JPH0865326A - アクセス制御装置 - Google Patents

アクセス制御装置

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JPH0865326A
JPH0865326A JP20120994A JP20120994A JPH0865326A JP H0865326 A JPH0865326 A JP H0865326A JP 20120994 A JP20120994 A JP 20120994A JP 20120994 A JP20120994 A JP 20120994A JP H0865326 A JPH0865326 A JP H0865326A
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JP
Japan
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access control
counter
slot
control device
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JP20120994A
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Inventor
Hiroshi Shimomori
大志 下森
Kazuaki Iwamura
和昭 岩村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な構成で実時間データが必要とする帯域
を保証することができるアクセス制御装置の実現を目的
とする。 【構成】 アクセス制御装置1内にクロック発生装置1
3、カウンタ11、メモリ12、アクセス制御部14を備え、
アクセス制御部14はカウンタ11の値が正でない時だけ受
信した空きスロットを使用してメモリ12に記憶した所定
レベルの情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング型ネットワーク
において高優先度のデータを効率よく送信できるアクセ
ス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの発達と高速通信技術の進
展によって、計算機データだけではなく、音声や動画像
などの実時間データの通信に対する要求が高まってい
る。実時間データは、計算機データなどの非実時間デー
タと比べて遅延時間に対しての要求が厳しい。
【0003】従来リング型ネットワークにおいてこのよ
うな実時間データの通信を可能にする技術として、実時
間データと非実時間データを伝送する帯域を分割して使
用するハイブリッド型の方式が知られている。このよう
な方式を採用したシステムとして米国のANSI(American
National Standards Institute)において標準化が行わ
れているFDDI-II(Sonu Mirchandani and Raman Khanna,
FDDI Technology andApplications, John Wiley and S
ons Inc, 1993)がある。FDDI-II では、伝送路にフロー
ムを設ける。実時間データ通信を行なおうとする時には
フレーム中の一定の大きさの領域を占有する。非実時間
データは、フレームで実時間データに割り当てられた残
りの帯域を使ってTimed Token Rotation Protocol を実
行して通信を行なう。従って、実時間データに対して常
に一定の帯域を割り当てることになる。実時間データが
可変レート符号化によって発生する動画像などであり、
トラヒックが時間的に変動する場合には使用されない帯
域が存在し、効率が低下することになる。また、2つの
アクセス制御方式を使用するためアクセス制御装置が複
雑になる。
【0004】実時間データと非実時間データを共存させ
る他の方式として、遅延時間に関して複数の優先度クラ
スを設けて、実時間データに対して短い遅延時間を保証
できるようにする方式もある。このような方式の例とし
てはATMR(H.Ohnishi, N.Morita and S.Suzuki, IEEE IC
C'89, 13.1, 1989) がある。ATMRに収容される各ステー
ションにはウインドウサイズが定義され、ウインドウサ
イズまでの空きスロットを使用することができるように
なっている。すべてのステーションがウインドウサイズ
を使い切ると、最後に残ったステーションがリセットを
発生し、リセットを受け取ったステーションは再びウイ
ンドウサイズ個の空きスロットが使用できるようにな
る。実時間データと非実時間データを収容するために、
実時間データ用のウインドウサイズと非実時間データ用
のウインドウサイズを定義し、実時間データに対して小
さな遅延時間を保証できるようにしている。しかし、必
要なウインドウサイズを正確に求める方法が知られてい
ないため、実際には実時間データに必要な帯域を提供す
ることが困難であるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた様に、FDDI
-II などのようにハイブリッド型の方式を用いた場合に
は、実時間データのトラヒックが時間的に変動しても余
った帯域を非実時間データが使用することができないた
め効率が低下することになるとともに、アクセス制御装
置が複雑になるという問題がある。また、ATMRを用いた
場合には、必要なウインドウサイズを正確に求めること
ができないため、実時間データが必要とする帯域を確実
に保証することが困難であるという問題がある。本発明
は上記課題に鑑み、単純な構成で実時間データが必要と
する帯域を保証することができるアクセス制御装置を実
現することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、リング型
ネットワークに夫々接続され、固定長のスロットを用い
て所定クラスの情報を送信する複数のアクセス制御装置
において、各アクセス制御装置は、当該アクセス制御装
置以外の他のアクセス制御装置が前記所定クラスの情報
を送信するために必要とする通信帯域の総和を用いて定
めた時間周期でクロックを発生するクロック発生手段
と、このクロック発生手段よりクロックが発生される毎
に一定数増加すると共に、空きスロットを受信するか或
いは受信スロットを空きスロットに変更する毎に一定数
減少するカウンタと、送信すべき前記所定クラスの情報
を記憶したメモリと、前記カウンタの示す値が正でない
ときに前記メモリ内の前記所定クラスの情報を送信する
アクセス制御手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】第2の発明は、リング型ネットワークに夫
々接続され、固定長のスロットを用いて所定クラスの情
報を送信する複数のアクセス制御装置において、各アク
セス制御装置は、前記所定クラスの情報を送信するため
に送信元と受信先のアクセス制御装置間毎に必要な通信
帯域の最大値と当該アクセス制御装置に必要な通信帯域
の最大値との差を用いて定めた時間周期でクロックを発
生する第1のクロック発生手段と、この第1のクロック
発生手段よりクロックが発生される毎に一定数増加する
と共に、空きスロットを受信するか、受信スロットを空
きスロットに変更するか或いは前記所定クラスの情報を
格納したスロットを中継する毎に一定数減少する第1の
カウンタと、当該アクセス制御装置が前記所定クラスの
情報を送信するために必要な通信帯域を用いて定めた時
間周期でクロックを発生する第2のクロック発生手段
と、この第2のクロック発生手段よりクロックが発生さ
れる毎に一定数増加すると共に、前記第1のカウンタの
示す値が正でないとき空きスロットを受信するか、受信
スロットを空きスロットに変更するか或いは前記所定ク
ラスの情報を空きスロットにより送信すると一定数減少
する第2のカウンタと、少なくとも前記所定クラスの情
報を記憶したメモリと、前記第1のカウンタの示す値が
正でないときに前記メモリ内の前記所定クラスの情報を
送信できると共に、前記第2のカウンタの値も正でない
ときに前記所定クラス以外の情報を送信できるアクセス
制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、アクセス制御部がカウン
タの値が正でない時だけメモリに記憶した高優先クラス
の情報を送信する。ここでクロックの周期を、全アクセ
ス制御装置が実時間データを送信する頻度の和から、自
アクセス制御装置の実時間データを送信する頻度を引い
た頻度に設定することにより、各アクセス制御装置が互
いに他のアクセス制御装置が実時間データの送信するこ
とを妨げないように動作することになるので、単純な構
成で実時間データの情報の伝送に必要な帯域を保証する
ことが可能となる。
【0009】第2の発明によれば、アクセス制御部が第
一のカウンタが正でない時だけメモリに記憶した高優先
クラスの情報を送信する。ここで第一のクロック発生装
置の周期を実時間データを送信する頻度が最大となる伝
送路における頻度から自アクセス制御装置の実時間デー
タを送信する頻度を引いた頻度に設定することにより、
各アクセス制御装置が互いに他のアクセス制御装置が実
時間データの送信することを妨げないように動作するこ
とになるので、単純な構成で実時間データの情報の伝送
に必要な帯域を保証できる。さらに、実時間データの送
信に使用した帯域を他のアクセス制御装置が再利用でき
るようになるので、実時間データの情報の伝送に必要な
帯域のうち使用されない帯域の存在をなくし、効率を向
上することができる。
【0010】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明におけるリング型ネットワークの構
成例を示す図であり、アクセス制御装置1と伝送路2か
ら構成される。このネットワークは連続した固定長のス
ロットを用いて、2つの優先度クラス、高優先クラスと
低優先クラスの情報の通信をおこなう。高優先クラスの
情報については、各アクセス制御装置が送信する帯域の
最大値が予め定められており、本実施例のリング型ネッ
トワークではこの最大値までの帯域を使用できることを
保証する。低優先クラスの情報については、高優先クラ
スが使用しない帯域を用いて通信を行う。
【0011】以下の説明は低優先クラスの情報を送信す
るためにウインドウトークンプロトコルを使用する場合
の例である。低優先クラスに関しては、他にもATMRで用
いられているウインドウリセット型のプロトコルを使用
することも可能である。
【0012】アクセス制御装置1の第一の実施例を以下
に示す。図1は本発明の第一の実施例におけるアクセス
制御装置1の構成例を示す図である。アクセス制御装置
1はカウンタ11、メモリ12、クロック発生装置13、アク
セス制御部14、ウインドウカウンタ15及びレジスタ16か
ら構成される。メモリ12は送出予定の高優先クラス及び
低優先クラスの情報を保持している。空きスロットを受
信すると、アクセス制御部14は高優先クラスか低優先ク
ラスの情報をメモリ12から読み出して送出するかどうか
を決定する。クロック発生装置13は一定時間周期Tごと
に信号を発生し、カウンタ11に与える。カウンタ11はク
ロック発生装置13が信号を発生する度に1づつ増加す
る。また、アクセス制御部14はスロット3を受信する
と、そのスロット3で送られる情報が自分宛である時に
はスロット3を空きスロットに変更する。さらに、受信
したスロット3が空きスロットであるか、空きスロット
に変更した時にはカウンタ11を1減少させる。ただし、
カウンタ11の値が0の時にはそれ以上減少させない。ウ
インドウカウンタ15はこれから送信することができる低
優先クラスの情報数を表し、低優先クラスの情報を送信
するたびに1減少させる。レジスタ16は低優先クラスの
ウインドウサイズを保持する。アクセス制御装置1はト
ークンを受信すると、ウインドウカウンタ15をレジスタ
16の保持するウインドウサイズの値に設定し、トークン
を次のアクセス制御装置1に送信する。ただし、トーク
ンを受信した時、ウインドウカウンタ15の値が正である
場合には、ウインドウカウンタ15の値が0になるまで待
って上記動作を行なう。
【0013】図3はスロット3のフォーマットを示す図
である。スロット3はアクセス制御情報21とユーザ情報
22とユーザ情報22の宛先等を含むヘッダ情報23から成
る。アクセス制御情報21はスロット3が空きスロットか
否かを示すスロット状態情報24とユーザ情報22の優先度
を示す優先度情報25と低優先情報の送信に関するトーク
ンを示すトークン情報26を含む。スロット状態情報24が
0の時、このスロット3のユーザ情報22は使用されてお
らず、このスロットは空きスロットである。1の時に
は、既に他のテクセス制御装置1が使用していることを
示す。スロット状態情報24が1の時、優先度情報25が0
であればユーザ情報22は低優先クラスの情報であること
を示し、優先度情報25が1であればユーザ情報22は高優
先クラスの情報であることを表すものとする。トークン
情報26は、ヘッダ情報23とスロット状態情報24とは独立
に設定され、1に設定されている時、低優先クラスに関
するトークンを表すものとする。トークンはこのネット
ワーク上に唯一つ存在する。
【0014】図4は本発明の第一の実施例において新た
なスロット3を受信した時のアクセス制御部14の動作を
示すフローチャートである。受信したスロット3のスロ
ット状態情報24が0の時(S101)、カウンタ11を調べ
る。カウンタ11が正であれば(S102)、カウンタ11を1
つ減少させる(S103)。カウンタ11が0であれば(S10
2)、メモリ12に記憶されている情報を送信する(S10
4)。受信したスロット3のスロット状態情報24が1の
時(S101)、ヘッダ情報23が自アクセス制御装置のアド
レスに設定されていれば(S105)、ユーザ情報22を自ア
クセス制御装置に取り込み、スロット状態情報24を0に
設定する(S106)。この時、カウンタ11が正であれば
(S102)、カウンタ11を1減少させる(S103)。カウン
タ11が0であれば(S102)、メモリ12に記憶されている
情報を送信する(S104)。ヘッダ情報23が自分テクセス
制御装置のアドレスに設定されていなければ(S105)、
そのスロット3を下流の伝送路に送信する(S107)。
【0015】図5は図4における情報を送信する時(S1
05)の動作を示すフローチャートである。高優先クラス
の情報がある時には(S201)、スロット状態情報24の値
を1に、優先度情報25の値を1に設定して、ヘッダ情報
23に宛先アクセス制御装置のアドレスを書き込む(S20
2)。同時に、ユーザ情報22にメモリ12から読み出した
高優先クラスの情報を書き込んで送信する(S203)。高
優先クラスの情報がない時には(S201)、低優先クラス
の情報があれば(S204)、ウインドウカウンタ15の値を
調べる。ウインドウカウンタ15の値が正の時には(S20
5)、ウインドウカウンタ15の値を1減少させ(S20
6)、低優先クラスの情報をメモリ12から読み出して送
信する(S207)。
【0016】次にアクセス制御装置iにおけるクロック
発生装置13の周期Ti について述べる。スロット3の長
さをLbit、アクセス制御装置iが高優先クラスの情報の
伝送に必要な帯域をωi bps とする。この時、
【0017】
【数1】 とする。
【0018】各アクセス制御装置1がこのように動作す
るとによって、自アクセス制御装置1より下流の全ての
アクセス制御装置1が必要とする高優先クラスの情報の
伝送に用いる空きスロットを保証できる。
【0019】アクセス制御装置1の第二の実施例を以下
に示す。図6は本発明の第二の実施例におけるアクセス
制御装置1の構成例を示す図である。アクセス制御装置
1は第一のカウンタ31、メモリ32、第一のクロック発生
装置33、アクセス制御部34、ウインドウカウンタ35、レ
ジスタ36、第二のカウンタ37及び第二のクロック発生装
置38から構成される。メモリ32は送出予定の高優先クラ
ス及び低優先クラスの情報を保持している。空きスロッ
トを受信すると、アクセス制御部34は高優先クラスか低
優先クラスの情報をメモリ32から読み出して送出するか
どうかを決定する。第一のクロック発生装置33は一定時
間周期T1ごとにクロックを発生し、第一のカウンタ31
に与える。第一のカウンタ31は第一のクロック発生装置
33がクロックを発生する度に1づつ増加する。また、ア
クセス制御装置1はスロット3を受信すると、そのスロ
ット3で送られる情報が自分宛である時にはスロット3
を空きスロットに変更する。さらに、受信したスロット
3が空きスロットであるか、空きスロットに変更した
時、あるいは高優先クラスの情報を中継する時には第一
のカウンタ31を1減少させる。ただし、第一のカウンタ
31の値が0の時にはそれ以上減少させない。第二のクロ
ック発生装置38は一定時間周期T2 ごとにクロックを発
生し、第二のカウンタ37に与える。第二のカウンタ37は
第二のクロック発生装置38がクロックを発生する度に1
づつ増加し、第一のカウンタ31が正でない時に受信した
スロット3が空きスロットであるか、空きスロットに変
更するか、あるいは自アクセス制御装置の高優先クラス
の情報を送信する度に1減少させる。ウインドウカウン
タ35はこれから送信することができる低優先クラスの情
報を表し、低優先クラスの情報を送信するたびに1づつ
減少する。レジスタ36は低優先クラスのウインドウサイ
ズを保持する。アクセス制御装置1はトークンを受信す
ると、ウインドウカウンタ35をレジスタ36の保持するウ
インドウサイズの値に設定し、トークンを次のアクセス
制御装置1に送信する。ただし、トークンを受信した
時、ウインドウカウンタ35の値が正である場合には、ウ
インドウカウンタ35の値が0なるまで待ってから上記動
作を行なう。 図7は本発明の第二の実施例における新
たなスロット3を受信した時のアクセス制御部34の動作
を示すフローチャートである。受信したスロット3のス
ロット状態情報24が0の時(S301)、第一のカウンタ31
を調べる。第一のカウンタ31が正であれば(S302)、第
一のカウンタ31を1減少させる(S303)。第一のカウン
タ31が0であれば(S302)、メモリ32に記憶されている
情報を送信する(S304)。受信したスロット3のスロッ
ト状態情報24が1の時(S301)、ヘッダ情報23が自アク
セス制御装置アドレスに設定されていれば(S305)、ユ
ーザ情報22を自アクセス制御装置取り込み、スロット状
態情報24を0に設定する(S306)。この時、第一のカウ
ンタ31が正であれば(S302)、第一のカウンタ31を1減
少させる(S303)。また、この時、第一のカウンタ31が
0であれば(S302)、メモリ32に記憶に記憶されている
情報を送信する(S304)。ヘッダ情報23が自アクセス制
御装置のアドレスに設定されていない時(S305)、優先
度情報25が1であり(S307)、第一のカウンタ31が正で
あれば(S308)、第一のカウンタ31を1減少させ(S30
9)、そのスロット3を下流の伝送路2に送信する(S31
0)。また、第一のカウンタ31が0であれば(S308)、
そのスロット3を下流の伝送路2に送信する(S310)。
優先度情報25が0に設定されていれば(S307)、そのス
ロット3を下流の伝送路2に送信する(S310)。
【0020】図8は図7における情報を送信する時(S3
04)の動作を示すフローチャートである。高優先クラス
の情報がある時には(S401)、スロット状態情報24の値
を1に、優先度情報25の値を1に設定して、ヘッダ情報
23に宛先アクセス制御装置のアドレスを書き込む(S40
2)。同時に、ユーザ情報22にメモリ12から読み出した
高優先クラスの情報を書き込んで送信する(S403)。高
優先クラスの情報を送信した後、第二のカウンタを1減
少させる(S404)。高優先クラスの情報がない時には
(S401)、第二のカウンタ37を調べる。第二のカウンタ
37が0の時に(S405)、低優先クラスの情報があれば
(S406)、ウインドウカウンタ35の値を調べる。ウイン
ドウカウンタ35の値が正の時には(S407)、ウインドウ
カウンタ35の値を1減少させ(S408)、低優先クラスの
情報をメモリ12から読み出して送信する(S409)。第二
のカウンタ37が0でない時には(S405)、第二のカウン
タ37を1減少させる(S410)。
【0021】次に、第一のクロック発生装置33の周期T
1 と第二のクロック発生装置38の周期T2 の設定につい
て述べる。まず、スロット3の長さをLbit、アクセス制
御装置iが送信する高優先クラスの情報の帯域をωi bp
s 、送信元と受信先のアクセス制御装置間における高優
先クラスの情報の伝送帯域のうち最も大きい伝送帯域を
max bps とする。この時、
【0022】
【数2】 とする。アクセス制御装置iが受信する空きスロットの
帯域をωi f 、アクセス制御装置i宛の高優先クラスの
情報の伝送帯域をωi a 、アクセス制御装置iが中継す
る高優先クラスの情報の伝送帯域をωi r とする。アク
セス制御装置i以外のアクセス制御装置も同じように動
作しているとすると、アクセス制御装置iが受信するス
ロット3に関して、
【0023】
【数3】 が成り立つ。一方、アクセス制御装置iが送信するスロ
ット3に関して、下流に送信する空きスロットの帯域を
ωi g とすると、式(1) より、
【0024】
【数4】 となる。従って、アクセス制御装置iが必要とする空き
スロットの帯域(ωi g+ωi )は、
【0025】
【数5】 となる。式(2) から空きスロットとして使用することの
できる帯域(ωi f +ωi a )は、
【0026】
【数6】 となるので、Ti 1 を式(1) のように設定すれば十分で
あることがわかる。次に、アクセス制御装置iにおける
第二のクロック発生装置38の周期Ti 2 は、
【0027】
【数7】 とする。これは、アクセス制御装置iがωi bps より小
さい帯域の高優先クラスの情報しか発生しなかった場合
にも、使わなかった帯域で低優先クラスの情報を送信し
て他のアクセス制御装置が高優先クラスの情報を送信す
るのを妨げないようにするためである。
【0028】各アクセス制御装置1がこのように動作す
ることによって、自アクセス制御装置1より下流の全て
のアクセス制御装置1が高優先クラスの情報の伝送に必
要とする空きスロットを保証できる。さらに、第一の実
施例において高優先クラスの情報の伝送に用いるために
確保していたが使用しない帯域を使用することができる
ようになるので、効率を上げることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
優先クラスの情報については、各アクセス制御装置が他
のアクセス制御装置が必要とする帯域を保証すること
で、単純な構成で高優先クラスの情報の効率よく伝送で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例におけるアクセス制御
装置の構成例
【図2】 本発明におけるリング型ネットワークの構成
【図3】 本発明におけるスロットのフォーマットレイ
アウト
【図4】 本発明の第一の実施例におけるアクセス制御
部の動作を示すフローチャート】
【図5】 本発明の図4における情報送信時の動作を示
すフローチャート
【図6】 本発明の第二の実施例におけるアクセス制御
装置の構成例
【図7】 本発明の第二の実施例におけるアクセス制御
部の動作を示すフローチャート
【図8】 本発明の図7における情報送信時の動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
1…アクセス制御装置 2…伝送路 3…スロット 11
…カウンタ 12,32…メモリ 13…クロック発生装置
14,34…アクセス制御部 15,35…ウインドウカウンタ
16,36…レジスタ 21…アクセス制御情報 22…ユー
ザ情報 23…ヘッダ情報 24…スロット状態情報 25…
優先度情報 26…トークン情報 31…第一のカウンタ
33…第一のクロック発生装置 37…第二のカウンタ 38
…第二のクロック発生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング型ネットワークに夫々接続され、
    固定長のスロットを用いて所定クラスの情報を送信する
    複数のアクセス制御装置において、 各アクセス制御装置は、当該アクセス制御装置以外の他
    のアクセス制御装置が前記所定クラスの情報を送信する
    ために必要とする通信帯域の総和を用いて定めた時間周
    期でクロックを発生するクロック発生手段と、 このクロック発生手段よりクロックが発生される毎に一
    定数増加すると共に、空きスロットを受信するか或いは
    受信スロットを空きスロットに変更する毎に一定数減少
    するカウンタと、 送信すべき前記所定クラスの情報を記憶したメモリと、 前記カウンタの示す値が正でないときに前記メモリ内の
    前記所定クラスの情報を送信するアクセス制御手段と、
    を備えたことを特徴とするアクセス制御装置。
  2. 【請求項2】 リング型ネットワークに夫々接続され、
    固定長のスロットを用いて所定クラスの情報を送信する
    複数のアクセス制御装置において、 各アクセス制御装置は、前記所定クラスの情報を送信す
    るために送信元と受信先のアクセス制御装置間毎に必要
    な通信帯域の最大値と当該アクセス制御装置に必要な通
    信帯域の最大値との差を用いて定めた時間周期でクロッ
    クを発生する第1のクロック発生手段と、 この第1のクロック発生手段よりクロックが発生される
    毎に一定数増加すると共に、空きスロットを受信する
    か、受信スロットを空きスロットに変更するか或いは前
    記所定クラスの情報を格納したスロットを中継する毎に
    一定数減少する第1のカウンタと、 当該アクセス制御装置が前記所定クラスの情報を送信す
    るために必要な通信帯域を用いて定めた時間周期でクロ
    ックを発生する第2のクロック発生手段と、 この第2のクロック発生手段よりクロックが発生される
    毎に一定数増加すると共に、前記第1のカウンタの示す
    値が正でないとき空きスロットを受信するか、受信スロ
    ットを空きスロットに変更するか或いは前記所定クラス
    の情報を空きスロットにより送信すると一定数減少する
    第2のカウンタと、 少なくとも前記所定クラスの情報を記憶したメモリと、 前記第1のカウンタの示す値が正でないときに前記メモ
    リ内の前記所定クラスの情報を送信できると共に、前記
    第2のカウンタの値も正でないときに前記所定クラス以
    外の情報を送信できるアクセス制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするアクセス制御装置。
JP20120994A 1994-08-26 1994-08-26 アクセス制御装置 Pending JPH0865326A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6555615B2 (en) 2000-03-03 2003-04-29 Rohm And Haas Company Removable coating composition and preparative method

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US6555615B2 (en) 2000-03-03 2003-04-29 Rohm And Haas Company Removable coating composition and preparative method

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