JPH0880934A - 四角筒カートン並びにその成形方法 - Google Patents

四角筒カートン並びにその成形方法

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JPH0880934A
JPH0880934A JP7264857A JP26485795A JPH0880934A JP H0880934 A JPH0880934 A JP H0880934A JP 7264857 A JP7264857 A JP 7264857A JP 26485795 A JP26485795 A JP 26485795A JP H0880934 A JPH0880934 A JP H0880934A
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carton
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隆 前原
Hiroaki Yamaguchi
宏昭 山口
Hokao Asai
外夫 浅井
Masae Yoshimori
正栄 吉森
Takashi Furuta
隆史 古田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は四角筒状にサック貼りされたカート
ンの底面等のワンタッチ組立・ロック構造を主たる対象
としたものである。 【解決手段】 四角筒のカートンCの開口端に対向する
一対の側板のうちの一方には折罫線を介して受入メイン
フラップ10を連接するとともに、他の側板には折罫線
を介して進入メインフラップ30を連接し、更に他の対
向する一対の側板のうちの一方には折罫線を介して案内
サイドフラップ20を連接するとともに、他の側板には
折罫線を介して従動サイドフラップ40を連接するよう
に設け、カートンCを平板状に折り畳んだ状態から角筒
状に形成してゆく動作を受けて、前記各フラップ相互が
係合し合うように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板紙、段ボール、複
合シート材等で構成した角箱状を成すカートンに関する
ものであって、特に四角筒状にサック貼りされたカート
ンの底面等のワンタッチ組立・ロック構造を主たる対象
としたものである。
【0002】
【発明の背景】例えば医薬品、食品、その他各種の製品
を量産現場でカートンに充填するにあたっては、自動的
にカートンが供給される一方、あらかじめ設定された一
定量の製品がカートン開口部から自動的に充填されるよ
うな生産形態をとる。この際カートンは多くの場合供給
される段階では例えば平板状に折り畳み状態とされてお
り、充填される前段において角箱状に成形されて充填に
備えられる。
【0003】このような生産手法に対応するために従来
は例えば図5に示すように対向する側板101、102
の下方にそれぞれ受入メインフラップ110と、進入メ
インフラップ120とを折罫線L0 を介して延長形成す
るとともに、前記受入メインフラップ110に係止し得
るような係止部131、141を具えたサイドフラップ
130、140を他の一対の側板103、104から折
罫線L0 を介して延長形成させたカートンC0 が存在す
る。
【0004】このものは組立時においてはまず折り曲げ
られている対向辺を押し込むことによって角筒状にカー
トンを起こし、次いで図5(a)(b)に示すように受
入メインフラップ110、一対のサイドフラップ13
0、140の順にカートン底部から内側に押し込み、最
終的に図5 (c) に示すように進入メインフラップ12
0を内側に押し込むようにしてカートンC0 における例
えば底部の組み立てを完了していた。因みにこのような
形態を基本として、進入メインフラップの係合状態をよ
り強固にする先行技術に実開昭59−30811号「組
立式紙製包装箱」の考案がある。
【0005】またこのような手法を改善したものとし
て、図6に示すように底部フラップ210、220、2
30、240のうち隣接する一対のフラップ210と2
20、及び同じく一対のフラップ230と240とを相
互に折り曲げ自在に接合部250において接合させたカ
ートンC1 があり、この場合には図6 (a) (b) に示
すように平板状に折り畳まれたカートンC1 を角筒状に
立ち上げることによって一挙に底部が形成されるように
構成されている。
【0006】このような従来技術にあっては、まず図5
に示すものは自動組立を行う場合に底部の各フラップの
折り込み、更には半ば組み立てた状態の後、底部を更に
フラットに押し揃える作業を行わなければならず、比較
的複雑なものになるという問題を有していた。また図6
に示すタイプのものにあっては、組立自体は比較的簡単
に行われるものの、それに先立つ底部のフラップにおけ
る貼り合わせを必要とする点で生産性が悪く、また底部
を形成した後における保形機能 (ロック機能)も比較的
弱いという問題もあった。因みに医薬品等のカートンの
場合、みだりに開封されないようにロック機能が充分で
ないカートンにあってはシール等による封緘をすること
を法制上求められている。
【0007】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景並
びに従来技術の問題点に鑑みなされたものであって、生
産性に優れ且つ比較的簡単な工程のもとにワンタッチで
組み立てができ、且つ一旦組み立てた後は優れた保形機
能を有する新規な四角筒カートンの端面構造の開発を試
みたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
四角筒カートンは、サック貼りされた四角筒のカートン
が平板状とされた折り畳み状態から四角筒状に起こされ
る動作を受けて開放端面が閉鎖状態に形成されてゆくカ
ートンの構造において、カートンのブランク形状はカー
トンの一開放端面における、対向する一対の側板のうち
の一方には折罫線を介して受入メインフラップを連接す
るとともに、他の側板には折罫線を介して進入メインフ
ラップを連接し、更に他の対向する一対の側板のうちの
一方には折罫線を介して案内サイドフラップを連接する
とともに、他の側板には折罫線を介して従動サイドフラ
ップを連接し、且つ前記受入メインフラップの自由端側
のほぼ中央には前記進入メインフラップと案内サイドフ
ラップと従動サイドフラップとの一部を受け入れる受入
切欠を設けて成り、また進入メインフラップは中くびれ
状に前記受入フラップにおける受入切欠に係合する係合
切欠を対設状態に具えるとともに、案内サイドフラップ
側の自由端側には開放端面隅角部近くまで突出する進入
突片と、従動サイドフラップに係合するように突出する
引込係止部とを設けて成り、また前記案内サイドフラッ
プは案内端片を受入フラップ側に突出するように設けて
成り、また前記従動サイドフラップは重合端片を受入フ
ラップ側に突出するように設けて成ることを特徴として
成るものである。
【0009】また請求項2記載の四角筒カートンは、前
記要件に加え、前記カートンの折り畳み状態において
は、受入メインフラップを連接した側板と、案内サイド
フラップを連接した側板との間の折罫線、及び進入メイ
ンフラップを連接した側板と、従動サイドフラップを連
接した側板との間の折罫線において折り重ねられること
によって平板状態に設定され、更にこの折り畳み状態に
おいては、前記受入メインフラップ、進入メインフラッ
プ、案内サイドフラップ、従動サイドフラップは共に内
側に折り込まれていることを特徴として成るものであ
る。
【0010】更にまた請求項3記載の四角筒カートン
は、サック貼りされた四角筒のカートンであって、カー
トンの一開放端面における、対向する一対の側板のうち
の一方には折罫線を介して受入メインフラップを開放端
面を閉鎖する側にほぼ90°屈曲状態に連接するととも
に、他の側板には折罫線を介して進入メインフラップを
開放端面を閉鎖する側にほぼ90°屈曲状態に連接し、
更に他の対向する一対の側板のうちの一方には折罫線を
介して案内サイドフラップを開放端面を閉鎖する側にほ
ぼ90°屈曲状態に連接するとともに、他の側板には折
罫線を介して従動サイドフラップを開放端面を閉鎖する
側にほぼ90°屈曲状態に連接し、且つ前記受入メイン
フラップの自由端側のほぼ中央には前記進入メインフラ
ップと案内サイドフラップと従動サイドフラップとの一
部を受け入れる受入切欠を設けて成り、また進入メイン
フラップは中くびれ状に前記受入フラップにおける受入
切欠に係合する係合切欠を対設状態に具えるとともに、
案内サイドフラップ側の自由端側には開放端面隅角部近
くまで突出する進入突片と、従動サイドフラップに係合
するように突出する引込係止部とを設けて成り、また前
記案内サイドフラップは案内端片を受入フラップ側に突
出するように設けて成り、また前記従動サイドフラップ
は重合端片を受入フラップ側に突出するように設けて成
り、且つ前記受入メインフラップにおける受入切欠にお
いては、カートンの内側に進入メインフラップの自由端
側が折り重なるとともに、更にその内側に案内サイドフ
ラップにおける案内端片と従動サイドフラップにおける
重合端片とが折り重なって端面を構成していることを特
徴として成るものである。
【0011】更にまた請求項4記載の四角筒カートン
は、前記要件に加え、前記カートンは、E規格段ボール
により構成されていることを特徴として成るものであ
る。
【0012】更にまた請求項5記載の四角筒カートンの
成形方法は、サック貼りされた四角筒のカートンが平板
状に折り畳まれた折り畳み状態から四角筒状に起こされ
る動作を受けて開放端面が閉鎖状態に形成されてゆくカ
ートンの成形方法において、カートンの一開放端面にお
ける、対向する一対の側板のうちの一方には折罫線を介
して受入メインフラップを連接するとともに、他の側板
には折罫線を介して進入メインフラップを連接し、更に
他の対向する一対の側板のうちの一方には折罫線を介し
て案内サイドフラップを連接するとともに、他の側板に
は折罫線を介して従動サイドフラップを連接し、且つ前
記受入メインフラップの自由端側のほぼ中央には前記進
入メインフラップと案内サイドフラップと従動サイドフ
ラップとの一部を受け入れる受入切欠を設けて成り、ま
た進入メインフラップは中くびれ状に前記受入フラップ
における受入切欠に係合する係合切欠を対設状態に具え
るとともに、案内サイドフラップ側の自由端側には開放
端面隅角部近くまで突出する進入突片と、従動サイドフ
ラップに係合するように突出する引込係止部とを設けて
成り、また前記案内サイドフラップは案内端片を受入フ
ラップ側に突出するように設けて成り、また前記従動サ
イドフラップは重合端片を受入フラップ側に突出するよ
うに設けて成り、且つ前記カートンの折り畳み状態にお
いては、受入メインフラップを連接した側板と、案内サ
イドフラップを連接した側板との間の折罫線、及び進入
メインフラップを連接した側板と、従動サイドフラップ
を連接した側板との間の折罫線において折り重ねられる
ことによって平板状態に設定され、更にこの折り畳み状
態においては、前記受入メインフラップ、進入メインフ
ラップ、案内サイドフラップ、従動サイドフラップは共
に内側に折り込まれ、更にカートンを平板状の折り畳み
状態から角筒状に成形してゆく途中において、前記進入
メインフラップにおける引込係止部は、従動サイドフラ
ップを受入メインフラップより先に倒伏させるように案
内するとともに、前記進入メインフラップにおける進入
突片は、案内サイドフラップにおける案内端片と受入メ
インフラップにおける受入切欠との間に進入してゆくこ
とを特徴として成るものである。
【0013】本発明にあっては受入メインフラップと進
入メインフラップと、案内サイドフラップと、従動サイ
ドフラップとが相互に連繋しながら、平板状に折り畳ま
れたカートンを四角筒状に起こされてゆく途中で例えば
一端面たる底板を形成してゆく。具体的には平板状に折
り畳まれたカートンが四角筒状に引き起こされてゆく途
中で順次受入メインフラップの受入切欠に対して進入フ
ラップの進入端が箱の内側に入り込むように進入し、且
つその動きを案内サイドフラップが助け、一方、進入フ
ラップは更に他の従動サイドフラップを受入フラップに
おける受入端に係止するように引き込みながら折り畳ま
れた状態からほぼ90°倒れ込むようにして、例えば底
板部を構成してゆく。
【0014】
【発明の実施例の形態】以下本発明を図示の実施例に基
づいて具体的に説明する。まず図1は本発明たる四角筒
カートンの端面構造を一例として底部に具えたカートン
Cの斜視図であって、完成状態においては一例として上
部が蓋状に開放された角箱状のカートンである。このも
のは素材として例えばE規格段ボールシートを用いて成
り、四枚の側板1〜4がそれぞれ折罫線Lを介して連接
されるとともに、更に側板1の切り離し端側には糊付片
5が延長され、この糊付片5が他端側の側板4の内側に
糊付けされて全体として角筒状にサック貼りされた構成
をとる。
【0015】そして側板1の上方には折罫線Lを介して
蓋板6が連接されるとともに、その蓋板6の自由端側に
は更に折罫線Lを介して差込フラップ7が連接される。
また蓋板6が設けられた側板1を挟んだ両側の側板2、
4の上端にはそれぞれ折罫線Lを介して蓋部サイドフラ
ップ8が連接される。また側板1と対向する側板3の上
端縁は一部が切り欠かれて指掛部9を形成する。
【0016】そして本発明の特徴的構成としてカートン
底部を構成する次のようなフラップ群が設けられる。ま
ず側板1の下方には折罫線L1 を介して受入メインフラ
ップ10を設け、更に側板1に隣接する側板2の下方に
は案内サイドフラップ20を折罫線L2 を介して連接
し、更に側板1と対向する側板3の下方には折罫線L3
を介して進入メインフラップ30を連接し、更に側板3
と隣接する側板4の下方には折罫線L4 を介して従動サ
イドフラップ40を連接する。これら各フラップ群によ
ってカートンCの底部のワンタッチ組立及びその保形を
可能とする。
【0017】まず受入メインフラップ10はその自由端
側中央に受入切欠11を凹陥するように形成するものであ
って、相対的に突出するような状態となる翼片部12、
13をその両側に有する。またこの受入メインフラップ
10と対向する位置における進入メインフラップ30は
中央部がくびれたような状態となって、その両側に係合
切欠31、32を対設状態に形成するとともに、進入メ
インフラップ30の先端側の一方の側にはカートンCの
開放端面隅角部近くまで突出する進入突片33を設け、
一方、その反対側の側方には従動サイドフラップ40と
係合する引込係止部34を突片状に形成する。
【0018】これら受入メインフラップ10と進入メイ
ンフラップ30との間に設けられる二片のサイドフラッ
プについて説明すると、まず案内サイドフラップ20は
受入メインフラップ10側に開放された係合切欠21を
有するとともに、この係合切欠21の凹陥によって相対
的に突出したような状態となる案内端片22を有する。
一方、従動サイドフラップ40は受入メインフラップ1
0側に開放された係合切欠41を有するとともに、この
係合切欠41が設けられることによって相対的に突出す
るような形状となった重合端片42を有する。
【0019】このような構成を有するカートンCの組立
状態について以下説明すると、まずブランクBの状態は
図3に示すように例えばE段ボール等を素材とした原素
材シートから外形形状が打ち抜かれ、更に打ち抜きと同
時にあるいは別工程で折罫線L、L1 〜L4 が形成され
る。そしてブランクBは図4 (a) (b) に示すように
受入メインフラップ10、進入メインフラップ30、案
内サイドフラップ20、従動サイドフラップ40をそれ
ぞれ内側に折罫線L1 を介して折り込んだような状態と
して、更にこれを各側板1〜4を仕切る折罫線Lのうち
側板1と2との間の折罫線L、及び側板3と4との間の
折罫線Lにおいてほぼ180゜折り重ねるように折り込
むとともに、糊付片5と側板4とを接合させる。
【0020】もちろん糊付片5と側板4との接合、いわ
ゆるサック貼りを行うに先立ち、このような底部のフラ
ップ群を折り込んでおくことは好ましい製造手法である
が、必ずしもこのようにすることを要件とするものでは
ない。このような状態においては、まず案内サイドフラ
ップ20における案内端片22は受入メインフラップ1
0における受入切欠11から更に翼片部13の内側に絡
むように折り込まれている。また進入メインフラップ3
0における引込係止部34は、従動サイドフラップ40
における係合切欠41においてその内側に絡むように係
合した状態となっている。
【0021】本発明を適用したカートンCはこのような
平板状の折り畳み状態において多くは供給されるもので
あって、製品の充填される工程の前段において平板状に
折り畳まれたカートンCが箱状に成形される。すなわち
図4 (a) に示すようにほぼ180°折り重ねられた二
カ所の折罫線Lを対向的に押し込むような状態にしてサ
ック貼りのカートンCを四角筒状に押し起こしてゆく
と、これに伴い角筒状カートンの端面たる底部が形成さ
れる。
【0022】すなわち図4 (a) 〜(d) に示すように
角筒状に押し起こされることにより受入メインフラップ
10と進入メインフラップ30は相互に対向するような
位置に移動しながらも折罫線L1 、L3 の距離は離れて
ゆき、両者は水平状になるように倒れ込んでゆく作用を
する。このとき進入メインフラップ30における進入突
片33は、案内サイドフラップ20における案内端片2
2の下面側に案内されて、受入メインフラップ10にお
ける受入切欠11から翼片部13の基部側に係合するよ
うに進入してゆく。
【0023】一方、進入メインフラップ30における引
込係止部34は従動サイドフラップ40を引き込むよう
にしながらこれを倒し込んでゆき、このものを受入メイ
ンフラップ10の受入切欠11に係合させるように作用
する。更に図4 (d) に示すようにほぼ平板状に係合し
た後には進入メインフラップ30における引込係止部3
4は受入メインフラップ10における受入切欠11の翼
片部12側のコーナー部近くに係合し、この部分におい
て従動サイドフラップ40と受入メインフラップ10と
が再度起き上がらないような状態、いわゆるロック状態
に保持するのである。
【0024】もちろんこの動作自体は機械的に箱を起こ
すようにしてもよいし、手動によって組み立てを行って
もよい。更に必要がある場合には組み立てられた底部の
フラップ群をカートンCの内側から底部側に押し付けて
完全な平板状となるようにしてもよい。なお以上述べた
実施例は通常最も一般的なケースである角筒状カートン
における底部にワンタッチの組立構造を適用したもので
あり、一般的にはワンタッチボトムロック等と称される
構造であるが、カートンCを利用するにあたって側面部
あるいは天板部にこのような構成が適用されてももとよ
り差し支えない。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
から、まず組み立てにあたって四角筒状になるように構
成されたカートンCの組立途中の状態において側板部を
角筒状になるように押込操作を行うのみのワンタッチ操
作で、例えば底板部が構成される。更にまた本発明にあ
っては、一旦組み立てた後にはその組立状態が維持され
るものであり、内容物の確実な保管がなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の四角筒カートンを示す透視斜視図であ
る。
【図2】同上底面図である。
【図3】同上展開図である。
【図4】同上カートンの端面構造の形成過程を段階的に
示す説明図である。
【図5】従来の四角筒カートンの端面構造を具えたカー
トンの端面構造の形成過程を段階的に示す斜視図であ
る。
【図6】同上更に他の従来の端面構造の形成過程を段階
的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 側板 2 側板 3 側板 4 側板 5 糊付片 6 蓋板 7 差込フラップ 8 蓋部サイドフラップ 9 指掛部 10 受入メインフラップ 11 受入切欠 12 翼片部 13 翼片部 20 案内サイドフラップ 21 係合切欠 22 案内端片 30 進入メインフラップ 31 係合切欠 32 係合切欠 33 進入突片 34 引込係止部 40 従動サイドフラップ 41 係合切欠 42 重合端片 B ブランク C カートン L 折罫線 L1 折罫線 L2 折罫線 L3 折罫線 L4 折罫線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉森 正栄 大阪府高槻市城北町1−13−3 西邨紙器 株式会社内 (72)発明者 古田 隆史 大阪府高槻市城北町1−13−3 西邨紙器 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サック貼りされた四角筒のカートンが平
    板状とされた折り畳み状態から四角筒状に起こされる動
    作を受けて開放端面が閉鎖状態に形成されてゆくカート
    ンの構造において、カートンのブランク形状はカートン
    の一開放端面における、対向する一対の側板のうちの一
    方には折罫線を介して受入メインフラップを連接すると
    ともに、他の側板には折罫線を介して進入メインフラッ
    プを連接し、更に他の対向する一対の側板のうちの一方
    には折罫線を介して案内サイドフラップを連接するとと
    もに、他の側板には折罫線を介して従動サイドフラップ
    を連接し、且つ前記受入メインフラップの自由端側のほ
    ぼ中央には前記進入メインフラップと案内サイドフラッ
    プと従動サイドフラップとの一部を受け入れる受入切欠
    を設けて成り、また進入メインフラップは中くびれ状に
    前記受入フラップにおける受入切欠に係合する係合切欠
    を対設状態に具えるとともに、案内サイドフラップ側の
    自由端側には開放端面隅角部近くまで突出する進入突片
    と、従動サイドフラップに係合するように突出する引込
    係止部とを設けて成り、また前記案内サイドフラップは
    案内端片を受入フラップ側に突出するように設けて成
    り、また前記従動サイドフラップは重合端片を受入フラ
    ップ側に突出するように設けて成ることを特徴とする四
    角筒カートン。
  2. 【請求項2】 前記カートンの折り畳み状態において
    は、受入メインフラップを連接した側板と、案内サイド
    フラップを連接した側板との間の折罫線、及び進入メイ
    ンフラップを連接した側板と、従動サイドフラップを連
    接した側板との間の折罫線において折り重ねられること
    によって平板状態に設定され、更にこの折り畳み状態に
    おいては、前記受入メインフラップ、進入メインフラッ
    プ、案内サイドフラップ、従動サイドフラップは共に内
    側に折り込まれていることを特徴とする請求項1記載の
    四角筒カートン。
  3. 【請求項3】サック貼りされた四角筒のカートンであっ
    て、カートンの一開放端面における、対向する一対の側
    板のうちの一方には折罫線を介して受入メインフラップ
    を開放端面を閉鎖する側にほぼ90°屈曲状態に連接す
    るとともに、他の側板には折罫線を介して進入メインフ
    ラップを開放端面を閉鎖する側にほぼ90°屈曲状態に
    連接し、更に他の対向する一対の側板のうちの一方には
    折罫線を介して案内サイドフラップを開放端面を閉鎖す
    る側にほぼ90°屈曲状態に連接するとともに、他の側
    板には折罫線を介して従動サイドフラップを開放端面を
    閉鎖する側にほぼ90°屈曲状態に連接し、且つ前記受
    入メインフラップの自由端側のほぼ中央には前記進入メ
    インフラップと案内サイドフラップと従動サイドフラッ
    プとの一部を受け入れる受入切欠を設けて成り、また進
    入メインフラップは中くびれ状に前記受入フラップにお
    ける受入切欠に係合する係合切欠を対設状態に具えると
    ともに、案内サイドフラップ側の自由端側には開放端面
    隅角部近くまで突出する進入突片と、従動サイドフラッ
    プに係合するように突出する引込係止部とを設けて成
    り、また前記案内サイドフラップは案内端片を受入フラ
    ップ側に突出するように設けて成り、また前記従動サイ
    ドフラップは重合端片を受入フラップ側に突出するよう
    に設けて成り、且つ前記受入メインフラップにおける受
    入切欠においては、カートンの内側に進入メインフラッ
    プの自由端側が折り重なるとともに、更にその内側に案
    内サイドフラップにおける案内端片と従動サイドフラッ
    プにおける重合端片とが折り重なって端面を構成してい
    ることを特徴とする四角筒カートン。
  4. 【請求項4】 前記カートンは、E規格段ボールにより
    構成されていることを特徴とする請求項1、2または3
    記載の四角筒カートン。
  5. 【請求項5】 サック貼りされた四角筒のカートンが平
    板状に折り畳まれた折り畳み状態から四角筒状に起こさ
    れる動作を受けて開放端面が閉鎖状態に形成されてゆく
    カートンの成形方法において、カートンの一開放端面に
    おける、対向する一対の側板のうちの一方には折罫線を
    介して受入メインフラップを連接するとともに、他の側
    板には折罫線を介して進入メインフラップを連接し、更
    に他の対向する一対の側板のうちの一方には折罫線を介
    して案内サイドフラップを連接するとともに、他の側板
    には折罫線を介して従動サイドフラップを連接し、且つ
    前記受入メインフラップの自由端側のほぼ中央には前記
    進入メインフラップと案内サイドフラップと従動サイド
    フラップとの一部を受け入れる受入切欠を設けて成り、
    また進入メインフラップは中くびれ状に前記受入フラッ
    プにおける受入切欠に係合する係合切欠を対設状態に具
    えるとともに、案内サイドフラップ側の自由端側には開
    放端面隅角部近くまで突出する進入突片と、従動サイド
    フラップに係合するように突出する引込係止部とを設け
    て成り、また前記案内サイドフラップは案内端片を受入
    フラップ側に突出するように設けて成り、また前記従動
    サイドフラップは重合端片を受入フラップ側に突出する
    ように設けて成り、且つ前記カートンの折り畳み状態に
    おいては、受入メインフラップを連接した側板と、案内
    サイドフラップを連接した側板との間の折罫線、及び進
    入メインフラップを連接した側板と、従動サイドフラッ
    プを連接した側板との間の折罫線において折り重ねられ
    ることによって平板状態に設定され、更にこの折り畳み
    状態においては、前記受入メインフラップ、進入メイン
    フラップ、案内サイドフラップ、従動サイドフラップは
    共に内側に折り込まれ、更にカートンを平板状の折り畳
    み状態から角筒状に成形してゆく途中において、前記進
    入メインフラップにおける引込係止部は、従動サイドフ
    ラップを受入メインフラップより先に倒伏させるように
    案内するとともに、前記進入メインフラップにおける進
    入突片は、案内サイドフラップにおける案内端片と受入
    メインフラップにおける受入切欠との間に進入してゆく
    ことを特徴とする四角筒カートンの成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100569628B1 (ko) * 2002-11-11 2006-04-14 손재형 하부 결합력이 양호한 포장용 상자
JP2009113428A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Seiko Corp ワンタッチカートン起函装置
CN103434678A (zh) * 2013-09-06 2013-12-11 山东蓝帆塑胶股份有限公司 软体手套包装盒自动插盒机

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