JPH086726A - プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置 - Google Patents

プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置

Info

Publication number
JPH086726A
JPH086726A JP14207594A JP14207594A JPH086726A JP H086726 A JPH086726 A JP H086726A JP 14207594 A JP14207594 A JP 14207594A JP 14207594 A JP14207594 A JP 14207594A JP H086726 A JPH086726 A JP H086726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
connection pad
interface connector
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14207594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takemura
亨 武村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14207594A priority Critical patent/JPH086726A/ja
Publication of JPH086726A publication Critical patent/JPH086726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/117Pads along the edge of rigid circuit boards, e.g. for pluggable connectors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1種類のプリント基板に異なった形状の2種
類のコネクタインタフェースを接続可能とすることによ
り製造上のコストダウンを図る。 【構成】 プリント基板20において、その表面に第1の
コネクタ30を実装するための第1の接続パッド部21を形
成し、その裏面に第2のコネクタ40を実装するための第
2の接続パッド部22を形成する。第1のコネク30タの接
触子31の下部の突出部を直角的に折曲させ、また、第2
のコネクタ40の下部の接触子31のを全て上部に折曲させ
ることにより、プリント基板20に表面実装可能とする。
また、判定部23によりどちらのインターフェースコネク
タが接続されたか判定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一枚のプリント基板上に
異なる形状のインタフェースコネクタを取り付け可能な
プリント基板及び磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの情報処理
装置に接続され、情報処理装置で処理されたデータを記
憶する外部記憶装置の一つとして磁気ディスク装置があ
る。情報処理装置が磁気ディスク装置に対して処理デー
タの書込み/読み出しを行ないかつその際各種制御を行
なうためには、情報処理装置と磁気ディスク装置との間
にインターフェースを必要とし、各情報処理装置は独自
の様式で規格化されたインターフェースを有している。
そして、このインターフェースにより両装置間を電気的
に結合するインターフェースコネクタ(以下、単にコネ
クタと称す)の形状や大きさなどが規格化されている。
【0003】磁気ディスク装置においては、コネクタを
電気的に接続するための接続パッドが磁気ディスク装置
本体の構成部品であるプリント基板に形成され、この接
続パッドにコネクタが接続されて情報処理装置と磁気デ
ィスク装置が相互に電気的に接続される。
【0004】ところで、近年、パーソナルコンピュータ
の小型化や携帯化の急速な伸長に伴ない、磁気ディスク
装置は、ここ数年の間に小型化が急速に進み、8インチ
型、5.25インチ型から3.5インチ型、さらに3.
5インチ型以下の小型へと小型化されている。この磁気
ディスク装置の小型化に伴なってコネクタの形状も小型
化され、コネクタの接触子であるピンの間隔も狭小化さ
れている。
【0005】ここで小型磁気ディスク装置におけるコネ
クタの具体例について説明する。
【0006】まず、図8乃至図10を参照し、第1の
例、例えばA社のパーソナルコンピュータに対応した磁
気ディスク装置Aについて説明する。図8は磁気ディス
ク装置Aの外観を示す図で、図8(a)は平面図および
図8(b)は側面図であり、図9は接続状態を示す図
で、図9(a)は側面図および図9(b)は平面図であ
り、また、図10はプリント基板とコネクタの斜視図で
ある。
【0007】図8において、1 はプリント基板で、この
プリント基板1 上にはパーソナルコンピュータで処理さ
れた処理データが記録される磁気ディスク、この磁気デ
ィスクを回転駆動するスピンドルモータ、磁気ディスク
に処理データの記録/再生を行なう磁気ヘッド、この磁
気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に揺動可能に支持す
るヘッドキャリッジ組立体などからなるHDA(Head D
isc Assembly)部2 が搭載され、さらに、このHDA部
2 には磁気ディスクに処理データの記録/再生を行なう
記録/再生回路や磁気ヘッドの位置決めを行なう位置決
め回路などからなるHDA制御回路やインターフェース
回路などのコントローラが実装され、そして、HDA部
2 はカバーで覆われている。
【0008】また、プリント基板1 はベース3 に支持さ
れている枠体4 に保持されており、この枠体4 の一側縁
(図面において左側縁)は、図9に示すように、コネク
タ5を挿入するための開口部が形成されている。コネク
タ5 が挿入されると、プリント基板1 の一側縁に形成さ
れている接続パッド1aとコネクタ5 の接触子5aが電気的
に接続状態となり、パーソナルコンピュータとHDA部
2 内のHDA、つまり磁気ディスク装置とがコネクタ5
を介して電気的に結合される。このプリント基板1 とコ
ネクタ5 の接続の際に、接触子5aはプリント基板1 を上
下方向から挾持した状態で接続パッド1aに半田付けさ
れ、プリント基板1 に表面実装される。
【0009】コネクタ5 は、図10に示すように、プリ
ント基板1 と電気的接続をするための接触子5aが本体部
5bの上部および下部からそれぞれ中心方向に傾斜して形
成され、その数は上下に34個ずつ合計68個と定めら
れており、隣接する各接触子5a間の間隔(パッドピッチ
k)も1.27mmと規格化されている。
【0010】次に、図11乃至図13を参照し、第2の
例、例えばメモリカードやモデム、あるいはA社以外の
パーソナルコンピュータに対応した磁気ディスク装置B
について説明する。図11は磁気ディスク装置Bの外観
を示す図で、図11(a)は平面図および図11(b)
は側面図であり、図12は接続状態を示す図で、図12
(a)は側面図および図12(b)は平面図であり、ま
た、図13はプリント基板とコネクタの斜視図である。
【0011】図11において、11はプリント基板で、こ
のプリント基板11上にはメモリカードやパーソナルコン
ピュータなどの外部装置で処理された処理データが記録
される磁気ディスクなどからなる、磁気ディスク装置A
に搭載されているHDA部2と同一のものが搭載され、
さらに、このHDA部2 にはHDA部2 を制御するコン
トローラが実装され、そして、HDA部2 はカバーで覆
われている。なお、コントローラは両インターフェース
対応となっているため、回路構成は変更されていない
が、コントローラはROMに記憶されているそれぞれの
インターフェースのプログラムに制御されて動作するの
で、ROMにそれぞれのインターフェースに対応するプ
ログラムを記憶し、ジャンパーピンにより対応するプロ
グラムを選択するか、あるいは個々のインターフェース
に対応するROMをそれぞれ準備し、ROMを交換する
ことにより対応するプログラムの選択を行なう。
【0012】また、プリント基板11の一側縁には外部装
置とHDA部(磁気ディスク装置)2 とを結合するため
のコネクタ12が実装されている。すなわち、図12およ
び図13に示すように、コネクタ12は接触子12a が本体
部12b から上下両側に突出した形状で形成され、一方、
プリント基板11にはコネクタ12を実装するためのスルー
ホール11a が形成されている。そこで、接触子12a の一
方の側に突出している部分をスルーホール11a に挿入
し、接触子12a を半田13でプリント基板11の裏面にて半
田付けすることにより、コネクタ12とプリント基板11、
つまり、コネクタ12とHDA部2 が電気的に接続され
る。また、接触子12a の他方の側に突出している部分に
は、外部装置に接続されているコネクタが結合され、外
部装置とHDA部2 が電気的に結合される。なお、コネ
クタ12の接触子12a の形状および数が磁気ディスク装置
Aで使用されているコネクタ5 とは異なっているので、
プリント基板11の外形も異なったものになっている。
【0013】また、コネクタ12はプリント基板11および
外部装置との電気的接続を行なう接触子12a の数が二列
に25個ずつ合計50個と規格化されており、また隣接
する各接触子12a 間の間隔(パッドピッチl)は2.0
mmと規格化されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、磁気デ
ィスク装置Aで使用しているコネクタ5 の接触子5aの形
状および数と、磁気ディスク装置Bで使用しているコネ
クタ12の接触子12a の形状および数は、HDA部2 が同
一であるにもかかわらず相違したものとなっており、ま
た、実装形態も異なっている。このため、従来のプリン
ト基板1,11は各コネクタに適合させるよう、それぞれの
コネクタに対応する端子部を形成するため、それぞれ別
の工程で製造しなければならなかった。
【0015】しかしながら、プリント基板1,11に搭載さ
れるHDA部2 の構成には変更はなく、プリント基板1,
11の端子部以外、プリント基板1,11に実装されるその他
の部品はすべて同一の部品を使用しているにもかかわら
ず、異なった端子部を形成しなければならないため、そ
れぞれのインターフェースに対応して異なった製造工程
によりプリント基板1,11の実装が行なわれなければなら
ず、効率的なプリント基板1,11の実装を行なうことがで
きず、製造コストが高くなってしまうという問題があっ
た。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、異なる形状を有した2種類のインターフェースコネ
クタを取付け可能なプリント基板を提供することを目的
とし、さらに、このようなプリント基板を使用すること
により、製造上のコストダウンを図った磁気ディスク装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板
は、上記目的を達成するために、周辺機器と情報の送受
信を行なうインターフェースコネクタを一側縁に実装す
るプリント基板において、一側縁の一方の面には第1の
インターフェースコネクタを実装するための第1の接続
パッド部を所定のパッド数およびパッドピッチで形成
し、一側縁の他方の面には第2のインターフェースコネ
クタを実装するための第2の接続パッド部を前記第1の
接続パッド部とは異なる所定のパッド数およびパッドピ
ッチで形成したことを特徴とする。
【0018】また、本発明のプリント基板は、第1の接
続パッド部は、複数の接触子が2列に立設されていると
ともに前記第1の接続パッド部と接続する部位が外方に
略直角に折曲されている第1のインターフェースコネク
タを表面実装するように、パッドを2列に並設したこと
を特徴とする。
【0019】また、本発明のプリント基板は、第2の接
続パッド部は、複数の接触子が上部と下部に設けられて
いるとともに上部または下部のいずれか一方の接触子を
他方の接触子の部位まで折曲して同一平面に形成し、前
記一方の接触子が前記第2の接続パッド部と接続する部
分の長さが前記他方の接触子が接続する部分の長さとは
異なる第2のインターフェースコネクタを表面実装する
ように、長さの異なるパッドを交互に配置して形成した
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明の磁気ディスク装置は、情報
を記録する磁気ディスクと、この磁気ディスクを回転駆
動するモータと、前記磁気ディスクに情報の記録/再生
を行う磁気ヘッドと、およびこの磁気ヘッドを前記磁気
ディスクの半径方向に移動可能に保持する保持機構とか
らなるヘッドディスク組立体と、このヘッドディスク組
立体の記録/再生を制御するコントローラと、このコン
トローラに制御されて前記ヘッドディスク組立体が周辺
機器と情報の送受信を行なうための第1のインターフェ
ースコネクタと第2のインターフェースコネクタをそれ
ぞれ実装する第1の接続パッド部と第2の接続パッド部
がそれぞれ一側縁の一方の面と他方の面に形成され、前
記第1のインターフェースコネクタあるいは前記第2の
インターフェースコネクタのいずれか一方が選択的に装
着されるプリント基板とを具備したことを特徴とする。
【0021】また、本発明の磁気ディスク装置は、第1
のインターフェースコネクタと第2のインターフェース
コネクタのどちらが装着されたかを判定する判定手段を
具備したことを特徴とする。
【0022】また、本発明の磁気ディスク装置は、第1
のインターフェースコネクタと第2のインターフェース
コネクタのどちらが装着されたかを判定する判定手段
は、プリント基板に形成された第1の接続パッド部ある
いは第2の接続パッド部のいずれかに少なくとも一組形
成された分割パッドと、この分割パッドに第1あるいは
第2のインターフェースコネクタのいずれかが装着され
たことを検出する検出部とを具備したことを特徴とす
る。
【0023】
【作用】本発明のプリント基板は上記のように構成した
ので、第1のインターフェースコネクタを実装する第1
の接続パッド部と第2のインターフェースコネクタを実
装する第2の接続パッド部をプリント基板のそれぞれ異
なる面に形成したことにより、形状の異なる2種類のイ
ンターフェースコネクタが1枚のプリント基板に適宜選
択して実装され、プリント基板の製造工程と実装工程が
統一される。
【0024】また、本発明のプリント基板は第1の接続
パッド部のパッドを2列に並設した構成としたので、複
数の接触子が2列に立設されているとともに第1の接続
パッド部と接続する部位が外方に略直角に折曲されてい
る第1のインターフェースコネクタを表面実装すること
が可能となる。
【0025】また、本発明のプリント基板は第2の接続
パッド部を長さの異なるパッドを交互に配置した構成と
したので、複数の接触子が上部と下部に設けられている
とともに上部または下部のいずれか一方の接触子を他方
の接触子の部位まで折曲して同一平面に形成し、一方の
接触子が第2の接続パッド部と接続する部分の長さが前
記他方の接触子が接続する部分の長さとは異なる第2の
インターフェースコネクタを表面実装することが可能と
なる。
【0026】また、本発明の磁気ディスク装置は上記の
ように構成したので、第1のインターフェースコネクタ
を実装する第1の接続パッド部と第2のインターフェー
スコネクタを実装する第2の接続パッド部をプリント基
板のそれぞれ異なる面に形成し、形状の異なる第1のイ
ンターフェースコネクタあるいは第2のインターフェー
スコネクタのいずれか一方が選択的に装着することによ
り、1種類のプリント基板でインターフェースの異なる
2種類の磁気ディスク装置を製造することが可能とな
り、製造上のコストダウンが図れる。
【0027】また、本発明の磁気ディスク装置は第1の
インターフェースコネクタと第2のインターフェースコ
ネクタのどちらが装着されたかを判定する判定手段を具
備した構成としたので、判定手段の判定結果に基づいて
装着されているインターフェースコネクタに対応した制
御を行なうことができる。
【0028】また、本発明の磁気ディスク装置は判定手
段を分割パッドにインターフェースコネクタが装着され
たことを検出回路で検出する構成としたので、簡単な回
路構成でどちらのインターフェースコネクタが実装され
ているかを判定することができ、従来行なわれていたプ
ログラムを選択するジャンパーピンやROMの交換が不
要となる。
【0029】
【実施例】以下、図1乃至図7を参照し、本発明の実施
例を説明する。
【0030】図1は本発明の一実施例のプリント基板の
概略構成を示す図で、図1(a)は第1のコネクタ、例
えばメモリカードやモデムに対応した磁気ディスク装置
用のコネクタが実装されるプリント基板の一方の面の構
成を示す図、および図1(b)は第2のコネクタ、例え
ばA社のパーソナルコンピュータに対応した磁気ディス
クインターフェース用のコネクタが実装されるプリント
基板の他方の面の構成を示す図である。
【0031】同図において、20はプリント基板で、この
プリント基板20上には、図8あるいは図11に示す磁気
ディスク装置インターフェース同様に、HDA部が搭載
されるとともにHDA制御回路やインターフェース回路
などからなるコントローラが実装されている。HDA部
はコントローラ制御されて外部のメモリカードやモデム
あるいはパーソナルコンピュータなどの周辺機器と情報
の送受信を行なう。
【0032】また、プリント基板20の一方の面、例えば
表面の左側の側縁には第1のコネクタ30を実装するため
の第1の接続パッド部21が形成されている。第1の接続
パッド部21は、第1のコネクタ30の接触子31の形状に対
応して、2列に並設されている接続パッド21a を所定の
パッド数およびパッドピッチ、例えばパッド数は2列に
25個ずつ合計50個および各隣接する接続パッド21a
間のパッドピッチは、図3に示すように、2.0mmと
規定化されて形成されている。また、第1の接続パッド
部21の一部には2個に分割された分割パッド21b,21c が
形成され、この分割パッド21b,21c は、後述するよう
に、第1のコネクタ30が実装されたことを検出するため
に用いられる。
【0033】また、プリント基板20の他方の面、例えば
裏面の左側の側縁には第2のコネクタ40を実装するため
の第2の接続パッド部22が第1の接続パッド部21に表裏
で対向して形成されている。第2の接続パッド部22は、
第2のコネクタ40の接触子41の形状に対応して、長さの
長い接続パッド22a と長さの短い接続パッド22b を交互
に配置して、第1の接続パッド部21とは異なる所定のパ
ッド数およびパッドピッチ、例えばパッド数は長い接続
パッド22a と短い接続パッド22b が34個ずつ合計68
個および各隣接する接続パッド22a,22b 間のパッドピッ
チは、図5に示すように、0.635mmと規定化され
て形成されている。
【0034】また、第1のコネクタ30は、図2および図
3に示すように、複数の接触子31が本体部32から上下両
側に突出して形成されているが、一方の側に突出してい
る接触子31、すなわちプリント基板20にの表面側に形成
されている第1の接続パッド部21に装着される接触子31
は第1の接続パッド部21と接続する部位が外方に直角に
折曲され、折曲されている折曲接触子31a が第1の接続
パッド部21の各接続パッド21a に平面的に合致する構成
となっている。そして、折曲接触子31a は接続パッド21
a と接続した状態で半田付けされ、第1の接続パッド部
21に2.0mmの接触子ピッチを有して表面実装され
る。
【0035】また、第2のコネクタ40は、図10に示す
ように、本来接触子41が本体部42の上部および下部から
延出しているものであるが、図4および図5に示すよう
に、上部あるいは下部から延出しているいずれか一方の
接触子41を他方側に折曲し、接触子41が上部あるいは下
部のいずれか一方から延出しているように形成したもの
である。図4においては、下部に位置していた接触子41
が上部に折曲され、接触子41は全て上部から延出してい
る構成となっている。
【0036】このように、下部に位置していた接触子41
を上部に位置している接触子41の間に折曲しているの
で、上部には従来と比べて2倍の接触子41が存在するこ
ととなり、各接触子41間のリードピッチは本来の1.2
7mm(図9参照)からその1/2の0.635mmと
なる。また、このようにリードピッチが狭くてなって
も、半田付けが本来どおりの精度で行えるようにするた
め、図4のように加工された接触子41の先端部を更に折
曲加工して、図5に示すように、上部に位置していた接
触子41に第2の接続パッド部22との接続部41a を形成
し、下部に位置していて上部に折曲された接触子41に接
続部41b を形成する。下部に位置していた接触子41は上
部に折曲されているので、接続部41b は接続部41a より
は本体部42に近い位置に位置することとなり、隣り合う
接触子41の接続部41a と接続部41b は本体部42からの距
離が変えられている。従って、隣り合う接続部41a 間あ
るいは隣り合う接続部41b 間の間隔は、接触子41が本来
有している間隔である1.27mmとなり、同様の精度
で半田付けが行なえる。
【0037】上記した第2のコネクタ40の接触子41の形
状に対応し、第2の接続パッド部22は長い接続パッド22
a と短い接続パッド22b で形成され、接触子41の接続部
41aと接続部41b はそれぞれ長い接続パッド22a と短い
接続パッド22b に接続され、半田付けにより表面実装さ
れる。
【0038】次に、図6および図7を参照し、第1のコ
ネクタ30あるいは第2のコネクタ40のいずれのコネクタ
が装着されているかを自動的に判定する判定部について
説明する。
【0039】図6は判定部の構成を示す図、図7は判定
部の動作を示す図である。
【0040】上記図において、23は判定部で、この判定
部23は第1の接続パッド部21に形成されている分割パッ
ド21b,21c 、プルアップ抵抗24、およびプリント基板20
に実装されている図示しないコントローラ内に設けられ
ている検出部25とにより構成されている。すなわち、一
方の分割パッド21b はグランドに接続され、他方の分割
パッド21c はプルアップ抵抗24を介して電源(+E)に
接続されるとともに検出部25の入力端子に接続されてい
る。検出部25は入力される信号の電圧レベルを検出し、
検出した電圧値に基づいていずれのコネクタが実装され
ているかを示す判定信号をコントローラに出力する。検
出部25には、分割パッド21b,21c が開放状態(図6に示
す状態)にあるときには電源(+E)電圧が印加され、
また、第1のコネクタ30が実装され、接触子31の折曲接
触子31a で短絡されて、短絡状態(図7に示す状態)に
あるときには接地電圧が印加される。
【0041】次に、判定部23の作用について説明する。
【0042】まず、第1のコネクタ30が第1の接続パッ
ド部21に実装されているときには、図7に示すように、
分割パッド21b,21c が接触子31の折曲接触子31a で短絡
されることにより、検出部25には接地電圧が入力され
る。検出部25は入力された電圧が接地電圧であることを
検出すると、第1のコネクタ30が実装されていることを
示す判定信号をコントローラに出力する。コントローラ
はこの判定信号に基づいて、コントローラ内のROMか
ら第1のコネクタ30に対応するプログラムを読み出し、
この読み出したプログラムによってHDAの動作を制御
する。
【0043】また、第2のコネクタ40が第2の接続パッ
ド部22に実装されているときには、図6に示すように、
分割パッド21b,21c は開放状態にあることにより、検出
部25には電源(+E)電圧が入力される。検出部25は入
力された電圧が電源(+E)電圧であることを検出する
と、第2のコネクタ40が実装されていることを示す判定
信号をコントローラに出力する。コントローラはこの判
定信号に基づいて、コントローラ内のROMから第2の
コネクタ40に対応するプログラムを読み出し、この読み
出したプログラムによってHDAの動作を制御する。
【0044】このように、検出部25が入力される電圧を
検出することにより、プリント基板20に実装されるコネ
クタの種類が判定され、この判定結果に基づいて、HD
Aはコントローラにより動作制御される。
【0045】以上説明したように、本実施例によれば、
プリント基板20の第1と第2の接続パッド部21,22 、お
よび第1と第2のコネクタ30,40 は1種類のプリント基
板20に両コネクタ30,40 を接続可能とすることができる
ような構成となっており、プリント基板20を製造する工
程を1つに統一することができ、製造上のコストダウン
を図ることができる。
【0046】また、第2のコネクタ40の隣合う接触子40
の接続部41a,41b は本体部42からの距離が変えられてい
ることにより、半田付けの精度を下げることなく表面実
装工程を進めることができる。
【0047】また、判定部23を設けることにより、第1
と第2のコネクタ30,40 のどちらが接続されたか自動的
に判定することができ、製造時、ROMに組み込まれて
いる各コネクタ専用のプログラムの選択作業を行なうと
いうような調整が省けコストダウンを図ることができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプリント
基板は、第1の接続パッド部と第2の接続パッド部をプ
リント基板のそれぞれ異なる面に形成したことにより、
形状の異なる2種類のインターフェースコネクタが1枚
のプリント基板に適宜選択して実装することが可能とな
り、プリント基板の製造工程と実装工程を統一すること
ができ、コストダウンを図ることができる。
【0049】また、本発明の磁気ディスク装置は、上記
したプリント基板を用いることにより、1種類のプリン
ト基板でインターフェースの異なる2種類の磁気ディス
ク装置を製造することが可能となり、製造上のコストダ
ウンを図ることができる。
【0050】また、本発明の磁気ディスク装置は第1の
インターフェースコネクタと第2のインターフェースコ
ネクタのどちらが装着されたかを判定する判定手段を備
えていることにより、判定手段の判定結果に基づいて装
着されているインターフェースコネクタに対応した制御
を行なうことができ、また、従来行なわれていたプログ
ラムを選択するジャンパーピンやROMの交換を不要と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプリント基板の概略構成を
示す図で、図1(a)はプリント基板の一方の面の構成
を示す図および図1(b)はプリント基板の他方の面の
構成を示す図である。
【図2】第1のインターフェースコネクタとプリント基
板の第1の接続パッド部の拡大射視図である。
【図3】第1のインターフェースコネクタをプリント基
板を実装したときの図で、図3(a)は側面図および図
3(b)は平面図である。
【図4】第2のインターフェースコネクタとプリント基
板の第2の接続パッド部の拡大射視図である。
【図5】第2のインターフェースコネクタをプリント基
板を実装したときの図で、図5(a)は側面図および図
5(b)は平面図である。
【図6】判定部の構成を示す図である。
【図7】図7は判定部の動作を示す図で、図7(a)は
分割パッドに第1のインターフェースコネクタの接触子
を実装した状態を示す図および図7(b)はそのときの
判定部の動作を示す図である。
【図8】磁気ディスク装置Aの外観を示す図で、図8
(a)は平面図および図8(b)は側面図である。
【図9】インターフェースコネクタの接続状態を示す図
で、図9(a)は側面図および図9(b)は平面図であ
る。
【図10】プリント基板とインターフェースコネクタの
斜視図である。
【図11】磁気ディスク装置Bの外観を示す図で、図1
1(a)は平面図および図11(b)は側面図である。
【図12】インターフェースコネクタの接続状態を示す
図で、図12(a)は側面図および図12(b)は平面
図である。
【図13】プリント基板とインターフェースコネクタの
斜視図である。
【符号の説明】
20…プリント基板 21…第1の接続パッド部 21a,22a,22b …接続パッド(パッド) 21b,21c …分割パッド 22…第2の接続パッド部 23…判定部(判定手段) 25…検出部 30…第1のインターフェースコネクタ 31,41 …接触子 40…第2のインターフェースコネクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器と情報の送受信を行なうインタ
    ーフェースコネクタを一側縁に実装するプリント基板に
    おいて、一側縁の一方の面には第1のインターフェース
    コネクタを実装するための第1の接続パッド部を所定の
    パッド数およびパッドピッチで形成し、一側縁の他方の
    面には第2のインターフェースコネクタを実装するため
    の第2の接続パッド部を前記第1の接続パッド部とは異
    なる所定のパッド数およびパッドピッチで形成したこと
    を特徴とするプリント基板。
  2. 【請求項2】 第1の接続パッド部は、複数の接触子が
    2列に立設されているとともに前記第1の接続パッド部
    と接続する部位が外方に略直角に折曲されている第1の
    インターフェースコネクタを表面実装するように、パッ
    ドを2列に並設したことを特徴とする請求項1記載のプ
    リント基板。
  3. 【請求項3】 第2の接続パッド部は、複数の接触子が
    上部と下部に設けられているとともに上部または下部の
    いずれか一方の接触子を他方の接触子の部位まで折曲し
    て同一平面に形成し、前記一方の接触子が前記第2の接
    続パッド部と接続する部分の長さが前記他方の接触子が
    接続する部分の長さとは異なる第2のインターフェース
    コネクタを表面実装するように、長さの異なるパッドを
    交互に配置して形成したことを特徴とする請求項1記載
    のプリント基板。
  4. 【請求項4】 情報を記録する磁気ディスクと、この磁
    気ディスクを回転駆動するモータと、前記磁気ディスク
    に情報の記録/再生を行う磁気ヘッドと、およびこの磁
    気ヘッドを前記磁気ディスクの半径方向に移動可能に保
    持する保持機構とからなるヘッドディスク組立体と、こ
    のヘッドディスク組立体の記録/再生を制御するコント
    ローラと、このコントローラに制御されて前記ヘッドデ
    ィスク組立体が周辺機器と情報の送受信を行なうための
    第1のインターフェースコネクタと第2のインターフェ
    ースコネクタをそれぞれ実装する第1の接続パッド部と
    第2の接続パッド部がそれぞれ一側縁の一方の面と他方
    の面に形成され、前記第1のインターフェースコネクタ
    あるいは前記第2のインターフェースコネクタのいずれ
    か一方が選択的に装着されるプリント基板とを具備した
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 第1のインターフェースコネクタと第2
    のインターフェースコネクタのどちらが装着されたかを
    判定する判定手段を具備したことを特徴とする請求項4
    記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 第1のインターフェースコネクタと第2
    のインターフェースコネクタのどちらが装着されたかを
    判定する判定手段は、プリント基板に形成された第1の
    接続パッド部あるいは第2の接続パッド部のいずれかに
    少なくとも一組形成された分割パッドと、この分割パッ
    ドに第1あるいは第2のインターフェースコネクタのい
    ずれかが装着されたことを検出する検出部とを具備した
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
JP14207594A 1994-06-24 1994-06-24 プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置 Pending JPH086726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14207594A JPH086726A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14207594A JPH086726A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH086726A true JPH086726A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15306857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14207594A Pending JPH086726A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1703780A1 (en) 2005-03-17 2006-09-20 Ricoh Company, Ltd. Printed wiring board with an FPC connector
US7379396B2 (en) 2003-08-15 2008-05-27 Hitchi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Rotary disk type storage device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7379396B2 (en) 2003-08-15 2008-05-27 Hitchi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Rotary disk type storage device
EP1703780A1 (en) 2005-03-17 2006-09-20 Ricoh Company, Ltd. Printed wiring board with an FPC connector
JP2006295115A (ja) * 2005-03-17 2006-10-26 Ricoh Co Ltd プリント配線基板、プリント基板及び撮像装置
EP1703780B1 (en) * 2005-03-17 2015-05-06 Ricoh Company, Ltd. Printed wiring board with an FPC connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5668684A (en) Electrical interconnect for a head/arm assembly of computer disk drives
JP3199977B2 (ja) ディスク装置
JP4151581B2 (ja) サスペンションフレクシャケーブルとヘッドスタックアセンブリフレキシブル回路との改良された電気的接続
US5739995A (en) Detachable magnetic disk apparatus
US6634086B2 (en) Method for connecting a head interconnect circuit with alignment finger to a printed circuit
US5245486A (en) Disk unit with a side mounted board
EP0670075A1 (en) Miniature hard disk drive system
JP2729359B2 (ja) ディスク駆動装置、およびその組立方法
US8446696B2 (en) Suspension having a short flexure tail, head gimbal assembly and disk drive unit with the same
US5876216A (en) Integrated connector board for disc drive storage systems
US20010049210A1 (en) 3.5 inch form factor compatible connector for 2.5 inch form factor disc drive
US7400472B2 (en) Head suspension assembly having flexible printed wiring board with alignment void arrangement
JPH086726A (ja) プリント基板およびこれを用いた磁気ディスク装置
US20040156146A1 (en) Circuit board, disk apparatus and methods of identifying a head IC
US6781795B2 (en) Connector for flexible printed circuit boards, head actuator provided with the same, and disk drive
US20150129284A1 (en) Shaped intneral leads for a printed circuit substrate
JPS61120454A (ja) デ−タ記憶用集積回路のパツケ−ジ
JP2876723B2 (ja) ディスク装置の片面制御基板
JP3287796B2 (ja) 光ディスク記憶装置
KR100630751B1 (ko) 커넥터 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브
KR100586977B1 (ko) 광디스크 드라이버용 스핀들 모터의 접속구조
JPH0444689A (ja) 磁気ディスク装置
JP3053274U (ja) 接続構体
KR100498428B1 (ko) 하드디스크드라이브의자기헤드신호선커넥팅구조
JPH11110926A (ja) 磁気ヘッド組立体およびこれを用いた磁気ディスク装置