JPH0873165A - 乗客コンベアの故障報知装置 - Google Patents
乗客コンベアの故障報知装置Info
- Publication number
- JPH0873165A JPH0873165A JP20754894A JP20754894A JPH0873165A JP H0873165 A JPH0873165 A JP H0873165A JP 20754894 A JP20754894 A JP 20754894A JP 20754894 A JP20754894 A JP 20754894A JP H0873165 A JPH0873165 A JP H0873165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- failure
- passenger conveyor
- balustrade
- banister
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 乗客コンベアから相当に離れていても乗客コ
ンベアを見通すことができる範囲であれば乗客コンベア
の故障あるいは異常状態を的確に確認することができる
乗客コンベアの故障報知装置を提供することにある。 【構成】 複数個無端状に連結された踏段、この踏段の
両側に立設された欄干３、欄干３に沿って走行するハン
ドレール４、欄干３に取付けられた複数個の照明灯５、
故障検出装置７等を備えた。
ンベアを見通すことができる範囲であれば乗客コンベア
の故障あるいは異常状態を的確に確認することができる
乗客コンベアの故障報知装置を提供することにある。 【構成】 複数個無端状に連結された踏段、この踏段の
両側に立設された欄干３、欄干３に沿って走行するハン
ドレール４、欄干３に取付けられた複数個の照明灯５、
故障検出装置７等を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客コンベアの故障報
知装置に関するものである。
知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、実開昭５
３−１０６８６号公報に記載されているように、乗客コ
ンベアが停止したとき、その旨を表示する表示灯を乗客
コンベアの表面部分に設けたものが知られている。
３−１０６８６号公報に記載されているように、乗客コ
ンベアが停止したとき、その旨を表示する表示灯を乗客
コンベアの表面部分に設けたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置によれ
ば、故障または異常状態を報知することは可能である。
しかし、新たに故障表示灯を設けるものであるから、追
加設置工事が必要であるとともに、この故障表示灯を目
視により確認できるのでは、故障表示灯の正面側、距離
が比較的近い範囲に限られてしまう。
ば、故障または異常状態を報知することは可能である。
しかし、新たに故障表示灯を設けるものであるから、追
加設置工事が必要であるとともに、この故障表示灯を目
視により確認できるのでは、故障表示灯の正面側、距離
が比較的近い範囲に限られてしまう。
【０００４】本発明の目的は、乗客コンベアから相当に
離れていても乗客コンベアを見通すことができる範囲で
あれば乗客コンベアの故障あるいは異常状態を的確に確
認することができる乗客コンベアの故障報知装置を提供
することにある。
離れていても乗客コンベアを見通すことができる範囲で
あれば乗客コンベアの故障あるいは異常状態を的確に確
認することができる乗客コンベアの故障報知装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数個無端状に連結された踏段、この踏段の両側に立設さ
れた欄干、欄干に沿って走行するハンドレール、欄干に
取付けられた複数個の照明灯、故障検出装置等を備えた
乗客コンベアの故障報知装置において、前記故障検出装
置が故障を検出したとき、これに連動して前記複数の照
明灯を予め定めた順番で点滅させる故障報知手段を設け
た構成とすることにより達成される。
数個無端状に連結された踏段、この踏段の両側に立設さ
れた欄干、欄干に沿って走行するハンドレール、欄干に
取付けられた複数個の照明灯、故障検出装置等を備えた
乗客コンベアの故障報知装置において、前記故障検出装
置が故障を検出したとき、これに連動して前記複数の照
明灯を予め定めた順番で点滅させる故障報知手段を設け
た構成とすることにより達成される。
【０００６】
【作用】上記の構成であるから、故障時または異常時
は、照明灯の点灯モードが正常運転時で異なるモードと
なるとともに、欄干の全長が故障表示灯の役目を果たす
ことになり表示面積が非常に広くなる。そのためたとえ
乗客コンベア付近の物品、文字等をはっきり確認できな
い程度に離れている位置からでも欄干に設けた照明灯の
照明モードの変化は確認することができ、故障または異
常を知ることができる。
は、照明灯の点灯モードが正常運転時で異なるモードと
なるとともに、欄干の全長が故障表示灯の役目を果たす
ことになり表示面積が非常に広くなる。そのためたとえ
乗客コンベア付近の物品、文字等をはっきり確認できな
い程度に離れている位置からでも欄干に設けた照明灯の
照明モードの変化は確認することができ、故障または異
常を知ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明をエスカレータに適用した実施
例を図に基づいて説明する。
例を図に基づいて説明する。
【０００８】図１は、本発明の一実施例を示す回路図、
図２は、エスカレータの断面図である。まず、本発明を
適用したエスカレータの構成を図２により説明する。エ
スカレータは、複数個無端状に連結され、２つの乗降口
１、２間を循環走行する踏段（図示せず）と、この踏段
の両側に立設された欄干３と、欄干３に沿って配置さ
れ、前記踏段とほぼ同一速度で同じ方向に走行するハン
ドレール４と、欄干３に取付けられた複数の照明灯５
（５Ａ〜５Ｄ）と、踏段の側面に隣接して設けられたス
カートガードに押付け力が作用したとき動作して踏段お
よびハンドレール４の走行を停止させるためのスカート
ガードスイッチ（図示せず）とハンドレール４の入口
（各乗降口１、２）に配置されたインレットスイッチ
（図示せず）等から構成されている。次に本発明の要部
を図１により説明する。図２において、５Ａ、５Ｂ…５
Ｄは各照明灯、６はエスカレータの制御装置、７は故障
検出装置を示し、前記スカートガードスイッチ、インレ
ットスイッチ等の安全スイッチの動作に連動して動作す
る。８は、接点切換え装置を示し、前記故障検出装置７
に連動して動作するもので、複数の接点８Ａ、８Ｂ、８
Ｃ、８Ｄを所定時間ずつ順次または予め定められた順番
で閉じる動作を繰り返すことができる機能を有する。１
０は電源、１１Ａは正常運転時は消磁状態、故障または
異常時励磁状態となる照明灯モード切換リレーの常開接
点、１１Ｂは照明灯モード切換リレーの常閉接点を示し
ている。次に動作を説明する。正常運転時は照明灯モー
ド切換リレーが消磁状態にあり、その常閉接点１１Ｂが
閉じ、常開接点１１Ａが開いているから各照明灯５Ａ〜
５Ｄは、ともに電源１０と接続され全部が点灯してい
る。たとえば安全スイッチの動作や他の原因により異常
が起きて故障検出装置７が動作すると、照明灯モード切
換リレーが励磁状態となり、常閉接点１１Ｂが開き、常
開接点１１Ａが閉じる。一方接点切換え装置８が動作
し、接点８Ａ、８Ｂ、８Ｃ、８Ｄがたとえば１秒程度ず
つ順番に閉じていく。これにより、接点８Ａ、８Ｂ、８
Ｃ、８Ｄが各々閉じている間だけ、その閉じている接点
８Ａ〜８Ｄに連結されている照明灯５Ａ〜５Ｄが点灯
し、その結果、照明灯５Ａ〜５Ｄは順番に点灯してい
く。このように照明灯５Ａ〜５Ｄの点灯モードが正常運
転時と全く異なるので、遠くからでも異常であることを
知ることができる。
図２は、エスカレータの断面図である。まず、本発明を
適用したエスカレータの構成を図２により説明する。エ
スカレータは、複数個無端状に連結され、２つの乗降口
１、２間を循環走行する踏段（図示せず）と、この踏段
の両側に立設された欄干３と、欄干３に沿って配置さ
れ、前記踏段とほぼ同一速度で同じ方向に走行するハン
ドレール４と、欄干３に取付けられた複数の照明灯５
（５Ａ〜５Ｄ）と、踏段の側面に隣接して設けられたス
カートガードに押付け力が作用したとき動作して踏段お
よびハンドレール４の走行を停止させるためのスカート
ガードスイッチ（図示せず）とハンドレール４の入口
（各乗降口１、２）に配置されたインレットスイッチ
（図示せず）等から構成されている。次に本発明の要部
を図１により説明する。図２において、５Ａ、５Ｂ…５
Ｄは各照明灯、６はエスカレータの制御装置、７は故障
検出装置を示し、前記スカートガードスイッチ、インレ
ットスイッチ等の安全スイッチの動作に連動して動作す
る。８は、接点切換え装置を示し、前記故障検出装置７
に連動して動作するもので、複数の接点８Ａ、８Ｂ、８
Ｃ、８Ｄを所定時間ずつ順次または予め定められた順番
で閉じる動作を繰り返すことができる機能を有する。１
０は電源、１１Ａは正常運転時は消磁状態、故障または
異常時励磁状態となる照明灯モード切換リレーの常開接
点、１１Ｂは照明灯モード切換リレーの常閉接点を示し
ている。次に動作を説明する。正常運転時は照明灯モー
ド切換リレーが消磁状態にあり、その常閉接点１１Ｂが
閉じ、常開接点１１Ａが開いているから各照明灯５Ａ〜
５Ｄは、ともに電源１０と接続され全部が点灯してい
る。たとえば安全スイッチの動作や他の原因により異常
が起きて故障検出装置７が動作すると、照明灯モード切
換リレーが励磁状態となり、常閉接点１１Ｂが開き、常
開接点１１Ａが閉じる。一方接点切換え装置８が動作
し、接点８Ａ、８Ｂ、８Ｃ、８Ｄがたとえば１秒程度ず
つ順番に閉じていく。これにより、接点８Ａ、８Ｂ、８
Ｃ、８Ｄが各々閉じている間だけ、その閉じている接点
８Ａ〜８Ｄに連結されている照明灯５Ａ〜５Ｄが点灯
し、その結果、照明灯５Ａ〜５Ｄは順番に点灯してい
く。このように照明灯５Ａ〜５Ｄの点灯モードが正常運
転時と全く異なるので、遠くからでも異常であることを
知ることができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、乗
客コンベアから相当に離れていても、乗客コンベアを見
通すことができる範囲であれば、乗客コンベアの故障あ
るいは、異常状態を的確に確認することができる。
客コンベアから相当に離れていても、乗客コンベアを見
通すことができる範囲であれば、乗客コンベアの故障あ
るいは、異常状態を的確に確認することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図２】エスカレータの断面図である。
５ 照明灯 ６ エスカレータ制御装置 ７ 故障検出装置 ８ 接点切換え装置 ８Ａ〜８Ｄ 常開接点 １０ 電源 １１Ａ 常開接点 １１Ｂ 常閉接点
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個無端状に連結された踏段、この踏
段の両側に立設された欄干、欄干に沿って走行するハン
ドレール、欄干に取付けられた複数個の照明灯、故障検
出装置等を備えた乗客コンベアの故障報知装置におい
て、前記故障検出装置が故障を検出したとき、これに連
動して前記複数の照明灯を予め定めた順番で点滅させる
故障報知手段を設けたことを特徴とする乗客コンベアの
故障報知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20754894A JPH0873165A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 乗客コンベアの故障報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20754894A JPH0873165A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 乗客コンベアの故障報知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873165A true JPH0873165A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16541564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20754894A Pending JPH0873165A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 乗客コンベアの故障報知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0873165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ299268B6 (cs) * | 2001-09-03 | 2008-06-04 | Kone Corporation | Osvetlovací zarízení pro dopravníky pro chodce |
| JP2017206320A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20754894A patent/JPH0873165A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ299268B6 (cs) * | 2001-09-03 | 2008-06-04 | Kone Corporation | Osvetlovací zarízení pro dopravníky pro chodce |
| JP2017206320A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
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