JPH0872807A - 製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置 - Google Patents

製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置

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JPH0872807A
JPH0872807A JP20516194A JP20516194A JPH0872807A JP H0872807 A JPH0872807 A JP H0872807A JP 20516194 A JP20516194 A JP 20516194A JP 20516194 A JP20516194 A JP 20516194A JP H0872807 A JPH0872807 A JP H0872807A
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JP
Japan
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film
bag
meandering
feed
making
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Pending
Application number
JP20516194A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Doigawa
範幸 土居川
Katsumi Matsuda
勝實 松田
Hiroshi Hamaya
広志 浜家
Yoshihiro Yuzaki
芳啓 湯崎
Junichi Iifushi
順一 飯伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フィルム送りの蛇行が原因で発生する不良品
を皆無にし、かつ各フィルム支持ローラの操作を不要に
して、生産性を向上する。 【構成】 左側の送りベルト装置14のベルトをVLの
速度で移動させ、右側の送りベルト装置13のベルトを
VRの速度で移動させて製袋フォーマ部1により成形し
た円筒状のフィルム7’を送り出す。その際、フィルム
7が右側にずれていれば、フィルムエッジセンサ15が
フィルムを検出し、送りベルト装置13、14の送り速
度は、VL>VRとし、制御器20により左側の送りベ
ルト装置14の送り速度VLを瞬時に早くし、フィルム
の不足量を補って、蛇行を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状のフィルムを
円筒状に成形してその中に被包装品を充填、包装する製
袋充填包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の製袋充填包装装置を図5により説
明すると、1がシート状のフィルムを円筒状に成形する
製袋フォーマ部、3、4、5がフィルム支持ローラ、6
が製袋フォーマ部1の上部に設けた筒で、この筒6から
被包装品が供給される。7がシート状(厚さ30〜10
0μm程度)のフィルム、9が同ロール状のフィルム7
を巻いたロール、10が製袋フォーマ部1により成形さ
れた円筒状のフィルム7’を送り出す送りベルト装置、
8が袋物製品、50が製袋充填包装装置である。
【0003】上記図5に示す製袋充填包装装置50で
は、ロール9に巻かれたシート状のフィルム7をフィル
ム支持ローラ3、4、5を介して製袋充填包装装置50
の製袋フォーマ部1へ送って、円筒状に成形しながら送
りベルト装置10により送り出して、底部に相当する先
端部をフィルムシール装置(図示せず)によりシール、
切断する一方、被包装品を筒6から製袋フォーマ部1を
介して円筒状のフィルム7’内へ供給し、次いで円筒状
のフィルム7’の後端部をフィルムシール装置によりシ
ール、切断して、袋物製品8を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示す製袋充
填包装装置50では、ロール9に巻かれたシート状のフ
ィルム7が左右何れかに蛇行して、製袋フォーマ部1へ
ずれて送られると、シート状(平板状)から円筒状に成
形するとき、シート状フィルム7の合わせ部、つまりシ
ート状フィルム7の両側部が合致しなくなって、不良品
になる。
【0005】そこでシート状フィルム7を図5に示すよ
うに制御していた。即ち、図6(a)に示すようにフィ
ルム支持ローラ3、4、5を左右方向(矢印A方向)に
ずらして、シート状フィルム7の両側部を合致させる
か、図6(b)に示すようにフィルム支持ローラ3、
4、5を上下または前後方向に傾けて、シート状フィル
ム7の両側部を合致させるようにしている。
【0006】しかしこれらの方法によれば、蛇行制御は
可能であっても、蛇行が正常に戻るまでに時間を要し、
5〜10袋の不良品が排出されて、生産コスト高になる
という問題があった。本発明は前記の問題点に鑑み提案
するものであり、その目的とする処は、蛇行が原因で
発生する不良品を皆無にできて、生産コストを低減で
き、各フィルム支持ローラの操作を不要にできて、生
産性を向上できる製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御
装置を提供しようとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、シート状のフィルムを筒状に成形して
その中に被包装品を充填、包装する製袋充填包装装置に
おいて、フィルムを筒状に成形する製袋フォーマ部と、
同製袋フォーマ部の左右に設けた蛇行検出用フィルムエ
ッジセンサと、同センサよりも下流側の製袋フォーマ部
の左右に設けた送りベルト装置と、上記各センサからの
検出信号に基づいて上記各ベルト装置のベルト送り速度
を変えて蛇行を制御する制御器とを具えている。
【0008】
【作用】本発明の製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御
装置は前記のように構成されており、左側の送りベルト
装置のベルトをVLの速度で移動させ、右側の送りベル
ト装置のベルトをVRの速度で移動させて、製袋フォー
マ部により成形した円筒状のフィルムを送り出す。その
際、(1)製袋フォーマ部へ供給されるシート状フィル
ムが右側にずれていれば、右側の蛇行検出用フィルムエ
ッジセンサがフィルムを検出している。この場合の左右
の送りベルト装置の送り速度は、VL>VRとし、制御
器により左側の送りベルト装置の送り速度VLを瞬時に
早くし、フィルムの不足量を補って、蛇行を制御し、
(2)製袋フォーマ部へ供給されるシート状フィルムが
左側にずれていれば、左側の蛇行検出用フィルムエッジ
センサがフィルムを検出している。この場合の左右の送
りベルト装置の送り速度は、VL<VRとし、制御器に
より右側の送りベルト装置の送り速度VRを瞬時に早く
し、フィルムの不足量を補って、蛇行を制御する。
【0009】
【実施例】次に本発明の製袋充填包装装置のフィルム蛇
行制御装置を図1〜図4に示す一実施例により説明する
と、図1〜図3の1がシート状のフィルムを円筒状に成
形する製袋フォーマ部、6が製袋フォーマ部1の上部に
設けた筒で、この筒6から被包装品が供給される。
【0010】7がシート状(厚さ30〜100μm程
度)のフィルム、13、14が製袋フォーマ部1により
成形された円筒状のフィルム7’を送り出す左右の送り
ベルト装置、15、16が製袋フォーマ部1の襟部に設
けた左右の蛇行検出用フィルムエッジセンサである。蛇
行検出用フィルムエッジセンサ15、16を製袋フォー
マ部1の襟部の左右に設けた理由は、次の通りである。
即ち、フィルム蛇行が最も影響するのは、製袋フォーマ
部1であり、ここで蛇行しなければ、シート状(平板
状)のフィルム7は、円筒状に成形したとき、両側部が
合致する。また製袋フォーマ部1の以前で蛇行しても、
この部分で蛇行していなければ、シート状(平板状)の
フィルム7は、円筒状に成形したとき、両側部が合致す
る。
【0011】21、22が送りベルト装置13、14の
駆動モータ、20が駆動モータ21、22及び蛇行検出
用フィルムエッジセンサ15、16に接続した制御器、
15’、16’が蛇行検出用フィルムエッジセンサ1
5、16から制御器20への検出信号、21’、22’
が駆動モータ21、22から制御器20への検出信号で
ある。
【0012】なお駆動モータ21、22には、サーボモ
ータを使用し、速度可変方式については、駆動モータ2
2、23の速度を可変式にしてもよいし、駆動モータ2
1、22の何れか一方のモータ速度を固定とし、他方の
モータ速度を増減するようにしてもよい。また蛇行制御
に要する速度差ΔV=1VR−VL1は、製袋速度、蛇
行量により異なるが、通常5〜50%の速度差で瞬時
(1袋)に制御可能である。
【0013】次に前記図1〜図3に示す製袋充填包装装
置のフィルム蛇行制御装置の作用を具体的に説明する。
図2の左側の送りベルト装置14は、駆動モータ21に
よりローラ11が駆動されて、ベルト12がVLの速度
で矢印方向に移動している。一方、右側の送りベルト装
置15は、駆動モータ22によりローラ11が駆動さ
れ、ベルト12がVRの速度で矢印方向に移動してい
る。製袋フォーマ部1により成形された円筒状のフィル
ム7’がこれらの送りベルト装置14、15により送り
出される。
【0014】図3(a)は、正常時を示し、このとき、
製袋フォーマ部1の左右に設けた蛇行検出用フィルムエ
ッジセンサ15、16は、シート状のフィルム7のエッ
ジを検出していない。このときの送りベルト装置14、
15の送り速度は、VL=VRである。図3(b)は、
シート状のフィルム7が図の右側にずれて、右側の蛇行
検出用フィルムエッジセンサ15がフィルム7を検出し
ている。この場合の送りベルト装置14、15の送り速
度は、VL>VRとし、制御器20により左側の送りベ
ルト装置14の送り速度VLを瞬時に早くし、フィルム
7の不足量を補って、蛇行を制御する。
【0015】図3(c)は、シート状のフィルム7が図
の左側にずれて、左側の蛇行検出用フィルムエッジセン
サ16がフィルム7を検出している。この場合の送りベ
ルト装置14、15の送り速度は、VL<VRとし、制
御器20により右側の送りベルト装置13の送り速度V
Rを瞬時に早くし、フィルム7の不足量を補って、蛇行
を制御する。
【0016】図4は、上記蛇行制御のフローチヤート図
である。なお厚さ50μm、幅300mmのフィルム7
により1分間に80袋(長さ240mm)を製袋した場
合、±0.5mm以内の精度で蛇行制御できることを確
認した。
【0017】
【発明の効果】本発明の製袋充填包装装置のフィルム蛇
行制御装置は前記のように左側の送りベルト装置のベル
トをVLの速度で移動させ、右側の送りベルト装置のベ
ルトをVRの速度で移動させて、製袋フォーマ部により
成形した円筒状のフィルムを送り出す。その際、(1)
製袋フォーマ部へ供給されるシート状フィルムが右側に
ずれていれば、右側の蛇行検出用フィルムエッジセンサ
がフィルムを検出している。この場合の左右の送りベル
ト装置の送り速度は、VL>VRとし、制御器により左
側の送りベルト装置の送り速度VLを瞬時に早くし、フ
ィルムの不足量を補って、蛇行を制御し、(2)製袋フ
ォーマ部へ供給されるシート状フィルムが左側にずれて
いれば、左側の蛇行検出用フィルムエッジセンサがフィ
ルムを検出している。この場合の左右の送りベルト装置
の送り速度は、VL<VRとし、制御器により右側の送
りベルト装置の送り速度VRを瞬時に早くし、フィルム
の不足量を補って、蛇行を制御するので、蛇行が原因で
発生する不良品を皆無にできて、生産コストを低減でき
る。
【0018】また各フィルム支持ローラの操作を不要に
できて、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御
装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】同フィルム蛇行制御装置の作用説明図である。
【図3】(a)は正常時を示す説明図、(b)はシート
状フィルムが右側にずれた場合を示す説明図、(c)は
シート状フィルムが左側にずれた場合を示す説明図であ
る。
【図4】同フィルム蛇行制御装置のフローチヤート図で
ある。
【図5】従来の製袋充填包装装置を示す正面図である。
【図6】(a)はフィルム支持ローラによる蛇行制御操
作の一例を示す説明図、(b)はフィルム支持ローラに
よる蛇行制御操作の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 製袋フォーマ部 6 製袋フォーマ部1の被包装品供給筒 7 シート状のフィルム 7’ 円筒状のフィルム 13、14 左右の送りベルト装置 15、16 左右の蛇行検出用フィルムエッジセン
サ 15’、16’ 検出信号 20 制御器 21、22 送りベルト装置13、14の駆動モー
タ 21’、22’ 検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯崎 芳啓 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 飯伏 順一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状のフィルムを筒状に成形してそ
    の中に被包装品を充填、包装する製袋充填包装装置にお
    いて、フィルムを筒状に成形する製袋フォーマ部と、同
    製袋フォーマ部の左右に設けた蛇行検出用フィルムエッ
    ジセンサと、同センサよりも下流側の製袋フォーマ部の
    左右に設けた送りベルト装置と、上記各センサからの検
    出信号に基づいて上記各ベルト装置のベルト送り速度を
    変えて蛇行を制御する制御器とを具えていることを特徴
    とした製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置。
JP20516194A 1994-08-30 1994-08-30 製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置 Pending JPH0872807A (ja)

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JP20516194A JPH0872807A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置

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JP20516194A JPH0872807A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置

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JP20516194A Pending JPH0872807A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 製袋充填包装装置のフィルム蛇行制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106494690A (zh) * 2016-12-28 2017-03-15 昆山威胜干燥剂研发中心有限公司 包装袋中封机构和具有该机构的包装机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106494690A (zh) * 2016-12-28 2017-03-15 昆山威胜干燥剂研发中心有限公司 包装袋中封机构和具有该机构的包装机

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040817