JPH0884112A - 無線同報通信システム - Google Patents

無線同報通信システム

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Publication number
JPH0884112A
JPH0884112A JP6217298A JP21729894A JPH0884112A JP H0884112 A JPH0884112 A JP H0884112A JP 6217298 A JP6217298 A JP 6217298A JP 21729894 A JP21729894 A JP 21729894A JP H0884112 A JPH0884112 A JP H0884112A
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JP
Japan
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group
broadcast
station
channel
broadcast communication
Prior art date
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Application number
JP6217298A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Hirose
宜子 広瀬
Takayuki Hamaki
貴之 浜木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 主局とある従局グループとの間で同報通信中
に、新しい従局グループが途中で同報通信へ参加し得る
無線同報通信システムを提供する。 【構成】 基地局1と第1グループ10に属する移動局
との間で、通信チャネル(例えば、CH1)を用いて同
報通信中とする。基地局は、第2グループ20の同報通
信への参加要求を受けると、報知チャネルを用いて指定
グループ参加指示信号を無線ゾーン2内の各移動局に送
信する。指定グループ参加指示信号は、第2グループの
グループ識別番号G2と、同報通信を行っている通信チ
ャネルCH1とを含んでいる。移動局14および15
は、指定チャネル参加指示信号を受信すると、グループ
識別番号で識別されるグループが自局の属しているグル
ープであることを判定する。そして、移動局は、同報通
信に参加する場合、自局で使用している通信チャネル
を、指定されている通信チャネルに移行させ、同報通信
に参加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線同報通信システム
に関し、より特定的には、主局と当該主局の無線ゾーン
内に存在する複数の従局との間で、従局のグループ単位
に同報通信を行う無線同報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化が進む中、即時性と機
能性に優れた移動通信システムが注目され、携帯電話や
自動車電話など種々の形態で利用されている。これら移
動通信を実現する上で無線通信の重要性がより高まって
きている。また、無線通信システムにおいて、移動局の
識別信号をグループ化することにより、基地局と移動局
グループとの間で同報通信が行なわれている。
【0003】従来の同報通信方式の一例が特開昭63−
281529号公報に示されている。この従来の同報通
信方式は、基地局の無線ゾーン内に複数の移動局が存在
し、各移動局は1以上のグループに分類された構成を有
している。
【0004】上記従来の同報通信方式において、移動局
は、自局に同報通信の開始要求が発生すると、自局の属
するグループ識別番号を含む同報開始要求信号を基地局
に送信する。基地局は、同報開始要求信号を受信する
と、同報通信のためのチャネルを設定し、グループ識別
番号により識別されるグループに属する移動局にチャネ
ル指定信号を送信する。チャネル指定信号を受信した移
動局は、チャネル指定信号に含まれる同報通信チャネル
に移行する。以後、基地局と指定グループに属する移動
局は、設定した同報通信チャネルを使用して同報データ
の送受信を行なう同報通信を実施する。また、移動局
は、同報通信の終了要求が発生すると、基地局に同報終
了要求信号を通知する。基地局は、同報終了要求信号を
受信すると、同報通信に参加している移動局に同報通信
終了信号を送信し、同報通信を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、同報通信の途中で新しい移動局グループ
を同報通信に参加させることができない。また、一部の
移動局グループに属する移動局のみ同報通信を終了し、
残りの移動局グループに属する移動局との同報通信を継
続することも不可能である。また、同報通信の途中で、
移動局グループ別に分割して複数の通信チャネルでの別
々の同報通信チャネルに切り替えたり、複数の通信チャ
ネルでの同報通信を統合して1つの同報通信に切り替え
ることができない。
【0006】したがって、従来の同報通信方式では、移
動局が必要な情報を入手できないとか、自局に関係ない
不必要な通信を継続しなければいけないという問題点が
あった。また、各移動局は、それが属するグループ間で
受信可能なデータ形式が異なる場合があり、このような
場合、移動局が理解不可能な情報を受信することがあっ
た。さらに、同報通信相手の移動局グループを追加、削
除する場合には、同報通信を一旦終了し、再度同報通信
を開始する必要があり、余分な作業が発生した。もし、
再接続するまでの間に、隣接する無線ゾーン内の基地局
に空きチャネルと判断されて他の通信に用いられると、
同報通信用のチャネルを確実に確保することが困難とな
る。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、主局とある
従局グループとの間で同報通信中に、新しい従局グルー
プが途中で同報通信へ参加し得る無線同報通信システム
を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、主局と複数の従局グ
ループとの間で同報通信中に、一部の従局グループが途
中で同報通信を終了し得る無線同報通信システムを提供
することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、主局と複数の
従局グループとの間で同報通信中に、従局グループ別に
分割して、複数のチャネルでの別々の同報通信に切り替
え得る無線同報通信システムを提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、複数のチャネルでの
同報通信を統合して、1つの同報通信に切り替え得る無
線同報通信システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在する複数の従局
との間で同報通信を行う無線同報通信システムであっ
て、各従局は、予め1以上のグループに分類されてお
り、主局は、従局のグループを識別するグループ識別番
号と、現在同報通信に使用している同報通信用チャネル
の特定情報とを含み、同報通信に参加することを指示す
る指定グループ参加指示信号を、無線ゾーン内の各従局
に送信する指定グループ参加指示手段を備え、各従局
は、自局の属するグループに該当するグループ識別番号
を含む指定グループ参加指示信号を受信すると、自局で
使用している通信チャネルを、当該受信した指定グルー
プ参加指示信号によって特定される同報通信用チャネル
に移行させるチャネル移行手段を備え、それによって主
局から指定された従局のグループが途中から同報通信に
参加することを特徴とする。
【0012】請求項2に係る発明は、主局と、当該主局
の無線ゾーン内に存在する複数の従局との間で同報通信
を行う無線同報通信システムであって、各従局は、予め
1以上のグループに分類されており、主局は、1つの同
報通信用チャネルを用いて従局の複数のグループとの間
で同報通信中に、同報通信中のグループの一部を識別す
るグループ識別番号を含み、同報通信を終了することを
指示する指定グループ切断指示信号を、同報通信中のグ
ループ内の全従局に送信する指定グループ切断指示手段
を備え、各従局は、自局の属するグループに該当するグ
ループ識別番号を含む指定グループ切断指示信号を受信
すると、主局との同報通信の切断処理を実行する指定グ
ループ切断手段を備え、それによって主局から指定され
た従局のグループが途中で同報通信を終了することを特
徴とする。
【0013】請求項3に係る発明は、主局と、当該主局
の無線ゾーン内に存在する複数の従局との間で同報通信
を行う無線同報通信システムであって、各従局は、予め
1以上のグループに分類されており、主局は、1つの同
報通信用チャネルを用いて従局の複数のグループとの間
で同報通信中に、当該グループの一部を識別するグルー
プ識別番号と、現在使用中の同報通信用チャネルとは異
なる他の通信チャネルを特定する情報とを含み、同報通
信用チャネルの切り替えを指示するチャネル切替指示信
号を、同報通信中のグループ内の全従局に送信するチャ
ネル分割切替指示手段を備え、各従局は、自局の属する
グループに該当するグループ識別番号を含むチャネル切
替指示信号を受信すると、自局で使用している通信チャ
ネルを、チャネル切替指示信号で指定された他の通信チ
ャネルに移行させるチャネル分割切替手段を備え、それ
によって主局と従局の複数のグループとの間で1つの同
報通信用チャネルを用いて1つの同報通信が行われてい
る状態が、複数の同報通信用チャネルを用いて複数の同
報通信が行われる状態に分割されることを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、主局と、当該主局
の無線ゾーン内に存在する複数の従局との間で同報通信
を行う無線同報通信システムであって、各従局は、予め
1以上のグループに分類されており、主局は、複数の同
報通信用チャネルを用いて従局の複数のグループとの間
で同報通信中に、同報通信中のあるグループを識別する
グループ識別番号と、他のグループで使用中の同報通信
用チャネルのいずれかを特定する情報とを含み、同報通
信用チャネルの切り替えを指示するチャネル切替指示信
号を、当該あるグループ内の全従局に送信するチャネル
分割切替指示手段を備え、各従局は、自局の属するグル
ープに該当するグループ識別番号を含むチャネル切替指
示信号を受信すると、自局で使用している通信チャネル
を、チャネル切替指示信号で指定された他の通信チャネ
ルに移行させるチャネル分割切替手段を備え、それによ
って主局と従局の複数のグループとの間でN(Nは2以
上の正の整数)個の同報通信用チャネルを用いてN個の
同報通信が行われている状態が、M(MはNよりも小さ
い正の整数)個の同報通信用チャネルを用いてM個の同
報通信が行われる状態に統合されることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明においては、主局は、従局
のグループを識別するグループ識別番号と、現在同報通
信に使用している同報通信用チャネルの特定情報とを含
み、同報通信に参加することを指示する指定グループ参
加指示信号を、無線ゾーン内の各従局に送信する。各従
局は、自局の属するグループに該当するグループ識別番
号を含む指定グループ参加指示信号を受信すると、自局
で使用している通信チャネルを、当該受信した指定グル
ープ参加指示信号によって特定される同報通信用チャネ
ルに移行させる。これによって、主局から指定された従
局のグループが途中から同報通信に参加することができ
る。
【0016】請求項2に係る発明においては、主局は、
1つの同報通信用チャネルを用いて従局の複数のグルー
プとの間で同報通信中に、同報通信中のグループの一部
を識別するグループ識別番号を含み、同報通信を終了す
ることを指示する指定グループ切断指示信号を、同報通
信中のグループ内の全従局に送信する。各従局は、自局
の属するグループに該当するグループ識別番号を含む指
定グループ切断指示信号を受信すると、主局との同報通
信の切断処理を実行する。これによって、主局から指定
された従局のグループが途中で同報通信を終了すること
ができる。
【0017】請求項3に係る発明においては、主局は、
1つの同報通信用チャネルを用いて従局の複数のグルー
プとの間で同報通信中に、当該グループの一部を識別す
るグループ識別番号と、現在使用中の同報通信用チャネ
ルとは異なる他の通信チャネルを特定する情報とを含
み、同報通信用チャネルの切り替えを指示するチャネル
切替指示信号を、同報通信中のグループ内の全従局に送
信する。各従局は、自局の属するグループに該当するグ
ループ識別番号を含むチャネル切替指示信号を受信する
と、自局で使用している通信チャネルを、チャネル切替
指示信号で指定された他の通信チャネルに移行させる。
これによって、主局と従局の複数のグループとの間で1
つの同報通信用チャネルを用いて1つの同報通信が行わ
れている状態が、複数の同報通信用チャネルを用いて複
数の同報通信が行われる状態に分割される。
【0018】請求項4に係る発明においては、主局は、
複数の同報通信用チャネルを用いて従局の複数のグルー
プとの間で同報通信中に、同報通信中のあるグループを
識別するグループ識別番号と、他のグループで使用中の
同報通信用チャネルのいずれかを特定する情報とを含
み、同報通信用チャネルの切り替えを指示するチャネル
切替指示信号を、当該あるグループ内の全従局に送信す
る。各従局は、自局の属するグループに該当するグルー
プ識別番号を含むチャネル切替指示信号を受信すると、
自局で使用している通信チャネルを、チャネル切替指示
信号で指定された他の通信チャネルに移行させる。これ
によって、主局と従局の複数のグループとの間でN(N
は2以上の正の整数)個の同報通信用チャネルを用いて
N個の同報通信が行われている状態が、M(MはNより
も小さい正の整数)個の同報通信用チャネルを用いてM
個の同報通信が行われる状態に統合される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は、後述する本発明の第1〜第4の実施
例に共通する無線通信システムの構成を示すブロック図
である。図1において、基地局1の無線ゾーン2内に
は、例えば8つの移動局11〜18が配置されている。
なお、移動局11〜13は第1グループ10に属し、移
動局14〜15は第2グループ20に属し、移動局16
〜18は第3グループ30に属している。また、移動局
11〜18の移動局識別番号としてPS1〜PS8が割
り当てられ、グループ10〜30のグループ識別番号と
してG1〜G3が割り当てられている。基地局1は、伝
送路を介して通信網3と接続されている。通信網3は、
電話網やISDN(サービス総合ディジタル網)や無線
回線あるいはその他の通信回線が利用される。なお、本
実施例において、基地局1と無線ゾーン2内の各移動局
11〜18との間の通信には、例えば、TDMAを用い
たディジタル通信が採用されている。
【0020】図2は、図1に示す基地局の構成の一例を
示すブロック図である。図2において、基地局は、アン
テナ201と、無線制御部202と、通信制御部203
と、変調部204と、復調部205と、入力部206
と、出力部207と、回線制御部208とから構成され
る。無線制御部202は、変調部204から与えられる
変調データを搬送波に乗せてアンテナ201から送信す
る機能と、アンテナ201に誘起した高周波信号の中か
ら所定の周波数帯の信号を受信する機能とを有する。通
信制御部203は、CPU、ROM、RAM等を含み、
後述するシーケンス図(図4〜図7参照)に従って、基
地局の通信状態を制御する。変調部204は、通信制御
部203から出力される送信データを、所定の方式で変
調(例えば、直交位相変調)し、無線制御部202に出
力する。復調部205は、無線制御部202によって受
信された信号を復調して通信制御部203に与える。入
力部206は、キーボード、マイクロフォン等によって
構成され、データや音声を通信制御部203に入力す
る。出力部207は、磁気ディスク装置、ディスプレイ
装置、スピーカー等によって構成され、通信制御部20
3から出力されるデータを、記憶、表示、音声出力等す
る。回線制御部208は、通信網3と通信制御部203
とに接続され、回線の接続状態や切り替えを制御する。
なお、無線制御部202は、通信制御部203から与え
られるチャネル切替指示に応答してその通信チャネルが
切り替えられ、また、通信制御部203から与えられる
送受信切替指示に応答して送信モードと受信モードとが
切り替えられる。
【0021】図3は、図1に示す各移動局の構成の一例
を示すブロック図である。図3において、移動局は、ア
ンテナ301と、無線制御部302と、通信制御部30
3と、変調部304と、復調部305と、入力部306
と、出力部307とから構成される。無線制御部302
は、変調部304から与えられる変調データを搬送波に
乗せてアンテナ301から送信する機能と、アンテナ3
01に誘起した高周波信号の中から所定の周波数帯の信
号を受信する機能とを有する。通信制御部303は、C
PU、ROM、RAM等を含み、後述するシーケンス図
(図4〜図7参照)に従って、移動局の通信状態を制御
する。変調部304は、通信制御部303から出力され
る送信データを、所定の方式で変調(例えば、直交位相
変調)し、無線制御部302に出力する。復調部305
は、無線制御部302によって受信された信号を復調し
て通信制御部303に与える。入力部306は、データ
や音声を通信制御部303に入力する。出力部307
は、通信制御部303から出力されるデータを、記憶、
表示、音声出力等する。なお、無線制御部302は、通
信制御部303から与えられるチャネル切替指示に応答
してその通信チャネルが切り替えられ、また、通信制御
部303から与えられる送受信切替指示に応答して送信
モードと受信モードとが切り替えられる。
【0022】(第1の実施例)図4は、本発明の第1の
実施例の無線同報通信システムにおける同報通信途中参
加処理を示すシーケンス図である。以下、図4を参照し
て、第1の実施例の無線同報通信システムにおける同報
通信途中参加動作について説明する。なお、以下の説明
は、便宜上、第1グループ10の移動局に対して同報通
信中に、第2グループ20の移動局が参加する場合につ
いて示しているが、他のグループの移動局に対して同報
通信を行なう場合も以下と同様の動作が行なわれること
を予め指摘しておく。
【0023】今、基地局1と第1グループ10の移動局
11〜13との間で通信チャネル(例えば、CH1)を
用いて同報通信が実行されているものとする。
【0024】まず、基地局1は、同報通信への第2グル
ープ20の参加要求を受けると、報知チャネルを用いて
指定グループ参加指示信号を無線ゾーン2内の各移動局
に送信する。指定グループ参加指示信号は、同報通信へ
の途中参加を要求するグループ20のグループ識別番号
G2と、同報通信を行っている通信チャネルCH1とを
含んでいる。なお、報知チャネルは、無線ゾーン2内の
全ての移動局が受信可能なチャネルである。
【0025】第2グループ20に属する移動局14およ
び15は、報知チャネルを用いて基地局1が送信した指
定チャネル参加指示信号を受信すると、受信した指定チ
ャネル参加指示信号に含まれているグループ識別番号G
2を取り出し、当該グループ識別番号G2で識別される
グループ20が自局の属しているグループであるかどう
かを判定する。当該グループ20が自局の属しているグ
ループでない場合、移動局14および15は、報知チャ
ネルの信号の受信を継続する。一方、当該グループ20
が自局の属しているグループであり、かつ同報通信に参
加を希望する場合、移動局14および15は、自局で使
用している通信チャネルを、指定チャネル参加指示信号
に含まれている通信チャネルCH1に移行させる。
【0026】次に、移動局14および15は、移行後の
通信チャネルCH1を用いて、基地局1に指定グループ
参加完了信号を送信する。指定グループ参加完了信号
は、自局の属しているグループ20のグループ識別番号
G2と、自局の移動局識別信号PS14(またはPS1
5)とを含んでいる。
【0027】次に、基地局1は、移動局14および15
から送信された指定グループ参加完了信号を受信し、そ
れに含まれている移動局識別番号PS14(またはPS
15)を取り出し、同報通信相手の移動局として移動局
14および15を追加するための所定の処理(例えば、
移動局14および15に対し、時分割通信を行うために
必要な送信スロットを割り当てる)を実行する。
【0028】最後に、移動局14および15は、指定グ
ループ参加完了信号を送信後に、通信チャネルCH1を
用いて基地局1からの信号を受信し、同報通信に参加す
る。
【0029】(第2の実施例)図5は、本発明の第2の
実施例の無線同報通信システムにおける同報通信途中終
了処理を示すシーケンス図である。以下、図5を参照し
て、第2の実施例の無線同報通信システムにおける同報
通信途中終了動作について説明する。なお、以下の説明
は、便宜上、基地局1と、第1および第2グループ10
および20の移動局との間で同報通信途中に、第2グル
ープ20の移動局の同報通信を切断する場合について示
しているが、他のグループの移動局に対して同報通信お
よび切断を行う場合も以下と同様の動作が行われること
を予め指摘しておく。
【0030】今、基地局1と、第1および第2グループ
10および20の各移動局との間で、通信チャネル(例
えば、CH1)を用いて同報通信が実行されているもの
とする。
【0031】まず、基地局1は、第2グループ20の同
報通信からの切断要求を受けると、通信チャネルCH1
を用いて指定グループ切断指示信号を送信する。指定グ
ループ切断指示信号は、同報通信からの途中終了を要求
するグループ20のグループ識別番号G2を含んでい
る。
【0032】第1および第2グループ10および20に
属する移動局11〜15は、通信チャネルCH1を用い
て基地局1が送信した指定チャネル切断指示信号を受信
すると、受信した指定チャネル切断指示信号に含まれて
いるグループ識別番号G2を取り出し、当該グループ識
別番号G2で識別されるグループ20が自局の属してい
るグループであるかどうかを判定する。当該グループ2
0が自局の属しているグループの場合、つまり、第2グ
ループ20に属する移動局14および15は、基地局1
との同報通信の切断処理を実行する。
【0033】次に、移動局14および15は、切断処理
の終了後に、基地局1に指定グループ切断完了信号を送
信する。指定グループ切断完了信号は、自局の属してい
るグループのグループ識別番号G2と、自局の移動局識
別信号PS14(またはPS15)とを含んでいる。
【0034】最後に、基地局1は、移動局14および1
5から送信された指定グループ切断完了信号を受信し、
それに含まれている移動局識別番号PS14(またはP
S15)を取り出し、同報通信相手の移動局として移動
局14および15を削除する。同報通信に参加している
他の移動局11〜13は、通信チャネルCH1を用いて
同報通信を継続する。
【0035】(第3の実施例)図6は、本発明の第3の
実施例の無線同報通信システムにおける同報通信途中分
割処理を示すシーケンス図である。以下、図6を参照し
て、第3の実施例の無線同報通信システムにおける同報
通信途中分割動作について説明する。なお、以下の説明
は、便宜上、第1グループ10の移動局11〜13は、
電話など音声データのみ受信可能な端末とし、第2グル
ープ20の移動局14および15は、ファクシミリやパ
ソコンなど音声データと画像データの両方が受信可能な
端末とする。
【0036】今、基地局1と第1および第2グループ1
0および20の移動局11〜15との間で、通信チャネ
ル(例えば、CH1)を用いて同報通信が実行されてい
るものとする。このとき、伝送データとして音声データ
が通信されているものとする。
【0037】まず、基地局1は、同報通信の分割要求を
受けると、通信チャネルCH1を用いてチャネル切替指
示信号を送信する。チャネル切替指示信号は、同報通信
の分割のために通信チャネルの移行を要求するグループ
のグループ識別番号G2と、分割先の同報通信を行う通
信チャネルCH2とを含んでいる。
【0038】第1および第2グループ10および20に
属する移動局11〜15は、通信チャネルCH1を用い
て基地局1が送信したチャネル切替指示信号を受信する
と、受信したチャネル切替指示信号に含まれているグル
ープ識別番号G2を取り出し、当該グループ識別番号G
2で識別されるグループ20が自局の属しているグルー
プであるかどうかを判定する。グループ20が自局の属
しているグループである場合、つまり、グループ20に
属する移動局14および15は、自局で使用している通
信チャネルを、チャネル切替指示信号に含まれている通
信チャネルCH2に移行させる。
【0039】次に、移動局14、15は、通信チャネル
移行後に、基地局1にチャネル移行完了信号を送信す
る。チャネル移行完了信号は、自局の属しているグルー
プのグループ識別番号G2と、自局の移動局識別信号P
S14(またはPS15)とを含んでいる。
【0040】基地局1は、移動局14および15から送
信されたチャネル切替完了信号を受信し、それに含まれ
ている移動局識別番号PS14(またはPS15)を取
り出し、通信チャネルCH1を使用した同報通信相手の
移動局から移動局14および15を削除し、通信チャネ
ルCH2を使用した同報通信相手として、移動局14お
よび15を指定する。
【0041】最後に、移動局14および15は、チャネ
ル移行完了信号を送信後に、通信チャネルCH2で同報
通信を開始する。同報通信に参加している他の移動局1
1〜13は、通信チャネルCH1を用いて同報通信を継
続する。このとき、通信チャネルCH1では音声データ
が、通信チャネルCH2では音声と画像データの両方が
送受信される。
【0042】(第4の実施例)図7は、本発明の第4の
実施例の無線同報通信システムにおける同報通信途中統
合処理を示すシーケンス図である。以下、図7を参照し
て、第4の実施例の無線同報通信システムにおける同報
通信途中統合動作について説明する。なお、以下の説明
は、便宜上、第1グループ10の移動局11〜13は、
電話など音声データのみ受信可能な端末とし、第2グル
ープ20の移動局14および15は、ファクシミリやパ
ソコンなど音声データと画像データの両方が受信可能な
端末とする。
【0043】今、基地局1と第1グループ10の移動局
11〜13との間である通信チャネル(例えば、CH
1)を用いて同報通信が実行されており、基地局1と第
2グループ20の移動局14および15との間で別の通
信チャネル(例えば、CH2)を用いて同報通信が実行
されているものとする。このとき、通信チャネルCH1
では、音声データを通信しており、通信チャネルCH2
では、音声と画像データの両方を通信しているものとす
る。
【0044】まず、基地局1は、同報通信の統合要求を
受けると、通信チャネルCH2を用いてチャネル切替指
示信号を送信する。チャネル切替指示信号は、同報通信
の統合のために通信チャネルの移行を要求するグループ
のグループ識別番号G2と、統合先の同報通信を行なう
通信チャネルCH1とを含んでいる。
【0045】移動局14および15は、通信チャネルC
H2を用いて基地局1が送信したチャネル切替指示信号
を受信すると、受信したチャネル切替指示信号に含まれ
ているグループ識別番号G2を取り出し、当該グループ
識別番号G2で識別されるグループ20が自局の属して
いるグループであるかどうかを判定する。当該グループ
20が自局の属しているグループである場合、移動局1
4および15は、自局が使用している通信チャネルを、
チャネル切替指示信号に含まれている通信チャネルCH
1に移行させる。
【0046】次に、移動局14および15は、通信チャ
ネルの移行後に、基地局1にチャネル移行完了信号を送
信する。チャネル移行完了信号は、自局の属しているグ
ループのグループ識別番号G2と、自局の移動局識別信
号PS14(またはPS15)とを含んでいる。
【0047】基地局1は、移動局14および15から送
信されたチャネル切替完了信号を受信し、それに含まれ
ている移動局識別番号PS14(またはPS15)を取
り出し、通信チャネルCH2を使用した同報通信相手か
ら移動局14および移動局15を削除し、通信チャネル
CH1を使用した同報通信相手の移動局として移動局1
4および15を追加する。
【0048】最後に、移動局14および15は、チャネ
ル切替完了信号を送信後に、通信チャネルCH1を使用
した同報通信に参加する。同報通信に参加している他の
移動局11〜13は通信チャネルCH1を用いて同報通
信を継続する。このとき、通信チャネルCH1では音声
データを通信する。
【0049】以上、本発明の実施例を幾つか説明した
が、本発明は上記実施例の技術内容に限定されないのは
勿論である。すなわち、以下のようなものも本発明に包
含される。
【0050】第1の実施例において、基地局1が、指定
グループ参加指示信号を送ったグループ内の全ての移動
局から指定グループ参加完了信号を受けた後に、同報通
信信号を送信するとしたが、予め決められた割合以上の
数の移動局、または特定の移動局から指定グループ参加
指示信号を受信した後に同報通信信号を送信するとして
もよい。また、移動局が、受信した指定グループ参加指
示信号に対して、同報通信の参加を拒否する信号を送信
することもできる。さらに、指定グループ参加指示信号
にグループ識別番号を設けないで無線ゾーン内の全ての
移動局を同報通信への参加対象とすることも可能であ
る。また、基地局1が受け取る同報通信への参加要求で
あるが、外線で接続された端末や基地局自身、同報通信
中の移動局から要求してもよいのは明らかである。さら
に、指定グループ参加指示信号で複数のグループを同時
に指定することも可能である。
【0051】第2の実施例において、指定グループ切断
指示信号を受信した移動局が、切断を拒否することも可
能である。また、基地局1が受け取る同報通信からの切
断要求であるが、外線で接続された端末や基地局自身、
同報通信中の移動局から要求してもよいのは明らかであ
る。さらに、指定グループ切断指示信号で複数のグルー
プを同時に指定することも可能である。
【0052】第3または第4の実施例において、チャネ
ル切替指示信号を受信した移動局が、チャネル移行を拒
否することも可能である。また、チャネル切替指示信号
で、複数のグループを同時に指定することも可能であ
る。さらに、第1および第2グループ10および20に
おいて、一方のグループが音声データのみを受信可能
で、他方のグループが音声と画像データを受信可能とし
たが、本発明はこれに限定されることなく、カラー画像
データとモノクロ画像データ、静止画データと動画デー
タ、日本語データと英語データ等の関係において、一方
のグループが一方のデータのみを受信可能で、他方のグ
ループが一方および他方のデータまたは他方のデータの
みを受信可能としても良い。
【0053】第3の実施例において、基地局1が同報通
信から分割要求を受けるとしたが、同報通信中の移動局
から要求したり、外線で接続された端末や基地局自身が
分割を要求してもよいのは明らかである。さらに、チャ
ネル切替指示信号で、複数のグループと通信チャネルの
組を同時に指定することも可能である。
【0054】第4の実施例において、基地局1が同報通
信から統合要求を受けるとしたが、同報通信中の移動局
から要求したり、外線で接続された端末や基地局自身が
統合を要求してもよいのは明らかである。
【0055】最後に、第1〜第4の実施例において、基
地局または移動局が各信号を複数回送受信できるように
設定してもよく、またタイマ処理により、一定時間内に
送受信できる回数を制限するようにしてもよい。また、
上記各実施例では、基地局と複数の移動局との間で同報
通信を行う無線同報通信システムについて示したが、こ
の発明はこれに限定されることなく、広く主局(移動タ
イプおよび据え置きタイプの両方を含む)と複数の従局
(移動タイプおよび据え置きタイプの両方を含む)との
間で同報通信を行う無線同報通信システムに適用が可能
である。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、主局から無線
ゾーン内の従局に対し、同報通信に使用中の同報通信用
チャネルと指定グループとを通知し、指定グループに属
する従局では通知された同報通信チャネルに移行するよ
うにしているので、同報通信の途中から指定従局グルー
プを同報通信相手として追加することができる。その結
果、不必要な通信を行なわず、必要な情報のみを受信す
ることができる。
【0057】請求項2の発明によれば、同報通信中に、
主局が切断を希望する一部の従局のグループに切断を指
示することにより、同報通信の途中で指定されたグルー
プに属する従局のみを同報通信相手から削除することが
できる。その結果、不必要な通信を行なわず、必要な情
報のみを受信することができる。
【0058】請求項3の発明によれば、複数グループと
の同報通信中に、主局が一部の従局のグループに対して
同報通信に使用する同報通信チャネルの切り替えを指示
し、指示されたグループに属する従局では指示された同
報通信チャネルに移行するようにしているので、同報通
信の途中で、グループ別に複数の通信チャネルを用いた
複数の同報通信に通信形態を分割することができる。そ
の結果、グループによって受信可能なデータ形式が異な
る場合でも、対応したデータ形式でデータを送受信する
ことができる。また、特定のグループに属する従局への
極秘情報の受信制限などが容易にできる。
【0059】請求項4の発明によれば、複数グループと
の複数の同報通信チャネルを使用した複数の同報通信中
に、主局が一部の従局グループに対して同報通信に使用
する同報通信チャネルの切り替えを指示し、指示された
グループに属する従局では指示された同報通信チャネル
に移行するようにしているので、同報通信の途中で、同
時に行なわれているN(Nは2以上の正の整数)個の同
報通信を統合して、M(MはNよりも小さい正の整数)
個のチャネルでM個の同報通信を行う状態に切り替える
ことができる。その結果、余分な通信チャネルを独占し
ないで、通信資源を有効に利用することができる。
【0060】さらに、本発明によれば、同報通信相手の
従局グループを、追加、削除するなど変更する場合に、
同報通信の終了、再接続などの余分な作業が必要なく、
通信時間も短縮できる。また、再接続するまでの間に、
隣接する無線ゾーン内の基地局に空きチャネルと判断さ
れることがないため、他の通信に用いられることがな
く、同報通信用のチャネルを確実に確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線同報通信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における基地局の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における移動局の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例における同報通信途中参
加方式の処理を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の第2の実施例における同報通信途中切
断方式の処理を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の第3の実施例における同報通信途中分
割方式の処理を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の第4の実施例における同報通信途中統
合方式の処理を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 基地局 2 無線ゾーン 3 通信網 11〜18 移動局 10〜30 第1〜第3グループ 201、301 アンテナ 202、302 無線制御部 203、303 通信制御部 204、304 変調部 205、305 復調部 206、306 入力部 207、307 出力部 208 回線制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在
    する複数の従局との間で同報通信を行う無線同報通信シ
    ステムであって、 各前記従局は、予め1以上のグループに分類されてお
    り、 前記主局は、 前記従局のグループを識別するグループ識別番号と、現
    在同報通信に使用している同報通信用チャネルの特定情
    報とを含み、同報通信に参加することを指示する指定グ
    ループ参加指示信号を、前記無線ゾーン内の各従局に送
    信する指定グループ参加指示手段を備え、 各前記従局は、 自局の属するグループに該当するグループ識別番号を含
    む前記指定グループ参加指示信号を受信すると、自局で
    使用している通信チャネルを、当該受信した指定グルー
    プ参加指示信号によって特定される同報通信用チャネル
    に移行させるチャネル移行手段を備え、それによって前
    記主局から指定された従局のグループが途中から同報通
    信に参加することを特徴とする、無線同報通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在
    する複数の従局との間で同報通信を行う無線同報通信シ
    ステムであって、 各前記従局は、予め1以上のグループに分類されてお
    り、 前記主局は、 1つの同報通信用チャネルを用いて前記従局の複数のグ
    ループとの間で同報通信中に、同報通信中のグループの
    一部を識別するグループ識別番号を含み、同報通信を終
    了することを指示する指定グループ切断指示信号を、同
    報通信中のグループ内の全従局に送信する指定グループ
    切断指示手段を備え、 各前記従局は、 自局の属するグループに該当するグループ識別番号を含
    む前記指定グループ切断指示信号を受信すると、前記主
    局との同報通信の切断処理を実行する指定グループ切断
    手段を備え、それによって前記主局から指定された従局
    のグループが途中で同報通信を終了することを特徴とす
    る、無線同報通信システム。
  3. 【請求項3】 主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在
    する複数の従局との間で同報通信を行う無線同報通信シ
    ステムであって、 各前記従局は、予め1以上のグループに分類されてお
    り、 前記主局は、 1つの同報通信用チャネルを用いて前記従局の複数のグ
    ループとの間で同報通信中に、当該グループの一部を識
    別するグループ識別番号と、現在使用中の同報通信用チ
    ャネルとは異なる他の通信チャネルを特定する情報とを
    含み、同報通信用チャネルの切り替えを指示するチャネ
    ル切替指示信号を、同報通信中のグループ内の全従局に
    送信するチャネル分割切替指示手段を備え、 各前記従局は、 自局の属するグループに該当するグループ識別番号を含
    む前記チャネル切替指示信号を受信すると、自局で使用
    している通信チャネルを、前記チャネル切替指示信号で
    指定された他の通信チャネルに移行させるチャネル分割
    切替手段を備え、それによって前記主局と前記従局の複
    数のグループとの間で1つの同報通信用チャネルを用い
    て1つの同報通信が行われている状態が、複数の同報通
    信用チャネルを用いて複数の同報通信が行われる状態に
    分割されることを特徴とする、無線同報通信システム。
  4. 【請求項4】 主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在
    する複数の従局との間で同報通信を行う無線同報通信シ
    ステムであって、 各前記従局は、予め1以上のグループに分類されてお
    り、 前記主局は、 複数の同報通信用チャネルを用いて前記従局の複数のグ
    ループとの間で同報通信中に、同報通信中のあるグルー
    プを識別するグループ識別番号と、他のグループで使用
    中の同報通信用チャネルのいずれかを特定する情報とを
    含み、同報通信用チャネルの切り替えを指示するチャネ
    ル切替指示信号を、当該あるグループ内の全従局に送信
    するチャネル分割切替指示手段を備え、 各前記従局は、 自局の属するグループに該当するグループ識別番号を含
    む前記チャネル切替指示信号を受信すると、自局で使用
    している通信チャネルを、前記チャネル切替指示信号で
    指定された他の通信チャネルに移行させるチャネル分割
    切替手段を備え、それによって前記主局と前記従局の複
    数のグループとの間でN(Nは2以上の正の整数)個の
    同報通信用チャネルを用いてN個の同報通信が行われて
    いる状態が、M(MはNよりも小さい正の整数)個の同
    報通信用チャネルを用いてM個の同報通信が行われる状
    態に統合されることを特徴とする、無線同報通信システ
    ム。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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