JPH087388Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH087388Y2 JPH087388Y2 JP1989146611U JP14661189U JPH087388Y2 JP H087388 Y2 JPH087388 Y2 JP H087388Y2 JP 1989146611 U JP1989146611 U JP 1989146611U JP 14661189 U JP14661189 U JP 14661189U JP H087388 Y2 JPH087388 Y2 JP H087388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- substrate
- plate
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はいわゆるバック照明を有した液晶表示装置に
関する。
関する。
（ロ）従来の技術 従来より、液晶表示器は周囲が暗い場所では表示が読
めないので、特開昭64−84288号公報などに示されるよ
うに、液晶パネルを基板の上方に支持して、その基板と
液晶パネルの間に導光板または特開昭64−15789号公報
に示されるようなエレクトロルミネッセンス（EL）など
の面照光板を配置していた。
めないので、特開昭64−84288号公報などに示されるよ
うに、液晶パネルを基板の上方に支持して、その基板と
液晶パネルの間に導光板または特開昭64−15789号公報
に示されるようなエレクトロルミネッセンス（EL）など
の面照光板を配置していた。
（ハ）考案が解決しようとする課題 ところがこの様な面照光板は、少なくとも表面がアク
リルなどの高分子樹脂で形成されているので、静電気が
発生し易く、塵埃が付着しやすい。また、面照光板と液
晶パネルは、密着させると面照光板の方が寿命が短いの
でその交換ができなくなったり、あるいは密着の程度に
ムラがあると光学干渉を起こして縞模様が現れるので、
両者を離して用いるが、表示器は外界の影響を受けやす
い環境で利用されるので、液晶パネルと照光板の間に塵
埃がたまりやすい。
リルなどの高分子樹脂で形成されているので、静電気が
発生し易く、塵埃が付着しやすい。また、面照光板と液
晶パネルは、密着させると面照光板の方が寿命が短いの
でその交換ができなくなったり、あるいは密着の程度に
ムラがあると光学干渉を起こして縞模様が現れるので、
両者を離して用いるが、表示器は外界の影響を受けやす
い環境で利用されるので、液晶パネルと照光板の間に塵
埃がたまりやすい。
この様な塵埃は、表示器が使用者から注意深く観察さ
れるものであり、液晶パネルは光透過性であるから、僅
かの量であっても目立ち、表示品位を低下させるものに
なっていた。
れるものであり、液晶パネルは光透過性であるから、僅
かの量であっても目立ち、表示品位を低下させるものに
なっていた。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は上述の欠点を改めるために、液晶パネルが少
なくとも対向する２辺で基板の上方に支えられることに
着目して成されたもので、液晶パネルの支持されていな
い辺、若しくはその近傍、に基板側に向けて弾性体、よ
り好ましくは導電性の弾性体を設けたものである。
なくとも対向する２辺で基板の上方に支えられることに
着目して成されたもので、液晶パネルの支持されていな
い辺、若しくはその近傍、に基板側に向けて弾性体、よ
り好ましくは導電性の弾性体を設けたものである。
（ホ）作用 これにより面照光板を基板と液晶パネルの間に挿入す
るときは弾性体が面照光板の表面を払拭することとな
り、その後は面照光板と液晶パネルの間隙を塞ぐことと
なる。
るときは弾性体が面照光板の表面を払拭することとな
り、その後は面照光板と液晶パネルの間隙を塞ぐことと
なる。
（ヘ）実施例 以下本考案を図面に従って説明する。
１はガラスエポキシ、紙エポキシ等を基材とする基板
で、液晶パネルの駆動回路素子11を有したプリント基板
であるが、単に液晶パネルを支持するのみの板でもよ
い。
で、液晶パネルの駆動回路素子11を有したプリント基板
であるが、単に液晶パネルを支持するのみの板でもよ
い。
２はドットマトリクスなどの表示を行う液晶パネル
で、少なくとも対向する２辺に導電ゴム31などの接続手
段を介在させ、金属の枠体４に収納し枠体４の脚部を基
板１の裏面に貫通させ折り曲げることで、液晶パネル２
は基板１の上方に支持されている。この液晶パネルは、
例えば表示容量が640×480ドット（パネルの大きさ250m
m×200mm）等のように大きくなると、端子数も多くな
り、液晶パネルの上下両辺から信号線、左辺から走査線
を駆動回路に接続することがあり、この場合その接続に
は液晶パネルの各辺の長さに略等しい長さ（幅）の前述
した導電ゴム31と薄膜状配線（通称ヒートシール配線
材）32等が併用されるので、液晶パネル２と基板１の間
隙は液晶パネル２の三辺が塞がれ、右辺の１辺だけが開
放される。またこの様な端子取り出しを行わない場合で
も、上下両辺に平行に棒状の導電ゴムを配置したり、コ
字状のスペーサを用いたりして、基板１と液晶パネル２
を間隙が2.0〜3.5mm（導光板によっては8mm程度のこと
もある）になる様に平行に保持される。
で、少なくとも対向する２辺に導電ゴム31などの接続手
段を介在させ、金属の枠体４に収納し枠体４の脚部を基
板１の裏面に貫通させ折り曲げることで、液晶パネル２
は基板１の上方に支持されている。この液晶パネルは、
例えば表示容量が640×480ドット（パネルの大きさ250m
m×200mm）等のように大きくなると、端子数も多くな
り、液晶パネルの上下両辺から信号線、左辺から走査線
を駆動回路に接続することがあり、この場合その接続に
は液晶パネルの各辺の長さに略等しい長さ（幅）の前述
した導電ゴム31と薄膜状配線（通称ヒートシール配線
材）32等が併用されるので、液晶パネル２と基板１の間
隙は液晶パネル２の三辺が塞がれ、右辺の１辺だけが開
放される。またこの様な端子取り出しを行わない場合で
も、上下両辺に平行に棒状の導電ゴムを配置したり、コ
字状のスペーサを用いたりして、基板１と液晶パネル２
を間隙が2.0〜3.5mm（導光板によっては8mm程度のこと
もある）になる様に平行に保持される。
５は、基板１と液晶パネル２の間に配置された液晶パ
ネル２より少し幅の狭い面照光板で、例えば厚さが0.7
〜1.3mmの薄板状のエレクトロルミネッセンスからな
る。
ネル２より少し幅の狭い面照光板で、例えば厚さが0.7
〜1.3mmの薄板状のエレクトロルミネッセンスからな
る。
６は液晶パネル２の支持されていない辺、若しくはそ
の近傍の枠体４の裏面に基板１側に向けて設けられた弾
性体で、例えばカーボン粒子を混入させた発泡樹脂、又
は電解液を含浸させたスポンジから成り、その基板１側
の先端が面照光板５の表面に当接するように設けられて
いる。この様な弾性体６は、液晶パネル２の辺と同じか
少し長い長さがあれば好ましいが、液晶パネルの隅には
アース端子があったり、他の部品により小さな空間がで
き、たまった塵埃が拡散し難くなる場合が多いので、多
少短くてもよい。
の近傍の枠体４の裏面に基板１側に向けて設けられた弾
性体で、例えばカーボン粒子を混入させた発泡樹脂、又
は電解液を含浸させたスポンジから成り、その基板１側
の先端が面照光板５の表面に当接するように設けられて
いる。この様な弾性体６は、液晶パネル２の辺と同じか
少し長い長さがあれば好ましいが、液晶パネルの隅には
アース端子があったり、他の部品により小さな空間がで
き、たまった塵埃が拡散し難くなる場合が多いので、多
少短くてもよい。
また対向する辺にもこの様な弾性体61を設ければ、面
照光板５の両端を基板１に同じ力で押さえる事ができる
ので、照明が均一となり、より好ましい。
照光板５の両端を基板１に同じ力で押さえる事ができる
ので、照明が均一となり、より好ましい。
なお上述の例において、面照光板はエレクトロルミネ
ッセンスに限られるものではなく、シート状若しくは平
板状の発光照射領域を持つものであれば導光板などにお
いても適用できる。
ッセンスに限られるものではなく、シート状若しくは平
板状の発光照射領域を持つものであれば導光板などにお
いても適用できる。
（ト）考案の効果 以上の如くにより、面照光板の取付け又は交換に当っ
てこれを基板と液晶パネルの間に挿入するときは、面照
光板の表面が三フッ化塩化エチレン系樹脂とかアクリル
樹脂などの高分子樹脂であっても、弾性体が面照光板の
表面を払拭することとなり、その表面に付着した塵埃は
弾性体によって除去され、さらにその弾性体に電導性を
持たせたので、表面に帯電した電荷も除去され塵埃の付
着を防止する。そしてその後は導電体が面照光板と液晶
パネルの間隙を塞ぐこととなる。これにより表示の有効
画面内には塵埃はなく、表示品位を高く維持することが
できる。
てこれを基板と液晶パネルの間に挿入するときは、面照
光板の表面が三フッ化塩化エチレン系樹脂とかアクリル
樹脂などの高分子樹脂であっても、弾性体が面照光板の
表面を払拭することとなり、その表面に付着した塵埃は
弾性体によって除去され、さらにその弾性体に電導性を
持たせたので、表面に帯電した電荷も除去され塵埃の付
着を防止する。そしてその後は導電体が面照光板と液晶
パネルの間隙を塞ぐこととなる。これにより表示の有効
画面内には塵埃はなく、表示品位を高く維持することが
できる。
第１図は本考案実施例の液晶表示装置の走査方向に平行
な側面の断面図で、第２図はその走査方向に直交する側
面の断面図である。 １……基板、２……液晶パネル、31……導電ゴム、４…
…枠体、５……面照光板、６……弾性体。
な側面の断面図で、第２図はその走査方向に直交する側
面の断面図である。 １……基板、２……液晶パネル、31……導電ゴム、４…
…枠体、５……面照光板、６……弾性体。
Claims (1)
- 【請求項１】基板と、少なくとも対向する２辺で基板の
上方に支えられた液晶パネルと、前記基板と前記液晶パ
ネルの間に配置された液晶パネルより少し幅の狭い面照
光板と、液晶パネルの支持されていない辺若しくはその
近傍に基板側に向けられて設けられた導電性弾性体とを
具備したことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146611U JPH087388Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146611U JPH087388Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0384812U JPH0384812U (ja) | 1991-08-28 |
| JPH087388Y2 true JPH087388Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31693176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989146611U Expired - Lifetime JPH087388Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087388Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01152491A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
| JPH01234823A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-20 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1989146611U patent/JPH087388Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0384812U (ja) | 1991-08-28 |
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