JPH08745Y2 - 避雷ユニット用変流器の取付構造 - Google Patents

避雷ユニット用変流器の取付構造

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JPH08745Y2
JPH08745Y2 JP9478089U JP9478089U JPH08745Y2 JP H08745 Y2 JPH08745 Y2 JP H08745Y2 JP 9478089 U JP9478089 U JP 9478089U JP 9478089 U JP9478089 U JP 9478089U JP H08745 Y2 JPH08745 Y2 JP H08745Y2
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JP
Japan
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current transformer
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protection unit
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bracket
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JP9478089U
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博 藤田
祐治 工藤
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電線が電撃を受けた時、避雷ユニットによ
りそれを速やか大地へ放電するとともに、続流を抑制遮
断して永久地絡を防止することができる避雷装置の前記
避雷ユニットの故障を検出するための変流器の取付構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
送電線用避雷装置の鉄塔への装着方法について、第7
図により説明すると、鉄塔の支持アーム先端部に締付け
固定された取付アダプタ41の下面には、避雷ユニット42
の上端部に設けた接地側電極金具43が接触され、ボルト
44により締付け固定されている。また、避雷ユニット42
の上端部に設けた接地導体金具45には端子金具46が嵌合
固定され、前記取付アダプタ41の上面と端子金具46との
間には接地導体47が架設され、同接地導体47にはこれを
貫通する変流器48が絶縁ボルト49及びブラケット50によ
り支持されている。又、図示しないがボルト49及びブラ
ケット50を用いて接地導体47の下方に変流器を平行状に
対向配置する装置もある。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、前記従来の避雷ユニット用変流器48の取付
構造は、いずれも取付アダプタ41に対し一対の絶縁ボル
ト49及びブラケット50を介して変流器48を取付けている
ので、絶縁ボルト49で支持する際、変流器の高さを調節
しつつ、絶縁ボルト49を取付アダプタ41の捩じ込み、か
つ変流器48の固定用ナットの締付け作業を行う必要があ
るため取付作業が煩雑であった。
この考案の目的は前記従来技術に存する問題点を解消
して、変流器の取付作業を容易に行うことができる避雷
ユニット用変流器の取付構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、鉄塔等の支持ア
ームに装着される導電材よりなる取付アダプタに避雷ユ
ニットを取り付け、該避雷ユニットの接地側端部から導
出された接地用端子金具と前記取付アダプタの表面との
間に両者を電気的に接続する接地導体を架設し、該接地
導体にはブラケットを取り付け、該ブラケットに対し前
記接地導体を取巻くように変流器を取付けるという手段
をとっている。
〔作用〕
この考案は上記手段をとったことにより、接地導体に
対し取付ブラケットを使用して変流器を支持することが
でき、従って、変流器の取付作業を容易に行うことがで
きる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を第1図〜第5
図に基づいて説明する。
第5図に示すように、鉄塔1の支持アーム2には上部
吊下金具3を介して懸垂碍子連4が吊下され、該懸垂碍
子連4の下部には下部吊下金具5及び電線クランプ6を
介して送電線7が装着されている。
前記支持アーム2の一側には取付アダプタ8が水平に
片持ち支持され、該アダプタ8の先端下面には避雷ユニ
ット9が垂下固定されている。
前記避雷ユニット9の内部には、電圧−電流特性が非
直線性の酸化亜鉛などを素材とする限流素子(図示略)
は収容されている。
前記下部吊下金具5には課電側の放電電極11が支持さ
れ、一方、前記避雷ユニット9の下端部には接地側の放
電電極12が支持され、前記放電電極11と所定の放電間隙
Gをもって対向されている。
第2図に示すように、前記取付アダプタ8の上面には
前記避雷ユニット9の上端部から上方に突出した接地用
端子金具13と取付アダプタ8を電気的に接続する接地導
体14が締付金具15及びボルト16,17により固定されてい
る。前記接地導体14の上面には二叉状をなす取付ブラケ
ット18がボルト17により支持されている。このブラケッ
ト18には分割型変流器19が装着されている。この変流器
19は上部変流器片20と下部変流器片21とからなり、両変
流器片20,21の左右両側に折り曲げ形成した係止片20a,2
1aにはねじ挿通孔20b,21bが形成され、前記取付ブラケ
ット18の両先端部に形成したねじ挿通孔18aに挿通され
るボルト23及びナットにより締付け固定されている。
又、前記下部変流器片21の底部にはコイルユニット22が
装着され、該ユニット22にはリード線24が接続され、該
リード線24には表示ユニット25(第5図参照)が接続さ
れている。さらに、前記係止片20aと前記ブラケット18
との間には絶縁スペーサ26が介在されている。
次に、前記のように構成した避雷碍子装置について、
その作用を説明する。
今、送電線7に雷サージ電流が侵入すると、この電流
は下部吊下金具5、課電側放電電極11から気中放電間隙
Gをフラッシオーバして接地側の放電電極12に至り、さ
らに避雷ユニット9内の限流素子(図示略)を通り、上
部の接地用端子金具13から締付金具15を経て接地導体14
に流れ、取付アダプタ8及び支持アーム2を経て鉄塔1
に流れ、大地に放電される。
又、雷サージに続く通常の運転電圧に基づく続流電流
は、前記気中放電間隙G及び限流素子の抵抗値の復元に
より抑制遮断され地絡事故が防止される。
前記避雷ユニット9の限流素子が長期使用により劣化
して絶縁性が低下した場合には、前述した続流電流が遮
断されないので、前記端子金具13から接地導体14を経て
取付アダプタ8へと続流電流が流れる。この時接地導体
14を流れる続流電流によって前記分割型変流器19の閉ル
ープを構成した鉄心が磁化され、これによりコイルユニ
ット22に電流が流れるため、これがリード線24を経て表
示ユニット25に導かれ、ここで表示動作が行われる。
さて、この考案においては、前述したように取付ブラ
ケット18により分割変流器19の係止片20a,21aをボルト2
3により固定するようにしたので、面倒な位置調整を行
うことなく、変流器の取付作業を容易に行うことができ
る。
なお、この考案は次のように具体化することもでき
る。
第6図に示すように、接地導体14の上面に支持部31a
を有する取付ブラケット31をボルトにより固定し、該取
付ブラケット31の先端部に変流器の上面に形成した係止
片をボルトにより締付固定すること。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は面倒な調整作業をす
ることなく接地導体に変流器を容易に取付けることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した変流器の取付構造を示す
分解斜視図、第2図は変流器の取付構造を示す正面図、
第3図は第2図の平面図、第4図は変流器の正面図、第
5図は避雷碍子装置全体を示す正面図、第6図はこの考
案の別例を示す部分斜視図、第7図は従来の変流器の取
付構造を示す斜視図である。 9……避雷ユニット、13……接地用端子金具、14……接
地導体、18……取付ブラケット、18a……ねじ挿通孔、1
9……分解型変流器、20……上部変流器片、21……下部
変流器片、20a,21a……係止片、22……コイルユニッ
ト、23……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄塔等の支持アームに装着される導電材よ
    りなる取付アダプタに避雷ユニットを取り付け、該避雷
    ユニットの接地側端部から導出された接地用端子金具と
    前記取付アダプタの表面との間に両者を電気的に接続す
    る接地導体を架設し、該接地導体にはブラケットを取り
    付け、該ブラケットに対し前記接地導体を取巻くように
    変流器を取付けたことを特徴とする避雷ユニット用変流
    器の取付構造。
JP9478089U 1989-08-12 1989-08-12 避雷ユニット用変流器の取付構造 Expired - Lifetime JPH08745Y2 (ja)

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JPH0334224U JPH0334224U (ja) 1991-04-04
JPH08745Y2 true JPH08745Y2 (ja) 1996-01-10

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