JPH0879902A - 電動車両のバッテリ残量警告装置 - Google Patents
電動車両のバッテリ残量警告装置Info
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- JPH0879902A JPH0879902A JP23031094A JP23031094A JPH0879902A JP H0879902 A JPH0879902 A JP H0879902A JP 23031094 A JP23031094 A JP 23031094A JP 23031094 A JP23031094 A JP 23031094A JP H0879902 A JPH0879902 A JP H0879902A
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- battery voltage
- battery
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電動車両の走行状態やバッテリの温度条件に影
響されて、バッテリの放電電流が変化すると、その放電
電流の平均値を基準電流と比較して、残量警告するため
の基準となる基準バッテリ電圧に差をつけることでバッ
テリ残量警告を正確に行なうことができる電動車両のバ
ッテリ残量警告装置を提供する。 【構成】バッテリ22、モータ21及びコントローラ2
0を備え、このコントローラ20の制御によりモータ2
1を駆動して走行する電動二輪車において、バッテリ2
2の電圧を検出するバッテリ電圧検出回路37と、モー
タ21を含む負荷を流れる電流を検出する負荷電流検出
回路38と、バッテリ電圧と負荷電流のそれぞれの平均
値を求め、この平均値を求める毎に負荷電流の平均値を
基準値と比較し、その結果に応じて残量警告するための
基準となる基準バッテリ電圧を切換えて、検出されたバ
ッテリ電圧の平均値が基準バッテリ電圧以下になると警
告信号を出力する制御回路(CPU32)と、この警告
信号により警告を行なう警告回路40とを備えている。
響されて、バッテリの放電電流が変化すると、その放電
電流の平均値を基準電流と比較して、残量警告するため
の基準となる基準バッテリ電圧に差をつけることでバッ
テリ残量警告を正確に行なうことができる電動車両のバ
ッテリ残量警告装置を提供する。 【構成】バッテリ22、モータ21及びコントローラ2
0を備え、このコントローラ20の制御によりモータ2
1を駆動して走行する電動二輪車において、バッテリ2
2の電圧を検出するバッテリ電圧検出回路37と、モー
タ21を含む負荷を流れる電流を検出する負荷電流検出
回路38と、バッテリ電圧と負荷電流のそれぞれの平均
値を求め、この平均値を求める毎に負荷電流の平均値を
基準値と比較し、その結果に応じて残量警告するための
基準となる基準バッテリ電圧を切換えて、検出されたバ
ッテリ電圧の平均値が基準バッテリ電圧以下になると警
告信号を出力する制御回路(CPU32)と、この警告
信号により警告を行なう警告回路40とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バッテリ、モータ及
びコントローラを備え、このコントローラの制御により
モータを駆動して走行する電動車両のバッテリ残量警告
装置に関するものである。
びコントローラを備え、このコントローラの制御により
モータを駆動して走行する電動車両のバッテリ残量警告
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動車両には、バッテリ、モータ及びコ
ントローラを備え、このコントローラの制御によりモー
タを駆動して車輪に動力を与えて走行するものがある。
ントローラを備え、このコントローラの制御によりモー
タを駆動して車輪に動力を与えて走行するものがある。
【0003】このような電動車両には、例えばバッテリ
の残量警告表示を行なうものがあり、このバッテリの残
量警告表示はバッテリの平均電圧のみで判断を行ない、
ある設定値以下になるとバッテリの残量警告を行なって
いる。
の残量警告表示を行なうものがあり、このバッテリの残
量警告表示はバッテリの平均電圧のみで判断を行ない、
ある設定値以下になるとバッテリの残量警告を行なって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば急坂
登坂時の時に、バッテリの放電電流が大きくなり、バッ
テリ残量に関係なく端子電圧が低下するため、走行距離
が短いのにバッテリ残量警告が始まることがある。この
現象は冬場等気温が低いときに顕著に現われる。
登坂時の時に、バッテリの放電電流が大きくなり、バッ
テリ残量に関係なく端子電圧が低下するため、走行距離
が短いのにバッテリ残量警告が始まることがある。この
現象は冬場等気温が低いときに顕著に現われる。
【0005】このように、電動車両の走行状態によっ
て、あるいはバッテリの温度条件によっては、バッテリ
が充分充電されている場合にもバッテリ残量警告が行な
われ、バッテリ残量を正確に表わさないことがある。
て、あるいはバッテリの温度条件によっては、バッテリ
が充分充電されている場合にもバッテリ残量警告が行な
われ、バッテリ残量を正確に表わさないことがある。
【0006】この発明は、かかる実情を背景にしてなさ
れたもので、電動車両の走行状態やバッテリの温度条件
に影響されて、バッテリの放電電流が変化すると、その
放電電流の平均値を基準電流と比較して、残量警告する
ための基準となる基準バッテリ電圧に差をつけることで
バッテリ残量警告を正確に行なうことができる電動車両
のバッテリ残量警告装置を提供することを目的としてい
る。
れたもので、電動車両の走行状態やバッテリの温度条件
に影響されて、バッテリの放電電流が変化すると、その
放電電流の平均値を基準電流と比較して、残量警告する
ための基準となる基準バッテリ電圧に差をつけることで
バッテリ残量警告を正確に行なうことができる電動車両
のバッテリ残量警告装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、バッテリ、モータ及びコン
トローラを備え、このコントローラの制御により前記モ
ータを駆動して走行する電動車両において、前記バッテ
リの電圧を検出するバッテリ電圧検出回路と、前記モー
タを含む負荷を流れる電流を検出する負荷電流検出回路
と、前記バッテリ電圧と前記負荷電流のそれぞれの平均
値を求め、この平均値を求める毎に前記負荷電流の平均
値を基準値と比較し、その結果に応じて残量警告するた
めの基準となる基準バッテリ電圧を切換えて、前記検出
されたバッテリ電圧の平均値が前記基準バッテリ電圧以
下になると警告信号を出力する制御回路と、この警告信
号により警告を行なう警告回路とを備えることを特徴と
している。
に、請求項1記載の発明は、バッテリ、モータ及びコン
トローラを備え、このコントローラの制御により前記モ
ータを駆動して走行する電動車両において、前記バッテ
リの電圧を検出するバッテリ電圧検出回路と、前記モー
タを含む負荷を流れる電流を検出する負荷電流検出回路
と、前記バッテリ電圧と前記負荷電流のそれぞれの平均
値を求め、この平均値を求める毎に前記負荷電流の平均
値を基準値と比較し、その結果に応じて残量警告するた
めの基準となる基準バッテリ電圧を切換えて、前記検出
されたバッテリ電圧の平均値が前記基準バッテリ電圧以
下になると警告信号を出力する制御回路と、この警告信
号により警告を行なう警告回路とを備えることを特徴と
している。
【0008】請求項2記載の発明は、前記制御回路が、
前記バッテリ電圧と前記負荷電流のそれぞれの平均値を
求め、この平均値を求める毎に前記負荷電流の平均値を
基準値と比較し、その平均値が基準値以下の時、前記平
均バッテリ電圧を前記切換え前の基準バッテリ電圧と比
較し以下の時警告信号を出力し、また負荷電流の平均値
が基準値以上の時、前記平均バッテリ電圧を前記切換え
後の基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力
し、また以上の時、再度前記平均バッテリ電圧を前記切
換え前の基準バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回
数累計されると警告信号を出力することを特徴としてい
る。
前記バッテリ電圧と前記負荷電流のそれぞれの平均値を
求め、この平均値を求める毎に前記負荷電流の平均値を
基準値と比較し、その平均値が基準値以下の時、前記平
均バッテリ電圧を前記切換え前の基準バッテリ電圧と比
較し以下の時警告信号を出力し、また負荷電流の平均値
が基準値以上の時、前記平均バッテリ電圧を前記切換え
後の基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力
し、また以上の時、再度前記平均バッテリ電圧を前記切
換え前の基準バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回
数累計されると警告信号を出力することを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、バッテリ電圧と負荷
電流のそれぞれの平均値を求め、この平均値を求める毎
に負荷電流の平均値を基準値と比較し、その結果に応じ
て残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧を切
換えて、検出されたバッテリ電圧の平均値が基準バッテ
リ電圧以下になると警告信号を出力し警告を行なう。こ
のように、電動車両の走行状態やバッテリの温度条件に
影響され、バッテリの放電電流が変化すると、残量警告
するための基準となる基準バッテリ電圧を切換えること
で残量警告を正確に行なうことができる。
電流のそれぞれの平均値を求め、この平均値を求める毎
に負荷電流の平均値を基準値と比較し、その結果に応じ
て残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧を切
換えて、検出されたバッテリ電圧の平均値が基準バッテ
リ電圧以下になると警告信号を出力し警告を行なう。こ
のように、電動車両の走行状態やバッテリの温度条件に
影響され、バッテリの放電電流が変化すると、残量警告
するための基準となる基準バッテリ電圧を切換えること
で残量警告を正確に行なうことができる。
【0010】請求項2記載の発明では、バッテリ電圧と
負荷電流のそれぞれの平均値を求め、この平均値を求め
る毎に負荷電流の平均値を基準値と比較し、その結果に
応じて残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧
を切換えて、検出された負荷電流の平均値が基準値以下
の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテリ電圧
と比較し以下の時警告信号を出力し、また負荷電流の平
均値が基準値以上の時、平均バッテリ電圧を切換え後の
基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、
また以上の時、再度平均バッテリ電圧を切換え前の基準
バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回数累計される
と警告信号を出力し警告を行ない、残量警告を累計回数
も考慮してより正確に行なうことができる。
負荷電流のそれぞれの平均値を求め、この平均値を求め
る毎に負荷電流の平均値を基準値と比較し、その結果に
応じて残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧
を切換えて、検出された負荷電流の平均値が基準値以下
の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテリ電圧
と比較し以下の時警告信号を出力し、また負荷電流の平
均値が基準値以上の時、平均バッテリ電圧を切換え後の
基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、
また以上の時、再度平均バッテリ電圧を切換え前の基準
バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回数累計される
と警告信号を出力し警告を行ない、残量警告を累計回数
も考慮してより正確に行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の電動車両のバッテリ残量警
告装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は電動
車両の側面図である。
告装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は電動
車両の側面図である。
【0012】電動車両の車体フレーム1は、メインフレ
ーム2、シートチューブ3、ヘッドパイプ4及び上下の
リヤフレーム5,6から構成されている。メインフレー
ム2の前側にヘッドパイプ4が設けられ、このヘッドパ
イプ4にはフロントフォーク7が設けられている。フロ
ントフォーク7の下部に前輪8が支持され、上部にハン
ドル9が設けられている。
ーム2、シートチューブ3、ヘッドパイプ4及び上下の
リヤフレーム5,6から構成されている。メインフレー
ム2の前側にヘッドパイプ4が設けられ、このヘッドパ
イプ4にはフロントフォーク7が設けられている。フロ
ントフォーク7の下部に前輪8が支持され、上部にハン
ドル9が設けられている。
【0013】メンフレーム2の後側にシートチューブ3
が接続され、このシートチューブ3の上部にサドル10
が設けられ、メンフレーム2の後部とシートチューブ3
の下部には駆動装置11が配置され、駆動装置11に左
右のペダルクランク12が回動可能に支持されている。
シートチューブ3の上部には上側リヤフレーム5が、ま
た下部には下側リヤフレーム6が接続され、この上側リ
ヤフレーム5及び下側リヤフレーム6の後端部には後輪
13が支持されている。
が接続され、このシートチューブ3の上部にサドル10
が設けられ、メンフレーム2の後部とシートチューブ3
の下部には駆動装置11が配置され、駆動装置11に左
右のペダルクランク12が回動可能に支持されている。
シートチューブ3の上部には上側リヤフレーム5が、ま
た下部には下側リヤフレーム6が接続され、この上側リ
ヤフレーム5及び下側リヤフレーム6の後端部には後輪
13が支持されている。
【0014】ペダルクランク12には不図示であるが車
体右側に駆動スプロケットが連動して回転可能に設けら
れ、この駆動スプロケットと、後輪13に設けられた被
動スプロケット15とにチェーン16が掛け渡されてい
る。
体右側に駆動スプロケットが連動して回転可能に設けら
れ、この駆動スプロケットと、後輪13に設けられた被
動スプロケット15とにチェーン16が掛け渡されてい
る。
【0015】この電動車両には、コントローラ20とモ
ータ21がメインフレーム2の下側に支持され、2個の
バッテリ22がシートチューブ3と後輪13との間で、
かつ上側リヤアーム5と下側リヤアーム6との間で形成
される空間に上下に重ねて配置されている。バッテリ2
2は、インナケース23に収納されており、このインア
ーケース23を車体フレーム1に固定されたアウタケー
ス70内に挿入されたとき、バッテリ22の端子60が
車体側の端子61に電気的に接続され、さらにバッテリ
22は蓋体24によって保持されている。上側リヤアー
ム5にはロック装置25が設けられ、このロック装置2
5で後輪13が回転することを規制している。
ータ21がメインフレーム2の下側に支持され、2個の
バッテリ22がシートチューブ3と後輪13との間で、
かつ上側リヤアーム5と下側リヤアーム6との間で形成
される空間に上下に重ねて配置されている。バッテリ2
2は、インナケース23に収納されており、このインア
ーケース23を車体フレーム1に固定されたアウタケー
ス70内に挿入されたとき、バッテリ22の端子60が
車体側の端子61に電気的に接続され、さらにバッテリ
22は蓋体24によって保持されている。上側リヤアー
ム5にはロック装置25が設けられ、このロック装置2
5で後輪13が回転することを規制している。
【0016】電動車両に乗車して、ペダルクランク12
を踏み込んで人力を加えると、駆動装置11部分に設け
られた後記するトルクセンサによりトルクを検出し、こ
のトルクに基づきコントローラ20の制御によりモータ
21を駆動し、後輪13人力と共に人力に比例した補助
力を与えて走行する。
を踏み込んで人力を加えると、駆動装置11部分に設け
られた後記するトルクセンサによりトルクを検出し、こ
のトルクに基づきコントローラ20の制御によりモータ
21を駆動し、後輪13人力と共に人力に比例した補助
力を与えて走行する。
【0017】図2は電動車両のバッテリ残量警告装置の
ブロック図である。メインスイッチ30をONすると、
バッテリ22が電源回路31を介して制御回路を構成す
るCPU32に接続される。CPU32には、駆動装置
11の部分に設けられたトルクセンサ33よりトルク情
報が、また車速センサ34から速度情報が、それぞれ入
力インターフェース35を介して入力される。CPU3
2はトルク情報及び速度情報に基づきモータ駆動回路3
6を制御し、このモータ駆動回路36によりモータ21
が駆動される。モータ21に並列にフライホイールダイ
オード50が接続され、バッテリ22から供給されるモ
ータ電流を遮断した瞬間にモータ21のインダクタンス
成分により流れ続ける電流、即ちフライホイール電流を
通す。
ブロック図である。メインスイッチ30をONすると、
バッテリ22が電源回路31を介して制御回路を構成す
るCPU32に接続される。CPU32には、駆動装置
11の部分に設けられたトルクセンサ33よりトルク情
報が、また車速センサ34から速度情報が、それぞれ入
力インターフェース35を介して入力される。CPU3
2はトルク情報及び速度情報に基づきモータ駆動回路3
6を制御し、このモータ駆動回路36によりモータ21
が駆動される。モータ21に並列にフライホイールダイ
オード50が接続され、バッテリ22から供給されるモ
ータ電流を遮断した瞬間にモータ21のインダクタンス
成分により流れ続ける電流、即ちフライホイール電流を
通す。
【0018】メインスイッチ30と電源回路31との間
にバッテリ電圧検出回路37が接続され、このバッテリ
電圧検出回路37によりバッテリ22の電圧を検出し、
バッテリ電圧情報をCPU32に入力する。モータ駆動
回路36には、負荷電流検出回路38が接続され、この
負荷電流検出回路38によりモータ21を駆動するモー
タ電流を検出し、モータ電流情報を入力インターフェー
ス35を介してCPU32に入力する。
にバッテリ電圧検出回路37が接続され、このバッテリ
電圧検出回路37によりバッテリ22の電圧を検出し、
バッテリ電圧情報をCPU32に入力する。モータ駆動
回路36には、負荷電流検出回路38が接続され、この
負荷電流検出回路38によりモータ21を駆動するモー
タ電流を検出し、モータ電流情報を入力インターフェー
ス35を介してCPU32に入力する。
【0019】なお、負荷電流検出回路38は、二点鎖線
で示すようにバッテリ22とメインスイッチ30の間、
またバッテリ22とインスイッチ30の接続部と、フラ
イホイールダイオード50及びモータ21の接続部との
間、またはフライホイールダイオード50とモータ駆動
回路36との間に接続しても良く、この場合は、モータ
21を含む負荷を流れる負荷電流情報を入力インターフ
ェース35を介してCPU32に入力する。
で示すようにバッテリ22とメインスイッチ30の間、
またバッテリ22とインスイッチ30の接続部と、フラ
イホイールダイオード50及びモータ21の接続部との
間、またはフライホイールダイオード50とモータ駆動
回路36との間に接続しても良く、この場合は、モータ
21を含む負荷を流れる負荷電流情報を入力インターフ
ェース35を介してCPU32に入力する。
【0020】CPU32に接続されたメモリ39には、
バッテリ警告するための基準となる基準バッテリ電圧が
記憶されている。CPU32は、バッテリ電圧とモータ
21を流れる電流のそれぞれの平均値を求め、この平均
値を求める毎にモータ21を流れる電流の平均値を基準
電流と比較し、その結果に応じて残量警告するための基
準となる基準バッテリ電圧に差をつけ、検出されたバッ
テリ電圧の平均値が基準バッテリ電圧以下になると警告
信号を出力し、警告回路40を駆動して警告を行なう。
この警告回路40は、LED駆動回路41とLEDイン
ジケータ42から構成され、CPU32からの警告信号
によりLED駆動回路41を制御してLEDインジケー
タ42を発光させて警告を行なう。
バッテリ警告するための基準となる基準バッテリ電圧が
記憶されている。CPU32は、バッテリ電圧とモータ
21を流れる電流のそれぞれの平均値を求め、この平均
値を求める毎にモータ21を流れる電流の平均値を基準
電流と比較し、その結果に応じて残量警告するための基
準となる基準バッテリ電圧に差をつけ、検出されたバッ
テリ電圧の平均値が基準バッテリ電圧以下になると警告
信号を出力し、警告回路40を駆動して警告を行なう。
この警告回路40は、LED駆動回路41とLEDイン
ジケータ42から構成され、CPU32からの警告信号
によりLED駆動回路41を制御してLEDインジケー
タ42を発光させて警告を行なう。
【0021】具体的には、CPU32は、バッテリ電圧
とモータ21を流れる電流のそれぞれの平均値を求め、
この平均値を求める毎にモータ21を流れる電流の平均
値を基準電流と比較し、その結果に応じて残量警告する
ための基準となる基準バッテリ電圧に差をつける。そし
て、検出されたモータ21を流れる電流の平均値が基準
値以下の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテ
リ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、また検出さ
れたモータ21を流れる電流の平均値が基準値以上の
時、平均バッテリ電圧を切換え後の基準バッテリ電圧と
比較し以下の時警告信号を出力し、また以上の時、再度
平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテリ電圧と比較
し以下の判定が所定回数累計されると警告信号を出力し
警告を行なう。
とモータ21を流れる電流のそれぞれの平均値を求め、
この平均値を求める毎にモータ21を流れる電流の平均
値を基準電流と比較し、その結果に応じて残量警告する
ための基準となる基準バッテリ電圧に差をつける。そし
て、検出されたモータ21を流れる電流の平均値が基準
値以下の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテ
リ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、また検出さ
れたモータ21を流れる電流の平均値が基準値以上の
時、平均バッテリ電圧を切換え後の基準バッテリ電圧と
比較し以下の時警告信号を出力し、また以上の時、再度
平均バッテリ電圧を切換え前の基準バッテリ電圧と比較
し以下の判定が所定回数累計されると警告信号を出力し
警告を行なう。
【0022】このように、電動車両の走行状態やバッテ
リ22の温度条件に影響され、バッテリ22の放電電流
が変化すると、残量警告するための基準となる基準バッ
テリ電圧に差を付けることで残量警告を正確に行なうこ
とができる。
リ22の温度条件に影響され、バッテリ22の放電電流
が変化すると、残量警告するための基準となる基準バッ
テリ電圧に差を付けることで残量警告を正確に行なうこ
とができる。
【0023】図3は電動車両のバッテリ残量警告装置の
作動フローチャートである。ステップaにおいて、検出
された負荷電流の平均値が基準値、例えば10A以下か
否かの判断を行なう。10A以下の時、ステップbにお
いて平均バッテリ電圧が切換え前の基準バッテリ電圧、
例えば23V以下か否かの判断を行なう。23V以下の
時警告信号を出力して残量警告を行ない(ステップ
c)、一方ステップbで23V以上の時はそのまま終了
する。
作動フローチャートである。ステップaにおいて、検出
された負荷電流の平均値が基準値、例えば10A以下か
否かの判断を行なう。10A以下の時、ステップbにお
いて平均バッテリ電圧が切換え前の基準バッテリ電圧、
例えば23V以下か否かの判断を行なう。23V以下の
時警告信号を出力して残量警告を行ない(ステップ
c)、一方ステップbで23V以上の時はそのまま終了
する。
【0024】ステップaにおいて、検出された負荷電流
の平均値が基準値の10A以上の時は、ステップdにお
いて残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧を
切換えて、切換え後の基準バッテリ電圧、例えば22V
以下か否かの判断を行なう。22V以下の時、ステップ
cへ移行して警告信号を出力して残量警告を行なう。
の平均値が基準値の10A以上の時は、ステップdにお
いて残量警告するための基準となる基準バッテリ電圧を
切換えて、切換え後の基準バッテリ電圧、例えば22V
以下か否かの判断を行なう。22V以下の時、ステップ
cへ移行して警告信号を出力して残量警告を行なう。
【0025】一方、ステップdで平均バッテリ電圧が切
換え後の基準バッテリ電圧、例えば22V以上の時、ス
テップeにおいて平均バッテリ電圧が切換え前の基準バ
ッテリ電圧、例えば23V以下か否かの判断が行なわ
れ、23V以上の場合は残量警告を行なわないで終了す
る。一方、ステップeで切換え前の基準バッテリ電圧、
例えば23V以下の場合は、所定回数、例えば20回累
計されたか否かの判断を行ない(ステップf)、20回
累計されると、ステップcへ移行して警告信号を出力し
て残量警告を行なう。
換え後の基準バッテリ電圧、例えば22V以上の時、ス
テップeにおいて平均バッテリ電圧が切換え前の基準バ
ッテリ電圧、例えば23V以下か否かの判断が行なわ
れ、23V以上の場合は残量警告を行なわないで終了す
る。一方、ステップeで切換え前の基準バッテリ電圧、
例えば23V以下の場合は、所定回数、例えば20回累
計されたか否かの判断を行ない(ステップf)、20回
累計されると、ステップcへ移行して警告信号を出力し
て残量警告を行なう。
【0026】ステップfにおいて、切換え前の基準バッ
テリ電圧、例えば23V以下の判断が、所定回数、例え
ば20回累計されていないと、ステップgにおいて回数
を1回プラスして終了する。
テリ電圧、例えば23V以下の判断が、所定回数、例え
ば20回累計されていないと、ステップgにおいて回数
を1回プラスして終了する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、バッ
テリ電圧と負荷電流のそれぞれの平均値を求め、この平
均値を求める毎に負荷電流の平均値を基準値と比較し、
その結果に応じて残量警告するための基準となる基準バ
ッテリ電圧を切換えて、検出されたバッテリ電圧の平均
値が基準バッテリ電圧以下になると警告信号を出力し警
告を行なうから、電動車両の走行状態やバッテリの温度
条件に影響され、バッテリの放電電流が変化しても、バ
ッテリ警告するための基準となる基準バッテリ電圧を切
換えることで、残量警告を正確に行なうことができる。
テリ電圧と負荷電流のそれぞれの平均値を求め、この平
均値を求める毎に負荷電流の平均値を基準値と比較し、
その結果に応じて残量警告するための基準となる基準バ
ッテリ電圧を切換えて、検出されたバッテリ電圧の平均
値が基準バッテリ電圧以下になると警告信号を出力し警
告を行なうから、電動車両の走行状態やバッテリの温度
条件に影響され、バッテリの放電電流が変化しても、バ
ッテリ警告するための基準となる基準バッテリ電圧を切
換えることで、残量警告を正確に行なうことができる。
【0028】請求項2記載の発明は、負荷電流の平均値
が基準値以下の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準
バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、また
負荷電流の平均値が基準値以上の時、平均バッテリ電圧
を切換え後の基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信
号を出力し、また以上の時、再度平均バッテリ電圧を切
換え前の基準バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回
数累計されると警告信号を出力し警告を行なうことで、
残量警告を累計回数も考慮してより正確に行なうことが
できる。
が基準値以下の時、平均バッテリ電圧を切換え前の基準
バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を出力し、また
負荷電流の平均値が基準値以上の時、平均バッテリ電圧
を切換え後の基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信
号を出力し、また以上の時、再度平均バッテリ電圧を切
換え前の基準バッテリ電圧と比較し以下の判定が所定回
数累計されると警告信号を出力し警告を行なうことで、
残量警告を累計回数も考慮してより正確に行なうことが
できる。
【図1】電動車両の側面図である。
【図2】電動車両のバッテリ残量警告装置のブロック図
である。
である。
【図3】電動車両のバッテリ残量警告装置の作動フロー
チャートである。
チャートである。
20 コントローラ 21 モータ 22 バッテリ 32 CPU 37 バッテリ電圧検出回路 38 負荷電流検出回路 40 警告回路
Claims (2)
- 【請求項1】バッテリ、モータ及びコントローラを備
え、このコントローラの制御により前記モータを駆動し
て走行する電動車両において、前記バッテリの電圧を検
出するバッテリ電圧検出回路と、前記モータを含む負荷
を流れる電流を検出する負荷電流検出回路と、前記バッ
テリ電圧と前記負荷電流のそれぞれの平均値を求め、こ
の平均値を求める毎に前記負荷電流の平均値を基準値と
比較し、その結果に応じて残量警告するための基準とな
る基準バッテリ電圧を切換えて、前記検出されたバッテ
リ電圧の平均値が前記基準バッテリ電圧以下になると警
告信号を出力する制御回路と、この警告信号により警告
を行なう警告回路とを備えることを特徴とする電動車両
のバッテリ残量警告装置。 - 【請求項2】前記制御回路は、前記バッテリ電圧と前記
負荷電流のそれぞれの平均値を求め、この平均値を求め
る毎に前記負荷電流の平均値を基準値と比較し、その平
均値が基準値以下の時、前記平均バッテリ電圧を前記切
換え前の基準バッテリ電圧と比較し以下の時警告信号を
出力し、また負荷電流の平均値が基準値以上の時、前記
平均バッテリ電圧を前記切換え後の基準バッテリ電圧と
比較し以下の時警告信号を出力し、また以上の時、再度
前記平均バッテリ電圧を前記切換え前の基準バッテリ電
圧と比較し以下の判定が所定回数累計されると警告信号
を出力することを特徴とする請求項1記載の電動車両の
バッテリ残量警告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23031094A JPH0879902A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 電動車両のバッテリ残量警告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23031094A JPH0879902A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 電動車両のバッテリ残量警告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879902A true JPH0879902A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16905836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23031094A Pending JPH0879902A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 電動車両のバッテリ残量警告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0879902A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014158989A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-10-02 | Emerson Network Power, Energy Systems,North America, Inc. | Methods and systems for warning users of a degraded backup capacity in battery plants |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23031094A patent/JPH0879902A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014158989A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-10-02 | Emerson Network Power, Energy Systems,North America, Inc. | Methods and systems for warning users of a degraded backup capacity in battery plants |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20031226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |