JPH0865636A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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Publication number
JPH0865636A
JPH0865636A JP6195217A JP19521794A JPH0865636A JP H0865636 A JPH0865636 A JP H0865636A JP 6195217 A JP6195217 A JP 6195217A JP 19521794 A JP19521794 A JP 19521794A JP H0865636 A JPH0865636 A JP H0865636A
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JP
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signal
time
hold control
level
liquid crystal
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JP6195217A
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Tatsuya Hine
龍哉 日根
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ノイズのない良好なサーチ画像を液晶表示部に
表示できる映像信号再生装置を提供する。 【構成】時点t1で、再生信号SPBの検波信号SDETの信
号レベルV1をサンプリングする。偶数倍速サーチのサ
ーチ速度に基づき所定時間経過後の時点t2でホールド
制御信号HDをローレベル「L」とし、信号SDETの信
号レベルV2をサンプリングする。レベルV1,V2を比
較し、V1がV2よりも大きいので信号HDの次のハイレ
ベル「H」のタイミングを所定時間経過後の時点t3よ
り時間τ遅らせて時点t4とする。V1とV2がほぼ等し
い場合には、所定時間経過後の時点t3とし、V1がV2
よりも小さい場合は、時点t3より時間τ速いタイミン
グとする。以下同様に信号レベルをサンプリングして比
較し、信号レベルが等しくなるように信号HDのタイミ
ングを制御する。信号SPBの信号レベルが小さい時に信
号HDを「H」として液晶表示部の表示データの書き換
えを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体に記録され
たビデオ信号を再生して液晶表示部に再生画像を表示す
る映像信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号再生装置、例えば液晶表
示部を有するカメラ一体型ビデオテープレコーダでは、
撮影画像がビデオテープに記録される共に液晶表示部に
表示される。また画像が記録されたビデオテープが再生
されて再生画像が液晶表示部に表示される。ところでビ
デオテープの再生は、通常速度の再生だけでなくサーチ
等の特殊再生が行われる。このサーチ動作では、液晶表
示部にノイズのないサーチ画像を表示させるために、偶
数倍速でサーチ動作を行わせて第1および第2のヘッド
からの再生出力の大きい部分、すなわちノイズのない良
好な表示が行われる部分の表示データに基づく画像を液
晶表示部に表示させることによりノイズのないサーチ画
像が得られていた。
【0003】ここで、図5に従来の液晶表示部を有する
カメラ一体型ビデオテープレコーダの構成の一部を示
す。図5において、1はビデオテープレコーダ部であ
り、10は液晶表示部である。
【0004】ビデオテープレコーダ部1の回転ヘッドシ
リンダ2には、互いに異なるアジマス角を有すると共に
180゜の角間隔をもって第1および第2のヘッド3
A,3Bが配設される。これらヘッド3A,3Bがテー
プ上の傾斜記録トラック(図示せず)を走査して得られ
る再生信号(FM輝度信号と低域変換色信号との多重信
号)は、ヘッドアンプ4で増幅されて再生信号SPBとし
て再生信号処理回路5に供給される。
【0005】再生信号処理回路5では、再生信号SPBの
復調処理や周波数変換処理等が行われて再生ビデオ信号
SVが形成される。この再生ビデオ信号SVは液晶表示部
10のRGBデコーダ11に供給される。また、ビデオ
テープレコーダ部1の動作を制御する動作制御回路6か
らは、サーチ速度に応じて所定のホールド制御信号HD
が液晶表示部10の表示制御回路12に供給される。
【0006】液晶表示部10のRGBデコーダ11で
は、ビデオテープレコーダ部1から供給された再生ビデ
オ信号SVが三原色信号R,G,Bに変換されると共
に、再生ビデオ信号SVから複合同期信号C.SYNC
が分離される。この三原色信号R,G,Bはデータ側ド
ライバ13に供給され、複合同期信号C.SYNCは表
示制御回路12に供給される。
【0007】表示制御回路12では、複合同期信号C.
SYNCに基づき液晶表示素子15を駆動するためのタ
イミング信号DPが生成されて、データ側ドライバ13
および走査側ドライバ14に供給される。
【0008】このデータ側ドライバ13および走査側ド
ライバ14によって、液晶表示素子15の画素に表示デ
ータが順次印加されて再生ビデオ信号SVに基づく画像
が表示される。なお、動作制御回路6から表示制御回路
12に供給されるホールド制御信号HDによって、液晶
表示素子15の表示データの書き換えが制御される。
【0009】次に、このように構成された従来の液晶表
示部を有するカメラ一体型ビデオテープレコーダのサー
チ動作について述べる。図6は4倍速のサーチ動作を示
したものであり、図6Aは回転ヘッドシリンダ2に配設
されたヘッド3A,3Bの再生信号を切り換えるための
ヘッド切換信号RFSWを示す。また、図6Bは再生信
号SPBを示しており、図6Dはホールド制御信号HDを
示している。
【0010】このホールド制御信号HDの信号レベル切
換のタイミングは、ホールド制御信号HDがローレベル
「L」の期間は再生信号SPBの信号レベルが大きい期間
に対応し、ハイレベル「H」の期間は再生信号SPBの信
号レベルが小さい期間に対応するように、サーチ速度に
応じて固定されている。
【0011】このため、ホールド制御信号HDがローレ
ベル「L」の期間中は、再生信号SPBの信号レベルが大
きい期間の画像すなわち再生ビデオ信号SVのノイズの
ない良好な画像部分が液晶表示素子15に表示される。
またホールド制御信号HDがハイレベル「H」の期間中
は、液晶表示素子15の表示データの書き換えが禁止さ
れて既に表示されているノイズのない画像が保持される
ので、再生信号SPBの信号レベルが小さい期間の画像す
なわちノイズを有する画像部分は表示されず、ノイズの
ない良好なサーチ画像が得られていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した液
晶表示部を有するカメラ一体型ビデオテープレコーダ等
においては、機構部分のばらつきや調整のばらつきある
いはビデオテープの違いによって、サーチ時の再生信号
SPBは図6Cに示すように変動を生じることがある。こ
のため、タイミングの固定された所定のホールド制御信
号HDに基づいて液晶表示部の表示データの書き換えを
禁止する場合には、信号レベルが小さい再生信号SPBに
基づく画像が表示されて、サーチ画像にノイズを生じる
ことがあった。
【0013】そこで、この発明ではノイズのない良好な
サーチ画像を液晶表示部に表示できる映像信号再生装置
を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る映像信号再生装置は、ビデオ信号が記録された記録媒
体から再生ヘッドで信号を読み出して処理し再生ビデオ
信号を得る信号再生手段と、信号再生手段で得られた再
生ビデオ信号に基づく画像を表示する液晶表示手段と、
信号再生手段の再生ヘッドで読み出した信号をエンベロ
ープ検波する検波手段と、液晶表示手段の表示データの
書き換えを禁止するホールド制御信号を生成するホール
ド制御手段を有し、偶数倍速での高速再生時には、検波
手段からのエンベロープ検波信号の信号レベルに基づ
き、ホールド制御手段でのホールド制御信号の生成のタ
イミングを制御して、エンベロープ検波信号の信号レベ
ルが所定レベル以下で液晶表示手段の表示データの書き
換えを禁止するものである。
【0015】請求項2記載の発明に係る映像信号再生装
置は、ビデオ信号が記録された記録媒体から再生ヘッド
で信号を読み出して処理し再生ビデオ信号を得る信号再
生手段と、信号再生手段で得られた再生ビデオ信号に基
づく画像を表示する液晶表示手段と、再生ビデオ信号の
水平同期パルスを検出して水平同期検出信号を生成する
水平同期検出手段と、液晶表示手段の表示データの書き
換えを所定期間だけ禁止するホールド制御信号を生成す
るホールド制御手段を有し、偶数倍速での高速再生時に
は、水平同期検出手段からの水平同期検出信号に基づ
き、ホールド制御手段でのホールド制御信号の生成のタ
イミングを制御して、少なくとも再生ビデオ信号の水平
同期パルスが検出されない期間中は液晶表示手段の表示
データの書き換えを禁止するものである。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明において、偶数倍速の高速
再生時には、検波手段からのエンベロープ検波信号の信
号レベルに基づき、エンベロープ検波信号の信号レベル
が所定のレベル以下で液晶表示手段の表示データの書き
換えが禁止されるようにホールド制御信号の生成のタイ
ミングが自動的に制御される。
【0017】このため、再生ヘッドで読み出した信号の
信号レベルが小さい場合には、ホールド制御信号によっ
て液晶表示手段の表示データの書き換えが禁止されてノ
イズを有する画像の表示が行われることがないので、容
易にノイズのない良好なサーチ画像を得ることが可能と
なる。
【0018】請求項2記載の発明において、偶数倍速の
高速再生時には、水平同期検出手段からの水平同期検出
信号に基づき、水平同期パルスが検出されない時に液晶
表示手段の表示データの書き換えが禁止されるようにホ
ールド制御信号の生成のタイミングが自動的に制御され
る。
【0019】このため、請求項1記載の発明と同様に、
再生ヘッドで読み出した信号の信号レベルが小さく水平
同期信号が検出されない場合には、ホールド制御信号に
よって液晶表示手段の表示データの書き換えが禁止され
てノイズを有する画像部分の表示が行われないので、容
易にノイズのない良好なサーチ画像を得ることが可能と
なる。
【0020】
【実施例】以下、図1を参照しながらこの発明に係る映
像信号再生装置の第1の実施例について説明する。な
お、図1において図5と対応する部分については同一符
号を付しその詳細な説明は省略する。
【0021】図1のヘッドアンプ4から出力された再生
信号SPBは、再生信号処理回路5と検波回路7に供給さ
れる。検波回路7では再生信号SPBがエンベロープ検波
されて、エンベロープ検波信号SDETがホールドタイミ
ング制御部20に供給される。
【0022】このホールドタイミング制御部20は、例
えばマイクロコンピュータで構成されており、サーチ動
作時に上述した所定のホールド制御信号HDが生成され
ると共にホールド制御信号HDの信号レベル切換のタイ
ミングが制御される。
【0023】ここで図2を参照しながら第1の実施例の
動作について説明する。
【0024】図2は4倍速サーチ動作時の信号を示して
おり、図2Aはヘッド切換信号RFSW、図2Bは再生
信号SPB、図2Cは再生信号SPBがエンベロープ検波さ
れたエンベロープ検波信号SDETである。また図2Dは
ホールド制御信号HDである。
【0025】まず、時点t1のヘッド切換信号RFSW
の立ち上がりに同期してハイレベル「H」のホールド制
御信号HDがホールドタイミング制御部20から液晶表
示部10の表示制御回路12に供給される。またホール
ドタイミング制御部20では、検波回路7から供給され
たエンベロープ検波信号SDETの信号レベルV1がサンプ
リングされる。
【0026】次に、サーチ速度に基づき所定時間経過後
の時点t2でホールド制御信号HDはローレベル「L」
とされると共に、再びエンベロープ検波信号SDETの信
号レベルV2がサンプリングされて、この信号レベルV2
と時点t1のサンプリングで得られた信号レベルV1が比
較される。ここで、信号レベルV1が信号レベルV2より
も大きいので、次にホールド制御信号HDがハイレベル
「H」とされるタイミングは、所定時間経過後の時点t
3よりも予め設定された時間τだけ遅れた時点t4とされ
る。なお、信号レベルV1と信号レベルV2がほぼ等しい
場合には、所定時間経過後の時点t3でハイレベル
「H」のホールド制御信号HDが出力される。また信号
レベルV1が信号レベルV2よりも小さい場合には、所定
時間経過後の時点t3よりも時間τだけ速いタイミング
でハイレベル「H」のホールド制御信号HDが出力され
る。
【0027】時点t4では、ハイレベル「H」のホール
ド制御信号HDが出力されると共に、エンベロープ検波
信号SDETの信号レベルV4がサンプリングされる。その
後、時点t4から所定時間経過後の時点t5でホールド制
御信号HDはローレベル「L」とされると共に、再びエ
ンベロープ検波信号SDETの信号レベルV5がサンプリン
グされて、信号レベルV4と信号レベルV5が比較され
る。ここで、信号レベルV4と信号レベルV5がほぼ等し
い場合には、所定時間経過後の時点t6でハイレベル
「H」のホールド制御信号HDが出力される。その後も
同様に信号レベルがサンプリングされると共に比較され
て、サンプリングされた信号レベルが等しくなるように
ホールド制御信号HDのタイミングが制御される。
【0028】このように、サンプリングされた信号レベ
ルが等しくなるようにホールド制御信号HDのタイミン
グが制御されることで、再生信号SPBの信号レベルが所
定の信号レベル以下で液晶表示部10の表示データの書
き換えが禁止される。このため、ノイズを有する画像の
表示が行われることがないので、容易にノイズのない良
好なサーチ画像を得ることができる。なお、サーチ動作
は4倍速に限られるものではなく、6倍速等の偶数倍速
であれば同様に処理されてノイズのない良好なサーチ画
像を得ることができる。
【0029】ところで、上述した第1の実施例では、ホ
ールド制御信号HDの立ち上がりや立ち下がりでエンベ
ロープ検波信号SDETの信号レベルのサンプリングを実
施してサンプリングされた信号レベルを比較するものと
したが、ホールド制御信号HDの立ち上がりと立ち下が
りに加えてホールド制御信号HDがハイレベル「H」の
期間のほぼ中間点でサンプリングを行い、中間点でのサ
ンプリングの信号レベルがホールド制御信号HDの立ち
上がりと立ち下がりでのサンプリングの信号レベルより
も小さいものとすれば、更に確実に再生信号SPBの信号
レベルが小さい期間でホールド制御信号HDをハイレベ
ル「H」とすることができる。
【0030】また、サンプリングされたエンベロープ検
波信号SDETの信号レベルに基づき、次のハイレベル
「H」のホールド制御信号HDのタイミングのシフト時
間を算出して制御するものとすれば、速やかに精度良く
再生信号SPBの信号レベルが小さい期間でホールド制御
信号HDをハイレベル「H」とすることができる。
【0031】なお、サンプリングのタイミングはホール
ド制御信号HDの立ち上がりと立ち下がりに同期するも
のに限られるものではなく、また再生信号SPBの信号レ
ベルが大きい期間でホールド制御信号HDがローレベル
「L」とされるように、例えば時点t5と時点t6のサン
プリングの信号レベルを比較してもよいことは勿論であ
る。
【0032】次に、図3を参照しながらこの発明に係る
映像信号再生装置の第2の実施例について説明する。な
お、図3においても図5と対応する部分については同一
符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0033】図3のヘッドアンプ4から出力された再生
信号SPBは、再生信号処理回路5aに供給される。再生
信号処理回路5aは図5の再生信号処理回路5と対応す
るもにであり、再生信号処理回路5aでは再生ビデオ信
号SVが形成されて液晶表示部10の表示制御回路に供
給されると共に、再生信号SPBに基づく複合同期信号
C.SYNCが水平同期検出部21に供給される。
【0034】水平同期検出部21では、供給された複合
同期信号C.SYNCの水平同期パルスが検出されてか
ら次の水平同期パルスが検出されるまでの時間が計測さ
れる。ここで規定の時間内に次の水平同期パルスが検出
された場合は、ハイレベル「H」の水平同期検出信号H
Sがホールドタイミング制御部22に供給される。また
規定の時間内に次の水平同期パルスが検出されない場合
は、ローレベル「L」の水平同期検出信号HSがホール
ドタイミング制御部22に供給される。
【0035】ホールドタイミング制御部22は、図1の
ホールドタイミング制御部20と同様にサーチ動作時に
所定のホールド制御信号HDが生成されると共にホール
ド制御信号HDのタイミングが制御される。
【0036】ここで図4を参照しながら第2の実施例の
動作について説明する。
【0037】図4は4倍速サーチ動作時の信号を示して
おり、図4Aはヘッド切換信号RFSW、図4Bは再生
信号SPB、図4Cは複合同期信号C.SYNCの水平同
期パルスHP、図4Dは水平同期検出信号HSである。
また図4Eはホールド制御信号HDである。
【0038】まず、時点t11のヘッド切換信号RFSW
の立ち上がりに同期してハイレベル「H」のホールド制
御信号HDがホールドタイミング制御部22から液晶表
示部10の表示制御回路12に供給される。その後、サ
ーチ速度に基づき所定時間経過後の時点t14までハイレ
ベル「H」のホールド制御信号HDは保持される。
【0039】ところで、再生信号SPBの信号レベルが所
定の信号レベルVTHよりも小さくなると、再生信号処理
回路5aでは再生信号SPBから複合同期信号C.SYN
Cを分離することができない。このため、時点t12の水
平同期パルスHPの信号レベルの変化点から規定の時間
内で再生信号SPBの信号レベルが所定の信号レベルVTH
よりも小さくなると、複合同期信号C.SYNCは水平
同期検出部21に供給されず、規定の時間が経過した時
点t13でローレベル「L」の水平同期検出信号HSがホ
ールドタイミング制御部22に供給される。
【0040】なお、再生信号SPBの信号レベルが所定の
信号レベルVTHよりも大きくなった時点t15で、再び複
合同期信号C.SYNCが水平同期検出部21に供給さ
れて、ハイレベル「H」の水平同期検出信号HSがホー
ルドタイミング制御部22に供給される。
【0041】ホールドタイミング制御部22では、時点
t11から時点t14までのハイレベル「H」のホールド制
御信号HDと時点t13から時点t15までのローレベル
「L」の水平同期検出信号HSのタイミングが比較され
る。ここで、ローレベル「L」の水平同期検出信号HS
のタイミングがホールド制御信号HDのハイレベル
「H」の期間のほぼ中間よりも遅れているので、次にホ
ールド制御信号HDがハイレベル「H」とされるタイミ
ングは、時点t14から所定時間経過後の時点t16よりも
予め設定された時間τだけ遅れた時点t17とされる。な
お、ローレベル「L」の水平同期検出信号HSのタイミ
ングがホールド制御信号HDのハイレベル「H」の期間
のほぼ中間である場合には、時点t14から所定時間経過
後の時点t16でハイレベル「H」のホールド制御信号H
Dが出力される。またローレベル「L」の水平同期検出
信号HSのタイミングがホールド制御信号HDのハイレ
ベル「H」の期間のほぼ中間よりも速い場合には、時点
t14から所定時間経過後の時点t16よりも予め設定され
た時間τだけ速い時点でハイレベル「H」のホールド制
御信号HDが出力される。
【0042】次に、時点t17から時点t20までのハイレ
ベル「H」のホールド制御信号HDと時点t18から時点
t19までのローレベル「L」の水平同期検出信号HSの
タイミングが比較される。ここで、ローレベル「L」の
水平同期検出信号HSのタイミングがホールド制御信号
HDのハイレベル「H」の期間のほぼ中間である場合に
は、時点t20から所定時間経過後の時点t21でハイレベ
ル「H」のホールド制御信号HDが出力される。その後
も同様にローレベル「L」の水平同期検出信号HSのタ
イミングがホールド制御信号HDのハイレベル「H」の
期間のほぼ中間となるようにホールド制御信号HDのタ
イミングが制御される。
【0043】このように、再生信号SPBの水平同期パル
スが検出されない期間が、ホールド制御信号HDのハイ
レベル「H」の期間のほぼ中間となるようにホールド制
御信号HDのタイミングが自動的に制御されることで、
水平同期パルスが検出されない期間は液晶表示部10の
表示データの書き換えが禁止されてノイズを有する画像
が表示されない。このため、ノイズのない良好なサーチ
画像を得ることができる。なお、サーチ動作は4倍速に
限られるものではなく、6倍速等の偶数倍速であれば同
様に処理されてノイズのない良好なサーチ画像を得るこ
とができる。
【0044】また、上述した第2の実施例では、ローレ
ベル「L」の水平同期検出信号HSのタイミングがホー
ルド制御信号HDのハイレベル「H」の期間のほぼ中間
でない場合、次のハイレベル「H」のホールド制御信号
HDのタイミングを予め設定された時間τだけシフトす
るものとしたが、ホールド制御信号HDのハイレベル
「H」のタイミングおよび期間と水平同期検出信号HS
のローレベル「L」のタイミングおよび期間に基づきシ
フト時間を算出し、次のハイレベル「H」のホールド制
御信号HDのタイミングを制御するものとすれば、速や
かに精度良く再生信号SPBの信号レベルが小さい期間で
ホールド制御信号HDをハイレベル「H」とすることが
できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、偶数倍速
の高速再生時には、検波手段からのエンベロープ検波信
号の信号レベルに基づき、エンベロープ検波信号の信号
レベルが所定のレベル以下で液晶表示手段の表示データ
の書き換えが禁止されるようにホールド制御信号の生成
のタイミングが自動的に制御される。
【0046】このため、再生ヘッドで読み出した信号の
信号レベルが小さい場合には、ホールド制御信号によっ
て液晶表示手段の表示データの書き換えが禁止されてノ
イズを有する画像の表示が行われることがないので、容
易にノイズのない良好なサーチ画像を得ることができ
る。
【0047】請求項2記載の発明によれば、偶数倍速の
高速再生時には、水平同期検出手段からの水平同期検出
信号に基づき、水平同期パルスが検出されない時に液晶
表示手段の表示データの書き換えが禁止されるようにホ
ールド制御信号の生成のタイミングが自動的に制御され
る。
【0048】このため、請求項1記載の発明と同様に、
再生ヘッドで読み出した信号の信号レベルが小さく水平
同期信号が検出されない場合には、ホールド制御信号に
よって液晶表示手段の表示データの書き換えが禁止され
てノイズを有する画像部分の表示が行われないので、容
易にノイズのない良好なサーチ画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る映像信号再生装置の第1の実施
例の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例の動作を示す図である。
【図3】この発明に係る映像信号再生装置の第2の実施
例の構成を示す図である。
【図4】第2の実施例の動作を示す図である。
【図5】従来の映像信号再生装置の構成例を示す図であ
る。
【図6】従来の映像信号再生装置の動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオテープレコーダ部 2 回転ヘッドシリンダ 3A,3B ヘッド 4 ヘッドアンプ 5,5a 再生信号処理回路 6 動作制御回路 7 検波回路 10 液晶表示部 11 RGBデコーダ 12 表示制御回路 13 データ側ドライバ 14 走査側ドライバ 15 液晶表示素子 20,22 ホールドタイミング制御部 21 水平同期検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号が記録された記録媒体から再
    生ヘッドで信号を読み出して処理し再生ビデオ信号を得
    る信号再生手段と、 上記信号再生手段で得られた再生ビデオ信号に基づく画
    像を表示する液晶表示手段と、 上記信号再生手段の再生ヘッドで読み出した信号をエン
    ベロープ検波する検波手段と、 上記液晶表示手段の表示データの書き換えを禁止するホ
    ールド制御信号を生成するホールド制御手段を有し、 偶数倍速での高速再生時には、上記検波手段からのエン
    ベロープ検波信号の信号レベルに基づき、上記ホールド
    制御手段でのホールド制御信号の生成のタイミングを制
    御して、上記エンベロープ検波信号の信号レベルが所定
    レベル以下で上記液晶表示手段の表示データの書き換え
    を禁止することを特徴とする映像信号再生装置。
  2. 【請求項2】 ビデオ信号が記録された記録媒体から再
    生ヘッドで信号を読み出して処理し再生ビデオ信号を得
    る信号再生手段と、 上記信号再生手段で得られた再生ビデオ信号に基づく画
    像を表示する液晶表示手段と、 上記再生ビデオ信号の水平同期パルスを検出して水平同
    期検出信号を生成する水平同期検出手段と、 上記液晶表示手段の表示データの書き換えを所定期間だ
    け禁止するホールド制御信号を生成するホールド制御手
    段を有し、 偶数倍速での高速再生時には、上記水平同期検出手段か
    らの水平同期検出信号に基づき、上記ホールド制御手段
    でのホールド制御信号の生成のタイミングを制御して、
    少なくとも上記再生ビデオ信号の水平同期パルスが検出
    されない期間中は上記液晶表示手段の表示データの書き
    換えを禁止することを特徴とする映像信号再生装置。
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