JPH0870U - 安全装置を有するガスライター - Google Patents

安全装置を有するガスライター

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JPH0870U
JPH0870U JP2134892U JP2134892U JPH0870U JP H0870 U JPH0870 U JP H0870U JP 2134892 U JP2134892 U JP 2134892U JP 2134892 U JP2134892 U JP 2134892U JP H0870 U JPH0870 U JP H0870U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
lever
gas lever
lighter
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2134892U
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English (en)
Inventor
正樹 斎藤
聡 小見山
芳司 山口
滋行 瀬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Corp
Original Assignee
Tokai Corp
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Publication date
Application filed by Tokai Corp filed Critical Tokai Corp
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Publication of JPH0870U publication Critical patent/JPH0870U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスレバーに弾性力を付勢させるピンを配設
して、ガスレバーの回転操作により点火させるようにし
た安全装置を有するガスライターを提供する。 【構成】 ライター本体2の上部に突起部18が形成さ
れた凹部17を画成する。ガスレバー9の押下部14下
面に、前記凹部17内に挿入され先端に係止爪7が形成
された係止桿8を設けるとともに、一端がガスレバー9
に固定され他端がライター本体2の壁面15に当接する
ピン16を配設する。このピン16の付勢力に抗してガ
スレバー9を回転して係止桿8の係止爪7と突起部18
とを係合させ、ガスレバー9の押し下げで係合を解除す
るとともに、ピン16の弾発力でガスレバー9をロック
状態に回転させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通常はガスレバーとノズルとが離間している為点火できないように した安全装置を有するガスライターに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスライターはガスレバーを押下することにより簡単に点火できる便利なもの であるが、子供のように適切な使い方を知らない者が、不用意に点火することは 安全上好ましいものではない。
【0003】 そこで、適切な使い方を知らない者が不用意に点火することができないように 、安全性を向上させたガスライターが要求され、これまで、各種の安全装置を備 えたガスライターが提案されている。
【0004】 例えば、実公昭56−13488号公報や米国特許4758152号公報に開 示されている安全装置付ガスライターは、燃料ガスが貯蔵されたライター本体の 上部に、燃料ガスが噴出するノズルを備えた燃料供給手段と、前記ノズルを上下 動させて燃料ガスの送給を開閉するガスレバーと、燃料ガスを点火させる発火装 置とからなり、更に、ライター本体の上部とガスレバー下面との間にガスレバー の押下を阻止するロックレバーを配設している。
【0005】 ロックレバーは手動でロック位置と解除位置との間を移動できるようになって おり、ロック位置から解除位置へ移動させて点火した後、ロック位置に手動で復 帰させている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この構造のガスライターは、適切な使い方を知らない者が前記 ロックレバーをいたずらしているうちにロック解除位置に動かした後、不用意に 点火させてしまうという問題がある。従って、チャイルドレジスタントの安全装 置としては実用に際しての難点があり、安全性を高めることが要望される。
【0007】 本考案はこの点に鑑み、ライター本体上部に突起部が形成された凹部を画成す るとともに、ガスレバー下面に前記突起部と係合可能な係止爪を有する係止桿を 設け、更に、ガスレバーを回転させる弾性体を配設するようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、燃料ガスが貯蔵されたライター本体と、 前記ライター本体の燃料ガスを制御しつつ燃料を供給する燃料供給手段と、 前記燃料供給手段に備えたノズルから噴出する燃料ガスにに点火させる点火手 段と、 前記ノズルに嵌合する湾曲部が一端に画成され、押下部の下方に指向して延在 した係止桿の先端に形成した係止爪を有するガスレバーと、 前記ライター本体に画成された前記係止桿が挿入される凹部内に形成した突起 部と、 前記ガスレバー上に配設され、該ガスレバーに回転を付勢する弾性体と、 からなり、前記ガスレバーを弾性体に抗して回転し、該ガスレバーの湾曲部を ノズルに嵌合させるとともに、係止桿の係止爪をライター本体の突起部に係合さ せ、ガスレバーの押下により前記係止爪と突起部との係合を解除させるようにし た。
【0009】
【作用】
ガスレバーを弾性体の付勢力に抗して回転させ、該ガスレバー先端の湾曲部を ノズルに嵌合させる。すると、ガスレバーの係止桿に形成した係止爪がライター 本体の凹部内の突起部に当接し、両者は係合してガスレバーはロックされる。ガ スレバーの押し下げにより係止爪が突起部と離間し係合が解除される。
【0010】
【実施例】 図1乃至図4に示す本考案のガスライター1は、燃料ガスが貯蔵されたライタ ー本体2と、燃料ガスを噴出するノズル3を有する燃料供給手段4と、ノズル3 からの燃料ガスに点火させる発火手段5と、一端側に前記ノズル3に嵌合する湾 曲部6が画成され、他端側に係止爪7が形成された係止桿8を有するガスレバー 9とからなる。
【0011】 ライター本体2は合成樹脂で成形された直方体形状を呈し、その内部にブタン ガス等の燃料ガスが貯蔵されている。ライター本体2の内部には貯蔵された燃料 ガスの噴出量を制御する公知の燃料供給手段4が配設され、該燃料供給手段4に 設けられたノズル3がライター本体2の上部から突出している。また、ライター 本体2の上部中央部分にスプリング10に付勢された発火石11と圧接するやす り車12が配設され、更に、ガスレバー9がライター本体2の上面に沿って、発 火石11を収納している収納筒13に挿入されガスライター1の軸方向と直交し て載置されている。
【0012】 このガスレバー9の一端側先端近傍の側面に、前記ノズル3に挿入される半円 状の湾曲部6が画成され、他端側に押下部14と、該押下部14の下面に下方に 指向して延在する係止桿8が形成され、また、ストッパー19が同じく押下部1 4下面に設けられている。係止桿8はL字状を呈し、突出した先端に拡開するテ ーパー状の係止爪7が形成されている。更に、一端がガスレバー9の湾曲部6の 反対側に固定され、収納筒13の外周を一回転し他端がノズル3周辺のライター 本体2に形成された壁部15に当接するピン16が取着されている。従って、壁 部15に当接したこのピン16の弾発力によって通常ガスレバー9は収納筒13 を中心に回転し、湾曲部6とノズル3とは離間している。
【0013】 ガスレバー9の押下部14側のライター本体2には凹部17が画成されており 、該凹部17の開口側周壁縁に突起部18が開口側に指向して形成され、通常は 突起部18と係止桿8の係止爪7とは離間している(図3参照)。
【0014】 以上のような構成からなる安全装置を有するガスライター1について、その作 用を詳細に説明する。
【0015】 ガスレバー9を回転させない通常の時、やすり車12を親指で回転させながら 押下部14を押し下げると、発火石11とやすり車12の圧接によって火花を発 生することができるが、ガスレバー9のストッパー19がライター本体2の上面 に当接するため、ガスレバー6の押し下げを阻止する。従って、ガスレバー9と 離間しているノズル3を上昇させることができず、火花が発生しても点火される ことがなく、適切な使い方を知らない者がガスライター1を操作しても安全であ る(図2参照)。
【0016】 次に、ガスライター1を使用したい時は、先ずピン16の弾発力に抗してガス レバー9を収納筒13を中心に、ライター本体2と同一面位置になるように回転 させる。この時、ガスレバー9の押下部14下面の係止桿8もライター本体2に 画成した凹部17内を移動し、係止桿8の係止爪7が凹部17周縁に形成した突 起部18と当接する。更に力が加わることで突起部18が係止爪7のテーパー面 を滑って乗り越えて係合し、ガスレバー9を前記位置に保持する。それと同時に 、ガスレバー9の湾曲部6もノズル3に指向して動き、ノズル3と嵌合する(図 4参照)。
【0017】 やすり車12を回転させてガスレバー9の押下部14を押し下げると、図示し ない支点によって押下部14が下がるとともに湾曲部6に嵌合したノズル3を上 方に持ち上げて燃料ガスを噴出させる。この噴出した燃料ガスに発火石11とや すり車12の圧接によって発生した火花で点火する。押下部14が下がることに よって係止桿8も下がり、係止桿8の係止爪7と凹部17に形成した突起部18 とが離間する(図5参照)。
【0018】 ガスレバー9から手を離すと、図5の矢印に示すように係止爪7は突起部18 から離脱しているので、ピン16の弾発力によりガスレバー9は回転力を与えら れて、先端の湾曲部6はノズル3から離間する方向に、また、押下部14はライ ター本体2の横軸線からずれ込む方向に夫々収納筒13を中心に回転し、図2に 示す状態に自動復帰する。
【0019】 図6および図7に示すガスライターは他の実施例であり、第1実施例と同一の 構成には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0020】 この実施例においては、ガスレバー9の湾曲部6側先端に上面が平板部分を有 する遮蔽部21を立設し、通常は平板部分がノズル3の先端近傍に位置し、使用 時に遮蔽部21がノズル3から外れるように構成されている。
【0021】 この遮蔽部21によってノズル3の先端部分に残った残火が酸欠状態になって 完全に消火することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ガスレバーの一端にノズルと嵌合する湾曲部を形成し 、ガスレバーの他端の下面に係止爪を有する係止桿を設け、常時湾曲部とノズル とが離間する方向に付勢する弾性体を配設するとともに、ガスレバーを回転して ライター本体に画成した凹部の突起部と係止桿の係止爪を使用時に係合させるよ うにしたので、ガスレバーが押し下げられた時、突起部と係止爪を離間し且つ弾 性体で湾曲部とノズルとを離間させる方向に回転させ、点火する度にガスレバー が回転してロック状態に自動復帰し、不用意な点火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガスライターの一部縦断面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線の平面図である。
【図3】図2におけるB−B線の断面図である。
【図4】ガスレバーを回転しロック状態を解除した平面
図である。
【図5】ガスレバーが押し下げられ係止爪と突起部が離
間した状態の断面図である。
【図6】第2の実施例に係るガスライターの一部縦断面
図である。
【図7】第2実施例の平面図である。
【符号の説明】
2 ライター本体 3 ノズル 4 燃料供給手段 6 湾曲部 7 係止爪 8 係止桿 9 ガスレバー 12 やすり車 13 収納筒 14 押下部 16 ピン 17 凹部 18 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 瀬田 滋行 静岡県駿東郡小山町須走下原3−4 株式 会社東海本部工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスが貯蔵されたライター本体と、 前記ライター本体の燃料ガスを制御しつつ燃料を供給す
    る燃料供給手段と、 前記燃料供給手段に備えたノズルから噴出する燃料ガス
    にに点火させる点火手段と、 前記ノズルに嵌合する湾曲部が一端に画成され、押下部
    の下方に指向して延在した係止桿の先端に形成した係止
    爪を有するガスレバーと、 前記ライター本体に画成された前記係止桿が挿入される
    凹部内に形成した突起部と、 前記ガスレバー上に配設され、該ガスレバーに回転を付
    勢する弾性体と、 からなり、前記ガスレバーを弾性体に抗して回転し、該
    ガスレバーの湾曲部をノズルに嵌合させるとともに、係
    止桿の係止爪をライター本体の突起部に係合させ、ガス
    レバーの押下により前記係止爪と突起部との係合を解除
    させることを特徴とする安全装置を有するガスライタ
    ー。
JP2134892U 1992-03-10 1992-03-10 安全装置を有するガスライター Pending JPH0870U (ja)

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JPH0870U true JPH0870U (ja) 1996-01-19

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