JPH08657U - 簡易ガスコンロにおける残留ガスの防止装置 - Google Patents

簡易ガスコンロにおける残留ガスの防止装置

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JPH08657U
JPH08657U JP957192U JP957192U JPH08657U JP H08657 U JPH08657 U JP H08657U JP 957192 U JP957192 U JP 957192U JP 957192 U JP957192 U JP 957192U JP H08657 U JPH08657 U JP H08657U
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JP
Japan
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gas
cylinder
check
receiving port
valve
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Application number
JP957192U
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English (en)
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巖 長沢
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長沢 巌
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本考案は、簡易ガスコンロにおけるガスボンベ
受口内の残留ガス防止を目的とする。 【構成】ガスボンベ受口Wの口端と、バネによって支持
されている逆止栓(1)の栓頭側とに2重に逆流防止弁
(2),(3)を設けると共に、逆止栓(1)の側辺に
もガス漏れ防止弁(4)を設けて、全体として3重の弁
構成としたものである。 【効果】前記のようにゴム製の弁を3重とし、特にボン
ベ受口Wの口端に逆流防止弁(3)を設けることによっ
て、ボンベのガス噴出口(6)と密着することによって
受口内Cへのガスの残留を防止する効果を有する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、簡易ガスコンロのガスボンベ受口の残留ガス防止装置に関する。
【従来の技術】
従来一般に市販されている簡易ガスコンロは、コンロ使用後ガスボンベを引抜 いた瞬間にボンベ受口にガスが残り、この残留ガスによって引火する危険があっ た。この防止対策としてボンベB圧入の際に押開する逆止栓の先端にゴム製のガ ス漏れ防止用の弁を設けているがボンベ受口にガスが残る。
【考案が解決しようとする課題】
このため通産省の外郭団体である簡易ガスコンロ協会では、この残留ガスの皆 無について強く指示しているにもかかわらず、ガスボンベを引抜いた際に僅かの 噴出ガスが残ることは止むを得ないこととされ、この対策がなされていないのが 現況である。
【課題を解決するための手段】
このガスボンベの受口Wの空開Cは僅かに1cm程度のものであるが、 この空間Cに残る残留ガスによって引火の危険があり、これによる事故も発生 している。このため考案者はこの点に関して鋭意研究を進めた結果、ゴム製の逆 流防止弁を3重に設けることによって残留ガスの防止を解決したものである。
【作用】
本考案は、ボンベ受口Wの奥にバネによって支持されている逆止栓(1)の側 面に設けてあるガス漏れ防止用の弁(4)の外に、この逆止栓(1)栓頭側とボ ンベ受口Wの端部に逆流防止用のゴム製の弁(2),(3)を2重に設けるもの とし、全体としてゴム弁を3重構成とすることによってボンベBを引抜いた際に 受口内Cにガスが残ることを防止するものである。
【実施例】
添付図面により本考案のガスボンベ受口内に残る残留ガス防止装置を説明する と、図1ガスボンベ受口Wの構造を示す断面図であり、図2は簡易ガスコンロA の全体を示す斜視図である。 先ず参考のために図2によって簡易ガスコンロAのガスボンベ受口Wの位置お よび操作を示す。ガスボンベ(図示していない)をガスボンベ治具Eに装填して レバーLを着火状態に下げるとガスボンベ治具Eは矢印のように作動してガスボ ンベの先端(6)が受口Wに圧入され、ボンベ内のガスがガス量調整室Gに送ら れレバーLを更に点火位置に下げると点火されてノズルDより炎となって噴出す る。そして炊飯が終ってレバーLを上げるとガスボンベ治具Eは矢印のように後 退してボンベも受口Wから引抜かれるものである。 図1によって本考案のガスボンベ受口Wの構造を説明する。 (1)はバネ(5)によって支持されている逆止栓であって、この逆止栓(1 )に対して逆流防止用のゴム弁(2),(3),(4)の位置を示す。図1の左 側に略図を示しているガスボンベBをボンベ受口Wに圧入するとボンベB先端の ガス噴出口(6)は逆止栓(1)を押圧してボンベ内のガスgは送出される。そ してコンロの使用後ボンベBを引抜くと逆止栓(1)はバネ(5)によって元の 位置に戻り栓頭の逆流防止弁(2)および漏れ防止用の弁(4)によってガスg の逆流が防止され、さらに受口W端の逆流防止弁(3)を設けることによってボ ンベB先端のガス噴出口(6)と密着するためガスの漏れがなく、逆流が完全に 防止されて受口Wの空間内Cに残る残留ガスは全くない。
【考案の効果】
本考案は、ボンベ受口Wの奥にバネによって支持されている逆止栓(1)の側 面に設けてあるガス漏れ防止用の弁(4)の外に、この逆止栓(1)の栓頭側と ボンベ受口W端に逆流防止用のゴム製の弁(2),(3)を2重に設けることと し、全体としてゴム弁を3重構成とすることによって、ボンベBを引抜いた際に 受口内の空間Cにガスが残留することがなく、したがってこれによる引火の危険 もないもので安全性のよい簡易ガスコンロを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、ガスボンベ受口Wの構造を示す断面図。図2
は、簡易ガスコンロAの全体を示す斜視図。である。
【符号の説明】
(1)…逆止栓 (2)…ガス逆流防止弁 (3)…ガス逆流防止弁 (4)…ガス漏れ防止弁 (5)…バネ (6)…ガスボンベのガス噴出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスボンベBの受口Wの口端に逆流防止弁
    (3)を設けること、バネ(5)によって支持されてい
    る逆止栓(1)の先端に逆流防止弁(2)を設けるこ
    と、前記逆止栓(1)の側面にガス漏れ防止弁(4)を
    設けることの上記3重の防止弁構成としたことを特徴と
    した簡易ガスコンロにおける残留ガスの防止装置。
JP957192U 1992-01-14 1992-01-14 簡易ガスコンロにおける残留ガスの防止装置 Pending JPH08657U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295677A (en) * 1975-12-19 1977-08-11 Bristol Myers Co Phenothiazines* phenoxazines and acridane biss pyrrolinyl derivatives

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295677A (en) * 1975-12-19 1977-08-11 Bristol Myers Co Phenothiazines* phenoxazines and acridane biss pyrrolinyl derivatives

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