JPH0875445A - 極小孔径の測定方法及び装置 - Google Patents

極小孔径の測定方法及び装置

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JPH0875445A
JPH0875445A JP21130294A JP21130294A JPH0875445A JP H0875445 A JPH0875445 A JP H0875445A JP 21130294 A JP21130294 A JP 21130294A JP 21130294 A JP21130294 A JP 21130294A JP H0875445 A JPH0875445 A JP H0875445A
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JP21130294A
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Toshiro Kurosawa
俊郎 黒沢
Manabu Sato
学 佐藤
Katsuyuki Uehara
克之 上原
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極小孔の内径を正確に測定する極小孔径の測
定方法及び装置を提供する。 【構成】 触針34を極小孔29内で一定振幅で振動さ
せて、触針34と極小孔29の内周壁29Aとが接触し
ている間の時間長さT′と、触針34と内周壁9Aとが
非接触の間の時間長さTとを検知する。そして、検知し
た時間長さT、T′の比から触針34の振動中心と内周
壁29Aとの間の距離を算出し、算出した距離及び触針
34の振動中心の位置から触針4が接触した内周壁29
Aの接触位置を求める。この工程を繰り返して少なくと
も3箇所の接触位置を求め、この3箇所の接触位置に基
づいて極小孔29の内径を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極小孔の内径寸法を測定
する極小孔径の測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機器類の小型化や高精度化に伴って、機
器類に使用される部品に極小孔が形成されることが多く
なり、この極小孔の加工精度を確認することが求められ
ている。従来、部品等に形成された直径1mm以下の極
小孔の加工精度は、ピンゲージを使用して測定される。
すなわち、ピンゲージで極小孔の内径を測定する場合、
所定のピンゲージを極小孔に嵌入して、ピンゲージの嵌
入状態から判断して極小孔の内径が求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピンゲ
ージで極小孔の内径を測定する場合、ピンゲージの嵌入
状態から判断して極小孔の内径を求めるので、測定者の
勘に頼ることになり、極小孔の内径を正確に測定するこ
とができないという問題がある。本発明はこのような事
情に鑑みてなされたもので、極小孔の内径を正確に測定
することができる極小孔径の測定方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、触針を一定振幅で振動させる触針加振手段
と、前記触針又は前記ワークのいづれか一方を移動させ
て、前記ワークに形成された極小孔の中の任意位置に前
記触針を位置させ、その時の前記触針又は前記ワークの
いづれか一方の移動量を求める移動手段と、前記極小孔
の中の任意位置に挿入された前記触針が一定振幅で振動
した場合、前記触針と前記内周壁とが接触している間の
時間長さT′と前記触針と前記内周壁とが非接触の間の
時間長さTとを検知し、該検知した時間長さT、T′の
比を算出する算出手段と、前記算出されたT、T′の比
に基づいて前記触針の振動中心と前記内周壁との間の距
離を算出し、かつ前記移動手段で求めた前記触針又は前
記ワークのいづれか一方の移動量に基づいて前記触針の
振動中心を求め、前記算出した距離と前記触針の振動中
心の位置とから前記触針が接触した前記内周壁の接触位
置を求める演算手段と、を備え、前記触針が接触した前
記内周壁の接触位置を少なくとも3箇所求めて、該求め
られた少なくとも3箇所の接触位置に基づいて前記極小
孔の内径を算出することを特徴としている
【0005】
【作用】本発明によれば、ワークに形成された極小孔の
中の任意位置に挿入した触針を一定振幅で振動させて、
触針と内周壁とが接触している間の時間長さT′と触針
と内周壁とが非接触の間の時間長さTとを検知する。そ
して、検知した時間長さT、T′の比から触針の振動中
心と内周壁との間の距離を算出し、算出した距離及び触
針の振動中心の位置から触針が接触した内周壁の接触位
置を求める。
【0006】内周壁の接触位置を求めた後、触針又はワ
ークのいづれか一方を移動させて、触針を極小孔内の新
たな位置に移動し、上記工程を繰り返し、触針が接触し
た内周壁の新たな接触位置を求める。そして、少なくと
も3箇所の接触位置を求めて、この3箇所の接触位置に
基づいて極小孔の内径を算出する。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る極小孔径
の測定方法及び装置について詳説する。図1は極小孔径
の測定装置の側面図であり、極小孔径の測定装置10は
本体12、触針加振手段14、移動手段16、デューテ
ィ比算出手段18及び演算部19を備えている。本体1
2はベース20を有し、ベース20には支柱22が立設
されている。支柱22の上端部には支持部24が設けら
れている。
【0008】移動手段16はX−Yステージ26Aを有
し、X−Yステージ26Aはベース20に取り付けられ
ている。X−Yステージ26Aの上部にはZステージ2
6Bが取り付けられている。Zステージ26Bにはチル
ト機構が備えられている。移動制御部28は、X−Yス
テージ26AをX軸方向やY軸方向に移動し、Zステー
ジ26BをZ軸方向(上下方向)に移動する。
【0009】また、移動制御部28はZステージ26B
のチルト機構を制御する。従って、移動手段16は、Z
ステージ26Bに載置されたワーク28をX軸方向、Y
軸方向及びZ軸方向に移動し、さらに、移動手段16は
チルト機構でワーク28の傾斜角を調整する。ワーク2
8には極小孔29が形成され、極小孔29の内周壁は符
号29Aで示される。
【0010】また、触針加振手段14は加振部30及び
加振制御部32を備え、加振部30は支持部24の下部
に設けられている。加振部30はX軸用ピエゾ及びY軸
用ピエゾ(図示せず)を有し、触針34はこれらのピエ
ゾにそれぞれ取り付けられている。これにより、加振部
30のX軸用ピエゾを作動すると触針34はX軸方向に
加振される。また、加振部30のY軸用ピエゾを作動す
ると触針34はY軸方向に加振される。
【0011】図2に示すように、触針34は下端部が四
角錐34Aに形成されている。四角錐34Aは、図3に
示すように底面が正方形に形成され、四角錐34Aの底
面は対向する頂角と頂角とを結ぶ線がそれぞれ、X軸及
びY軸に平行になるように配置されている。底面は円ま
たは三角形でも良いが、円形は被測定穴が小さくなる
と、接触点が不明確になり、三角形は触針の支柱に対し
て触針直径Dが大きくなるので正方形が望ましい。従っ
て、触針34がX軸用ピエゾ又はY軸用ピエゾによって
X軸方向又はY軸方向に加振されると、触針34の頂角
が内周壁29Aに当接するので、触針34の接触位置が
正確になる。
【0012】また、上述したX軸用ピエゾ又はY軸用ピ
エゾの作動は加振制御部32で制御される。すなわち、
加振制御部32はX軸用ピエゾを作動する場合とY軸用
ピエゾを作動する場合とに切り換え可能に構成され、加
振制御部32を切り換えて操作するすることによりいず
れか一方のピエゾが作動する。これにより、触針34が
X軸方向又はY軸方向に振動する。
【0013】この場合、図2、図4に示すように、触針
34の振動中心0から極小孔29の内周壁29Aまでの
距離をdとし、X軸方向に加振された触針34の振幅を
aとして、d<aと設定すると、触針34が振動中心0
から+a方向(極小孔29の内周壁29A方向)に距離
dだけ移動して極小孔29の内周壁29Aに接触する
(図4上のt1 、t3 、t5 接触位置)。触針34は極
小孔29の内周壁29Aに接触した後も+a方向に移動
しようとするので触針34に撓みが生じる。そして、触
針34の移動が+a方向から−a方向に切り換わると、
触針34の撓みが減少して、図4上のt2 、t4 、t6
接触位置で触針34とワーク28と内周壁29Aとの接
触が解除される。
【0014】図2に示すように、タッチ検出回路36は
電源36Aを有している。タッチ検出回路36の上部の
端子が触針34に電気的に接続され、タッチ検出回路3
6の下部の端子がワーク28に電気的に接続されてい
る。従って、触針34が極小孔29の内周壁29Aに接
触すると、タッチ検出回路36は電圧Vを出力し、触針
34が極小孔29の内周壁29Aから離れるとタッチ検
出回路36は電圧を出力しない。
【0015】従って、タッチ検出回路36は、図5に示
すように、t1 〜t2 間、t3 〜t 4 間及びt5 〜t6
間で電圧Vを出力し、t2 〜t3 間及びt4 〜t5 間で
電圧Vを出力しない矩形信号をデューティ比検出回路3
8に出力する。デューティ比検出回路38は、t1 〜t
2 間、t3 〜t4 間及びt5 〜t6 間の時間(すなわ
ち、触針34が極小孔29の内周壁29Aに接触してい
る時間)T′と、t2 〜t3 間及びt4 〜t5 間の時間
(すなわち、触針34が極小孔29の内周壁29Aに接
触していない時間)Tを測定し、T′/T(以下、デュ
ーティ比と称す)を算出する。
【0016】演算部19は、図6に示す触針34の振動
中心に対する極小孔29の内周壁29Aの接触位置とデ
ューティ比との関係を示したグラフに基づいて、デュー
ティ比検出回路38で算出したデューティ比から、触針
34から極小孔29の内周壁29Aまでの距離dを求め
る。また、演算部19は、前述したX−Yステージ26
Aの移動量と触針直径Dから触針34の振動中心0を求
めることにより、触針34が接触した極小孔29の内周
壁29Aの接触位置を算出する。
【0017】また、図1に示すように、極小孔径の測定
装置10は画像処理手段40を備え、画像処理手段40
は撮像部42及び画像処理部44を有している。撮像部
42は支持部24に設けられ、ワーク28の孔28Aを
撮像可能な位置に配置されている。撮像部42と触針3
4とは一定の位置関係に設定されている。画像処理部4
4には撮像部42が撮像した画像が入力され、画像処理
部44は触針34を画像中心にしてワーク28の孔29
Aを含む画像を表示部に表示する。
【0018】前記の如く構成された本発明に係る極小孔
径の測定装置の作用を説明する。先ず、Zステージ26
Bにワーク28を載置し、画像処理手段40の撮像部4
2でワーク28の孔29Aを撮影する。撮像部42で撮
影された画像は画像処理部44に導かれ、画像処理部4
4の表示部に表示される。そして、表示部に表示された
画像を見ながら、移動手段16の移動制御部28を作動
してX−Yステージ26AをX軸方向やY軸方向に移動
し、ワーク28の極小孔のa点(図7参照)を原点位置
に位置決めする。
【0019】次に、移動制御部28を作動してZステー
ジ26BをZ軸方向(上下方向)に移動する。これによ
り、触針34がワーク28のa点位置に挿入される。次
いで、加振制御部32を駆動してX軸用ピエゾを作動す
る。これにより、触針34がX軸方向に振動する。触針
34が振動すると、タッチ検出回路36は触針34が極
小孔29の内周壁29Aに接触したとき電圧Vを出力
し、触針34が極小孔29の内周壁29Aから離れたと
き電圧Vの出力を停止する。これにより、図4に示す矩
形信号がデューティ比検出回路38に入力される。
【0020】デューティ比検出回路38は入力された矩
形信号に基づいてデューティ比を算出する。デューティ
比検出回路38で算出されたデューティ比は演算部19
に入力され、演算部19は、図5に示す触針34の振動
中心に対する極小孔29の内周壁29Aの接触位置とデ
ューティ比との関係を示したグラフに基づいて、入力さ
れたデューティ比から触針34から極小孔29の内周壁
29Aまでの距離daを求める。また、演算部19は、
前述したX−Yステージ26Aの移動量から触針34の
振動中心0を求めることにより、触針34が接触した極
小孔29の内周壁29Aの接触位置a′(xa 、ya
を算出する。
【0021】次に、a点位置の触針34をb点位置に移
動させる。次いで、加振制御部32を駆動してX軸用ピ
エゾを作動してデューティ比検出回路38でデューティ
比を算出する。そして、算出されたデューティ比に基づ
いて、演算部19で触針34から極小孔29の内周壁2
9Aまでの距離db を求め、さらに、触針34が接触し
た極小孔29の内周壁29Aの接触位置b′(xb 、y
b )を算出する。
【0022】続いて、触針34をc点位置に移動させ、
加振制御部32をY軸用ピエゾ作動用に切り換えてから
加振制御部32を駆動する。これにより、Y軸用ピエゾ
が作動してデューティ比検出回路38でデューティ比が
算出される。そして、算出されたデューティ比に基づい
て、演算部19で触針34から極小孔29の内周壁29
Aまでの距離dc を求め、さらに、触針34が接触した
極小孔29の内周壁29Aの接触位置c′(xc
c )を算出する。このように、極小孔29の内周壁2
9Aの接触位置a′(xa 、ya )、b′(xb
b )及びc′(xc 、yc )の接触位置から、ワーク
28の極小孔28Aの内径を算出する。
【0023】前記実施例では先端部が正方形に形成され
た触針34を使用した場合について説明したが、これに
限らず、触針34を三角形や円等の正方形以外の形状に
形成してもよく、また、触針34の下端部に接触用の突
起を3個又は4個形成してもよい。前記実施例では加振
部30としてピエゾ素子を使用して触針34を加振する
場合について説明したが、これに限らず、ピエゾ素子に
換えて磁歪素子、コイル又はカムを使用して触針34を
加振してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る極小孔
径の測定方法及び装置によれば、触針を極小孔内で一定
振幅で振動させて、触針と内周壁とが接触している間の
時間長さT′と触針と内周壁とが非接触の間の時間長さ
Tとを検知する。そして、検知した時間長さT、T′の
比から触針の振動中心と内周壁との間の距離を算出し、
算出した距離及び触針の振動中心の位置から触針が接触
した内周壁の接触位置を求める。この工程を繰り返して
少なくとも3箇所の接触位置を求め、この3箇所の接触
位置に基づいて極小孔の内径を算出する。
【0025】このように、極小孔の内径寸法を測定装置
を使用して測定することができるので、従来のようにピ
ンゲージを極小孔内に嵌入して、ピンゲージの嵌入状態
から測定者の勘で極小孔の内径を求める必要がない。従
って、極小孔の内径を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る極小孔径の測定装置の側面図
【図2】極小孔径の測定装置の触針が加振された状態を
説明する説明図
【図3】図2のA−A矢視図
【図4】極小孔径の測定装置の触針の振動状態を説明す
る説明図
【図5】極小孔径の測定装置のタッチ検出回路から出力
された矩形信号を説明する説明図
【図6】極小孔径の測定装置の触針の振動中心とワーク
の内周壁間の距離及びデューティ比の関係を示したグラ
【図7】極小孔径の測定装置でワークの極小孔径を測定
する方法を説明した説明図
【符号の説明】
10…極小孔径の測定装置 14…触針加振手段 16…移動手段 18…デューティ比算出手段 19…演算手段 28…ワーク 29…極小孔 29A…内周壁 34…触針 34A…触針の先端部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 移動手段16はX−Yステージ26Aを
有し、X−Yステージ26Aはベース20に取り付けら
れている。X−Yステージ26Aの上部にはZステージ
26Bが取り付けられている。Zステージ26Bにはチ
ルト機構が備えられている。移動制御部27は、X−Y
ステージ26AをX軸方向やY軸方向に移動し、Zステ
ージ26BをZ軸方向(上下方向)に移動する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 また、移動制御部27はZステージ26
Bのチルト機構を制御する。従って、移動手段16は、
Zステージ26Bに載置されたワーク28をX軸方向、
Y軸方向及びZ軸方向に移動し、さらに、移動手段16
はチルト機構でワーク28の傾斜角を調整する。ワーク
28には極小孔29が形成され、極小孔29の内周壁は
符号29Aで示される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 前記の如く構成された本発明に係る極小
孔径の測定装置の作用を説明する。先ず、Zステージ2
6Bにワーク28を載置し、画像処理手段40の撮像部
42でワーク28の孔29Aを撮影する。撮像部42で
撮影された画像は画像処理部44に導かれ、画像処理部
44の表示部に表示される。そして、表示部に表示され
た画像を見ながら、移動手段16の移動制御部27を作
動してX−Yステージ26AをX軸方向やY軸方向に移
動し、ワーク28の極小孔のa点(図7参照)を原点位
置に位置決めする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 次に、移動制御部27を作動してZステ
ージ26BをZ軸方向(上下方向)に移動する。これに
より、触針34がワーク28のa点位置に挿入される。
次いで、加振制御部32を駆動してX軸用ピエゾを作動
する。これにより、触針34がX軸方向に振動する。触
針34が振動すると、タッチ検出回路36は触針34が
極小孔29の内周壁29Aに接触したとき電圧Vを出力
し、触針34が極小孔29の内周壁29Aから離れたと
き電圧Vの出力を停止する。これにより、図4に示す矩
形信号がデューティ比検出回路38に入力される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに形成された極小孔の中の任意位
    置に挿入した触針を一定振幅で振動させて、前記触針と
    前記内周壁とが接触している間の時間長さT′と前記触
    針と前記内周壁とが非接触の間の時間長さTとを検知
    し、 前記検知した時間長さT、T′の比に基づいて前記触針
    の振動中心と前記内周壁との間の距離を算出し、 該算出した距離と前記触針の振動中心の位置とから前記
    触針が接触した前記内周壁の接触位置を求め、 前記内周壁の接触位置を求めた後、前記触針又は前記ワ
    ークのいづれか一方を移動させて、前記触針を極小孔内
    の新たな位置に移動し、 新たな位置で上記工程を繰り返して、前記触針が接触し
    た前記内周壁の新たな接触位置を求め、 該求められた接触位置が少なくとも3箇所になるまで上
    記工程を繰り返し、該求められた少なくとも3箇所の接
    触位置に基づいて前記極小孔の内径を算出することを特
    徴とする極小孔径の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記触針の先端部の断面形状が四角形に
    形成されたことを特徴とする請求項1の極小孔径の測定
    方法。
  3. 【請求項3】 触針を一定振幅で振動させる触針加振手
    段と、 前記触針又は前記ワークのいづれか一方を移動させて、
    前記ワークに形成された極小孔の中の任意位置に前記触
    針を位置させ、その時の前記触針又は前記ワークのいづ
    れか一方の移動量を求める移動手段と、 前記極小孔の中の任意位置に挿入された前記触針が一定
    振幅で振動した場合、前記触針と前記内周壁とが接触し
    ている間の時間長さT′と前記触針と前記内周壁とが非
    接触の間の時間長さTとを検知し、該検知した時間長さ
    T、T′の比を算出する算出手段と、 前記算出されたT、T′の比に基づいて前記触針の振動
    中心と前記内周壁との間の距離を算出し、かつ前記移動
    手段で求めた前記触針又は前記ワークのいづれか一方の
    移動量に基づいて前記触針の振動中心を求め、前記算出
    した距離と前記触針の振動中心の位置とから前記触針が
    接触した前記内周壁の接触位置を求める演算手段と、 を備え、前記触針が接触した前記内周壁の接触位置を少
    なくとも3箇所求めて、該求められた少なくとも3箇所
    の接触位置に基づいて前記極小孔の内径を算出すること
    を特徴とする極小孔径の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記触針の先端部の断面形状が四角形に
    形成されたことを特徴とする請求項3の極小孔径の測定
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107413A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Mitsutoyo Corp 形状測定装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107413A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Mitsutoyo Corp 形状測定装置

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