JPH086694A - テンキーによる文字入力方法 - Google Patents

テンキーによる文字入力方法

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Publication number
JPH086694A
JPH086694A JP6140322A JP14032294A JPH086694A JP H086694 A JPH086694 A JP H086694A JP 6140322 A JP6140322 A JP 6140322A JP 14032294 A JP14032294 A JP 14032294A JP H086694 A JPH086694 A JP H086694A
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JP
Japan
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key
keys
character
coordinate
pressed
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Application number
JP6140322A
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English (en)
Inventor
Eizaburo Kashiwagi
栄三郎 柏木
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Motorola Solutions Japan Ltd
Original Assignee
Nippon Motorola Ltd
Motorola Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Motorola Ltd, Motorola Japan Ltd filed Critical Nippon Motorola Ltd
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Publication of JPH086694A publication Critical patent/JPH086694A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な操作性で様々な文字を容易に入力する
ことができるテンキーによる文字入力方法を提供する。 【構成】 互いに異なる複数の文字群を所定の順序にて
配列した複数のテーブルのうちの1テーブルをテンキー
内の第1キーで選択し、更にテンキー内の第1キーの左
右に存在する第2及び第3キーで選択したテーブル上の
X座標軸方向に移動させ、また第1キーの上下方に存在
する第4及び第5キーでテーブル上のY座標軸方向に移
動させることにより所望の文字を選択して入力する。 【効果】 各キーには数字だけでなく、50音図の各行
の先頭文字やアルファベット文字を記す必要がなくキー
ボードがすっきりしたものとなる。更に、50音図のカ
ナ文字やアルファベットの大文字だけでなく濁音文字、
半濁音文字、促音や拗音を形成する小文字、記号、アル
ファベットの小文字も容易に入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機や計算機等のテ
ンキーを備えた機器においてテンキーによって数字だけ
でなくカナやアルファベット等の各種の文字を入力する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機においては、電話番号を氏名、会
社名等の宛先名称に対応させてメモリに記憶させてお
き、電話をかける際に宛先名称から電話番号を検索する
ことができる登録検索機能が備えられたものがある。こ
のような登録検索機能においては、電話番号と共に宛先
名称を入力する必要があり、電話機の操作面に更に多く
のキーのレイアウトが不可能であることから電話番号入
力用のテンキーがそのまま使用されるようになってい
る。
【0003】テンキーを用いた文字入力方法としては、
カナ文字を入力する場合、キー“1”をア行に、キー
“2”をカ行に、………の如くテンキーの各キーに50
音図のいがれか1行を割り当てた方法が特開昭61−2
62347号公報及び特開昭61−195047号公報
に示されている。この方法においては、例えば、カナ文
字“イ”を入力するためにはキー“1”を押圧操作し、
これにより先ずア行の先頭文字“ア”が表示器に表示さ
れ、更にキー“1”を押圧操作し、これにより表示器の
“ア”がカナ文字“イ”に変化して表示されるのでこれ
を選択することが行なわれる。また、カナ文字“ケ”を
入力するためにはキー“2”を押圧操作することによ
り、先ずカ行の先頭文字“カ”が表示器に表示され、更
にキー“2”を2回押圧操作すると、“カ”→“キ”→
“ク”のように表示器の文字が変化するのでこれを選択
することが行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテンキーによる文字入力方法においては、入
力しようとする文字に対する50音図における行の先頭
文字を考えてからキー操作をすることになり、良好な操
作性が得られないという問題点があった。また、各キー
には数字だけでなく、50音図の各行の先頭文字やアル
ファベット文字を記す必要があり、キーボードが見苦し
くなるという問題点もあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、良好な操作性で
様々な文字を容易に入力することができるテンキーによ
る文字入力方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のテンキーによる
文字入力方法は、互いに異なる複数の文字群を個別のテ
ーブル上に所定の順序にて配列し、テーブルの各々にテ
ーブル番号Mを割り当て、文字群中の各文字の各テーブ
ル内でのXY座標を(i,j)とし、テンキー内の第1
キーの操作毎にテーブル番号Mを単位数だけ増加又は減
少せしめ、テンキー内の第1キーの左右に存在する第2
及び第3キーのうちの一方のキーの操作毎にX座標のi
を単位数だけ増加せしめ、第2及び第3キーの他方のキ
ーの操作毎にX座標のiを単位数だけ減少せしめ、テン
キー内の第1キーの上下方に存在する第4及び第5キー
のうちの一方のキーの操作毎にY座標のjを単位数だけ
増加せしめ、第4及び第5キーの他方のキーの操作毎に
Y座標のjを単位数だけ減少せしめ、得られるテーブル
番号MのテーブルのXY座標(i,j)に対応する文字
を選択して入力することを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1に示した本発明のテンキーによる文
字入力方法を用いた携帯電話機においては、アンテナ1
には送受信機2が接続され、送受信機2においてアンテ
ナ1により受信された受信信号から呼出信号及び受信通
話信号が復調されて出力され、また、ダイアル発信信号
及び送信通話信号が変調されて送信信号としてアンテナ
1に供給される。送受信機2には呼出音回路3が接続さ
れると共にフックスイッチ4を介して通話回路5及びダ
イアル発信回路6が接続されている。呼出音回路3は送
受信機2から呼出信号が供給されたとき呼出音を発生す
る。フックスイッチ4は発信時及び通話時にオンされ
る。通話回路5は送受信機2からの受信通話信号を受話
器(図2の符号21)に供給し、送話器(図2の符号2
2)からの音声信号を送信通話信号として送受信機2に
供給する。
【0008】ダイアル発信回路6は上記のダイアル発信
信号を発生し、ダイアル発信信号はマイクロコンピュー
タ7から出力されるダイアルデータ信号に基づいて発生
される。マイクロコンピュータ7にはメモリとしてRO
M(リードオンリーメモリ)8及びRAM(ランダムア
クセスメモリ)9が接続される他、キー操作検出器11
を介してテンキーボード12及び付加キーボード13が
接続されている。
【0009】図2はかかる電話機の操作面を含む外観を
示しており、その操作面中央にテンキーボード12及び
付加キーボード13からなるキーボード部が設けられて
いる。テンキーボード12は図2に示したようにテンキ
ー“0”〜“9”と共にキー“*”及び“#”を含んだ
12個のキーからなる。更に、テンキーボード12は横
3×縦4の配置にされており、その最上部の第1段には
左からキー“1”,“2”,“3”が配置され、次の第
2段には左からキー“4”,“5”,“6”が配置さ
れ、次の第3段には左からキー“7”,“8”,“9”
が配置され、最下部の第4段には左からキー“*”,
“0”,“#”が配置されている。
【0010】付加キーボード13はテンキーボード12
の下部に位置し、フックキー、短縮キー、保留キー、機
能キー、メモリキー等の8個のキーからなる。フックキ
ーはフックスイッチ4と連動するようになっている。キ
ー操作検出器11はテンキーボード12及び付加キーボ
ード13のうちのいずれか1のキーが操作される毎にそ
の操作されたキーを検出し、そのキーコードをマイクロ
コンピュータ7に供給する。
【0011】ROM8にはマイクロコンピュータ7の動
作プログラムが予め記憶されている他、3つの文字テー
ブル、すなわち数字テーブル、カナテーブル及びアルフ
ァベットテーブルが予め記憶されている。数字テーブル
は図3に示すように、1〜99までの数字を示すコード
データテーブルであり、カナテーブルは図4に示すよう
に、50音図のカナ文字の他、ガ行やダ行等の濁音文
字、パ行の半濁音文字、促音や拗音を形成する“ィ”,
“ッ”,“ャ”等の小文字、読点等の記号をコードデー
タとして含んでいる。また、アルファベットテーブルは
図5に示すように、アルファベットの大文字、小文字だ
けでなく記号もコードデータとして含んでいる。3つの
文字テーブルにおいてはこれら文字に対応するコードデ
ータをXY座標データ(X=0〜9,Y=0〜9)で指
定して読み出すことができるようになっている。
【0012】RAM9には登録動作により電話番号及び
宛先名称を記憶する登録テーブルが形成され、検索動作
によりその登録テーブルから電話番号及び宛先名称が選
択的に読み出されるようになっている。マイクロコンピ
ュータ7には駆動回路14を介して表示器15が接続さ
れている。表示器15はドットマトリックス液晶表示器
からなり、図2に示したようにテンキーボード12の上
部に設けられている。表示器15には電話番号、宛先名
称及び動作モードが表示される。駆動回路14は表示器
15の各ドットに対応する画像メモリ(図示せず)及び
表示文字データを予め記憶したキャラクタメモリ(図示
せず)を有し、マイクロコンピュータ7から供給される
コードデータを含む表示指令に応じてキャラクタメモリ
から対応する表示文字データを読み出し、表示指令によ
る文字や記号が所望の位置に表示されるように読み出し
た表示文字データを画像メモリに書き込むことが行なわ
れる。
【0013】次に、かかる携帯電話機における本発明に
よる文字入力方法について説明する。携帯電話機の動作
モードは付加キーボード13の機能キーによって選択さ
れる。機能キーを押圧操作すると、マイクロコンピュー
タ7は表示器15に図6に示すように「ホーム」、「ト
ウロク」及び「ケンサク」の3つのモードが表示される
ように駆動回路14に対し表示指令を発生する。機能キ
ーの押圧操作後の初期状態では「ホーム」が点滅表示さ
れる。また機能キーを押圧操作すると「ホーム」の点滅
が停止して「トウロク」が点滅し、機能キーを更に押圧
操作すると「トウロク」の点滅が停止して「ケンサク」
が点滅する。すなわち、機能キーを押圧操作する毎に3
つの動作モード表示位置の間において点滅位置が移動す
るのである。よって、点滅している動作モードが選択さ
れていることになる。ここで、「トウロク」が点滅して
いるときには登録動作モード状態となる。
【0014】登録動作モードにおいては、先ず、宛先名
称の入力状態となり、マイクロコンピュータ7は図7〜
図9に示すようにテンキーボード12のキー“5”が押
圧操作されたか否かを判別する(ステップS1)。キー
“5”が押圧操作された場合にはマイクロコンピュータ
7は表示器15に図10に示すように「スウジ」、「カ
タカナ」及び「アルファ」の3つのテーブル表示パター
ンを駆動回路14を介して表示させる(ステップS
2)。テーブル番号M、表示位置番号N、X座標番号i
及びY座標番号jを全て0に初期設定する(ステップS
3)。その後、テーブル番号Mに対応するテーブル表示
パターンを点滅させる(ステップS4)。テーブル番号
MについてはM=0が数字テーブルに対応し、M=1が
カナテーブルに対応し、M=2がアルファベットテーブ
ルに対応する。これによりキー“5”の押圧操作後の初
期状態では表示器15においてテーブル表示パターン
「スウジ」が点滅表示される。なお、ステップS1の判
別をすることなく、例えば、登録動作モード状態となっ
てから所定時間後にステップS2を実行しても良い。
【0015】次に、マイクロコンピュータ7はアドレス
データM(i,j)で指定される文字テーブルの位置か
らコードデータを読み出し(ステップS5)、読み出し
たデータコードが示す文字を表示器15に表示するため
にそのデータコードを表示位置番号Nと共に表示指令と
して駆動回路14に供給する(ステップS6)。ステッ
プS3において初期設定された場合にはアドレスデータ
0(0,0)であるので、数字テーブルの座標(0,
0)の数字“0”を示すコードデータが読み出され、表
示器15には図11に示されるように数字“0”が表示
される。読み出されたデータコードが示す文字の表示位
置は例えば、図12に破線で示すように表示器15にお
いて定められている。すなわち、N=0ならば入力箇所
における最も左位置となり、N=9ならば最も右位置と
なる。
【0016】ステップS6の実行後、テンキーボード1
2のキー“5”が押圧操作されたか否かを判別する(ス
テップS7)。キー“5”が押圧操作された場合にはテ
ーブル番号Mを1だけ増加させ(ステップS8)、新た
なテーブル番号Mが最大値Mmax(この実施例では2)
より大であるか否かを判別する(ステップS9)。M≦
Mmaxならば、X座標番号i及びY座標番号jを0に等
しくさせる(ステップS10)。M>Mmaxならば、テ
ーブル番号Mを0に等しくさせた(ステップS11)
後、ステップS10に進む。ステップS10の実行後に
はステップS4に移行する。よって、キー“5”が押圧
操作される毎に選択される文字テーブルが数字テーブ
ル、カナテーブル及びアルファベットテーブルの順に変
化し、このことはテーブル表示パターンの点滅位置が変
化することによりユーザに分かる。また、選択文字テー
ブルが変化した直後においては各文字テーブルの座標
(0,0)のコードデータが読み出される。数字テーブ
ルの場合、上記したように座標(0,0)の数字“0”
を示すコードデータが読み出され、表示器15には数字
“0”が表示される。カナテーブルの場合、座標(0,
0)のカナ文字“ア”を示すコードデータが読み出さ
れ、表示器15にはカナ文字“ア”が表示される。アル
ファベットテーブルの場合、座標(0,0)のアルファ
ベット“A”を示すコードデータが読み出され、表示器
15にはアルファベット“A”が表示される。
【0017】ステップS7において、キー“5”が押圧
操作されていないと判別した場合にはテンキーボード1
2のキー“6”が押圧操作されたか否かを判別する(ス
テップS12)。キー“6”が押圧操作された場合には
X座標番号iを1だけ増加させ(ステップS13)、X
座標番号iがX座標の最大値9より大であるか否かを判
別する(ステップS14)。i≦9ならば、ステップS
5に直ちに移行する。i>9ならば、文字テーブル外と
なるのでX座標番号iをX座標の最大値9に等しくさせ
(ステップS15)、そしてステップS5に移行する。
なお、ステップS15において、X座標番号iをX座標
の最小値0に等しくさせても良い。
【0018】ステップS12において、キー“6”が押
圧操作されていないと判別した場合にはテンキーボード
12のキー“8”が押圧操作されたか否かを判別する
(ステップS16)。キー“8”が押圧操作された場合
にはY座標番号jを1だけ増加させ(ステップS1
7)、Y座標番号jがY座標の最大値9より大であるか
否かを判別する(ステップS18)。j≦9ならば、ス
テップS5に直ちに移行する。j>9ならば、文字テー
ブル外となるのでY座標番号jをY座標の最大値9に等
しくさせ(ステップS19)、そしてステップS5に移
行する。ステップS19において、Y座標番号jをY座
標の最小値0に等しくさせても良い。
【0019】ステップS16において、キー“8”が押
圧操作されていないと判別した場合にはテンキーボード
12のキー“4”が押圧操作されたか否かを判別する
(ステップS20)。キー“4”が押圧操作された場合
にはX座標番号iを1だけ減少させ(ステップS2
1)、X座標番号iがX座標の最小値0より小であるか
否かを判別する(ステップS22)。i≧0ならば、ス
テップS5に直ちに移行する。i<0ならば、文字テー
ブル外となるのでX座標番号iをX座標の最小値0に等
しくさせ(ステップS23)、そしてステップS5に移
行する。ステップS23において、X座標番号iをX座
標の最大値9に等しくさせても良い。
【0020】ステップS20において、キー“4”が押
圧操作されていないと判別した場合にはテンキーボード
12のキー“2”が押圧操作されたか否かを判別する
(ステップS24)。キー“2”が押圧操作された場合
にはY座標番号jを1だけ減少させ(ステップS2
5)、Y座標番号jがY座標の最小値0より小であるか
否かを判別する(ステップS26)。j≧0ならば、ス
テップS5に直ちに移行する。j<0ならば、文字テー
ブル外となるのでY座標番号jをY座標の最小値0に等
しくさせ(ステップS27)、そしてステップS5に移
行する。ステップS27において、Y座標番号jをY座
標の最大値9に等しくさせても良い。また、ステップS
15、S19、S23又はS27の実行後はステップS
5ではなくステップS7に移行しても良い。
【0021】キー“5”の押圧操作により例えば、カナ
テーブルが選択された場合には先ず、表示器15の表示
位置番号Nで指定される現入力表示位置に“ア”が表示
される。次に、キー“6”を押圧操作すると、表示され
ていた“ア”が“イ”に変化し、更に、キー“8”を押
圧操作すると、表示されていた“イ”が“シ”に変化す
るのである。ここで、再びキー“6”を押圧操作する
と、表示されていた“シ”が“ス”に変化し、更に、キ
ー“2”を押圧操作すると、表示されていた“ス”が
“ウ”に変化し、また、キー“4”を押圧操作すると、
表示されていた“ウ”が“イ”に変化するのである。よ
って、各文字テーブルにおいてキー“2”,“4”,
“6”又は“8”を押圧操作することにより各文字テー
ブル内の所望の文字を選択表示させることができる。
【0022】一方、キー“2”,“4”,“6”及び
“8”の押圧操作が判別されない場合にはテンキーボー
ド12のキー“#”が押圧操作されたか否かを判別する
(ステップS28)。キー“#”が押圧操作された場合
には1つの文字の選択が確定したこととなり、そのとき
表示されている文字のコードデータをマイクロコンピュ
ータ7内の図示しないバッファメモリのN番目に書き込
み(ステップS29)、表示位置番号Nを1だけ増加さ
せる(ステップS30)。表示位置番号Nを1増加させ
ることにより新たな所望文字の選択を可能にし、その新
たな所望文字の表示器15における現入力表示位置は1
文字分だけ右に移動する。ステップS30の実行後には
ステップS10に進む。
【0023】ステップS28において、キー“#”が押
圧操作されていないと判別された場合には、テンキーボ
ード12のキー“*”が押圧操作されたか否かを判別す
る(ステップS31)。キー“*”が押圧操作されたな
らば、表示位置番号Nを1減少させる(ステップS3
2)。これは入力ミスの訂正のためにキー“*”の押圧
操作毎に表示器15における現入力表示位置は1文字分
だけ左に移動する。ステップS32の実行後にはステッ
プS10に進む。
【0024】ステップS31において、キー“*”が押
圧操作されていないと判別された場合には、付加キーボ
ード13のメモリキーが押圧操作されたか否かを判別す
る(ステップS33)。メモリキーが押圧操作されたな
らば、バッファメモリの内容、すなわち宛名名称のコー
ドデータ群をRAM9の登録テーブルの所定アドレスの
宛名名称エリアに書き込む(ステップS34)。所定ア
ドレスは登録動作モード開始時にデータが書き込まれて
いない空きアドレスが割り当てられるとする。ステップ
S34の実行後、電話番号の入力動作となる(ステップ
S35)。この電話番号の入力動作においては、テンキ
ーボード12の数字キーが押圧操作される毎にその数字
キーに対応する数字が表示器15に順次表示されると共
に対応するコードデータが上記のバッファメモリに保持
される。そして、メモリキーが押圧操作されたか否かを
再び判別する(ステップS36)。メモリキーが押圧操
作されたならば、電話番号の入力動作が終了したとして
入力された電話番号のコードデータ群をRAM9の登録
テーブルの所定アドレスの電話番号エリアに書き込む
(ステップS37)。このステップS37の実行により
登録動作モードが終了したこととなる。
【0025】機能キーの押圧操作により、表示器15に
おいて「ケンサク」が点滅しているときには検索動作モ
ード状態となる。この検索動作モードにおいては、RA
M9の登録テーブルの第1アドレスの宛名名称エリア及
び電話番号エリアから宛名名称及び電話番号がコードデ
ータ群として読み出され、表示器15に表示される。こ
の状態でキー“#”が押圧操作されると、登録テーブル
の第2アドレスの宛名名称エリア及び電話番号エリアか
ら宛名名称及び電話番号がコードデータ群として読み出
され、表示器15の宛名名称及び電話番号の表示は更新
される。すなわち、キー“#”が押圧操作される毎に登
録テーブルの次のアドレスに記憶された宛名名称及び電
話番号がコードデータ群として読み出され、表示器15
に表示される。また、キー“*”が押圧操作される毎に
登録テーブルの1つ前のアドレスに記憶された宛名名称
及び電話番号がコードデータ群として読み出され、表示
器15に表示される。この検索動作により、表示器15
における宛名名称及び電話番号の表示から所望の宛先名
称が発見されたならば、付加キーボード13の例えば、
フックキーを押圧操作すると、マイクロコンピュータ7
はその表示されている電話番号のコードデータ群をダイ
アルデータ信号としてダイアル発信回路6に供給し、こ
れによりダイアル発信回路6からダイアル発信信号が送
受信機2に供給され発信動作が開始されるのである。
【0026】なお、上記した実施例においては、テンキ
ーのうちのキー“2”,“4”,“5”,“6”及び
“8”を使用して文字を入力しているが、他のキー
“1”,“3”,“7”及び“9”を併用することもで
きる。例えば、キー“1”が押圧操作された場合にはX
座標番号i及びY座標番号jを共に1だけ減少させ、キ
ー“3”が押圧操作された場合にはX座標番号iを1だ
け増加させると共にY座標番号jを共に1だけ減少さ
せ、キー“7”が押圧操作された場合にはX座標番号i
を1だけ減少させると共にY座標番号jを共に1だけ増
加させ、キー“9”が押圧操作された場合にはX座標番
号i及びY座標番号jを共に1だけ増加させるようにし
ても良い。
【0027】また、テンキーの配列は上記した実施例の
ものには限定されない。テンキーボード12は例えば、
横4×縦3の配列でも良いのである。第1キーの左右に
第2及び第3キーが存在し、第1キーの上下方に第4及
び第5キーが存在すれば良い。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明のテンキーによる文
字入力方法においては、互いに異なる複数の文字群を所
定の順序にて配列した複数のテーブルのうちのいずれか
1テーブルをテンキー内の第1キーで選択し、更にテン
キー内の第1キーの左右に存在する第2及び第3キーで
選択したテーブル上のX座標軸方向に移動させ、また第
1キーの上下方に存在する第4及び第5キーでテーブル
上のY座標軸方向に移動させることにより所望の文字を
選択して入力するので、良好な操作性で様々な文字を容
易に入力することができる。特に、入力しようとする所
望の文字に対する50音図の行の先頭文字を考えてから
キー操作をする必要はなく単なる操作だけで所望の文字
を選択することができる。また各キーには数字だけでな
く、50音図の各行の先頭文字やアルファベット文字を
記す必要がなくキーボードがすっきりしたものとなる。
更に、50音図のカナ文字やアルファベットの大文字だ
けでなく濁音文字、半濁音文字、促音や拗音を形成する
小文字、記号、アルファベットの小文字も容易に入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテンキーによる文字入力方法を用いた
携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の携帯電話機の外観図である。
【図3】数字テーブルを示す図である。
【図4】カナテーブルを示す図である。
【図5】アルファベットテーブルを示す図である。
【図6】機能キー操作後の表示器の表示内容を示す図で
ある。
【図7】図1の電話機中のマイクロコンピュータの動作
を示すフロー図である。
【図8】図7の動作の続き部分を示すフロー図である。
【図9】図8の動作の続き部分を示すフロー図である。
【図10】「トウロク」選択後の表示器の表示内容を示
す図である。
【図11】表示器における文字入力状態を示す図であ
る。
【図12】表示器における文字入力表示位置を示す図で
ある。
【主要部分の符号の説明】
1 アンテナ 2 送受信機 4 フックスイッチ 6 ダイアル発信回路 7 マイクロコンピュータ 12 テンキーボード 13 付加キーボード 15 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/38 7/26 H04Q 7/38 H04M 1/27 H04B 7/26 109 T

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる複数の文字群を個別のテー
    ブル上に所定の順序にて配列し、 前記テーブルの各々にテーブル番号Mを割り当て、 前記文字群中の各文字の各テーブル内でのXY座標を
    (i,j)とし、 テンキー内の第1キーの操作毎に前記テーブル番号Mを
    単位数だけ増加又は減少せしめ、 前記テンキー内の前記第1キーの左右に存在する第2及
    び第3キーのうちの一方のキーの操作毎にX座標の前記
    iを単位数だけ増加せしめ、 前記第2及び第3キーの他方のキーの操作毎にX座標の
    前記iを単位数だけ減少せしめ、 前記テンキー内の前記第1キーの上下方に存在する第4
    及び第5キーのうちの一方のキーの操作毎にY座標の前
    記jを単位数だけ増加せしめ、 前記第4及び第5キーの他方のキーの操作毎にY座標の
    前記jを単位数だけ減少せしめ、 得られる前記テーブル番号Mの前記テーブルのXY座標
    (i,j)に対応する文字を選択して入力することを特
    徴とするテンキーによる文字入力方法。
  2. 【請求項2】 前記テンキーは横3×縦4で配列され、
    その最上部の第1段には左からキー“1”,“2”,
    “3”が配置され、次の第2段には左からキー“4”,
    “5”,“6”が配置され、次の第3段には左からキー
    “7”,“8”,“9”が配置され、最下部の第4段に
    は左からキー“*”,“0”,“#”が配置され、前記
    第1キーは前記キー“5”であり、前記第2及び第3キ
    ーのうちの一方のキーは前記キー“6”であり、前記第
    2及び第3キーの他方のキーは前記キー“4”であり、
    前記第4及び第5キーのうちの一方のキーは前記キー
    “8”であり、前記第4及び第5キーの他方のキーは前
    記キー“2”であることを特徴とする請求項1記載のテ
    ンキーによる文字入力方法。
  3. 【請求項3】 前記テーブル番号Mの前記テーブルのX
    Y座標(i,j)に対応する文字を表示器に表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載のテンキーによる文字入力
    方法。
  4. 【請求項4】 前記テーブルは数字テーブル、カナテー
    ブル及びアルファベットテーブルからなることを特徴と
    する請求項1記載のテンキーによる文字入力方法。
  5. 【請求項5】 前記数字テーブルにおいて数字の配列は
    10進法でXY座標(i,j)が大きくなるに従って数
    字の値が大きくなることを特徴とする請求項4記載のテ
    ンキーによる文字入力方法。
  6. 【請求項6】 前記カナテーブルにおいてカナ文字の配
    列は50音順であり、その50音順を10進法でXY座
    標(i,j)が大きくなることに対応させていることを
    特徴とする請求項4記載のテンキーによる文字入力方
    法。
  7. 【請求項7】 前記アルファベットテーブルにおいてア
    ルファベット文字の配列はアルファベット順であり、そ
    のアルファベット順は10進法でXY座標(i,j)が
    大きくなることに対応させていることを特徴とする請求
    項4記載のテンキーによる文字入力方法。
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