JPH0871546A - 液体処理用紫外線照射装置 - Google Patents
液体処理用紫外線照射装置Info
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- JPH0871546A JPH0871546A JP20620694A JP20620694A JPH0871546A JP H0871546 A JPH0871546 A JP H0871546A JP 20620694 A JP20620694 A JP 20620694A JP 20620694 A JP20620694 A JP 20620694A JP H0871546 A JPH0871546 A JP H0871546A
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- ultraviolet irradiation
- ultraviolet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】処理水の温度が変化しても、システム全体の紫
外線出力が低下することがなく、処理液の温度変化に影
響されることなく、常に良好な処理能力を発揮すること
ができる液体処理用の紫外線照射装置を提供する。 【構成】外管ジャケット11に低圧水銀ランプ20を収
容して構成した紫外線照射ユニット10を、処理液に多
数個浸漬して用いる液体処理用紫外線照射装置2におい
て、多数の紫外線照射ユニットは、全ユニットのうちの
50%以上、80%以下のユニットが、水温が15〜2
5℃の場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ラン
プを使用しており、残りのユニットは、水温が5〜15
℃の場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプ
を使用したユニットと、水温が25〜35℃以下の場合
に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用し
たユニットとをそれぞれほぼ同数ずつを占めていること
を特徴とする。
外線出力が低下することがなく、処理液の温度変化に影
響されることなく、常に良好な処理能力を発揮すること
ができる液体処理用の紫外線照射装置を提供する。 【構成】外管ジャケット11に低圧水銀ランプ20を収
容して構成した紫外線照射ユニット10を、処理液に多
数個浸漬して用いる液体処理用紫外線照射装置2におい
て、多数の紫外線照射ユニットは、全ユニットのうちの
50%以上、80%以下のユニットが、水温が15〜2
5℃の場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ラン
プを使用しており、残りのユニットは、水温が5〜15
℃の場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプ
を使用したユニットと、水温が25〜35℃以下の場合
に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用し
たユニットとをそれぞれほぼ同数ずつを占めていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数本の低圧水銀ラン
プを備え、これら低圧水銀ランプから放射された紫外線
を上下水等の処理液に照射して浄化や殺菌処理するなど
に用いられる液体処理用紫外線照射装置に関する。
プを備え、これら低圧水銀ランプから放射された紫外線
を上下水等の処理液に照射して浄化や殺菌処理するなど
に用いられる液体処理用紫外線照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、上下水の浄化や殺菌処理をするた
め紫外線(UV)照射方法が採用されており、紫外線ラ
ンプと称される低圧水銀ランプから発せられる紫外線を
処理しようとする上下水に照射して、浄化や殺菌を促す
ようにしている。
め紫外線(UV)照射方法が採用されており、紫外線ラ
ンプと称される低圧水銀ランプから発せられる紫外線を
処理しようとする上下水に照射して、浄化や殺菌を促す
ようにしている。
【0003】低圧水銀ランプは、発光管バルブの両端に
フィラメント電極を封装するとともに、内部に所定量の
水銀とアルゴン等の希ガスを封入した構造をなしてお
り、この低圧水銀ランプは、発光管を構成するバルブ材
料が遠紫外線の透過性に優れた石英ガラスを用いている
点、およびけい光体被膜を備えていない点で、一般照明
用けい光ランプと異なるが、その他の点では一般照明用
けい光ランプと同様の構造をなしており、かつ同様な放
電・点灯作用を奏する。
フィラメント電極を封装するとともに、内部に所定量の
水銀とアルゴン等の希ガスを封入した構造をなしてお
り、この低圧水銀ランプは、発光管を構成するバルブ材
料が遠紫外線の透過性に優れた石英ガラスを用いている
点、およびけい光体被膜を備えていない点で、一般照明
用けい光ランプと異なるが、その他の点では一般照明用
けい光ランプと同様の構造をなしており、かつ同様な放
電・点灯作用を奏する。
【0004】このような低圧水銀ランプは、放電により
発光管内の水銀原子が電離および励起され、この時に水
銀共鳴線である185nmおよび254nmの紫外線を放射
し、この紫外線が発光管の管壁を透過して外部に放出さ
れるようになっている。このような紫外線のうち、主と
して254nmの紫外線は大腸菌などを殺菌するのに有効
であるといわれている。
発光管内の水銀原子が電離および励起され、この時に水
銀共鳴線である185nmおよび254nmの紫外線を放射
し、この紫外線が発光管の管壁を透過して外部に放出さ
れるようになっている。このような紫外線のうち、主と
して254nmの紫外線は大腸菌などを殺菌するのに有効
であるといわれている。
【0005】そして、上下水の浄化のために使用される
上記低圧水銀ランプは、通常、外管ジャケットに収容さ
れて紫外線照射ユニットを構成しており、この外管ジャ
ケットを処理液に浸漬するようになっている。外管ジャ
ケットは紫外線の透過性の優れた石英ガラスにより形成
されており、閉封された下端側が処理液に浸漬され、上
端の開放部が処理液の液面よりも上方に配置され、この
上端の開放部から低圧水銀ランプを差し込むようになっ
ている。
上記低圧水銀ランプは、通常、外管ジャケットに収容さ
れて紫外線照射ユニットを構成しており、この外管ジャ
ケットを処理液に浸漬するようになっている。外管ジャ
ケットは紫外線の透過性の優れた石英ガラスにより形成
されており、閉封された下端側が処理液に浸漬され、上
端の開放部が処理液の液面よりも上方に配置され、この
上端の開放部から低圧水銀ランプを差し込むようになっ
ている。
【0006】ところで、一般に下水処理場では1日数ト
ンの水を処理するため、上記低圧水銀ランプを光源とし
た紫外線照射ユニットが多数個使用されている。例え
ば、従来の場合、定格が65Wで全長が1000mmの直
管形の発光管が用いられており、管壁負荷は0.1W/
cm2 の低圧水銀ランプが主流を占めていた。しかしなが
ら、このような定格65Wの低圧水銀ランプでは、1本
のランプで1日100m3 の処理能力しか期待できな
い。これに対し、中規模の下水処理場では1日5000
m3 の処理能力が要求されており、したがって定格65
Wの低圧水銀ランプでは50本のランプ、すなわち50
個の紫外線照射ユニットを使用する必要がある。
ンの水を処理するため、上記低圧水銀ランプを光源とし
た紫外線照射ユニットが多数個使用されている。例え
ば、従来の場合、定格が65Wで全長が1000mmの直
管形の発光管が用いられており、管壁負荷は0.1W/
cm2 の低圧水銀ランプが主流を占めていた。しかしなが
ら、このような定格65Wの低圧水銀ランプでは、1本
のランプで1日100m3 の処理能力しか期待できな
い。これに対し、中規模の下水処理場では1日5000
m3 の処理能力が要求されており、したがって定格65
Wの低圧水銀ランプでは50本のランプ、すなわち50
個の紫外線照射ユニットを使用する必要がある。
【0007】多数個の紫外線照射ユニットを使用する
と、メンテナンスが煩雑になるなどの問題があり、この
ため最近では、管壁負荷を0.2W/cm2 以上に増加さ
せた定格1000Wクラスの低圧水銀ランプが開発され
た。定格1000Wクラスの低圧水銀ランプは254nm
の紫外線出力が上記定格65Wの低圧水銀ランプに対し
て10倍となり、必要とするランプ数、すなわちユニッ
ト数は、従来の約1/5〜1/10になる。
と、メンテナンスが煩雑になるなどの問題があり、この
ため最近では、管壁負荷を0.2W/cm2 以上に増加さ
せた定格1000Wクラスの低圧水銀ランプが開発され
た。定格1000Wクラスの低圧水銀ランプは254nm
の紫外線出力が上記定格65Wの低圧水銀ランプに対し
て10倍となり、必要とするランプ数、すなわちユニッ
ト数は、従来の約1/5〜1/10になる。
【0008】このような高負荷形の低圧水銀ランプを使
用した紫外線照射ユニットは、外管ジャケット内で点灯
されるランプの管壁温度が150〜180℃にもなるた
め、ランプの一部に水銀溜りとなる細管を突設し、この
細管先端部に最冷部を形成し、この最冷部に水銀を凝集
させるようにしている。この細管先端部は、発光管から
の伝達熱と、外管ジャケットを通じて外部に放出される
放射熱とが平衡して、この平衡した温度が水銀の最適な
動作温度であるほぼ40℃となるように設定されてお
り、したがって点灯中に最冷部温度がほぼ40℃に保た
れ、これにより水銀蒸気圧を制御し、効率のよい水銀蒸
気圧を得るように設計されている。
用した紫外線照射ユニットは、外管ジャケット内で点灯
されるランプの管壁温度が150〜180℃にもなるた
め、ランプの一部に水銀溜りとなる細管を突設し、この
細管先端部に最冷部を形成し、この最冷部に水銀を凝集
させるようにしている。この細管先端部は、発光管から
の伝達熱と、外管ジャケットを通じて外部に放出される
放射熱とが平衡して、この平衡した温度が水銀の最適な
動作温度であるほぼ40℃となるように設定されてお
り、したがって点灯中に最冷部温度がほぼ40℃に保た
れ、これにより水銀蒸気圧を制御し、効率のよい水銀蒸
気圧を得るように設計されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな低圧水銀ランプは、外管ジャケットの外を流れる水
の温度に影響されて細管先端部の温度が変化する。すな
わち、処理しようとする水の温度が高くなると、細管か
ら奪われる熱が少なくなるから熱平衡が崩れ、細管先端
部温度が上昇する。また、処理しようとする水の温度が
低くなると、細管先端部から奪われる熱が多くなり、細
管先端部温度が低下する。
うな低圧水銀ランプは、外管ジャケットの外を流れる水
の温度に影響されて細管先端部の温度が変化する。すな
わち、処理しようとする水の温度が高くなると、細管か
ら奪われる熱が少なくなるから熱平衡が崩れ、細管先端
部温度が上昇する。また、処理しようとする水の温度が
低くなると、細管先端部から奪われる熱が多くなり、細
管先端部温度が低下する。
【0010】細管先端部の温度が変化すると、水銀蒸気
圧も変化するので、発光効率が変化する。一般に、細管
先端部の温度は、外部の水の温度が20℃である場合に
平衡となってほぼ40℃を保つように設計されている。
外部の水の温度を20℃に想定するというのは年間を通
じての平均温度を割り出したものである。
圧も変化するので、発光効率が変化する。一般に、細管
先端部の温度は、外部の水の温度が20℃である場合に
平衡となってほぼ40℃を保つように設計されている。
外部の水の温度を20℃に想定するというのは年間を通
じての平均温度を割り出したものである。
【0011】しかし、下水処理液の場合、年間を通じて
水温が5〜35℃の範囲で変化するものであり、夏季で
は水温が上昇するから、細管先端部の温度は40℃を上
回り、また冬季では水温が下がるので細管先端部の温度
は40℃以下に低くなる。
水温が5〜35℃の範囲で変化するものであり、夏季で
は水温が上昇するから、細管先端部の温度は40℃を上
回り、また冬季では水温が下がるので細管先端部の温度
は40℃以下に低くなる。
【0012】このように細管先端部の温度が設定値のほ
ぼ40℃から上および下にずれると、いずれの場合も発
光効率が低下し、紫外線出力が大幅に低下し、最大の時
に比べて60%程度まで低下することがある。
ぼ40℃から上および下にずれると、いずれの場合も発
光効率が低下し、紫外線出力が大幅に低下し、最大の時
に比べて60%程度まで低下することがある。
【0013】従来の場合、高負荷形の低圧水銀ランプで
あっても、中規模の下水処理場では6〜12本が使用さ
れているが、これら全てのランプが同一規格に設定され
ており、すなわち全部の紫外線照射ユニットのランプ
が、水温20℃のときに細管先端部の温度がほぼ40℃
となるように設定されていた。このため、夏季や冬季で
は、紫外線照射装置としてのシステム全体の紫外線出力
が低下し、処理能力が著しく低くなるという問題があ
る。
あっても、中規模の下水処理場では6〜12本が使用さ
れているが、これら全てのランプが同一規格に設定され
ており、すなわち全部の紫外線照射ユニットのランプ
が、水温20℃のときに細管先端部の温度がほぼ40℃
となるように設定されていた。このため、夏季や冬季で
は、紫外線照射装置としてのシステム全体の紫外線出力
が低下し、処理能力が著しく低くなるという問題があ
る。
【0014】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、外部の水の温度が
変化しても、システム全体の紫外線出力が大幅に低下す
ることがなく、水温の変化に影響されることなく、した
がってシーズンに影響されずに常に良好な処理能力を発
揮することができる液体処理用の紫外線照射装置を提供
しようとするものである。
たもので、その目的とするところは、外部の水の温度が
変化しても、システム全体の紫外線出力が大幅に低下す
ることがなく、水温の変化に影響されることなく、した
がってシーズンに影響されずに常に良好な処理能力を発
揮することができる液体処理用の紫外線照射装置を提供
しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、処理
液に浸漬される外管ジャケットと、この外管ジャケット
に収容され、両端部に電極が封装されるとともに内部に
水銀および希ガスが封入された低圧水銀ランプとによっ
て紫外線照射ユニットを構成し、この紫外線照射ユニッ
トを多数個処理液に浸漬し、それぞれの低圧水銀ランプ
から放射される紫外線をそれぞれ外管ジャケットを透過
させて外部の処理液に照射するようにした液体処理用紫
外線照射装置において、上記多数の紫外線照射ユニット
は、全部のユニットのうちの50%以上、80%以下の
ユニットが、処理液の液温が15℃以上、25℃以下の
場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使
用しており、残りのユニットのうち、処理液の液温が5
℃以上、15℃未満の場合に最高の紫外線出力を発揮す
る低圧水銀ランプを使用したユニットと、処理液の液温
が25℃を越え、35℃以下の場合に最高の紫外線出力
を発揮する低圧水銀ランプを使用したユニットとが、そ
れぞれほぼ同数ずつを占めていることを特徴とする。
液に浸漬される外管ジャケットと、この外管ジャケット
に収容され、両端部に電極が封装されるとともに内部に
水銀および希ガスが封入された低圧水銀ランプとによっ
て紫外線照射ユニットを構成し、この紫外線照射ユニッ
トを多数個処理液に浸漬し、それぞれの低圧水銀ランプ
から放射される紫外線をそれぞれ外管ジャケットを透過
させて外部の処理液に照射するようにした液体処理用紫
外線照射装置において、上記多数の紫外線照射ユニット
は、全部のユニットのうちの50%以上、80%以下の
ユニットが、処理液の液温が15℃以上、25℃以下の
場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使
用しており、残りのユニットのうち、処理液の液温が5
℃以上、15℃未満の場合に最高の紫外線出力を発揮す
る低圧水銀ランプを使用したユニットと、処理液の液温
が25℃を越え、35℃以下の場合に最高の紫外線出力
を発揮する低圧水銀ランプを使用したユニットとが、そ
れぞれほぼ同数ずつを占めていることを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、処理液中に浸漬される
外管ジャケットと、この外管ジャケット内に収容され、
U字形をなす発光管の両端部に電極が封装されるととも
に内部に水銀および希ガスが封入され、上記発光管の屈
曲部が下側に位置されてこの屈曲部に水銀溜り部となる
細管が突設された低圧水銀ランプとによって紫外線照射
ユニットを構成し、この紫外線照射ユニットを多数個用
い、それぞれの低圧水銀ランプから放射される紫外線を
それぞれ外管ジャケットを透過させて外部の処理液に照
射するようにした液体処理用紫外線照射装置において、
上記全ての紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプは、細
管の突出長さが20mm以上、35mm以下に規制されてお
り、これら多数の紫外線照射ユニットのうちの50%以
上、80%以下のユニットが、突出長さが25mm以上、
30mm以下とされた細管を備えた低圧水銀ランプを使用
しており、残りのユニットのうち、突出長さが25mm未
満とされた細管を備えた低圧水銀ランプを使用したユニ
ットと、突出長さが30mmを越える細管を備えた低圧水
銀ランプを使用したユニットとが、それぞれほぼ同数ず
つを占めていることを特徴とする。
外管ジャケットと、この外管ジャケット内に収容され、
U字形をなす発光管の両端部に電極が封装されるととも
に内部に水銀および希ガスが封入され、上記発光管の屈
曲部が下側に位置されてこの屈曲部に水銀溜り部となる
細管が突設された低圧水銀ランプとによって紫外線照射
ユニットを構成し、この紫外線照射ユニットを多数個用
い、それぞれの低圧水銀ランプから放射される紫外線を
それぞれ外管ジャケットを透過させて外部の処理液に照
射するようにした液体処理用紫外線照射装置において、
上記全ての紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプは、細
管の突出長さが20mm以上、35mm以下に規制されてお
り、これら多数の紫外線照射ユニットのうちの50%以
上、80%以下のユニットが、突出長さが25mm以上、
30mm以下とされた細管を備えた低圧水銀ランプを使用
しており、残りのユニットのうち、突出長さが25mm未
満とされた細管を備えた低圧水銀ランプを使用したユニ
ットと、突出長さが30mmを越える細管を備えた低圧水
銀ランプを使用したユニットとが、それぞれほぼ同数ず
つを占めていることを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、各紫外線照射ユニット
は、上記細管と外管ジャケットの最短距離が30mm以上
であることを特徴とする。請求項4の発明は、各紫外線
照射ユニットの低圧水銀ランプは、管壁負荷が0.2〜
1.5W/cm2 で点灯されることを特徴とする。請求項
5の発明は、各紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプは
点灯回路に接続されていることを特徴とする。
は、上記細管と外管ジャケットの最短距離が30mm以上
であることを特徴とする。請求項4の発明は、各紫外線
照射ユニットの低圧水銀ランプは、管壁負荷が0.2〜
1.5W/cm2 で点灯されることを特徴とする。請求項
5の発明は、各紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプは
点灯回路に接続されていることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1の発明によれば、処理液の温度が15
℃以上、25℃以下の場合に最高の紫外線出力を発揮す
るランプを備えた中間温度用の紫外線照射ユニットが全
体のユニットの50〜80%を占めているから、年間を
通してこの紫外線照射ユニットが主として紫外線を照射
し、所定レベルの処理能力を維持する。
℃以上、25℃以下の場合に最高の紫外線出力を発揮す
るランプを備えた中間温度用の紫外線照射ユニットが全
体のユニットの50〜80%を占めているから、年間を
通してこの紫外線照射ユニットが主として紫外線を照射
し、所定レベルの処理能力を維持する。
【0019】そして、例えば夏季のように、処理液の温
度が25℃を越えると、上記中間温度用の紫外線照射ユ
ニットはその紫外線出力が低下することになるが、この
場合は処理液の温度が25℃を越えて35℃以下の場合
に最高の紫外線出力を発揮するランプを備えた高温用の
紫外線照射ユニットが紫外線出力を増強するようにな
る。
度が25℃を越えると、上記中間温度用の紫外線照射ユ
ニットはその紫外線出力が低下することになるが、この
場合は処理液の温度が25℃を越えて35℃以下の場合
に最高の紫外線出力を発揮するランプを備えた高温用の
紫外線照射ユニットが紫外線出力を増強するようにな
る。
【0020】また、冬季のように、処理液の温度が15
℃未満になると、同じく上記中間温度用の紫外線照射ユ
ニットはその紫外線出力が低下することになるが、この
場合は処理液の温度が5℃以上、15℃未満の場合に最
高の紫外線出力を発揮するランプを備えた低温用の紫外
線照射ユニットが紫外線出力を増強するようになる。
℃未満になると、同じく上記中間温度用の紫外線照射ユ
ニットはその紫外線出力が低下することになるが、この
場合は処理液の温度が5℃以上、15℃未満の場合に最
高の紫外線出力を発揮するランプを備えた低温用の紫外
線照射ユニットが紫外線出力を増強するようになる。
【0021】つまり、多数個の紫外線照射ユニットは、
処理液の温度が平均温度で最高効率を発揮する中間温度
用ユニットと、処理液の温度が高い場合に最高効率を発
揮する高温用ユニットと、処理液の温度が低い場合に最
高効率を発揮する低温用ユニットを混合して使用するよ
うにしたものであり、したがって、処理液の温度が5〜
35℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力
がこれら水温の変化に影響されることがなくなり、常に
良好なレベルの処理能力を発揮することができる。
処理液の温度が平均温度で最高効率を発揮する中間温度
用ユニットと、処理液の温度が高い場合に最高効率を発
揮する高温用ユニットと、処理液の温度が低い場合に最
高効率を発揮する低温用ユニットを混合して使用するよ
うにしたものであり、したがって、処理液の温度が5〜
35℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力
がこれら水温の変化に影響されることがなくなり、常に
良好なレベルの処理能力を発揮することができる。
【0022】請求項2の発明の場合は、細管の突出長さ
により低圧水銀ランプの最高紫外線出力を発揮できる動
作温度を変えたものであり、請求項1の場合と同様に、
多数個の紫外線照射ユニットに用いられる低圧水銀ラン
プは、処理液の温度が平均温度で最高効率を発揮する中
間温度用ユニットと、処理液の温度が高い場合に最高効
率を発揮する高温用ユニットと、処理液の温度が低い場
合に最高効率を発揮する低温用ユニットとが混合して使
用されることになり、したがって、処理液の温度が5〜
35℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力
がこれら水温の変化に影響されることがなく、常に良好
なレベルの処理能力を発揮することができる。
により低圧水銀ランプの最高紫外線出力を発揮できる動
作温度を変えたものであり、請求項1の場合と同様に、
多数個の紫外線照射ユニットに用いられる低圧水銀ラン
プは、処理液の温度が平均温度で最高効率を発揮する中
間温度用ユニットと、処理液の温度が高い場合に最高効
率を発揮する高温用ユニットと、処理液の温度が低い場
合に最高効率を発揮する低温用ユニットとが混合して使
用されることになり、したがって、処理液の温度が5〜
35℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力
がこれら水温の変化に影響されることがなく、常に良好
なレベルの処理能力を発揮することができる。
【0023】請求項3の発明によれば、細管先端の水銀
溜り部と外管ジャケットとの最短距離を30mm以上にし
てあるから、水銀溜り部が水温の影響を受けにくく、水
銀温度を一定に保つから、光束が安定する。
溜り部と外管ジャケットとの最短距離を30mm以上にし
てあるから、水銀溜り部が水温の影響を受けにくく、水
銀温度を一定に保つから、光束が安定する。
【0024】請求項4の発明によれば、低圧水銀ランプ
の管壁負荷が0.2〜1.5W/cm2 で点灯される場合
は点灯中の管壁温度が150〜180℃にもなるのでラ
ンプの一部に水銀溜りとなる細管を突設する必要があ
り、このような構造のランプを使用した多数個の紫外線
照射ユニットを使用する場合に請求項2の手段が有効に
なる。請求項5の発明によれば、低圧水銀ランプは点灯
回路により点灯が良好に維持される。
の管壁負荷が0.2〜1.5W/cm2 で点灯される場合
は点灯中の管壁温度が150〜180℃にもなるのでラ
ンプの一部に水銀溜りとなる細管を突設する必要があ
り、このような構造のランプを使用した多数個の紫外線
照射ユニットを使用する場合に請求項2の手段が有効に
なる。請求項5の発明によれば、低圧水銀ランプは点灯
回路により点灯が良好に維持される。
【0025】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。図面は下水の殺菌浄化処理施設に用
いられる紫外線照射装置の例を示し、図1は紫外線照射
ユニットの構成を示す断面図、図2はその主要部の断面
図、図3は下水浄水槽の平面図、図4は紫外線照射モジ
ュール3の構造を示す正面図、図5は紫外線照射モジュ
ール3の1部分解した斜視図である。
もとづき説明する。図面は下水の殺菌浄化処理施設に用
いられる紫外線照射装置の例を示し、図1は紫外線照射
ユニットの構成を示す断面図、図2はその主要部の断面
図、図3は下水浄水槽の平面図、図4は紫外線照射モジ
ュール3の構造を示す正面図、図5は紫外線照射モジュ
ール3の1部分解した斜視図である。
【0026】下水浄水槽1は、図3に示すように、例え
ば蛇行した下水通路を有しており、この蛇行通路の途中
には紫外線照射装置2が設置されている。紫外線照射装
置2は、複数組の紫外線照射モジュール3…により構成
されており、各紫外線照射モジュール3…にはそれぞれ
複数の紫外線照射ユニット10…が取付けられている。
ば蛇行した下水通路を有しており、この蛇行通路の途中
には紫外線照射装置2が設置されている。紫外線照射装
置2は、複数組の紫外線照射モジュール3…により構成
されており、各紫外線照射モジュール3…にはそれぞれ
複数の紫外線照射ユニット10…が取付けられている。
【0027】本実施例の場合、浄化槽1の通路に4組の
紫外線照射モジュール3…が設けられており、これら各
紫外線照射モジュール3…にはそれぞれ4個づつの紫外
線照射ユニット10…が設置されている。したがって紫
外線照射ユニット10…は合計16個用いられている。
紫外線照射モジュール3…が設けられており、これら各
紫外線照射モジュール3…にはそれぞれ4個づつの紫外
線照射ユニット10…が設置されている。したがって紫
外線照射ユニット10…は合計16個用いられている。
【0028】紫外線照射モジュール3の構造は、図4お
よび図5に示されており、31はモジュール上板、32
はモジュール下板である。これらモジュール上板31と
モジュール下板32は、複数の支柱33…により連結さ
れている。モジュール上板31には4個の取付孔34…
が開口されているとともに、モジュール下板32には上
記取付孔34…に対向して台座35…が取付けられてい
る。台座35…には凹部36が形成されている。
よび図5に示されており、31はモジュール上板、32
はモジュール下板である。これらモジュール上板31と
モジュール下板32は、複数の支柱33…により連結さ
れている。モジュール上板31には4個の取付孔34…
が開口されているとともに、モジュール下板32には上
記取付孔34…に対向して台座35…が取付けられてい
る。台座35…には凹部36が形成されている。
【0029】上記モジュール上板31の4個の取付孔3
4…には、それぞれの上方から上記紫外線照射ユニット
10…が脱着可能に挿入されるようになっている。紫外
線照射ユニット10は、後で説明するが外管ジャケット
11を有しており、この外管ジャケット11が取付孔3
4…から挿入され、外管ジャケット11の下端の閉止壁
が上記台座35の凹部36に支承されるようになってい
る。この場合、外管ジャケット11の上端の開口部12
は取付孔33内に位置されるようになっている。
4…には、それぞれの上方から上記紫外線照射ユニット
10…が脱着可能に挿入されるようになっている。紫外
線照射ユニット10は、後で説明するが外管ジャケット
11を有しており、この外管ジャケット11が取付孔3
4…から挿入され、外管ジャケット11の下端の閉止壁
が上記台座35の凹部36に支承されるようになってい
る。この場合、外管ジャケット11の上端の開口部12
は取付孔33内に位置されるようになっている。
【0030】ここで紫外線照射ユニット10の構造につ
いて、図1および図2にもとづき説明する。紫外線照射
ユニット10は、基本的構造は全て同じであってよいか
ら、まず同一構成の部分について説明する。
いて、図1および図2にもとづき説明する。紫外線照射
ユニット10は、基本的構造は全て同じであってよいか
ら、まず同一構成の部分について説明する。
【0031】外管ジャケット11は遠紫外線を透過する
石英ガラスにより構成されており、下端が閉塞されてい
るとともに上端は開放されており、丁度試験管を大きく
したような形状をなしている。例えば、定格1000W
の場合、外管ジャケット11の外径は85mm(内径80
mm)、全長が1600mmとされている。
石英ガラスにより構成されており、下端が閉塞されてい
るとともに上端は開放されており、丁度試験管を大きく
したような形状をなしている。例えば、定格1000W
の場合、外管ジャケット11の外径は85mm(内径80
mm)、全長が1600mmとされている。
【0032】この外管ジャケット11には低圧水銀ラン
プ20が収容されている。低圧水銀ランプ20は、内径
が例えば30mmの石英ガラスからなるU字形の発光管2
1からなり、U字形に曲成した状態の全長が1400mm
にされている。この低圧水銀ランプ20は、その屈曲部
が下向きとなって外管ジャケット11に収容されてい
る。
プ20が収容されている。低圧水銀ランプ20は、内径
が例えば30mmの石英ガラスからなるU字形の発光管2
1からなり、U字形に曲成した状態の全長が1400mm
にされている。この低圧水銀ランプ20は、その屈曲部
が下向きとなって外管ジャケット11に収容されてい
る。
【0033】発光管21の両端部にはそれぞれ陽極2
2,22および陰極23,23が封装されており、これ
ら陽極22,22および陰極23,23は外部リード線
24…に接続されている。
2,22および陰極23,23が封装されており、これ
ら陽極22,22および陰極23,23は外部リード線
24…に接続されている。
【0034】上記発光管21には、U字形に曲げられた
屈曲部に、水銀溜り部となる細管25が突設されてお
り、この細管25には水銀26が収容されている。この
細管25は、内径5mmであり、上記屈曲部からの突出長
さLが最小20mm、最大35mmの範囲となるように形成
されており、これにより水銀26の温度が最適動作温度
の40℃前後に保たれるようになっている。なお、細管
25の突出長さLは、後述するが各紫外線照射ユニット
10毎に異なるように構成されている。
屈曲部に、水銀溜り部となる細管25が突設されてお
り、この細管25には水銀26が収容されている。この
細管25は、内径5mmであり、上記屈曲部からの突出長
さLが最小20mm、最大35mmの範囲となるように形成
されており、これにより水銀26の温度が最適動作温度
の40℃前後に保たれるようになっている。なお、細管
25の突出長さLは、後述するが各紫外線照射ユニット
10毎に異なるように構成されている。
【0035】上記発光管21内には上記水銀のほかに、
アルゴン、またはネオン、もしくはネオン−アルゴンの
ペニングガスからなる希ガスが封入されている。上記低
圧水銀ランプ20には、上下に離間した複数箇所にラン
プホルダ26,26が取付けられており、これらランプ
ホルダ26,26は板ばねなどからなり外管ジャケット
11の内面に弾接するようになっている。このため低圧
水銀ランプ20は、これらランプホルダ26,26を介
して外管ジャケット11の所定の位置に保持されてい
る。これにより発光管21の外面は外管ジャケット11
の内面と間隙を存している。そして、この場合、上記細
管25の先端、つまり水銀26の凝集箇所と、外管ジャ
ケット11の最短距離Sが30mm以上となるように配置
されている。
アルゴン、またはネオン、もしくはネオン−アルゴンの
ペニングガスからなる希ガスが封入されている。上記低
圧水銀ランプ20には、上下に離間した複数箇所にラン
プホルダ26,26が取付けられており、これらランプ
ホルダ26,26は板ばねなどからなり外管ジャケット
11の内面に弾接するようになっている。このため低圧
水銀ランプ20は、これらランプホルダ26,26を介
して外管ジャケット11の所定の位置に保持されてい
る。これにより発光管21の外面は外管ジャケット11
の内面と間隙を存している。そして、この場合、上記細
管25の先端、つまり水銀26の凝集箇所と、外管ジャ
ケット11の最短距離Sが30mm以上となるように配置
されている。
【0036】このような低圧水銀ランプ20は、これを
点灯すると陽極22、22と陰極23、23間の交互放
電により発光管21内の水銀原子が電離および励起さ
れ、この時に水銀共鳴線である185nmおよび254nm
の紫外線を放射し、この紫外線は発光管21および外管
ジャケット11の管壁を透過して外部に放出される。こ
のため、外管ジャケット11の外にある汚水に紫外線を
照射し、この汚水を浄化し、殺菌する。
点灯すると陽極22、22と陰極23、23間の交互放
電により発光管21内の水銀原子が電離および励起さ
れ、この時に水銀共鳴線である185nmおよび254nm
の紫外線を放射し、この紫外線は発光管21および外管
ジャケット11の管壁を透過して外部に放出される。こ
のため、外管ジャケット11の外にある汚水に紫外線を
照射し、この汚水を浄化し、殺菌する。
【0037】このような構造の紫外線照射ユニット10
は、前記したモジュール上板31の取付孔34…に挿入
され、外管ジャケット11の下端の閉止壁が台座35の
凹部36に支承されるともに、上端の開口部12は取付
孔34内に位置される。
は、前記したモジュール上板31の取付孔34…に挿入
され、外管ジャケット11の下端の閉止壁が台座35の
凹部36に支承されるともに、上端の開口部12は取付
孔34内に位置される。
【0038】外管ジャケット11の上端開口部12には
ゴムなどの弾性材からなるパッキング13を介して外蓋
15により押さえ付けられるようになっている。外蓋1
5はモジュール上板31の取付孔34に形成したねじ部
38に捩じ込まれるようになっている。この外蓋15の
ねじ込みにより、外蓋15はモジュール上板31に螺着
され、パッキング13を介して外管ジャケット11の上
端開口部12を押しており、したがって外管ジャケット
11は、モジュール上板31とモジュール下板32との
間で支持される。
ゴムなどの弾性材からなるパッキング13を介して外蓋
15により押さえ付けられるようになっている。外蓋1
5はモジュール上板31の取付孔34に形成したねじ部
38に捩じ込まれるようになっている。この外蓋15の
ねじ込みにより、外蓋15はモジュール上板31に螺着
され、パッキング13を介して外管ジャケット11の上
端開口部12を押しており、したがって外管ジャケット
11は、モジュール上板31とモジュール下板32との
間で支持される。
【0039】上記外蓋15には、前記発光管21から導
出された外部リード線24を外に引き出すのに充分な大
きさの導出孔18が開口されており、外部リード線24
はこの導出孔18を通じてモジュール上板31の上方に
導き出されている。
出された外部リード線24を外に引き出すのに充分な大
きさの導出孔18が開口されており、外部リード線24
はこの導出孔18を通じてモジュール上板31の上方に
導き出されている。
【0040】モジュール上板31の上部には、図4に示
すように、点灯回路ハウジング40が設けられており、
この点灯回路ハウジング40には低圧水銀ランプ20…
を安定点灯させるための点灯回路41が収容されてい
る。合計16本の低圧水銀ランプ20…から導出された
外部リード線24は上記点灯回路41に接続されてお
り、この点灯回路41を通じて電源に接続されている。
すように、点灯回路ハウジング40が設けられており、
この点灯回路ハウジング40には低圧水銀ランプ20…
を安定点灯させるための点灯回路41が収容されてい
る。合計16本の低圧水銀ランプ20…から導出された
外部リード線24は上記点灯回路41に接続されてお
り、この点灯回路41を通じて電源に接続されている。
【0041】ところで、上記のような構成の紫外線照射
装置2においては、合計16個の紫外線照射ユニット1
0…が使用されているが、それぞれの紫外線照射ユニッ
ト10…は、処理液の水温に応じて最高紫外線出力が異
なるように複数種の紫外線照射ユニット10…を混合し
て使用している。
装置2においては、合計16個の紫外線照射ユニット1
0…が使用されているが、それぞれの紫外線照射ユニッ
ト10…は、処理液の水温に応じて最高紫外線出力が異
なるように複数種の紫外線照射ユニット10…を混合し
て使用している。
【0042】すなわち、合計16個の紫外線照射ユニッ
ト10…の内の一部の紫外線照射ユニット10…は、処
理される下水の温度が年間の平均温度である20℃前後
の場合に紫外線出力が最大に発揮される低圧水銀ランプ
20を使用しており、残りの紫外線照射ユニット10…
は処理される下水の温度が平均温度の20℃よりも低い
温度の場合に紫外線出力が最大に発揮される低圧水銀ラ
ンプ20を用いており、さらに残りの紫外線照射ユニッ
ト10…は処理される下水の温度が平均温度の20℃よ
りも高い温度の場合に紫外線出力が最大に発揮される低
圧水銀ランプ20を用いている。
ト10…の内の一部の紫外線照射ユニット10…は、処
理される下水の温度が年間の平均温度である20℃前後
の場合に紫外線出力が最大に発揮される低圧水銀ランプ
20を使用しており、残りの紫外線照射ユニット10…
は処理される下水の温度が平均温度の20℃よりも低い
温度の場合に紫外線出力が最大に発揮される低圧水銀ラ
ンプ20を用いており、さらに残りの紫外線照射ユニッ
ト10…は処理される下水の温度が平均温度の20℃よ
りも高い温度の場合に紫外線出力が最大に発揮される低
圧水銀ランプ20を用いている。
【0043】さらに具体的に説明すると、合計16個の
紫外線照射ユニット10…のうち50〜80%、例えば
1/2に相当する8個の紫外線照射ユニット10は、処
理液の温度が15℃以上、25℃以下の場合に最高の紫
外線出力を発揮するランプ20を備えており、上記50
〜80%の残りの紫外線照射ユニット10…のうち、す
なわち50〜20%の紫外線照射ユニット10…のう
ち、例えば全体の1/4に相当する4個の紫外線照射ユ
ニット10は処理液の温度が5℃以上、15℃未満の場
合に最高の紫外線出力を発揮するランプ20を備えてお
り、さらに残りの1/4に相当する4個の紫外線照射ユ
ニット10は処理液の温度が25℃を越え35℃以下の
場合に最高の紫外線出力を発揮するランプ20を備えて
いる。
紫外線照射ユニット10…のうち50〜80%、例えば
1/2に相当する8個の紫外線照射ユニット10は、処
理液の温度が15℃以上、25℃以下の場合に最高の紫
外線出力を発揮するランプ20を備えており、上記50
〜80%の残りの紫外線照射ユニット10…のうち、す
なわち50〜20%の紫外線照射ユニット10…のう
ち、例えば全体の1/4に相当する4個の紫外線照射ユ
ニット10は処理液の温度が5℃以上、15℃未満の場
合に最高の紫外線出力を発揮するランプ20を備えてお
り、さらに残りの1/4に相当する4個の紫外線照射ユ
ニット10は処理液の温度が25℃を越え35℃以下の
場合に最高の紫外線出力を発揮するランプ20を備えて
いる。
【0044】このような特性をもつ紫外線照射ユニット
10…は、具体的に下記の箇条書きしたような構成によ
り実現することができる。 (1)まず、全部の紫外線照射ユニット10…は、前記
した通り、細管25の先端と外管ジャケット11との最
短距離Sが30mm以上となるように規制されている。 (2)そして、細管25の突出長さLは、全てのランプ
20…で、20mm以上、35mm以下の範囲に規制されて
いる。 (3)全部の紫外線照射ユニット10…の中の50〜8
0%、例えば全体の1/2に相当する8個の紫外線照射
ユニット10…は、細管25の突出長さが25mm以上、
30mm以下とされている。具体的には、細管25の突出
長さを27mmにしてある。 (4)残りの紫外線照射ユニット10…の中の半分、例
えば全体の1/4に相当する4個の紫外線照射ユニット
10は、細管25の突出長さが25mm未満である。但
し、上記(2)の条件から、20mm未満になることはな
い。具体的には、細管25の突出長さを23mmにしてあ
る。 (5)残りの紫外線照射ユニット10…の中のさらに残
りの半分、例えば全体の1/4に相当する4個の紫外線
照射ユニット10は、細管25の突出長さが30mmを越
えている。但し、上記(2)の条件から、35mmを越え
ることはない。具体的には、細管25の突出長さを33
mmにしてある。
10…は、具体的に下記の箇条書きしたような構成によ
り実現することができる。 (1)まず、全部の紫外線照射ユニット10…は、前記
した通り、細管25の先端と外管ジャケット11との最
短距離Sが30mm以上となるように規制されている。 (2)そして、細管25の突出長さLは、全てのランプ
20…で、20mm以上、35mm以下の範囲に規制されて
いる。 (3)全部の紫外線照射ユニット10…の中の50〜8
0%、例えば全体の1/2に相当する8個の紫外線照射
ユニット10…は、細管25の突出長さが25mm以上、
30mm以下とされている。具体的には、細管25の突出
長さを27mmにしてある。 (4)残りの紫外線照射ユニット10…の中の半分、例
えば全体の1/4に相当する4個の紫外線照射ユニット
10は、細管25の突出長さが25mm未満である。但
し、上記(2)の条件から、20mm未満になることはな
い。具体的には、細管25の突出長さを23mmにしてあ
る。 (5)残りの紫外線照射ユニット10…の中のさらに残
りの半分、例えば全体の1/4に相当する4個の紫外線
照射ユニット10は、細管25の突出長さが30mmを越
えている。但し、上記(2)の条件から、35mmを越え
ることはない。具体的には、細管25の突出長さを33
mmにしてある。
【0045】このような実施例の構成によれば、この紫
外線照射装置2は以下のような作用を奏する。すなわ
ち、点灯回路41を介して各紫外線照射ユニット10…
の低圧水銀ランプ20を点灯させると、これら低圧水銀
ランプ20は、放電により発光管21内の水銀原子が電
離および励起され、この時に水銀共鳴線である185nm
および254nmの紫外線を放射し、この紫外線が発光管
21の管壁を透過し、外管ジャケット11を通過して外
部に放出される。このような紫外線のうち、主として2
54nmの紫外線が下水処理槽1を流れる下水に含まれる
大腸菌などを殺菌する。よって下水の浄化や殺菌、減菌
処理がなされる。
外線照射装置2は以下のような作用を奏する。すなわ
ち、点灯回路41を介して各紫外線照射ユニット10…
の低圧水銀ランプ20を点灯させると、これら低圧水銀
ランプ20は、放電により発光管21内の水銀原子が電
離および励起され、この時に水銀共鳴線である185nm
および254nmの紫外線を放射し、この紫外線が発光管
21の管壁を透過し、外管ジャケット11を通過して外
部に放出される。このような紫外線のうち、主として2
54nmの紫外線が下水処理槽1を流れる下水に含まれる
大腸菌などを殺菌する。よって下水の浄化や殺菌、減菌
処理がなされる。
【0046】このような紫外線照射ユニット10…にお
いては、前記(1)の条件のように、全部の紫外線照射
ユニット10…は、低圧水銀ランプ20…における細管
25の先端と外管ジャケット11との最短距離Sが30
mm以上となるように規制されているから、処理液の水温
が通常の使用範囲とされている5〜35℃の範囲で変化
しても、細管25の先端の温度を水銀の動作温度である
ほぼ40℃に保つことができる。
いては、前記(1)の条件のように、全部の紫外線照射
ユニット10…は、低圧水銀ランプ20…における細管
25の先端と外管ジャケット11との最短距離Sが30
mm以上となるように規制されているから、処理液の水温
が通常の使用範囲とされている5〜35℃の範囲で変化
しても、細管25の先端の温度を水銀の動作温度である
ほぼ40℃に保つことができる。
【0047】すなわち、外部の水温が低いほど細管25
先端の温度は上昇し難くなるから、外部の水温の影響を
受けないようにするには細管25の先端を外管ジャケッ
ト11から離す必要がある。図6は、外部の水温が5℃
の場合に、細管25の先端と外管ジャケット11との最
短距離Sと、細管先端の温度との関係を測定した特性図
である。細管25の先端が外管ジャケット11に接近す
ると、細管25の温度が水銀の動作温度であるほぼ40
℃に上昇しなくなる。外部の水温が5℃の場合でも、こ
の水温の影響を受けることなく細管25の温度をほぼ4
0℃にするには、細管25の先端と外管ジャケット11
との最短距離Sを30mm以上に離すことが必要になる。
先端の温度は上昇し難くなるから、外部の水温の影響を
受けないようにするには細管25の先端を外管ジャケッ
ト11から離す必要がある。図6は、外部の水温が5℃
の場合に、細管25の先端と外管ジャケット11との最
短距離Sと、細管先端の温度との関係を測定した特性図
である。細管25の先端が外管ジャケット11に接近す
ると、細管25の温度が水銀の動作温度であるほぼ40
℃に上昇しなくなる。外部の水温が5℃の場合でも、こ
の水温の影響を受けることなく細管25の温度をほぼ4
0℃にするには、細管25の先端と外管ジャケット11
との最短距離Sを30mm以上に離すことが必要になる。
【0048】このようにすれば、細管25の先端温度
は、発光管から伝わる熱と、輻射熱となって外管ジャケ
ット11から逃げる熱とが平衡して、ほぼ40℃にする
ことができる。
は、発光管から伝わる熱と、輻射熱となって外管ジャケ
ット11から逃げる熱とが平衡して、ほぼ40℃にする
ことができる。
【0049】なお、細管25の先端と外管ジャケット1
1との最短距離Sが30mm未満になると外管ジャケット
11の内径が60mm未満になり、発光管20の保温効果
も低下するので、良くない。
1との最短距離Sが30mm未満になると外管ジャケット
11の内径が60mm未満になり、発光管20の保温効果
も低下するので、良くない。
【0050】また、上記紫外線照射ユニット10…は、
前記(2)〜(5)の条件を満足するようにしたから、
処理液の水温が通常の使用範囲とされる5〜35℃の範
囲で変化しても、紫外線出力を一定レベル以上に保つこ
とができる。
前記(2)〜(5)の条件を満足するようにしたから、
処理液の水温が通常の使用範囲とされる5〜35℃の範
囲で変化しても、紫外線出力を一定レベル以上に保つこ
とができる。
【0051】すなわち、外部の水温が変化すると、細管
25から輻射熱として奪われる熱量が変化するため、細
管25の先端部温度が変化する。このため、最冷部とな
っている水銀溜り部の温度が変化するので、水銀蒸気圧
が変化し、紫外線出力も変化する。
25から輻射熱として奪われる熱量が変化するため、細
管25の先端部温度が変化する。このため、最冷部とな
っている水銀溜り部の温度が変化するので、水銀蒸気圧
が変化し、紫外線出力も変化する。
【0052】外部の水温が変化しても、最冷部の温度を
変化させない、つまり水銀蒸気圧を変化させない、言い
換えるとランプの紫外線出力を最高値に維持するには、
細管25の突出長さLを変えてやればよい。
変化させない、つまり水銀蒸気圧を変化させない、言い
換えるとランプの紫外線出力を最高値に維持するには、
細管25の突出長さLを変えてやればよい。
【0053】図7は、水温が変化した場合に各低圧水銀
ランプ20…がそれぞれ最高値の90%以上の紫外線出
力を発揮するための細管25の突出量Lを測定したもの
である。図7から、処理液の水温が通常の使用範囲とさ
れる5〜35℃の範囲で変化した場合、細管25の突出
長さLを、20mm〜35mmの範囲で、上記温度に応じて
比例的に変化させれば、最高値の90%以上の紫外線出
力を発揮することができることが判った。これにより条
件(2)が求められる。
ランプ20…がそれぞれ最高値の90%以上の紫外線出
力を発揮するための細管25の突出量Lを測定したもの
である。図7から、処理液の水温が通常の使用範囲とさ
れる5〜35℃の範囲で変化した場合、細管25の突出
長さLを、20mm〜35mmの範囲で、上記温度に応じて
比例的に変化させれば、最高値の90%以上の紫外線出
力を発揮することができることが判った。これにより条
件(2)が求められる。
【0054】しかしながら、16本の低圧水銀ランプ2
0…の1本毎に細管25の突出長さLを変更するのは、
製造に手間を要し、コスト高になる。そこで、本発明者
らは、水温ごとに紫外線出力の異なる紫外線照射ユニッ
ト10…を3つのグループに分け、3種類のランプ20
…を製作して上記の要請に対応するようにした。
0…の1本毎に細管25の突出長さLを変更するのは、
製造に手間を要し、コスト高になる。そこで、本発明者
らは、水温ごとに紫外線出力の異なる紫外線照射ユニッ
ト10…を3つのグループに分け、3種類のランプ20
…を製作して上記の要請に対応するようにした。
【0055】すなわち、本実施例では、年間を通じて平
均水温とされる平均20℃の水温の場合に紫外線出力が
最大となる低圧水銀ランプ20を用いた紫外線照射ユニ
ットと、上記平均20℃の水温よりも低い水温の場合に
紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ20を用いた紫
外線照射ユニットと、上記平均20℃の水温よりも高い
水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ2
0を用いた紫外線照射ユニットとを準備し、これら紫外
線照射ユニットを混合して同時に使用するようにした。
均水温とされる平均20℃の水温の場合に紫外線出力が
最大となる低圧水銀ランプ20を用いた紫外線照射ユニ
ットと、上記平均20℃の水温よりも低い水温の場合に
紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ20を用いた紫
外線照射ユニットと、上記平均20℃の水温よりも高い
水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ2
0を用いた紫外線照射ユニットとを準備し、これら紫外
線照射ユニットを混合して同時に使用するようにした。
【0056】上記平均20℃の水温の場合に紫外線出力
が最大となる低圧水銀ランプ20を用いた中間温度用紫
外線照射ユニットは、細管25の突出長さが25mm以
上、30mm以下とされており、具体的には、細管25の
突出長さを27mmにしてある。これは条件(3)の一部
を満足する。
が最大となる低圧水銀ランプ20を用いた中間温度用紫
外線照射ユニットは、細管25の突出長さが25mm以
上、30mm以下とされており、具体的には、細管25の
突出長さを27mmにしてある。これは条件(3)の一部
を満足する。
【0057】上記平均20℃の水温よりも低い水温の場
合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ20を用い
た低温用紫外線照射ユニットは、細管25の突出長さを
25mm未満にしてある。具体的には、細管25の突出長
さを23mmにしてある。これは条件(4)の一部を満足
する。
合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ20を用い
た低温用紫外線照射ユニットは、細管25の突出長さを
25mm未満にしてある。具体的には、細管25の突出長
さを23mmにしてある。これは条件(4)の一部を満足
する。
【0058】さらに、上記平均20℃の水温よりも高い
水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ2
0を用いた高温用紫外線照射ユニットは、細管25の突
出長さを30mmを越えた寸法にしてあり、具体的には、
細管25の突出長さを33mmにしてある。これは条件
(5)の一部を満足する。
水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧水銀ランプ2
0を用いた高温用紫外線照射ユニットは、細管25の突
出長さを30mmを越えた寸法にしてあり、具体的には、
細管25の突出長さを33mmにしてある。これは条件
(5)の一部を満足する。
【0059】この場合、これら中間温度用紫外線照射ユ
ニット、低温度用紫外線照射ユニットおよび高温度用紫
外線照射ユニットは、それぞれ同数ずつ使用することも
考えられるが、年間を通じて水温が平均温度20℃に近
い温度状況で使用される期間が多いことに注目し、中間
温度用紫外線照射ユニットの使用数の割合を多くするこ
とを考慮した。
ニット、低温度用紫外線照射ユニットおよび高温度用紫
外線照射ユニットは、それぞれ同数ずつ使用することも
考えられるが、年間を通じて水温が平均温度20℃に近
い温度状況で使用される期間が多いことに注目し、中間
温度用紫外線照射ユニットの使用数の割合を多くするこ
とを考慮した。
【0060】下記表1は、中間温度用紫外線照射ユニッ
ト、低温度用紫外線照射ユニットおよび高温度用紫外線
照射ユニットの使用割合と、処理能力との関係を調べた
結果の表である。処理能力の判定で良と評価されるもの
は水温が5〜35℃の範囲で変化しても紫外線照射装置
2全体の紫外線出力が最高出力の80%以上のレベルを
維持できる場合である。
ト、低温度用紫外線照射ユニットおよび高温度用紫外線
照射ユニットの使用割合と、処理能力との関係を調べた
結果の表である。処理能力の判定で良と評価されるもの
は水温が5〜35℃の範囲で変化しても紫外線照射装置
2全体の紫外線出力が最高出力の80%以上のレベルを
維持できる場合である。
【0061】
【表1】
【0062】上記の表から、細管25の突出長さが25
mm以上、30mm以下とされた中間温度用紫外線照射ユニ
ット、つまり平均20℃の水温の場合に紫外線出力が最
大となる低圧水銀ランプ20を用いた中間温度用紫外線
照射ユニットは、全体のユニットの50%以上、80%
以下の割合で使用すればよいことになる。これは条件
(3)を満足する。
mm以上、30mm以下とされた中間温度用紫外線照射ユニ
ット、つまり平均20℃の水温の場合に紫外線出力が最
大となる低圧水銀ランプ20を用いた中間温度用紫外線
照射ユニットは、全体のユニットの50%以上、80%
以下の割合で使用すればよいことになる。これは条件
(3)を満足する。
【0063】また、細管25の突出長さを25mm未満に
した低温用紫外線照射ユニット、つまり平均20℃の水
温よりも低い水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧
水銀ランプ20を用いた低温用紫外線照射ユニットは、
全体の10%を越え、25%未満の割合で使用すればよ
く、これは条件(4)を満足する。
した低温用紫外線照射ユニット、つまり平均20℃の水
温よりも低い水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧
水銀ランプ20を用いた低温用紫外線照射ユニットは、
全体の10%を越え、25%未満の割合で使用すればよ
く、これは条件(4)を満足する。
【0064】さらに、細管25の突出長さが30mmを越
えた高温用紫外線照射ユニット、つまり平均20℃の水
温よりも高い水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧
水銀ランプ20を用いた高温用紫外線照射ユニットは、
全体の10%を越え、25%未満の割合で使用すればよ
く、これは条件(5)を満足する。
えた高温用紫外線照射ユニット、つまり平均20℃の水
温よりも高い水温の場合に紫外線出力が最大となる低圧
水銀ランプ20を用いた高温用紫外線照射ユニットは、
全体の10%を越え、25%未満の割合で使用すればよ
く、これは条件(5)を満足する。
【0065】以上の説明を整理すると、本実施例の液体
処理用紫外線照射装置2は、多数個の紫外線照射ユニッ
トを使用し、これら多数の紫外線照射ユニットは、全部
のユニットのうちの50%以上、80%以下のユニット
が、外部の水温が15℃以上、25℃以下の場合に最高
の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用した中間
温度用の紫外線照射ユニットが占めており、残りのユニ
ットのうち、外部の水温が5℃以上、15℃未満の場合
に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用し
た低温用紫外線照射ユニットと、外部の水温が25℃を
越え、35℃以下の場合に最高の紫外線出力を発揮する
低圧水銀ランプを使用した高温用紫外線照射ユニットと
が、それぞれほぼ同数ずつを占めていることになる。
処理用紫外線照射装置2は、多数個の紫外線照射ユニッ
トを使用し、これら多数の紫外線照射ユニットは、全部
のユニットのうちの50%以上、80%以下のユニット
が、外部の水温が15℃以上、25℃以下の場合に最高
の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用した中間
温度用の紫外線照射ユニットが占めており、残りのユニ
ットのうち、外部の水温が5℃以上、15℃未満の場合
に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ランプを使用し
た低温用紫外線照射ユニットと、外部の水温が25℃を
越え、35℃以下の場合に最高の紫外線出力を発揮する
低圧水銀ランプを使用した高温用紫外線照射ユニットと
が、それぞれほぼ同数ずつを占めていることになる。
【0066】このような構成によれば、中間温度用紫外
線照射ユニットが全体のユニットの50〜80%を占め
ているから、年間を通してこの紫外線照射ユニットが主
として紫外線を照射し、特に春や秋のような中間シーズ
ンではこれら中間温度用紫外線照射ユニットが高い紫外
線出力を発揮するから、所定レベルの紫外線出力を放出
するようになり、高い処理能力を維持する。
線照射ユニットが全体のユニットの50〜80%を占め
ているから、年間を通してこの紫外線照射ユニットが主
として紫外線を照射し、特に春や秋のような中間シーズ
ンではこれら中間温度用紫外線照射ユニットが高い紫外
線出力を発揮するから、所定レベルの紫外線出力を放出
するようになり、高い処理能力を維持する。
【0067】そして、例えば夏季のように、処理液の温
度が25℃を越えると、上記中間温度用紫外線照射ユニ
ットはその紫外線出力が低下することになるが、この場
合は高温用紫外線照射ユニットが最高出力を発揮するよ
うになるから、上記中間温度用紫外線照射ユニットが紫
外線出力を低下した分を補うようになり、よって全体の
紫外線出力が低下するのを防止する。
度が25℃を越えると、上記中間温度用紫外線照射ユニ
ットはその紫外線出力が低下することになるが、この場
合は高温用紫外線照射ユニットが最高出力を発揮するよ
うになるから、上記中間温度用紫外線照射ユニットが紫
外線出力を低下した分を補うようになり、よって全体の
紫外線出力が低下するのを防止する。
【0068】また、冬季のように、処理液の温度が15
℃未満になると、同じく上記中間温度用紫外線照射ユニ
ットはその紫外線出力を低下することになるが、この場
合は低温用紫外線照射ユニットが最高出力を発揮するよ
うになるから、上記中間温度用紫外線照射ユニットの紫
外線出力低下分を補うようになり、よってこの場合も全
体の紫外線出力が低下するのを防止する。
℃未満になると、同じく上記中間温度用紫外線照射ユニ
ットはその紫外線出力を低下することになるが、この場
合は低温用紫外線照射ユニットが最高出力を発揮するよ
うになるから、上記中間温度用紫外線照射ユニットの紫
外線出力低下分を補うようになり、よってこの場合も全
体の紫外線出力が低下するのを防止する。
【0069】したがって、このように水温に応じて紫外
線出力が異なる紫外線照射ユニットを混合して使用する
ことにより、処理液の温度が5〜35℃の範囲で変化し
ても、システム全体の紫外線出力がこれら水温の変化に
影響されることがなく、常に良好なレベルの処理能力を
発揮することができる。
線出力が異なる紫外線照射ユニットを混合して使用する
ことにより、処理液の温度が5〜35℃の範囲で変化し
ても、システム全体の紫外線出力がこれら水温の変化に
影響されることがなく、常に良好なレベルの処理能力を
発揮することができる。
【0070】また、上記実施例のように、全ての紫外線
照射ユニット10…の低圧水銀ランプ20…は、細管2
5の突出長さを20mm以上、35mm以下に規制してあ
り、これら多数の紫外線照射ユニットのうちの50%以
上、80%以下のユニットが、突出長さが25mm以上、
30mm以下とされた細管25を備えた低圧水銀ランプ1
0を使用しており、残りのユニットのうち、突出長さが
25mm未満とされた細管25を備えた低圧水銀ランプ1
0を使用したユニットと、突出長さが30mmを越える細
管25を備えた低圧水銀ランプ10を使用したユニット
とが、それぞれほぼ同数ずつを占めている場合は、突出
長さが25mm以上、30mm以下とされた細管25を備え
た低圧水銀ランプを使用した紫外線照射ユニットが前記
中間温度用紫外線照射ユニットに該当し、突出長さが2
5mm未満とされた細管25を備えた低圧水銀ランプを使
用したユニットは低温用紫外線照射ユニットに該当し、
かつ突出長さが30mmを越える細管25を備えた低圧水
銀ランプを使用したユニットは高温用紫外線照射ユニッ
トに該当するから、この場合も、処理液の温度が5〜3
5℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力が
これら水温の変化に影響されることがなく、常に良好な
レベルの処理能力を発揮することができる。
照射ユニット10…の低圧水銀ランプ20…は、細管2
5の突出長さを20mm以上、35mm以下に規制してあ
り、これら多数の紫外線照射ユニットのうちの50%以
上、80%以下のユニットが、突出長さが25mm以上、
30mm以下とされた細管25を備えた低圧水銀ランプ1
0を使用しており、残りのユニットのうち、突出長さが
25mm未満とされた細管25を備えた低圧水銀ランプ1
0を使用したユニットと、突出長さが30mmを越える細
管25を備えた低圧水銀ランプ10を使用したユニット
とが、それぞれほぼ同数ずつを占めている場合は、突出
長さが25mm以上、30mm以下とされた細管25を備え
た低圧水銀ランプを使用した紫外線照射ユニットが前記
中間温度用紫外線照射ユニットに該当し、突出長さが2
5mm未満とされた細管25を備えた低圧水銀ランプを使
用したユニットは低温用紫外線照射ユニットに該当し、
かつ突出長さが30mmを越える細管25を備えた低圧水
銀ランプを使用したユニットは高温用紫外線照射ユニッ
トに該当するから、この場合も、処理液の温度が5〜3
5℃の範囲で変化しても、システム全体の紫外線出力が
これら水温の変化に影響されることがなく、常に良好な
レベルの処理能力を発揮することができる。
【0071】そしてまた、各紫外線照射ユニットは、細
管25と外管ジャケット11の最短距離を30mm以上と
してあるから、点灯中に細管25の先端温度は水温の影
響を受け難くなり、水銀の最適動作温度である40℃前
後の温度で平衡することになり、最冷部温度を最適な温
度に維持することができ、紫外線出力を高い水準に保つ
ことができる。
管25と外管ジャケット11の最短距離を30mm以上と
してあるから、点灯中に細管25の先端温度は水温の影
響を受け難くなり、水銀の最適動作温度である40℃前
後の温度で平衡することになり、最冷部温度を最適な温
度に維持することができ、紫外線出力を高い水準に保つ
ことができる。
【0072】特に、本発明は、各紫外線照射ユニット1
0の低圧水銀ランプ20が高い管壁負荷0.2〜1.5
W/cm2 で点灯される場合に有効であり、このような高
負荷形ランプでは、点灯中の発光管温度が高くなるので
細管25が不可欠となり、よって、細管25の突出長さ
を請求項2に規制する条件に設定すれば、高負荷形ラン
プに有効となる。
0の低圧水銀ランプ20が高い管壁負荷0.2〜1.5
W/cm2 で点灯される場合に有効であり、このような高
負荷形ランプでは、点灯中の発光管温度が高くなるので
細管25が不可欠となり、よって、細管25の突出長さ
を請求項2に規制する条件に設定すれば、高負荷形ラン
プに有効となる。
【0073】また、各紫外線照射ユニット10…の低圧
水銀ランプ20…は点灯回路41により点灯が良好に維
持される。なお、中間温度用紫外線照射ユニット、低温
用紫外線照射ユニットおよび高温用紫外線照射ユニット
は、紫外線照射装置2において、全体に亘り均等な配置
となるように分散配置してもよく、または中間温度用紫
外線照射ユニットを集中配置したモジュール、低温用紫
外線照射ユニットを集中配置したモジュールおよび高温
用紫外線照射ユニットを集中配置したモジュールなどの
ように、モジュール毎にまとめて配置してもよい。
水銀ランプ20…は点灯回路41により点灯が良好に維
持される。なお、中間温度用紫外線照射ユニット、低温
用紫外線照射ユニットおよび高温用紫外線照射ユニット
は、紫外線照射装置2において、全体に亘り均等な配置
となるように分散配置してもよく、または中間温度用紫
外線照射ユニットを集中配置したモジュール、低温用紫
外線照射ユニットを集中配置したモジュールおよび高温
用紫外線照射ユニットを集中配置したモジュールなどの
ように、モジュール毎にまとめて配置してもよい。
【0074】さらに、本発明は上記実施例のような上下
水の浄化、殺菌に使用することには限らず、他の液体の
浄化、殺菌などの分野で用いられる紫外線照射装置に用
いることもできる。
水の浄化、殺菌に使用することには限らず、他の液体の
浄化、殺菌などの分野で用いられる紫外線照射装置に用
いることもできる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、多数個の紫外線照射ユニットは、処理液の温度が
平均温度で最高効率を発揮するユニットと、処理液の温
度が高い場合に最高効率を発揮するユニットと、処理液
の温度が低い場合に最高効率を発揮するユニットとを混
在して使用するようにしたから、処理液の温度が5〜3
5℃の範囲で変化しても、それぞれの水温に適応するユ
ニットが紫外線出力を補うようになり、紫外線照射装置
全体の紫外線出力が水温の変化に影響されて低下するこ
とがなくなり、常に良好なレベルの処理能力を発揮する
ことができる。
れば、多数個の紫外線照射ユニットは、処理液の温度が
平均温度で最高効率を発揮するユニットと、処理液の温
度が高い場合に最高効率を発揮するユニットと、処理液
の温度が低い場合に最高効率を発揮するユニットとを混
在して使用するようにしたから、処理液の温度が5〜3
5℃の範囲で変化しても、それぞれの水温に適応するユ
ニットが紫外線出力を補うようになり、紫外線照射装置
全体の紫外線出力が水温の変化に影響されて低下するこ
とがなくなり、常に良好なレベルの処理能力を発揮する
ことができる。
【0076】請求項2の発明の場合も、細管の突出長さ
により低圧水銀ランプの最高の紫外線出力を発揮できる
動作温度を変えたから、請求項1の場合と同様に、処理
液の温度が5〜35℃の範囲で変化しても、システム全
体の紫外線出力が低下するのが防止され、常に良好なレ
ベルの処理能力を発揮することができる。
により低圧水銀ランプの最高の紫外線出力を発揮できる
動作温度を変えたから、請求項1の場合と同様に、処理
液の温度が5〜35℃の範囲で変化しても、システム全
体の紫外線出力が低下するのが防止され、常に良好なレ
ベルの処理能力を発揮することができる。
【0077】請求項3の発明によれば、細管先端の水銀
溜り部と外管ジャケットとの最短距離を30mm以上にし
てあるから、水銀溜り部が水温の影響を受けにくく、水
銀温度を一定に保つから、光束が安定する。
溜り部と外管ジャケットとの最短距離を30mm以上にし
てあるから、水銀溜り部が水温の影響を受けにくく、水
銀温度を一定に保つから、光束が安定する。
【0078】請求項4の発明によれば、低圧水銀ランプ
の管壁負荷が0.2〜1.5W/cm2 で点灯される場合
は点灯中の管壁温度が150〜180℃にもなるのでラ
ンプの一部に水銀溜りとなる細管を突設する必要があ
り、このような構造のランプを使用した多数個の紫外線
照射ユニットを使用する場合に請求項2の手段が有効に
なる。請求項5の発明によれば、低圧水銀ランプは点灯
回路により点灯が良好に維持される。
の管壁負荷が0.2〜1.5W/cm2 で点灯される場合
は点灯中の管壁温度が150〜180℃にもなるのでラ
ンプの一部に水銀溜りとなる細管を突設する必要があ
り、このような構造のランプを使用した多数個の紫外線
照射ユニットを使用する場合に請求項2の手段が有効に
なる。請求項5の発明によれば、低圧水銀ランプは点灯
回路により点灯が良好に維持される。
【図1】本発明の一実施例を示す紫外線照射ユニットの
断面図。
断面図。
【図2】同実施例の紫外線照射ユニットの下端部を拡大
して示す断面図。
して示す断面図。
【図3】下水浄水槽の平面図。
【図4】下水浄水槽に設置された紫外線照射装置の側面
図。
図。
【図5】紫外線照射装置を構成する紫外線照射モジュー
ルの分解した斜視図。
ルの分解した斜視図。
【図6】細管先端と外管ジャケットの最短距離Sと、細
管先端の温度との関係を示す特性図。
管先端の温度との関係を示す特性図。
【図7】水温と細管の突出長さの関係を示す特性図。
1…浄水槽 2…紫外線照射装
置 3…紫外線照射モジュール 10…紫外線照射ユニット 11…外管ジャケット 12…上端開放部 13…パッキング 15…外蓋 20…低圧水銀ランプ 21…発光管 22,22、23,23…電極 24…リード線 25…細管 26…水銀 41…点灯回路
置 3…紫外線照射モジュール 10…紫外線照射ユニット 11…外管ジャケット 12…上端開放部 13…パッキング 15…外蓋 20…低圧水銀ランプ 21…発光管 22,22、23,23…電極 24…リード線 25…細管 26…水銀 41…点灯回路
Claims (5)
- 【請求項1】 外管ジャケットに、両端部に電極が封装
されるとともに内部に水銀および希ガスが封入された低
圧水銀ランプを収容して紫外線照射ユニットを構成し、 この紫外線照射ユニットを多数個処理液中に浸漬し、そ
れぞれの低圧水銀ランプから放射される紫外線をそれぞ
れ外管ジャケットを透過させて外部の処理液に照射する
ようにした液体処理用紫外線照射装置において、 上記多数の紫外線照射ユニットは、全部のユニットのう
ちの50%以上、80%以下のユニットが、処理液の液
温が15℃以上、25℃以下の場合に最高の紫外線出力
を発揮する低圧水銀ランプを備えており、 残りのユニットのうち、処理液の液温が5℃以上、15
℃未満の場合に最高の紫外線出力を発揮する低圧水銀ラ
ンプを使用したユニットと、処理液の液温が25℃を越
え、35℃以下の場合に最高の紫外線出力を発揮する低
圧水銀ランプを使用したユニットとが、それぞれほぼ同
数ずつを占めていることを特徴とする液体処理用紫外線
照射装置。 - 【請求項2】 外管ジャケットに、U字形をなす発光管
の両端部に電極が封装されるとともに内部に水銀および
希ガスが封入され、この発光管の屈曲部が下側に位置さ
れてこの屈曲部に水銀溜り部となる細管が突設されてな
る低圧水銀ランプを収容して紫外線照射ユニットを構成
し、 この紫外線照射ユニットを多数個処理液に浸漬し、それ
ぞれの低圧水銀ランプから放射される紫外線をそれぞれ
外管ジャケットを透過させて外部の処理液に照射するよ
うにした液体処理用紫外線照射装置において、 上記全ての紫外線照射ユニットの各低圧水銀ランプは、
細管の突出長さが20mm以上、35mm以下の範囲に規制
されており、 これら紫外線照射ユニットのうちの50%以上、80%
以下のユニットは、突出長さが25mm以上、30mm以下
にある細管を備えた低圧水銀ランプを使用しており、 残りのユニットのうち、突出長さが25mm未満とされた
細管を備えた低圧水銀ランプを使用したユニットと、突
出長さが30mmを越える細管を備えた低圧水銀ランプを
使用したユニットとが、それぞれほぼ同数ずつを占めて
いることを特徴とする液体処理用紫外線照射装置。 - 【請求項3】 各紫外線照射ユニットは、上記細管の先
端と外管ジャケットの最短距離が30mm以上であること
を特徴とする請求項2に記載の紫外線照射装置。 - 【請求項4】 各紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプ
は、管壁負荷が0.2W/cm2 以上、1.5W/cm2 以
下で点灯されることを特徴とする請求項2に記載の紫外
線照射装置。 - 【請求項5】 各紫外線照射ユニットの低圧水銀ランプ
は点灯回路に接続されていることを特徴とする請求項1
ないし請求項4のいずれか1に記載の紫外線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20620694A JPH0871546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 液体処理用紫外線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20620694A JPH0871546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 液体処理用紫外線照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0871546A true JPH0871546A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16519541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20620694A Pending JPH0871546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 液体処理用紫外線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0871546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003236534A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-26 | Chiyoda Kohan Co Ltd | 紫外線照射装置 |
JP2010048582A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Mitsubishi Chemical Analytech Co Ltd | 硫黄の分析方法および分析装置 |
JP2018535089A (ja) * | 2015-10-27 | 2018-11-29 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | アンチ・ファウリング・システム、並びに、アンチ・ファウリング・システムを制御するコントローラー及び方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20620694A patent/JPH0871546A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003236534A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-26 | Chiyoda Kohan Co Ltd | 紫外線照射装置 |
JP2010048582A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Mitsubishi Chemical Analytech Co Ltd | 硫黄の分析方法および分析装置 |
JP2018535089A (ja) * | 2015-10-27 | 2018-11-29 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | アンチ・ファウリング・システム、並びに、アンチ・ファウリング・システムを制御するコントローラー及び方法 |
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