JPH0877615A - 追記型光情報記録媒体の検査方法 - Google Patents

追記型光情報記録媒体の検査方法

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Publication number
JPH0877615A
JPH0877615A JP23037694A JP23037694A JPH0877615A JP H0877615 A JPH0877615 A JP H0877615A JP 23037694 A JP23037694 A JP 23037694A JP 23037694 A JP23037694 A JP 23037694A JP H0877615 A JPH0877615 A JP H0877615A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal level
signal
itop
write
noise signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23037694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Nakamura
史郎 中村
Toshiaki Mitsui
俊明 三井
Kenichi Shimizu
健一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Japan Tobacco Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Japan Tobacco Inc filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
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Publication of JPH0877615A publication Critical patent/JPH0877615A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】追記型光情報記録媒体の非破壊欠陥検査方法で
あって、試験信号を書き込むことなく記録後のブロック
エラーレートを判別することが出来る追記型光情報記録
媒体の検査方法を提供する。 【構成】記録前の追記型光情報記録媒体における再生信
号(HF信号)から雑音信号レベル(In)を測定し、
基準反射信号レベル(Itop)に対する雑音信号成分
(Itop-In)の割合(Itop-In/Itop)と記録後の
ブロックエラーレート(BLER)との相関関係に基づ
き、当該媒体の良否を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は追記型光情報記録媒体の
検査方法に関するものであり、詳しくは、追記型光情報
記録媒体の非破壊欠陥検査方法であって、試験信号を書
き込むことなくブロックエラーレートを判定することが
出来る追記型光情報記録媒体の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録媒体(光デイスク)は、従来
の記録媒体に比し、記録容量が大きく且つランダムアク
セスが可能であることから、オーディオソフト、コンピ
ュータソフト、ゲームソフト、電子出版などの分野にお
いて、再生専用の記録媒体として使用されている。近
時、種々の記録原理に基づいた有機記録層や無機記録層
を備えることにより、追記型や書換型の記録が可能であ
る光ディスクが開発されてその一部は実用に供されてい
る。
【0003】例えば、記録可能な光ディスクの中の一つ
であるライトワンス型コンパクトディスク(CD−W
O)は、再生専用コンパクトディスクと同等の反射率を
示すため、記録後、再生専用コンパクトディスクプレー
ヤやドライブで再生可能であるという特徴を有する。斯
かるCD−WOは、通常、案内溝(グルーブ)を有する
透明基板上に、有機色素から成る光吸収層、金属から成
る光反射層、紫外線硬化樹脂から成る保護層を順次に設
けて構成される。
【0004】そして、製造された光ディスクにおいて
は、機械的特性の他、記録再生特性について検査が行わ
れる。斯かる光ディスクの記録再生検査では、製造され
たディスクに所定の試験信号を書き込んだ後、斯かる試
験信号を再生することにより、異物の混入、反射層と記
録層の間の亀裂や剥離などに起因するブロックエラー
(フレームエラー)を測定し、そのブロックエラーレー
トよってディスクの良否を判別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の追記型光ディス
クにおける記録再生検査は破壊検査であり、生産工程に
おける抜き取り検査数は制限されていた。また、検査を
行うために記録する時間を余計に要するため、より一層
簡便な非破壊検査方法が望まれる。
【0006】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、追記型光情報記録媒体の非破壊欠
陥検査方法であって、試験信号を書き込むことなく記録
後のブロックエラーレートを判定することが出来る追記
型光情報記録媒体の検査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、記録前の追記型光情報記録媒体における再生信号か
ら雑音信号レベルを測定し、基準反射信号レベルに対す
る雑音信号成分の割合と記録後のブロックエラーレート
との相関関係に基づき、当該媒体の良否を判別すること
を特徴とする追記型光情報記録媒体の検査方法に存す
る。
【0008】
【実施例】本発明に係る追記型光情報記録媒体の検査方
法の実施例を図面を参照して説明する。図1は、再生信
号(HF信号)に含まれる雑音信号レベル(In)を示
す説明図である。図2は、基準反射信号レベル(Ito
p)に対する雑音信号成分(Itop-In)の割合と記録後
のブロックエラーレート(BLER)との関係を示すグ
ラフである。
【0009】本発明の検査方法は、所謂CD−WOと称
する追記型光情報記録媒体(以下、光ディスクとい
う。)に好適に適用される。本発明の検査方法では、先
ず、製造された光ディスクにおいて、従来の光ピックア
ップを使用してグルーブ信号を再生する。そして、再生
信号(HF信号)に含まれる雑音信号レベル(In)を
AC結合の前段階で測定する。再生信号(HF信号)の
測定は、デジタルストレージオシロスコープ等の一般に
使用される信号波形測定装置を使用して行うことが出来
る。
【0010】雑音信号レベル(In)とは、図1に示す
様に、トラックを走査して得られた実際の反射信号に含
まれる波形上の各極小値の平均を指す。また、雑音信号
レベル(In)の測定に当り、上記の再生信号(HF信
号)における基準反射信号レベル(Itop)が設定され
る。基準反射信号レベル(Itop)とは、ISO/IE
C 10149等に記載される様に、最小基本周波数に
よって得られるHF信号における検出電流の最大値、す
なわち、グルーブの正常な部分における反射信号レベル
を意味する。
【0011】次いで、基準反射信号レベル(Itop)と
雑音信号レベル(In)の差を演算する。斯かる基準反
射信号レベル(Itop)と雑音信号レベル(In)の差
(Itop-In)が雑音信号成分である。雑音信号成分
(Itop-In)は、製造された光ディスクのグルーブの
状態によって異なり、欠陥や製造時のダメージが大きい
程大きな値となる。
【0012】本発明は、正常な反射信号レベル(Ito
p)に対する雑音信号成分(Itop-In)と光ディスクに
おける記録後のブロックエラーレート(BLER)とが
高度に相関することを見い出して完成したものであり、
本発明においては、斯かる相関関係に基づいて光ディス
クの良否を判別する。正常な反射信号レベル(Itop)
に対する雑音信号成分(Itop-In)と光ディスクにお
ける記録後のブロックエラーレート(BLER)との関
係は、例えば、図2に示す様な直線によって表すことが
出来る。
【0013】光ディスクの良否の具体的な判別におい
て、例えば、平均ブロックエラーレート(BLER)が
3%以下のディスクを合格品とする場合、走査速度か
ら、合格品のディスクのブロックエラーレート(BLE
R)は220ブロック/秒以下と換算される。斯かるブ
ロックエラーレート(BLER)の値は、図2に示す関
係から、反射信号レベル(Itop)に対する雑音信号成
分(Itop-In)の値において0.23に相当する。従
って、反射信号レベル(Itop)に対する雑音信号成分
(Itop-In)の値が0.23という基準値を超えない
ディスクを良品、基準値を超えるディスクを不良品と判
別することが出来る。なお、ディスクの判別において
は、予め演算ステップが記憶された演算装置を用い、上
記の信号波形測定装置から基準反射信号レベル(Ito
p)及び雑音信号レベル(In)を入力することにより容
易に実行することが出来る。
【0014】上記の様に、本発明の検査方法は、記録前
の光ディスクにおける再生信号(HF信号)から雑音信
号レベル(In)を測定し、基準反射信号レベル(Ito
p)と雑音信号レベル(In)の差を雑音信号成分(Ito
p-In)とし、基準反射信号レベル(Itop)に対する雑
音信号成分(Itop-In)の割合(Itop-In/Itop)
と記録後のブロックエラーレート(BLER)との相関
関係に基づき、当該媒体の良否を判別する。この結果、
従来の破壊検査方法と比べ、記録を行う時間を省けるた
め、光ディスク1枚の検査に要する時間が約半分に短縮
することが出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明の追記型光情報記録媒体の検査方
法によれば、追記型光情報記録媒体において、試験信号
を書き込むことなく記録後のブロックエラーレートを短
時間で判別することが出来る。これにより、製品の検査
率を上げることが可能となり、品質管理および工程管理
をより確実に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】再生信号(HF信号)に含まれる雑音信号レベ
ル(In)を示す説明図である。
【図2】反射信号レベル(Itop)に対する雑音信号成
分(Itop-In)の割合と記録後のブロックエラーレー
ト(BLER)との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
In:雑音信号レベル Itop:基準反射信号レベル BLER:ブロックエラーレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 健一 神奈川県平塚市黒部丘1番31号 日本たば こ産業株式会社生産技術開発センター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録前の追記型光情報記録媒体における
    再生信号(HF信号)から雑音信号レベル(In)を測
    定し、基準反射信号レベル(Itop)に対する雑音信号
    成分(Itop-In)の割合(Itop-In/Itop)と記録
    後のブロックエラーレート(BLER)との相関関係に
    基づき、当該媒体の良否を判別することを特徴とする追
    記型光情報記録媒体の検査方法。
JP23037694A 1994-08-31 1994-08-31 追記型光情報記録媒体の検査方法 Withdrawn JPH0877615A (ja)

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JP23037694A JPH0877615A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 追記型光情報記録媒体の検査方法

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JPH0877615A true JPH0877615A (ja) 1996-03-22

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Effective date: 20011106