JPH086798Y2 - 冷却溶液供給装置 - Google Patents

冷却溶液供給装置

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JPH086798Y2
JPH086798Y2 JP14317389U JP14317389U JPH086798Y2 JP H086798 Y2 JPH086798 Y2 JP H086798Y2 JP 14317389 U JP14317389 U JP 14317389U JP 14317389 U JP14317389 U JP 14317389U JP H086798 Y2 JPH086798 Y2 JP H086798Y2
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JP
Japan
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valve
solution
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cooling
supply device
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哲夫 里川
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、工場ライン上において異なる冷却溶液を
供給する冷却溶液供給装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、工場ライン上において完成車両にラジエーター
に冷却溶液の給水を行なう際には、国内向け車両にはLL
C35%溶液を、輸出向け車両においては水或はPT20%溶
液と異なるものを給水しなければならないことから、完
成車両への給水を誤認しないように、給水すべき冷却溶
液の種類ごとに独立した混合装置から別体のホースを引
き、各々の供給装置によって車両への給水を行なってい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、ラジエータ
ーに給水を行なうとき、給水すべき冷却溶液の種類ごと
に独立した混合装置から別体のホースを引き、各々の供
給装置によって車両への給水を行う場合、給水すべき冷
却溶液をラジエーター内に注水するときには、エアー圧
を利用して迅速に行なおうとするものであるから、最低
でも国内外向けごとの冷却溶液用ホース及びこの種類の
異なる冷却溶液を注入するエアー用ホース等の複数のホ
ースが必要となる上、作業性を効率化するために完成車
両にかけられる時間が限られるので、上記ホースを天井
から吊持したり、狭い工場ラインの側方に放置すること
になり、この放置するホースによって作業者に危険を与
える恐れがあり、かえって作業性が低下するものであ
る。
また、この煩雑になりがちな冷却液供給装置のホース
を束ね、供給装置自体も別体となっているものを一つに
することも提案されているが、ラジエーターに注水する
際、ラジエーター口近傍は狭所となっているので、他方
の供給装置や束ねてあるホースが邪魔になって確実に給
水作業を行なうことができない欠点がある。
そこで、この考案は上記従来のものの持つ欠点を改善
するものであり、簡単な構造により、異なる2つの冷却
溶液を確実に給水できるようにするものである。
(課題を解決するための手段) そのために、一体のバルブ部内において並設され、先
端の吐出孔において一つになる、2つの冷却溶液の流導
路において、各々に択一的に供給する供給バルブと吐出
孔に向けいずれか一方を開放する一体の切換弁を設け、
上記供給弁と切換弁を同一流動路が開通するように連動
させてなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、一方のLLC35%溶液をラジエ
ーター内に注水しようとする時には、その供給弁を、例
えば制御エアーをポートより導入することによって、上
記供給弁は導入される制御エアーの空気圧よって後方に
摺動させるので、LLC35%溶液はバルブ部内の流導路に
流入し、更にこの供給弁の摺動に連動して、同様にポー
トを介して制御エアーが切換弁に導入され、この制御エ
アーの空気圧によって切換弁がLLC35%溶液の流導路を
吐出孔と連通するように横方向に移動するのでLLC35%
溶液は、その流導路と吐出孔を介してラジエーター内に
注水することができ、他方の水或はPT20%溶液は供給弁
自体がリターンスプリングの弾性によって開口部方向に
押勢されており、制御エアーによって開口部方向には連
通しないように切換弁が移動しているので、誤って他の
冷却液が注水されることを防止することができる。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。
(1)はこの考案の実施例である冷却液供給装置であ
り、この冷却液供給装置(1)は、先端に冷却溶液を流
出させる放出部と一体に連結される口金部(3)を具
え、内部に制御エアー(C)によって供給の切り換えを
行える弁を内蔵したバルブ部(2)と2つの独立した2
種の異なる冷却溶液、例えばLLC35%溶液(A)と水或
はPT20%溶液(B)の混合装置と上記バルブ部(2)を
連結するホース(4)から構成される。
そして、この内部に制御エアーによって供給の切り換
えを行えるバルブを内蔵したバルブ部(2)は、バルブ
部(2)内において2種の異なる冷却溶液(A)(B)
に対応して各々並設され、先端の吐出孔(5)において
一つになる。各々2種の冷却液体を流す2つの冷却液体
の流導路(6)(6′)の開口部(7)(7′)におい
て、後方にリターンスプリング(9)(9′)を装着
し、ポート(16)(16′)より導入される制御エアー
(C)によって前後方向への摺動によって開閉を行なう
供給弁(8)(8′)の先端部(10)(10′)を各々嵌
着して流動路(6)(6′)を択一的に開閉できるよう
にすると共に、更にその先部において、左右方向に同様
にポート(17)(17′)からの制御エアー(C)によっ
て移動する、いずれか一方の流導路(6)(6′)の開
閉を行なう、Oリング(14)によって密閉保持される開
放部(12)と密閉部(13)からなる切換弁(11)を設
け、冷却溶液(A)(B)と同様にバルブ部(2)内に
引入される制御エアー(C)によって、上記供給弁
(8)(8′)と切換バルブ(11)(11′)を、いずれ
か一方の供給弁の開放とともにその供給弁に連続する流
動路の切換弁を開放するように連動させてなるものであ
る。
この考案が以上の構成を具えるので、例えば、冷却溶
液のうち、LLC35%溶液(A)をラジエーターに注入し
ようとする時には、バルブ部(2)の側部に配置される
スイッチ(15)をLLC35%溶液(A)側に入れること
で、制御エアー(C)が供給弁(8)にポート(16)を
介して導入されことによって、その空気圧により供給弁
(8)は後方のリターンスプリング(9)を押勢しなが
ら後退するので、その結果供給弁(8)の先端部(10)
が開放され、更に同時にポート(17′)を介して導入さ
れる制御エアー(C)が、切換弁(11)を左方向に押勢
するので流導路(6)には、上記切換バルブ(11)の開
放部(12)が位置することとなるので、流導路(6)は
ホース(4)を通して完全に連通することになり、吐出
孔(5)より口金部(3)を通して確実にラジエーター
にLLC35%溶液の給水を行なうことができるものであ
る。
一方、このとき水或はPT20%溶液(B)の流導路
(6′)は、供給弁(8′)に制御エアー(C)が導入
されることがないので、供給弁(8′)は、後方に装着
するリターンスプリング(9′)の弾性による押勢によ
って開放されず、さらに他方の流導路(6)が開放され
ているので切換弁(11)には制御エアー(C)の空気圧
がかかり開放部(12)が対応しているので、密閉部(1
3)が流導孔(6′)を閉塞することになるので、誤っ
て異なる冷却溶液(B)が給水されることはないもので
ある。
同様に、水或はPT20%溶液(B)を給水しようとする
時には、スイッチ(15)を水或はPT20%溶液側に入れる
ことによって、供給弁(8′)にポート(16′)を介し
て、切換弁(11)にはポート(17)を介して制御エアー
(C)が導入されるので、今度は流導路(6′)が吐出
孔(5)まで一体に連通することになり、口金部(3)
を通してラジエーターに水或はPT20%溶液(B)を給水
することができるものである。
なお、切換弁(11)は、冷却溶液の切り換えばかりで
なく、冷却溶液(A)(B)の供給圧に供給弁(8)
(8′)のリターンスプリング(9)(9′)が負け、
他方の冷却溶液が逆流しないようにする逆止弁の役割を
も果たすものである。
(考案の効果) 以上のとおり、2つの異なる冷却溶液を給水する供給
装置を一体のものとした上、制御エアーによって異なる
冷却溶液に応じて給水してなるものであることから、冷
却溶液の給水作業性を向上させると共に、工場ライン付
近における空間を有効に利用することができる作業者に
対する安全性を確保することができる優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である冷却溶液供給装置の前
方よりの斜視図、第2図は後方向からの拡大斜視図、第
3図はスイッチの要部拡大斜視図、第4図及び第5図は
バルブ部の拡大縦断面図及び横断面図である。 1……冷却溶液供給装置、2……バルブ部、3……口金
部、4……ホース、5……吐出孔、6,6′……流導路、
7,7′……開口部、8,8′……供給弁、9,9′……リター
ンスプリング、10……先端部、11……切換弁、12……開
放部、13……密閉部、16,16′17,17′……ポート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ部内において並設され、先端の吐出
    孔において一体となる2個の液体流導路の各々に択一的
    にする供給弁を設け、且つ上記液体流動路のいずれか一
    方を吐出孔に向け開放する切換弁を設け、供給弁と切換
    弁の開閉を連動して行なう冷却溶液供給装置。
JP14317389U 1989-12-13 1989-12-13 冷却溶液供給装置 Expired - Fee Related JPH086798Y2 (ja)

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JPH0381900U JPH0381900U (ja) 1991-08-21
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