JPH087669A - 難燃絶縁電線・ケーブル - Google Patents
難燃絶縁電線・ケーブルInfo
- Publication number
- JPH087669A JPH087669A JP6144568A JP14456894A JPH087669A JP H087669 A JPH087669 A JP H087669A JP 6144568 A JP6144568 A JP 6144568A JP 14456894 A JP14456894 A JP 14456894A JP H087669 A JPH087669 A JP H087669A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- cable
- electric wire
- sheath
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/17—Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
- H01B7/29—Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame
- H01B7/295—Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame using material resistant to flame
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は燃焼時に有害なガスを発生せ
ず、かつ優れた難燃性を備えた新規な難燃絶縁性電線・
ケーブルを提供することにある。 【構成】 本発明は絶縁体コア3上にシース6を被覆し
た難燃絶縁電線・ケーブルにおいて、シリコーンレジン
100重量部に対し、フィラ10〜300重量部を混和
した組成からなるコーティング剤を有機繊維あるいは無
機繊維の基布テープ5に塗布し、これを上記絶縁体コア
3とシース6の間に設けたなることを特徴としている。
ず、かつ優れた難燃性を備えた新規な難燃絶縁性電線・
ケーブルを提供することにある。 【構成】 本発明は絶縁体コア3上にシース6を被覆し
た難燃絶縁電線・ケーブルにおいて、シリコーンレジン
100重量部に対し、フィラ10〜300重量部を混和
した組成からなるコーティング剤を有機繊維あるいは無
機繊維の基布テープ5に塗布し、これを上記絶縁体コア
3とシース6の間に設けたなることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に高層ビルや地下街に
設置される防災設備に使用される難燃絶縁電線・ケーブ
ルに関するものである。
設置される防災設備に使用される難燃絶縁電線・ケーブ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高層ビルや地下街、地下鉄等とい
った多数の人達が集まる場所には、火災による安全性確
保の観点から、火災報知器やスプリンクラー、避難灯等
の様々な防災設備の設置が義務付けられているが、これ
ら防災設備に使用される電線・ケーブルにも火災時にお
いてこれらを一定時間作動させる必要があることから一
定基準以上の難燃性が要求されている。
った多数の人達が集まる場所には、火災による安全性確
保の観点から、火災報知器やスプリンクラー、避難灯等
の様々な防災設備の設置が義務付けられているが、これ
ら防災設備に使用される電線・ケーブルにも火災時にお
いてこれらを一定時間作動させる必要があることから一
定基準以上の難燃性が要求されている。
【0003】この難燃性の基準としては、電線・ケーブ
ルの実際の布設状況を模擬した多条布設の燃焼試験であ
るIEEE(米国電気電子技術者協会)規格383のV
TFT(垂直トレイ燃焼試験)があり、最近ではこの試
験に合格することを難燃性の条件として採用するのが一
般的となってきている。このVTFT(垂直トレイ燃焼
試験)に定める難燃性レベルはかなり厳しいものである
が、このような厳しい条件をクリアする難燃電線・ケー
ブルとしては現在ポリオレフィンにハロゲン系化合物や
リン化合物等を混和した難燃性電気絶縁組成物を用いた
ものが提案されている。この難燃性電気絶縁組成物は、
火災時において不燃性の燃焼ガスを多量に発生し、この
燃焼ガスによって電線・ケーブル周囲の酸素を遮断し、
窒息効果により延焼を防止するようにしたものである。
しかしながら、このような難燃性電気絶縁組成物から発
生する燃焼ガスの殆どは、塩化水素等のハロゲン系ガス
を含んだ有色有害ガスであるため、人体に悪影響を与え
たり、見通しを悪くして避難行動や消火活動を著しく妨
げる等の重大な二次災害を招くおそれがある。また、こ
のハロゲン系ガスは空気中の水分と反応し、ハロゲン化
水素酸となって配電盤を腐蝕させるおそれもある。
ルの実際の布設状況を模擬した多条布設の燃焼試験であ
るIEEE(米国電気電子技術者協会)規格383のV
TFT(垂直トレイ燃焼試験)があり、最近ではこの試
験に合格することを難燃性の条件として採用するのが一
般的となってきている。このVTFT(垂直トレイ燃焼
試験)に定める難燃性レベルはかなり厳しいものである
が、このような厳しい条件をクリアする難燃電線・ケー
ブルとしては現在ポリオレフィンにハロゲン系化合物や
リン化合物等を混和した難燃性電気絶縁組成物を用いた
ものが提案されている。この難燃性電気絶縁組成物は、
火災時において不燃性の燃焼ガスを多量に発生し、この
燃焼ガスによって電線・ケーブル周囲の酸素を遮断し、
窒息効果により延焼を防止するようにしたものである。
しかしながら、このような難燃性電気絶縁組成物から発
生する燃焼ガスの殆どは、塩化水素等のハロゲン系ガス
を含んだ有色有害ガスであるため、人体に悪影響を与え
たり、見通しを悪くして避難行動や消火活動を著しく妨
げる等の重大な二次災害を招くおそれがある。また、こ
のハロゲン系ガスは空気中の水分と反応し、ハロゲン化
水素酸となって配電盤を腐蝕させるおそれもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、最近ではこ
のようなハロゲン系化合物に代えて無機水酸化物を混和
し、上記火災時の安全性を重視した難燃性電気絶縁組成
物を用いた難燃絶縁電線・ケーブルが提案され、注目を
浴びている。この無機水酸化物を混和した難燃性電気絶
縁組成物は火災時に水酸化物が結晶水を放出する際の吸
熱作用を難燃効果として利用するものであり、発煙性や
毒性あるいは腐蝕性は極めて少ない。しかしながら、こ
の無機水酸化物を混和した難燃性電気絶縁組成物は上述
したハロゲン系やリン系化合物に比べると難燃性が劣る
といった欠点があった。
のようなハロゲン系化合物に代えて無機水酸化物を混和
し、上記火災時の安全性を重視した難燃性電気絶縁組成
物を用いた難燃絶縁電線・ケーブルが提案され、注目を
浴びている。この無機水酸化物を混和した難燃性電気絶
縁組成物は火災時に水酸化物が結晶水を放出する際の吸
熱作用を難燃効果として利用するものであり、発煙性や
毒性あるいは腐蝕性は極めて少ない。しかしながら、こ
の無機水酸化物を混和した難燃性電気絶縁組成物は上述
したハロゲン系やリン系化合物に比べると難燃性が劣る
といった欠点があった。
【0005】そこで、本発明は上記の問題点を有効に解
決するために案出されたものであり、その目的は燃焼時
に有害なガスを発生せず、かつハロゲン系化合物を用い
た難燃性電気絶縁組成物と同等以上の優れた難燃性を備
えた新規な難燃絶縁電線・ケーブルを提供することにあ
る。
決するために案出されたものであり、その目的は燃焼時
に有害なガスを発生せず、かつハロゲン系化合物を用い
た難燃性電気絶縁組成物と同等以上の優れた難燃性を備
えた新規な難燃絶縁電線・ケーブルを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は絶縁体コア上にシースを被覆した難燃絶縁電
線・ケーブルにおいて、シリコーンレジン100重量部
に対し、フィラ10〜300重量部を混和した組成から
なるコーティング剤を有機繊維あるいは無機繊維の基布
テープに塗布し、これを上記絶縁体コアとシースの間に
設けたものである。
に本発明は絶縁体コア上にシースを被覆した難燃絶縁電
線・ケーブルにおいて、シリコーンレジン100重量部
に対し、フィラ10〜300重量部を混和した組成から
なるコーティング剤を有機繊維あるいは無機繊維の基布
テープに塗布し、これを上記絶縁体コアとシースの間に
設けたものである。
【0007】このコーティング剤に用いられるシリコー
ンレジンは一般に、Ra SiO4- a (Rは有機基)の平
均式で表記され、一般にこの有機基Rはメチル基やフェ
ニル基が使用されることが多い。
ンレジンは一般に、Ra SiO4- a (Rは有機基)の平
均式で表記され、一般にこの有機基Rはメチル基やフェ
ニル基が使用されることが多い。
【0008】本発明ではT単位とD単位の比は90/1
0〜40/60モルが望ましい。
0〜40/60モルが望ましい。
【0009】 すなわち、T単位が多すぎると可撓性が著しく低下し、
反対にD単位が多すぎると可撓性には優れるが、セラミ
ック化しにくい欠点がある。
反対にD単位が多すぎると可撓性には優れるが、セラミ
ック化しにくい欠点がある。
【0010】また、このシリコーンレジンは有機樹脂と
組み合わせて変性し、変性レジンとして用いても良い。
例えば、シリコーンアルキッド、シリコーンポリエステ
ル、シリコーンアクリル、シリコーンエポキシ、シリコ
ーンフェノール等である。そして、シリコーンレジンは
トルエン、キシレン等の有機溶剤に溶解するのでシリコ
ーンワニスとして使用されることが多い。
組み合わせて変性し、変性レジンとして用いても良い。
例えば、シリコーンアルキッド、シリコーンポリエステ
ル、シリコーンアクリル、シリコーンエポキシ、シリコ
ーンフェノール等である。そして、シリコーンレジンは
トルエン、キシレン等の有機溶剤に溶解するのでシリコ
ーンワニスとして使用されることが多い。
【0011】本発明ではこのようなシリコーンレジン1
00重量部に対し、フィラ10〜300重量部が望まし
い。その理由としては10重量部以下であると塗布性が
悪く、また基布との密着強度が著しく低下し剥離し易く
なるからである。
00重量部に対し、フィラ10〜300重量部が望まし
い。その理由としては10重量部以下であると塗布性が
悪く、また基布との密着強度が著しく低下し剥離し易く
なるからである。
【0012】また、このフィラとしてはセラミック強度
の観点からシリカ、アルミナ、マイカ粉,Al(OH)
3 、Mg(OH)2 を用いるのが望ましい。
の観点からシリカ、アルミナ、マイカ粉,Al(OH)
3 、Mg(OH)2 を用いるのが望ましい。
【0013】また、基布テープとしては有機繊維あるい
は無機繊維からなる難燃性、密着性、価格等に優れたも
のが望ましく、これらの条件を満たすものとしては例え
ばスフテープやガラステープが挙げられる。
は無機繊維からなる難燃性、密着性、価格等に優れたも
のが望ましく、これらの条件を満たすものとしては例え
ばスフテープやガラステープが挙げられる。
【0014】
【作用】本発明は上述したように、絶縁体コアとシース
との間にコーティング剤を塗布したテープを設けたた
め、燃焼時にこのテープがセラミック化し、そのテープ
の内側にある可燃物の吹き出しを防止することになるた
め、さらなる燃焼を抑制することになる。
との間にコーティング剤を塗布したテープを設けたた
め、燃焼時にこのテープがセラミック化し、そのテープ
の内側にある可燃物の吹き出しを防止することになるた
め、さらなる燃焼を抑制することになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。
【0016】先ず、図1に示すように1,2mmφ銅導
体1上に密度0.92の低密度ポリエチレンを0.8m
m厚で押出し被覆して絶縁層2を備えた絶縁体コア3を
形成した後、これらを絶縁体コア3を2本撚り合せ、そ
の上に介在4としてポリプロピレンヤーンを設けた。次
に、この介在4の上に、表1に示すような各種組成のコ
ーティング剤をディピング法にて塗布し200℃5分の
条件で熱処理した基布テープ5を1/5ラップで2枚巻
いた後、更にその上に表2に示す組成からなるシース6
を1.5mm厚さで被覆し、表1に示すような9種類の
試料ケーブルを作製した。
体1上に密度0.92の低密度ポリエチレンを0.8m
m厚で押出し被覆して絶縁層2を備えた絶縁体コア3を
形成した後、これらを絶縁体コア3を2本撚り合せ、そ
の上に介在4としてポリプロピレンヤーンを設けた。次
に、この介在4の上に、表1に示すような各種組成のコ
ーティング剤をディピング法にて塗布し200℃5分の
条件で熱処理した基布テープ5を1/5ラップで2枚巻
いた後、更にその上に表2に示す組成からなるシース6
を1.5mm厚さで被覆し、表1に示すような9種類の
試料ケーブルを作製した。
【0017】そして、このようにして作製した各種ケー
ブルについて耐剥離特性、可撓性、難燃性の評価を行い
その結果を表1の下欄に示す。尚、耐剥離特性の評価方
法としてはテープを1.2φマンドレルに巻き付けて剥
離しないものを良、剥離するものを不良とした。また、
可撓性の評価方法としてはテープを1.2φマンドレル
に巻き付けてクラックが入らないものを良、クラックの
入るものを不良とした。また、難燃性の評価方法として
はIEEE規格383に準拠し、2.4mのケーブルを
10本垂直に並べ、下方0.6mから70.000BT
U/hの炎を20分間当て、その後炎を取り去り、1.
8m未満で自己消炎すれば合格、1.8m以上延焼した
ものは不合格とした。
ブルについて耐剥離特性、可撓性、難燃性の評価を行い
その結果を表1の下欄に示す。尚、耐剥離特性の評価方
法としてはテープを1.2φマンドレルに巻き付けて剥
離しないものを良、剥離するものを不良とした。また、
可撓性の評価方法としてはテープを1.2φマンドレル
に巻き付けてクラックが入らないものを良、クラックの
入るものを不良とした。また、難燃性の評価方法として
はIEEE規格383に準拠し、2.4mのケーブルを
10本垂直に並べ、下方0.6mから70.000BT
U/hの炎を20分間当て、その後炎を取り去り、1.
8m未満で自己消炎すれば合格、1.8m以上延焼した
ものは不合格とした。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】この結果、表1からも明らかなように、本
発明の規定内になる実施例1〜6はいずれも優れた可撓
性、耐剥離性を示すと共にVTFTに合格する難燃性を
発揮した。これに対し、マイカ粉の混和量が本発明の規
定値より多い比較例1は耐剥離性が不十分であり、反対
にマイカ粉の混和量が300重量部を大きく越える比較
例2はVTFTに不合格となってしまった。さらに、シ
リコーンレジンの代りにエチレン酢酸ビニルレジンを用
いると共に、フィラを全く添加しない比較例3では比較
例2と同様にVTFTに不合格となってしまった。
発明の規定内になる実施例1〜6はいずれも優れた可撓
性、耐剥離性を示すと共にVTFTに合格する難燃性を
発揮した。これに対し、マイカ粉の混和量が本発明の規
定値より多い比較例1は耐剥離性が不十分であり、反対
にマイカ粉の混和量が300重量部を大きく越える比較
例2はVTFTに不合格となってしまった。さらに、シ
リコーンレジンの代りにエチレン酢酸ビニルレジンを用
いると共に、フィラを全く添加しない比較例3では比較
例2と同様にVTFTに不合格となってしまった。
【0021】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、燃焼時に
有害なガスを発生しないことは勿論、優れた可撓性、耐
剥離性及び難燃性を発揮するため、火災時の信頼性及び
安全性の向上に大きく貢献することができる等といった
優れた効果を有する。
有害なガスを発生しないことは勿論、優れた可撓性、耐
剥離性及び難燃性を発揮するため、火災時の信頼性及び
安全性の向上に大きく貢献することができる等といった
優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
1 導体 2 絶縁層 3 絶縁体コア 4 介在 5 基布テープ 6 シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智広 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 小林 一彦 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁体コア上にシースを被覆した難燃絶
縁電線・ケーブルにおいて、シリコーンレジン100重
量部に対し、フィラ10〜300重量部を混和した組成
からなるコーティング剤を有機繊維あるいは無機繊維の
基布テープに塗布し、これを上記絶縁体コアとシースの
間に設けたことを特徴とする難燃絶縁電線・ケーブル - 【請求項2】 上記シリコーンレジンの組成がT単位と
D単位の比で90/10〜40/60モル%であること
を特徴とする請求項1記載の難燃絶縁電線・ケーブル。 - 【請求項3】 上記フィラがシリカ、アルミナ、マイカ
粉、Al(OH)3 Mg(OH)2 のいずれかであるこ
とを特徴とする請求項1記載の難燃絶縁電線・ケーブ
ル。 - 【請求項4】 上記基布テープがスフテープ又はガラス
テープであることを特徴とする請求項1記載の難燃絶縁
電線・ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144568A JPH087669A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 難燃絶縁電線・ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144568A JPH087669A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 難燃絶縁電線・ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087669A true JPH087669A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15365250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6144568A Pending JPH087669A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 難燃絶縁電線・ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087669A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3428931A1 (en) * | 2017-07-13 | 2019-01-16 | Nexans | Fire resistant cable |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144568A patent/JPH087669A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3428931A1 (en) * | 2017-07-13 | 2019-01-16 | Nexans | Fire resistant cable |
US20190131034A1 (en) * | 2017-07-13 | 2019-05-02 | Nexans | Fire Resistant Cable |
US10692629B2 (en) | 2017-07-13 | 2020-06-23 | Nexans | Fire resistant cable |
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