JPH0872831A - 真空包装品のシール不良検査方法 - Google Patents
真空包装品のシール不良検査方法Info
- Publication number
- JPH0872831A JPH0872831A JP6227367A JP22736794A JPH0872831A JP H0872831 A JPH0872831 A JP H0872831A JP 6227367 A JP6227367 A JP 6227367A JP 22736794 A JP22736794 A JP 22736794A JP H0872831 A JPH0872831 A JP H0872831A
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- Japan
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- vacuum
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- vacuum packaged
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空包装品のシール不良品の検出を包装直後
に短時間で行うことができる真空包装品のシール不良検
査方法、及び真空包装品のシール不良を自動的に、熟練
者や人手を要せず、かつ確実に検出できる検査方法を提
供。 【構成】 真空包装品１を圧力容器２に入れ、圧縮気体
で加圧した後、瞬時に大気圧まで減圧し、所定時間経過
後、シールが不良な真空包装品１内に導入された圧縮気
体の膨張による真空包装品１の膨張量を測定する。
に短時間で行うことができる真空包装品のシール不良検
査方法、及び真空包装品のシール不良を自動的に、熟練
者や人手を要せず、かつ確実に検出できる検査方法を提
供。 【構成】 真空包装品１を圧力容器２に入れ、圧縮気体
で加圧した後、瞬時に大気圧まで減圧し、所定時間経過
後、シールが不良な真空包装品１内に導入された圧縮気
体の膨張による真空包装品１の膨張量を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアルミホイール、プラス
チック材料などで真空包装されたコーヒー粉末のような
真空包装品のシール不良検査方法に関する。
チック材料などで真空包装されたコーヒー粉末のような
真空包装品のシール不良検査方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、アルミホイール、プラスチック材
料などで真空包装されたコーヒー粉末のような真空包装
品のシール不良品の検出方法としては、例えば真空包装
した後、真空包装品を一日放置して、翌日、不良品（Ｎ
Ｇ品）ではシール不良部分から空気が包装品の中に侵入
して包装品が柔らかくなるので、これを作業者の目視及
び触感で判定して選別していた。
料などで真空包装されたコーヒー粉末のような真空包装
品のシール不良品の検出方法としては、例えば真空包装
した後、真空包装品を一日放置して、翌日、不良品（Ｎ
Ｇ品）ではシール不良部分から空気が包装品の中に侵入
して包装品が柔らかくなるので、これを作業者の目視及
び触感で判定して選別していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では１日分の製造した包装品を常時保管し出し入れす
るスペースが製造現場に必要となり、１日分の風味の減
退を招き、かつ熟練者による検査をを必要とした。軟容
器内に液体、固体及び／又は気体を密封した密封軟包装
袋の試験方法としては、例えば特開昭64─58646 号公報
等に減圧雰囲気内で包装品の厚さを測定したり、特開昭
60─251017号公報に密封軟包装袋に外力を加え物理的変
位を測定する方法など多くの提案がされているが、気体
等を密封した密封軟包装袋の試験であって、真空包装品
のシール不良品の検出方法としては不適当であり、さら
に減圧雰囲気内で厚さを測定する装置は複雑でもあっ
た。本発明の課題は、アルミホイール、プラスチック材
料などで真空包装されたコーヒー粉末のような真空包装
品のシール不良品の検出を、包装直後に短時間で行うこ
とができる真空包装品のシール不良検査方法を提供する
ことにある。本発明の別の課題は、真空包装品のシール
不良を自動的に、熟練者や人手を要せず、かつ確実に検
出できる検査方法を提供することにある。
法では１日分の製造した包装品を常時保管し出し入れす
るスペースが製造現場に必要となり、１日分の風味の減
退を招き、かつ熟練者による検査をを必要とした。軟容
器内に液体、固体及び／又は気体を密封した密封軟包装
袋の試験方法としては、例えば特開昭64─58646 号公報
等に減圧雰囲気内で包装品の厚さを測定したり、特開昭
60─251017号公報に密封軟包装袋に外力を加え物理的変
位を測定する方法など多くの提案がされているが、気体
等を密封した密封軟包装袋の試験であって、真空包装品
のシール不良品の検出方法としては不適当であり、さら
に減圧雰囲気内で厚さを測定する装置は複雑でもあっ
た。本発明の課題は、アルミホイール、プラスチック材
料などで真空包装されたコーヒー粉末のような真空包装
品のシール不良品の検出を、包装直後に短時間で行うこ
とができる真空包装品のシール不良検査方法を提供する
ことにある。本発明の別の課題は、真空包装品のシール
不良を自動的に、熟練者や人手を要せず、かつ確実に検
出できる検査方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、真空
包装品を圧力容器に入れ、圧縮気体で加圧した後、瞬時
に大気圧まで減圧し、所定時間経過後、シールが不良な
前記真空包装品内に導入された前記圧縮気体の膨張によ
る前記真空包装品の膨張量を測定することを特徴とする
真空包装品のシール不良検査方法を提供することによっ
て上述した従来技術の課題を解決した。
包装品を圧力容器に入れ、圧縮気体で加圧した後、瞬時
に大気圧まで減圧し、所定時間経過後、シールが不良な
前記真空包装品内に導入された前記圧縮気体の膨張によ
る前記真空包装品の膨張量を測定することを特徴とする
真空包装品のシール不良検査方法を提供することによっ
て上述した従来技術の課題を解決した。
【０００５】
【実施例】以下添付した図１及び図２に基づきこの発明
を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例のコーヒー
粉末の真空包装品のシール不良品の検出方法を示すブロ
ック図である。アルミホイールで真空包装されたコーヒ
ー粉末の密閉真空包装品１は図示しない真空包装機から
送りだされ、図示しない整列装置で１０個整列され、図
示しない送り装置６で１０個の真空包装品１は圧力容器
２内に挿入され、圧力容器２を密閉後、密閉真空包装品
１に適した数気圧といった圧力の圧縮気体又は圧縮空気
がパイプ５から空気弁９を介して導入され、数秒間圧縮
気体で加圧した後、空気弁９を操作して瞬時に圧縮空気
を排気パイプ５′から抜いて圧力容器２内を大気圧まで
減圧し、図示しない送り装置７で１０個の真空包装品１
は圧力容器２から出され、約数分間経過後、図示しない
分離装置で１個づつ分離されて、シールが不良な真空包
装品１内に導入された圧縮気体の膨張による真空包装品
１の膨張量として非接触センサ３で真空包装品１の厚さ
Ｈが測定され、次の図示しない選別装置４で非接触セン
サ３からの信号を受けてシール不良の真空包装品１は選
別される。図１の真空包装品のシール不良品の検出方法
では１ロット１０個の真空包装品１が何秒間といったサ
イクルで自動的に、熟練者や人手を要せず、かつ全数確
実にシール不良品の検出ができるものとなった。
を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例のコーヒー
粉末の真空包装品のシール不良品の検出方法を示すブロ
ック図である。アルミホイールで真空包装されたコーヒ
ー粉末の密閉真空包装品１は図示しない真空包装機から
送りだされ、図示しない整列装置で１０個整列され、図
示しない送り装置６で１０個の真空包装品１は圧力容器
２内に挿入され、圧力容器２を密閉後、密閉真空包装品
１に適した数気圧といった圧力の圧縮気体又は圧縮空気
がパイプ５から空気弁９を介して導入され、数秒間圧縮
気体で加圧した後、空気弁９を操作して瞬時に圧縮空気
を排気パイプ５′から抜いて圧力容器２内を大気圧まで
減圧し、図示しない送り装置７で１０個の真空包装品１
は圧力容器２から出され、約数分間経過後、図示しない
分離装置で１個づつ分離されて、シールが不良な真空包
装品１内に導入された圧縮気体の膨張による真空包装品
１の膨張量として非接触センサ３で真空包装品１の厚さ
Ｈが測定され、次の図示しない選別装置４で非接触セン
サ３からの信号を受けてシール不良の真空包装品１は選
別される。図１の真空包装品のシール不良品の検出方法
では１ロット１０個の真空包装品１が何秒間といったサ
イクルで自動的に、熟練者や人手を要せず、かつ全数確
実にシール不良品の検出ができるものとなった。
【０００６】真空包装品１のシール不良が非常な小さな
穴によるときは、１回の加圧、減圧では検出出来ないこ
とがある。この場合は空気弁９を何回も又は１０回以上
切換えて、圧縮気体で加圧した後瞬時に大気圧まで減圧
する工程を繰り返し、大気圧まで減圧して所定時間経過
後、シールが不良な真空包装品１内に導入された圧縮気
体の膨張による真空包装品１の膨張量を測定する。これ
により、真空包装品１のシール不良が非常な小さな穴に
よるときも完全なシール不良検出が可能になった。
穴によるときは、１回の加圧、減圧では検出出来ないこ
とがある。この場合は空気弁９を何回も又は１０回以上
切換えて、圧縮気体で加圧した後瞬時に大気圧まで減圧
する工程を繰り返し、大気圧まで減圧して所定時間経過
後、シールが不良な真空包装品１内に導入された圧縮気
体の膨張による真空包装品１の膨張量を測定する。これ
により、真空包装品１のシール不良が非常な小さな穴に
よるときも完全なシール不良検出が可能になった。
【０００７】図２は図１のコーヒー粉末の真空包装品を
圧力容器に入れる前と入れた後の状態を示す説明図で、
(a) の圧力容器に入れる前のコーヒー粉末真空包装品
は、良品１０、不良品２０共に厚さＨの差異はない。し
かし (b)の圧力容器に入れた後のコーヒー粉末真空包装
品は、不良品２０の厚さＨ′は良品１０の厚さＨより明
らかに大きくなっている。シールが不良な真空包装品２
０内には圧縮気体で加圧したとき不良シール部分から導
入された圧縮気体が、大気圧まで減圧したとき膨張する
ことを示している。
圧力容器に入れる前と入れた後の状態を示す説明図で、
(a) の圧力容器に入れる前のコーヒー粉末真空包装品
は、良品１０、不良品２０共に厚さＨの差異はない。し
かし (b)の圧力容器に入れた後のコーヒー粉末真空包装
品は、不良品２０の厚さＨ′は良品１０の厚さＨより明
らかに大きくなっている。シールが不良な真空包装品２
０内には圧縮気体で加圧したとき不良シール部分から導
入された圧縮気体が、大気圧まで減圧したとき膨張する
ことを示している。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ア
ルミホイール、プラスチック材料などで真空包装された
コーヒー粉末のような真空包装品のシール不良品の検出
を包装直後に圧力容器内を使用して短時間で行うことが
できる真空包装品のシール不良検査方法を提供するもの
となり、製造現場に１日分の製造した包装品を常時保管
し出し入れするスペースを必要とせず、１日分の風味の
減退を招くこともなくなった。又複数個の真空包装品を
同時処理し減圧後真空包装品の厚さを非接触センサーで
測定することにより、真空包装品のシール不良を自動的
に、熟練者や人手を要せず、かつ確実に検出できる検査
方法を提供するものとなった。
ルミホイール、プラスチック材料などで真空包装された
コーヒー粉末のような真空包装品のシール不良品の検出
を包装直後に圧力容器内を使用して短時間で行うことが
できる真空包装品のシール不良検査方法を提供するもの
となり、製造現場に１日分の製造した包装品を常時保管
し出し入れするスペースを必要とせず、１日分の風味の
減退を招くこともなくなった。又複数個の真空包装品を
同時処理し減圧後真空包装品の厚さを非接触センサーで
測定することにより、真空包装品のシール不良を自動的
に、熟練者や人手を要せず、かつ確実に検出できる検査
方法を提供するものとなった。
【図１】本発明の一実施例のコーヒー粉末の真空包装品
のシール不良品の検出方法を示すブロック図。
のシール不良品の検出方法を示すブロック図。
【図２】図１のコーヒー粉末の真空包装品を圧力容器に
入れる前と入れた後の状態を示す説明図。
入れる前と入れた後の状態を示す説明図。
１．．真空包装品 ２．．圧力容器 ３．．非接触センサ
Claims (3)
- 【請求項１】 真空包装品を圧力容器に入れ、圧縮気体
で加圧した後、瞬時に大気圧まで減圧し、所定時間経過
後、シールが不良な前記真空包装品内に導入された前記
圧縮気体の膨張による前記真空包装品の膨張量を測定す
ることを特徴とする真空包装品のシール不良検査方法。 - 【請求項２】 真空包装品を圧力容器に入れ、圧縮気体
で加圧した後瞬時に大気圧まで減圧する工程を繰り返
し、大気圧まで減圧して所定時間経過後、シールが不良
な前記真空包装品内に導入された前記圧縮気体の膨張に
よる前記真空包装品の膨張量を測定することを特徴とす
る真空包装品のシール不良検査方法。 - 【請求項３】 前記真空包装品はコーヒー粉末の真空包
装品であり、前記圧縮気体は圧縮空気であり、前記圧力
容器には複数個の前記真空包装品が入れられ、前記減圧
後前記真空包装品の厚さを非接触センサーで測定するこ
とを特徴とする請求項１又は請求項２記載の真空包装品
のシール不良検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6227367A JPH0872831A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 真空包装品のシール不良検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6227367A JPH0872831A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 真空包装品のシール不良検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872831A true JPH0872831A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16859698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6227367A Withdrawn JPH0872831A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 真空包装品のシール不良検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872831A (ja) |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6227367A patent/JPH0872831A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |