JPH087977B2 - テ−プをカセットに装填する装置および方法 - Google Patents

テ−プをカセットに装填する装置および方法

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JPH087977B2
JPH087977B2 JP62500645A JP50064587A JPH087977B2 JP H087977 B2 JPH087977 B2 JP H087977B2 JP 62500645 A JP62500645 A JP 62500645A JP 50064587 A JP50064587 A JP 50064587A JP H087977 B2 JPH087977 B2 JP H087977B2
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cassette
blocks
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ウッドレー,ジョージ・エム
ベイクス,ウィリアム・エス
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オタリ・マニュファクチュアリング・コ−ポレ−ション
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/113Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H21/00Apparatus for splicing webs

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、テープ装填装置に関し、特にテープを接合
してカセット内へ巻込むための装置に関する。
〔発明の背景〕
ハブまたはカセットに磁気テープを装填するための色
々な装置が公知である。米国特許第3,637,153号、同第
3,737,358号、同第3,997,123号、同第4,061,286号およ
び同第4,062,719号は、録音のため使用されるフィリッ
プス型カセットを含む種々の形式のカセットへ磁気テー
プを装填するための装置を示している。米国特許第4,5
1,2904号および同第4,486,262号は、従来のビデオ形式
のカセット、例えばVHSおよびベータ形のカセットへ磁
気テープを装填するための装置を示している。オーディ
オ・カセットおよびビデオ・テープ・カセットは、装填
されたカセットが2個の回転自在なスプールまたはハブ
と、各スプールまたはハブに取付けられたリーダと、端
部を2本のリーダにスプライスされたある長さの磁気テ
ープとを含むカセット・ケースからなっている点で類似
している。しかし、VHSおよびベータ型ビデオ・カセッ
トは、フィリップス型カセットよりかなり大きき、これ
らのカセットは、(a)カセットが使用されない時テー
プを隠蔽する枢着されたドアと、(b)このドアを解除
自在に固定する手段と、(c)ハブを回転しないように
解除自在に固定する手段とを有する点で異なっている。
装填されたオーディオおよびビデオ・カセットの製造
は、一般的な方法がC−零(C−0)カセット、即ち2
個のハブと、一端部が一方のハブと、また他端部が第2
のハブと結合されたある長さのリーダ・テープとを含む
カセット・ケースからなるカセットから開始する点で類
似している。これらのC−0カセットは、次に、前掲の
米国特許に開示された形式の自動装填機械によって素材
即ち予め録音済みのテープが装填される。この装填工程
は典型的には下記のステップからなっている。即ち、 (1)2本の切離されたリーダを形成するようにリーダ
・テープを裁断し、(2)この2本のリーダの一方に対
しカセット内に巻取られるように磁気テープの先端部を
スプライスし、(3)ある長さの磁気テープをハブに巻
付けるように一方のリーダが接合されるハブを回転さ
せ、(4)ある量がカセットに対して巻付けられた後磁
気テープを裁断し、(5)ある長さの磁気テープの後端
部を他方のハブに取付けた第2のリーダに対してスプラ
イスし、(6)ある長さの磁気テープの後端部と第2の
リーダをカセット内に巻込み、(7)装填されたカセッ
トを放出しこのカセットを新たなC−0カセットで置換
する。磁気テープをC−0ビデオ・カセットに装填する
工程は、リーダ・テープをカセットから引出すことを許
容するため、装填装置がビデオ・カセットのドアを開い
てハブをロック状態から解除し、装填工程が行なわれて
いる間ドアを開いた状態に保持することができなければ
ならないことを除いて、オーディオ・テープの場合と同
じである。
C−0ビデオ・カセット内のリーダ・テープはオーデ
ィオ・カセットに慣例的に設けられるリーダ・テープと
比較して比較的短いため、ビデオ・カセットを装填する
ための装置は、比較的短いリーダを取扱う必要のため更
に複雑である。
最近、8ミリメータ(8mm)ビデオ・カセットと呼ば
れる新しい形態のビデオ・カセットが開発された。この
8mmカセット・ケースは、VHSおよびデータ型カセットの
場合よりも遥かに小さく、また実際にその長さおよび巾
はフィリップス型オーディオ・カセット・ケースの対応
寸法に更に近い。しかし、8mmビデオ・カセットの厚さ
は、そのビデオ・テープが従来のオーディオ・テープよ
りかなり広いという事実の故に、フィリップス型カセッ
トの厚さよりもかなり大きい。更に顕著な相違は、C−
0の8mmカセットにおけるリーダが更に大きな寸法のVHS
またはベータ型ビデオ・カセットにおけるリーダよりも
遥かに短いことである。8mmカセットのリーダはハブ間
の長さが約140mmに過ぎない。従って、リーダが2つの
ハブから完全に繰出される時、裁断、スプライシングお
よび巻付け作業のためにその長さの僅かに短い部分しか
カセット・ケースの外側に出ない。このようなリーダ・
テープの使用できる長さが短いため、磁気テープを8mm
カセットに装填するためこれまで周知の種類のカセット
装填装置は使用することができないかあるいは満足な作
業ができない。このことから、カセット装填作業の品
質、信頼性および速度に関するビデオ・カセット製造の
要件を満たす必要があることが理解されよう。
〔発明の概要〕
本発明の主な目的は、比較的短いリーダを有するC−
0カセットに装填する際に使用される斬新な改善された
シフト・ブロック組立体(しばしば「スプライサ・ブロ
ック組立体」とも呼ばれる)の提供にある。
本発明の更に特定の目的は、8mmビデオ・カセットに
対し磁気テープを装填する際使用される新しい改善され
たシフト・ブロック組立体の提供にある。
本発明の更に別の目的は、共通の軸心に沿って配置さ
れた3つの個々のテープ支持部材、即ち各々が2本のリ
ーダの1本ずつ保持し3番目のものがカセット内に巻込
まれるテープを保持するシフト・ブロックを含む点にお
いて、従来のシフト・ブロック組立体とは異なる新しい
シフト・ブロック組立体の提供にある。
本発明の他の目的は、新たな操作モードを特徴とする
自動カセット装填装置のための新しい改善されたシフト
・ブロック組立体の提供にある。
本発明の更に他の目的は、構成テープの支持部材の多
重運動モードを含む斬新なシフト・ブロック組立体の提
供にある。
本発明の更に他の目的は、新しい改善されたシフト・
ブロック組立体を特徴とするカセット装填装置、特に比
較的短いリーダ・テープを有するC−0カセットを装填
するための機械の提供にある。
更に他の目的は、C−0カセットに使用テープを装填
するための新しい方法の提供にある。
本発明の上記および他の目的は、共通の軸心上に摺動
および回転運動を行なうように取付けられた第1と、第
2と第3のシフト・ブロック組立体の提供により達成さ
れる。各シフト・ブロックは、スプライスされるテープ
を整合するための案内路を有し、またテープを案内路の
所定位置に保持する吸引作用を生じる装置が設けられて
いる。3つのブロックは共通の軸心に沿って直列状に配
置され、第1と第3のシフト・ブロックは2本のリーダ
を保持するため使用されるが、第2のシフト・ブロック
は装填されるテープを保持するために使用される。各ブ
ロックを軸心に沿って軸方向に変移させるための手段が
設けられ、また各ブロックを前記軸心上で相互に回転さ
せる別の手段も設けられている。また、シフト・ブロッ
ク組立体と関連しているのは、前記軸心に対して直角に
延在するある裁断面内に配置されたナイフ刃部を有する
ナイフを含む裁断機構である。この裁断機構は、そのナ
イフの刃部を第1と第2のシフト・ブロック間の第1の
分離線、または第2と第3のシフト・ブロック間の第2
の分離線に沿って前後に運動させるように往復動作を生
じるようになっており、これによりナイフ刃部は1対の
ブロック間である分離線を横切って延在するテープを裁
断することになる。シフト・ブロックは、C−0カセッ
トのリーダがナイフ機構によって裁断され、カセットに
対して装填されるテープが予め定められた長さにスプラ
イスされるように操作される。
本発明の他の特徴およびそれに伴なう多くの利点につ
いては、図面と共に本文をなすと見做されるべき以下の
詳細な説明において記載され、あるいはこれにより明ら
かになろう。
第1図は8mmビデオ・カセットの背面図、 第2図は、本発明に従って構成されたシフト・ブロッ
ク組立体を盛り込んだカセット・テープ巻付け兼スプラ
イシング装置の正面図、 第3図はスプライサを取外した状態の第2図の部分拡
大図、 第4図はシフト・ブロック組立体の拡大正面図、 第5図は3個のシフト・ブロックとこれらブロックが
載置された軸の分解図、 第6図および第7図は、シフト・ブロック組立体の2
つの部材の拡大正面図、 第8図は、同じカセット装填機構の部分背面図、 第9図は、第8図の線9−9で示される面に関する断
面図、 第10図は、明瞭にするためある部材を省略した第8図
の線10−10に関する断面図、 第11図は、横断面および拾上げ主軸組立体の各部を示
す部分断面側面図、 第12図は、拾上げ主軸組立体の一部を示す拡大正面
図、 第13図は、スプライサ支持組立体を示す第2図の一部
の拡大図、 第14図は、スプライサ支持組立体の平面図、 第15図はスプライサ支持組立体の側面図、 第16図は、同じ装填装置の制御システムの概略図、 第17A図乃至第17G図は、カセット装填動作中の異なる
動作位置を順次示すシフト・ブロック組立体の部分正面
図、 第18A図乃至第18G図は、第17A図乃至第17G図と対応す
るシフト・ブロック組立体の部分側面図、および 第19図は第17D図の線19−19に関する上部シフト・ブ
ロック組立体の断面図である。
以下の詳細な説明および図面において開示される如き
本発明を用いて他の形式のカセットの装填を行なうため
の装置は、8mmカセットの装填を行なうための装置であ
る。
(8mmカセットの説明) 第1図に示されるように、8mmカセットは、1対の回
転自在なハブ602、604と、枢着されたドア606と、ドア
解放アーム608を押下げることにより解除されるドア固
体機構(図示せず)と、ハブ解除タブ610を押下げるこ
とにより解除されるハブ固定機構(図示せず)と、カセ
ットをその対応するビデオ・レコーダに位置決めする固
定された固定されたカセット位置決めピンを収受するた
めの4つの盲腔部611、612、613および614とを含むカセ
ット・ケース600からなっている。
〔発明の実施形態の一般的説明〕
先ず第2図においては、本発明を盛り込んだ自動ケー
ス装填装置が示されている。図示された装置は、前方パ
ネル4が取外し自在に取付けられた切欠き3のある前壁
面を有する筺体即ちコンソール2を有する。この前方パ
ネルは、更に、全体的に8で示されたシフト・ブロック
組立体と、全体的に555で示されたスプライサ組立体と
を支持する挿入パネル6が取外し自在に固定された切欠
き5を有する。また、前方パネル4上には、装填される
べき複数のカセットを支持するマガジン組立体12と、カ
セットが装填された後これを収受するカセット収集組立
体16とが取付けられている。本装置はまた、マガジン12
から放出されたカセットを受取ってこれらをシフト・ブ
ロック組立体8の近くに配置された装填ステーションへ
搬送するためのカセット搬送機構14と、挿入板6の切欠
き7の前方に運動自在に取付けられ以下に述べるカセッ
ト保持および位置決め機構を支持する平坦な横断キャリ
ッジ板15とを含んでいる。また、前方パネル4の上方の
切欠き3には、電子表示装置20、オン/オフ・スイッチ
21およびカセット内に装填されるべきテープ量を選択し
て、選択されたテスト機能、例えばスプライサまたはシ
フト・ブロック組立体の作動テストを行なうため、制御
システムと共働する複数の押しボタン型の選択スイッチ
を含む制御システム(以下に説明する)の各部を支持す
る補助パネル18が取外し自在に取付けられている。装填
される使用テープ25のリール24が供給リール軸組立体26
上に支持されている。
本文においては、用語「使用テープ」とは、C−0カ
セット内に装填されるべきテープを意味する。使用テー
プは、素材テープあるいは予め記録済みのテープのいず
れでもよい。
本文に述べる程度において、第1図に示した手段は、
リーダ・テープをカセットから引出してこれを1対のシ
フト・ブロックに定置し、リーダ・テープを2つのリー
ダに裁断し、リーダの一方を使用テープの先端部にスプ
ライスし、使用テープと第1のリーダを装填されるべき
カセット内に巻込み、巻込みを停止し、使用テープを後
端部と新たな先端部を形成するように裁断し、使用テー
プの後端部を第2のリーダへスプライスし、使用テープ
の後端部と第2のリーダをカセット内に引込み、次いで
第2のC−0カセットが上記の方法で使用テープで装填
される新たな工程が実施できるように本装置から装填さ
れたカセットと放出する必要な諸工程を実行する間、予
め定めた装填ステーションにC−0カセットを保持する
ための従来のカセット装填装置と類似することは明らか
であると考えられる。
(シフト・ブロック組立体機構) 第2図乃至第7図においては、シフト・ブロック組立
体8は、挿入パネル6に固定された1対の支持ブロック
32、34により、挿入パネル6に対して取付けられてい
る。支持ブロックを貫通して延在しているのは軸36であ
る(詳細は第4図および第5図参照)。軸36は、2つの
支持ブロックにおいて軸方向運動および回転運動が可能
である。軸36上に回転自在に支持されているのは、1対
の水平アーム40、42と、垂直方向の背骨部即ち結合部43
(第4図)である。ヨークが、ピン46により軸36に対し
て結合されたクランク・ブロック44により底部の支持ブ
ロック34に対して隔てられた位置関係に保持されてい
る。このピンは、細長いスロット45(第5図)を介して
直径方向に延在している。スロット45は、前記ピンが軸
の軸心周囲に回転運動しないように拘束する間、ピン46
がスロット内を長手方向に変移することを許容するよう
な寸法となっている。ピン46の端部はクランク・ブロッ
ク44に固定されている。クランク・ブロック44は、支持
ブロック34とヨーク38の下部アーム42との間に延長して
いる。上部ベアリング32はヨークの上部アーム部40と軽
く係合しており、これによりヨークがベアリング32、34
によって軸36上で軸方向に運動しないように拘束される
間軸36上で回転することができる。軸36上には、2つの
カラー48、49も取付けられている。これらのカラーは、
軸に対して一緒に運動するように固定され、また支持ブ
ロック32、34において軸36の制限された軸方向運動を許
容するように支持ブロック32、34に対して間隔を隔てた
位置関係にある。カラー48は、軸36が支持ブロック32と
係合状態にある故に軸36の下方への運動を制限するが、
底部のカラー49は支持ブロック34と係合しているために
軸36の上方への運動を制限する。
次に第2図乃至第4図および第9図においては、ヨー
ク38の底端部にはレバー棒50が取付けられている。この
棒は、ヨーク38の下部アーム42に対し平行に延長し、か
つこれに対して整合状態にある。棒50には空圧作動アク
チュエータ52が取付けられている。アクチュエータ52の
シリンダの一端部は、棒50に対して固定されたブラケッ
ト58に対して枢着されている。アクチュエータ52のピス
トン・ロッド62は、クランク・ブロック44に対して取付
けられこれから半径方向に突出するクランク・アーム66
に対して枢着されている。第9図に示されるように、棒
50は軸36の半径方向に延長し、かつアクチュエータ52は
棒50の前側に取付けられている。アクチュエータ52がそ
のピストン・ロッド62を伸長させるように加圧される
時、ピストン・ロッドの伸長運動即ち前方運動がクラン
ク・ブロック44を第9図における反時計方向に回転させ
る。ピストン・ロッド66が引込められると、クランク・
ブロックの逆方向の運動が生じる。
再び第8図および第9図によれば、ブラケット70によ
り挿入パネル6の後側には空圧作動アクチュエータ74が
取付けられている。アクチュエータ74のシリンダの一端
部は、アクチュエータ74のシリンダの一端部は、枢着ピ
ン75によりブラケット70に対して枢着されている。アク
チュエータ74のピストン・ロッド76は、レバー棒50の後
側に取付けられたアーム78に対して枢着されている。第
9図においては、アクチュエータ74がそのピストン・ロ
ッド76を完全に伸長させた状態で示されており、この位
置では前記ピストン・ロッドがレバー棒50およびヨーク
38をこれらが挿入パネル6と平行になるその第1の制限
された位置に置いている。ピストン・ロッド76が引込め
られると、レバー棒50およびヨーク38は軸36の周囲に時
計方向(第9図において)に回転させられ、これにより
ヨーク38の対応する運動を惹起する。適当な停止装置
(図示せず)が、第1と第2の制限位置間の90゜の角度
へのレバー棒50とヨーク38の回転運動を制限する。第9
図は、ピストン・ロッド76が引込められる時レバー棒50
の第2の制限位置を点線で示している。
次に第4図乃至第7図によれば、シフト・ブロック組
立体8は、上部シフト・ブロック80と、中間部シフト・
ブロック82と、底部シフト・ブロック84とからなってい
る。シフト・ブロック80は、上部シフト・ブロックの小
組立体の一部をなし、この小組立体はシフト・ブロック
支持部材88と、カラー部材90とブッシング92を含んでい
る。
上部のシフト・ブロック小組立体に関しては、シフト
・ブロック支持部材88が、貫通孔96と、一端部の直角の
延長部即ちアーム98とを有する矩形状の断面の長い胴部
94を含む。胴部94はまた、貫通孔96と交差する矩形状の
凹部100(第6図)を有する。凹部100は、相互に直角を
なす2つの平坦面205、206を特徴とする。調整可能な停
止ピン102が、アーム98の軸心に対し直角に平坦面205の
ねじ穴にねじ込まれている。カラー部材90はブッシング
92により支持部材88に対して固定され、このブッシング
はカラー部材および貫通孔96の上端部に対して圧入され
ている。同様なブッシング(図示せず)が貫通孔96の底
端部に対して圧入されている。これら2つのブッシング
は、軸36上に滑り嵌めおよび回転嵌め状態となるような
寸法の同じ内径を有する。支持部材88のアーム98には、
上下の面と、シフト・ブロック90に対する枢着ピン112
を収容する貫通孔110とが設けられている。
上部シフト・ブロック80は、胴部114と、アーム98の
上下に延長しかつ枢着ピン112と固い回転嵌めの状態と
なる寸法のブッシング120が嵌合された整合穴が設けら
れた1対の平行に隔てられたアーム116、118とを含む。
枢着ピン112を囲繞して一端部においてシフト・ブロッ
ク80におけるピン123と係合し他端部においてシフト・
ブロック支持部材88と係合したコイルばね122は、前記
シフト・ブロックの胴部114を支持部材88の平坦な前面1
28と係合状態に保持するように、枢着ピン112上のシフ
ト・ブロック80を偏倚させるように作用し、この位置に
おいてシフト・ブロック80の以下において述べる平坦な
凹状面126が平坦面128に対して平行に位置する。シフト
・ブロック80の胴部114は、C−0カセット内に装填さ
れるべき使用テープに対する支持兼ガイドとして機能す
る平坦な凹状面126が形成されている。シフト・ブロッ
ク80の平坦な凹状面126には、電気的に制御される弁装
置を介して真空源まで伸びるホース管路(図示せず)に
接続するためのホース取付け具136が嵌合されたポート
を有する内部室(図示せず)に対して接続された複数の
細長いスリット134(巾が約0.025乃至0.127mm(0.001.
乃至0.005インチ))が設けられている。
中間のシフト・ブロック82は略々矩形状断面を呈し、
またシフト・ブロック82の内部室(図示せず)と連通す
るスリット134と類似する2つ以上のスリット142を有す
る凹状の平坦面140が設けられている。この内部室に
は、適当な電気的に制御される弁装置を介して真空源に
至るホース管路(図示せず)と接続されるホース嵌合具
144が嵌合されたポートが設けられている。中間シフト
・ブロック82には、その下端部に平坦な凹部145が、ま
た小さなローラ152を回転自在に支持するピン150を収受
するための穴を有する側方の延長部148が設けられてい
る。ローラ152の目的については以下に述べる。中間シ
フト・ブロック82には、軸36と固く嵌合するような寸法
の貫通孔156が設けられている。シフト・ブロック82
は、例えば固定ねじまたはロールピン(図示せず)によ
り軸36に対して固定され、その結果このブロックおよび
軸36が一体の小組立体を形成している。
下部即ち底部シフト・ブロック84(第5図および第7
図)もまた矩形状の断面を呈し、貫通孔170と、この貫
通孔170と交差する矩形状の凹部172とが形成されてい
る。凹部172は、相互に直角をなす2つの平坦面207、20
8を特徴としている。貫通孔170の上端部には、軸36に対
して固いが回転できる滑り嵌め状態となるような寸法の
ブッシング182が嵌合されている。
下部シフト・ブロック84の上端部は、スリット134、1
42と類似する2つ以上の細長いスリット194で切られた
凹状の平坦面192を特徴とする延長部190を有する。スリ
ット194は、シフト・ブロック84の主胴部に形成されか
つ延長部190内に延在する内部室(図示せず)と連通し
ている。この内部室には、ホース管路(図示せず)およ
び適当な電気的に制御される弁装置を介して適当な真空
源と内部室を結合するため用いられるホース取付け具19
6が内部に取付けられたポートが設けられている。2つ
の調整可能な停止ピン198および199が、凹状の平坦面19
2の面に対して直角にブロック84の側方延長部に対して
ねじ込まれている。
シフト・ブロック84の底端部には、カラー部材90と類
似するカラー部材200が取付けられている。ブッシング9
2と類似するブッシング204が、カラー部材をシフト・ブ
ロック84に対して固定するようにカラー200および貫通
孔170の下端部に対して圧入されている。
支持部材88およびカラー92が別個の下部シフト・ブロ
ック84を形成し、またカラー部材200もまた同様に別体
を形成することが判るであろう。
第4図および第5図に示されるように、シフト・ブロ
ック支持部材88およびシフト・ブロック82、84が軸36上
に直列状に取付けられており、シフト・ブロック82は前
に述べたように軸36に対して固定されるが、支持部材88
およびシフト・ブロック84はこの軸に対して自由に回転
しかつ摺動する。支持部材88はシフト・ブロック82とヨ
ーク38のアーム40との間で軸36上に支持されているが、
下部シフト・ブロック84はシフト・ブロック82とヨーク
38の下部アーム42との間で軸36上に摺動および回転運動
自在に取付けられている(第1図乃至第5図参照)。次
に第5図においては、軸36は2つの平坦面201および202
を有する。凹状面201、202には、平坦な停止板203、204
が配置されている。各停止板は、軸36を介して直径方向
に延長する2つの穴207に圧入された1対のピン205によ
り軸36に対して固定されている。停止板203、204は相互
に整合され、かつ軸36から半径方向に延長している。停
止板203は、固定ねじ102または支持部材88の平坦面206
と係合するように設置され、これにより軸36上の支持部
材の回転運動を90゜の角度に制限している。停止板204
は、同様に固定ねじ198、199と共働して軸36上のシフト
・ブロック84の回転運動を90゜の角度に制限する。
次に第4図においては、ヨーク38の上部アーム40に対
して、空圧作動アクチュエータ212のための固定支持部
として作用するブラケット210が取付けられている。そ
のピストン・ロッド214の外端部には、固定された枢着
ピン218を支持する取付け部材216が固定されている。ピ
ン218は、ヨーク38の中間部43の1サイズ大きな開口225
を通って延長するレバー224の一端部に取付けられた二
又部220の両側部分に形成された1対の長い穴内へ延長
している。レバー224は、枢着ピン226によりヨーク38に
対して枢着されている。レバー224の反対側端部には、
カラー90の2つの平らな平行の両面を挾持する平坦な内
面を有するU字形の二又部228が設けられている。二又
部228のこの2つのアームは、カラー部材90の盲穴に固
定される1対の短い枢着ピン230を摺動自在に収受する
寸法の長穴を有する。空圧作動アクチュエータ212は、
支持部材88およびシフト・ブロック80を軸36に沿って軸
方向に変移させるようにレバー224を枢動させるよう作
用する。第4図においては、ピストン・ロッド214がそ
の引込み位置で示され、その結果前記支持部材88および
シフト・ブロック80が予め定められた第1と第2の制限
位置の最も下方にある。第2の制限位置はピストン・ロ
ッド214が伸長される時であり、この状態ではカラー部
材90がヨーク38の上部アーム40により停止される。
第4図および第9図に示されるように、第2の類似の
空圧作動アクチュエータ240がレバー棒50に固定されて
いる。アクチュエータ240のピストン・ロッド242には、
取付け部材216と類似する取付け部材244が設けられてい
る。取付け部材244により支持される枢着ピン246は、第
2のレバー252により支持される二又部250の長穴に摺動
自在に収受されている。前記第2のレバーは、ヨーク38
の1サイズ大きな穴254を貫通して延長し、枢着ピン256
によりこの穴に枢着される。レバー252の反対側端部は
二又部228と同じ二又部260を有する。二又部260は、カ
ラー200の2つの平坦かつ平行な両側面を挾持し、これ
に対してカラーの盲穴に固定されかつ枢着ピンを摺動自
在に収受する寸法の二又部の2つのアームの長穴内に延
長する1対の短い枢着ピン262によって枢着されてい
る。第4図においてはピストン・ロッド242が引込めら
れた状態で空圧作動アクチュエータ240が示されてお
り、その結果下部シフト・ブロック84は中間シフト・ブ
ロック82と係合状態にある2つの制限位置の上の方にあ
る。シフト・ブロック84の他の制限位置即ち底部の制限
位置は、カラー部材200をヨーク38の下部のアーム部分4
2と係合させるようにピストン・ロッド242が延長される
時に生じる。
第2図乃至第4図および第8図においては、ヨーク部
材38は更に2つの空圧作動アクチュエータ270、272を支
持している。これは、ヨーク38の背骨部43に対して固定
されかつこれと直角に延長する2つの剛性の大きな柱体
276、278によって達成される。柱体276、278の外端部に
取付けられているのは、それぞれ枢着軸284、286を支持
するU字形のブラケット部材280、282である。アクチュ
エータ270、272の外端部には、枢着軸284、286を挾持し
かつこれに対して枢着ピン291、292により枢着されたヨ
ーク288、290が設けられている。
アクチュエータ270、272のピストン・ロッド294、296
は、その外端部に二又部300、302がそれぞれ設けられ、
これら二又部はそれぞれ同じU字形のブラケット314、3
16に対して回転自在に取付けられた類似の枢動軸308、3
10を貫通する枢着ピン304、306に対して枢着されてい
る。これらのブラケットは、それぞれシフト・ブロック
支持部材88と下部シフト・ブロック84の平坦な後部面32
0、322(第5図)に対して固定されている。後部面320
は平坦な凹状の前面128に対して平行に延長するが、後
部面322は平坦な凹状のテープ支持面192に対して平行に
延長していることが判るであろう。その結果、アクチュ
エータ270および272のピストン・ロッド294、296が引込
められる時、支持部材88およびシフト・ブロック84の後
部面320、322は相互に平行にかつヨーク38の内部の平坦
面45(第4図)と平行な対面位置関係に延長している。
次に第3図および第4図においては、ブラケット326
により挿入パネル6に対して取付けられているのは空圧
作動アクチュエータ328である。そのピストン・ロッド3
30はカラー48に対して接続されている。正圧の空気圧力
差がアクチュエータ328のシリンダの上端部に加えられ
る時、そのピストン・ロッド330は、カラー48の支持ブ
ロック32との係合状態により決定される下方の制限位置
へ軸36を変移させるように伸長させられることになる。
逆方向の正圧の空気圧力差が前記アクチュエータに対し
て加えられる時、ピストン・ロッド330は軸36をカラー4
9の支持ブロック34との係合状態により決定されるその
上方の制限位置へ変移させるように引込められる。
(カセット搬送機構) 次に第2図、第3図および第8図によれば、カセット
搬送機構14は、マガジン12から放出されたC−0カセッ
トを受取り、このカセットをシフト・ブロック組立体に
隣接する予め定められたカセット装填位置へ搬送するよ
うに構成されている。
図示はしないが、マガジン12は指令と同時に一時に1
つずつC−0カセットをカセット搬送機構14のホルダー
340(以下に述べる)へ放出するためのカセット送り機
構を含んでいる。このカセット搬送機構14の詳細は、こ
の搬送機構が当業者には公知の種々の形態をとり得るた
め、またカセット搬送機構の形態は本発明において重要
あるいは欠かせないものでないため記載しない。望まし
くは、また事例として、マガジン12は1984年12月4日発
行のG.M.Woodleyの米国特許第4,486,262号「カセット装
填装置」に記載され示された構成に従って作られたカセ
ット搬送機構を有するものでよい。
カセット搬送機構14は、その先端部および左側端部
(第2図における)で開口するカセット・ホルダー340
を含み、前壁面342と端壁面344と底壁面346とからなっ
ている。その前部および端部壁面の上端部は、マガジン
12から放出されたカセットを受取るための拡がった頂部
開口を形成するような形状を呈している。このホルダー
の底部壁面には、その外端部即ち第3図の左側端部でば
ねで偏倚された枢着フェンス348が設けられている。フ
ェンス348は、カセットが装填の目的のためホルダーか
ら取出すことを許容するように略々水平位置へ反時計方
向(第3図における)に枢動可能である。
ホルダー340は、挿入板6の水平スロット354を介して
突出する水平延長部352(第8図)を有しかつその両端
部が前方パネル4の後側に固定された1対の支持板36
2、364に固定された1対の摺動ロッド358、360上に摺動
自在に支持された摺動ブロック356に対し取付けられた
支持アーム350(第2図)上に取付けられている。ま
た、支持板364に対して取付けられているのは空圧作動
アクチュエータ366である。アクチュエータ366のピスト
ン・ロッド368は支持板364の1サイズ大きな開口を貫通
し、摺動ブロック356に対して固定されている。ピスト
ン・ロッド368は摺動ブロック356が支持板362と係合状
態になるように常に延長され、これにより第2図に示さ
れるようにホルダー340をマガジン12の下方に定置す
る。ピストン・ロッド368が摺動ブロック350を支持板36
4と係合させるように引込められる時、ホルダー340はこ
れが支持して以下に述べるカセット保持機構および定置
機構の取上げ軸により係合状態となるC−0カセットに
対する所定位置に置かれることになる。
(可動カセット保持および定置機構) 次に第2図、第3図および第8図乃至第12図において
は、平坦な横断キャリッジ板15が1対の摺動ロッド37
5、376を含む装置により水平方向(第2図および第8図
における)の往復運動を生じるように切欠き7の前方に
取付けられている。ロッド375の両端部は挿入板6の後
側に固定されたL字形の支持部材377に係止されるが、
摺動ロッド375の反対側端部は挿入板6の後側に固定さ
れた支持部材378、379に係止されている。ロッド375お
よび376は、横断キャリッジ板15の後側に取付けられた
3つの摺動支持装置383、384、385(第8図)に固い滑
り嵌め状態となり、前記キャリッジ板が挿入板6に対し
て容易に運動することを許容するようになっている。横
断キャリッジ板15の往復運動は、この板の後側に固定さ
れ挿入板6の後側に固定されたL字形のブラケット390
にそのピストン・ロッド388が固定された空圧作動アク
チュエータ386により行なわれる。ピストン・ロッド388
が引込められる時、横断板15は切欠き7の右側縁部から
ある選択された距離にある第1の制限位置に配置され、
ピストン・ロッドが伸長される時は、横断キャリッジ板
は切欠き7の左側(第3図における)に近いある予め定
められた距離においてホルダー340により供給されるC
−0カセットをそのリーダがシフト・ブロック80、84の
凹状のテープ支持面126、192と係合させるかあるいはこ
れと非常に近い位置に定置するように置かれた第2の制
限位置に配置される。
横断板15の第1の制限位置は、本装置がカセット装填
サイクルの初めにある時この板が占める位置であるた
め、その「リセット」位置である。横断板15の第2の制
限位置は、カセットリーダ・テープが裁断されつつある
時前記板が占める位置であるため、その「裁断」位置と
なる。
横断板15の位置決めもまた、アクチュエータ386の真
上の前記板の後側に固定された第2の空圧作動アクチュ
エータ392と、ブラケット390の真上の挿入板6に取付け
られた第2のL字形のブラケット394とにより制御され
る。アクチュエータ386のピストン・ロッド396は、ブラ
ケット394に対して接近離反するように自由に運動す
る。ピストン・ロッド396は常に引込められ(第8
図)、この位置ではこのロッドは、板15がその第1また
は第2の制限位置のどちらにあるかに拘らず、ブラケッ
ト394の後方に突出する部分から隔てられている。アク
チュエータ392は、アクチュエータ386が板15をその第1
の制限位置(第3図および第8図)に変移させることを
阻止するように機能する。アクチュエータ392は、アク
チュエータ386が板15を左側(第8図における)へ変移
させるよう操作される時、そのピストン・ロッド396の
延長部が横断板をその第1と第2の制限位置の中間の第
3の位置に停止させるように(ブラケット394との係合
により)機能するように配置されている。この第3の中
間位置は、テープのカセットへの巻取り中に占める位置
であるため、その「巻取り」位置となる。この第3の中
間位置もまた、カセットの装填操作のため要求される如
きカセットのリーダの操作を容易にする。
次に第8図、第10図および第11図においては、4本の
隔離ロッド401を含む手段により横断キャリッジ板15に
取付けられているのはモータ支持板404である。横断キ
ャリッジ板15とモータ支持板404の中間には、変移板406
が取付けられている。この変移板は、板15の一端部およ
び他端部においてモータ支持板404に対して固定される
1対の摺動ロッド412(第11図)上に摺動自在に取付け
られている。モータ支持板404および変移板406は、以下
に述べる取上げ主軸組立体およびテープ装填作業のため
C−0カセットを適正に位置決めして条件付けるため必
要な他の装置に対する支持部として作用する。更に、変
移板406に対してこれから前方に突出して取付けられて
いるのは、装填されるべきカセットの後側の4つの位置
決め穴611〜614と係合するようになった4本のカセット
位置決めピン408、409、410および411(第10図乃至第12
図)である。ピン408〜411の前端部はテーパ状を呈し、
また装填されるべき8mmのC−0カセットの後面と係合
することによりピンのカセット位置決め穴への進入を制
限する肩部412(第11図および第12図)を形成するよう
に直径が小さくなっている。
変移板406は、2つの空圧作動アクチュエータ420、43
4(第8図および第11図)を含む手段により3つの異な
る位置に選択的に位置決めされるようになっている。ア
クチュエータ420はモータ支持板404の後側に取付けら
れ、そのピストン・ロッド422はこの板の1サイズ大き
な開口を貫通して変移板406の後側に固定された柱体426
に取付けられたアーム424に対して取付けられている。
ピストン・ロッド422が完全に引込められると(第11
図)、変移板406はその第1の制限位置で挿入板6の背
後に配置され、この位置では位置決めピン408〜411が横
断板15の背後に位置される。この第1の制限位置は、本
装置がカセット装填サイクルの初めにある時これが変移
板の位置であるため、「リセット」位置と呼ばれる。ピ
ストン・ロッド422が完全に伸長されると、変移板406は
第11図に示される位置の前方である第2の即ち前方制限
位置にある。この第2の制限位置においては、位置決め
ピン408〜411は横断板15の略々矩形状の開口430(第3
図)を通して突出し、これらピンにより係合されたカセ
ットが位置決めピン408〜411の肩部212に対してカセッ
トを押付けるよう作用しながら、以下に述べるカセット
緊締機構をして横断板15から離れて前方に運動させるこ
とを許容する。この第2の制限位置は、これがスプライ
ス作業を実施する間シフト・ブロックにおけるリーダの
保持を容易にするため、「スプライス」位置と呼ばれ
る。
他のアクチュエータ434が、モータ支持板404上にこれ
から間隔をおいて延長する張出し棒438の後端部に取付
けられた支持板436に対して支持され、その前端部が変
移板406に取付けられている。アクチュエータ434のピス
トン・ロッド440の自由端部は、モータ支持板404の後側
と係合するための拡大頭部442が嵌合されている。ピス
トン・ロッド440が引込められる時、その頭部442はアク
チュエータ420のピストン・ロッド442が完全に伸長され
る時に前記板404と係合しないよう充分にこの板から離
されている。しかし、ピストン・ロッド440が完全に伸
長されると、その頭部442はモータ支持板404と係合し、
これにより位置決めピン408〜411に取付けられたカセッ
トが以下に述べるカセット緊締機構により肩部412に対
して押付けられ、この機構が横断板15から離れて前方に
変移させられることなく第3の中間位置に変移板406の
運動を停止させる。変移板406のこのような中間位置
は、変移板がこの位置にある時巻取りが行なわれるた
め、「巻取り」位置と呼ばれる。
次に第2図、第3図、第6図および第7図において
は、カセットのドア解除機構がキャリッジ板15に対して
その開口430の底部に取付けられる。カセット・ドア解
除機構はソレノイド型の装置でもよいが、これが空圧作
動アクチュエータ446からなることが望ましい。通常
は、そのピストン・ロッド450はこれが横断板15の前面
と平坦になるかあるいは僅かにその後になるように引込
められている。ピストン・ロッド450が完全に伸長され
る時、このロッドは位置決めピン408〜411により支持さ
れたC−0カセットのドア解除部材680と係合してこれ
を押下げることになる。
再び第3図、第10図および第12図においては、カセッ
トのハブ解除機構が変移板406により支持されている。
このハブ解除機構はソレノイド型のアクチュエータを用
いてもよいが、変移板406の前側に取付けられたU字形
の支持ブロック456の一端部に取付けられた小さな空圧
作動アクチュエータ454であることが望ましい。ハブ解
除レバー458は、U字形支持ブロック456の他端部におけ
る枢着ピン460により枢着されている。アクチュエータ4
54は、そのピストン・ロッド462がレバー458の後端部に
向って延長するように取付けられている。ピストン・ロ
ッド462は通常、レバー458から隔てられるように引込め
られている。このロッドが伸長される時、これはレバー
458の後端部と係合してこの端部を反時計方向(第10図
における)に枢動させる。カセットが位置決めピン408
〜411上に支持される間にピストン・ロッド462が伸長さ
れるならば、レバー458の前端部はカセットのハブ解除
部材610との係合状態に揺動して部材610をそのハブ解除
位置へ移動させ、これによりカセットのハブを自由に回
転できるようにする。
また、変移板406により支持されているのは、横断板1
5に対して直角で前方に延長するドア開披棒468である。
棒468は、ドアがアクチュエータ446の作動により解除さ
れた直後に前記棒が位置決めピン408〜411上に支持され
たカセットのドア606の縁部と係合し、変移板406が変移
板アクチュエータ420および434により決定される如きそ
の前方制限位置またはその中間位置にある限り前記ドア
を開いた状態に保持するように配置されている。
次に第3図および第11図において、横断板15の前側に
取付けられているのは枢動支持部470であり、これに対
してカセット保持部分474をその底端部に有する緊締レ
バー472が471に枢着されている。緊締レバー472は、C
−0カセットを横断板15に対して緊締する目的のため設
けられている。枢着支持部470は、装填されるカセット
に対する頂部ガイドとして作用する横断板15から隔てら
れた下垂リップ部即ちフランジ473を有する。枢動支持
部470は、横断板15に対して取付けられた2つの平行な
支持ロッド476上に摺動自在に支持され、ロッド476上の
圧縮ばね478(第11図)により板15に向って偏倚されて
いる。ロッド476は、支持部470が横断板から変移板406
の第2の制限位置と中間位置との間の距離と等しい距離
だけ離れるように運動することを許容する如き長さを有
する。枢着支持部470と緊締レバー472の下端部との間の
圧縮ばね480(第11図)は、緊締レバーを枢動するよう
に押圧して、そのカセット保持部分474を横断板15から
離れるように押圧する。空圧による緊締解除アクチュエ
ータ490が枢着支持部470の後側に取付けられている。ア
クチュエータ490のピストン・ロッド492は、緊締レバー
の直後に位置する横断板の1サイズ大きな穴を貫通して
伸長している。ピストン・ロッド492が引込められる
時、緊締レバー472の位置はばね480により決定される。
アクチュエータ490のピストン・ロッドが伸長される時
は、緊締レバー472がそのカセット保持部分474を横断板
15に向けて変移させるように強制的に枢動させられる。
枢動支持部470は、緊締レバーの枢着部471における枢動
運動を制限するためのものである。
(取上げ主軸駆動組立体) モータ支持板404および変移板406は、第3図、第8図
および第10図乃至第12図において詳細に示される取上げ
主軸駆動組立体の支持部として作用する。取上げモータ
494は、板404の後側に対して取付けられている。モータ
494の出力軸は、板404の1サイズ大きな穴を貫通して延
長し、その外端部に取付けられたプリー495を有する。
ベルト496はプリー495および中空軸498に取付けられた
第2のプリー497の周囲に延長している。この軸は、モ
ータ支持板404に取付けられたベアリング組立体500(第
11図)に回転自在に支持されている。中空軸498に摺動
自在に取付けられているのは、その後端部に直径方向に
取付けられたピン504を有する軸502であり、このピンの
両端部は中空軸498の直径方向のスロット506内に突出し
ている。ピン504およびスロット506は共働して、軸502
が軸497の内部で軸方向に摺動することを許容しなか
ら、軸502を中空軸498と共に回転させる。
軸502は、変移板406に取付けられた支持装置510に回
転自在かつ摺動自在に取付けられており、その前端部は
変移板406に固定された電磁クラッチ装置514の第1の部
分512に対して結合されている。同じクラッチの第2の
部分516は、テープの装填位置に置かれたカセットの下
部ハブと駆動係合状態を生じる形態のハブ・アダプタ51
8が設けられた取上げ主軸517を支持している。クラッチ
514は常に解放状態にあり、これによりその出力部516が
その入力部512に対して自由に回転する。クラッチが付
勢される時、その出力部はその入力部に対して係合状態
となり、その結果取上げ主軸517が軸502と共に回転する
ことになる。
(テープ・カッタ機構) 次に第8図および第10図においては、L字形アーム52
0が挿入板6の後側に対して取付けられている。アーム5
20に対しては、ピストン・ロッド526の外端部に取付け
られたカッタ組立体524を有する空圧作動アクチュエー
タ522が固定されている。カッタ組立体524は、水平面
(第2図および第3図における)内に延長するカッタ刃
部525を有する。(a)ピストン・ロッド526が完全に引
込められる(第10図)時カッタ組立体524が挿入板6も
しくはその背後に位置されるように、また(b)ピスト
ン・ロッド520が伸長される時はカッタ525が予め定めた
裁断線527(第17A図および第17E図)に沿って横断板15
を介して運動するように、アクチュエータ522が配置さ
れている。ピストン・ロッド520が伸長される時は、カ
ッタ刃部は、(1)もしシフト・ブロック80、84が第4
図、第17A図および第18A図に示される如き位置に置かれ
るならば、シフト・ブロック80と84との間に形成された
狭い間隙に進入することによりこれらシフト・ブロック
間に延長するリーダ・テープを裁断するか、あるいは
(2)シフト・ブロック82、84が第17E図および第18E図
に示される如き位置に置かれるならば、凹部145により
これらブロック間に形成された狭い間隙に進入すること
によりこれらシフト・ブロック間に延長する使用テープ
を裁断することになる。
(スプライサ機構) 次に第2図および第13図乃至第15図において、本装置
のコンソールの前側には、551において挿入板6に固定
された枢動支持部552に対して枢着された支持板550を含
むスプライサ支持組立体が取付けられている。支持板55
3は支持板550に対して固定され、また摺動ブロック554
は垂直軸心即ち挿入板6と垂直方向に平行に延長する
(第1図に示されるように)軸心上で往復運動すること
ができるようにさねはぎ構造により支持板553に摺動自
在に取付けられている。従来の構造のスプライサ555が
摺動ブロック554に対して取付けられている。空圧作動
アクチュエータ556は、支持板550に固定され、そのピス
トン・ロッド558が摺動ブロック554に対して枢着されて
いる。ピストン・ロッド558の往復運動は、摺動ブロッ
ク554を第1と第2の予め定めた垂直方向に隔てられた
スプライス位置間に運動させる。スプライサ555の詳細
は、スプライサが種々の形態をとり得るため例示もしく
は記述しない。望ましは、これはスプライシング・テー
プがスプライスされる2本のテープの突合せ端部に配置
されるまで吸引作用により保持される往復運動するテー
プ添付プランジャ即ち部材を備えた種類のスプライサ、
例えば、米国特許第3,753,835号、同第4,364,791号、同
第4,385,959号、同第4,430,145号、同第4,462,858号、
同第4,475,970号、同第4,478,674号、同第4,486,262
号、および1985年4月2日出願のG.M.Woodleyの米国特
許出願第718,877号であることが望ましい。スプライサ
の支持板550は、常に第13図および第15図に示されるよ
うな位置に置かれ、これによりスプライサ555がスプラ
イシング・テープをシフト・ブロックに支持されたリー
ダおよび使用テープに添付することができるようになっ
ている。枢着部551は、シフト・ブロック上に支持され
たテープの検査を容易にするため必要なように、スプラ
イサ555をシフト・ブロック組立体から外方および上方
に揺動させるよう支持板550が枢動することを許容す
る。
(補助テープ案内ロール) シフト・ブロック554の底端部にはブロック559が固定
されており、その内部で前方端部に回転自在なテープ案
内ロール562を有する軸560が摺動自在かつ回転自在に配
置されている。軸560は、ブロック559の底部に固定され
た空圧作動アクチュエータ570のピストン・ロッド566に
対しアーム564によって結合されている。ピストン・ロ
ッド566が伸長されると、案内ロール562が下部シフト・
ブロック84に取付けられたリーダ・テープと装填位置に
置かれたC−0カセットとの間に伸長することになる。
アクチュエータ570は、ピストン・ロッド566が引込めら
れるように常に条件付けられ、これにより案内ロール56
2が挿入板6および横断板15の前方(第15図において点
線で示される如く右方)に隔てられる。
(カセット収集組立体) カセット収集組立体16(第2図および第3図)は、挿
入板6との間で前方パネル4に対して取付けられ、上端
部が緊締レバー472の真下の地点で終る傾斜シュート580
(第3図)を含んである。シュート580は、緊締レバー4
72が解除位置へ移動された後装填ステーションから落下
する装填済みカセットを受止めて収集するように機能す
る。
(供給リール駆動組立体およびテープ・カウンタ) 次に第2図において、供給リール軸組立体26が前方パ
ネル4の背後に取付けられた供給リール・サーボモータ
588により駆動される。供給リール24から繰出された使
用テープ25は、案内ロール590、テープ・カウンタ591お
よび案内ロール593(全て前方パネル4に対して回転自
在に取付けられている)上を前方パネル4の円弧状スロ
ット596に沿って往復運動するように取付けられた弛み
吸収ロール595へ流れる。この使用テープは、弛み吸収
ロール595から1対の案内ロール597、598(これもまた
前方パネル4に取付けられている)上を経て中間シフト
・ブロック82に対して流下する。図示はしないが、テー
プ・カウンタ・ロール591が、例えば米国特許第3,997,1
23号および同第4,436,251号に開示される如きタコメー
タまたは他の形式の回転計に接続され、テープ25が搬送
される時C−0カセットに巻き込まれるテープの長さを
示す電気信号が生成されるようになっていることが判る
であろう。弛み吸収ロール595は、弛み吸収ロールの運
動が如何にしてテープの張力およびテープ巻取り速度を
制御するために用いられるかをも開示する米国特許第4,
436,251号に開示される如きテープ巻取りシステムの一
部を構成することが望ましい。
(装置制御システム) 第16図は、本装置のための制御システムを略図的に示
している。この制御システムはプログラム可能な制御装
置700であり、この制御装置はマイクロプロセッサ702お
よび関連する論理回路704および記憶回路706からなるこ
とが望ましい。更にまた、この制御システムは、圧縮空
気供給源708、真空源710、供給源708から前に述べた種
々のアクチュエータへの圧縮空気の流れを制御するよう
にホース管路714、715により結合された第1の複数のソ
レノイド弁712、およびスプライサ555、真空源518によ
りホース取付け具(前に述べた)に、および必要に応じ
てスプライサ555に対する吸引作用を制御するようにホ
ース管路719、720により結合された第2の複数のソレノ
イド弁718、電気信号をプログラム可能制御装置から個
々のソレノイド弁に対して伝達するための複数の電気回
路線724、および前記プログラム可能制御装置、サーボ
モータ494、588、クラッチ514の如き本装置の他の電気
的要素、および弛み吸収ロール595と関連するテープ巻
取りシステム(図示せず)の他の電気的要素の間に信号
を伝達するための複数の電気回路線725からなってい
る。
プログラム可能制御装置のマイクロプロセッサ702
は、以下に述べるように本装置を作動させるようにプロ
グラムされている。このマイクロプロセッサのコンピュ
ータ・プログラムの詳細は、(1)マイクロプロセッサ
のプログラミングは周知の技術であり、(2)プログラ
ムの特定の形態はプログラム可能制御装置において使用
されるマイクロプロセッサの種類即ちモデルおよびコン
ピュータのプログラムの調製において用いられるプログ
ラミング言語に従って変化し、(3)プログラムの性格
および形態は本装置の動作の以降の詳細な説明かや当業
者には明らかとなろうし、(4)プログラムのタイミン
グ特性は本装置において用いられる種々の空圧作動およ
び電気的装置の応答特性に従って変化するため、本文で
は触れない。また、取上げモータ494および供給リール
・モータ588の米国特許第4,436,251号に開示された本発
明に従って作動されることが望ましいが、これらモータ
の作動はある他のモータ制御システムによっても制御可
能であることを理解すべきである。
(作動モード) 上記の装置の作動モードについては、第17A図〜第17G
図および第18A図〜第18G図、および第19図に関して以下
に説明する。
本装置がそのリセット位置即ち始動位置(第17A図お
よび第18A図)にあり、電源スイッチ21が「オン」位置
にあり、制御システムが空気供給源708および真空源710
と接続され、カセットホルダー340内に置かれ、ホルダ
ーは第2図に示される位置に置かれているものと仮定し
よう。このリセット即ち始動位置においては、ヨーク38
がアクチュエータ74の作動の結果挿入板6に対し直角に
配置される。同時に、上部シフト・ブロック組立体80、
88はその下方位置にあり、即ちアクチュエータ212のピ
ストン・ロッドが引込められており、またその凹状のテ
ープ支持面126がカセットに対面している(アクチュエ
ータ270のピストン・ロッドは伸長されている)。同時
に、中間のシフト・ブロックは、第2図に示される位置
において前方を向くように配置されている(アクチュエ
ータ52のピストン・ロッドは伸長状態にある)。同時
に、真空が中間シフト・ブロック82に対して導かれ、案
内ロール598から下方に延長する使用テープ25の先端部
を所定位置に保持する。下部のシフト・ブロックは、ア
クチュエータ240のピストン・ロッドが引込む結果とし
てその上方位置にあり、またアクチュエータ272のピス
トン・ロッドが伸長状態にある結果そのテープ支持面19
2がカセットに面するように回転される。このリセット
即ち始動位置においては、アクチュエータ328のピスト
ン・ロッドが伸長状態にある結果中心軸36は下方にあ
り、アクチュエータ74の作動の結果ヨーク38が引込めら
れる(即ち、挿入板6に対して直角をなす)。変移板40
6および関連する取上げ主軸組立体は、アクチュエータ4
20のピストン・ロッドが引込む結果その第1の制限位置
(「リセット」位置)にある。横断キャリッジ板15もま
た、アクチュエータ386のピストン・ロッド388が引込む
結果その第1の制限位置即ち「リセット」位置(第2
図)にある。スプライサ555を支持する摺動板554はその
下方の制限位置にある(アクチュエータ556のピストン
・ロッドは伸長状態にある)。
本装置の作動は、装置の前面パネルにおけるスイッチ
列22の始動ボタンを押すことにより開始される。直ち
に、カセット・ホルダーのアクチュエータ366(第8
図)のピストン・ロッドは、横断板15と関連する取上げ
主軸組立体の前方にホルダー340を定置するように伸長
され、同時に、ドア解除ピン450がアクチュエータ446の
作動により伸長されてカセットのドアを解除する。その
直後に、緊締レバー・アクチュエータ440が動作して、
緊締レバー472をしてカセットを横断板15に対して緊締
し、また同時に変移板406および関連する取上げ主軸組
立体がアクチュエータ420、434の作動によりその中間位
置(即ち、巻取り位置)へ伸長させられる。変移板406
がその中間位置へ移動すると、位置決めピン408〜411が
カセットの位置決め穴611〜614内に進入し、カセットを
緊締支持部470のリップ473に対して押圧すると同時に、
(1)ドア開披棒468がカセットのドア606と係合して開
披位置へ押圧し、(2)取上げ主軸組立体のアダプタ51
8がカセット600のハブ602内に進入してこれと駆動作用
的に係合し、(3)ハブ解除アクチュエータ454がカセ
ットのハブを解除するように作動させられる。その後、
ホルダー340およびドア固定ピン450がその静止位置まで
引込められる。その直後に、横断板15がその引込み制限
位置からその前方の制限位置(即ち、裁断位置)へアク
チュエータ386のピストン・ロッド388の引込み運動によ
り伸長され、カセットのリーダ・テープをシフト・ブロ
ック80、84に対して所定位置に置く。
その後、真空が上下部のシフト・ブロック80、84に伝
達され、リーダ・テープをそれらのシフト・ブロックに
添着する。次に、カッタ組立体524が伸長され、カッタ
刃部525を裁断線527に沿って移動させてリーダ・テープ
を2つのリーダ27Aおよび27Bに裁断し、一方はシフト・
ブロック80に、また他方はシフト・ブロック84に保持さ
れ、次いでカッタが引込められる。次に、上部シフト・
ブロック小組立体80、88はアクチュエータ212の作動に
より軸36上で上昇させられ、下部のシフト・ブロック84
はアクチュエータ240の作動により降下させられ、これ
により2つのリーダ27Aおよび27Bを分離し、またこれら
リーダをしてカセットからシフト・ブロック80、84まで
伸びるループを形成させる(第17B図および第18B図参
照)。これらのループは、以降のスプライシング作業を
容易にする。
次に、下部シフト・ブロック84は、その凹状面192が
その時挿入板6と平行に前方に向くようにアクチュエー
タ272により90゜回転される。これと略々同時に、変移
板406はアクチュエータ420のピストン・ロッドの伸長に
より決定されるその前方の制限位置(テープ裁断位置)
へ移動される。このため、(a)棒439をして枢着支持
部470を横断板15から離れるように前方に押圧させ、
(b)位置決めピン408〜411をして横断板15から離れる
よう前方にカセットを移動させる。変移板406がその前
方の制限位置へ移動される時、カセットは枢着支持部47
0のリップ部473との係合状態を維持する。変移板406の
その前方制限位置即ち「裁断」位置への運動は、シフト
・ブロック809、84上の2つのリーダの保持を容易にす
るために行なわれる。
スプライサ555は、その時、シフト・ブロック84にお
けるリーダをシフト・ブロック82における使用テープ25
の先端部にスプライスするよう作動させられる(第17C
図、第18C図)。その後、シフト・ブロック組立体80、8
8およびシフト・ブロック82、84は全て反時計方向(第
5図における)に90゜回転させられる。この回転もま
た、ヨーク38が挿入板6の面に対して平行になるように
ヨークの90゜の回転運動を伴う(第17D図、第18D図)。
ブロック82のこの回転運動は、ロール152をしてブロッ
ク80を枢着軸112(第19図)上で反時計方向にカム動作
させ、上部のリーダをブロック82上に下垂する使用テー
プ25の部分から離れて移動させる。
この時、変移板406および関連する取上げ主軸組立体
がアクチュエータ434の頭部442のモータ支持板404との
係合により決定される巻取り位置へ引込められる。この
時、横断板15はブラケット394とのアクチュエータ592の
ピストン・ロッド396の係合により決定されるその中間
位置(即ち、巻取り位置)へ引込められ、その後下部お
よび中間のシフト・ブロック82、84に対する真空状態が
排除される。この時、スプライサ555下方の下部リーダ
案内ロール562は下部シフト・ブロック上の下部リーダ
とカセットとの間に置かれるように伸長される。一旦案
内ロールが所定位置に来れば、クラッチ514が係合状態
となり、サーボモータ494および588が係合させられてテ
ープをカセットの下部ハブに対して巻取らせる。テープ
の予め定めた量がカセットに巻込まれると、マイクロプ
ロセッサはクラッチ514を解除して2つのサーボモータ
を遮断する。
巻取りの終了と同時に、下部シフト・ブロック84がア
クチュエータ240の作動により上方へ移動される。次い
で、軸36がアクチュエータ328の作動により上方へ移動
される。この動作の後に、上部シフト・ブロック80、88
の下降運動および中間および下部のシフト・ブロック8
2、84への真空の伝達再開が追従し、使用テープをこれ
らブロックへ引込む。次いで、リーダ案内ロール526が
引込めらえ、横断板15がその前方の制限位置(「裁断」
位置)へ移動される。次にカッタが作動され(第17E図
および第18E図)、使用テープをリーダ・ブロック82、8
4間で裁断する。次に、横断板15がその中間位置(「巻
取り」位置)へ引込められる。その後、下部シフト・ブ
ロック84が降下させられ、軸36がアクチュエータ52(第
4図)により90゜回転され、その結果シフト・ブロック
82の凹状のテープ支持面が前方に向く。その時、下部シ
フト・ブロック84が再びアクチュエータ240の引込運動
により再び上方に移動される(第17F図、第18F図)。
次に、ヨーク38が引込められ、その結果このヨークは
次に挿入板6に対して90゜の角度で伸長し、変移板406
および関連する取上げ主軸組立体が第17G図および第18G
図に示されるようにそれらの前方の制限位置(「スプラ
イス」位置)へ伸長させられる。スプライサ摺動板554
がその時その上部制限位置へ移動させられ、この時スプ
ライシング・テープが下部シフト・ブロック84のテープ
の先端部とシフト・ブロック80におけるリーダとを一緒
にスプライスするよう添付されるようにスプライサ555
が作動させられる。
その後、上部および下部シフト・ブロックにおける真
空状態が排除される。その時、変移板406および関連す
る取上げ主軸組立体がその中間位置(「巻取り」位置)
へ引込められる。その後、クラッチ514およびサーボモ
ータ490が、使用テープの後端部および上部リーダをカ
セット内に巻き込むに充分な短い期間付勢される。次い
で、横断板15がその第1の制限位置(即ち、「リセッ
ト」位置)へ引込められる。その後、変移板406および
関連する取上げ主軸組立体がその第1の制限位置(「リ
セット」位置)へ引込められて位置決めピン408〜411を
カセットから引出し、カセットのダクトを閉鎖させ、緊
締レバー472をして装填されたカセットを解放させるよ
うにアクチュエータ490が消勢される。解放されたカセ
ットは本装置からカセット収集プラットフォーム16へ落
下する。
その後、本装置は、上部シフト・ブロック80の上方運
動および底部シフト・ブロック84の下方運動を生じるよ
うに作動される。同時に、中心部の軸36が下方へ移動さ
れる。次いで、上部シフト・ブロック小組立体がアクチ
ュエータ270のピストン・ロッドの伸長運動により90゜
回転させられ、下部シフト・ブロックがアクチュエータ
272のピストン・ロッドの伸長運動により同じ方向に回
転させられる。その後、上部シフト・ブロックがアクチ
ュエータ212のピストン・ロッドの引込み運動により下
方へ移動させられ、下部シフト・ブロックがアクチェエ
ータ240のピストン・ロッドの引込み運動により再び上
方へ移動させられ、これにより前記シフト・ブロックを
第17A図および第18A図に示される位置へ戻す。
その後、本装置に上記のステップを反復させることに
より他のカセットを装填することができる。
第1図乃至第19図に示された本装置は、本発明の原理
から逸脱することなく変更することができることは明ら
かである。従って、例えば、空圧作動アクチュエータ以
外の手段を上記のいくつかの機構を作動させるため使用
することも可能である。当業者には更に他の変更も明ら
かであろう。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープをリーダに対してスプライスする際
    使用されるシフト・ブロック組立体において、 固定軸心を画成する手段と、 該軸心上で回転運動および軸方向運動を生じるように取
    付けられた第1のブロックと、 前記軸心上で回転運動を生じるように取付けられた第2
    のブロックと、 前記軸心上で回転運動および軸方向運動を生じるように
    取付けられた第3のブロックと、 それぞれ前記第1と第2の第3のブロックの各々におい
    てテープを所定位置に保持するための第1と第2と第3
    の選択的に操作可能なテープ保持手段と とを設けてなるシフト・ブロック組立体。
  2. 【請求項2】前記第1と第2と第3の選択的に操作可能
    なテープ保持手段が、 それぞれ前記第1と第2と第3のブロックと関連する第
    1と第2と第3のテープ案内手段と、該第1と第2と第
    3のテープ案内手段と関連する前記第1と第2と第3の
    ブロックにおける吸引孔と、該第1と第2と第3のブロ
    ックにおける前記吸引孔を真空源と結合する手段とを含
    む請求の範囲第1項記載のシフト・ブロック組立体。
  3. 【請求項3】第1と第2の回転位置間で前記軸心上に前
    記第1のブロックを回転させる第1の選択的に操作可能
    な手段と、 前記第1のブロックの前記第1と第2の回転位置と対応
    する第1と第2の回転位置間で前記軸心上に前記第2の
    ブロックを回転させる第2の選択的に操作可能な手段
    と、 前記第1と第2のブロックの前記第1と第2の回転位置
    と対応する第1と第2の回転位置間で前記軸心上に前記
    第3のブロックを回転させる第3の選択的に操作可能な
    手段とを更に設ける請求の範囲第1項記載のシフト・ブ
    ロック組立体。
  4. 【請求項4】前記第1のブロックを第1と第2の軸方向
    位置間で前記軸心に沿って変移させる第4の選択的に操
    作可能な手段と、 前記第3のブロックを第1と第2の軸方向位置間で前記
    軸心に沿って偏位させる第5の選択的に操作可能な手段
    とを更に設ける請求の範囲第3項記載のシフト・ブロッ
    ク組立体。
  5. 【請求項5】前記第1のブロックの軸方向運動を制限す
    る手段を更に設ける請求の範囲第4項記載のシフト・ブ
    ロック組立体。
  6. 【請求項6】前記第3のブロックの軸方向運動を制限す
    る手段を更に設ける請求の範囲第5項記載のシフト・ブ
    ロック組立体。
  7. 【請求項7】前記第1のブロックと回転運動自在に関連
    して、前記第1のブロックにより保持されたテープを前
    記第2のブロック上のテープの経路から外して位置決め
    するように前記第1のブロックを前記第1の軸心に対し
    偏心する第2の軸心上で回転させる手段を更に設ける請
    求の範囲第4項記載のシフト・ブロック組立体。
  8. 【請求項8】前記軸心が、前記第1と第2と第3のブロ
    ックが取付けられた軸により決定される請求の範囲第1
    項記載のシフト・ブロック組立体。
  9. 【請求項9】前記第2のブロックが前記軸に対して取付
    けられる請求の範囲第8項記載のシフト・ブロック組立
    体。
  10. 【請求項10】前記第1のブロックが、前記軸に回転自
    在に取付けられた第1の部分と、該第1の部分に回転自
    在に取付けられた第2の部分とを含み、更に、前記第1
    のテープ保持手段が前記第2の部分と関連している請求
    の範囲第8項記載のシフト・ブロック組立体。
  11. 【請求項11】前記第2のテープ保持手段が前記第3の
    テープ保持手段に対して整合状態に運動させられる時、
    前記第2の部分を前記第1の部分に対して回転させる手
    段を更に設ける請求の範囲第10項記載のシフト・ブロッ
    ク組立体。
  12. 【請求項12】前記第1と第2のブロックが、1つの作
    動状態において、前記第1のブロックの前記第2の部分
    が前記第2のブロックと重合して、前記第1のテープ保
    持手段が前記第2のテープ保持手段の面と交差する面内
    に配置される請求の範囲第10項記載のシフト・ブロック
    組立体。
  13. 【請求項13】前記ブロックが共通の軸上に取付けら
    れ、かつ1つの作動状態においては、前記第2のブロッ
    クが前記第1と第2のブロックに隣接して位置するも、
    そのテープ保持手段が前記第1と第2のブロックのテー
    プ保持手段から90゜位置が偏在し、第2の作動状態にお
    いては、前記第2のブロックが前記第3のブロックに隣
    接して位置し、そのテープ保持手段が前記第3のブロッ
    クのテープ保持手段に対して整合され、第3の作動状態
    においては、前記第2のブロックが前記第3のブロック
    から軸方向に隔てられている請求の範囲第1項記載のシ
    フト・ブロック組立体。
  14. 【請求項14】前記第2と第3のブロックの各々が、約
    90゜の角度にわたり前記軸心上で回転自在である請求の
    範囲第1項記載のシフト・ブロック組立体。
  15. 【請求項15】前記案内手段の少なくとも1つがテープ
    受取り溝である請求の範囲第2項記載のシフト・ブロッ
    ク組立体。
  16. 【請求項16】テープをリーダに対しスプライスする際
    使用されるシフト・ブロック組立体において、 軸と、 該軸上で回転運動および軸方向運動を生じるように取付
    けられた第1のシフト・ブロックを設け、該第1のシフ
    ト・ブロックは、(a)テープを支持する第1のテープ
    案内手段と、(b)該第1の案内手段にテープを保持す
    る第1のテープ保持手段とを有し、 前記軸上に取付けられた第2のシフト・ブロックを設
    け、該第2のシフト・ブロックは、(a)テープを支持
    する第2のテープ案内手段と、(b)該第2の案内手段
    にテープを保持する第2のテープ保持手段とを有し、 前記軸上で回転運動および軸方向運動を生じるように取
    付けられた第3のシフト・ブロックを設け、該第3のシ
    フト・ブロックは、(a)テープを支持する第3のテー
    プ案内手段と、(b)該第3の案内手段にテープを保持
    する第3のテープ保持手段とを有し、 前記第1のシフト・ブロックを前記の予め定めた軸上で
    選択的に回転させる第1のアクチュエータ手段と、 前記第1と第3のシフト・ブロックに対し前記第2のシ
    フト・ブロックを選択的に回転させる第2のアクチュエ
    ータ手段と、 前記第3のシフト・ブロックを前記の予め定めた軸上で
    選択的に回転させる第3のアクチュエータ手段と、 第1と第2の予め定められた位置間で前記の予め定めら
    れた軸に沿って前記第1のシフト・ブロックを選択的に
    変移させる第4のアクチュエータ手段と、 第1と第2の予め定められた位置間で前記軸に沿って前
    記第3のシフト・ブロックを選択的に変移させる第5の
    アクチュエータ手段とを設けるシフト・ブロック組立
    体。
  17. 【請求項17】第1と第2の予め定められた軸方向に隔
    てられた位置間で前記軸を軸方向に変移させる手段を更
    に設ける請求の範囲第16項記載のシフト・ブロック組立
    体。
  18. 【請求項18】前記軸を固定されたパネルに対して回転
    自在に取付ける手段を更に設ける請求の範囲第17項記載
    のシフト・ブロック組立体。
  19. 【請求項19】前記軸が、第1と第2の予め定められた
    回転方向に隔てられた位置間で前記第2のアクチュエー
    タ手段により回転自在である請求の範囲第17項記載のシ
    フト・ブロック組立体。
  20. 【請求項20】前記第2のシフト・ブロックが、共に回
    転するように前記軸に固定され、前記第2のアクチュエ
    ータ手段が、第1と第2の予め定められた周方向に隔て
    られた位置間で前記軸を回転させるように結合されてい
    る請求の範囲第16項記載のシフト・ブロック組立体。
  21. 【請求項21】前記第1と第3のシフト・ブロックを前
    記軸に沿って選択的に変移させる前記第4と第5のアク
    チュエータ手段が、1対の選択的に操作可能な空圧作動
    アクチュエータからなる請求の範囲第16項記載のシフト
    ・ブロック組立体。
  22. 【請求項22】前記軸を第1と第2の予め定められた位
    置間で軸方向に変移させるアクチュエータ手段を設ける
    請求の範囲第21項記載のシフト・ブロック組立体。
  23. 【請求項23】カッタ部材と、ある予め定められた面内
    の線に沿ってテープを裁断するように前記カッタ部材を
    操作する手段とを含むテープ・カッタ組立体と、 (a)前記第1と第2のシフト・ブロックが前記の予め
    定められた面内で相互に当接するように配置されるか、
    あるいは(b)前記第2と第3のシフト・ブロックが前
    記の予め定められた面内で相互に当接するように配置さ
    れるように、前記第1と、第2と、第3と、第4と、第
    5のアクチュエータ手段を操作する手段とを更に設ける
    請求の範囲第16項記載のシフト・ブロック組立体。
  24. 【請求項24】(1)前記シフト・ブロックが第1のス
    プライシング位置において整合される時、それぞれ前記
    第1と第2のシフト・ブロックにより支持される使用テ
    ープとリーダ・テープとをスプライシングし、また
    (2)前記第2と第3のシフト・ブロックが第2のスプ
    ライシング位置に整合される時、それぞれ前記第2と第
    3のシフト・ブロックにより支持される使用テープとリ
    ーダ・テープとをスプライシングするスプライサ手段を
    更に設ける請求の範囲第23項記載のシフト・ブロック組
    立体。
  25. 【請求項25】テープをリーダにスプライスする際使用
    されるシフト・ブロック組立体において、 軸と、 該軸を固定軸心に対して回転運動および長手方向運動を
    生じるように支持する手段と、 前記軸により回転自在かつ摺動自在に支持された第1の
    ブロックとを設け、該第1のブロックは、第1のテープ
    を受取る第1の案内路と、吸引作用により前記案内路に
    前記第1のテープを保持する手段とを有し、 前記軸が前記軸心上で回転あるいは軸方向に変移する
    時、共に運動するように前記軸に対して取付けられた第
    2のブロックを設け、該第2のブロックは、第2のテー
    プを受取る第2の案内路と、前記第2のテープを前記案
    内路に吸引作用により保持する手段とを有し、 前記軸上に回転自在かつ摺動自在に取付けられた第3の
    ブロックを設け、該第3のブロックは、第3のテープを
    受取る第3の案内路と、該第3のテープを前記案内路に
    吸引作用により保持する手段とを有し、 前記第1と第3のブロックの各々を前記第1と第2の予
    め定められた制限位置間で前記軸上に選択的に回転させ
    る手段と、 前記軸と前記第2のブロックとを第1と第2の予め定め
    られた角度の間隔をおいた制限位置間で選択的に回転さ
    せる手段と、 前記軸を第1と第2の軸方向に隔てられた軸の制限位置
    間で軸方向に変移させる手段とを設けてなるシフト・ブ
    ロック組立体。
  26. 【請求項26】1対の回転自在なハブと該ハブ間に延在
    するリーダ・テープとを含む形式のC−0カセット内に
    使用テープを装填するためのカセット・テープ装填装置
    において、 使用テープの供給源を保持する手段と、 前記C−0カセットを使用テープで装填できるように選
    択された装填位置に保持する手段と、 使用テープを前記リーダ・テープを裁断することにより
    形成される第1と第2のリーダに対しスプライスする際
    使用されるシフト・ブロック組立体とを設け、該シフト
    ・ブロック組立体は、軸と、該軸を回転運動および軸方
    向運動を生じるように支持する手段と、前記軸上に回転
    自在かつ摺動自在に取付けられた第1のブロックとから
    なり、該第1のブロックは第1のテープを支持する第1
    の案内路と該第1の案内路に前記第1のテープを吸引作
    用により保持する手段とを有し、前記軸がその軸心上で
    回転されあるいはその軸心に沿って移動させられる時前
    記軸と共に移動するように前記軸に固定された第2のブ
    ロックを設け、該第2のブロックは、前記第1と第2の
    ブロック間に配置されかつ第2のテープを支持する第2
    の案内路と該第2の案内路に前記第2のテープを吸引作
    用により保持する手段とを有し、前記軸上に支持された
    第3のブロックを設け、該第3のブロックは、第3のテ
    ープを支持する第3の案内路と該第3の案内路に前記第
    3のテープを吸引作用により保持する手段とを有し、前
    記第1と第3のブロックを第1と第2の予め定められた
    角度で隔てられた位置間で前記軸上に選択的に回転させ
    るアクチュエータ手段と、前記軸を第1と第2の角度で
    隔てられた軸制限位置間で選択的に回転させるアクチュ
    エータ手段と、前記第1と第3のブロックを前記軸上で
    相互に接近離反するように選択的に摺動させるアクチュ
    エータ手段と、前記軸を第1と第2の軸方向に隔てられ
    た制限位置間で選択的に変移させるアクチュエータ手段
    と、前記手段を操作して、(a)前記第1と第2のブロ
    ックが予め定められた面内で相互に当接して第1のシフ
    ト・ブロック組立体を形成する第1の条件と、(b)前
    記第2と第3のブロックが前記面内で相互に当接して第
    2のシフト・ブロック組立体を形成する第2の条件と、
    (c)前記第2のブロックが前記第1と第3のブロック
    間に配置されるもこれから軸方向間隔をおいて位置する
    第3の条件を選択的に確立するアクチュエータ手段とか
    らなり、 C−0カセットをそのリーダ・テープが前記第1と第3
    の案内路内に配置されるように定置する手段と、 前記第1と第3の案内路内に配置された前記リーダ・テ
    ープを前記面に沿って裁断して、前記カセットから前記
    第1のブロックまで延長する第1のリーダと、前記カセ
    ットから前記第3のブロックまで延長する第2のリーダ
    とを形成する選択的に操作可能な手段と、 前記第2のブロック上に保持された使用テープの端部を
    前記第1と第3のブロック上に置かれたリーダの隣接端
    部にスプライスする選択的に操作可能なスプライサ手段
    と、 前記ハブに取付けられたリーダと該リーダに取付けられ
    た使用テープとが指令と同時に前記ハブに対して巻取ら
    れるように、前記ハブの1つを回転させるため該ハブと
    係合可能な選択的に操作可能な駆動手段とを設けてなる
    カセット・テープ装填装置。
  27. 【請求項27】順次、(a)前記C−0カセットのリー
    ダをそれぞれ前記第1と第3のブロックにより支持され
    る第1と第2のリーダに裁断し、(b)前記第2のリー
    ダを前記第2のブロックにより支持された使用テープに
    スプライスし、(c)前記第1のリーダと前記使用テー
    プのある予め定めた量とを前記C−0カセット内に巻込
    み、(d)前記使用テープを裁断して、前記第3のシフ
    ト・ブロックにより支持される前記の予め定めた量の使
    用テープの後端部を形成し、(e)該後端部と前記第1
    のリーダとを前記C−0カセット内に巻込むように前記
    手段を操作する手段を更に設ける請求の範囲第26項記載
    のカセット・テープ装填手段。
  28. 【請求項28】(a)C−0カセット内にテープを装填
    するための装置において、 第1と第2と第3のテープ案内手段をそれぞれ有する第
    1と第2と第3のシフト・ブロックと、選択された共通
    の軸心の周囲に回転運動するように前記シフト・ブロッ
    クを支持する手段と、前記第1のシフト・ブロックを前
    記共通の軸心周囲に回転させる第1の選択的に操作可能
    な回転駆動手段と、前記共通の軸心周囲に前記第2のシ
    フト・ブロックを回転させる選択的に操作可能な回転駆
    動手段と、前記第3のシフト・ブロックを前記共通の軸
    心周囲に回転させる第3の選択的に操作可能な回転駆動
    手段と、第1と第2の制限位置間で前記軸心に沿って前
    記第1のシフト・ブロックを変移させる第1の軸方向駆
    動手段と、第1と第2の制限位置間で前記軸心に沿って
    前記第3のシフト・ブロックを変移させる第2の軸方向
    駆動手段とからなるシフト・ブロック組立体と、 前記第1と第2のシフト・ブロックを横切り、あるいは
    前記第2と第3のシフト・ブロックを横切って延長する
    テープを裁断するため選択的に操作可能なテープ・カッ
    タ手段と、 予め定められた装填位置へ装填されるべきカセットを送
    る手段と、前記の予め定められた装填位置において装填
    されるべきカセットを緊締する手段とからなる装填ステ
    ーションと、 回転自在な取上げ主軸と、該取上げ主軸を指令と同時に
    回転させる駆動手段と、前記取り上げ主軸を前記装填ス
    テーションに置かれたカセットのハブとの駆動係合状態
    になりあるいはこの状態から外れるように運動させる作
    動手段とを含む取上げ手段と、 一片の接着テープを裁断し、これを前記シフト・ブロッ
    ク組立体により支持されたスプライスされるべき2本の
    テープの当接端部に添着する手段を含むスプライサと、 前記駆動手段、前記カッタ手段、前記スプライサ、前記
    カセット送り手段、前記緊締手段および前記作動手段の
    動作を順次制御して複数のカセットの順次の装填を行な
    う制御手段とを設けてなる装填装置。
  29. 【請求項29】前記制御装置が、順次(a)前記第1と
    第3のシフト・ブロック上に置かれたリーダを前記第1
    と第3のシフト・ブロックによりそれぞれ支持された第
    1と第2のリーダに裁断し、(b)前記第2のリーダを
    前記第2のシフト・ブロック上に置かれた使用テープの
    先端部に対してスプライスし、(c)前記第2のリーダ
    と該リーダと接合されるある予め定めた長さの使用テー
    プとを前記カセット保持装置により保持されたカセット
    内へ巻込み、(d)前記使用テープを前記第2と第3の
    シフト・ブロック間で裁断して、前記第2のシフト・ブ
    ロックに配置された先端部と前記第3のシフト・ブロッ
    クに配置された後端部とを形成し、(e)前記第1のリ
    ーダに対して前記後端部をスプライスするようになって
    いる請求の範囲第28項記載の装置。
  30. 【請求項30】カセット・ケースと、該ケース内に回転
    自在に支持された1対のハブの、該ハブに延長してこれ
    に取付けられたリーダ・テープと、前記ケースに対し枢
    着されたテープ遮蔽ドアとからなる形式のカセット内に
    使用テープを自動的に装填する方法において、第1の選
    択された装填位置に装填されるべきカセットを前送し、
    前記ドアを開披し、前記カセットをそのドアを開披した
    状態で第2の位置へ移動させ、該位置においてリーダ・
    テープが、共通の軸方向上で回転運動および軸方向運動
    するように取付けられ、前記第1と第3のシフト・ブロ
    ックの部分が相互に隣接して整合され、かつ前記第2の
    シフト・ブロックが前記第1と第3のシフト・ブロック
    から前記軸方向の周囲で角度において変位されるよう共
    通の軸心上で回転運動および軸方向運動するように支持
    され配置された第1と第2と第3のシフト・ブロックか
    らなるシフト・ブロック組立体の第1と第3のシフト・
    ブロックと係合させられ、前記リーダ・テープを吸引作
    用により前記第1と第3のシフト・ブロックに対して緊
    締し、該リーダを前記第1と第3のシフト・ブロック間
    で裁断して第1と第2のリーダを形成し、前記軸心に沿
    って軸方向に運動させることにより前記第1と第3のシ
    フト・ブロックを分離して、前記第1と第2のリーダが
    前記第1と第3のシフト・ブロックと前記カセットとの
    間に延長するループを形成するようにし、前記第2と第
    3のシフト・ブロックを相互に整合状態になるよう移動
    して、前記第2のシフト・ブロックに緊締された使用テ
    ープの先端部が前記第3のシフト・ブロックにおける第
    2のリーダの端部と当接するようにし、前記使用テープ
    の前記先端部を前記第2のリーダに対しスプライスし、
    前記第2のリーダと前記使用テープを前記カセット内に
    巻込み、ある予め定めた長さのテープがカセット内に巻
    込まれた後で巻取りを終了し、前記第3のシフト・ブロ
    ックにおける使用テープの後端部と前記第2のシフト・
    ブロックにおける使用テープの新しい先端部とを形成す
    るように前記第2と第3のシフト・ブロック間で前記使
    用テープを裁断し、前記第2のブロックが前記第1と第
    3のシフト・ブロックから前記軸心周囲で異なる角度を
    なし前記第1と第3のシフト・ブロックが相互に隣接し
    て整合されるように前記シフト・ブロックを移動させ、
    前記第1のリーダを使用テープの前記後端部に対しスプ
    ライスし、前記後端部と前記第1のリーダを前記カセッ
    ト内に巻込むステップからなる方法。
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