクタを接続し、また他端部に設けたコネクタを他
の伝送装置の対応するユニットに接続する方式が、一般
的に採られている。一例として、ディジタル加入線伝送
装置の場合には、伝送ケーブルとしてはその両端に高速
データバス用コネクタ部、例えば、26ピン×2型コネ
クタ(CG26コネクタ)を取り付けたものを用い、こ
の伝送装置を構成するユニットの裏面等に一方のCG2
6コネクタを、また他方のCG26コネクタを他の伝送
装置に、それぞれ接続する構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成のように高速データ伝送用ケーブルを用いて伝
送装置間を接続した場合には、この伝送用ケーブルが電
磁放射ノイズのアンテナとして機能することから、電磁
放射ノイズが伝送用ケーブルを伝わって空中に放射され
てしまうという問題がある。そしてこのため、VCCI
(情報処理装置等電波障害自主規制協議会)の規格を満
足させる伝送装置を構成することが困難であった。
来の構成のように高速データ伝送用ケーブルを用いて伝
送装置間を接続した場合には、この伝送用ケーブルが電
磁放射ノイズのアンテナとして機能することから、電磁
放射ノイズが伝送用ケーブルを伝わって空中に放射され
てしまうという問題がある。そしてこのため、VCCI
(情報処理装置等電波障害自主規制協議会)の規格を満
足させる伝送装置を構成することが困難であった。
【0004】本発明の目的は、伝送用ケーブルからの電
磁放射ノイズを低減することができる、ノイズ低減方式
を提供することにある。
磁放射ノイズを低減することができる、ノイズ低減方式
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ低減方式
は、前述の課題を解決するために、複数の伝送路を有す
る伝送用ケーブルにより伝送装置間でデータを伝送する
際における伝送用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減
するためのノイズ低減方式であって、伝送路の間にコモ
ンモードチョークコイルを接続する構成とした。また、
伝送路の間にT型フィルタを接続する構成とした。更
に、伝送路の間にコモンモードチョークコイルとT型フ
ィルタとを接続する構成とした。
は、前述の課題を解決するために、複数の伝送路を有す
る伝送用ケーブルにより伝送装置間でデータを伝送する
際における伝送用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減
するためのノイズ低減方式であって、伝送路の間にコモ
ンモードチョークコイルを接続する構成とした。また、
伝送路の間にT型フィルタを接続する構成とした。更
に、伝送路の間にコモンモードチョークコイルとT型フ
ィルタとを接続する構成とした。
【0006】ここで、コモンモードチョークコイルやT
型フィルタを有効にする(伝送路に接続する)ためのス
イッチ部を設けても良い。
型フィルタを有効にする(伝送路に接続する)ためのス
イッチ部を設けても良い。
【0007】また、上記のコモンモードチョークコイル
やT型フィルタは、好ましくは、伝送用ケーブルのデー
タ送信側に接続されたコネクタに設けられている。
やT型フィルタは、好ましくは、伝送用ケーブルのデー
タ送信側に接続されたコネクタに設けられている。
【0008】
【作用】上記のように伝送路間にコモンモードチョーク
コイルやT型フィルタを接続することで、伝送路間にお
けるコモンモードノイズやノーマルモードノイズを有効
に低減することができる。
コイルやT型フィルタを接続することで、伝送路間にお
けるコモンモードノイズやノーマルモードノイズを有効
に低減することができる。
【0009】
(実施例1)図1は、本発明の実施例のノイズ低減方式
に係る伝送用ケーブルを示したブロック図である。この
伝送用ケーブルは、コネクタ1、3の間に放射ノイズ低
減回路2を設けて構成される。ここで、コネクタ1は、
例えば、CG26雌コネクタであり、またコネクタ3は
CG26雄コネクタである。そして、コネクタ1は、例
えば、ディジタル加入線伝送装置等の伝送装置の高速バ
ス用の雄コネクタ部に、またコネクタ3は、例えば、他
の伝送装置の高速バス用の雌コネクタ部に、それぞれ接
続される。
に係る伝送用ケーブルを示したブロック図である。この
伝送用ケーブルは、コネクタ1、3の間に放射ノイズ低
減回路2を設けて構成される。ここで、コネクタ1は、
例えば、CG26雌コネクタであり、またコネクタ3は
CG26雄コネクタである。そして、コネクタ1は、例
えば、ディジタル加入線伝送装置等の伝送装置の高速バ
ス用の雄コネクタ部に、またコネクタ3は、例えば、他
の伝送装置の高速バス用の雌コネクタ部に、それぞれ接
続される。
【0010】放射ノイズ低減回路2の構成例を図2に示
した。この放射ノイズ低減回路2は、コモンモードノイ
ズを低減するためのものである。この放射ノイズ低減回
路2では、コネクタ1の各端子(ピン)とコネクタ3の
各端子(ピン)とを結ぶ対の伝送路(対のバス線)の
間、例えば、コネクタ1の端子1−02Aとコネクタ3
の端子3−02Aを結ぶ伝送路と、コネクタ1の端子1
−02Bとコネクタ3の端子3−02Bを結ぶ伝送路と
の間に、コモンモードチョークコイル4をそれぞれ接続
する構成としている。この放射ノイズ低減回路2は、デ
ータの送信側に設けられる。この場合データ送信側に位
置するコネクタ1の内部に設けることが好ましい。
した。この放射ノイズ低減回路2は、コモンモードノイ
ズを低減するためのものである。この放射ノイズ低減回
路2では、コネクタ1の各端子(ピン)とコネクタ3の
各端子(ピン)とを結ぶ対の伝送路(対のバス線)の
間、例えば、コネクタ1の端子1−02Aとコネクタ3
の端子3−02Aを結ぶ伝送路と、コネクタ1の端子1
−02Bとコネクタ3の端子3−02Bを結ぶ伝送路と
の間に、コモンモードチョークコイル4をそれぞれ接続
する構成としている。この放射ノイズ低減回路2は、デ
ータの送信側に設けられる。この場合データ送信側に位
置するコネクタ1の内部に設けることが好ましい。
【0011】なお、端子1−01A、端子3−01Bは
ついては、これらの端子は通常はシールドまたは無接続
となっており、コモンモードチョークコイル4を接続す
る必要がないため、図示を省略した。このように端子1
−01A、3−01Bにコモンモードチョークコイルを
入れないことで、コンパクトな形状とできて、上記のよ
うにコネクタ1内に挿入する場合に有利である。
ついては、これらの端子は通常はシールドまたは無接続
となっており、コモンモードチョークコイル4を接続す
る必要がないため、図示を省略した。このように端子1
−01A、3−01Bにコモンモードチョークコイルを
入れないことで、コンパクトな形状とできて、上記のよ
うにコネクタ1内に挿入する場合に有利である。
【0012】ここで、例えば、CG26コネクタにおけ
るピンロケーションは図3に示した通りであり、A列、
B列がそれぞれ01〜13のピンから構成されて、合計
13対のコネクタピンを備えている。また、CG26コ
ネクタにおいては通常は、A列とB列の対応する端子同
士、例えば、02Aと02B、あるいは03Aと03B
が、それぞれ対で用いられる。そして、高速バス中のデ
ータは、このような対の形で、CG26コネクタおよび
伝送ケーブル上を伝送される。
るピンロケーションは図3に示した通りであり、A列、
B列がそれぞれ01〜13のピンから構成されて、合計
13対のコネクタピンを備えている。また、CG26コ
ネクタにおいては通常は、A列とB列の対応する端子同
士、例えば、02Aと02B、あるいは03Aと03B
が、それぞれ対で用いられる。そして、高速バス中のデ
ータは、このような対の形で、CG26コネクタおよび
伝送ケーブル上を伝送される。
【0013】この放射ノイズ低減回路2において、コモ
ンモードチョークコイル4を構成する2つのコイルは、
その黒丸で示したホット側が、それぞれ一方のコネクタ
1の端子、例えば、端子1−02Aと端子1−02Bに
それぞれ接続されている。またこれらコイルのコールド
側は、他方のコネクタ3の端子、例えば、端子3−02
Aと端子3−02Bにそれぞれ接続されている。
ンモードチョークコイル4を構成する2つのコイルは、
その黒丸で示したホット側が、それぞれ一方のコネクタ
1の端子、例えば、端子1−02Aと端子1−02Bに
それぞれ接続されている。またこれらコイルのコールド
側は、他方のコネクタ3の端子、例えば、端子3−02
Aと端子3−02Bにそれぞれ接続されている。
【0014】以上のように構成される実施例において、
放射ノイズ低減回路2を構成する各コモンモードチョー
クコイル4は、対地に対して対の伝送路(対のバス線)
に同相で、例えば、30MHz以上の高周波ノイズが乗
った場合には、そのインダクタンスによってハイインピ
ーダンスとなる。このため、当該伝送路における高周波
ノイズの通過を阻止することができる。よって、上記の
ように、対の伝送路間にそれぞれコモンモードチョーク
コイル4を入れることで、電磁放射ノイズ(コモンモー
ドノイズ)を低減できるようになる。
放射ノイズ低減回路2を構成する各コモンモードチョー
クコイル4は、対地に対して対の伝送路(対のバス線)
に同相で、例えば、30MHz以上の高周波ノイズが乗
った場合には、そのインダクタンスによってハイインピ
ーダンスとなる。このため、当該伝送路における高周波
ノイズの通過を阻止することができる。よって、上記の
ように、対の伝送路間にそれぞれコモンモードチョーク
コイル4を入れることで、電磁放射ノイズ(コモンモー
ドノイズ)を低減できるようになる。
【0015】実際の伝送装置、例えば、ディジタル加入
者線伝送装置において、この装置に伝送用ケーブルを接
続して他の伝送装置と接続場合において、この図1の放
射ノイズ低減回路2を通過させることで、伝送用ケーブ
ルからの電磁放射ノイズの発生を低減できる。そして、
上記の放射ノイズ低減回路2をデータ送信側のコネクタ
1の内部に設けることで、伝送装置を構成するユニット
内のパッケージ類にノイズ低減対策を盛り込むことなく
ノイズ低減を図ることができるようになる。
者線伝送装置において、この装置に伝送用ケーブルを接
続して他の伝送装置と接続場合において、この図1の放
射ノイズ低減回路2を通過させることで、伝送用ケーブ
ルからの電磁放射ノイズの発生を低減できる。そして、
上記の放射ノイズ低減回路2をデータ送信側のコネクタ
1の内部に設けることで、伝送装置を構成するユニット
内のパッケージ類にノイズ低減対策を盛り込むことなく
ノイズ低減を図ることができるようになる。
【0016】(実施例2)図4に、本発明のノイズ低減
方式に使用される放射ノイズ低減回路2の他の構成例を
示した。この放射ノイズ低減回路2では上記のコモンモ
ードチョークコイル4に代えて、コイルとコンデンサと
から構成されるT型フィルタ5を用いたものである。つ
まり、このT型フィルタ5を、上記コネクタ1の各端子
と上記コネクタ3の各端子とを結ぶ対の伝送路(対のバ
ス線)の間、例えば、コネクタ1の端子1−02Aとコ
ネクタ3の端子3−02Aを結ぶ伝送路と、コネクタ1
の端子1−02Bとコネクタ3の端子3−02Bを結ぶ
伝送路との間に、それぞれ接続する構成としている。
方式に使用される放射ノイズ低減回路2の他の構成例を
示した。この放射ノイズ低減回路2では上記のコモンモ
ードチョークコイル4に代えて、コイルとコンデンサと
から構成されるT型フィルタ5を用いたものである。つ
まり、このT型フィルタ5を、上記コネクタ1の各端子
と上記コネクタ3の各端子とを結ぶ対の伝送路(対のバ
ス線)の間、例えば、コネクタ1の端子1−02Aとコ
ネクタ3の端子3−02Aを結ぶ伝送路と、コネクタ1
の端子1−02Bとコネクタ3の端子3−02Bを結ぶ
伝送路との間に、それぞれ接続する構成としている。
【0017】なお、このT型フィルタ5を用いて構成さ
れる放射ノイズ低減回路2は、上記同様に、データの送
信側、好ましくはデータ送信側に位置するコネクタ1の
内部に設けられる。
れる放射ノイズ低減回路2は、上記同様に、データの送
信側、好ましくはデータ送信側に位置するコネクタ1の
内部に設けられる。
【0018】そしてこのT型フィルタ5は、コイル部分
によるインダクタンスL1、L2とコンデンサ部分によ
るキャパシタンスC1との働きにより、コネクタ1ある
いはコネクタ3の対の端子間、例えば、端子1−02A
と端子1−02Bとの間に乗る高周波のノーマルモード
ノイズを低減することができる。
によるインダクタンスL1、L2とコンデンサ部分によ
るキャパシタンスC1との働きにより、コネクタ1ある
いはコネクタ3の対の端子間、例えば、端子1−02A
と端子1−02Bとの間に乗る高周波のノーマルモード
ノイズを低減することができる。
【0019】よって、このT型フィルタ5を用いて構成
される放射ノイズ低減回路2を用いることで、コネクタ
1とコネクタ3との間の伝送路におけるノーマルノイズ
の低減を図ることができる。
される放射ノイズ低減回路2を用いることで、コネクタ
1とコネクタ3との間の伝送路におけるノーマルノイズ
の低減を図ることができる。
【0020】(実施例3)図5に、上記放射ノイズ低減
回路2の別の構成例を示した。この放射ノイズ低減回路
2では、コモンモードチョークコイル4とT型フィルタ
5を併用したものである。具体的には、コネクタ1とコ
ネクタ3の各対の端子の間、例えば、端子1ー02Aと
端子1−02Bと、端子3ー02Aと端子3−02Bと
の間に、コモンモードチョークコイル4とT型フィルタ
5を直列に接続して構成される。なお、図5では1つの
対の端子しか図示していないが、例えば、コネクタ1、
3としてCG26を用いた場合には、同様な構成が、1
2対のそれぞれに用いられる。
回路2の別の構成例を示した。この放射ノイズ低減回路
2では、コモンモードチョークコイル4とT型フィルタ
5を併用したものである。具体的には、コネクタ1とコ
ネクタ3の各対の端子の間、例えば、端子1ー02Aと
端子1−02Bと、端子3ー02Aと端子3−02Bと
の間に、コモンモードチョークコイル4とT型フィルタ
5を直列に接続して構成される。なお、図5では1つの
対の端子しか図示していないが、例えば、コネクタ1、
3としてCG26を用いた場合には、同様な構成が、1
2対のそれぞれに用いられる。
【0021】またこれらコモンモードチョークコイル4
やT型フィルタ5を構成するコイルやコンデンサ等の素
子にこれらの素子の回路への接続をオン、オフするスイ
ッチSW1〜SW5をそれぞれ設けている。
やT型フィルタ5を構成するコイルやコンデンサ等の素
子にこれらの素子の回路への接続をオン、オフするスイ
ッチSW1〜SW5をそれぞれ設けている。
【0022】この図5の放射ノイズ低減回路2、5で
は、ノーマルモードノイズを低減する場合には、スイッ
チSW1、2、5をオンし、スイッチSW3〜4をオフ
にすることで、T型フィルタ5を有効とする。またコモ
ンモードノイズを低減する場合には、スイッチSW3〜
4をオンし、スイッチSW1、2、5をオフにして、コ
モンモードチョークコイル4を有効にする。更に、双方
のノイズが入っているような場合には、スイッチSW1
〜SW4をオフ、スイッチ5をオンにすれば、コモンモ
ードチョークコイル4とT型フィルタ5が共に有効とな
り、ノーマルモードノイズとコモンモードノイズを共に
低減できるようになる。
は、ノーマルモードノイズを低減する場合には、スイッ
チSW1、2、5をオンし、スイッチSW3〜4をオフ
にすることで、T型フィルタ5を有効とする。またコモ
ンモードノイズを低減する場合には、スイッチSW3〜
4をオンし、スイッチSW1、2、5をオフにして、コ
モンモードチョークコイル4を有効にする。更に、双方
のノイズが入っているような場合には、スイッチSW1
〜SW4をオフ、スイッチ5をオンにすれば、コモンモ
ードチョークコイル4とT型フィルタ5が共に有効とな
り、ノーマルモードノイズとコモンモードノイズを共に
低減できるようになる。
【0023】なお、以上の実施例ではコネクタとして1
2対のピンを有するCG26コネクタを用いた例を示し
たが、これよりピン数が少ないあるいは多いコネクタを
用いた場合でも、つまりCG26コネクタ以外のコネク
タを用いた場合でも本発明を同様に適用することができ
る。
2対のピンを有するCG26コネクタを用いた例を示し
たが、これよりピン数が少ないあるいは多いコネクタを
用いた場合でも、つまりCG26コネクタ以外のコネク
タを用いた場合でも本発明を同様に適用することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、伝送装置
間の伝送路にコモンモードコイルやT型フィルタを接続
する構成としたので、伝送用ケーブルからの電磁放射ノ
イズを低減できて、電磁放射ノイズが伝送用ケーブルを
伝わって空中に放射されることを有効に防止することが
できる。
間の伝送路にコモンモードコイルやT型フィルタを接続
する構成としたので、伝送用ケーブルからの電磁放射ノ
イズを低減できて、電磁放射ノイズが伝送用ケーブルを
伝わって空中に放射されることを有効に防止することが
できる。
【図1】本発明の実施例のノイズ低減方式に係る伝送用
ケーブルの電気的構成を示したブロック図である。
ケーブルの電気的構成を示したブロック図である。
【図2】図1の放射ノイズ低減回路の構成を示した回路
図である。
図である。
【図3】図1のコネクタにおけるピンロケーションを示
した説明図である。
した説明図である。
【図4】図1の放射ノイズ低減回路の他の構成例を示し
た回路図である。
た回路図である。
【図5】図1の放射ノイズ低減回路の別の構成例を示し
た回路図である。
た回路図である。
1、3 コネクタ 2 放射ノイズ低減回路 4 コモンモードチョークコイル 5 T型フィルタ
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の伝送路を有する伝送用ケーブルに
より伝送装置間でデータを伝送する際における前記伝送
用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減するためのノイ
ズ低減方式であって、前記伝送路の間にコモンモードチ
ョークコイルを接続したことを特徴とするノイズ低減方
式。 - 【請求項2】 前記コモンモードチョークコイルが前記
データを伝送する対の伝送路間に設けられていることを
特徴とする請求項1記載のノイズ低減方式。 - 【請求項3】 前記コモンモードチョークコイルが、前
記伝送用ケーブルのデータ送信側に接続されたコネクタ
に設けられていることを特徴とする請求項1または2記
載のノイズ低減方式。 - 【請求項4】 複数の伝送路を有する伝送用ケーブルに
より伝送装置間でデータを伝送する際における前記伝送
用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減するためのノイ
ズ低減方式であって、前記伝送路の間にT型フィルタを
接続したことを特徴とするノイズ低減方式。 - 【請求項5】 前記T型フィルタが、前記伝送用ケーブ
ルのデータ送信側に接続されたコネクタに設けられてい
ることを特徴とする請求項4記載のノイズ低減方式。 - 【請求項6】 複数の伝送路を有する伝送用ケーブルに
より伝送装置間でデータを伝送する際における前記伝送
用ケーブルからの電磁放射ノイズを低減するためのノイ
ズ低減方式であって、前記伝送路の間に、コモンモード
チョークコイルとT型フィルタとを接続したことを特徴
とするノイズ低減方式。 - 【請求項7】 前記コモンモードチョークコイルを有効
にするための第1のスイッチ部と、前記T型フィルタを
有効にするための第2のスイッチ部を設けたことを特徴
とする請求項4記載のノイズ低減方式。 - 【請求項8】 前記コモンモードチョークコイルまたは
前記T型フィルタが、前記伝送用ケーブルのデータ送信
側に接続されたコネクタに設けられていることを特徴と
する請求項6または7記載のノイズ低減方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21855394A JPH0884124A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ノイズ低減方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21855394A JPH0884124A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ノイズ低減方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884124A true JPH0884124A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16721747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21855394A Pending JPH0884124A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ノイズ低減方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884124A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1005956C2 (nl) * | 1997-05-02 | 1998-11-03 | Arnold Brookhuis Textieltechni | Inrichting voor het meten van de vochtigheid van een materiaal, bijvoorbeeld hout. |
JPH11289235A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信濾波方法及び通信線用フィルタ |
US6448863B1 (en) | 1999-04-22 | 2002-09-10 | Hitachi Metals, Ltd. | Differential transmission cable and joint with specific distances |
JP2003309443A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | 回線用ノイズフィルタ |
JP2007281639A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音声入力装置及びこれを用いた音声送受信ユニット |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21855394A patent/JPH0884124A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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JPH11289235A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信濾波方法及び通信線用フィルタ |
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