JPH086992B2 - 連続凍結装置 - Google Patents

連続凍結装置

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JPH086992B2
JPH086992B2 JP3493691A JP3493691A JPH086992B2 JP H086992 B2 JPH086992 B2 JP H086992B2 JP 3493691 A JP3493691 A JP 3493691A JP 3493691 A JP3493691 A JP 3493691A JP H086992 B2 JPH086992 B2 JP H086992B2
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JP
Japan
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air cooler
freezing device
freezing
suction duct
duct
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JP3493691A
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JPH0650643A (ja
Inventor
充宏 高橋
Original Assignee
高橋工業株式会社
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Publication date
Application filed by 高橋工業株式会社 filed Critical 高橋工業株式会社
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Publication of JPH086992B2 publication Critical patent/JPH086992B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平方向にエンドレス
に回動するコンベアーネットを、冷気を循環させるよう
にした凍結室内に通過させ、コンベアーネット上に載置
した凍結対象物を連続的に凍結するようにした連続凍結
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続凍結装置は、水平方向にエン
ドレスに回動するコンベアーネットを、吸入ダクト、メ
インエヤークーラー及び送風機で冷気を循環させるよう
にした凍結室内に通過させ、コンベアーネット上に載置
した凍結対象物を連続的に凍結するようになっており、
特に吸入ダクトの入口には、メインクーラーで発生した
スノーの流入を抑止するための金網が水平に張られた構
成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが凍結装置で対
象物を凍結する場合、対象物に含まれている水分は対象
物との温度差並びに蒸気分圧の差により蒸発し、メイン
エヤークーラーの冷却管にフロストとして付着するとと
もにスノーの結晶となって浮遊する。この場合、スノー
は通常吸入ダクトの入口に設けた金網及びメインエヤー
クーラーの冷却管の前面に付着し目詰まりを生じさせ、
時間の経過とともにフロスト及びスノーでの目詰まりが
増大し、凍結室内のエヤーの循環が悪くなり、メインエ
ヤークーラーの冷却効果は低下し、長時間(18時間程
度)の運転が不可能となる。このため冷却効果が低下す
れば、メインエヤークーラーのフロスト及び付着したス
ノーを溶解するためにデフロストをする必要が生じる。
しかし、凍結運転の作業時間帯にデフロストすること
は、凍結可能状態に復帰する数時間、凍結運転を停止し
なければならず、凍結作業能率は著しく低下することに
なる。特にめん類のように多加水製品の凍結の場合には
スノーの発生が多くなり、頻繁にデフロストを実施しな
ければならない。
【0004】本発明は上記従来の種々の不都合を解消
し、長時間に亘ってデフロストを実施することなく凍結
運転を継続させることのできる連続凍結装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の連続凍結装置
は、前記目的を達成するために、水平方向にエンドレス
に回動するコンベアーネットを、吸入ダクト、メインエ
ヤークーラー及び送風機で冷気を循環させるようにした
凍結室内に通過させ、コンベアーネット上に載置した凍
結対象物を連続的に凍結するようにした連続凍結装置に
おいて、吸入ダクトの吸入口を障害物の存在しない状態
に開口させるとともに、その吸入ダクト内空間に一枚又
は複数枚の金網を所定間隔で垂直方向に配設し、且つ該
金網の上端とダクト天井壁間にエヤー通路を形成し、必
要に応じて吸入ダクトとメインエヤークーラーとの間
に、単独でデフロスト可能なサブエヤークーラーを介在
させた構成としたものである。
【0006】
【作用】上記のように、吸入ダクト内空間に一枚又は複
数枚の金網を所定間隔で垂直方向に配設し、且つ該金網
の上端とダクト天井壁間にエヤー通路を形成することに
より、運転時間の経過とともに増大するスノーは広い面
積の金網に付着するようになるから金網自体の目詰まり
による閉鎖に時間がかかるとともに、金網がスノーによ
り目詰まりした場合には、冷気はエヤー通路を通ってメ
インエヤークーラーに流入するようになり、冷気の循環
を阻害しなくなる。従って、フィンピッチの粗いサブエ
ヤークーラーによる冷却効果を長時間保持することがで
きるようになる。また必要に応じてデフロストのできる
サブエヤークーラーを設けた場合には、メインエヤーク
ーラーでのスノーによる目詰まり、冷却管のフロストを
より一層軽減するとともに、サブエヤークーラーの前面
においてスノーによる目詰まり、冷却管のフロストがあ
った場合は、単独でデフロストできるので、短時間の運
転停止並びに凍結室内温度の最小限上昇ですむので、凍
結作業時間帯での運転停止時間を短くすることができる
ようになる。
【0007】
【実施例】次に本発明の連続凍結装置の実施例を説明す
ると以下の通りである。図1は連続凍結装置の一部を省
略した構成略図であって、サブエヤークーラーを装備し
たものである。即ち、水平方向にエンドレスに回動する
コンベアーネット1を、吸入ダクト2、メインエヤーク
ーラー3及び送風機4で冷気を循環させるようにした凍
結ユニットの複数を配設した凍結室5内に通過させ、コ
ンベアーネット1上に載置した凍結対象物6を連続的に
凍結するようにした連続凍結装置において、吸入ダクト
2の吸入口7を障害物の存在しない状態に開口させ、そ
の吸入ダクト内空間8に二枚の金網9を所定間隔で垂直
方向に配設し、且つ該金網9の上端とダクト天井壁10
との間にエヤー通路11を形成するとともに、吸入ダク
ト2とメインエヤークーラー3との間に、デフロストを
可能とするためのデフロスト水入口12とデフロスト水
出口13を具備したサブエヤークーラー14を介在させ
た構成としたものである。尚、図中12aはメインエヤ
ークーラー3のデフロスト水入口、13bはこれに対応
するデフロスト水出口である。上記のように構成した連
続凍結装置は、コンベアーネット1上に載置した凍結対
象物6を連続的に凍結室5内へ移送して、該移送時間内
に凍結させるものであって、凍結のための冷却は、サブ
エヤークーラー14とメインエヤークーラー3によって
冷却された冷気を送風機4によって凍結室5のコンベア
ーネット1上に吹き出させ、これを吸引ダクト2から吸
引してそれぞれのエヤークーラーを通過させる循環手段
によって実施し、その循環過程のコンベアーネット1上
において行われる。この場合、運転時間の経過とともに
増大する冷気内のスノーは、広い面積の二枚の金網9に
付着するようになる。二枚の金網9のスノーによる目詰
まり状態に比例して、エヤー通路を通過する冷気が増大
するようになるから、二枚の金網9が目詰まり状態とな
ってもエヤー通路によって最小エヤー量が確保され、こ
れがサブエヤークーラー14からメインエヤークーラー
3に流入するようになり、冷気の循環の阻害著しく低減
され、冷却効果を長時間保持することができるようにな
る。またサブエヤークーラー14を設けることにより、
メインエヤークーラー3でのスノーによる目詰まり、冷
却管のフロストをより一層軽減するとともに、サブエヤ
ークーラー14の前面においてスノーによる目詰まり、
冷却管のフロストがあった場合は、単独でデフロストで
きるので、短時間の運転停止並びに凍結室内温度の最小
限上昇ですみ、凍結作業時間帯での運転停止時間を短く
することができるようになる。
【0009】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の連続凍
結装置は、吸入ダクト内空間に一枚又は複数枚の金網を
所定間隔で垂直方向に配設し、且つ該金網の上端とダク
ト天井壁間にエヤー通路を形成することにより、運転時
間の経過とともに増大するスノーは広い面積の金網に付
着するようになるから金網自体の目詰まりによる閉鎖に
時間がかかるとともに、金網がスノーにより目詰まりし
た場合には、冷気がエヤー通路を通ってサブエヤークー
ラーまたはメインエヤークーラーに流入するようにな
り、冷気の循環の阻害を低減するようになり、冷却効果
を長時間保持することができるようになる。また必要に
応じてデフロストのできるサブエヤークーラーを設けた
場合には、メインエヤークーラーでのスノーによる目詰
まり、冷却管のフロストをより一層軽減するとともに、
サブエヤークーラーの前面においてスノーによる目詰ま
り、冷却管のフロストがあった場合は、単独でデフロス
トできるので、短時間の運転停止ですみ、また凍結室内
温度の上昇を最小限におさえることができるので、凍結
作業時間帯での運転停止時間を短くすることができるよ
うになる。従って本発明によれば、従来の種々の不都合
を解消し、長時間に亘ってデフロストを実施することな
く凍結運転を継続させることのできる連続凍結装を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続凍結装置の一部を省略した構成略図。
【符号の説明】
1 コンベアーネット 2 吸入ダクト 3 メインエヤークーラー 4 送風機 5 凍結室 6 凍結対象物 7 吸入口 8 吸入ダクト内空間 9 金網 10 ダクト天井壁 11 エヤー通路 12 デフロスト水入口 13 デフロスト水出口 14 サブエヤークーラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向にエンドレスに回動するコンベ
    アーネット1を、吸入ダクト2、メインエヤークーラー
    3及び送風機4で冷気を循環させるようにした凍結室5
    内に通過させ、コンベアーネット1上に載置した凍結対
    象物6を連続的に凍結するようにした連続凍結装置にお
    いて、吸入ダクト2の吸入口7を障害物の存在しない状
    態に開口させるとともに、その吸入ダクト内空間8に一
    枚又は複数枚の金網9を所定間隔で垂直方向に配設し、
    且つ該金網9の上端とダクト天井壁10間にエヤー通路
    11を形成したことを特徴とする連続凍結装置。
  2. 【請求項2】 吸入ダクト2とメインエヤークーラー3
    との間に、単独でデフロスト可能なサブエヤークーラー
    14を介在させた請求項1記載の連続凍結装置。
JP3493691A 1991-03-01 1991-03-01 連続凍結装置 Expired - Lifetime JPH086992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3493691A JPH086992B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 連続凍結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3493691A JPH086992B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 連続凍結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0650643A JPH0650643A (ja) 1994-02-25
JPH086992B2 true JPH086992B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=12428077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3493691A Expired - Lifetime JPH086992B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 連続凍結装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6506622B2 (ja) * 2015-05-29 2019-04-24 高橋工業株式会社 食品の急速冷却装置

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Publication number Publication date
JPH0650643A (ja) 1994-02-25

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