JPH0871360A - アスファルト混合物再生プラントの排気ガス浄化方法 - Google Patents

アスファルト混合物再生プラントの排気ガス浄化方法

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JPH0871360A
JPH0871360A JP6212783A JP21278394A JPH0871360A JP H0871360 A JPH0871360 A JP H0871360A JP 6212783 A JP6212783 A JP 6212783A JP 21278394 A JP21278394 A JP 21278394A JP H0871360 A JPH0871360 A JP H0871360A
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JP
Japan
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exhaust gas
asphalt mixture
zeolite
regeneration plant
regenerating plant
Prior art date
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Pending
Application number
JP6212783A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yoneyama
誠 米山
Hideki Fukuzawa
秀喜 福澤
Mitsumasa Hotta
光政 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIYU KENSETSU KK
P F C KK
Amano Corp
Original Assignee
DAIYU KENSETSU KK
P F C KK
Amano Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスファルト混合物再生プラントの排気ガス
を実用的に充分に浄化すること。 【構成】 アスファルト混合物再生プラント1からの
排気ガスをゼオライトを吸着材として担持したものにて
浄化することを特徴とするアスファルト混合物再生プラ
ントの排気ガス浄化方法。アスファルト混合物再生プ
ラント1からの排気ガスを冷却装置2にて冷却する第1
工程と、前記冷却された排気ガスに希釈エアーを混合す
る第2工程と、前記希釈エアーが混合された排気ガスを
ゼオライトを吸着材として備えたバグフィルターにて浄
化する第3工程とを具備することを特徴とするアスファ
ルト混合物再生プラントの排気ガス浄化方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト混合物再
生プラントの排気ガス浄化方法に関し、特に浄化効果が
著しいアスファルト混合物再生プラントの排気ガス浄化
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、再生アスファルト混合物の製
造には再生アスファルトプラントが使用されている。こ
のプラントの排気ガスには、アスファルト再生材を使用
するため、ダスト、オイルミスト、臭気ガス等が含まれ
ている。このため、この排気ガスをそのまま大気中に放
出することは好ましくないことから、水シャワーにて浄
化処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、水シャワーにて浄化処理する場合でも、前記再生
プラントの排気ガスに含まれるダスト、オイルミスト、
臭気ガス等の除去が不完全のまま、前記排気ガスが大気
中に放出されるので、この排気ガスが大気汚染の原因に
なった。また、活性炭による吸着脱臭方法又は白金系触
媒を用いた触媒燃焼式脱臭方法も考えられるが、これら
の方法は、いずれもオイルミストによる活性炭及び触媒
の被覆により、脱臭性能をすぐに失うため、実用性が乏
しいものであった。したがって、本発明の目的は、上述
の従来例の欠点をなくし、実用的で充分に前記排気ガス
を浄化することができるアスファルト再生プラントの排
気ガス浄化方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、アスファルト混合物再
生プラントからの排気ガスをゼオライトを吸着材として
担持したものにて浄化することを特徴とするアスファル
ト混合物再生プラントの排気ガス浄化方法である。更
に、第2の発明の構成は、アスファルト混合物再生プラ
ントからの排気ガスを冷却装置にて冷却する第1工程
と、前記冷却された排気ガスに希釈エアーを混合する第
2工程と、前記希釈エアーが混合された排気ガスをゼオ
ライトを吸着材として備えたバグフィルターにて浄化す
る第3工程とを具備することを特徴とするアスファルト
混合物再生プラントの排気ガス浄化方法である。
【0005】
【作用】上記第1の発明の構成により、排気ガスに含ま
れるオイルミスト及び臭気ガスが吸着材としてのゼオラ
イトにより充分に吸着除去される。更に、第2の発明の
構成によれば、排気ガスに含まれるダストの一部は冷却
装置内に堆積するので、排気ガスから除去される。更
に、冷却装置で冷却された排気ガスは、希釈エアーによ
り充分に冷却と同時に露点を低下させてバグフィルター
内に導かれるので、排気ガスに含まれるオイルミスト及
び臭気ガスが吸着材としてのゼオライトにより充分に吸
着除去される。
【0006】
【実施例】次に、本願発明の一実施例を図面を使用して
説明する。図1は本発明の一実施例に使用する装置の一
部分を示し、図2は前記装置のうち図1に示すもの以外
のものを示す。なお、図1中のは図2中のに接続さ
れる。図1及び図2において、アスファルト混合物再生
プラントに使用されるドラムミキサー1の排気ガスはダ
クト81を介して冷却装置2に導かれる。冷却装置2に
て冷却された前記排気ガスはダクト82を介してバグフ
ィルター5に導かれる。ただし、希釈エアー導入装置3
がダクト82に接続されている。更に、ゼオライト供給
装置4が移送管83及び切換バルブ83aを介してダク
ト82に接続されている。
【0007】ドラムミキサー1は、再生加熱アスファル
ト混合物を製造するものであり、その図示右端下部に取
出口用ゲート11が配設されている。バーナー12は、
ドラムミキサー1内の原料を加熱するものである。搬送
車13は、取出口用ゲート11から取り出されたアスフ
ァルト混合物を搬送する。バグフィルター5の出力側は
ダクト85を介して主排風機6の入力側に接続されてい
る。更に、主排風機6の出力側がダクト86を介して排
気スタック7の入力側に接続されている。希釈エアー導
入装置3は、エアー取入口31からエアーを取り入れバ
タフライ弁32を介してダクト82へ送る。なお、コン
トロールモータ33がバタフライ弁32の開閉を制御す
る。
【0008】ゼオライト供給装置4の主要部は、圧送ブ
ロアー41と人工ゼオライトを収容しているゼオライト
タンク42である。ゼオライトの種類は、天然、合成、
人工によるものがあるが、ここでは特に人工ゼオライト
を用いることに特徴がある。人工ゼオライトは、石炭灰
に苛性ソーダなどのアルカリ溶液を添加して70〜10
0℃にて熱処理することにより、多孔質結晶物としたも
のであり、Na型、Ca型、Mg型等があり、特にNa
型のものが好ましい。人工ゼオライトの吸着は、物理吸
着によるので、吸着温度はできるだけ低い方が好まし
く、その温度は100℃以下、より好ましくは70℃以
下によるのがよい。なお、天然ゼオライトや合成ゼオラ
イトは、人工ゼオライトに比べて通気抵抗性が大きく
(人工ゼオライトの約2倍)、ガスやオイルの吸着能が
小さい(人工ゼオライトの約1/2)ので、すぐに吸着
能を失うため、この目的には使用できない。
【0009】圧送ブロアー41の出力側は移送管83に
接続されている。なお、41aは圧送ブロアー41の空
気取入口である。ゼオライトタンク42はロータリーバ
ルブ44を介して移送管83に接続されている。更に、
安全弁45が移送管83に接続されている。バグフィル
ター5の下部にスクリューコンベア51が取付られ、ス
クリューコンベア51の出力側にバタフライ弁52が接
続されている。このスクリューコンベア51は使用ずみ
のゼオライトを搬送するものであり、搬送された使用ず
みのゼオライトはバタフライ弁52から排出される。
【0010】図3は図1の冷却装置2の一例2aの詳細
を示す。この一例2aは、間接冷却方式(乾式)であ
り、サイクロン21の入力側がダクト81に接続されて
いる。サイクロン21の下部はダストボックス23に接
続され、ダストボックス23の下端にはダスト排出バル
ブ23aが取付られている。サイクロン21の出力側は
ダクト26を介して入側ヘッダ24の入力側に接続され
ている。出側ヘッダ25はダクト82に接続されてい
る。冷却用ダクト22は入出ヘッダ24、25に配設さ
れている。
【0011】図4は、図1の冷却装置2の他の例2bの
詳細を示す。この例2bは直接冷却方式(湿式)であ
り、サイクロンスクラバー27の入力側がダクト81に
接続され、サイクロンスクラバー27の出力側がダクト
82に接続されている。ダストボックス28がサイクロ
ンスクラバー27の下端に配設され、ダスト排出バルブ
28aがダストボックス28の下端に配設されている。
直接冷却のために、冷却水用ダクト29がサイクロンス
クラバー27の上端に冷却水を流すように配設されてい
る。
【0012】以上の構成の装置を使用して、準備工程と
して、切換バルブ83a及びロータリーバルブ44を開
いて、ゼオライトタンク42内の人工ゼオライトを圧送
ブロアー41により移送管83及びダクト82を介して
バグフィルター5の入力側に送る。なお、この場合圧送
ブロアー41の送風の代わりに主排風機6による吸引に
よって、人工ゼオライトをバグフィルター5内へ送って
もよい。次に、切換バルブ83a及びロータリーバルブ
44を閉じて、主排風機6を始動させる。このようにす
ると、ドラムミキサー1の排気ガスが強力に冷却装置2
にて冷却されてバグフィルター5の入力側に吸引され
る。ドラムミキサー1から排出された排気ガスは、ダス
ト、オイルミスト、臭気ガスを含み、その温度は200
〜250℃である。なお、臭気ガスの成分は、アンモニ
ア、アミン類、硫化水素、二酸化硫黄、ガソリン、脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素等である。このとき、前記
排気ガス中のダストが、冷却装置2内で除去される。具
体的には、図3に示す冷却装置2の一例2aでは、前記
排気ガス中のダストがダストボックス23内に堆積す
る。堆積したダストは、ダスト排出バルブ23aから取
り出される。
【0013】冷却装置2aで冷却された排気ガスは、そ
の温度が100〜120℃であり、オイルミスト及び臭
気ガスを含んでいる。冷却装置2として他の例2b(図
4参照)を使用した場合においても、サイクロンスクラ
バー27内において排気ガスが100〜120℃に冷却
されるとともに、排気ガスに含まれるダストがダストボ
ックス28内に堆積する。堆積したダストはドレン用バ
ブル28aから取り出される。更に、排気ガスは、希釈
エアーにより1.5〜2.0倍に希釈されるとともに、
60〜80℃に冷却され、その露点が40℃前後とな
る。前記希釈エアーにより冷却された排気ガスは、バグ
フィルター5内に導入され、バグフィルター5内の人工
ゼオライトによりそのオイルミスト及び臭気が吸着除去
される。バグフィルター5でクリーンにされた前記排気
ガスは、ダクト85、主排風機6及び排気スタック7を
経て大気中に排出される。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わるアスファルト再生プラント用脱臭方法によれば、
吸着性能が高く、しかも耐久性にすぐれている。安価
な設備と脱臭剤で経済的な運営ができる。従来困難で
あった臭気成分にダスト、オイルミスト等が含まれてい
る場合でも、脱臭に大きな効果を発揮する。拡散した
臭気を中和するのでなく、発生源で捕集して脱臭を図る
ことができる。このため、アスファルト再生プラントの
排気ガスを充分に浄化することができる。この結果、ア
スファルト再生プラントの排気ガスによる大気汚染を著
しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実施する装置の一部分を示
す。
【図2】前記一実施例を実施する装置のうち図1に示す
もの以外のものを示す。
【図3】前記一実施例のうち冷却装置の一例を示す。
【図4】前記一実施例のうち冷却装置の他の例を示す。
【符号の説明】
1 ドラムミキサー 2 冷却装置 3 希釈エアー導入装置 4 ゼオライト供給装置 5 バグフィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 ZAB (72)発明者 福澤 秀喜 愛知県名古屋市中区金山5丁目14番2号 大有建設株式会社内 (72)発明者 堀田 光政 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目18番6号 株式会社ピーエフシー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト混合物再生プラントからの
    排気ガスをゼオライトを吸着材として担持したものにて
    浄化することを特徴とするアスファルト混合物再生プラ
    ントの排気ガス浄化方法。
  2. 【請求項2】 アスファルト混合物再生プラントからの
    排気ガスを冷却装置にて冷却する第1工程と、 前記冷却された排気ガスに希釈エアーを混合する第2工
    程と、 前記希釈エアーが混合された排気ガスをゼオライトを吸
    着材として備えたバグフィルターにて浄化する第3工程
    とを具備することを特徴とするアスファルト混合物再生
    プラントの排気ガス浄化方法。
JP6212783A 1994-09-06 1994-09-06 アスファルト混合物再生プラントの排気ガス浄化方法 Pending JPH0871360A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003061926A1 (en) * 2002-01-22 2003-07-31 Hongsan Construction Co., Ltd. Apparatus for thermally processing aggregate to fabricate asphalt-concrete
JP2008284727A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nippon Steel Engineering Co Ltd 廃プラスチック処理設備およびそれを用いた排出ガスの湿度低減方法
CN105126583A (zh) * 2015-08-13 2015-12-09 中国石油集团东北炼化工程有限公司葫芦岛设计院 一种沥青烟气净化装置
KR102423336B1 (ko) * 2021-09-13 2022-07-21 이아이씨티주식회사 아스콘 제조과정에서 발생되는 입자상 및 가스상 유해대기오염물질 동시 처리시스템

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