JPH0871565A - 電解水生成器 - Google Patents

電解水生成器

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JPH0871565A
JPH0871565A JP24055594A JP24055594A JPH0871565A JP H0871565 A JPH0871565 A JP H0871565A JP 24055594 A JP24055594 A JP 24055594A JP 24055594 A JP24055594 A JP 24055594A JP H0871565 A JPH0871565 A JP H0871565A
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JP
Japan
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water
ultraviolet
passage
hose
irradiation device
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JP24055594A
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Shintarou Tsujimi
信太郎 辻見
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般細菌の除去を、部材の定期的な交換を行
わずに達成してメンテナンスサイクルを長くできる電解
水生成器を提供する。 【構成】 紫外線ランプ48と、このランプ48からの紫外
線を受光する通路49とからなる紫外線照射装置46を備
え、紫外線照射装置46の通路49を流出側ホース15の途中
に介装した。紫外線ランプ48を点灯することにより通路
49内、ひいては通路49を流れる水に紫外線を照射する。
紫外線ランプ48が紫外線を照射することにより電解槽8
に流入する水中の一般細菌が殺菌される。従来、一般細
菌を除去するために中空糸膜フィルタを設け、定期的な
交換が必要とされたが、これに比して一般細菌を除去す
る上で部材の交換を行わずに済むこととなり、メンテナ
ンスサイクルを伸ばすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道蛇口等に接続して
用いられる電解水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電解水生成器の一例として、供給
管を通して水道蛇口側から送られてくる水を浄化する浄
化器と、該浄化器から浄化器吐出側管を介して送られて
くる水を電気分解して飲用等に供するアルカリイオン水
及び主に美容水として用いられる酸性水(アストリンゼ
ント水)を得る電解槽とを備えた装置がある。本出願人
は、このようなタイプの電解水生成器の一例を実願平4
−71509号(実願平6−29693号)に提示し
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水道水中に
は赤錆や一般細菌(雑菌)が存在し、この赤錆や雑菌を
除去するために従来、浄化器内に樹脂フィルタや中空糸
膜フィルタ等の雑菌除去フィルタが設けられているが、
この雑菌除去フィルタ中に雑菌が繁殖し、アルカリイオ
ン水や酸性水中に雑菌が混入してしまう虞があった、そ
して、このようにアルカリイオン水や酸性水中に雑菌が
混入する事態になるのを防止するためには雑菌除去フィ
ルタを定期的に交換する必要があり、不便であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、一般細菌の除去を、部材の定期的な交換を行わずに
達成してメンテナンスサイクルを長くできる電解水生成
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給管を通し
て水供給源から送られてくる水を電気分解してアルカリ
イオン水及び酸性水を得、該アルカリイオン水及び酸性
水をそれぞれアルカリイオン水用、酸性水用吐出管から
吐出する電解槽とを備えた電解水生成器において、紫外
線ランプと、紫外線ランプからの紫外線を受光する通路
とからなる紫外線照射装置を備え、該紫外線照射装置の
通路を、前記供給管よりアルカリイオン水用吐出管に至
る通水管路に介装したことを特徴とする。この場合、紫
外線照射装置に2つの通路を設けてもよい。
【0006】
【作用】本発明の構成とすれば、紫外線ランプが照射す
る紫外線により通路を通る水中の一般細菌が殺菌され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1実施例の電解水生成器を
図1ないし図3に基づいて説明する。図において、水道
蛇口1には三方切換弁2等を内蔵した分岐栓3が設けら
れており、この分岐栓3に接続して電解水生成器4が設
けられている。分岐栓3は、電解水生成器4に設けた給
水口5を通して電解水生成器4に水道水を供給する一
方、電解水生成器4に設けたアルカリイオン水吐出口6
を通して電解水生成器4から送られてくる、pH値が7よ
り大きい高pH水であるアルカリイオン水Aを分岐栓3か
ら流出できるようになっている。
【0008】電解水生成器4には、浄水器7と、電解槽
8、紫外線照射装置(UV照射装置)46とが備えられて
いる。紫外線照射装置46は、図2及び図3に示すように
基台47と、水よりオゾンを発生させる光の波長(184.9
nm)を含む紫外線を発生させる紫外線ランプ48と、通
路49とから概略構成されている。基台47には、平面視、
略矩形を成す所定深さの穴50が形成されている。紫外線
ランプ48は、穴50の深さに比して短い軸形状を成してい
る。紫外線ランプ48は、先端側を穴50に挿入し、ソケッ
ト部(図示省略)を外側にして絶縁部材(図示省略)を
介して基台47に固定されている。基台47及び紫外線ラン
プ48により通路49が形成されている。通路49の一方、他
方の開口部が、それぞれ水流入口49a 、水流出口49b と
され、水流入口49a から流入した水が通路49を通って水
流出口49b から流出するようになっている。なお、図1
には、図面記載の便宜上、紫外線照射装置46の水流入口
49a 、水流出口49b の位置関係を図2に示すものと代え
て記載している。紫外線ランプ48は、電源41にスイッチ
ング回路51を介して接続されており、紫外線ランプ48を
点灯することにより通路49内、ひいては通路49を流れる
水に紫外線を照射する。
【0009】浄水器7の流入口9と前記給水口5とは流
入側ホース10で接続されており、浄水器7は流入側ホー
ス10を通して水道水を流入しこれを浄化するようになっ
ている。また、浄水器7の流出口11には、途中に流量計
等の、流量パルス信号Cを出力する流量センサ12、紫外
線照射装置46及び第1のチェック弁13を設けかつ先端側
に酸性水吐出口14を設けた流出側ホース15が接続されて
いる。この場合、紫外線照射装置46は、通路49の水流入
口49a 、水流出口49b が流出側ホース15の上流側、下流
側になるようにして流出側ホース15の途中に介装されて
いる。第1のチェック弁13に設けられた弁体としてのボ
ール13a は、水道蛇口1が開けられた状態で、図1に示
すように酸性水吐出口14側に位置しており、この状態で
浄水器7から酸性水吐出口14への水の流れを止めるよう
に機能するようになっている。
【0010】電解槽8は、筒状部16及びこの筒状部16の
上下の開口部を覆う上側、下側の蓋17,18からなり、内
部に水貯留部を形成する装置本体19と、筒状部16の中心
部に位置して上側、下側の蓋17,18に保持された軸状の
陽極20と、筒状部16に保持されて一部が装置本体19内部
に位置する陰極21と、筒状部16と陽極20との間に配置さ
れイオンを透過可能な略筒状の分離膜22とから大略構成
されており、陽極20及び陰極21への電圧印加により、装
置本体19内部の水を電気分解してアルカリイオン水A及
び酸性水Bを生成するようになっている。
【0011】下側の蓋18には、第1、第2の流入孔23,
24が形成されている。第1、第2の流入孔23,24は、流
出側ホース15に分岐して設けられた第1、第2の電解槽
流入ホース25,26に接続されており、上述したように水
道蛇口1が開けられた状態で、浄水器7からの水が紫外
線照射装置46の通路49を通った後、第1、第2の電解槽
流入ホース25,26を通して電解槽8に流入するようにな
っている。この場合、第2の電解槽流入ホース26の途中
には、カルシウム添加筒27が設けられおり、電解槽8に
送られる水にカルシウム分を添加して電解槽8の電解効
果を良好なものに維持することになる。
【0012】上側の蓋17における、分離膜22より外側部
分及び分離膜22より内側部分には、第1、第2の流出孔
28,29が形成されている。第1の流出孔28とアルカリイ
オン水吐出口6とはホース30を介して接続されており、
生成されたアルカリイオン水Aがアルカリイオン水吐出
口6及び分岐栓3を通して外部に吐出されることにな
る。第2の流出孔29は、前記流出側ホース15の第1のチ
ェック弁13と酸性水吐出口14との間の部分に一端を接続
し、途中に絞り31を設けた酸性水用ホース32の他端に接
続されており、電解槽8で生成された酸性水Bが、この
第2の流出孔12、酸性水用ホース32及び酸性水吐出口14
を介して外部に吐出するようになっている。
【0013】流出側ホース15における酸性水用ホース32
との分岐部33より下流側部分と、酸性水用ホース32の絞
り上流部分との間には、両者を連通する酸性水漏れ分用
ホース34が介装されている。酸性水漏れ分用ホース34の
途中には、第2、第3のチェック弁35,36が設けられて
おり、第2のチェック弁35は、水道蛇口1が開けられた
状態で、酸性水漏れ分用ホース34の下流側への流れを停
止するようにされており、第3のチェック弁36は、水道
蛇口1が開けられた状態で、酸性水漏れ分用ホース34の
上流側への流れを停止するようにされている。酸性水漏
れ分用ホース34における第2、第3のチェック弁35,36
の間の部分には、樹脂製ボール37a を有した第4のチェ
ック弁37を途中に設けた大気連通ホース38が接続されて
いる。
【0014】電解槽8の陽極20及び陰極21には整流器39
及びトランス40を介して交流電源41が接続されている。
トランス40は、出力電圧値を変えるための複数のタップ
(図示省略)及び後述するタップ切換信号Dに基づいて
このタップを切換設定するタップ切換機構42を有した構
成になっている。そして、交流電源41からの交流電圧が
トランス40にて変圧され、さらに整流器39にて直流に変
換され、陽極20及び陰極21にタップ切換信号Dに対応し
た値の直流電圧が印加されるようになっている。
【0015】前記流量センサ12、紫外線照射装置46のス
イッチング回路51及びトランス40のタップ切換機構42に
接続してコントローラ43が設けられている。コントロー
ラ43は記憶部44と制御部45とから構成されている。記憶
部44は、電解槽8に流入される水の流量を示す流量パル
ス信号Cのパルス間隔Tとタップ切換機構42を制御する
タップ切換信号Dひいては前記電極に印加される直流電
圧値との対応を示す対比データを格納している。制御部
45は、前記流量センサ12の流量パルス信号C(検出信
号)を記憶部44の対比データに照合して対応するタップ
切換信号Dを読出し読み出したタップ切換信号Dをタッ
プ切換機構42に出力してタップ切換機構42を制御するよ
うになっている。さらに、制御部45は、流量パルス信号
Cを入力している間、スイッチング回路51をオン作動し
て紫外線ランプ48を点灯させるようにしている。
【0016】以上のように構成された電解水生成器4の
作用を説明する。まず、各部のイニシャライズを行ない
(ステップS1)、流量パルス信号Cを入力したか否かの
判定を行ない(ステップS2)、YES と判定すると、スイ
ッチング回路51をオン作動して紫外線ランプ48を点灯さ
せると共に、流量パルス信号Cのパルス間隔Tを読出し
(ステップS3)、流量パルス信号Cのパルス間隔Tを記
憶部44に格納されている対比データと照合し、対応する
タップ切換信号Dを読出し(ステップS4)、読出したタ
ップ切換信号Dをタップ切換機構42に出力して(ステッ
プS5)トランス40のタップを切換えさせ、これによりト
ランス40からの出力電圧を調整させて陰極21、陽極20に
印加される直流電圧を所望の値に設定する。
【0017】そして、上述したように、水道蛇口1が開
けられて通水されると紫外線ランプ48が点灯して紫外線
を照射し、通路49を流れる水中の一般細菌が殺菌され
る。従来、一般細菌を除去するために中空糸膜フィルタ
を設け、中空糸膜フィルタ内で一般細菌が繁殖する前に
定期的に中空糸膜フィルタを交換することが必要とされ
たが、これに比して中空糸膜フィルタ内で一般細菌が繁
殖したとしてもこれらの一般細菌は紫外線により殺菌さ
れるので、一般細菌を除去する上で部材の交換を行わず
に済むこととなり、メンテナンスサイクルを伸ばすこと
ができる。
【0018】また、上述したように陰極21及び陽極20に
直流電圧を印加することにより、電解槽8に流入してい
る水が電気分解されてアルカリイオン水A及び酸性水B
が生成されることになる。この場合、上述したように流
量パルス信号Cひいては流量に応じた値の直流電圧が陰
極21及び陽極20に印加されるので、上述したように得ら
れるアルカリイオン水A及び酸性水Bは、そのpH値が所
定のものになる。
【0019】また、流量に応じて陰極21及び陽極20に印
加する電圧の大きさを変更するので、消費するエネルギ
ーを必要最小限に抑え省エネ化を図ることができる。さ
らに、電気分解を行なう上で不必要な過電圧を印加しな
くて済むこととなり、これにより電解槽8の寿命をその
分だけ伸ばせることになる。
【0020】なお、上記実施例では、流出側ホース15の
途中に、紫外線照射装置46を介装した場合を例にした
が、これに代えて、図7に示すようにアルカリイオン水
吐出口6に接続したホース30の途中、図8に示すように
流入側ホース10の途中、あるいは酸性水用ホース32の途
中に紫外線照射装置46を介装するように構成してもよ
い。
【0021】次に、図9及び図10に基づいて本発明の第
2実施例の電解水生成器を説明する。なお、第1実施例
と同一の部材は、同一符号で示し、その説明は省略す
る。
【0022】図において、紫外線照射装置46は、図10に
示すように基台47と、紫外線ランプ48と、第1、第2の
通路52,53と、紫外線透過板54から概略構成されてい
る。基台47には、平面視、略矩形を成す所定深さの穴50
が形成されている。穴50には、略U字形に屈曲した紫外
線透過板54が穴50の幅方向(図10の紙面の表裏方向)の
側壁に密着した状態で挿入されている。紫外線透過板54
の屈曲部54a から基端部54b までの長さ(以下、紫外線
透過板54の長さという)は、穴50の深さに比して短く設
定されており、紫外線透過板54の屈曲部54a が穴50の底
部から離間したものになっている。穴50に、上述したよ
うに紫外線透過板54を配置したことにより穴50を形成す
る壁と紫外線透過板54とから第1の通路52が形成されて
いる。
【0023】紫外線透過板54の内側には、紫外線透過板
54の長さに比して短い長さの軸状の紫外線ランプ48が挿
入されている。紫外線透過板54及び紫外線ランプ48によ
り第2の通路53が形成されている。第1、第2の通路5
2,53の一方、他方の開口部が、それぞれ第1、第2の
水流入口52a ,53a 、水流出口52b ,53b とされ、第
1、第2の水流入口52a ,53a から水が流入して第1、
第2の通路52,53を通って第1、第2の水流出口52b ,
53b から流出するようになっている。なお、図9には、
図面記載の便宜上、紫外線照射装置46の第1、第2の水
流入口52a ,53a 、第1、第2の水流出口52b ,53b の
位置関係を図10に示すものと代えて記載している。ま
た、後述する図11、図12、図13についても同様に記載し
た。紫外線ランプ48は、電源41にスイッチング回路51を
介して接続されており、紫外線ランプ48を点灯すること
により第2の通路53を流れる水に直接紫外線が照射され
ると共に、第1の通路52を流れる水に紫外線透過板54を
介して紫外線が照射される。紫外線透過板54は、水より
オゾンを発生させる光の波長(184.9 nm)よりも波長
の短い紫外線を透過するもの、例えば紫外線透過ガラス
が使用されている。
【0024】紫外線照射装置46は、第1の水流入口52a
、第1の水流出口52b が流出側ホース15の上流側、下
流側になり、かつ第2の水流入口53a 、第2の水流出口
53b が酸性水用ホース32の上流側、下流側になるように
して流出側ホース15の途中でかつ酸性水用ホース32の途
中に介装されている。
【0025】このように構成された電解水生成器では、
水道蛇口1が開けられて通水されると紫外線ランプ48が
点灯して紫外線を照射し、第1の通路52を流れる水中の
一般細菌が殺菌される。従来技術では、一般細菌を除去
するために中空糸膜フィルタを設け、定期的な交換が必
要とされたが、これに比して一般細菌を除去する上で部
材の交換を行わずに済むこととなり、メンテナンスサイ
クルを伸ばすことができる。また、第1の通路52を流れ
る水に紫外線が照射されることにより、有機物や残留塩
素が分解されてイオン分が増加する。イオン分が増加し
た水が第2の通路53から流出側ホース15を通って電解槽
8に送られるので、電解槽8における電解効率を向上で
きる。
【0026】さらに、紫外線ランプ48が第2の通路53の
酸性水に、波長が184.9 nmである光を含む紫外線を照
射することにより、オゾンが発生し殺菌効果を有する酸
性水が得られることになる。
【0027】紫外線照射装置46は、図11ないし図13のい
ずれかに示すように配置してもよい。すなわち、図11に
おいて、第1の水流入口52a 、第1の水流出口52b が流
入側ホース10の上流側、下流側になり、かつ第2の水流
入口53a 、第2の水流出口53b が酸性水用ホース32の上
流側、下流側になるようにして流入側ホース10の途中で
かつ酸性水用ホース32の途中に、紫外線照射装置46が介
装されている。
【0028】このように構成することにより、水道蛇口
1が開けられて通水されると紫外線ランプ48が点灯して
紫外線を照射し、第1の通路52を流れる水中の一般細菌
が殺菌され、上述した例と同様にしてメンテナンスサイ
クルを伸ばすことができる。また、第1の通路52を流れ
る水に紫外線が照射されることにより、有機物や残留塩
素が分解されてイオン分が増加しこれが浄化器7を介し
て電解槽8に送られるので、電解槽8における電解効率
を向上できる。さらに、紫外線ランプ48が第2の通路53
の酸性水に紫外線を照射することにより、オゾンが発生
し殺菌効果を有する酸性水が得られることになる。
【0029】また、図12において、第1の水流入口52a
、第1の水流出口52b が流入側ホース10の上流側、下
流側になり、かつ第2の水流入口53a 、第2の水流出口
53b がアルカリイオン水吐出口6に接続したホース30の
上流側、下流側になるようにして流入側ホース10の途中
でかつ及びホース30の途中に、紫外線照射装置46が介装
されている。
【0030】このように構成することにより、水道蛇口
1が開けられて通水されると紫外線ランプ48が点灯して
紫外線を照射し、第1の通路52を流れる水中の一般細菌
が殺菌され、上述した例と同様にしてメンテナンスサイ
クルを伸ばすことができる。また、第1の通路52を流れ
る水に紫外線が照射されることにより、有機物や残留塩
素が分解されてイオン分が増加しこれが浄化器7を介し
て電解槽8に送られるので、電解槽8における電解効率
を向上できる。さらに、紫外線ランプ48が第2の通路53
のアルカリイオン水に紫外線を照射することにより、オ
ゾンが発生し殺菌効果を有するアルカリイオン水が生成
される。
【0031】また、図13において、第1の水流入口52a
、第1の水流出口52b が流出側ホース15の上流側、下
流側になり、かつ第2の水流入口53a 、第2の水流出口
53b がアルカリイオン水吐出口6に接続したホース30の
上流側、下流側になるようにして流出側ホース15の途中
でかつホース30の途中に、紫外線照射装置46が介装され
ている。
【0032】このように構成することにより、水道蛇口
1が開けられて通水されると紫外線ランプ48が点灯して
紫外線を照射し、第1の通路52を流れる水中の一般細菌
が殺菌され、上述した例と同様にしてメンテナンスサイ
クルを伸ばすことができる。また、第1の通路52を流れ
る水に紫外線が照射されることにより、有機物や残留塩
素が分解されてイオン分が増加する。イオン分が増加し
た水が第2の通路53から流出側ホース15を通って電解槽
8に送られるので、電解槽8における電解効率を向上で
きる。さらに、紫外線ランプ48が第2の通路53のアルカ
リイオン水に紫外線を照射することにより、オゾンが発
生し殺菌効果を有するアルカリイオン水が生成される。
【0033】紫外線照射装置46としては、図14に示すよ
うに構成してもよい。図14において、紫外線照射装置46
は、軸状の紫外線ランプ48と、紫外線ランプ48を間にし
て配置された第1、第2の管55,56と、紫外線ランプ48
に臨む第1、第2の管55,56の部分に設けた第1の紫外
線透過板54a ,及び第2の紫外線透過板54b とからなっ
ている。第1、第2の管55,56に第1、第2の通路52,
53が形成され、その一方、他方の開口部が、それぞれ第
1、第2の水流入口52a ,53a 、水流出口52b,53b と
されている。尚、第1の管55内には、第1の紫外線透過
板54a を介した紫外線ランプ48の光が導入され、第2の
管56内には、第2の紫外線透過板54b を介した紫外線ラ
ンプ48の光が導入される様に構成されている。また、第
1の紫外線透過板54a は、オゾンを発生させる光の波長
である184.9 nmの光を通さない材料(例えば紫外線透
過ガラス)を使用し、第2の紫外線透過板54b は、上記
オゾンを発生させる光の波長を通す材料(例えば、石英
ガラス)を使用している。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た電解水生成器であるから、紫外線ランプが照射する紫
外線により通路を通る水中の一般細菌を殺菌するので、
従来技術で必要とされた雑菌除去フィルタが不要となっ
て一般細菌を除去する上で部材の交換を行わずに済み、
これによりメンテナンスサイクルを伸ばすことができ
る。また、雑菌除去フィルタが取り付けられた電解水生
成器において、この雑菌除去フィルタよりも下流側に紫
外線ランプを設けておけば、雑菌除去フィルタより流出
する雑菌を殺菌することができる。紫外線照射装置が、
少なくとも2つの通路を備えることにより、この2つの
通路を供給管、アルカリイオン水用、酸性水用吐出管の
2つの管の途中に介装させて、精度高く殺菌できること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電解水生成器を模式的に
示す系統図である。
【図2】同電解水生成器の紫外線照射装置を示す正面断
面図である。
【図3】同紫外線照射装置を示す平面断面図である。
【図4】同電解水生成器を示すブロック図である。
【図5】同電解水生成器のコントローラの制御内容を示
すフローチャートである。
【図6】電解水生成器が生成するアルカリイオン水及び
酸性水のpH値と給水量との関係を示す図である。
【図7】アルカリイオン水用のホースの途中に紫外線照
射装置を介装した例を示す系統図である。
【図8】流入側ホースの途中に紫外線照射装置46を介装
した例を示す系統図である。
【図9】本発明の第2実施例の電解水生成器を模式的に
示す系統図である。
【図10】同電解水生成器の紫外線照射装置を示す正面
断面図である。
【図11】流入側ホースの途中でかつ酸性水用ホースの
途中に紫外線照射装置が介装された電解水生成器を模式
的に示す系統図である。
【図12】流入側ホースの途中でかつアルカリイオン水
用のホースの途中に紫外線照射装置が介装された電解水
生成器を模式的に示す系統図である。
【図13】流出側ホースの途中でかつアルカリイオン水
用のホースの途中に、紫外線照射装置が介装された電解
水生成器を模式的に示す系統図である。
【図14】図10の紫外線照射装置に代わる他の紫外線照
射装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 水道蛇口 4 電解水生成器 7 浄化器 8 電解槽 10 流入側ホース(供給管) 15 流出側ホース(浄化器吐出側管) 30 ホース(アルカリイオン水用吐出管) 32 酸性水用ホース(酸性水用吐出管) 46 紫外線照射装置 48 紫外線ランプ 49 通路 A アルカリイオン水 B 酸性水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給管を通して水供給源から送られてく
    る水を電気分解してアルカリイオン水及び酸性水を得、
    該アルカリイオン水及び酸性水をそれぞれアルカリイオ
    ン水用、酸性水用吐出管から吐出する電解槽とを備えた
    電解水生成器において、紫外線ランプと、紫外線ランプ
    からの紫外線を受光する通路とからなる紫外線照射装置
    を備え、該紫外線照射装置の通路を、前記供給管、アル
    カリイオン水用、酸性水用吐出管のいずれかの途中に介
    装したことを特徴とする電解水生成器。
  2. 【請求項2】 紫外線照射装置が、少なくとも2つの通
    路を備えた請求項1記載の電解水生成器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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