JPH08658Y2 - カード眼鏡 - Google Patents
カード眼鏡Info
- Publication number
- JPH08658Y2 JPH08658Y2 JP1989120329U JP12032989U JPH08658Y2 JP H08658 Y2 JPH08658 Y2 JP H08658Y2 JP 1989120329 U JP1989120329 U JP 1989120329U JP 12032989 U JP12032989 U JP 12032989U JP H08658 Y2 JPH08658 Y2 JP H08658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- glasses
- lens
- nose
- eyeglasses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、簡易眼鏡として好適なカード眼鏡に関す
るものである。
るものである。
遠視及び近視用の眼鏡は従来、使用者の視力に応じた
「度」(焦点距離)に設定されたガラスまたはプラスチ
ックレンズを、金属または硬質部材よりなる「8」字形
の眼鏡フレームに嵌装し、該フレームを鼻と両耳で支持
することにより装用するよう構成されている。こうした
形態の眼鏡(以下ガラス眼鏡という)は、個々人の視力
に合ったレンズが嵌装でき、装用も容易であるため、眼
鏡の一般的形態として広く受け入れられるに至ってい
る。
「度」(焦点距離)に設定されたガラスまたはプラスチ
ックレンズを、金属または硬質部材よりなる「8」字形
の眼鏡フレームに嵌装し、該フレームを鼻と両耳で支持
することにより装用するよう構成されている。こうした
形態の眼鏡(以下ガラス眼鏡という)は、個々人の視力
に合ったレンズが嵌装でき、装用も容易であるため、眼
鏡の一般的形態として広く受け入れられるに至ってい
る。
眼鏡は日常生活になくてはならないものであるにもか
かわらず、床に落としてレンズやフレームを壊したり、
外出時に家や車、電車の中などにうっかり置き忘れられ
ることが少なくない。この場合、ビジネスマンであれ
ば、重要書類の閲覧もままならない状態となり、その不
便さによる被害は誠に甚大なものとなる。また、上記従
来の眼鏡は、フレームの耳掛け部を折り畳んだ状態でも
相当な厚みを有し、携帯にも不便であった。
かわらず、床に落としてレンズやフレームを壊したり、
外出時に家や車、電車の中などにうっかり置き忘れられ
ることが少なくない。この場合、ビジネスマンであれ
ば、重要書類の閲覧もままならない状態となり、その不
便さによる被害は誠に甚大なものとなる。また、上記従
来の眼鏡は、フレームの耳掛け部を折り畳んだ状態でも
相当な厚みを有し、携帯にも不便であった。
このため、同じ眼鏡を2個製作して、自宅とオフィス
にそれぞれ用意し、眼鏡忘れに備えることも行われてい
る。しかしながら、従来の眼鏡は、ガラスレンズ、フレ
ーム部のいずれもが高価であり、2個製作するには費用
がかかり過ぎる。特に、眼鏡忘れをしやすい中高年の遠
視眼鏡(いわゆる老眼鏡)は、フレーム部材に高級金属
などを使用するため甚だ高価であるという問題点があっ
た。
にそれぞれ用意し、眼鏡忘れに備えることも行われてい
る。しかしながら、従来の眼鏡は、ガラスレンズ、フレ
ーム部のいずれもが高価であり、2個製作するには費用
がかかり過ぎる。特に、眼鏡忘れをしやすい中高年の遠
視眼鏡(いわゆる老眼鏡)は、フレーム部材に高級金属
などを使用するため甚だ高価であるという問題点があっ
た。
こうした問題点を解決するため、カード状のプラスチ
ック板に眼鏡レンズ部を形成した簡易・偏平レンズがい
くつか提案されている。例えば、 「簡易老眼メガネ」(実開昭60−65718)−レンズ
と眼鏡枠部分をプラスチックにより一括成型する。
ック板に眼鏡レンズ部を形成した簡易・偏平レンズがい
くつか提案されている。例えば、 「簡易老眼メガネ」(実開昭60−65718)−レンズ
と眼鏡枠部分をプラスチックにより一括成型する。
「薄板状多焦点手持眼鏡」(実開昭63−148913)−
平凸レンズ、或いは両凸レンズ部を上下に分割し、下側
に焦点距離の短いレンズ、上側に焦点距離の長いレンズ
を配したレンズ部を右眼、左眼に対応して双眼状に配設
し、手持ち部を有するプラスチック一体成形の細長い薄
板状の多焦点手持眼鏡。
平凸レンズ、或いは両凸レンズ部を上下に分割し、下側
に焦点距離の短いレンズ、上側に焦点距離の長いレンズ
を配したレンズ部を右眼、左眼に対応して双眼状に配設
し、手持ち部を有するプラスチック一体成形の細長い薄
板状の多焦点手持眼鏡。
「遠視用カード・グラセス」(実開平1−108515)
−折りたたんだ時に、キャッシュカード等のカードとほ
ぼ同形となる、左右2枚からなるメガネガラス本体A,B
の内側下部を、接続金具によって回動自在に連結したこ
とを特徴とする遠視用メガネ・グラセス。
−折りたたんだ時に、キャッシュカード等のカードとほ
ぼ同形となる、左右2枚からなるメガネガラス本体A,B
の内側下部を、接続金具によって回動自在に連結したこ
とを特徴とする遠視用メガネ・グラセス。
「カード型携帯用眼鏡」(実開平1−123827)−カ
ード型台板に、1個または複数個のレンズを装着したこ
とを特徴とするカード型携帯用眼鏡。
ード型台板に、1個または複数個のレンズを装着したこ
とを特徴とするカード型携帯用眼鏡。
などが提案されているが、これらは従来のガラス眼鏡と
同様な格好で鼻に掛けて支持することはできず、また、
構成も簡潔でなかった。
同様な格好で鼻に掛けて支持することはできず、また、
構成も簡潔でなかった。
この考案は上記の点に鑑み、携帯しやすく、鼻に掛け
て確実に支持でき、しかも紛失しても惜しくないほどの
安価なカード眼鏡を提供することを目的としている。
て確実に支持でき、しかも紛失しても惜しくないほどの
安価なカード眼鏡を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、この考案のカード眼鏡
は、クレジットカードと略同形同大のカード本体の長手
方向両端寄りに眼鏡レンズ部を形成し、該両レンズ部の
中央下方に設けた鼻掛け用凹部の内縁に、皮膚に対して
粘着性をもつ軟質プラスチック製のストッパを設けたこ
とを特徴とするものである。
は、クレジットカードと略同形同大のカード本体の長手
方向両端寄りに眼鏡レンズ部を形成し、該両レンズ部の
中央下方に設けた鼻掛け用凹部の内縁に、皮膚に対して
粘着性をもつ軟質プラスチック製のストッパを設けたこ
とを特徴とするものである。
以下、この考案を添付図面に示す一実施例に基づいて
説明する。
説明する。
図は本願カード眼鏡の全体斜視図である。
図において、2は本願カード眼鏡1のカード本体で、
該カード本体2はクレジットカードと略同形同大な長方
形の透明プラスチック板からなっている。
該カード本体2はクレジットカードと略同形同大な長方
形の透明プラスチック板からなっている。
3は眼鏡レンズ部で、該眼鏡レンズ部3は、前記カー
ド本体2の長手方向の両側寄りに各々形成されている。
該眼鏡レンズ部3は、遠視用の場合、凸レンズで構成さ
れており、レンズの「度」(焦点距離)は平均的な視力
範囲をカバーするため5段階に設定されている。即ち、
弱弱、弱、中、強、強強の5種類の眼鏡レンズ部3が構
成され、該強度を指示するマークM(数字ないし文字)
がカード本体2のコーナー部適所C1(第1図では左上コ
ーナー)に刻印されている。
ド本体2の長手方向の両側寄りに各々形成されている。
該眼鏡レンズ部3は、遠視用の場合、凸レンズで構成さ
れており、レンズの「度」(焦点距離)は平均的な視力
範囲をカバーするため5段階に設定されている。即ち、
弱弱、弱、中、強、強強の5種類の眼鏡レンズ部3が構
成され、該強度を指示するマークM(数字ないし文字)
がカード本体2のコーナー部適所C1(第1図では左上コ
ーナー)に刻印されている。
また、カード本体2の別のコーナー部C2(第1図では
右上コーナー)には穴Aが設けられ、紐またはチェーン
を挿通して5種類の強度に対応するカード本体2を束
ね、試供ユニットを構成できるようになっている。しか
して、使用者が、この試供ユニットの中から自分の視力
に最適な「度」のカード眼鏡1を選択できるようになっ
ている。
右上コーナー)には穴Aが設けられ、紐またはチェーン
を挿通して5種類の強度に対応するカード本体2を束
ね、試供ユニットを構成できるようになっている。しか
して、使用者が、この試供ユニットの中から自分の視力
に最適な「度」のカード眼鏡1を選択できるようになっ
ている。
4は凹部で、該凹部4はカード本体2を鼻掛け支持で
きるようにするためのもので、人の鼻すじ部を挟持する
形で装着できるように構成されている。また、該凹部4
は、前記眼鏡レンズ部4の中央下方に設けられており、
鼻すじに掛けた時に左右のアンバランスが生じないよう
になっている。
きるようにするためのもので、人の鼻すじ部を挟持する
形で装着できるように構成されている。また、該凹部4
は、前記眼鏡レンズ部4の中央下方に設けられており、
鼻すじに掛けた時に左右のアンバランスが生じないよう
になっている。
ここで、前記凹部4の内側に、ストッパSを設け、鼻
掛け時の安定性を向上させるようにしている。即ち、凹
部4の内縁のほぼ全域にわたってストッパSを設けてあ
る。このストッパSの場合は軟質プラスチックで構成
し、皮膚表面に対するフィット性を向上させる表面処理
(粘着面の形成)が施されている。
掛け時の安定性を向上させるようにしている。即ち、凹
部4の内縁のほぼ全域にわたってストッパSを設けてあ
る。このストッパSの場合は軟質プラスチックで構成
し、皮膚表面に対するフィット性を向上させる表面処理
(粘着面の形成)が施されている。
5は前記眼鏡レンズ部3の中央部に設けられたつや消
し領域で、該つや消し領域5は、いわゆる梨地表面加工
により、鼻側から眼に至る迷光を防止するとともに、装
着時のデザイン性を向上できるようになっている。
し領域で、該つや消し領域5は、いわゆる梨地表面加工
により、鼻側から眼に至る迷光を防止するとともに、装
着時のデザイン性を向上できるようになっている。
上記実施例において、まず、自分の視力に最も「度」
の合った眼鏡レンズ部3を有するカード眼鏡1を5段階
の中から選択し、次に、カード本体2の端部適所を握持
して凹部4を鼻すじに掛けて挟みつければ、カード本体
2は凹部4の内縁に設けたストッパSの粘着性により顔
面に固定できるから通常のガラス眼鏡と同様に装用する
ことができる。
の合った眼鏡レンズ部3を有するカード眼鏡1を5段階
の中から選択し、次に、カード本体2の端部適所を握持
して凹部4を鼻すじに掛けて挟みつければ、カード本体
2は凹部4の内縁に設けたストッパSの粘着性により顔
面に固定できるから通常のガラス眼鏡と同様に装用する
ことができる。
そして、非装用時は、カード眼鏡2を、例えばカード
専用ホルダーや財布などに、クレジットカードと全く同
様の扱いで、コンパクトに収納することができる。
専用ホルダーや財布などに、クレジットカードと全く同
様の扱いで、コンパクトに収納することができる。
上記のようにこの考案のカード眼鏡は、クレジットカ
ードと略同形同大のカード本体の長手方向両端寄りに眼
鏡レンズ部を形成し、該両レンズ部の中央下方に設けた
鼻掛け用凹部の内縁に、皮膚に対して粘着面をもつよう
に処理された軟質プラスチックよりなるストッパを設け
たことを特徴としているので、偏平・軽量なカード本体
の特長を生かしつつ、鼻に掛けて確実に支持されるから
従来のガラス眼鏡と同様の感覚で装用することができ
る。しかもカード本体は、安価なプラスチック製である
から、紛失したり破壊しても気にならないという利点が
ある。
ードと略同形同大のカード本体の長手方向両端寄りに眼
鏡レンズ部を形成し、該両レンズ部の中央下方に設けた
鼻掛け用凹部の内縁に、皮膚に対して粘着面をもつよう
に処理された軟質プラスチックよりなるストッパを設け
たことを特徴としているので、偏平・軽量なカード本体
の特長を生かしつつ、鼻に掛けて確実に支持されるから
従来のガラス眼鏡と同様の感覚で装用することができ
る。しかもカード本体は、安価なプラスチック製である
から、紛失したり破壊しても気にならないという利点が
ある。
このため、車内や外出時に装用する簡易眼鏡や、オフ
ィスに置く予備眼鏡として広く応用でき、眼鏡忘れに伴
う様々な不具合を未然に解消できるという優れた効果を
奏するものである。
ィスに置く予備眼鏡として広く応用でき、眼鏡忘れに伴
う様々な不具合を未然に解消できるという優れた効果を
奏するものである。
図は本願カード眼鏡の全体斜視図である。 1……カード眼鏡 2……カード本体 3……眼鏡レンズ部 4……凹部 5……つや消し領域 S……ストッパ C1、C2……コーナー部 M……マーク A……穴
Claims (1)
- 【請求項1】クレジットカードと略同形同大のカード本
体の長手方向両端寄りに眼鏡レンズ部を形成し、該両レ
ンズ部の中央下方に設けた鼻掛け用凹部の内縁に、皮膚
に対して粘着面をもつように処理された軟質プラスチッ
クよりなるストッパを設けたことを特徴とするカード眼
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120329U JPH08658Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | カード眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120329U JPH08658Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | カード眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0358615U JPH0358615U (ja) | 1991-06-07 |
JPH08658Y2 true JPH08658Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31668409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989120329U Expired - Lifetime JPH08658Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | カード眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08658Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001006301A1 (fr) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Namba, Kyoung-Sook | Lunettes en plastique |
JP2010240116A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Akira Kudo | 眼帯 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6424322U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-09 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1989120329U patent/JPH08658Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358615U (ja) | 1991-06-07 |
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