JPH0883081A - 能動型消音器 - Google Patents

能動型消音器

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Publication number
JPH0883081A
JPH0883081A JP6217586A JP21758694A JPH0883081A JP H0883081 A JPH0883081 A JP H0883081A JP 6217586 A JP6217586 A JP 6217586A JP 21758694 A JP21758694 A JP 21758694A JP H0883081 A JPH0883081 A JP H0883081A
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JP
Japan
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sound source
secondary sound
chamber
communication hole
microphone
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JP6217586A
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Inventor
Takafumi Saeki
尚文 佐伯
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、騒音媒体の騒音を、二次音源によ
り積極的に消音するようにした能動型消音器に関し、ハ
ウリングの発生を確実に防止することを目的とする。 【構成】 二次音源室47内に騒音媒体通路49の下流
側に向けて配置される二次音源55と、隔壁43の二次
音源55の前方となる位置に形成され消音室45と二次
音源室47とを連通する下流側連通穴57と、隔壁43
の二次音源55の後方となる位置に形成され消音室45
と二次音源室45とを連通する上流側連通穴59と、消
音室45内の下流側連通穴57と上流側連通穴59との
間に、かつ、下流側連通穴57からの二次音源55の放
射音と上流側連通穴59からの二次音源55の放射音と
が略同一の大きさになる位置に配置されるマイクロホン
61と、マイクロホン61からの電気信号を反転し二次
音源55に出力する反転手段67とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガスの騒音を、二
次音源により積極的に消音するようにした能動型消音器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガスの騒音を、二次音源によ
り積極的に消音するようにした能動型消音器としては、
例えば、特開平4−350314号公報,実開平4−1
29817号公報,実開平4−119318号公報,実
開平4−91213号公報,実開平4−14715号公
報,実開平4−8713号公報等に開示されるものが知
られている。
【0003】図5および図6は、この種の能動型消音器
を示すもので、図において符号11は、横断面矩形形状
をした消音器本体を示している。この消音器本体11
は、所定間隔を置いて配置される隔壁13により3分割
され、中央に消音室15が形成され、この消音室15の
両側にスピーカ室17が形成されている。
【0004】そして、消音室15内には、排気ガスGを
流通する排気管19が挿通されており、この排気管19
には、消音室15内に位置する部分に、全体にわたって
多数の小孔21が形成されている。
【0005】一対の隔壁13には、排気管19を中心に
して対向する位置に開口部23が形成され、この開口部
23に二次音源であるスピーカ25が配置されている。
隔壁13の開口部23には、スピーカ25を保護するた
めの保護板27が配置され、この保護板27には、多数
の小孔29が形成されている。
【0006】消音室15およびスピーカ室17には、例
えば、グラスウールからなる吸音材31が収容されてい
る。また、消音室15内には、マイクロホン33が配置
されており、マイクロホン33とスピーカ25とが、反
転回路37およびパワーアンプ39を介して接続されて
いる。
【0007】このような能動型消音器では、マイクロホ
ン33により排気ガスGの騒音を検出し、この検出され
た騒音と逆位相の消去音をスピーカ25から放射するこ
とにより、いわゆる能動的な消音が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の能動型消音器では、スピーカ25から放射さ
れた音が、マイクロホン33により再度検出されるた
め、スピーカ25からの放射音が閉回路を形成し、ハウ
リングが発生し易く、従って、必ずしも充分な消音効果
を得ることができないという問題があった。
【0009】本発明は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、ハウリングの発生を確実に防止するこ
とができる能動型消音器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の能動型消音器
は、消音器本体に形成される消音室内に、騒音媒体を流
通する騒音媒体通路を形成するとともに、前記消音室に
隔壁を介して隣接して形成される二次音源室内に、前記
消音室に向けて音波を放射する二次音源を配置してなる
能動型消音器において、前記二次音源室内に前記騒音媒
体通路の下流側に向けて配置される二次音源と、前記隔
壁の前記二次音源の前方となる位置に形成され前記消音
室と前記二次音源室とを連通する下流側連通穴と、前記
隔壁の前記二次音源の後方となる位置に形成され前記消
音室と前記二次音源室とを連通する上流側連通穴と、前
記消音室内の前記下流側連通穴と上流側連通穴との間
に、かつ、前記下流側連通穴からの前記二次音源の放射
音と前記上流側連通穴からの前記二次音源の放射音とが
略同一の大きさになる位置に配置されるマイクロホン
と、前記マイクロホンからの電気信号を反転し前記二次
音源に出力する反転手段とを有するものである。
【0011】請求項2の能動型消音器は、消音器本体に
形成される消音室内に、騒音媒体を流通する騒音媒体通
路を形成するとともに、前記消音室に隔壁を介して隣接
して形成される二次音源室内に、前記消音室に向けて音
波を放射する二次音源を配置してなる能動型消音器にお
いて、前記二次音源室内に前記騒音媒体通路の下流側お
よび上流側に向けて配置される第1および第2の二次音
源と、前記隔壁の前記第1の二次音源の前方となる位置
に形成され前記消音室と二次音源室とを連通する下流側
連通穴と、前記隔壁の前記第2の二次音源の前方となる
位置に形成され前記消音室と二次音源室とを連通する上
流側連通穴と、前記消音室内の前記下流側連通穴と上流
側連通穴との間に、かつ、前記下流側連通穴からの前記
第1の二次音源の放射音と前記上流側連通穴からの前記
第2の二次音源の放射音が略同一の大きさになる位置に
配置されるマイクロホンと、前記マイクロホンからの電
気信号を反転し前記第1の二次音源に出力する反転手段
と、前記マイクロホンからの電気信号を反転することな
く前記第2の二次音源に出力する出力手段とを有するも
のである。
【0012】請求項3の能動型消音器は、請求項1また
は2において、前記騒音媒体通路は、自動車の排気管で
あるものである。
【0013】
【作用】請求項1の能動型消音器では、マイクロホンに
は、下流側連通穴からの二次音源の前方側の放射音と、
上流側連通穴からの二次音源の後方側の放射音とが到達
し検出されるが、二次音源の前方側の放射音と後方側の
放射音とは、同一の振動板から放射されるため逆位相に
なっている。
【0014】そして、マイクロホンが、下流側連通穴か
らの二次音源の放射音と上流側連通穴からの二次音源の
放射音とが略同一の大きさになる位置に配置されるた
め、マイクロホンの電気信号としては、二次音源の前方
側の放射音と後方側の放射音とは互いに打ち消される。
【0015】従って、マイクロホンから出力される電気
信号は、排気騒音のみの信号に略なり、この電気信号の
みが、反転手段により反転され、二次音源に出力される
ことになり、二次音源からの放射音が閉回路を形成する
ことが略なくなる。
【0016】請求項2の能動型消音器では、マイクロホ
ンには、下流側連通穴からの第1の二次音源の前方側の
放射音と、上流側連通穴からの第2の二次音源の前方側
の放射音とが到達し検出されるが、第1の二次音源の前
方側の放射音と第2の二次音源の前方側の放射音とは、
第1の二次音源にのみ反転されたマイクロホンからの電
気信号が出力されるため、逆位相になっている。
【0017】そして、マイクロホンが、下流側連通穴か
らの第1の二次音源の放射音と上流側連通穴からの第2
の二次音源の放射音とが略同一の大きさになる位置に配
置されるため、マイクロホンの電気信号としては、第1
の二次音源の放射音と第2の二次音源の放射音とは互い
に打ち消される。
【0018】従って、マイクロホンから出力される電気
信号は、排気騒音のみの信号に略なる。請求項3の能動
型消音器では、自動車の排気ガス中のエンジンからの排
気騒音が消音される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1および図2は、請求項1の能動型消
音器の第1の実施例を示しており、図において符号41
は、横断面楕円形状をした消音器本体を示している。
【0020】この消音器本体41は、所定間隔を置いて
配置される一対の隔壁43により3分割され、中央に消
音室45が形成され、この消音室45の両側にスピーカ
室47が形成されている。
【0021】そして、消音室45内には、騒音媒体通路
である排気ガスGを流通する排気管49が挿通され、こ
の排気管49の消音室45内に位置する部分には、多数
の小孔51が形成されている。
【0022】消音室45には、例えば、グラスウールか
らなる吸音材53が収容されている。しかして、この実
施例では、スピーカ室47内に二次音源である一対のス
ピーカ55が、排気管49の下流側に向けて配置されて
いる。
【0023】この一対のスピーカ55は、排気管49に
対して所定角度θ傾斜して配置されている。隔壁43の
スピーカ55の前方となる位置には、消音室45とスピ
ーカ室47とを連通する下流側連通穴57が形成されて
いる。
【0024】また、隔壁43のスピーカ55の後方とな
る位置には、消音室45とスピーカ室47とを連通する
上流側連通穴59が形成されている。そして、消音室4
5内の下流側連通穴57と上流側連通穴59との間にマ
イクロホン61が配置されている。
【0025】このマイクロホン61は、図2に示すよう
に、消音室45内の排気管49の外側に配置されてい
る。また、このマイクロホン61は、下流側連通穴57
からのスピーカ55の放射音と上流側連通穴59からの
スピーカ55の放射音とが略同一の大きさになる位置に
配置されている。
【0026】マイクロホン61は、フィルタ63に接続
されている。このフィルタ63は、マイクロホン61か
らの電気信号のうち排気騒音以外の周波数成分を抑圧す
る。
【0027】フィルタ63はパワーアンプ65を介して
反転回路67に接続されている。パワーアンプ65は、
フィルタ63からの電気信号を増幅する。反転回路67
は、パワーアンプ65からの電気信号を反転しスピーカ
55に出力する。
【0028】上述した能動型消音器では、マイクロホン
61には、下流側連通穴57からのスピーカ55の前方
側の放射音と、上流側連通穴59からのスピーカ55の
後方側の放射音とが到達し検出されるが、スピーカ55
の前方側の放射音と後方側の放射音とは、同一の振動板
から放射されるため逆位相になっている。
【0029】そして、マイクロホン61が、下流側連通
穴57からのスピーカ55の放射音と上流側連通穴59
からのスピーカ55の放射音とが略同一の大きさになる
位置に配置されるため、マイクロホン61の電気信号と
しては、スピーカ55の前方側の放射音と後方側の放射
音とは互いに打ち消される。
【0030】従って、マイクロホン61から出力される
電気信号は、排気騒音のみの信号に略なり、この電気信
号のみが、反転回路67により反転され、スピーカ55
に出力されることになり、スピーカ55からの放射音が
閉回路を形成することが略なくなる。
【0031】なお、上述した能動型消音器では、上流側
連通穴59からのスピーカ55の放射音は、主に、排気
管49を上流側に向けて遡上し、下流側連通穴57から
下流側に向けて放射される放射音により主に排気騒音の
消音が行われる。
【0032】しかして、上述した能動型消音器では、マ
イクロホン61が、下流側連通穴57からのスピーカ5
5の放射音と上流側連通穴59からのスピーカ55の放
射音とが略同一の大きさになる位置に配置されるため、
マイクロホン61の電気信号としては、スピーカ55の
前方側の放射音と後方側の放射音とは互いに打ち消さ
れ、マイクロホン61から出力される電気信号は、排気
騒音のみの信号に略なり、この電気信号のみが、反転回
路67により反転され、スピーカ55に出力されること
になり、スピーカ55からの放射音が閉回路を形成する
ことが略なくなり、ハウリングの発生を確実に防止する
ことができる。
【0033】また、上述した実施例では、消音室45内
の排気管49の外側にマイクロホン61を配置し、マイ
クロホン61を排気ガスと分離したので、音のドップラ
ー効果による伝達関数のアンバランスを有効に防止する
ことができる。
【0034】さらに、上述した能動型消音器では、スピ
ーカ室47に共鳴室としての機能を付与する必要がなく
なるため、スピーカ室47を拡張室として使用すること
により能動型消音器をコンパクトなものにすることがで
きる。
【0035】また、上述した能動型消音器では、下流側
連通穴57と上流側連通穴59とによりスピーカ55の
振動板の前後の静圧バランスを充分に確保することがで
きるため、スピーカ55を管路系の任意の位置に配置す
ることができる。
【0036】さらに、消音対象音と消去音との進行方向
が略一致するため、高い周波数まで位相合わせが可能に
なり、消音周波数を高周波側に改善することができる。
図3は、請求項1の能動型消音器の他の実施例を示すも
ので、この実施例では、消音室45の一側にのみスピー
カ室47が形成され、このスピーカ室47内にスピーカ
55が排気管49に対して平行に収容されている。
【0037】この実施例の能動型消音器においても、第
1の実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。図4
は、請求項2の能動型消音器の一実施例を示すもので、
この実施例では、スピーカ室47内に、排気管49の下
流側および上流側に向けて、第1および第2のスピーカ
55,69が配置されている。
【0038】従って、第1のスピーカ55と第2のスピ
ーカ69とは、その背面が対向されている。隔壁43の
第1のスピーカ55の前方となる位置には、消音室45
とスピーカ室47とを連通する下流側連通穴57が形成
されている。
【0039】また、隔壁43の第2のスピーカ55の前
方となる位置には、消音室45とスピーカ室47とを連
通する上流側連通穴59が形成されている。消音室45
内の下流側連通穴57と上流側連通穴59との間にマイ
クロホン61が配置されている。
【0040】このマイクロホン61は、下流側連通穴5
7からの第1のスピーカ55の放射音と上流側連通穴5
9からの第2のスピーカ55の放射音が略同一の大きさ
になる位置に配置されている。
【0041】マイクロホン61は、フィルタ63に接続
されている。このフィルタ63は、マイクロホン61か
らの電気信号のうち排気騒音以外の周波数成分を抑圧す
る。
【0042】フィルタ63はパワーアンプ65を介して
反転回路67に接続されている。パワーアンプ65は、
フィルタ63からの電気信号を増幅する。反転回路67
は、パワーアンプ65からの電気信号を反転し第1のス
ピーカ55に出力する。
【0043】また、第2のスピーカ69には、出力端子
71を介してパワーアンプ65からの出力が直接入力さ
れる。上述した能動型消音器では、マイクロホン61に
は、下流側連通穴57からの第1のスピーカ55の前方
側の放射音と、上流側連通穴59からの第2のスピーカ
69の前方側の放射音とが到達し検出されるが、第1の
スピーカ55の前方側の放射音と第2のスピーカ69の
前方側の放射音とは、第1のスピーカ55にのみ反転さ
れたマイクロホン61からの電気信号が出力されるた
め、逆位相になっている。
【0044】そして、マイクロホン61が、下流側連通
穴57からの第1のスピーカ55の放射音と上流側連通
穴59からの第2のスピーカ69の放射音とが略同一の
大きさになる位置に配置されるため、マイクロホン61
の電気信号としては、第1のスピーカ55の放射音と、
第2のスピーカ69の放射音とは互いに打ち消される。
【0045】従って、マイクロホン61から出力される
電気信号は、排気騒音のみの信号に略なる。この実施例
の能動型消音器においても、第1の実施例とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0046】なお、以上述べた実施例では、本発明の能
動型消音器を、自動車の排気管49の排気騒音の消音に
適用した例について説明したが、本発明はかかる実施例
に限定されるものではなく、例えば、冷蔵庫のモータ等
の騒音の消音等に広く適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の能動型消
音器では、マイクロホンが、下流側連通穴からの二次音
源の放射音と上流側連通穴からの二次音源の放射音とが
略同一の大きさになる位置に配置されるため、マイクロ
ホンの電気信号としては、二次音源の前方側の放射音と
後方側の放射音とは互いに打ち消され、マイクロホンか
ら出力される電気信号は、排気騒音のみの信号に略な
り、この電気信号のみが、反転手段により反転され、二
次音源に出力されることになり、二次音源からの放射音
が閉回路を形成することが略なくなり、ハウリングの発
生を確実に防止することができる。
【0048】請求項2の能動型消音器では、マイクロホ
ンが、下流側連通穴からの第1の二次音源の放射音と上
流側連通穴からの第2の二次音源の放射音とが略同一の
大きさになる位置に配置されるため、マイクロホンの電
気信号としては、第1の二次音源の放射音と第2の二次
音源の放射音とは互いに打ち消され、二次音源からの放
射音が閉回路を形成することが略なくなり、ハウリング
の発生を確実に防止することができる。
【0049】請求項3の能動型消音器では、自動車の排
気ガス中のエンジンからの排気騒音を有効に消音するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の能動型消音器の第1の実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】請求項1の能動型消音器の他の実施例を示す断
面図である。
【図4】請求項2の能動型消音器の一実施例を示す断面
図である。
【図5】従来の能動型消音器の一例を示す断面図であ
る。
【図6】図5の横断面図である。
【符号の説明】
41 消音器本体 43 隔壁 45 消音室 47 スピーカ室 49 排気管 55 スピーカ 57 下流側連通穴 59 上流側連通穴 61 マイクロホン 67 反転回路 69 第2のスピーカ 71 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消音器本体(41)に形成される消音室
    (45)内に、騒音媒体を流通する騒音媒体通路(4
    9)を形成するとともに、前記消音室(45)に隔壁
    (43)を介して隣接して形成される二次音源室(4
    7)内に、前記消音室(45)に向けて音波を放射する
    二次音源(55)を配置してなる能動型消音器におい
    て、 前記二次音源室(47)内に前記騒音媒体通路(49)
    の下流側に向けて配置される二次音源(55)と、 前記隔壁(43)の前記二次音源(55)の前方となる
    位置に形成され前記消音室(45)と前記二次音源室
    (47)とを連通する下流側連通穴(57)と、 前記隔壁(43)の前記二次音源(55)の後方となる
    位置に形成され前記消音室(45)と前記二次音源室
    (45)とを連通する上流側連通穴(59)と、 前記消音室(45)内の前記下流側連通穴(57)と上
    流側連通穴(59)との間に、かつ、前記下流側連通穴
    (57)からの前記二次音源(55)の放射音と前記上
    流側連通穴(59)からの前記二次音源(55)の放射
    音とが略同一の大きさになる位置に配置されるマイクロ
    ホン(61)と、 前記マイクロホン(61)からの電気信号を反転し前記
    二次音源(55)に出力する反転手段(67)とを有す
    ることを特徴とする能動型消音器。
  2. 【請求項2】 消音器本体(41)に形成される消音室
    (45)内に、騒音媒体を流通する騒音媒体通路(4
    9)を形成するとともに、前記消音室(45)に隔壁
    (43)を介して隣接して形成される二次音源室(4
    7)内に、前記消音室(45)に向けて音波を放射する
    二次音源(55,69)を配置してなる能動型消音器に
    おいて、 前記二次音源室(47)内に前記騒音媒体通路(49)
    の下流側および上流側に向けて配置される第1および第
    2の二次音源(55,69)と、 前記隔壁(43)の前記第1の二次音源(55)の前方
    となる位置に形成され、前記消音室(45)と二次音源
    室(47)とを連通する下流側連通穴(57)と、 前記隔壁(43)の前記第2の二次音源(69)の前方
    となる位置に形成され、前記消音室(45)と二次音源
    室(47)とを連通する上流側連通穴(59)と、 前記消音室(45)内の前記下流側連通穴(57)と上
    流側連通穴(59)との間に、かつ、前記下流側連通穴
    (57)からの前記第1の二次音源(55)の放射音と
    前記上流側連通穴(59)からの前記第2の二次音源
    (69)の放射音が略同一の大きさになる位置に配置さ
    れるマイクロホン(61)と、 前記マイクロホン(61)からの電気信号を反転し前記
    第1の二次音源(55)に出力する反転手段(67)
    と、 前記マイクロホン(61)からの電気信号を反転するこ
    となく前記第2の二次音源(69)に出力する出力手段
    (71)とを有することを特徴とする能動型消音器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の能動型消音器に
    おいて、 前記騒音媒体通路(49)は、自動車の排気管(49)
    であることを特徴とする能動型消音器。
JP6217586A 1994-09-12 1994-09-12 能動型消音器 Pending JPH0883081A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217586A JPH0883081A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 能動型消音器

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JP6217586A JPH0883081A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 能動型消音器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010045574A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Sony Corp ハンズフリー通話装置、ハンズフリー通話機能付き音響再生装置、ハンズフリー通話方法
JP2010056722A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sony Corp ハンズフリー通話機能付き音響再生装置およびハンズフリー通話方法
US8325938B2 (en) 2008-08-12 2012-12-04 Sony Corporation Handsfree call apparatus, acoustic reproducing apparatus with handsfree call function, and handsfree call method

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