JPH086584A - リアルタイム・ディジタル音声残響システム - Google Patents

リアルタイム・ディジタル音声残響システム

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JPH086584A
JPH086584A JP7127614A JP12761495A JPH086584A JP H086584 A JPH086584 A JP H086584A JP 7127614 A JP7127614 A JP 7127614A JP 12761495 A JP12761495 A JP 12761495A JP H086584 A JPH086584 A JP H086584A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力シーケンス内の各ワードが元のアナログ
音声信号のディジタル化サンプルである入力ディジタル
・ワードのシーケンスから、「残響」サンプルのシーケ
ンスを生成するソフトウェア残響システムを提供するこ
とである。 【構成】 本発明は、いくつかの基準化された遅延入力
ワードを合計して、対応する残響出力ワードを得ること
により、残響サンプルを生成する。結果として得られる
残響出力ワード・ストリームを順次にアナログ形式に変
換して、元の音声信号の残響バージョンを生成すること
ができる。遅延は、所望の遅延を得るために選択された
いくつかの段階を有する複数段階の先入れ先出しバッフ
ァを介して入力ワードをクロッキングすることによって
作り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル音声信号に係
り、具体的にはディジタル音声信号の残響の付加に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】ここ10年間にコンピュータに革命が起
こった。パーソナル・コンピュータの出現と急増によ
り、コンピュータ環境は、技術助手付きの空調されたコ
ンピュータ・ルームから、ユーザがどこにでも携帯でき
るノートブック・コンピュータやペン入力パーソナル通
信機器へと様変わりした。このようなコンピュータ環境
の変化に伴って、コンピュータ・アプリケーションが大
幅に拡大している。かつては、コンピュータは主とし
て、会計、データ整理、データベース管理の各アプリケ
ーションを提供した。現在では、そのほかに多種多様な
音声メッセージやマルチメディア・アプリケーションを
提供する。
【0003】マルチメディア・アプリケーションとは、
一般には、ビデオと音声を組み合わせた出力を提供する
アプリケーションである。このようなアプリケーション
としては、ビジネス用プレゼンテーション、通信パッケ
ージ、エンターテインメント・アプリケーションなどが
ある。これらのアプリケーションの中でも特にエンター
テインメント・アプリケーション(たとえばゲーム、音
楽、ビデオなど)は、ある程度高品質の音声出力を必要
とする。ジュラシック・パーク(TM)CD−ROMゲ
ームから出るティラノザウルスのほえ声であろうと、
「スカラ座」のマルチメディアCD−ROM百科辞典ツ
アーのために再生されるヴェルディのアリアの繊細な音
調であろうと、音響再生はマルチメディア・プレゼンテ
ーションの効果において重要な役割を果たしている。し
かし、完ぺきな音響再生を行ったとしても、聴取環境に
よって生ずる「音響効果」があって、聴取者に聞こえる
音に特徴的な特性を与える。このような効果または効果
の欠如は、聴取者による再生音の知覚に微妙だが深い影
響を与えることがある。
【0004】よく認識される音響効果の1つとして残響
がある。残響は、音が聴取者の耳に達するまでに異なる
経路を伝わる結果である。直接経路を伝わる音が最も早
く耳に達し、耳に達する前に1回反響した音がその次に
達し、2回反響した音がその後に達するという具合にな
る。恐竜のいるジャングルはコンサート・ホールの残響
特性とはかなり異なるであろうし、ユーザの聴取感を向
上させるには、マルチメディア・システムに残響特性を
与えることが非常に望ましい。聴取者によって制御され
れば、残響は、聴取者が自由に調整することができ、コ
ンサート・ホールの「フル(残響の大きい)」音響や、
新雪の積もった野原の「デッド(残響の小さい)」音響
を模倣することができるだろう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】聴取者制御残響効果
は、一部のハイ・ファイ音響システムおよび専門家用音
声信号処理装置では商業的に得られるが、そのようなシ
ステムは一般に、遅延線、乗算器、および加算器などの
特殊ハードウェアか、またはディジタル信号処理チップ
(DSP)を採用して、残響効果を実現するのに必要な
音声信号の遅延バージョンを生成または合成する。これ
らの手法のいずれかを使用すればマルチメディア・シス
テムの残響効果を生み出すことはできるが、マルチメデ
ィア・アプリケーション、特にパーソナル・コンピュー
タ・ベースの家庭用マルチメディア・アプリケーション
はコストの影響が大きい。特殊ハードウェアの追加費用
は、DSPベースであろうと個別遅延線や加算器であろ
うと、低価格のパーソナル・コンピュータ・ベースのシ
ステムにとっては高すぎる。さらに、パーソナル・コン
ピュータの拡張スロットは少ないことが多く、音処理用
に追加の拡張スロットを使用できない場合がある。これ
らの理由から、追加装備が不要なパーソナル・コンピュ
ータ・ベースのマルチメディア・システム用の残響効果
を提供することが非常に望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の問題は、コンピュ
ータ・ベースのシステムがディジタル音声サンプルのシ
ーケンスから「残響させた」サンプルのシーケンスを生
成する本発明の実施例で処理される。本発明では、各入
力サンプルを抽出して対応する出力サンプルを生成す
る。各出力サンプルは、異なる時点で受け取ったいくつ
かの入力サンプルとその前の時点で導き出された出力サ
ンプルの総和を含む。
【0007】具体的には、本発明はコンピュータのマイ
クロプロセッサおよびランダム・アクセス・メモリ(R
AM)を使用して、各入力サンプルを第1および第2の
遅延期間のあいだ遅延させ、サンプルを反転させる(す
なわちサンプルの正負を変換する)。さらに、本発明の
システムは、前に出力された残響サンプルを第3の期間
の間遅延させる。各サンプル間隔時に、システムは入力
サンプル、遅延入力サンプル、および遅延出力サンプル
を所定の係数で乗算する。次に、システムはこれらの積
を別の遅延入力サンプルと合計し、現在の残響出力サン
プルを生成する。
【0008】代替実施例では、本発明のシステムは、非
遅延の乗算された入力サンプルも残響プログラム出力と
合計し、システム出力を生成する。
【0009】したがって、拡張カード、DSPチップ、
または追加のハードウェアは不要である。遅延信号の係
数および遅延の長さはユーザが設定することができ、様
々な残響程度を得ることができる。さらに、ユーザは制
御された量の元の非遅延信号を反響信号に加算すること
により、残響知覚度を制御することができる。
【0010】残響は、パーソナル・コンピュータで信号
を受信したときにリアルタイムで付加することができ、
また、たとえば波形編集アプリケーションなどで、オフ
ラインで付加することもできる。
【0011】
【実施例】図1のパーソナル・コンピュータ・システム
10は、本発明の残響システムの実施例である。当技術
分野で周知のように、コンピュータ10はCD−ROM
ドライブ、ローカル・エリア・ネットワーク、MIDI
楽器、および音声装置すなわち音源7および音声出力装
置9として機能できる任意の装置など、様々な装置とイ
ンターフェースし、データを交換することができる。コ
ンピュータ10は、中央演算処理装置(CPU)12、
CPUバス14、入力バッファ16および出力バッファ
18を特に含むRAM15、音声インターフェース2
0、およびRAM15に入っている残響プログラム22
を含む。この実施例では、CPU12は、米国カリフォ
ルニア州サンタクララのインテル・コーポレイションが
販売する20MHzの80386マイクロプロセッサま
たはその同等品のようなマイクロプロセッサを使用して
実施することが好ましい。ROM、ディスク・ドライブ
などその他の要素がコンピュータ10の動作にとっては
不可欠であるが、それらは当技術分野では周知の、本発
明の動作にとっては周辺的なものであるため、図1には
図示していない。
【0012】動作時には、音声信号が音声インターフェ
ース20によって受信されディジタル・サンプルに変換
され、残響プログラム22の指示でCPU12によって
入力バッファ16に入れられる。あるいは、音声信号は
すでにディジタル形式であってもよく、その場合はこの
時点でのディジタル化は不要になる。入力信号の各サン
プル、入力バッファ16内に入っている入力信号の遅延
(すなわち前の)サンプル、および出力バッファ18か
らの遅延出力サンプルが組み合わされて、新しい出力信
号が生成され、出力バッファ18および音声インターフ
ェース20に送られる。出力サンプルは、システム・サ
ンプリング・レート(この実施例の場合は44,100
サンプル/秒)で順にアナログ形式に変換されると、入
力音声信号の残響バージョンとなる。
【0013】ディジタル音声出力サンプルからアナログ
音声出力信号への変換は、音声インターフェース20ま
たは任意の遠隔場所で行うことができる。さらに、変換
は即時再生のためにリアルタイムで行うこともでき、一
定期間記憶した後で行うこともできる。ディジタルから
アナログへの信号変換は当技術分野で周知であり、本発
明では、特定の変換方法も変換を行う時点も限定しな
い。
【0014】出力バッファ18および入力バッファ16
に使用するRAM内の記憶場所は、本発明では、残響プ
ログラム22の制御下でCPU12によって特に音声サ
ンプルの記憶のために確保される。以下で詳述するよう
に、バッファは「循環」バッファである。これらのバッ
ファは、所望の最大遅延数と同じ数の記憶場所を必要と
する。バッファ内の記憶場所にはポインタPIn、PI
n+N、PIn+M、およびPOutを介してアクセス
することができる。
【0015】図2は、残響プログラム22の動作の一部
を形成する、遅延、乗算、および加算の各演算を示す詳
細図である。動作時には、各音声入力サンプルX(i)
値が除算ブロック26において4で除されることが好ま
しい。この除算は任意であり、以降の演算で起こる可能
性のある音声サンプルのあふれや結果の打ち切りを防ぐ
ために行われる。ブロック26での除算の後、各サンプ
ルX(i)は、M個のサンプル間隔の遅延を各入力サンプ
ルに適用する遅延ブロック28と、N個のサンプル間隔
の遅延を各入力サンプルに適用する遅延ブロック30に
供給される。したがって、遅延ブロック28の出力は前
のサンプルX(i-M)であり、遅延ブロック30の出力は
前のサンプルX(i-N)である。また、入力サンプルX(i)
は、乗算ブロック32において反転され、係数A1を乗
じられる。この場合、本発明の文脈ではサンプルを反転
するとはサンプルの正負を変換することを意味すること
に留意されたい。したがって、250という値を持つサ
ンプルの反転バージョンは、−250という値を持つこ
とになる。同様に、遅延ブロック30の出力は乗算ブロ
ック34において係数A2を乗じられる。図1の出力バ
ッファ18から入手された出力サンプルは、任意によ
り、除算ブロック36において4で除され、遅延ブロッ
ク38において"L"個のサンプル間隔だけ遅延させられ
てY(i-L)となり、乗算ブロック40で係数A3を乗じら
れる。遅延、反転、および乗算が行われたサンプルは、
ブロック42で合計され、残響出力サンプル値Y(i)
得られる。以下で詳述するように、"L"、"M"、"N"、
1、A2、およびA3の値はユーザが選択でき、一般に
は30ないし60ミリ秒の範囲である。
【0016】具体的には、図1を参照すると、各入力サ
ンプルはポインタPInで識別されるバッファ16内の
記憶場所に記憶される。その後の各入力サンプルの記憶
アドレスは、ポインタPInを1ずつ減少させることに
よって得られる。したがって、ポインタPIn+Mおよ
びPIn+NはそれぞれPInで識別されるサンプルの
前のM個およびN個のサンプル間隔で記録されたサンプ
ルが入っている記憶場所を示す。したがって後者の2つ
のポインタは、図2のブロック28および30によって
示される遅延を提供する。同様に、各出力サンプルはポ
インタPOutによって識別されるバッファ18内の記
憶場所に記憶され、その後の各出力サンプルのアドレス
はポインタPOutを1ずつ減少させることによって得
られる。この実施例では、バッファ18はL個の記憶場
所を有するため、ポインタPOutは、新しい出力サン
プルが算出される前に、新しい出力よりL個の間隔だけ
前に記録されたサンプルが入る場所を示し、新しいサン
プルは算出後にその場所に入れられる。
【0017】乗算ブロック32は、非反響音声信号の吸
収をシミュレートする。コンサート・ホールなどの音響
環境では、この吸収は座席や幕などの吸音素材によって
生じ、所与の環境の特性音響の重要な構成要素である。
このサンプルを反転することによってより豊かな音が得
られることが実験で証明されており、したがって本発明
により生成される反転サンプルは残響信号の重要な構成
要素である。ブロック30および28からの遅延サンプ
ルは、聴取者によって入力信号X(i)のエコーとして知
覚される。ブロック40からの遅延出力は、前に「残響
させた」音の遅延バージョンであるため、聴取者の耳に
前に突き当たった後ではね返ってきたかのように、より
一層エコーらしく知覚される。
【0018】変数M、N、L、A1、A2、およびA3
制御は、プルダウン・メニュー内の「グラフィカル・ポ
テンショメータ」のようなグラフィカル・ユーザ・イン
ターフェースなどの周知の技法を通して伝えることがで
きる。ユーザは、これらの変数を調整することにより、
システムによって再生される音のエコー特性および残響
特性の精確な制御を行うことができる。あるいは、様々
な聴取環境をシミュレートするこれらの変数の組み合わ
せを事前設定し、聴取者がメニューから選択することが
できる。メニューの項目には「コンサート・ホール」、
「ジャズ・クラブ」などが含まれ、メニューはこれらの
変数の事前設定された組み合わせを介した残響特性の間
接制御を提供する。
【0019】図3は、本発明の他の実施例によって実行
される遅延、乗算、および反転の各演算を示したもので
ある。この実施例では、図2に関連して説明した演算の
ほかに、ブロック26から出た除算入力サンプルに、ブ
ロック46で係数A4を乗じる。その結果が、ブロック
48でY(i)の残響プログラム出力サンプルに加算さ
れ、出力Y'(i)が得られる。残響のレベルに関する好み
は聴取者によって異なり、同じ聴取者であっても時によ
って異なる。ブロック46で係数A4の値を調整するこ
とによって、システムによる非遅延音出力のレベルを制
御することができ、したがって希望に応じて残響の程度
を大きくしたり小さくしたりすることができる。
【0020】図4および図5のフローチャートに、残響
プログラム22の順次動作を示す。動作は100から開
始してステップ102に進み、CPU12によって遅延
変数"M"、"N"、および"L"が読み取られる。次に、ス
テップ104でレベル係数A1ないしA4が同様にCPU
12によって読み取られる。前述のように、遅延値およ
びレベル値は、それらの値を直接操作するか、「コンサ
ート・ホール」や「ジャズ・クラブ」などの事前設定さ
れた特性の選択により間接操作することによって、ユー
ザが選択できる。
【0021】残響プログラム22はステップ106に進
み、少なくとも"M"個の記憶場所の入力バッファ16を
作成し、それらの記憶場所をすべてクリアする。次に、
残響プログラム22はステップ108に進み、少なくと
も"L"個の記憶場所の出力バッファ18を作成し、それ
らの記憶場所をすべてクリアする。入力バッファと出力
バッファは、入出力サンプル値を入れるために特に確保
された、連続するRAM内の記憶場所によって構成する
ことができる。さらに、バッファ16および18は、前
述のように「循環」バッファとして構成することが好ま
しい。それによって、バッファ内の記憶場所を指すポイ
ンタが最下位アドレスを持つ記憶場所を越えて減少する
と、ポインタは循環してバッファの最上位まで戻る。
【0022】残響プログラム22は次にステップ110
に進み、入力バッファ16内の先頭の記憶場所を指す入
力ポインタを設定し(図1)、次にステップ112で入
力バッファ内の記憶場所"PIn+M"を指す遅延ポイン
タを設定し、ステップ114に進んで入力バッファ内の
記憶場所"PIn+N"を指すポインタ"PIn+N"を設
定する。ステップ116で、残響プログラム22は出力
バッファ内の記憶場所を指す出力ポインタを設定する。
【0023】ステップ118で残響プログラム22は、
次の入力サンプル(この場合は先頭の入力サンプル)
を、PInによって識別される入力バッファ内の記憶場
所に格納する。ステップ120で、残響プログラム22
は残響プログラム出力信号サンプルを算出し、その値を
POutによって識別される記憶場所に入れる。次に、
図2のブロック図を反映する以下の等式に従って、出力
サンプル値Y(i)が算出される。
【数1】Y(i)=X(i-M)-X(i)*A1+Y(i-L)*A3
(i-N)*A2
【0024】出力サンプル値を出力バッファ内の記憶場
所"POut"に送るほかに、残響プログラム22は音声
インターフェース20または、ディスク・ドライブ、磁
気テープなどの記憶装置(図示せず)、あるいはその両
方に出力サンプル値を送ることができる。
【0025】ステップ124で、残響プログラム22は
すべてのポインタを減少させる。前述のように、バッフ
ァ16および18が循環バッファとして構成されている
場合、ポインタはこの時点で減少させることができ、ポ
インタ値が最下位バッファ・アドレスより小さい場合、
ポインタはバッファの最上位アドレスと等しい値に設定
される。
【0026】ステップ126で、残響プログラム22は
入力サンプルがそれ以上あるかどうかを判別する。入力
サンプルがそれ以上ある場合、残響プログラム22はス
テップ118に戻り、(更新された)入力ポインタPI
nによって識別される記憶場所に次の入力サンプルを格
納し、前述のように進行する。入力サンプルがそれ以上
ない場合、残響プログラム22は、残りのバッファの内
容を使用した後で最後の残響出力を生成し、ステップ1
28の「終了」に進む。
【0027】前記の説明は本発明の特定の実施例に限定
されていた。しかし、本発明に様々な変更および修正を
加えてその利点の一部または全部を得られることは明白
であろう。たとえば、この実施例はソフトウェアで実施
されているが、本発明の原理はハードウェア回路内の個
別要素または統合された要素を使用して実現することも
できる。したがって、添付の請求項の目的は、そのよう
な変更および修正を本発明の意図および範囲に入るもの
として扱うことである。
【0028】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0029】(1)それぞれがディジタル化音声サンプ
ルを含む入力ディジタル・ワードのストリームから、残
響ディジタル・ワード・ストリームを生成する音声信号
プロセッサであって、上記入力ディジタル・ワードに応
答し、第1の時間間隔によって遅延させられた音声サン
プルに対応する第1の遅延ワードを生成する第1の遅延
装置と、上記入力ディジタル・ワードに応答し、第2の
時間間隔によって遅延させられた音声サンプルに対応す
る第2の遅延ワードを生成する第2の遅延装置と、上記
入力ディジタル・ワード、上記第1の遅延ワード、上記
第2の遅延ワード、およびフィードバック・ワードに応
答し、第1の合計出力ワードを生成する第1のディジタ
ル加算機構と、上記第1の合計出力ワードに応答し、第
3の時間間隔によって遅延させられた第1の合計出力ワ
ードに対応するフィードバック・ワードを生成する第3
の遅延装置と、上記第1の合計出力ワードを残響ディジ
タル・ワード・ストリームとして出力する出力装置とを
含む、音声信号プロセッサ。 (2)上記第1の時間間隔、上記第2の時間間隔、およ
び上記第3の時間間隔を調整するための第1のユーザ操
作手段をさらに含む、上記(1)に記載の音声信号プロ
セッサ。 (3)上記入力ディジタル・ワードに応答し、上記入力
ディジタル・ワードに第1の調整可能係数を乗ずる第1
のディジタル乗算機構と、上記第2の遅延装置に接続さ
れて、上記第2の遅延ワードに第2の調整可能係数を乗
ずる第2のディジタル乗算機構と、上記第3の遅延装置
に接続されて、上記フィードバック・ワードに第3の調
整可能係数を乗ずる第3のディジタル乗算機構とをさら
に含む、上記(1)に記載の音声信号プロセッサ。 (4)上記第1の調整可能係数、上記第2の調整可能係
数、および上記第3の調整可能係数の値を調整する第2
のユーザ操作手段をさらに含む、上記(3)に記載の音
声信号プロセッサ。 (5)上記第1の遅延装置、上記第2の遅延装置、およ
び上記第3の遅延装置のそれぞれが、上記第1の時間間
隔、上記第2の時間間隔、および上記第3の時間間隔を
生成するのに十分な複数の段階および長さを有する先入
れ先出しバッファを含むことを特徴とする、上記(1)
に記載の音声信号プロセッサ。 (6)上記第1の合計出力ワードおよび上記入力ディジ
タル・ワードに応答し、残響ディジタル・ワード・スト
リームとして出力される第2の合計出力ワードを生成す
る第2のディジタル加算機構をさらに含む、上記(1)
に記載の音声信号プロセッサ。 (7)それぞれがディジタル化音声サンプルを含む入力
ディジタル・ワードの順次ストリームから、残響ディジ
タル・ワード・ストリームを生成する音声信号プロセッ
サであって、入力ディジタル・ワードを受信する入力端
と、それぞれがディジタル・ワードの1つを記憶する第
1の数のステージと、受信した入力ディジタル・ワード
を一定の率でクロッキングする第1のタイミング機構
と、上記入力ディジタル・ワードが上記第1の数のステ
ージを通過するのに要する時間間隔によって遅延させら
れた音声サンプルに対応する第1の遅延ワードを生成す
る出力端とを有する第1の先入れ先出しバッファと、入
力ディジタル・ワードを受信する入力端と、それぞれが
ディジタル・ワードの1つを記憶する第2の数のステー
ジと、受信した入力ディジタル・ワードを一定の率でク
ロッキングする第2のタイミング機構と、上記入力ディ
ジタル・ワードが上記第2の数のステージを通過するの
に要する時間間隔によって遅延させられた音声サンプル
に対応する第2の遅延ワードを生成する出力端とを有す
る第2の先入れ先出しバッファと、入力ディジタル・ワ
ードに第1の調整可能係数を乗じる第1のディジタル乗
算機構と、上記第2の先入れ先出しバッファに接続さ
れ、上記第2の遅延ワードに第2の調整可能係数を乗じ
る第2のディジタル乗算機構と、上記入力ディジタル・
ワード、上記第1の遅延ワード、上記第2の遅延ワー
ド、およびフィードバック・ワードに応答し、第1の合
計出力ワードを生成する第1のディジタル加算機構と、
上記第1の合計出力ワードを受信する入力端と、それぞ
れが上記第1の合計出力ワードの1つを記憶する第3の
数のステージと、受信したワードを一定の率でクロッキ
ングする第3のタイミング機構と、該ワードが上記第3
の数のステージを通過するのに要する時間間隔によって
遅延させられた中間ワードを生成する出力端とを有する
第3の先入れ先出しバッファと、上記中間ワードに第3
の調整可能係数を乗じて上記フィードバック・ワードを
生成する第3のディジタル乗算機構と、上記中間ワード
を残響ディジタル・ワード・ストリームとして出力する
出力装置とを含む、音声信号プロセッサ。 (8)上記第1の数のステージ、上記第2の数のステー
ジ、および上記第3の数のステージを調整する第1のユ
ーザ操作手段をさらに含む、上記(7)に記載の音声信
号プロセッサ。 (9)上記第1のユーザ操作手段が、上記第1の先入れ
先出しバッファの先頭を示す先頭ポインタと、上記第1
の先入れ先出しバッファの終端を示す終端ポインタと、
上記先頭ポインタとの関係で上記終端ポインタを調整す
るユーザ操作手段とを含むことを特徴とする、上記
(8)に記載の音声信号プロセッサ。 (10)上記第1の調整可能係数、上記第2の調整可能
係数、および上記第3の調整可能係数の値を調整する第
2のユーザ操作手段をさらに含む、上記(7)に記載の
音声信号プロセッサ。 (11)上記第1の合計出力ワードおよび上記入力ディ
ジタル・ワードに応答し、残響ディジタル・ワード・ス
トリームとして出力される第2の合計出力ワードを生成
する第2のディジタル加算機構をさらに含む、上記
(7)に記載の音声信号プロセッサ。 (12)それぞれがディジタル化音声サンプルを含む入
力ディジタル・ワードのストリームから残響ディジタル
・ワード・ストリームを生成する方法であって、 A. 上記入力ディジタル・ワードを第1の時間間隔に
よって遅延させて、第1の遅延ワードを生成するステッ
プと、 B. 上記入力ディジタル・ワードを第2の時間間隔に
よって遅延させて、第2の遅延ワードを生成するステッ
プと、 C. 上記入力ディジタル・ワードと、上記第1の遅延
ワードと、上記第2の遅延ワードと、フィードバック・
ワードとを加算して第1の合計出力ワードを生成するス
テップと、 D. 上記第1の合計出力ワードに応答して、第3の時
間間隔によって遅延させられた第1の合計出力ワードに
対応するフィードバック・ワードを生成するステップ
と、 E. 上記第1の合計出力ワードを残響ディジタル・ワ
ード・ストリームとして出力するステップとを含む方
法。 (13)F. ユーザ入力に応答して上記第1の時間間
隔、上記第2の時間間隔、および上記第3の時間間隔を
調整するステップをさらに含む、上記(12)に記載の
方法。 (14)G. ステップCの加算の前に上記入力ディジ
タル・ワードに第1の調整可能係数を乗じるステップ
と、 H. ステップCの加算の前に上記第2の遅延ワードに
第2の調整可能係数を乗じるステップと、 I. ステップCの加算の前に上記フィードバック・ワ
ードに第3の調整可能係数を乗じるステップとをさらに
含む、上記(12)に記載の方法。 (15)J. ユーザ入力に応答して、上記第1の調整
可能係数、上記第2の調整可能係数、および上記第3の
調整可能係数の値を調整するステップをさらに含む、上
記(14)に記載の方法。 (16)K. 上記第1の合計出力ワードを上記入力デ
ィジタル・ワードに加算して第2の合計出力ワードを生
成するステップと、 L. 上記第2の合計出力ワードを残響ディジタル・ワ
ード・ストリームとして出力するステップとをさらに含
む、上記(12)に記載の方法。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、余分のハードウェアを
追加することなく、残響を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるパーソナル・コンピュータのブ
ロック図である。
【図2】本発明の1つの実施例のブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図4】図5と組み合わせると、本発明で用いる残響プ
ロセスのフローチャートを形成する図である。
【図5】図4と組み合わせると、本発明で用いる残響プ
ロセスのフローチャートを形成する図である。
【符号の説明】
10 パーソナル・コンピュータ・システム 22 残響プログラム 26 除算ブロック 28 遅延ブロック 32 乗算ブロック 34 乗算ブロック 36 除算ブロック 38 遅延ブロック 40 乗算ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 17/08 8842−5J (72)発明者 ロナルド・ヘンリー・ジョーンズ・ジュニ ア アメリカ合衆国33445 フロリダ州デルレ イ・ビーチ ホームウッド・ブールバード 1130 ビルディング・エフ 101 (72)発明者 ブルース・ディー・ジョブス アメリカ合衆国33434 フロリダ州ボカ・ ラトン ノースウェスト トゥエンティエ イス テラス 2745

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれがディジタル化音声サンプルを含
    む入力ディジタル・ワードのストリームから、残響ディ
    ジタル・ワード・ストリームを生成する音声信号プロセ
    ッサであって、 上記入力ディジタル・ワードに応答し、第1の時間間隔
    によって遅延させられた音声サンプルに対応する第1の
    遅延ワードを生成する第1の遅延装置と、 上記入力ディジタル・ワードに応答し、第2の時間間隔
    によって遅延させられた音声サンプルに対応する第2の
    遅延ワードを生成する第2の遅延装置と、 上記入力ディジタル・ワード、上記第1の遅延ワード、
    上記第2の遅延ワード、およびフィードバック・ワード
    に応答し、第1の合計出力ワードを生成する第1のディ
    ジタル加算機構と、 上記第1の合計出力ワードに応答し、第3の時間間隔に
    よって遅延させられた第1の合計出力ワードに対応する
    フィードバック・ワードを生成する第3の遅延装置と、 上記第1の合計出力ワードを残響ディジタル・ワード・
    ストリームとして出力する出力装置とを含む、音声信号
    プロセッサ。
  2. 【請求項2】上記第1の時間間隔、上記第2の時間間
    隔、および上記第3の時間間隔を調整するための第1の
    ユーザ操作手段をさらに含む、請求項1に記載の音声信
    号プロセッサ。
  3. 【請求項3】上記入力ディジタル・ワードに応答し、上
    記入力ディジタル・ワードに第1の調整可能係数を乗ず
    る第1のディジタル乗算機構と、 上記第2の遅延装置に接続されて、上記第2の遅延ワー
    ドに第2の調整可能係数を乗ずる第2のディジタル乗算
    機構と、 上記第3の遅延装置に接続されて、上記フィードバック
    ・ワードに第3の調整可能係数を乗ずる第3のディジタ
    ル乗算機構とをさらに含む、 請求項1に記載の音声信号プロセッサ。
  4. 【請求項4】上記第1の調整可能係数、上記第2の調整
    可能係数、および上記第3の調整可能係数の値を調整す
    る第2のユーザ操作手段をさらに含む、請求項3に記載
    の音声信号プロセッサ。
  5. 【請求項5】上記第1の遅延装置、上記第2の遅延装
    置、および上記第3の遅延装置のそれぞれが、上記第1
    の時間間隔、上記第2の時間間隔、および上記第3の時
    間間隔を生成するのに十分な複数の段階および長さを有
    する先入れ先出しバッファを含むことを特徴とする、請
    求項1に記載の音声信号プロセッサ。
  6. 【請求項6】上記第1の合計出力ワードおよび上記入力
    ディジタル・ワードに応答し、残響ディジタル・ワード
    ・ストリームとして出力される第2の合計出力ワードを
    生成する第2のディジタル加算機構をさらに含む、請求
    項1に記載の音声信号プロセッサ。
  7. 【請求項7】それぞれがディジタル化音声サンプルを含
    む入力ディジタル・ワードの順次ストリームから、残響
    ディジタル・ワード・ストリームを生成する音声信号プ
    ロセッサであって、 入力ディジタル・ワードを受信する入力端と、それぞれ
    がディジタル・ワードの1つを記憶する第1の数のステ
    ージと、受信した入力ディジタル・ワードを一定の率で
    クロッキングする第1のタイミング機構と、上記入力デ
    ィジタル・ワードが上記第1の数のステージを通過する
    のに要する時間間隔によって遅延させられた音声サンプ
    ルに対応する第1の遅延ワードを生成する出力端とを有
    する第1の先入れ先出しバッファと、 入力ディジタル・ワードを受信する入力端と、それぞれ
    がディジタル・ワードの1つを記憶する第2の数のステ
    ージと、受信した入力ディジタル・ワードを一定の率で
    クロッキングする第2のタイミング機構と、上記入力デ
    ィジタル・ワードが上記第2の数のステージを通過する
    のに要する時間間隔によって遅延させられた音声サンプ
    ルに対応する第2の遅延ワードを生成する出力端とを有
    する第2の先入れ先出しバッファと、 入力ディジタル・ワードに第1の調整可能係数を乗じる
    第1のディジタル乗算機構と、 上記第2の先入れ先出しバッファに接続され、上記第2
    の遅延ワードに第2の調整可能係数を乗じる第2のディ
    ジタル乗算機構と、 上記入力ディジタル・ワード、上記第1の遅延ワード、
    上記第2の遅延ワード、およびフィードバック・ワード
    に応答し、第1の合計出力ワードを生成する第1のディ
    ジタル加算機構と、 上記第1の合計出力ワードを受信する入力端と、それぞ
    れが上記第1の合計出力ワードの1つを記憶する第3の
    数のステージと、受信したワードを一定の率でクロッキ
    ングする第3のタイミング機構と、該ワードが上記第3
    の数のステージを通過するのに要する時間間隔によって
    遅延させられた中間ワードを生成する出力端とを有する
    第3の先入れ先出しバッファと、 上記中間ワードに第3の調整可能係数を乗じて上記フィ
    ードバック・ワードを生成する第3のディジタル乗算機
    構と、 上記中間ワードを残響ディジタル・ワード・ストリーム
    として出力する出力装置とを含む、音声信号プロセッ
    サ。
  8. 【請求項8】上記第1の数のステージ、上記第2の数の
    ステージ、および上記第3の数のステージを調整する第
    1のユーザ操作手段をさらに含む、請求項7に記載の音
    声信号プロセッサ。
  9. 【請求項9】上記第1のユーザ操作手段が、上記第1の
    先入れ先出しバッファの先頭を示す先頭ポインタと、上
    記第1の先入れ先出しバッファの終端を示す終端ポイン
    タと、上記先頭ポインタとの関係で上記終端ポインタを
    調整するユーザ操作手段とを含むことを特徴とする、請
    求項8に記載の音声信号プロセッサ。
  10. 【請求項10】上記第1の調整可能係数、上記第2の調
    整可能係数、および上記第3の調整可能係数の値を調整
    する第2のユーザ操作手段をさらに含む、請求項7に記
    載の音声信号プロセッサ。
  11. 【請求項11】上記第1の合計出力ワードおよび上記入
    力ディジタル・ワードに応答し、残響ディジタル・ワー
    ド・ストリームとして出力される第2の合計出力ワード
    を生成する第2のディジタル加算機構をさらに含む、請
    求項7に記載の音声信号プロセッサ。
  12. 【請求項12】それぞれがディジタル化音声サンプルを
    含む入力ディジタル・ワードのストリームから残響ディ
    ジタル・ワード・ストリームを生成する方法であって、 A. 上記入力ディジタル・ワードを第1の時間間隔に
    よって遅延させて、第1の遅延ワードを生成するステッ
    プと、 B. 上記入力ディジタル・ワードを第2の時間間隔に
    よって遅延させて、第2の遅延ワードを生成するステッ
    プと、 C. 上記入力ディジタル・ワードと、上記第1の遅延
    ワードと、上記第2の遅延ワードと、フィードバック・
    ワードとを加算して第1の合計出力ワードを生成するス
    テップと、 D. 上記第1の合計出力ワードに応答して、第3の時
    間間隔によって遅延させられた第1の合計出力ワードに
    対応するフィードバック・ワードを生成するステップ
    と、 E. 上記第1の合計出力ワードを残響ディジタル・ワ
    ード・ストリームとして出力するステップとを含む方
    法。
  13. 【請求項13】F. ユーザ入力に応答して上記第1の
    時間間隔、上記第2の時間間隔、および上記第3の時間
    間隔を調整するステップをさらに含む、請求項12に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】G. ステップCの加算の前に上記入力
    ディジタル・ワードに第1の調整可能係数を乗じるステ
    ップと、 H. ステップCの加算の前に上記第2の遅延ワードに
    第2の調整可能係数を乗じるステップと、 I. ステップCの加算の前に上記フィードバック・ワ
    ードに第3の調整可能係数を乗じるステップとをさらに
    含む、請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】J. ユーザ入力に応答して、上記第1
    の調整可能係数、上記第2の調整可能係数、および上記
    第3の調整可能係数の値を調整するステップをさらに含
    む、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】K. 上記第1の合計出力ワードを上記
    入力ディジタル・ワードに加算して第2の合計出力ワー
    ドを生成するステップと、 L. 上記第2の合計出力ワードを残響ディジタル・ワ
    ード・ストリームとして出力するステップとをさらに含
    む、請求項12に記載の方法。
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