JPH088183B2 - 放電灯用安定器 - Google Patents

放電灯用安定器

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JPH088183B2
JPH088183B2 JP1309740A JP30974089A JPH088183B2 JP H088183 B2 JPH088183 B2 JP H088183B2 JP 1309740 A JP1309740 A JP 1309740A JP 30974089 A JP30974089 A JP 30974089A JP H088183 B2 JPH088183 B2 JP H088183B2
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capacitor
ballast
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ballast element
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豊 漆畑
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、安定器エレメントと各種のコンデンサとを
同一のケースに取付けた放電灯用安定器に関するもので
ある。
従来の技術 従来のこの種の放電灯用安定器の一例を第6図乃至第
9図に基づいて説明する。まず、第9図に放電灯回路を
示すが、安定器エレメント1は電源コイル2とチョーク
コイル3とを備え、前記電源コイル2に交流電源4が接
続されている。また、チョークコイル3と進相コンデン
サ5と二本の放電灯6,7とが直列に接続され、かつ、前
記放電灯6,7のフィラメント加熱コイル(図示せず)に
起動用コンデンサ8と雑音防止コンデンサ9とがそれぞ
れ接続されている。そして、前記進相コンデンサ5と前
記起動用コンデンサ8と雑音防止用コンデンサ9とは金
属ケース或いは合成樹脂ケース等よりなる同一のケース
内に納められて単一のコンデンサ10とされ、このコンデ
ンサ10には、共通端子と各々のコンデンサ素子用の端子
とよりなる(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の4つの端子11が
設けられ、かつ、F1,F2,F3,F4の4本の接続線12によ
り前記安定器エレメント1に接続されている。
しかして、全体の形状としては、第6図乃至第8図に
示すように、金属製のケース13内に両側に複数個の接続
端子14を突出させた状態で安定器エレメント1が取付け
られている。そして、前記ケース13の底板15の一端に
は、取付板16が連結され、この取付板16にコンデンサ10
が取付けられている。そして、このコンデンサ10の端子
11と前記安定器エレメント1の接続端子14とは接続線12
により接続されているとともに前記接続端子14には、外
部接続用リード線17と電源線18とが接続されている。
発明が解決しようとする課題 安定器エレンメントとコンデンサとがケースに対して
別置き構造であるため、その組立に当たっては自動組立
化や自動配線化が難しく、また、外部接続用の端子とコ
ンデンサ端子とが各々独立しているため、外部に露出す
る端子数が多くなり、これにより、充電部保護のための
安全対策はコストアップとなる問題がある。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、底板と蓋板とを組合せて断面
略ロの字状に形成したケースと、鉄心とこの鉄心に巻回
したコイルとよりなり前記ケースの中央に配置された安
定器エレメントと、進相コンデンサと起動用コンデンサ
と雑音防止用コンデンサのうち少なくとも一つを選択し
て内蔵して前記ケースの断面形状に略一致させてそれぞ
れ形成され前記安定器エレメントの両側に配置された二
つのコンデンサユニットと、これらのコンデンサユニッ
トで閉塞された前記ケースの閉空間内に充填された絶縁
樹脂とにより形成した。
請求項2記載の発明は、底板と蓋板とを組合せて断面
略ロの字状に形成したケースと、鉄心とこの鉄心に巻回
したコイルと両側に突出する安定器端子とよりなり前記
ケースの中央に配置された安定器エレメントと、進相コ
ンデンサと起動用コンデンサと雑音防止用コンデンサの
うち少なくとも一つを選択して内蔵するとともに前記安
定器端子と重なり合うよう略同一位置に位置した貫通接
続端子を備え前記ケースの断面形状に略一致させてそれ
ぞれ形成され前記安定器エレメントの両側に配置された
二つのコンデンサユニットとにより形成した。
作用 請求項1記載の発明においては、外部に露出する端子
の数を必要最小限にすることができ、これにより、充電
部を覆うカバーも簡単なものでよく、充電部の保護を十
分に行うことができ、また、安定器エレメントの両側端
はコンデンサユニットにより閉塞されているため、安定
器エレメントの鉄心が外部に露出することがなく、サビ
の発生等の問題がなくなって安全であり、しかも、絶縁
樹脂が充填されているため、安定器エレメントの放熱が
良好であり、雑音発生をも防止することができ、かつ、
全体の形状も外観の良い状態にまとめることができるも
のである。
請求項2記載の発明においては、充電部の保護を十分
に行うことができるとともに、安定器エレメントの安定
器端子とコンデンサユニットの貫通接続端子との位置が
一致していることにより自動配線が容易であり、自動組
立化を簡単に行うことができるものである。
実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説明
する。まず、第5図に放電灯回路を示すが、安定器エレ
メント21は電源コイル22とチョークコイル23とを備え、
前記電源コイル22に交流電源24が接続されている。ま
た、チョークコイル23と進相コンデンサ25と二本の放電
灯26,27とが直列に接続され、かつ、前記放電灯26,27の
フィラメント加熱コイル(図示せず)に起動用コンデン
サ28と雑音防止コンデンサ29とがそれぞれ接続されてい
る。
ついで、第1図乃至第4図に基づいてその構造を説明
する。まず、前記安定器エレメント21はその上部両側に
それぞれ一定のピッチで配列された複数個の安定器端子
30が設けられている。また、前記進相コンデンサ25は、
合成樹脂により形成されたコンデンサケース31に収納さ
れてユニット化された一つのコンデンサユニット32とさ
れている。そして、このコンデンサユニット32は、前記
コンデンサケース31を貫通するとともに内部で前記進相
コンデンサ25に接続されているものと接続されていない
ものとの複数個の貫通接続端子33を備えている。これら
の貫通接続端子33は前記安定器端子30とその配列ピッチ
が一致しているとともに互いに接触状態で重なり合うも
のである。さらに、前記起動用コンデンサ28と前記雑音
防止用コンデンサ29とは、合成樹脂により形成されたコ
ンデンサケース34にともに収納され、これにより、ユニ
ット化された一つのコンデンサユニット35とされてい
る。そして、このコンデンサユニット35は、前記コンデ
ンサケース34を貫通するとともに内部で前記起動用コン
デンサ28と前記雑音防止用コンデンサ29とに接続されて
いるものと接続されていないものとの複数個の貫通接続
端子36を備えている。これらの貫通接続端子36は前記安
定器端子30とその配列ピッチが一致しているとともに互
いに接触状態で重なり合うものである。
しかして、両端に取付孔37が形成された底板38とこの
底板38と組み合わされることにより断面略ロの字状の収
納部39を形成する蓋板40とによりケース41が形成されて
いる。
このようにして形成されたケース41の前記収納部39に
は、その中央部に前記安定器エレメント21が配置され、
この安定器エレメント21の両端に前記コンデンサユニッ
ト32,35が配置されて収納されている。そして、安定器
端子30と貫通接続端子33,36とは、両者が重なり合った
ところでスポット溶接等の手段により互いに接続されて
いる。
ついで、前記収納部39内の空間部には、絶縁樹脂42が
充填されている。
なお、自動組立においては、安定器エレメント21とコ
ンデンサユニット32,35との安定器端子30と貫通接続端
子33,36とを予め接続してアッセンブリ化し、これを上
下逆向きにした蓋板40に収納してから空間部に絶縁樹脂
42を流し込み、蓋板40に底板38を被せて一体化する。
また、絶縁樹脂42の充填前に、底板38と蓋板40とを一
体化し、底板38か蓋板40に形成された孔から絶縁樹脂42
を注入するようにしても良いものである。
このような構成において、外部に露出する端子は、コ
ンデンサユニット32,35から突出した貫通接続端子33,36
のみであるので、その数を必要最小限にすることがで
き、これにより、充電部を覆うカバーも簡単なものでよ
く、充電部の保護は十分に行なわれる。
また、安定器エレメント21の両側端はコンデンサユニ
ット32,35により閉塞されているため、安定器エレメン
ト21の鉄心が外部に露出することがなく、サビの発生等
の問題がなくなって安全である。
とくに、絶縁樹脂42が充填されているため、安定器エ
レメント21の放熱が良好であり、雑音発生をも防止する
ことができる。また、全体の形状もケース41の両端にコ
ンデンサユニット32,35のコンデンサケース31,34しか露
出しない単純なものとすることができ、その美観を向上
させることも可能である。
さらに、安定器エレメント21の安定器端子30とコンデ
ンサユニット32,35の貫通端子33,36との位置が一致して
いることにより自動配線が容易であり、自動組立化が簡
単である。
発明の効果 本発明は上述のように、請求項1記載の発明は、底板
と蓋板とを組合せて断面略ロの字状に形成したケース
と、鉄心とこの鉄心に巻回したコイルとよりなり前記ケ
ースの中央に配置された安定器エレメントと、進相コン
デンサと起動用コンデンサと雑音防止用コンデンサのう
ち少なくとも一つを選択して内蔵して前記ケースの断面
形状に略一致させてそれぞれ形成され前記安定器エレメ
ントの両側に配置された二つのコンデンサユニットと、
これらのコンデンサユニットで閉塞された前記ケースの
閉空間内に充填された絶縁樹脂とにより形成したので、
外部に露出する端子の数を必要最小限にすることがで
き、これにより、充電部を覆うカバーも簡単なものでよ
く、充電部の保護を十分に行うことができ、また、安定
器エレメントの両側端はコンデンサユニットにより閉塞
されているため、安定器エレメントの鉄心が外部に露出
することがなく、サビの発生等の問題がなくなって安全
であり、しかも、絶縁樹脂が充填されているため、安定
器エレメントの放熱が良好であり、雑音発生をも防止す
ることができ、かつ、全体の形状も外観の良い状態にま
とめることができるものである。
また、請求項2記載の発明は、底板と蓋板とを組合せ
て断面略ロの字状に形成したケースと、鉄心とこの鉄心
に巻回したコイルと両側に突出する安定器端子とよりな
り前記ケースの中央に配置された安定器エレメントと、
進相コンデンサと起動用コンデンサと雑音防止用コンデ
ンサのうち少なくとも一つを選択して内蔵するとともに
前記安定器端子と重なり合うよう略同一位置に位置した
貫通接続端子を備え前記ケースの断面形状に略一致させ
てそれぞれ形成され前記安定器エレメントの両側に配置
された二つのコンデンサユニットとにより形成したの
で、充電部の保護を十分に行うことができるとともに、
安定器エレメントの安定器端子とコンデンサユニットの
貫通端子との位置が一致していることにより自動配線が
容易であり、自動組立化を簡単に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
その横断平面図、第3図は正面図、第4図は斜視図、第
5図は回路図、第6図は従来の一例を示す縦断側面図、
第7図はその横断平面図、第8図は斜視図、第9図は回
路図である。 21…安定器ユニット、22,23…コイル、25…進相コンデ
ンサ、28…起動用コンデンサ、29…雑音防止コンデン
サ、30…安定器端子、32,35…コンデンサユニット、33,
36…貫通接続端子、38…底板、40…蓋板、41…ケース、
42…絶縁樹脂
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 37/00 J 9375−5E H05B 41/02 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と蓋板とを組合せて断面略ロの字状に
    形成したケースと、鉄心とこの鉄心に巻回したコイルと
    よりなり前記ケースの中央に配置された安定器エレメン
    トと、進相コンデンサと起動用コンデンサと雑音防止用
    コンデンサのうち少なくとも一つを選択して内蔵して前
    記ケースの断面形状に略一致させてそれぞれ形成され前
    記安定器エレメントの両側に配置された二つのコンデン
    サユニットと、これらのコンデンサユニットで閉塞され
    た前記ケースの閉空間内に充填された絶縁樹脂とよりな
    ることを特徴とする放電灯用安定器。
  2. 【請求項2】底板と蓋板とを組合せて断面略ロの字状に
    形成したケースと、鉄心とこの鉄心に巻回したコイルと
    両側に突出する安定器端子とよりなり前記ケースの中央
    に配置された安定器エレメントと、進相コンデンサと起
    動用コンデンサと雑音防止用コンデンサのうち少なくと
    も一つを選択して内蔵するとともに前記安定器端子と重
    なり合うよう略同一位置に位置した貫通接続端子を備え
    前記ケースの断面形状に略一致させてそれぞれ形成され
    前記安定器エレメントの両側に配置された二つのコンデ
    ンサユニットとよりなることを特徴とする放電灯用安定
    器。
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