JPH0871864A - 移載方法及びその装置 - Google Patents

移載方法及びその装置

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JPH0871864A
JPH0871864A JP21726294A JP21726294A JPH0871864A JP H0871864 A JPH0871864 A JP H0871864A JP 21726294 A JP21726294 A JP 21726294A JP 21726294 A JP21726294 A JP 21726294A JP H0871864 A JPH0871864 A JP H0871864A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のハンドで複数の部品に対する複数の作
業を可能とする。 【構成】 第1のワーク31と該第1のワーク31より
も大径の第2のワーク32とをアセンブリし、そのアセ
ンブリ体30を一体的に搬送するに際して、相互に対向
する一対の把持用アーム4,5の間隔が調整可能とされ
た単一のハンド2を使用し、上記ハンド2で上記第1の
ワーク31を把持してこれを上記第2のワーク32にア
センブリしてアセンブリ体30とし、しかる後、上記ハ
ンド2を拡開して上記第1のワーク31に対する把持作
用を解除するとともに、上記ハンド2により上記アセン
ブリ体30の上記第2のワーク32を把持して該アセン
ブリ体30を一体的に搬送する。かかる方法によれば、
単一の上記ハンド2を、二つのワーク31,32のアセ
ンブリ作業と、これらのアセンブリ体30の搬送作業と
に兼用することができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、第1のワークと第2
のワークとをアセンブリし、そのアセンブリ体を一体的
に搬送する移載方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、エンジンの組立ライ
ン等の複数の部品を順次組み立てる生産ラインにおいて
は、部品組付けにロボットが使用されているが、この場
合、工程数の減少を図る観点から、ロボット作業の複合
化が図られており、その一例として、例えば、特開平2
−292135号公報には、ロボットに設けられた単一
のハンドで部品の供給と締め付けとを行うことができる
ようにしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上掲公知例
のものは、単一のハンドを使用して同一の部品に対して
複数の作業を行うものであるが、実際の生産工程におい
ては、単一のハンドを使用して複数の部品に対して複数
の作業、例えば、組付作業と搬送作業とを行うことが要
求される場合もある。しかるに、現状では、かかる要請
に応え得る技術はなんら提案されていない。
【0004】そこで本願発明は、単一のハンドを使用し
て複数の部品に対して複数の作業を行うための移載方法
及びその装置を提案せんとしてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、本願の第1の発明
では、第1のワークと該第1のワークよりも大径の第2
のワークとをアセンブリし、そのアセンブリ体を一体的
に搬送するに際して、相互に対向する一対の把持用アー
ムの間隔が調整可能とされた単一のハンドを使用し、上
記ハンドで上記第1のワークを把持してこれを上記第2
のワークにアセンブリしてアセンブリ体とし、しかる
後、上記ハンドを拡開して上記第1のワークに対する把
持作用を解除するとともに、上記ハンドにより上記アセ
ンブリ体の上記第2のワークを把持して該アセンブリ体
を一体的に搬送することを特徴としている。
【0006】本願の第2の発明では、第1のワークと該
第1のワークよりも大径の第2のワークとをアセンブリ
し、そのアセンブリ体を一体的に搬送する移載装置にお
いて、ワークに対する把持間隔が調整可能とされた単一
のハンドと、上記ハンドの把持態様を上記第1のワーク
を把持する第1の把持態様と上記第2のワークを把持す
る第2の把持態様との間で選択する把持態様選択手段
と、上記第1の把持態様において把持した上記第1のワ
ークを上記第2のワークにアセンブリしてアセンブリ体
とするとともに上記第2の把持態様において該アセンブ
リ体の上記第2のワークを把持してこれを一体的に搬送
する如く上記ハンドの作動を制御する作動制御手段とを
備えたことを特徴としている。
【0007】本願の第3の発明では、上記第2の発明に
かかる移載装置において、上記ハンドを、相互に対向し
て接離動される一対のアームで構成するとともに、該一
対のアームのうち、一方のアームには該アームの移動方
向に移動可能で且つ上記ハンドが第1の把持態様である
時には後退し第2の把持態様である時には突出する如く
該ハンドの把持態様に応じてその移動量が変更設定され
る検出子を、他方のアームには上記検出子に対してその
移動方向に対向し該検出子との相対関係に基づいて所定
の信号を出力するセンサを、それぞれ設けたことを特徴
としている。
【0008】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0009】本願の第1の発明にかかる移載方法によ
れば、相互に対向する一対の把持用アームの間隔が調整
可能とされた単一のハンドを使用し、上記ハンドで上記
第1のワークを把持してこれを上記第2のワークにアセ
ンブリしてアセンブリ体とする。しかる後、上記ハンド
を拡開することで該ハンドの上記第1のワークに対する
把持作用が解除される。次に、上記ハンドで上記第2の
ワークを把持することで該第2のワークと第1のワーク
とがアセンブリ体として一体的に把持される。従って、
このハンドを移動させることで、上記アセンブリ体は一
体的に搬送されることになる。即ち、この移載方法によ
れば、単一のハンドを、二つのワークのアセンブリ作業
とこれらのアセンブリ体の搬送作業の両方に使用するこ
とができ、例えばこれら二つの作業をワーク毎に別々に
設けたハンドを使用して行う場合に比して、使用ハンド
の切り替えが不要である分だけ作業時間の短縮化が図れ
るとともに、ハンドの数が少ない分だけ装置全体の簡略
化、延いては工場スペースの有効利用が促進されるもの
である。
【0010】本願の第2の発明にかかる移載装置によ
れば、ワークに対する把持間隔が調整可能とされた単一
のハンドの把持態様を、把持態様選択手段によって上記
第1のワークを把持する第1の把持態様と上記第2のワ
ークを把持する第2の把持態様との間で選択するととも
に、該ハンドの作動を作動制御手段により制御して、上
記第1の把持態様において把持した上記第1のワークを
上記第2のワークにアセンブリしてアセンブリ体とする
とともに、上記第2の把持態様において該アセンブリ体
の上記第2のワークを把持してこれを一体的に搬送する
ことで、単一の上記ハンドにより二つのワークのアセン
ブリ作業とこれらのアセンブリ体の搬送作業とを行うこ
とができ、これら二つの作業にそれぞれ専用のハンドを
備える場合に比して、装置全体の簡略化、延いては工場
スペースの有効利用が図れるものである。
【0011】本願の第3の発明にかかる移載装置によ
れば、上記に記載の作用効果に加えて、上記ハンドを
一対のアームで構成し、且つその一方のアームには上記
ハンドの第1の把持態様時(即ち、上記一対のアームが
接近しこれらで小径の第1のワークを把持する時)には
後退し、第2の把持態様(即ち、上記一対のアームが離
間しこれらで大径の第2のワークを把持する時)には突
出する検出子を、他方のアームには上記検出子との相対
関係に基づいて所定の信号を出力するセンサをそれぞれ
設けているので、上記第1のワーク又は第2のワークが
把持された時には上記センサは同様の信号を出力し、こ
れら第1のワーク又は第2のワーク以外のワークが誤組
付けされるのを防ぐことができ、それだけ組付け作業の
信頼性が向上するものである。
【0012】
【実施例】以下、本願発明の移載方法及びその装置を添
付図面に基づいて具体的に説明すると、図1及び図2に
は本願発明の実施例にかかる移載装置Zが示されてい
る。この移載装置は、図3及び図4に示すように、手動
変速機に使用されるクラッチ装置を構成するシンクロナ
イザーリング31(特許請求の範囲中の第1のワークに
該当する)を後述のハンド2によって把持してこれを該
シンクロナイザーリング31よりも大径のギヤ32(特
許請求の範囲中の第2のワークに該当する)の上側に同
軸状に重ね合わせてアセンブリ体30とした後、上記ハ
ンド2を上記シンクロナイザーリング31側からギヤ3
2側に掴み替え、該アセンブリ体30をハンド2に把持
してそのまま一体的に搬送し、さらにこれをクラッチハ
ブ33の上側に重ね合わせた状態でその軸34に対して
組付けるという部品のアセンブリ作業と搬送作業の双方
に使用されるものである。以下、この移載装置Zの構造
等を詳述する。
【0013】移載装置Zは、ロボットアーム1と該ロボ
ットアーム1の先端に取り付けられた後述のハンド2と
で構成される。
【0014】上記ハンド2は、上記ロボットアーム1に
固定された駆動支持部3に、左右一対のアーム4,5を
対向状態で取り付け且つこれらを相互に接離動可能とし
て構成される。この左右一対のアーム4,5のうち、一
方の第1のアーム4の内側面には二つの把持面8,8を
所定の拡開角をもって設けた把持爪6が、また他方の第
2のアーム5の内側面には二つの把持面9,9を設けた
把持爪7が、それぞれ固定されている。この二つの把持
爪6と把持爪7は、相互に対向する把持面8,8と把持
面9,9とによって上記シンクロナイザーリング31及
びギヤ32を外周側から径方向に把持してこれを保持す
るものであって、その把持間隔は上記各アーム4,5の
間隔調整によって増減変化する。
【0015】尚、上記ハンド2は、上述の如くその左右
一対のアーム4,5の間隔が上記駆動支持部3によって
増減調整されるが、間隔調整範囲は次のように設定され
ている。即ち、上記ハンド2は、図1に示すように上記
左右一対の把持爪6,7の各把持面8,8及び把持面
9,9が小径の上記シンクロナイザーリング31の外周
に近接した該シンクロナイザーリング31の第1の把持
直前位置と、該第1の把持直前位置からさらに上記把持
爪6,7が接近してその各把持面8,8及び把持面9,
9でシンクロナイザーリング31をその径方向外方から
確実に把持する第1の把持位置(この時の把持状態が特
許請求の範囲中の第1の把持態様に相当する)と、図2
に示すように上記左右一対のアーム4,5が最大に離間
し上記各把持爪6,7の各把持面8,8及び把持面9,
9の内側に大径の上記ギヤ32の外周に近接した第2の
把持直前位置と、該第2の把持直前位置から上記各把持
爪6,7が接近してその各把持面8,8及び把持面9,
9によって上記ギヤ32をその径方向外方から確実に把
持する第2の把持位置(このときの把持状態が特許請求
の範囲中の第2の把持態様に相当する)の合計4つの位
置に選択的に設定できるようにされている。即ち、上記
ハンド2は、第1の把持位置→第1の把持直前位置→第
2の把持位置→第2の把持直前位置の順に上記各把持爪
6,7の間隔が段階的に増加するようになっている。
【0016】ここで、この実施例においては、上記駆動
支持部3の縮小側のストロークエンドを上記第1の把持
位置よりもさらに縮小寄りに設定する一方、拡開側のス
トロークエンドを上記第2の把持直前位置に設定してい
る。また、第1及び第2の把持位置はそれぞれシンクロ
ナイザーリング31とギヤ32によって自動的に規定さ
れる。従って、第1の把持位置と第2の把持位置及び第
2の把持直前位置の設定については作動上問題はない
が、第1の把持直前位置については、駆動支持部3のス
トローク途中においてこれを的確にその位置で停止させ
るための機構を備える必要がある。このため、この実施
例においては、上記第1のアーム4側に設けた検出子2
5と第2のアーム5側に設けたセンサ26とでこの一対
のアーム4,5の間隔が上記第1の把持直前位置に達し
たことを検出し得るようにする一方、上記第1のアーム
4にはスプリング22によって常時第2のアーム5側に
向けて突出する如く付勢された押圧ロット21を設ける
とともに上記第2のアーム5側にはこの押圧ロット21
に対向するようにしてストッパー23を設けている。そ
して、上記各アーム4,5が接近動する際、第1の把持
直前位置よりも所定ストロークだけ手前側において上記
押圧ロット21とストッパー23とを衝合させて上記第
1のアーム4と第2のアーム5の間の接近速度を減速
し、第1の把持直前位置に達した時点(即ち、上記検出
子25とセンサ26とでこれが検出された時点)で駆動
支持部3の作動を停止させ上記第1の把持直前位置に確
実に位置設定し得るようにしている。
【0017】一方、この移載装置Zは、上述のように、
第1の把持位置においてはシンクロナイザーリング31
を、第2の把持位置においてはギヤ32を、それぞれ把
持するものである。従って、これらシンクロナイザーリ
ング31とギヤ32以外のワークが把持位置に設定され
た時はこれを検知してワークの誤組付を防止する必要が
ある。このため、この実施例においては、上記第1のア
ーム4側にその先端を検出子13としたロッド12を備
えたロッド12を配置する一方、上記第2のアーム5側
には上記ロッド12との相対位置に応じて所定の信号を
出力するセンサ15を備えている。尚、このセンサ15
は、その作動子16が上記シリンダ11の検出子13に
と当接して所定寸法だけ後退変位した時に初めて信号出
力を行うように構成されている。
【0018】また、上記シリンダ11は、上記ハンド2
の第1の把持直前位置と第2の把持直前位置とのストロ
ーク量に相当するストロークをもち、第1の把持直前位
置においては図1に示すように全縮され、第2の把持直
前位置においては全伸長するようにその作動が設定され
ている。そして、このシリンダ11とセンサ15との相
対位置は、上記ハンド2が第1及び第2の把持直前位置
にそれぞれ設定された状態では、図1及び図2に示すよ
うに上記センサ15の作動子16と上記シリンダ11の
検出子13とがそれぞれ所定の間隔をもって対向してい
る。これに対して、該ハンド2がそれぞれ第1及び第2
の把持直前位置から第1及び第2の把持位置に設定され
る時には上記検出子13が上記作動子16に当接してこ
れを所定量だけ押圧し、所定の信号を出力させるように
なっている。
【0019】さらに、図1において符号20はコントロ
ールユニットであって、該コントロールユニット20
は、上記センサ15からのワーク信号S1と上記センサ
26からの位置信号S2とを受けて、上記ロボットアー
ム1と駆動支持部3とシリンダ11とにそれぞれ作動信
号S3〜S5を出力し、もって上記シンクロナイザーリン
グ31とギヤ32とのアセンブリ作業、及びそのアセン
ブリ体30の搬送作業とを所定の作業手順に従って行わ
しめるようになっている。尚、この実施例においてはこ
のコントロールユニット20が特許請求の範囲中の把持
態様選択手段と作動制御手段とに該当する。
【0020】以上の如く構成された移載装置Zを使用し
て上記シンクロナイザーリング31をギヤ32にアセン
ブリし、さらにそのアセンブリ体30を一体的に搬送す
る場合についてその作動等を説明すると、先ず上記シン
クロナイザーリング31とギヤ32はそれぞれ別々の搬
送装置(図示省略)によってこの移載装置Z側に搬送さ
れる。この移載装置Zにおいては、先ず最初に、上記ハ
ンド2を第1の把持直前位置に設定するとともに上記シ
リンダ11を後退位置に設定し(図1の状態)、この状
態でロボットアーム1を作動させて該ハンド2をシンク
ロナイザーリング31側に移動させ、その各把持爪6,
7の内側に上記シンクロナイザーリング31を位置させ
る。この状態で、上記駆動支持部3を作動させてハンド
2を第1の把持位置に設定して上記各把持爪6,7の各
把持面8,8及び把持面9,9によってシンクロナイザ
ーリング31を確実に把持する。この時、上記作動子1
6に上記シリンダ11の検出子13が当接してセンサ1
5から所定のワーク信号S1が出力されることで把持状
態にワークがシンクロナイザーリング31であることが
確認されワークの誤組付けが未然に防止されるものであ
る。
【0021】次に、ロボットアーム1を作動させて上記
ハンド2に把持されたシンクロナイザーリング31を上
記ギヤ32側に移動させ、該シンクロナイザーリング3
1をギヤ32の上側から同軸状に嵌合させてこれらをア
センブリしてアセンブリ体30とする(図3参照)。ア
センブリが完了した時点で、上記ハンド2を第2の把持
直前位置に設定するとともに上記シリンダ11を前進位
置に設定する(図2の状態)。このハンド2の第2の把
持直前位置への切り替えに伴って、上記シンクロナイザ
ーリング31に対する把持作用が自動的に解除される。
【0022】次に、第2の把持直前位置に設定されたハ
ンド2をアセンブリ体30を構成する上記ギヤ32の部
分に移動させ、さらにここでハンド2を第2の把持位置
に設定して該ギヤ32を把持する。このギヤ32の把持
時にも、上記作動子16が検出子13と当接して所定の
信号を出力することで、現在把持状態にあるワークがギ
ヤ32であることが検知され、これによりワークの誤組
付けが未然に防止されるものである。
【0023】しかる後、この把持されたアセンブリ体3
0を、図4に示すように、別載置のクラッチハブ33側
に搬送し、これを一体的に上記軸34部分に嵌挿して組
付けるものである。アセンブリ体30の組付完了後は、
上記ハンド2を再び第1の把持直前位置に設定するとと
もに上記シリンダ11を後退位置に設定し、ロボットア
ーム1を作動させて待機位置に復帰させ、次回の組付作
業に備える。
【0024】このように、この実施例の移載装置Zにお
いては、単一のハンド2によってシンクロナイザーリン
グ31とギヤ32との搬送作業とこれらのアセンブリ作
業とを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる移載装置の平面図で
ある。
【図2】図1に示した移載装置の状態変化図である。
【図3】第1のワークと第2のワークとのアセンブリ作
業の説明図である。
【図4】第1のワークと第2のワークとのアセンブリ体
の搬送作業の説明図である。
【符号の説明】
1はロボットアーム、2はハンド、3は駆動支持部、4
は第1のアーム、5は第2のアーム、6及び7は把持
爪、8及び9は把持面、11はシリンダ、12はロッ
ド、13は検出子、15はセンサ、16は作動子、20
はコントロールユニット、21は押圧ロット、22はス
プリング、23はストッパー、25は検出子、26はセ
ンサ、30はアセンブリ体、31はシンクロナイザーリ
ング(第1のワーク)、32はギヤ(第2のワーク)、
33はクラッチハブ、34は軸である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のワークと該第1のワークよりも大
    径の第2のワークとをアセンブリし、そのアセンブリ体
    を一体的に搬送するに際して、 相互に対向する一対の把持用アームの間隔が調整可能と
    された単一のハンドを使用し、 上記ハンドで上記第1のワークを把持してこれを上記第
    2のワークにアセンブリしてアセンブリ体とし、しかる
    後、上記ハンドを拡開して上記第1のワークに対する把
    持作用を解除するとともに、上記ハンドにより上記アセ
    ンブリ体の上記第2のワークを把持して該アセンブリ体
    を一体的に搬送することを特徴とする移載方法。
  2. 【請求項2】 第1のワークと該第1のワークよりも大
    径の第2のワークとをアセンブリし、そのアセンブリ体
    を一体的に搬送する移載装置であって、 ワークに対する把持間隔が調整可能とされた単一のハン
    ドと、 上記ハンドの把持態様を上記第1のワークを把持する第
    1の把持態様と上記第2のワークを把持する第2の把持
    態様との間で選択する把持態様選択手段と、 上記第1の把持態様において把持した上記第1のワーク
    を上記第2のワークにアセンブリしてアセンブリ体とす
    るとともに上記第2の把持態様において該アセンブリ体
    の上記第2のワークを把持してこれを一体的に搬送する
    如く上記ハンドの作動を制御する作動制御手段とを備え
    たことを特徴とする移載装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記ハンドが、相互
    に対向して接離動される一対のアームで構成されるとと
    もに、 該一対のアームのうち、一方のアームには該アームの移
    動方向に移動可能で且つ上記ハンドが第1の把持態様で
    ある時には後退し第2の把持態様である時には突出する
    如く該ハンドの把持態様に応じてその移動量が変更設定
    される検出子が、他方のアームには上記検出子に対して
    その移動方向に対向し該検出子との相対関係に基づいて
    所定の信号を出力するセンサが、それぞれ設けられてい
    ることを特徴とする移載装置。
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CN114918665A (zh) * 2022-06-09 2022-08-19 超达阀门集团股份有限公司 止回阀阀体组装生产线及工艺
CN114918665B (zh) * 2022-06-09 2023-06-27 超达阀门集团股份有限公司 止回阀阀体组装生产线及工艺

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