JPH0877299A - オンライン手書き文字認識方法 - Google Patents

オンライン手書き文字認識方法

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JPH0877299A
JPH0877299A JP7006731A JP673195A JPH0877299A JP H0877299 A JPH0877299 A JP H0877299A JP 7006731 A JP7006731 A JP 7006731A JP 673195 A JP673195 A JP 673195A JP H0877299 A JPH0877299 A JP H0877299A
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匡 内山
Akira Hiraiwa
明 平岩
Noboru Sonehara
曽根原  登
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変形の大きい手書き文字に対しても1つのテ
ンプレートで対応することができ、また、手書きの文字
の拡大縮小や回転に全く影響されずに手書き文字を認識
することができる手書き文字認識方法を提供すること。 【構成】 筆点を隣同士直線で結んで筆点間を折線補間
し、折線をk等分し、各分割点に筆点の時系列で番号を
付与する。ストロークnの分割点iとストロークmの分
割点j+1を結ぶ直線がなす角度Ωを(k+1)(n−
1)+i行、k(m−1)+j列の要素とする(k+
1)N行kN列(Nはストローク数)の行列Pを計算す
る。手書き文字Cxと同じストローク数を持つ文字に対
応するM個のテンプレートから同様にして構成される行
列Qi(i=1〜M)との距離diを行列P−Qiの各要
素の自乗和として計算し、最も小さい距離dzを持つテ
ンプレートQzに対応する文字Czを認識結果とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンライン手書き文字
認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来提案されているオンライン手書き文
字認識方法は、パターンマッチング的方法と構造解析的
方法とに大別できる。
【0003】パターンマッチング的方法は、入力文字お
よびテンプレートを構成する各ストロークを対応づけ、
各ストローク間の距離の総和に基づいて認識を行うもの
である[文献:電子情報通信学会論文誌 Vol. J65-D N
o.6 pp.679-686(1982)]。具体的には、正しい画数で書
かれた入力パターンと標準パターンの間でストローク間
の距離を計算し、標準パターンの各ストロークに、スト
ローク間の距離が最小の入力パターンのストロークを対
応させ、両パターン間のストロークを正しく対応づける
ものである。
【0004】一方、構造解析的方法は、入力文字および
テンプレートを構成する各ストローク間の相対位置関係
に基づいて認識を行う方法[文献:電子情報通信学会論
文誌Vol. J68-D No.12 pp.2107-2115(1985)]である。
ストローク相互の位置関係の規定法としては、ストロー
クの代表点を1個選んでストローク代表点の相対位置関
係をストローク相互の位置関係を表す情報として利用す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したパターンマッ
チング的方法では、変形の大きい入力文字については、
正解となるべきテンプレートとの距離が他のテンプレー
トとの距離よりも大きくなるという欠点があるために、
多様な文字の変形に対応するためにはより多くのテンプ
レートを用意しなければならない。
【0006】また、構造解析的方法では、漢字には異な
る字体でありながらストローク間の相対位置関係がほと
んど同じ文字が存在するために、識別が困難になるとい
う難点がある。
【0007】また、いずれの方法とも、手書き文字の拡
大縮小や回転に対応するために、何らかの正規化処理を
行う必要があり、文字の認識はこの処理の成否に大きく
影響される。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、変形の大きい手書き文字に対しても1つ
のテンプレートで対応することができ、また、手書きの
文字の拡大縮小や回転に全く影響されずに手書き文字を
認識することができる手書き文字認識方法を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のオンライン手書
き文字認識方法は、筆点の時系列情報を座標系の座標点
として表現し、まず、手書き入力文字の形状を、手書き
入力文字のストローク上のある筆点に対応する前記座標
系内の点と、そのストローク上または他のストローク上
の2つの筆点に対応する前記座標系内の2点とを結ぶ二
直線を形成し、この二直線がなす角度に関する量を要素
とする行列によって表現し、また、テンプレートの形状
も上述した行列と同様の行列によって表現し、手書き入
力文字の行列とテンプレートの行列とを用いて手書き入
力文字とテンプレートとの距離を求め、求めた距離が最
も小さいテンプレートに対応する文字を前記手書き文字
の認識結果とする。なお、筆点の時系列情報は、筆点の
変位,筆点における運筆速度,筆点における運筆加速度
のいずれを用いてもよい。
【0010】また、楷書体のみならず、くずして筆記さ
れた行書体の手書き文字の場合にも、入力文字から上述
した方法で構成した行列と、テンプレートの行列とのパ
ターンマッチングによって認識を行う。その際のテンプ
レート情報には、文字の筆順情報を含める。筆順情報を
具体的に言えば、1通り以上の筆順、各筆順毎に文字を
くずして筆記した場合に、ストロークとその直前または
直後のストロークが連続して筆記され得る位置(以下、
「結合位置」という。)、各筆順毎に文字をくずして筆
記した場合の最小ストローク数である。
【0011】筆順と結合位置を決めるためには、入力文
字またはテンプレートの各ストローク長の間の関係をス
トローク終点とその次のストローク始点との距離、およ
び各ストローク長をもとにベクトル表現し、その2つの
ベクトルの距離を、各筆順とその筆順での結合位置の組
み合わせ毎に求め、その距離が最小となる組み合わせを
選ぶ。
【0012】つまり、手書き入力文字の形状を、筆点
間、または筆点における運筆速度の速度座標系の点の
間、または筆点における運筆加速度の加速度座標系の点
の間を結ぶ直線の相対的な角度を要素とする行列によっ
て表現し、入力文字から構成される行列のテンプレート
の行列とのパターンマッチングによって認識を行うもの
である。
【0013】
【作用】したがって、筆順とストローク数が遵守された
手書き文字については、変形が大きくても1つのテンプ
レートで対応することができ、かつ手書き入力された文
字の拡大縮小に全く影響されずに認識処理を行うことが
できる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0015】本発明の第1実施例を図1,図2,図3を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例のオン
ライン手書き文字認識方法の入力処理を示すフローチャ
ート、図2はその認識処理を示すフローチャートであ
る。図3は文字「い」が手書き入力された際の筆点と補
間とストロークの分割と行列要素Ωの説明図である。
【0016】まず、第1実施例における手書き文字認識
方法の入力処理を図1に従って説明する。入力処理開始
と共にストローク番号n=1とし(ステップ101)、
タブレット・デジタイザ等を用いて文字のn番目のスト
ロークの手書き入力を行う(ステップ102)。この文
字をCxとする。手書き入力に使用するペンは、そのペ
ン先がタブレット・デジタイザに接しているか否かが検
知可能であるものとする(ステップ103)。ペン先が
タブレット・デジタイザに接している状態では、n番目
のストロークの筆点の時系列情報としてペン先の座標が
記録される(ステップ104)。そして、ペン先がタブ
レット・デジタイザから離れた時点で非接触時間rの測
定を開始する(ステップ105〜107)。非接触時間
rを設定値Rと比較し(ステップ108)、非接触時間
rが設定値Rを超えたとき文字の全ストロークの手書き
入力が完了したものとして認識処理を開始する。非接触
時間rが設定値Rを超えないうちに再びペン先がタブレ
ット・デジタイザに接した場合には、n+1番目のスト
ロークの手書き入力が開始されたものとして(ステップ
108,106,109)入力処理を続行する。
【0017】次に、第1実施例における手書き文字認識
方法の認識処理を図2に従って説明する。まず、記録さ
れた各ストロークの隣接する各筆点を直線で結んで筆点
間を補間する(ステップ201)。次に、各ストローク
を近似する折線をk(k≧1)個の折線に等分割し、筆
点の時系列に従って各分割点に1,2,…,k+1(1
はストロークの始点、k+1はストロークの終点)と番
号を付与する(ステップ202)。次に、ストロークn
の分割点iとストロークmの分割点jを結ぶ直線とスト
ロークnの分割点iとストロークmの分割点j+1を結
ぶ直線がなす角度Ωを第{(k+1)(n−1)+i}
行、第{k(m−1)+j}列の要素とする(k+1)
N行kN列(Nはストローク数)の行列Pを計算する
(ステップ203)。次に、入力された手書き文字Cx
と同じストローク数をもつ文字に対応するM個のテンプ
レートQi(i=1,…,M)との距離di(i=1,
…,M)を行列P−Qiの各要素の自乗和として計算す
る(ステップ204)。この自乗和は、行列P−Qiの
すべての要素についての自乗和をとるか、あるいは行列
の特定の部分(例えばストロークnの分割点とストロー
クn+1の分割点を結んだ直線から計算される要素の部
分)についての自乗和をとることによって計算される。
次に最も小さい距離dzをもつテンプレートQzに対応す
る文字Czを認識結果として選択する(ステップ20
5)。認識する文字が他にあればステップ101に戻っ
て上述した処理が繰り返される(ステップ206)。
【0018】図3は、上述した入力処理および認識処理
に従って、文字「い」が手書き入力された際の筆点,補
間,ストローク分割および行列要素Ωの説明図である。
図3(A)に示す各点は図1の入力処理において記録さ
れたペン先(筆点)を示している。これらの筆点を、図
3(B)に示すように、隣同士直線で結んで筆点間を折
線補間する。次に、図3(C)に示すように、各ストロ
ークを近似する折線を4等分し、筆点の時系列に従って
各分割点に1,2,3,4,5と番号を付与する。
【0019】次に、本例ではN=2,k=4,n=1,
m=2であるからストロークnの分割点i(i=1〜
5)とストロークmの分割点j(j=1〜4)を結ぶ直
線と、ストロークnの分割点jとストロークmの分割点
j+1を結ぶ直線とがなす角度Ωを第i行、第(4+
j)列の要素とする10行8列の行列Pを計算する。図
3(D)に示す角度Ωはi=2,j=3,であるから行
列Pの第2行、第7列の要素を示している。
【0020】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。第2実施例は、第1実施例の筆点の代わりに筆点に
おける運筆速度の速度座標系の点を用いるものである。
したがって、図1に示す入力処理のステップ104にお
いて、筆点における運筆速度vのx軸方向成分vx、y
軸方向成分vyを求めることだけが第1実施例と異な
る。
【0021】図4は図3の例と同じく文字「い」が手書
き入力された際の各筆点における速度の速度座標系の
点,補間,ストローク分割および行列要素Ωの説明図で
ある。図4(A)に示す各点は入力処理において記録さ
れた筆点における運筆速度の速度座標系の点を示してい
る。速度座標系の原点にある点が最初の筆点における速
度座標系の点である。最後の3つの筆点の速度が正であ
る曲線が文字「い」の左側のストローク(n=1)上の
筆点の速度軌道、また、他方の曲線が文字「い」の右側
のストローク(n=2)上の筆点の速度軌道である。図
4(B),(C),(D)はそれぞれ図3(B),
(C),(D)に対応しており、それらの説明は省略す
る。
【0022】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。第3実施例は、第1実施例の筆点の代わりに筆点に
おける運筆加速度の加速度座標系の点を用いるものであ
る。したがって、図1の入力処理のステップ104にお
いて、筆点における運筆加速度aのx軸方向成分ax、
y軸方向成分ayを求めることだけが第1実施例と異な
る。
【0023】図5は図3の例と同じく文字「い」が手書
き入力された際の各筆点における加速度の加速度座標系
の点,補間,ストローク分割および行列要素Ωの説明図
である。図5(A)に示す各点は入力処理において記録
された筆点における運筆加速度の加速度座標系の点を示
している。加速度座標系の原点に近い方の点が最初の筆
点における加速度座標系の点である。全ての筆点の加速
度が正である曲線が文字「い」の左側のストローク(n
=1)上の筆点の加速度軌道、全ての点の筆点の加速度
が負である曲線が文字「い」の右側のストローク(n=
2)上の筆点の加速度軌道である。図5(B),
(C),(D)はそれぞれ図3(B),(C),(D)
に対応しており、それらの説明は省略する。
【0024】なお、運筆速度、運筆加速度の検出方法
は、ペンにセンサ(速度センサ、加速度センサ)を設け
る方法、計算によって求める方法が考えられる。また、
上記第1ないし第3実施例の図3(C),図4(C),
図5(C)において、各ストロークを近似する折線を4
等分したが、分割数および分割方法はテンプレートとの
対応がとれている限りこれに限定されるものではない。
同様に、行列Pの要素である角度Ωを、ストロークnの
分割点i(i=1,2,…,k+1)とストロークmの
分割点j(j=1,2,…,k)を結ぶ直線と、ストロ
ークnの分割点iとストロークmの分割点j+1を結ぶ
直線とがなす角度としたが、テンプレートとの対応がと
れている限り、ストロークnの分割点i(i=1,2,
…,k+1)とストロークmの分割点j(j=1,2,
…,k)を結ぶ直線と、ストロークnの分割点iとスト
ロークmの分割点h(h=1,2,…,k、但しh≠
j)を結ぶ直線とがなす角度としてもよい。
【0025】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図6,図7,図8,図9は、本実施例における手書
き文字認識方法の処理の流れを図示したものである。
【0026】まず、全体の流れを図6に従って説明す
る。タブレット・デジタイザ等を用いて計測されたスト
ローク数Nの入力文字の筆点の座標を入力し(ステップ
301)、この筆点の座標を各ストローク毎に折線で補
間した後(ステップ302)、補間した折線をk個の区
間に等分割する(ステップ303)。この分割点の座標
を用いてベクトルa、行列Aが計算される(ステップ3
04)。
【0027】ここで、上述したステップ301〜304
の各処理について、文字“G”が手書き入力された場合
を例に挙げて説明する。まず、図10(A)に示す各点
は、計測された筆点の座標である。隣接する各筆点を図
10(B)に示すように直線で結んで折線補間する。次
に図10(C)に示すように、各ストロークを近似する
折線をk個(図10(C)ではk=4)の区間に等分割
し、筆点の時系列に従って各分割点に番号を付与する
(各ストロークの始点が1、終点がk+1)。(以上ス
テップ301〜303)
【0028】次にステップ304において、手書き入力
された文字“G”のベクトルaは、図11に掲げるよう
に、1番目のストロークの長さL1(図11では実
線)、1番目のストロークの終点と2番目のストローク
の始点との距離L2(図11では破線)、2番目のスト
ロークの長さL3(図11では実線)を、それぞれL1
+L2+L3で除したL1/(L1+L2+L3)、L2/
(L1+L2+L3)、L3/(L1+L2+L3)を要素と
する(2N−1)次元ベクトルとして計算される。
【0029】次にステップ304で求められる行列A
は、図12に掲げるように、ストロークnの分割点iと
ストロークmの分割点jを結ぶ直線がなす角Ωを(k+
1)(n−1)+i行、k(m−1)+j列の成分とす
る(k+1)N行kN列の行列として計算される。例え
ば図12の場合、N=2である入力文字“G”がk=4
として補間,分割されているので、行列Aは10行8列
の行列となる。ここで、行列Aの各要素をAxy(x=
1,2,…,(k+1)N:y=1,2,…,kN)で
表した場合、図12(A)に示すΩは、n=1、i=
4、m=2、j=3であり、A47を与える。また同様
に、図12(B)に示すΩはn=2、i=3、m=1、
j=2でありA82を、図12(C)に示すΩはn=1、
i=3、m=1、j=4でありA34を、図12(D)に
示すΩはn=2、i=2、m=2、j=4でありA78を
与える。
【0030】上述した行列Aは、1ストロークで筆記さ
れる文字についても全く同様に計算される。例えば図1
3に示すように文字“C”が入力された場合、k=4,
N=1であるから行列Aは5行4列の行列となる。ま
た、図13に示すΩはn=1、i=5、m=1、j=2
であり、A52を与える。
【0031】上記ステップ301〜304の各処理を経
た後、各テンプレートとの照合が行われる[入力文字と
各テンプレートとの照合に関する詳細は後述する](ス
テップ305)。照合すべきテンプレートがなくなるま
で上述した各テンプレートとの照合が行われ、照合すべ
きテンプレートがなくなると、行列による入力文字と各
テンプレートとの距離Hが最も小さかったテンプレート
に対応する文字が認識結果として出力される(ステップ
306,307)。
【0032】ここで、行列による距離Hに先立って、ベ
クトルによる距離Gの計算を行うのは、行書体の筆順と
くずし方を決めるのと、ベクトルによる距離Gがある値
以下のもののみ行列による距離Hの計算を行うことによ
り距離Hの計算量を減らすためである。
【0033】次に、上述した図6のステップ305にお
ける、入力文字と各テンプレートとの照合の流れを図7
に従って説明する。その前にまず、テンプレートの例を
図14に示す。図示したテンプレート“G”は、3スト
ロークの文字として各ストロークの筆点座標が登録され
ており、図15および図16に掲げる2つの筆順情報を
持っている。第1の筆順情報(図15)は、文字“G”
が1,2,3の筆順で筆記され、ストローク1と2およ
びストローク2と3の間で前後するストロークが連続し
て筆記される可能性があり、したがって、ストローク数
が1として筆記され得るというものである。第2の筆順
情報(図16)は、文字“G”が1,3,2の筆順で筆
記され、ストローク1と2の間で前後するストロークが
連続して筆記される可能性があり、したがって、ストロ
ーク数は2として筆記され得るというものである。
【0034】図7のフローチャートにおいて、まず、照
合されるテンプレートの文字が楷書体で筆記された時の
ストローク数をMとする。NとMを比較し(ステップ4
01)、N≦Mが満足されない場合は、このテンプレー
トと入力文字との行列による距離HをH=∞とする(ス
テップ402)。N≦Mが満足される場合、このテンプ
レートと入力文字とのベクトルによる距離Gを計算する
[距離Gの計算方法に関する詳細は後述する](ステッ
プ403)。
【0035】次にこの距離Gと予め設定した閾値とを比
較し(ステップ404)、距離Gが予め設定した閾値を
越える場合には、このテンプレートと入力文字との行列
による距離HをH=∞とする(ステップ402)。閾値
を超えない場合には、このテンプレートから構成される
行列A’と行列Aとの距離を計算し(ステップ40
5)、この計算により求められ距離を、このテンプレー
トと入力文字との行列による距離Hとする[距離Hの計
算方法に関する詳細は後述する]。この距離Hが求まる
と、図6のステップ306に行く。
【0036】次に、上述した図7のステップ403にお
ける各テンプレートと入力文字とのベクトルによる距離
Gの計算の流れを図8に従って説明する。まず、ベクト
ルによる距離Gの初期値をG=∞とする(ステップ50
1)。各テンプレートは一通り以上の筆順情報を持って
おり、入力された文字の筆順とテンプレートの筆順との
照合は各筆順情報毎に行われる。また、照合される筆順
情報の最小ストローク数をM’として、入力された文字
のストローク数Nとの照合が行われる(ステップ50
2)。NとM’とを比較し(ステップ503)、N≧
M’が満足されない場合には次の筆順との照合を行う
(ステップ504)。N≧M’が満足される場合、M−
M’箇所の結合位置からN−M’箇所の結合位置Qを選
ぶ全ての組合せを計算し(ステップ505)、照合され
る筆順と結合位置Qの組合せに応じてテンプレートが持
つ筆点座標をN個のストロークに分配する(ステップ5
06)。
【0037】こうして構成されるN個のストロークに対
して図6のステップ304でベクトルaを求めた時と同
様の方法でテンプレートのベクトルa’を計算する。す
なわち、テンプレートのストロークの座標を折線補間し
(ステップ507)、補間した折線を等分割し(ステッ
プ508)、ベクトルa’を計算する(ステップ50
9)。次にベクトルaとベクトルa’との各成分の差の
絶対値を総和して距離gとする(ステップ510)。g
とGを比較し(ステップ511)、g>Gである場合に
は、次の結合位置の組み合わせがあるか判断する(ステ
ップ513)。また、g<Gである場合には、G=gと
し、このときの筆順Pおよび結合位置の組み合わせQを
それぞれPmin,Qminとして記憶した後(ステップ51
2)、次の結合位置の組み合わせがあるか判断する(ス
テップ513)。次の結合位置の組み合わせがあればス
テップ505に戻って前述の処理を繰り返し、なければ
ステップ504に行き、次の筆順情報との照合を行う。
ステップ504において次の筆順情報がなくなった場
合、図7のステップ404に行く。
【0038】次に、前述した図7のステップ405にお
ける各テンプレートと入力文字との行列による距離Hの
計算の流れを図9に従って説明する。まず、筆順Pmin
と結合位置の組合せQminに応じてテンプレートが持つ
ストロークの筆点座標をN個のストロークに分配する
(ステップ601)。こうして構成されるN個のストロ
ークに対して、図6のステップ304で行列Aを求めた
時と同様の方法で行列A’を計算する(ステップ602
〜604)。行列Aと行列A’との各成分の差Ω−Ω’
について1−cos(Ω−Ω’)を計算し、これを全成
分について総和したものを行列による距離Hとする(ス
テップ605)。こうして距離Hが求まると、図6のス
テップ306に行く。
【0039】ここで、図6に掲げるテンプレートとの照
合の手順を、入力する文字“G”が図17に示すように
2ストロークの文字(N=2)として手書き入力された
場合を例に挙げ、具体的に説明する。まず、“G”が2
ストロークで筆記される筆順および結合位置の組合せは
図18(A)〜(C)に示す3通りである。図18で
は、1ストロークで筆記されるストロークは実線で示さ
れている。図18(A)〜(C)のそれぞれに対してベ
クトルa’が計算され、ベクトルによる距離Gの計算が
行われる。この結果、最小の距離を与える筆順および結
合位置の組合せは、図18(B)であるから、この筆順
および結合位置に応じてテンプレートが持つストローク
の筆点座標を2個のストロークに分配する。すなわち、
第1のストロークにテンプレートの第1ストロークの筆
点座標を、また、第2のストロークにはテンプレートの
第2および第3ストロークの筆点座標をそれぞれ分配す
る。こうして構成された2個のストロークに対して前述
した方法で行列を計算し、行列による距離Hを求める。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、下記のよ
うな効果がある。 (1)ストローク間の相対位置関係を、筆点間または筆
点における運筆速度の速度座標系の点の間または筆点に
おける運筆加速度の加速度座標系の点の間を結ぶ直線の
相対的な角度を要素とする行列によって表現することに
より、筆順とストローク数が遵守された手書き文字につ
いてはその変形に対して1つのテンプレートで対応する
ことができるので、認識時間や手書き入力された文字と
の照合に要するテンプレートの量を軽減することがで
き、また、手書き入力された文字の拡大縮小や回転には
全く影響されずに認識処理を行うことができる効果があ
る。 (2)1つのテンプレートについて、一通り以上の筆順
情報を持っているので、くずして筆記された文字に対し
ても1つのテンプレートで対応することが可能となり、
認識時間や手書き入力された文字との照合に要するテン
プレートの量を軽減することができる。 (3)筆点間の相対的な角度を要素とする行列によって
文字の形状を表現しているために、手書き入力された文
字の大きさや方向には全く影響されずに認識処理が行わ
れる。 (4)辞書の登録や更新が極めて容易である。 (5)入力手書き文字のストローク数がその文字を楷書
体で筆記した場合のストローク数以下であり、かつ、最
小ストローク数以上であるような筆順情報を含むテンプ
レートに対してのみ入力手書き文字とテンプレートとの
距離を計算するので、計算処理の負荷が軽減され認識時
間の短縮を助長する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による手書き文字認識方
法の入力処理を示すフローチャートである。
【図2】 同第1実施例による手書き文字認識方法の認
識処理を示すフローチャートである。
【図3】 同第1実施例で、文字「い」が手書き入力さ
れた際の筆点と補間とストロークの分割と行列要素を示
すの図である。
【図4】 本発明の第2実施例で、文字「い」が手書き
入力された際の筆点における運筆速度の速度座標系の点
と補間とストロークの分割と行列要素を示すの図であ
る。
【図5】 本発明の第3実施例で、文字「い」が手書き
入力された際の筆点における運筆加速度の加速度座標系
の点と補間とストロークの分割と行列要素を示すの図で
ある。
【図6】 本発明の第4実施例による手書き文字認識方
法の認識処理を示すフローチャートである。
【図7】 同認識処理において、手書き入力文字と各テ
ンプレートとの照合の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】 同認識処理において、ベクトルによる距離の
計算手順を示すフローチャートである。
【図9】 同認識処理において、行列による距離の計算
手順を示すフローチャートである。
【図10】 文字“G”の補間とストロークの分割を示
す図である。
【図11】 文字“G”のベクトル要素の計算例を示す
図である。
【図12】 文字“G”の行列要素の計算例を示す図で
ある。
【図13】 文字“C”の行列要素の計算例を示す図で
ある。
【図14】 文字“G”に対するテンプレートを示す図
である。
【図15】 文字“G”に対するテンプレートの第1の
筆順情報を示す図である。
【図16】 文字“G”に対するテンプレートの第2の
筆順情報を示す図である。
【図17】 手書き入力された文字“G”を示す図であ
る。
【図18】 文字“G”が2ストロークで筆記される場
合の筆順と結合位置の組み合わせを示す図である。
【符号の説明】
101〜109,201〜206,301〜307,4
01〜405,501〜513,601〜605……ス
テップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力された少なくとも1つのスト
    ロークからなる文字の筆点の時系列情報に基づいて、複
    数種類の文字に対応する複数のテンプレートと照合する
    ことによって手書き入力文字を認識するオンライン手書
    き文字認識方法であって、 前記筆点の時系列情報を座標系の座標点として表現し、 手書き入力文字のストローク上のある筆点に対応する前
    記座標系内の点と、該ストローク上または他のストロー
    ク上の二つの筆点に対応する前記座標系内の二点とを結
    ぶ二直線を形成し、該二直線がなす相対的な角度に関す
    る量を要素とする行列により前記手書き入力文字の形状
    を表現し、 複数のテンプレートの各テンプレートのストローク上の
    ある筆点に対応する前記座標系内の点と、該ストローク
    上または他のストローク上の二つの筆点に対応する前記
    座標系内の二点とを結ぶ二直線を形成し、該二直線がな
    す相対的な角度に関する量を要素とする行列により前記
    各テンプレートの形状を表現し、 前記手書き入力文字の形状を表現した行列と、前記各テ
    ンプレートの形状を表現した行列とを用いて、前記手書
    き入力文字と前記複数のテンプレートとの距離を各々求
    め、該距離に基づいて選択されたテンプレートに対応す
    る文字を、前記手書き入力文字の認識結果とするオンラ
    イン手書き文字認識方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のテンプレートの中から前記手
    書き入力文字のストローク数と同数のストロークを有す
    るテンプレートを抽出し、 該抽出したテンプレートの形状を表現した行列と、前記
    手書き入力文字の形状を表現する行列とを用いて前記距
    離を求める請求項1記載のオンライン手書き文字認識方
    法。
  3. 【請求項3】 前記筆点の時系列情報は、ストローク上
    の筆点の変位であり、前記座標系は変位座標系である請
    求項2記載のオンライン手書き文字入力認識方法。
  4. 【請求項4】 前記筆点の時系列情報は、ストローク上
    の筆点における運筆速度であり、前記座標系は速度座標
    系である請求項2記載のオンライン手書き文字認識方
    法。
  5. 【請求項5】 前記筆点の時系列情報は、ストローク上
    の筆点における運筆加速度であり、前記座標系は加速度
    座標系である請求項2記載のオンライン手書き文字認識
    方法。
  6. 【請求項6】 隣接する筆点または速度座標系の点また
    は加速度座標系の点の間を直線で結んで、これらの点の
    間を折線補間し、各ストロークを近似する折線を所定の
    条件に基づいてk(≧1)個の折線に分割し、n画目の
    ストロークの分割点An,i(i=1,2,…,k+
    1)と、m画目のストロークの分割点Am,j(j=
    1,2,…,k)を結ぶ直線と、前記分割点An,iと
    前記分割点Am,h(h=1,2,…,k、但しh≠
    j)を結ぶ直線がなす角度を、前記相対的な角度とする
    請求項3から5のいずれか1項記載のオンライン手書き
    文字認識方法。
  7. 【請求項7】 隣接する筆点または速度座標系の点また
    は加速度座標系の点の間を直線で結んで、これらの点の
    間を折線補間し、各ストロークを近似する折線をk(≧
    1)個の折線に等分割し、n画目のストロークの分割点
    An,i(i=1,2,…,k+1)と、m画目のスト
    ロークの分割点Am,j(j=1,2,…,k)を結ぶ
    直線と、前記分割点An,iと前記分割点Am,j+1
    (j=1,2,…,k)を結ぶ直線がなす角度を、前記
    相対的な角度とする請求項6記載のオンライン手書き文
    字認識方法。
  8. 【請求項8】 文字と、該文字を楷書体で筆記した場合
    のストローク数と、該文字を楷書体で筆記した場合の各
    ストロークの筆点座標または速度座標系の点または加速
    度座標系の点を、該文字のテンプレートの構成要素とし
    て登録する請求項7記載のオンライン手書き文字認識方
    法。
  9. 【請求項9】 文字を楷書体で筆記する場合の一通り以
    上の筆順と、該文字を各筆順でくずして筆記した場合に
    ストロークとその直前のストロークとが連続して筆記さ
    れ得る結合位置と、該文字を各筆順でくずして筆記した
    場合の最小ストローク数からなる文字の筆順情報を前記
    テンプレートの構成要素に含む請求項7記載のオンライ
    ン手書き文字認識方法。
  10. 【請求項10】 入力手書き文字のストローク数が、そ
    の文字を楷書体で筆記した場合のストローク数以下であ
    り、かつ、前記最小ストローク数以上であるような筆順
    情報を含むテンプレートに対してのみ、入力手書き文字
    とテンプレートとの距離を計算する請求項9記載のオン
    ライン手書き文字認識方法。
  11. 【請求項11】 入力手書き文字を構成するストローク
    長の関係を、ストロークの終点と該ストロークの次に筆
    記されるストロークの始点との距離および各ストローク
    の長さを要素とするベクトルによって表現し、テンプレ
    ートを構成するストローク長の関係も同様に、該テンプ
    レートの文字を入力手書き文字と同ストローク数となる
    よう、該テンプレートに含まれる各筆順でいくつかの結
    合位置において隣接するストロークを連続して筆記する
    ことにより構成される文字のストロークの終点と該スト
    ロークの次に筆記されるストロークの始点との距離およ
    び各ストロークの長さを要素とするベクトルによって表
    現し、双方のベクトルとの距離を各筆順および各結合位
    置の組み合わせ毎に求め、この距離が最も小さい筆順お
    よび結合位置に従ってテンプレートの筆点または速度座
    標系の点または加速度座標系の点をストロークに分配し
    て前記相対的な角度を計算する請求項9記載のオンライ
    ン手書き文字認識方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03282896A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Toshiba Corp パターン認識装置

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