JPH087321A - 受発光素子 - Google Patents

受発光素子

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JPH087321A
JPH087321A JP6163171A JP16317194A JPH087321A JP H087321 A JPH087321 A JP H087321A JP 6163171 A JP6163171 A JP 6163171A JP 16317194 A JP16317194 A JP 16317194A JP H087321 A JPH087321 A JP H087321A
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JP
Japan
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light emitting
light
package
optical disc
emitting element
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JP6163171A
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English (en)
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Etsushi Yamamoto
悦史 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パッケージの外部に対して放熱することができ
る受発光素子を提供すること。 【構成】発光素子30のレーザ光をディスクDに照射し
て、このディスクDのもどり光を受光素子PDMで受光
する受発光素子において、発光素子30と、発光素子を
収容するパッケージ1と、パッケージ1に設けられた放
熱用のフィン12と、を備える受発光素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばコンパクトデ
ィスク、光磁気ディスク(MO)、あるいはミニディス
ク(MD)等の光ディスクに情報を記録したり、あるい
は光ディスクの情報を再生するために、光ディスクにレ
ーザ光を照射して、光ディスクからのもどり光を受光す
るようになっている受発光素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに情報を記録したり、あるい
は光ディスクに記録された情報を再生するために光学ピ
ックアップを用いる。この光学ピックアップは、レーザ
カプラーと2軸アクチュエータを備えている。このレー
ザカプラーは、レーザ光を光ディスクの情報記録面に対
して照射する発光素子と、その光ディスクからのもどり
光を受光する受光素子を備えるいわゆる受発光素子であ
る。
【0003】これらの受光素子および発光素子は、図6
のパッケージP内に収容されているのであるが、このパ
ッケージは、たとえばオールセラミック製である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のオ
ールセラミック製のパッケージは、熱抵抗が高く、内部
の熱を外気への放熱する効率が悪い。従って受光素子お
よび発光素子に対して熱的な影響が出やすい。そこで本
発明は上記課題を解消するためになされたものであり、
パッケージの外部に対して放熱することができる受発光
素子を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記構成は、本発明にあ
っては、発光素子のレーザ光をディスクに照射して、こ
のディスクのもどり光を受光素子で受光する受発光素子
において、前記発光素子と、前記発光素子を収容するパ
ッケージと、前記パッケージに設けられた放熱用のフィ
ンと、を備える受発光素子により、達成される。本発明
にあっては、好ましくは前記パッケージは、セラミック
ス製で、前記フィンは、前記発光素子のレーザ光の出る
方向と異なる方向に突出して設けられている。本発明に
あっては、好ましくは前記セラミック製のパッケージに
は、前記発光素子のレーザ光の出る側にガラスの蓋が取
り付けられている。本発明にあっては、好ましくは前記
セラミック製のパッケージに対して別体の前記フィンを
取り付ける。
【0006】
【作用】上記構成によれば、放熱用のフィンを介して外
気との接触面積を増やして、効率良く放熱することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0008】図1は、本発明の受発光素子の好ましい実
施例を含む光ディスク装置の光学系を示す図である。図
1において、受発光素子は、レーザカプラーともいい、
1で示している。この受発光素子1は、通常の光学ピッ
クアップ2に配置されている。図1では、光学ピックア
ップ2は、この受発光素子1と対物レンズ3で構成され
ている。
【0009】受発光素子1は、レーザ光Lにより光ディ
スクDに記録された情報を再生したり、あるいは光ディ
スクDに対して情報を記録するのに用いるものである。
たとえば、光ディスクDがコンパクトディスクの場合に
は、受発光素子1は、コンパクトディスクの情報記録面
に記憶されている情報を再生する場合に用いる。対物レ
ンズ3は光ディスクDと受発光素子1の間に配置されて
いる。この対物レンズ3は光学ピックアップ2におい
て、2軸アクチュエータ(図示せず)により、トラッキ
ング方向TRKとフォーカス方向FCS(光ディスクD
に近づく方向と遠ざかる方向)に沿って移動できるよう
になっている。
【0010】図1の受発光素子1は、たとえば次のよう
な構造になっている。好ましくはセラミック製のパッケ
ージ10は、複数の放熱フィン12を有するものであ
る。セラミック製のパッケージ10の内面側には、サブ
ストレート22が配置されている。このサブストレート
22の上にはマイクロプリズム24および半導体素子2
6が設けられている。サブストレート22は、たとえば
Siサブストレートである。
【0011】半導体素子26は、レーザ光Lを発光する
レーザ半導体チップ30と、このレーザ半導体チップ3
0から発光される後方のレーザ光をモニターするモニタ
ー用の受光部32を有している。レーザ半導体チップ3
0はたとえばレーザダイオードである。
【0012】マイクロプリズム24は、傾斜した半透過
反射面40を有している。この半透過反射面40は、レ
ーザ光Lを透過および反射する面であり、傾斜した状態
でレーザ半導体チップ30に向い合っている。マイクロ
プリズム24の上面42は、レーザ光Lの全反射面とな
っている。
【0013】サブストレート22には、図3に示すよう
に、たとえば両サイドの2つのダイオードPDEとPD
F、そして中央のフォトダイオード群PDMがサブスト
レート22の長手方向に沿って並行に配置されている。
中央のフォトダイオード群PDMは、2つのフォトダイ
オードPDM1,PDM2から構成されている。
【0014】図3において、フォトダイオードPDEと
PDF、そして中央の2つのフォトダイオードPDM
1,PDM2にそれぞれ描かれている円は、レーザ光L
のスポットSPを示している。
【0015】両サイドの2つのフォトダイオードPDE
とPDFは、3つのスポットである0次光、1次光、そ
して−1次光を用いるいわゆる3−スポット法により、
図1の光ディスクDのピットに対してレーザ光Lがオン
トラック状態にあるか、あるいはどの程度デトラック状
態にあるかを示すトラッキングエラー信号を得るために
用いられるものである。
【0016】このようにトラッキングエラー信号を必要
とするのは、次の理由による。つまり図1の光ディスク
Dの回転に伴なう偏心を補うために、トラッキングサー
ボ駆動部に対してこのトラッキングエラー信号を与え
て、光ピックアップ2の対物レンズ3を光ディスクDに
対してトラッキング方向TRKに沿って、トラッキング
サーボ制御をするためである。
【0017】また中央のフォトダイオード群PDMは、
D−3DF法によりフォーカスエラーを得るために用い
られるものである。このようにフォーカスエラー信号を
必要とするのは、次の理由による。つまり図1の光ディ
スクDの回転に伴なう回転軸方向の揺れを補うために、
フォーカスサーボ駆動部に対してこのフォーカスエラー
信号を与えて、光ピックアップ2の対物レンズ3を光デ
ィスクDに対してフォーカス方向FCSに、フォーカス
サーボ制御するためである。
【0018】図3のフォトダイオード群PDMを拡大し
て図4に示している。図4においてフォトダイオードP
DM1,PDM2は、それぞれ3つの領域に分割されて
いる。フォトダイオードPDM1は、受光領域140,
142,144に分割されており、フォトダイオードP
DM2は、受光領域150,152,154に分割され
ている。
【0019】図4において、D−3DF法では、ジャス
トフォーカスの時には、図4の実線の円で示すようにフ
ォトダイオードPDM1とPDM2におけるスポットS
Pの大きさは同じである。これに対して、図1の光ディ
スクDが対物レンズ3に近づくと、図4の破線で示す円
のように、フォトダイオードPDM1におけるスポット
SPが、フォトダイオードPDM2におけるスポットS
Pよりも大きくなる。逆に光ディスクDが対物レンズ3
から遠ざかると、フォトダイオードPDM1におけるス
ポットSPが、フォトダイオードPDM2におけるスポ
ットSPよりも小さくなる。
【0020】図1に示すセラミック製のパッケージ10
の側部60に対しては、一例としてサブストレート22
からワイヤボンディング64が形成されている。側部6
0に対しては、透明のガラス体70がたとえば接着剤に
より固定されている。この透明のガラス体70は、レー
ザ光Lが出射される方向側に配置されている。これに対
して、パッケージ10の放熱用のフィン12は、このレ
ーザ光の出射する方向とは異なる方向、この実施例では
レーザ光Lの出射方向と反対方向に突出して形成されて
いる。各放熱フィン12は、好ましくはたとえば同じ間
隔をおいて並行に配置されているフィンである。
【0021】図2に示すようにこの放熱フィン12は、
たとえばほぼ長方形状の形をしている。セラミックパッ
ケージ10にはその方向を示すための切り欠き部80が
好ましくは形成されている。この切り欠き部80は、た
とえばサブストレート22の長手方向を示している。
放熱フィン12は、セラミック製のパッケージ10に対
して一体的に形成されている。あるいは放熱フィン12
はセラミックパッケージ10に対して別体に予め形成し
て、その後にセラミック製のパッケージ10に対して固
定することにより、一体化することも可能である。この
セラミック製のパッケージ10と放熱フィン12の材質
としては、通常用いられているたとえばアルミナ、ジル
コニアなどを採用できる。あるいはパッケージ20と放
熱フィン12は、セラミック以外の金属材料、たとえば
銅などを用いることもできる。また、セラミック製のパ
ッケージ10に対して、金属製の放熱フィン12を取り
付けてもよい。
【0022】次に、図5の実施例について説明する。図
5の実施例の受発光素子101は、図1の実施例と同様
にセラミックパッケージ110の中にサブストレート2
2等を収めたものである。このサブストレート等の構成
は図1の実施例と同様なのでその説明を省略する。セラ
ミックパッケージ110の一方の面には放熱フィン11
2が突出して形成されている。この実施例における放熱
フィン112は、サブストレート22の長手方向に沿っ
て突出して形成されており、たとえば長方形状のもので
ある。
【0023】この放熱フィン112は、図5における紙
面垂直方向に並べて複数枚突出して配置されている。セ
ラミックパッケージ110の他方の側には、透明のガラ
ス体170が配置されている。この透明のガラス体17
0は、セラミックパッケージ110に対してたとえば接
着剤により固定されている。
【0024】このガラス体170は、レーザ光Lの出射
方向側に配置されている。従って放熱フィン112はレ
ーザ光Lの出射方向とは異なる方向、図5の実施例で
は、レーザ光Lの出射方向と反対方向に突出して形成さ
れている。
【0025】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。たとえば、上述した実施例では光ディスクDとして
コンパクトディスクを例として説明しているが、これに
限らず光磁気ディスクを例に示しているが、これに限ら
ず、他の種類の光ディスクに情報を記録したりあるいは
光ディスクの情報を再生する場合に用いることができ
る。また、蓋はガラス製のものに限らず、透明樹脂製の
ものを用いてもよい。また、放熱フィンは、パッケージ
の各側面に設けるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ッケージの外部に対して放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受発光素子を有する光ディスク装置を
示す図。
【図2】本発明の受発光素子のセラミックパッケージと
その放熱フィンを示す斜視図。
【図3】図1のサブストレート22に形成された受光素
子の配置例を示す図。
【図4】図3のフォトダイオードの配置例を示す拡大
図。
【図5】本発明の受発光素子の別の実施例を有する光デ
ィスク装置を示す図。
【図6】従来のセラミックパッケージを示す斜視図。
【符号の説明】
1 受発光素子 2 光ピックアップ 3 対物レンズ 10 セラミック製のパッケージ 12 放熱フィン 22 サブストレート 30 レーザダイオード(発光素
子) PDE,PDM,PDF フォトダイオード(受光素
子) L レーザ光 D 光ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子のレーザ光をディスクに照射し
    て、このディスクのもどり光を受光素子で受光する受発
    光素子において、 前記発光素子と、 前記発光素子を収容するパッケージと、 前記パッケージに設けられた放熱用のフィンと、を備え
    ることを特徴とする受発光素子。
  2. 【請求項2】 前記パッケージは、セラミックス製で、
    前記フィンは、セラミックス製であり、前記発光素子の
    レーザ光の出る方向と異なる方向に突出して設けられて
    いる請求項1に記載の受発光素子。
  3. 【請求項3】 前記セラミック製のパッケージには、前
    記発光素子のレーザ光の出る側にガラスの蓋が取り付け
    られている請求項2に記載の受発光素子。
  4. 【請求項4】 前記セラミック製のパッケージに対して
    別体の前記フィンを取り付ける請求項1に記載の受発光
    素子。
JP6163171A 1994-06-21 1994-06-21 受発光素子 Pending JPH087321A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023645A1 (de) * 1997-10-31 1999-05-14 Siemens Aktiengesellschaft Optoelektronisches sensormodul
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US6556533B1 (en) 1996-10-01 2003-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup device
US6983472B2 (en) 2001-08-17 2006-01-03 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup
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