JPH08660B2 - 油圧エレベータの保守方法 - Google Patents

油圧エレベータの保守方法

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JPH08660B2
JPH08660B2 JP4530889A JP4530889A JPH08660B2 JP H08660 B2 JPH08660 B2 JP H08660B2 JP 4530889 A JP4530889 A JP 4530889A JP 4530889 A JP4530889 A JP 4530889A JP H08660 B2 JPH08660 B2 JP H08660B2
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JP
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car
packing
hydraulic elevator
hydraulic
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Inventor
克則 黒沢
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油圧ジヤツキの油もれを防止するパツキン
の交換をおこなう油圧エレベータの保守方法に関する。
[従来の技術] 第2図は従来の油圧エレベータの保守方法を説明する
昇降路内の側面図である。
この第2図に示す油圧エレベータは、昇降路内に昇降
可能に設けられる乗かご1と、この乗かご1を案内する
ガイドレール2と、シリンダ4とプランジヤ5とからな
り乗かご1を昇降させる油圧ジヤツキ3と、プランジヤ
5の上端に回転可能に取付けられるプーリ6と、このプ
ーリ6に巻回されるとともに、一端が乗かご1に、他端
がシリンダ4の下部にそれぞれ係着されるワイヤロープ
7などを備えている。そして、シリンダ4内に圧油を導
き入れることによりプランジヤ5が伸長、すなわち上昇
し、プーリ6、ワイヤロープ7を介して乗かご1を上昇
させる。一方、シリンダ4内から圧油を図示しないタン
クに逃がすと、プランジヤ5が収縮し、すなわち下降
し、乗かご1ご下降する。
このような油圧エレベータにあつては、シリンダ4の
上端に装着され、プランジヤ5に係合する図示しないパ
ツキンによつて、シリンダ4内の圧油が外部にもれるの
を防止している。このパツキンが経年変化により劣化し
た場合などに、パツキンの交換をおこなう保守作業が必
要になる。従来、このような場合に、同第2図に示すよ
うに、シリンダ4の上部に作業台8を取付け、プランジ
ヤ5をバツクストローク(これ以上、下がらない位置)
まで収縮して乗かご2を下降させて、作業員が作業台8
に乗つてパツキンの交換をおこなうようになつていた。
なお、作業台8は、この作業台8上の作業員の手がパツ
キンに容易に届くように、その高さ位置が設定されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の油圧エレベータの保守方法
では、作業台8の搬入及び搬出や、シリンダ4への取付
け作業を考慮して、この作業台8の量を比較的小さくす
る必要があり、これに伴つて、その寸法が例えば縦500m
m、横240mm、厚さ26mm程度で設定されている。そのた
め、作業台8の大きさに制約されて作業能率が低下する
という問題がある。また、シリンダ4から取外したパツ
キンに付着する油が作業台8が濡れると、足元がすべり
易くなつてこの作業台8から転落する等の危険が懸念さ
れる。
本発明は上記のような従来技術における実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、作業台を特別に設けるこ
となく、油圧ジヤツキのパツキン交換を能率良く、かつ
安全におこなうことができる油圧エレベータの保守方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、昇降路内に昇降
可能に設けられる乗かごと、この乗かごをワイヤロープ
を介し昇降させる油圧ジヤツキを有する油圧エレベータ
に用いられ、上記油圧ジヤツキの油もれを防止するパツ
キンの交換をおこなう油圧エレベータの保守方法におい
て、上記乗かごに備えられる非常止め装置を作動させて
乗かごを上記昇降路内の所定高さ位置で停止させ、この
状態で上記乗かごの上部に作業員が乗つて上記パツキン
の交換をおこなうように構成してある。
[作用] 本発明は、上記のように乗かごを昇降路内の所定高さ
位置で非常止め装置によつて停止させ、この状態で乗か
ご上部に作業員が乗つて油圧ジヤツキのパツキン交換を
おこなうようになつており、また、このときの乗かごの
高さ位置を乗かご上部の作業員の手が容易に上述したパ
ツキンに届くように設定することにより、これによつ
て、作業台を特別に設けることなく、十分に広い作業足
場を乗かご上部で確保することができ、すなわち、この
乗かご上部で油圧ジヤツキのパツキン交換を能率良く、
かつ安全におこなうことができる。
[実施例] 以下、本発明の油圧エレベータの保守方法を図に基づ
いて説明する。
第1図は本発明の油圧エレベータの保守方法の一実施
例を説明する昇降路内の側面図である。なお、この第1
図において、前述した第2図に示すものと同等のものは
同一符号を付してある。すなわち、第1図に示す油圧エ
レベータは、乗かご1と、ガイドレール2と、シリンダ
4とプランジヤ5とからなる油圧ジヤツキ3と、プーリ
6と、ワイヤロープ7などとを備えている。
この実施例にあつては、乗かご1に備えられる図示し
ない非常止め装置を乗かごが所定高さ位置で停止するよ
うに作動させ、すなわち乗かご1上部の作業員の手が容
易にシリンダ4上端の図示しないパツキンに届くように
設定される高さ位置に乗かご1を停止させる。次にプラ
ンジヤ5をバツクストロークまで下降させてから、乗か
ご1の上部に作業員が乗つて手を伸ばしてパツキンの交
換をおこなう。
このように構成した実施例では、従来のような作業台
を特別に設けることなく、伸かご1の上部で十分に広い
作業足場を確保することができ、このため、作業足場の
制約が少なく、作業員が動くことが容易であるばかり
か、工具類やウエス等を身近に置くことができ、作業能
率を改善できる。また、パツキンに付着した油で乗かご
1上の一部が濡れて若干すべり易くても、この乗かご1
上に比較的広い足場面積があるので作業員の安全性を十
分に確保できる。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成したので、油圧ジヤツキの
パツキン交換のために従来のような作業台を特別に設け
ることなく、乗かごの上部で十分に大きな面積の作業足
場を確保することができ、したがつて、パツキン交換時
の作業能率を改善するとともに、作業員の安全性を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧エレベータの保守方法の一実施例
を説明する昇降路内の側面図、第2図は従来の油圧エレ
ベータの保守方法を説明する昇降路内の側面図である。 1……乗かご、3……油圧ジヤツキ、4……シリンダ、
5……プランジヤ、6……プーリ、7……ワイヤロー
プ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路内に昇降可能に設けられる乗かご
    と、この乗かごをワイヤロープを介し昇降させる油圧ジ
    ヤツキとを有する油圧エレベータに用いられ、上記油圧
    ジヤツキの油もれを防止するパツキンの交換をおこなう
    油圧エレベータの保守方法において、上記乗かごに備え
    られる非常止め装置を作動させて乗かごを上記昇降路内
    の所定高さ位置で停止させ、この状態で上記乗かごの上
    部に作業員が乗つて上記パツキンの交換をおこなうこと
    を特徴とする油圧エレベータの保守方法。
JP4530889A 1989-02-28 1989-02-28 油圧エレベータの保守方法 Expired - Fee Related JPH08660B2 (ja)

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JPH02225275A JPH02225275A (ja) 1990-09-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9438329B2 (en) 2012-12-05 2016-09-06 Hitachi Kokusai Electric Inc. Wireless communication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9438329B2 (en) 2012-12-05 2016-09-06 Hitachi Kokusai Electric Inc. Wireless communication system

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