JPH087410Y2 - 塗り絵 - Google Patents
塗り絵Info
- Publication number
- JPH087410Y2 JPH087410Y2 JP1991102418U JP10241891U JPH087410Y2 JP H087410 Y2 JPH087410 Y2 JP H087410Y2 JP 1991102418 U JP1991102418 U JP 1991102418U JP 10241891 U JP10241891 U JP 10241891U JP H087410 Y2 JPH087410 Y2 JP H087410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- coloring
- paint
- flocking
- design pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、所定の図柄の縁線を
植毛して縁取りした塗り絵に関するものである。
植毛して縁取りした塗り絵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗り絵は、周知のように、通常の
厚さの紙または厚目のボード紙上に、平面的に所定の図
柄模様を印刷して形成されているにすぎない。このよう
な塗り絵で所定の図柄模様に絵の具やマーカペンで塗り
込むようにしている。
厚さの紙または厚目のボード紙上に、平面的に所定の図
柄模様を印刷して形成されているにすぎない。このよう
な塗り絵で所定の図柄模様に絵の具やマーカペンで塗り
込むようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
塗り絵では、図柄模様の縁や境界部分が平面的であるこ
とと、一般に幼児や低学年の児童が塗り絵を使用するた
めに、隣接する図柄模様の境界からはみ出して塗り込ん
でしまい、結果的に塗り上がった塗り絵は、図柄模様の
境界や縁の判然としない乱雑な塗り絵となってしまうこ
とが多々あった。
塗り絵では、図柄模様の縁や境界部分が平面的であるこ
とと、一般に幼児や低学年の児童が塗り絵を使用するた
めに、隣接する図柄模様の境界からはみ出して塗り込ん
でしまい、結果的に塗り上がった塗り絵は、図柄模様の
境界や縁の判然としない乱雑な塗り絵となってしまうこ
とが多々あった。
【0004】この考案は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、絵の具やマーカペンで塗るとき
の図柄模様の縁線や境界からはみ出すのを防止すること
ができ、見た目にも立体感と柔らかさが得られ、創造的
な美しい仕上がりとなり、子供部屋の飾りとしても、十
分な価値のある塗り絵を提供することを目的とする。
ためになされたもので、絵の具やマーカペンで塗るとき
の図柄模様の縁線や境界からはみ出すのを防止すること
ができ、見た目にも立体感と柔らかさが得られ、創造的
な美しい仕上がりとなり、子供部屋の飾りとしても、十
分な価値のある塗り絵を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係る塗り絵
は、厚目のボード紙の上面に絵の具やマーカペンなどで
塗り込むための所定の塗り込み部となる所望の図柄模様
を描き、この図柄模様の各隣接する部分がそれぞれ区分
されるように、各境界および縁に柔毳な植毛を施して縁
取り加工し、前記図柄模様以外の背景となる全面にも前
記植毛加工を施したことを特徴とする。
は、厚目のボード紙の上面に絵の具やマーカペンなどで
塗り込むための所定の塗り込み部となる所望の図柄模様
を描き、この図柄模様の各隣接する部分がそれぞれ区分
されるように、各境界および縁に柔毳な植毛を施して縁
取り加工し、前記図柄模様以外の背景となる全面にも前
記植毛加工を施したことを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案における塗り絵は、植毛して縁取りし
た図柄模様に絵の具やマーカペンで塗り込むときに、植
毛した部分が隣接する図柄模様の絵の具やマーカペンの
インクのストッパとなり、図柄模様の縁や境界からはみ
出すことがなく、失敗なく、塗り上がりをすることにな
る。
た図柄模様に絵の具やマーカペンで塗り込むときに、植
毛した部分が隣接する図柄模様の絵の具やマーカペンの
インクのストッパとなり、図柄模様の縁や境界からはみ
出すことがなく、失敗なく、塗り上がりをすることにな
る。
【0007】
【実施例】以下、この考案の塗り絵の実施例について図
面に基づき説明する。図1はその一実施例の平面図であ
り、図2は図1のA−A線に沿って切断して示す拡大断
面図である。この図1,図2の両図において、1は厚目
のボード紙であり、塗り絵の本体を構成するものであ
る。
面に基づき説明する。図1はその一実施例の平面図であ
り、図2は図1のA−A線に沿って切断して示す拡大断
面図である。この図1,図2の両図において、1は厚目
のボード紙であり、塗り絵の本体を構成するものであ
る。
【0008】このボード紙1の上面には、所定の塗り込
み部となる図柄模様があらかじめ描かれており、図示の
実施例では、オートバイ2に少年3が乗っており、青空
に太陽4が輝いている状態の図柄模様の場合を例示して
いる。
み部となる図柄模様があらかじめ描かれており、図示の
実施例では、オートバイ2に少年3が乗っており、青空
に太陽4が輝いている状態の図柄模様の場合を例示して
いる。
【0009】この図柄模様のうち、オートバイ2は前輪
2a、後輪2b、サドル2c、ハンドル2d、マフラ2
eなどが区分されるように、境界および縁には柔毳な植
毛を施して、縁取り5により縁取りされている。
2a、後輪2b、サドル2c、ハンドル2d、マフラ2
eなどが区分されるように、境界および縁には柔毳な植
毛を施して、縁取り5により縁取りされている。
【0010】同様にして、オートバイ2に乗っている少
年3も、脚部3a、臀部3b、胴体3c、顔3d、頭部
3e、腕3fなどもそれぞれ隣接する部分を区別するよ
うに植毛により縁取り6で縁取りされている。
年3も、脚部3a、臀部3b、胴体3c、顔3d、頭部
3e、腕3fなどもそれぞれ隣接する部分を区別するよ
うに植毛により縁取り6で縁取りされている。
【0011】さらに、太陽4も全く同様にして、植毛に
より、縁取り7が施されている。これらの植毛による縁
取り5、6、7は、レーヨン又は6及び6.6ナイロン
など(2〜3デニールの太さで0.5〜0.7mmの長
さ)のカットしたパイルで植毛加工が行われ、図1、図
2に示すように、ボード紙1の各図柄模様、すなわち、
オートバイ2、少年3、太陽4以外の背景となる全面に
も、たとえば、黒色で植毛加工8を施している。
より、縁取り7が施されている。これらの植毛による縁
取り5、6、7は、レーヨン又は6及び6.6ナイロン
など(2〜3デニールの太さで0.5〜0.7mmの長
さ)のカットしたパイルで植毛加工が行われ、図1、図
2に示すように、ボード紙1の各図柄模様、すなわち、
オートバイ2、少年3、太陽4以外の背景となる全面に
も、たとえば、黒色で植毛加工8を施している。
【0012】この図示の実施例では、植毛加工8および
各縁取り5,6,7は黒色の場合を示しているが、その
色については特に限定されるものではなく、赤,青,
黄、その他適宜な色の着色を施せばよい。
各縁取り5,6,7は黒色の場合を示しているが、その
色については特に限定されるものではなく、赤,青,
黄、その他適宜な色の着色を施せばよい。
【0013】このように塗り絵を形成することにより、
各図柄に絵の具やマーカペンなどにより、オートバイ2
の前輪2a、後輪2b、少年3の胴体3c、頭部3eな
どを順次好みの手順で塗り込んでいくと、塗り絵が完成
するわけであるが、この絵の具やマーカペンを塗り込む
ときに、各縁取り5,6,7がこれらの絵の具やマーカ
ペンのインクのストッパとなって、隣接する図柄模様の
領域にはみ出すのを防止する。
各図柄に絵の具やマーカペンなどにより、オートバイ2
の前輪2a、後輪2b、少年3の胴体3c、頭部3eな
どを順次好みの手順で塗り込んでいくと、塗り絵が完成
するわけであるが、この絵の具やマーカペンを塗り込む
ときに、各縁取り5,6,7がこれらの絵の具やマーカ
ペンのインクのストッパとなって、隣接する図柄模様の
領域にはみ出すのを防止する。
【0014】したがって、各図柄模様の境界がはっきり
し、失敗の少ない、美しい塗り絵が仕上がる。したがっ
て塗り絵を行う幼児などに仕上がり状態の良好さに賛辞
を贈れば、幼児などが再度の塗り絵を行う意欲を惹起さ
せる。
し、失敗の少ない、美しい塗り絵が仕上がる。したがっ
て塗り絵を行う幼児などに仕上がり状態の良好さに賛辞
を贈れば、幼児などが再度の塗り絵を行う意欲を惹起さ
せる。
【0015】また、失敗が少ないことにともない、創造
的な美しい塗り絵ができ上がるので、子供部屋の飾りと
しても十分な利用価値を有することになる。そして、縁
取り5,6,7および図柄模様以外の部分の背景が植毛
されているから、立体感、及び外観上の柔らかさが得ら
れる。
的な美しい塗り絵ができ上がるので、子供部屋の飾りと
しても十分な利用価値を有することになる。そして、縁
取り5,6,7および図柄模様以外の部分の背景が植毛
されているから、立体感、及び外観上の柔らかさが得ら
れる。
【0016】なお、上記実施例では、植毛に供する繊維
は、ナイロンなどの本来撥水性を有する繊維による場合
について例示したが、その他ポリエステルなどでも良
く、又これらの繊維のほかに、シリコンなどによる撥水
処理加工を施した繊維の使用がより好ましい。
は、ナイロンなどの本来撥水性を有する繊維による場合
について例示したが、その他ポリエステルなどでも良
く、又これらの繊維のほかに、シリコンなどによる撥水
処理加工を施した繊維の使用がより好ましい。
【0017】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、厚目
のボード紙に所定の図柄模様の縁や境界に植毛して縁取
りを施すようにしたので、図柄模様に絵の具やマーカペ
ンなどで塗り込んでも、植毛した縁取りが絵の具やマー
カペンのインクのストッパとなり、隣接した図柄模様へ
のはみ出しやにじみが防止される。したがって幼児や低
学年の児童でも、失敗のない塗り絵を簡単に仕上げるこ
とができる。
のボード紙に所定の図柄模様の縁や境界に植毛して縁取
りを施すようにしたので、図柄模様に絵の具やマーカペ
ンなどで塗り込んでも、植毛した縁取りが絵の具やマー
カペンのインクのストッパとなり、隣接した図柄模様へ
のはみ出しやにじみが防止される。したがって幼児や低
学年の児童でも、失敗のない塗り絵を簡単に仕上げるこ
とができる。
【0018】また、背景や縁取りが所定の色に着色した
柔毳で植毛しているから、盛り上がった立体感のある創
造的な美しい塗り絵となり、子供部屋の飾りとしても十
分な価値のある塗り絵とすることができる。
柔毳で植毛しているから、盛り上がった立体感のある創
造的な美しい塗り絵となり、子供部屋の飾りとしても十
分な価値のある塗り絵とすることができる。
【図1】この考案の塗り絵の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す拡大断面
図である。
図である。
1 ボード紙 2 オートバイ 3 少年 4 太陽 5 縁取り 6 縁取り 7 縁取り 8 植毛加工
Claims (1)
- 【請求項1】 厚目のボード紙の上面に絵の具やマーカ
ペンなどで塗り込むための所定の塗り込み部となる所望
の図柄模様を描き、この図柄模様の各隣接する部分がそ
れぞれ区分されるように、各境界および縁に柔毳な植毛
を施して縁取り加工し、前記図柄模様以外の背景となる
全面にも前記植毛加工を施したことを特徴とする塗り
絵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102418U JPH087410Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 塗り絵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102418U JPH087410Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 塗り絵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610959U JPH0610959U (ja) | 1994-02-10 |
JPH087410Y2 true JPH087410Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=14326902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991102418U Ceased JPH087410Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 塗り絵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087410Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541825U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-18 | ||
JPH0269368U (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-25 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP1991102418U patent/JPH087410Y2/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610959U (ja) | 1994-02-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20060822 |