JPH0865110A - Fm多重放送受信機 - Google Patents
Fm多重放送受信機Info
- Publication number
- JPH0865110A JPH0865110A JP19965894A JP19965894A JPH0865110A JP H0865110 A JPH0865110 A JP H0865110A JP 19965894 A JP19965894 A JP 19965894A JP 19965894 A JP19965894 A JP 19965894A JP H0865110 A JPH0865110 A JP H0865110A
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- JP
- Japan
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- multiplex
- preset
- broadcast
- multiplex broadcast
- station
- Prior art date
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主として、異なる系列局のFM多重放送信号
の放送周波数だけを放送周波数の順にオートプリセット
するようにしたFM多重放送受信機を提供する。 【構成】 FM多重データを含むFM多重放送信号を受
信し、FM多重データを第1のメモリ11に一時記憶
し、n個のプリセット釦14に受信電界強度の大きなn
局の放送周波数をオートプリセットするFM多重放送受
信機において、オートプリセット時に、受信電界強度の
大きなFM多重放送信号を2n局以上選択し、選択した
FM多重放送信号の受信電界強度情報を第2のメモリ1
0に、FM多重データ中の局データ情報を第1のメモリ
11に記憶し、同一系列局のFM多重放送信号は最大の
受信電界強度のものだけを残して他を排除し、残ったF
M多重放送信号を受信電界強度の大きい順にn局選択
し、選択したn局を放送周波数の低い順に複数個のプリ
セット釦14にオートプリセットさせる。
の放送周波数だけを放送周波数の順にオートプリセット
するようにしたFM多重放送受信機を提供する。 【構成】 FM多重データを含むFM多重放送信号を受
信し、FM多重データを第1のメモリ11に一時記憶
し、n個のプリセット釦14に受信電界強度の大きなn
局の放送周波数をオートプリセットするFM多重放送受
信機において、オートプリセット時に、受信電界強度の
大きなFM多重放送信号を2n局以上選択し、選択した
FM多重放送信号の受信電界強度情報を第2のメモリ1
0に、FM多重データ中の局データ情報を第1のメモリ
11に記憶し、同一系列局のFM多重放送信号は最大の
受信電界強度のものだけを残して他を排除し、残ったF
M多重放送信号を受信電界強度の大きい順にn局選択
し、選択したn局を放送周波数の低い順に複数個のプリ
セット釦14にオートプリセットさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートプリセットが行
われるFM多重放送受信機に係わり、特に、同一系列局
が重複してオートプリセットされるのを除いて限られた
数のプリセット釦を有効的に利用し、かつ、放送周波数
順にオートプリセットして使用の利便を計ったFM多重
放送受信機に関する。
われるFM多重放送受信機に係わり、特に、同一系列局
が重複してオートプリセットされるのを除いて限られた
数のプリセット釦を有効的に利用し、かつ、放送周波数
順にオートプリセットして使用の利便を計ったFM多重
放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、国内で用いられているFM多重
放送信号は、通常のFM放送信号とそのFM放送信号の
ベースバンド上の高周波領域に多重化されているFM多
重データとからなっており、これらFM放送信号及びF
M多重データは、同一搬送波信号に載せられ、FM多重
放送信号としてFM放送局から送信される。そして、F
M多重データには、交通情報や文字情報、それに種々の
付加情報等が含まれており、その付加情報中には、自放
送局と同一番組内容(プログラム)の放送を行っている
放送局、即ち、同一系列局に属する放送局名、放送周波
数、基幹局、中継局、代替局等を表わす局データ情報が
含まれている。
放送信号は、通常のFM放送信号とそのFM放送信号の
ベースバンド上の高周波領域に多重化されているFM多
重データとからなっており、これらFM放送信号及びF
M多重データは、同一搬送波信号に載せられ、FM多重
放送信号としてFM放送局から送信される。そして、F
M多重データには、交通情報や文字情報、それに種々の
付加情報等が含まれており、その付加情報中には、自放
送局と同一番組内容(プログラム)の放送を行っている
放送局、即ち、同一系列局に属する放送局名、放送周波
数、基幹局、中継局、代替局等を表わす局データ情報が
含まれている。
【0003】ところで、既知のオートプリセット方式の
FM多重放送受信機においては、所定数(複数個)の選
局用プリセット釦やモード切換スイッチ等を設けてい
る。この場合、選局用プリセット釦は、予め受信可能な
所定数の放送信号、例えば、FM多重放送信号やAM放
送信号等の受信状態が良好な所定数の放送周波数がそれ
ぞれ割り当てられ、1つのプリセット釦を操作したと
き、そのプリセット釦に割り当てられている放送周波数
の放送信号が直ちに選局できるものである。一方、モー
ド切換スイッチは、FM多重放送信号、FM放送信号、
AM放送信号等の受信周波数バンドを選択したり、シー
クモードやマニュアルモード、オートプリセットモード
等の動作モードを選択したりするものである。
FM多重放送受信機においては、所定数(複数個)の選
局用プリセット釦やモード切換スイッチ等を設けてい
る。この場合、選局用プリセット釦は、予め受信可能な
所定数の放送信号、例えば、FM多重放送信号やAM放
送信号等の受信状態が良好な所定数の放送周波数がそれ
ぞれ割り当てられ、1つのプリセット釦を操作したと
き、そのプリセット釦に割り当てられている放送周波数
の放送信号が直ちに選局できるものである。一方、モー
ド切換スイッチは、FM多重放送信号、FM放送信号、
AM放送信号等の受信周波数バンドを選択したり、シー
クモードやマニュアルモード、オートプリセットモード
等の動作モードを選択したりするものである。
【0004】この場合、モード切換スイッチをシークモ
ードに切換えると、そのとき受信している受信周波数バ
ンド、例えば、FM多重放送信号バンド、FM放送信号
バンド、AM放送信号バンド等において、受信放送信号
のシークが行われ、そのとき一定値以上の受信電界強度
を有する放送信号が受信されると、放送信号のシークが
停止され、その放送信号が継続して受信されるものであ
る。また、モード切換スイッチをマニュアルモードに切
換えると、適宜、手動操作による受信放送信号の選択を
行うことができるものである。さらに、モード切換スイ
ッチをオートプリセットモードに切換えると、受信周波
数バンド毎に、受信放送信号のシークが行われ、そのシ
ークの際に、受信された各放送信号の受信電界強度をそ
れぞれ監視記憶し、シークが終了した時点で、受信され
た複数の放送信号の中から受信電界強度の大きいものの
順に所定数の放送周波数を選択し、選択した所定数の放
送周波数を同じ所定数の選局用プリセット釦にそれぞれ
割り当て、この割り当てた放送周波数をプリセット釦に
対応させてメモリに記憶させるものである。
ードに切換えると、そのとき受信している受信周波数バ
ンド、例えば、FM多重放送信号バンド、FM放送信号
バンド、AM放送信号バンド等において、受信放送信号
のシークが行われ、そのとき一定値以上の受信電界強度
を有する放送信号が受信されると、放送信号のシークが
停止され、その放送信号が継続して受信されるものであ
る。また、モード切換スイッチをマニュアルモードに切
換えると、適宜、手動操作による受信放送信号の選択を
行うことができるものである。さらに、モード切換スイ
ッチをオートプリセットモードに切換えると、受信周波
数バンド毎に、受信放送信号のシークが行われ、そのシ
ークの際に、受信された各放送信号の受信電界強度をそ
れぞれ監視記憶し、シークが終了した時点で、受信され
た複数の放送信号の中から受信電界強度の大きいものの
順に所定数の放送周波数を選択し、選択した所定数の放
送周波数を同じ所定数の選局用プリセット釦にそれぞれ
割り当て、この割り当てた放送周波数をプリセット釦に
対応させてメモリに記憶させるものである。
【0005】一方、海外において採用されているFM多
重放送信号は、通常のFM放送信号と、そのFM放送信
号のベースバンド上の高周波領域に多重化されている自
局識別データ等の付加データとからなっており、これら
FM放送信号及び付加データは、同一搬送波信号に載せ
られて、FM多重放送信号として放送局から送信され
る。この場合、自局識別データは、自放送局と同一番組
内容(プログラム)の放送を行っている放送ネットワー
ク内に含まれる放送局名、その放送周波数等からなる情
報を含んでいる。そして、このFM多重放送信号を受信
するFM多重放送受信機においては、FM多重放送信号
を受信している際に、そのFM多重放送信号の受信電界
強度を常時監視し、その受信電界強度が一定値以下に低
下した場合には、前記自局識別データに基づいて、受信
中のFM多重放送信号と同一番組内容(プログラム)の
放送を行っている各FM放送信号に対して受信電界強度
のチェック、いわゆるAF(alternative frequencies
)サーチを行い、受信中のFM多重放送信号よりも受
信状態の良好な他のFM放送信号を受信するように自動
的に追従変更させる動作を行っているもので、このよう
な動作方式は、欧州においてはRDS(ラジオデ−タシ
ステム)としてよく知られているものである。
重放送信号は、通常のFM放送信号と、そのFM放送信
号のベースバンド上の高周波領域に多重化されている自
局識別データ等の付加データとからなっており、これら
FM放送信号及び付加データは、同一搬送波信号に載せ
られて、FM多重放送信号として放送局から送信され
る。この場合、自局識別データは、自放送局と同一番組
内容(プログラム)の放送を行っている放送ネットワー
ク内に含まれる放送局名、その放送周波数等からなる情
報を含んでいる。そして、このFM多重放送信号を受信
するFM多重放送受信機においては、FM多重放送信号
を受信している際に、そのFM多重放送信号の受信電界
強度を常時監視し、その受信電界強度が一定値以下に低
下した場合には、前記自局識別データに基づいて、受信
中のFM多重放送信号と同一番組内容(プログラム)の
放送を行っている各FM放送信号に対して受信電界強度
のチェック、いわゆるAF(alternative frequencies
)サーチを行い、受信中のFM多重放送信号よりも受
信状態の良好な他のFM放送信号を受信するように自動
的に追従変更させる動作を行っているもので、このよう
な動作方式は、欧州においてはRDS(ラジオデ−タシ
ステム)としてよく知られているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のオートプリ
セット方式のFM多重放送受信機においては、複数個の
選局用プリセット釦に、それと同数の放送周波数を割り
当てる際に、順次受信されるFM多重放送信号の受信電
界強度を監視測定し、受信電界強度が大きい順に複数個
のFM多重放送信号を選択し、この選択した複数のFM
多重放送信号の放送周波数をオートプリセットするよう
にしていたため、FM多重放送局が比較的狭い地域内、
例えば、関東地方や関西地方等のように集中的に配置さ
れているような領域において、FM多重放送受信機のオ
ートプリセットを実行すると、同一系列局のFM多重放
送局の放送周波数が何局も重複してオートプリセットさ
れるようになり、受信電界強度の比較的小さい他系列の
FM多重放送局の放送周波数は、受信電界強度の監視測
定時に除外され、オートプリセットをすることができな
いという問題がある。
セット方式のFM多重放送受信機においては、複数個の
選局用プリセット釦に、それと同数の放送周波数を割り
当てる際に、順次受信されるFM多重放送信号の受信電
界強度を監視測定し、受信電界強度が大きい順に複数個
のFM多重放送信号を選択し、この選択した複数のFM
多重放送信号の放送周波数をオートプリセットするよう
にしていたため、FM多重放送局が比較的狭い地域内、
例えば、関東地方や関西地方等のように集中的に配置さ
れているような領域において、FM多重放送受信機のオ
ートプリセットを実行すると、同一系列局のFM多重放
送局の放送周波数が何局も重複してオートプリセットさ
れるようになり、受信電界強度の比較的小さい他系列の
FM多重放送局の放送周波数は、受信電界強度の監視測
定時に除外され、オートプリセットをすることができな
いという問題がある。
【0007】また、前記既知のオートプリセット方式の
FM多重放送受信機においては、オートプリセットされ
る複数局のFM多重放送信号の放送周波数が選択された
とき、放送周波数の高低に係わりなく、受信電界強度の
大きな順にFM多重放送信号の放送周波数が選局用プリ
セット釦に割り当てられるため、選局用プリセット釦と
オートプリセットされる放送周波数との関係を判別し難
いという問題もあった。
FM多重放送受信機においては、オートプリセットされ
る複数局のFM多重放送信号の放送周波数が選択された
とき、放送周波数の高低に係わりなく、受信電界強度の
大きな順にFM多重放送信号の放送周波数が選局用プリ
セット釦に割り当てられるため、選局用プリセット釦と
オートプリセットされる放送周波数との関係を判別し難
いという問題もあった。
【0008】本発明は、これら問題点を除去するもので
あって、その目的は、主として、それぞれ異なる系列局
のFM多重放送信号の放送周波数だけを放送周波数の順
にオートプリセットするようにしたFM多重放送受信機
を提供することにある。
あって、その目的は、主として、それぞれ異なる系列局
のFM多重放送信号の放送周波数だけを放送周波数の順
にオートプリセットするようにしたFM多重放送受信機
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともFM多重データが多重化され
ているFM多重放送信号を受信し、受信したFM多重放
送信号中の前記FM多重データを第1のメモリに一時記
憶させ、n(複数)個のプリセット釦に、受信電界強度
の大きなn局のFM多重放送信号の放送周波数をオート
プリセットするFM多重放送受信機において、オートプ
リセットモード設定時に、受信電界強度の大きなFM多
重放送信号を2n局以上選択するとともに、これら2n
局以上のFM多重放送信号について、受信電界強度情報
を第2のメモリに、FM多重データ中の局データ情報を
前記第1のメモリにそれぞれ記憶させ、前記第1のメモ
リに記憶されている局データ情報に基づいて、同一系列
局のFM多重放送信号は最大の受信電界強度のものを残
して他を排除し、残ったFM多重放送信号について、受
信電界強度の大きい順にn局選択し、選択したn局につ
いて、前記第1のメモリに記憶されている局データに基
づいて、放送周波数の低い順に前記プリセット釦に順次
オートプリセットさせる手段を備える。
に、本発明は、少なくともFM多重データが多重化され
ているFM多重放送信号を受信し、受信したFM多重放
送信号中の前記FM多重データを第1のメモリに一時記
憶させ、n(複数)個のプリセット釦に、受信電界強度
の大きなn局のFM多重放送信号の放送周波数をオート
プリセットするFM多重放送受信機において、オートプ
リセットモード設定時に、受信電界強度の大きなFM多
重放送信号を2n局以上選択するとともに、これら2n
局以上のFM多重放送信号について、受信電界強度情報
を第2のメモリに、FM多重データ中の局データ情報を
前記第1のメモリにそれぞれ記憶させ、前記第1のメモ
リに記憶されている局データ情報に基づいて、同一系列
局のFM多重放送信号は最大の受信電界強度のものを残
して他を排除し、残ったFM多重放送信号について、受
信電界強度の大きい順にn局選択し、選択したn局につ
いて、前記第1のメモリに記憶されている局データに基
づいて、放送周波数の低い順に前記プリセット釦に順次
オートプリセットさせる手段を備える。
【0010】
【作用】前記手段においては、FM多重放送受信機をオ
ートプリセットモードに設定すると、まず、受信電界強
度の大きなFM多重放送信号を選局用プリセット釦の総
数の2倍以上選択し、これら選択したFM多重放送信号
について、Sメーター出力からなる受信電界強度情報を
第2のメモリに、FM多重データ中の自局放送周波数、
基幹局放送周波数、基幹局名等の局データ情報を第1の
メモリにそれぞれ記憶する。次いで、第1のメモリに記
憶された局データ情報の中の基幹局放送周波数及び基幹
局名を比較し、前記選択したFM多重放送信号中から同
一系列局のFM多重放送信号を選び出し、選び出したF
M多重放送信号については最大の受信電界強度のFM多
重放送信号だけを残し、その他のFM多重放送信号を選
択から除外する。続いて、残されたFM多重放送信号
は、第2のメモリに記憶された受信電界強度情報を基
に、受信電界強度の大きい順に選局用プリセット釦の総
数だけを再選択し、この再選択したFM多重放送信号に
ついて、第1のメモリに記憶された局データ情報の中の
自局放送周波数を基にして放送周波数を比較し、放送周
波数の低い順に、各FM多重放送信号の放送周波数を選
局用プリセット釦に順次割り当て、オートプリセットを
行うようにしている。
ートプリセットモードに設定すると、まず、受信電界強
度の大きなFM多重放送信号を選局用プリセット釦の総
数の2倍以上選択し、これら選択したFM多重放送信号
について、Sメーター出力からなる受信電界強度情報を
第2のメモリに、FM多重データ中の自局放送周波数、
基幹局放送周波数、基幹局名等の局データ情報を第1の
メモリにそれぞれ記憶する。次いで、第1のメモリに記
憶された局データ情報の中の基幹局放送周波数及び基幹
局名を比較し、前記選択したFM多重放送信号中から同
一系列局のFM多重放送信号を選び出し、選び出したF
M多重放送信号については最大の受信電界強度のFM多
重放送信号だけを残し、その他のFM多重放送信号を選
択から除外する。続いて、残されたFM多重放送信号
は、第2のメモリに記憶された受信電界強度情報を基
に、受信電界強度の大きい順に選局用プリセット釦の総
数だけを再選択し、この再選択したFM多重放送信号に
ついて、第1のメモリに記憶された局データ情報の中の
自局放送周波数を基にして放送周波数を比較し、放送周
波数の低い順に、各FM多重放送信号の放送周波数を選
局用プリセット釦に順次割り当て、オートプリセットを
行うようにしている。
【0011】このように、前記手段によれば、FM多重
放送受信機においてオートプリセットを実行する際に、
主として、同一系列局のFM多重放送信号の放送周波数
は1つづつ選ばれるようになり、しかも、放送周波数の
順に選局用プリセット釦が順次割り当てられるので、選
局用プリセット釦の総数に対応した数の異なる系列局の
放送周波数がオートプリセットされるようになって、限
られた数の選局用プリセット釦が有効に利用され、か
つ、選局用プリセット釦と放送周波数との関連も明白に
なるものである。
放送受信機においてオートプリセットを実行する際に、
主として、同一系列局のFM多重放送信号の放送周波数
は1つづつ選ばれるようになり、しかも、放送周波数の
順に選局用プリセット釦が順次割り当てられるので、選
局用プリセット釦の総数に対応した数の異なる系列局の
放送周波数がオートプリセットされるようになって、限
られた数の選局用プリセット釦が有効に利用され、か
つ、選局用プリセット釦と放送周波数との関連も明白に
なるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0013】図1は、本発明によるFM多重放送受信機
の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
【0014】図1において、1はFM/AMチューナ、
1aはフロントエンド(F/E)、1bは中間周波回路
兼復調回路(IFAMP DET)、2はマルチプレク
サ(NCMPX)、3は音声信号増幅回路(AMP)、
4はスピーカ(SP)、5は多重データ復調回路(L−
MSK復調)、6は同期エラー訂正部、7は制御部(C
PU)、8はDTSマイコン、9はメモリ(RAM)、
10は第2のメモリ(RAM)、11は第1のメモリ
(RAM)、12は表示駆動部、13は表示部、14は
プリセット釦、15はモード切換スイッチである。
1aはフロントエンド(F/E)、1bは中間周波回路
兼復調回路(IFAMP DET)、2はマルチプレク
サ(NCMPX)、3は音声信号増幅回路(AMP)、
4はスピーカ(SP)、5は多重データ復調回路(L−
MSK復調)、6は同期エラー訂正部、7は制御部(C
PU)、8はDTSマイコン、9はメモリ(RAM)、
10は第2のメモリ(RAM)、11は第1のメモリ
(RAM)、12は表示駆動部、13は表示部、14は
プリセット釦、15はモード切換スイッチである。
【0015】そして、FM/AMチューナ1は、フロン
トエンド1aと中間周波回路兼復調回路1bとからな
り、フロントエンド1aの入力はアンテナに接続され、
中間周波回路兼復調回路1bの出力は次続のマルチプレ
クサ2と多重データ復調回路5の各入力に接続される。
マルチプレクサ2は、ノイズキャンセラ回路部とステレ
オ信号復調部(ともに図示なし)とからなり、ステレオ
信号復調部の出力は次続の音声信号増幅回路3の入力に
接続される。音声信号増幅回路3は、2チャネル以上の
もので、それらの出力は各別にスピーカ4(1個だけ図
示している)に接続される。多重データ復調回路5は、
FM多重データの復調を行うもので、その出力は次続の
同期エラー訂正部6の入力に接続される。同期エラー訂
正部6は、復調された多重データの誤り訂正を行うもの
で、その出力は制御部7とメモリ9に接続される。制御
部7は、FM多重放送受信機の全体的な動作制御を行う
もので、DTSマイコン8、第1のメモリ11、表示駆
動部12、プリセット釦14、モード切換スイッチ15
等にそれぞれ接続されるとともに、FM/AMチューナ
1にも接続される。DTSマイコン8は、FM/AMチ
ューナ1で受信されたFM多重放送信号の受信電界強度
の検出等を行うもので、FM/AMチューナ1と第2の
メモリ10に接続される。表示駆動部12は、文字や地
図、図形等を表わす情報を表示に適した情報にデコード
するもので、その出力は表示部13に接続される。表示
部13は、表示駆動部12から供給される情報を適宜表
示させるものである。プリセット釦14は、複数個の釦
(図示なし)で構成され、各釦毎に異なるプリセット放
送周波数が割り当てられる。モード切換スイッチ15
は、FM多重放送受信機の動作モードを設定するもの
で、受信モードやシークモード等に切換えられる。
トエンド1aと中間周波回路兼復調回路1bとからな
り、フロントエンド1aの入力はアンテナに接続され、
中間周波回路兼復調回路1bの出力は次続のマルチプレ
クサ2と多重データ復調回路5の各入力に接続される。
マルチプレクサ2は、ノイズキャンセラ回路部とステレ
オ信号復調部(ともに図示なし)とからなり、ステレオ
信号復調部の出力は次続の音声信号増幅回路3の入力に
接続される。音声信号増幅回路3は、2チャネル以上の
もので、それらの出力は各別にスピーカ4(1個だけ図
示している)に接続される。多重データ復調回路5は、
FM多重データの復調を行うもので、その出力は次続の
同期エラー訂正部6の入力に接続される。同期エラー訂
正部6は、復調された多重データの誤り訂正を行うもの
で、その出力は制御部7とメモリ9に接続される。制御
部7は、FM多重放送受信機の全体的な動作制御を行う
もので、DTSマイコン8、第1のメモリ11、表示駆
動部12、プリセット釦14、モード切換スイッチ15
等にそれぞれ接続されるとともに、FM/AMチューナ
1にも接続される。DTSマイコン8は、FM/AMチ
ューナ1で受信されたFM多重放送信号の受信電界強度
の検出等を行うもので、FM/AMチューナ1と第2の
メモリ10に接続される。表示駆動部12は、文字や地
図、図形等を表わす情報を表示に適した情報にデコード
するもので、その出力は表示部13に接続される。表示
部13は、表示駆動部12から供給される情報を適宜表
示させるものである。プリセット釦14は、複数個の釦
(図示なし)で構成され、各釦毎に異なるプリセット放
送周波数が割り当てられる。モード切換スイッチ15
は、FM多重放送受信機の動作モードを設定するもの
で、受信モードやシークモード等に切換えられる。
【0016】前記構成によるFM多重放送受信機は、次
のように動作する。
のように動作する。
【0017】まず、このFM多重放送受信機における放
送信号の再生動作は、次のように行われる。即ち、FM
/AMチューナ1がFM放送信号周波数バンドの受信状
態に設定されているとき、FM多重放送信号を含んだF
M放送信号がアンテナで受信されると、受信されたFM
多重放送信号は、FM/AMフロントエンド1aにおい
て高周波増幅された後、中間周波信号に変換される。次
いで、この中間周波信号は、中間周波回路兼復調回路1
bにおいて中間周波増幅及び雑音成分等の除去が行われ
た後、FM復調されて復調信号になる。続いて、この復
調信号は、マルチプレクサー2においてノイズ消去及び
ステレオ信号への復調が行われ、左チャネル及び右チャ
ネルの音声周波数信号に復調される。次に、これら左チ
ャネル及び右チャネルの音声周波数信号は、音声信号増
幅回路3において増幅され、それぞれ左スピーカ4と右
スピーカ4とに供給され、ステレオ信号として再生され
る。一方、FM/AMチューナ1がAM放送信号周波数
バンドの受信状態に設定されているとき、AM放送信号
がアンテナで受信されると、受信されたAM放送信号
は、FM/AMフロントエンド1aにおいて高周波増幅
された後、中間周波信号に変換される。次いで、この中
間周波信号は、中間周波回路兼復調回路1bにおいて中
間周波増幅及び雑音成分等の除去が行われた後、AM検
波されて音声周波数信号になる。続いて、この音声周波
数信号は、マルチプレクサー2を介して音声信号増幅回
路3に供給され、次いで、音声信号増幅回路3において
増幅され、それぞれ左スピーカ4と右スピーカ4に供給
されてモノラル信号として再生される。
送信号の再生動作は、次のように行われる。即ち、FM
/AMチューナ1がFM放送信号周波数バンドの受信状
態に設定されているとき、FM多重放送信号を含んだF
M放送信号がアンテナで受信されると、受信されたFM
多重放送信号は、FM/AMフロントエンド1aにおい
て高周波増幅された後、中間周波信号に変換される。次
いで、この中間周波信号は、中間周波回路兼復調回路1
bにおいて中間周波増幅及び雑音成分等の除去が行われ
た後、FM復調されて復調信号になる。続いて、この復
調信号は、マルチプレクサー2においてノイズ消去及び
ステレオ信号への復調が行われ、左チャネル及び右チャ
ネルの音声周波数信号に復調される。次に、これら左チ
ャネル及び右チャネルの音声周波数信号は、音声信号増
幅回路3において増幅され、それぞれ左スピーカ4と右
スピーカ4とに供給され、ステレオ信号として再生され
る。一方、FM/AMチューナ1がAM放送信号周波数
バンドの受信状態に設定されているとき、AM放送信号
がアンテナで受信されると、受信されたAM放送信号
は、FM/AMフロントエンド1aにおいて高周波増幅
された後、中間周波信号に変換される。次いで、この中
間周波信号は、中間周波回路兼復調回路1bにおいて中
間周波増幅及び雑音成分等の除去が行われた後、AM検
波されて音声周波数信号になる。続いて、この音声周波
数信号は、マルチプレクサー2を介して音声信号増幅回
路3に供給され、次いで、音声信号増幅回路3において
増幅され、それぞれ左スピーカ4と右スピーカ4に供給
されてモノラル信号として再生される。
【0018】また、このFM多重放送受信機における前
記放送信号の再生動作を除いた動作は、次のとおりであ
る。即ち、FM多重放送受信機がFM多重放送信号の受
信状態に設定されているとき、FM/AMチューナ1で
FM多重放送信号が受信されると、FM/AMチューナ
1から受信されたFM多重放送信号の受信電界強度を表
わすS(シグナル)メーター出力がDTSマイコン8に
供給され、DTSマイコン8はこのSメーター出力を第
2のメモリ10に伝送し、受信電界強度情報として第2
のメモリ10に収納させる。これと同時に、FM/AM
チューナ1において得られた復調信号は多重データ復調
回路5に伝送されてFM多重データの再生復調が行わ
れ、復調された多重データは同期エラー訂正部6におい
て多重データの誤り訂正が行われる。続いて、誤り訂正
された多重データは、制御部7に供給され、そこでデー
タ種別毎の選別が行われる。このとき、自局放送周波
数、基幹局放送周波数、基幹局名等の局データ情報も選
別され、選別された局データ情報は、制御部7から第1
のメモリ11に供給され、第1のメモリ11に収納され
る。一方、FM多重放送受信機がAM放送信号の受信状
態に設定されているとき、FM/AMチューナ1でAM
放送信号が受信されると、FM/AMチューナ1から受
信されたFM多重放送信号の受信電界強度を表わすSメ
ーター出力がDTSマイコン8に供給され、DTSマイ
コン8はこのSメーター出力を第2のメモリ10に伝送
し、受信電界強度情報として第2のメモリ10に収納さ
せる点までは同じであるが、AM放送信号にはFM多重
データが重畳されていないので、制御部7は、局データ
情報を取り出すことができず、第1のメモリ11に局デ
ータ情報は収納されない。なお、このAM放送信号受信
時には、オートプリセットモードに設定されているとき
を除いて、受信電界強度情報を第2のメモリ10に収納
させないようにしてもよい。
記放送信号の再生動作を除いた動作は、次のとおりであ
る。即ち、FM多重放送受信機がFM多重放送信号の受
信状態に設定されているとき、FM/AMチューナ1で
FM多重放送信号が受信されると、FM/AMチューナ
1から受信されたFM多重放送信号の受信電界強度を表
わすS(シグナル)メーター出力がDTSマイコン8に
供給され、DTSマイコン8はこのSメーター出力を第
2のメモリ10に伝送し、受信電界強度情報として第2
のメモリ10に収納させる。これと同時に、FM/AM
チューナ1において得られた復調信号は多重データ復調
回路5に伝送されてFM多重データの再生復調が行わ
れ、復調された多重データは同期エラー訂正部6におい
て多重データの誤り訂正が行われる。続いて、誤り訂正
された多重データは、制御部7に供給され、そこでデー
タ種別毎の選別が行われる。このとき、自局放送周波
数、基幹局放送周波数、基幹局名等の局データ情報も選
別され、選別された局データ情報は、制御部7から第1
のメモリ11に供給され、第1のメモリ11に収納され
る。一方、FM多重放送受信機がAM放送信号の受信状
態に設定されているとき、FM/AMチューナ1でAM
放送信号が受信されると、FM/AMチューナ1から受
信されたFM多重放送信号の受信電界強度を表わすSメ
ーター出力がDTSマイコン8に供給され、DTSマイ
コン8はこのSメーター出力を第2のメモリ10に伝送
し、受信電界強度情報として第2のメモリ10に収納さ
せる点までは同じであるが、AM放送信号にはFM多重
データが重畳されていないので、制御部7は、局データ
情報を取り出すことができず、第1のメモリ11に局デ
ータ情報は収納されない。なお、このAM放送信号受信
時には、オートプリセットモードに設定されているとき
を除いて、受信電界強度情報を第2のメモリ10に収納
させないようにしてもよい。
【0019】ところで、このFM多重放送受信機をFM
多重放送信号のオートプリセットモードに設定したとき
には、FM/AMチューナ1で行われるFM多重放送信
号のシークによって、FM/AMチューナ1でFM多重
放送信号が受信される度ごとに、前述のように、第2の
メモリ10に対する受信電界強度情報の収納及び第1の
メモリ11に対する局データ情報の収納が行われる。こ
のため、第2のメモリ10に収納される受信電界強度情
報及び第1のメモリ11に収納される局データ情報の数
(この数をaとする)は、いずれも、FM/AMチュー
ナ1で受信されたFM多重放送信号の数(a)に等しく
なる。ここにおいて、このFM多重放送受信機に設けら
れている選局用プリセット釦14の総数(この数をnと
する)と受信されたFM多重放送信号の数(a)との間
で、a≦nの関係があるときは、受信されたFM多重放
送信号の全ての放送周波数を選局用プリセット釦14に
割り当てることが可能になるが、a>nの関係があると
きは、受信されたFM多重放送信号の全ての放送周波数
を選局用プリセット釦14に割り当てることができない
ので、後述するように、受信された数(a)のFM多重
放送信号の中から所要の数(n)だけのFM多重放送信
号を選別し、選別した数(n)のFM多重放送信号の放
送周波数を選局用プリセット釦14に割り当てるように
する。
多重放送信号のオートプリセットモードに設定したとき
には、FM/AMチューナ1で行われるFM多重放送信
号のシークによって、FM/AMチューナ1でFM多重
放送信号が受信される度ごとに、前述のように、第2の
メモリ10に対する受信電界強度情報の収納及び第1の
メモリ11に対する局データ情報の収納が行われる。こ
のため、第2のメモリ10に収納される受信電界強度情
報及び第1のメモリ11に収納される局データ情報の数
(この数をaとする)は、いずれも、FM/AMチュー
ナ1で受信されたFM多重放送信号の数(a)に等しく
なる。ここにおいて、このFM多重放送受信機に設けら
れている選局用プリセット釦14の総数(この数をnと
する)と受信されたFM多重放送信号の数(a)との間
で、a≦nの関係があるときは、受信されたFM多重放
送信号の全ての放送周波数を選局用プリセット釦14に
割り当てることが可能になるが、a>nの関係があると
きは、受信されたFM多重放送信号の全ての放送周波数
を選局用プリセット釦14に割り当てることができない
ので、後述するように、受信された数(a)のFM多重
放送信号の中から所要の数(n)だけのFM多重放送信
号を選別し、選別した数(n)のFM多重放送信号の放
送周波数を選局用プリセット釦14に割り当てるように
する。
【0020】そして、数(n)の選局用プリセット釦1
4に割り当てるFM多重放送信号の放送周波数が決定さ
れた際には、制御部7は、第1のメモリ11に収納され
ているこれらFM多重放送信号の放送周波数に基づき、
その放送周波数の低いものから順に放送周波数を抽出
し、抽出した放送周波数を数(n)の選局用プリセット
釦14に順次割り当てるようにしている。このようにす
れば、数(n)の選局用プリセット釦14の位置とオー
トプリセットされる放送周波数の高低との関係が明白に
なり、ユーザーがFM多重放送信号を選択する際に、迷
わずに所望のFM多重放送信号の放送周波数を選局する
ことができる。
4に割り当てるFM多重放送信号の放送周波数が決定さ
れた際には、制御部7は、第1のメモリ11に収納され
ているこれらFM多重放送信号の放送周波数に基づき、
その放送周波数の低いものから順に放送周波数を抽出
し、抽出した放送周波数を数(n)の選局用プリセット
釦14に順次割り当てるようにしている。このようにす
れば、数(n)の選局用プリセット釦14の位置とオー
トプリセットされる放送周波数の高低との関係が明白に
なり、ユーザーがFM多重放送信号を選択する際に、迷
わずに所望のFM多重放送信号の放送周波数を選局する
ことができる。
【0021】続く、図2は、図1に図示のFM多重放送
受信機でオートプリセットを行う場合に、制御部7及び
DTSマイコン8で実行されるデータ処理順序を示すフ
ローチャートである。
受信機でオートプリセットを行う場合に、制御部7及び
DTSマイコン8で実行されるデータ処理順序を示すフ
ローチャートである。
【0022】図2に図示のフローチャートを用いて、こ
のFM多重放送受信機において実行されるオートプリセ
ット動作について説明する。また、このオートプリセッ
ト動作中には、受信された数(a)のFM多重放送信号
の中から所要の数(n)だけのFM多重放送信号を選別
する処理手段も含まれている。
のFM多重放送受信機において実行されるオートプリセ
ット動作について説明する。また、このオートプリセッ
ト動作中には、受信された数(a)のFM多重放送信号
の中から所要の数(n)だけのFM多重放送信号を選別
する処理手段も含まれている。
【0023】まず、ステップS1において、ユーザーが
モード切換スイッチ15により、FM/AMチューナ1
をFM放送信号の受信状態に設定するとともに、オート
プリセットモードに設定すると、FM/AMチューナ1
においてFM多重放送信号の放送周波数のシークが開始
される。
モード切換スイッチ15により、FM/AMチューナ1
をFM放送信号の受信状態に設定するとともに、オート
プリセットモードに設定すると、FM/AMチューナ1
においてFM多重放送信号の放送周波数のシークが開始
される。
【0024】次に、ステップS2において、この放送周
波数のシーク時に、受信電界強度の測定可能なFM多重
放送信号が受信されたか否かを判断する。そして、受信
電界強度の測定可能なFM多重放送信号が受信されたと
判断した(Y)ときは次のステップS3に移行し、一
方、受信電界強度の測定可能なFM多重放送信号が受信
できないと判断した(N)ときは他のステップS8に移
行する。
波数のシーク時に、受信電界強度の測定可能なFM多重
放送信号が受信されたか否かを判断する。そして、受信
電界強度の測定可能なFM多重放送信号が受信されたと
判断した(Y)ときは次のステップS3に移行し、一
方、受信電界強度の測定可能なFM多重放送信号が受信
できないと判断した(N)ときは他のステップS8に移
行する。
【0025】続く、ステップS3において、受信された
FM多重放送信号の受信電界強度が基準レベル以上であ
るか否かを判断する。そして、基準レベル以上であると
判断した(Y)ときはこのFM多重放送信号を選択して
次のステップS4に移行し、一方、基準レベル以上でな
いと判断した(N)ときはこのFM多重放送信号を選択
することなく他のステップS8に移行する。
FM多重放送信号の受信電界強度が基準レベル以上であ
るか否かを判断する。そして、基準レベル以上であると
判断した(Y)ときはこのFM多重放送信号を選択して
次のステップS4に移行し、一方、基準レベル以上でな
いと判断した(N)ときはこのFM多重放送信号を選択
することなく他のステップS8に移行する。
【0026】次に、ステップS4において、選択したF
M多重放送信号の数のカウントを行う。
M多重放送信号の数のカウントを行う。
【0027】続く、ステップS5において、選択したF
M多重放送信号の自局放送周波数(局データ情報)を第
1のメモリ11に収納する。
M多重放送信号の自局放送周波数(局データ情報)を第
1のメモリ11に収納する。
【0028】続いて、ステップS6において、選択した
FM多重放送信号のSメーター出力(受信電界強度情
報)を第2のメモリ10に収納する。
FM多重放送信号のSメーター出力(受信電界強度情
報)を第2のメモリ10に収納する。
【0029】次いで、ステップS7において、選択した
FM多重放送信号の基幹局放送周波数及び基幹局名(局
データ情報)を第1のメモリ11に収納する。
FM多重放送信号の基幹局放送周波数及び基幹局名(局
データ情報)を第1のメモリ11に収納する。
【0030】さらに、ステップS8において、FM多重
放送周波数バンドの放送周波数のシークが終了したか否
かを判断する。そして、放送周波数のシークが終了した
と判断した(Y)ときは次のステップS9に移行し、一
方、放送周波数のシークが未だ終了していないと判断し
た(N)ときは前のステップS2に戻る。
放送周波数バンドの放送周波数のシークが終了したか否
かを判断する。そして、放送周波数のシークが終了した
と判断した(Y)ときは次のステップS9に移行し、一
方、放送周波数のシークが未だ終了していないと判断し
た(N)ときは前のステップS2に戻る。
【0031】続く、ステップS9において、選択したF
M多重放送信号の数(a)が選局用プリセット釦14の
総数(n)を超えているか否かを判断する。そして、数
(a)が数(n)を超えている(a>n)と判断した
(Y)ときは次のステップS10に移行し、数(a)が
数(n)を超えていない(a≦n)と判断した(N)と
きは他のステップS22に移行する。
M多重放送信号の数(a)が選局用プリセット釦14の
総数(n)を超えているか否かを判断する。そして、数
(a)が数(n)を超えている(a>n)と判断した
(Y)ときは次のステップS10に移行し、数(a)が
数(n)を超えていない(a≦n)と判断した(N)と
きは他のステップS22に移行する。
【0032】次に、ステップS10において、選択した
FM多重放送信号の中から受信電界強度の大きい順に所
定数(b、ただし、b≧2n)のFM多重放送信号を抽
出し、この抽出した所定数(b)のFM多重放送信号
(ここで、これらFM多重放送信号を上位のFM多重放
送信号という)と、抽出されなかったFM多重放送信号
(ここで、これらFM多重放送信号を下位のFM多重放
送信号という)とに仕分ける。
FM多重放送信号の中から受信電界強度の大きい順に所
定数(b、ただし、b≧2n)のFM多重放送信号を抽
出し、この抽出した所定数(b)のFM多重放送信号
(ここで、これらFM多重放送信号を上位のFM多重放
送信号という)と、抽出されなかったFM多重放送信号
(ここで、これらFM多重放送信号を下位のFM多重放
送信号という)とに仕分ける。
【0033】続く、ステップS11において、上位のF
M多重放送信号と下位のFM多重放送信号との間におい
て、第3のメモリ11に収納されている基幹放送局放送
周波数及び基幹放送局名に基づき、それらが同一系列の
放送信号であるか否かを判断する。そして、同一系列の
放送信号であると判断した(Y)ときは次のステップ1
2に移行し、一方、同一系列の放送信号でないと判断し
た(N)ときは他のステップ13に移行する。
M多重放送信号と下位のFM多重放送信号との間におい
て、第3のメモリ11に収納されている基幹放送局放送
周波数及び基幹放送局名に基づき、それらが同一系列の
放送信号であるか否かを判断する。そして、同一系列の
放送信号であると判断した(Y)ときは次のステップ1
2に移行し、一方、同一系列の放送信号でないと判断し
た(N)ときは他のステップ13に移行する。
【0034】続いて、ステップS12において、同一系
列の放送信号であると判断された下位のFM多重放送信
号について、選択したFM多重放送信号の中から除外す
る。
列の放送信号であると判断された下位のFM多重放送信
号について、選択したFM多重放送信号の中から除外す
る。
【0035】さらに、ステップS13において、各上位
のFM多重放送信号と各下位のFM多重放送信号との間
で、同一系列の放送信号であるとのステップS11で行
われる判断が全て終えたか否かを判断する。そして、全
て終えたと判断した(Y)ときは次のステップS14に
移行し、一方、全て終えていないと判断した(N)とき
は前のステップS11に戻る。
のFM多重放送信号と各下位のFM多重放送信号との間
で、同一系列の放送信号であるとのステップS11で行
われる判断が全て終えたか否かを判断する。そして、全
て終えたと判断した(Y)ときは次のステップS14に
移行し、一方、全て終えていないと判断した(N)とき
は前のステップS11に戻る。
【0036】次に、ステップS14において、所定数
(b)の上位のFM多重放送信号について、第1のメモ
リ11に収納されている基幹局放送周波数及び基幹局名
に基づき、1つづつ、他に同一系列の放送信号のFM多
重放送信号が含まれていないかどうかを判断する。そし
て、同一系列の放送信号のFM多重放送信号が含まれて
いないと判断した(Y)ときは次のステップ15に移行
し、一方、同一系列の放送信号のFM多重放送信号が含
まれていると判断した(N)ときは他のステップ16に
移行する。
(b)の上位のFM多重放送信号について、第1のメモ
リ11に収納されている基幹局放送周波数及び基幹局名
に基づき、1つづつ、他に同一系列の放送信号のFM多
重放送信号が含まれていないかどうかを判断する。そし
て、同一系列の放送信号のFM多重放送信号が含まれて
いないと判断した(Y)ときは次のステップ15に移行
し、一方、同一系列の放送信号のFM多重放送信号が含
まれていると判断した(N)ときは他のステップ16に
移行する。
【0037】さらに、ステップS15において、ステッ
プS14の判断によって得られた上位のFM多重放送信
号をオートプリセットの候補として選択する。
プS14の判断によって得られた上位のFM多重放送信
号をオートプリセットの候補として選択する。
【0038】また、ステップS16において、ステップ
S14の判断によって得られた同一系列局のFM多重放
送信号について、第2のメモリ10に収納されている受
信電界強度情報を比較し、大きな受信電界強度を有する
FM多重放送信号を残して、他のFM多重放送信号をオ
ートプリセットの候補から除外する。
S14の判断によって得られた同一系列局のFM多重放
送信号について、第2のメモリ10に収納されている受
信電界強度情報を比較し、大きな受信電界強度を有する
FM多重放送信号を残して、他のFM多重放送信号をオ
ートプリセットの候補から除外する。
【0039】次に、ステップS17において、所定数
(b)の上位のFM多重放送信号の全てについて、他に
同一系列の放送信号のFM多重放送信号がないとのステ
ップS14で行われる判断が全て終えた否かを判断す
る。そして、全て終えたと判断した(Y)ときは次のス
テップS19に移行し、一方、全て終えていないと判断
した(N)ときは前のステップS14に戻る。
(b)の上位のFM多重放送信号の全てについて、他に
同一系列の放送信号のFM多重放送信号がないとのステ
ップS14で行われる判断が全て終えた否かを判断す
る。そして、全て終えたと判断した(Y)ときは次のス
テップS19に移行し、一方、全て終えていないと判断
した(N)ときは前のステップS14に戻る。
【0040】次いで、ステップS18において、オート
プリセットの候補になったFM多重放送信号の数(c)
が選局用プリセット釦14の総数(n)に等しいか否か
を判断する。そして、数(c)が数(n)に満たない
(N)と判断したときは次のステップS19に移行し、
一方、数(c)が数(n)と等しいと判断した(Y)と
きは他のステップS20に移行する。
プリセットの候補になったFM多重放送信号の数(c)
が選局用プリセット釦14の総数(n)に等しいか否か
を判断する。そして、数(c)が数(n)に満たない
(N)と判断したときは次のステップS19に移行し、
一方、数(c)が数(n)と等しいと判断した(Y)と
きは他のステップS20に移行する。
【0041】続く、ステップS19において、既にオー
トプリセットの候補から除外したFM多重放送信号の中
から、受信電界強度の順に、数(n)と数(c)の差
(n−c)に等しい数だけ選び出し、選び出したFM多
重放送信号を新たにオートプリセットの候補に加える。
トプリセットの候補から除外したFM多重放送信号の中
から、受信電界強度の順に、数(n)と数(c)の差
(n−c)に等しい数だけ選び出し、選び出したFM多
重放送信号を新たにオートプリセットの候補に加える。
【0042】次いで、ステップS20において、第1の
メモリ11に収納されている自局放送周波数に基づき、
オートプリセットの候補に定めた数(n)のFM多重放
送信号を、受信電界強度の大きい順から放送周波数の低
い順に並び換える。
メモリ11に収納されている自局放送周波数に基づき、
オートプリセットの候補に定めた数(n)のFM多重放
送信号を、受信電界強度の大きい順から放送周波数の低
い順に並び換える。
【0043】次いで、ステップS21において、放送周
波数の低い順に並び換えたFM多重放送信号の放送周波
数を、それぞれの選局用プリセット釦14に順にプリセ
ットさせ、この一連のオートプリセットを終了させる。
波数の低い順に並び換えたFM多重放送信号の放送周波
数を、それぞれの選局用プリセット釦14に順にプリセ
ットさせ、この一連のオートプリセットを終了させる。
【0044】一方で、ステップS22において、選択し
たFM多重放送信号の数(a)が選局用プリセット釦1
4の総数(n)に満たない場合であっても、第1のメモ
リ11に収納されている自局放送周波数に基づき、選択
した数(a)のFM多重放送信号を、受信電界強度の大
きい順から放送周波数の低い順に並び換える。
たFM多重放送信号の数(a)が選局用プリセット釦1
4の総数(n)に満たない場合であっても、第1のメモ
リ11に収納されている自局放送周波数に基づき、選択
した数(a)のFM多重放送信号を、受信電界強度の大
きい順から放送周波数の低い順に並び換える。
【0045】次に、ステップS23において、放送周波
数の低い順に並び換えたFM多重放送信号の放送周波数
を、それぞれの選局用プリセット釦14に順にプリセッ
トさせ、この一連のオートプリセットを終了させる。
数の低い順に並び換えたFM多重放送信号の放送周波数
を、それぞれの選局用プリセット釦14に順にプリセッ
トさせ、この一連のオートプリセットを終了させる。
【0046】ここで、図3は、オートプリセットが行わ
れた場合の放送周波数と選局用プリセット釦との関係を
表わす説明図である。
れた場合の放送周波数と選局用プリセット釦との関係を
表わす説明図である。
【0047】図3において、図の左側は受信電界強度順
に選ばれた放送信号の放送周波数が順次オートプリセッ
トされている場合(既知のFM多重放送受信機のオート
プリセット方式)、図の右側は同一系列局の放送信号の
放送周波数が除かれ、かつ、放送周波数の低い順にオー
トプリセット(本発明のFM多重放送受信機のオートプ
リセット方式)されている場合を示すものである。
に選ばれた放送信号の放送周波数が順次オートプリセッ
トされている場合(既知のFM多重放送受信機のオート
プリセット方式)、図の右側は同一系列局の放送信号の
放送周波数が除かれ、かつ、放送周波数の低い順にオー
トプリセット(本発明のFM多重放送受信機のオートプ
リセット方式)されている場合を示すものである。
【0048】図3に図示されているように、既知のFM
多重放送受信機のオートプリセット方式においては、同
一系列局の放送信号が含まれているいないに係わりな
く、各選局用プリセット釦14に受信電界強度の大きい
順に放送周波数が割り当てられていたため、各選局用プ
リセット釦14の配置位置とそれにプリセットされてい
る放送周波数との関連が極めて不明確であったが、本発
明のFM多重放送受信機のオートプリセット方式によれ
ば、各選局用プリセット釦14に放送周波数の低い順に
放送周波数が割り当てられるので、各選局用プリセット
釦14の配置位置とそれにプリセットされている放送周
波数との関連が明らかになる。
多重放送受信機のオートプリセット方式においては、同
一系列局の放送信号が含まれているいないに係わりな
く、各選局用プリセット釦14に受信電界強度の大きい
順に放送周波数が割り当てられていたため、各選局用プ
リセット釦14の配置位置とそれにプリセットされてい
る放送周波数との関連が極めて不明確であったが、本発
明のFM多重放送受信機のオートプリセット方式によれ
ば、各選局用プリセット釦14に放送周波数の低い順に
放送周波数が割り当てられるので、各選局用プリセット
釦14の配置位置とそれにプリセットされている放送周
波数との関連が明らかになる。
【0049】このように、本実施例によれば、FM多重
放送信号の放送周波数をオートプリセットする場合に、
主として、同一系列局の放送信号のダブリを除いた上、
放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に割り当
てて、オートプリセットを行っているので、オートプリ
セット時に、同一系列局の放送信号が幾つも選ばれるこ
とがなく、放送信号の選択幅が拡大して限られた数の選
局用プリセット釦14を有効に利用することができるだ
けでなく、各選局用プリセット釦14と放送周波数との
関連も明らかにできる。
放送信号の放送周波数をオートプリセットする場合に、
主として、同一系列局の放送信号のダブリを除いた上、
放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に割り当
てて、オートプリセットを行っているので、オートプリ
セット時に、同一系列局の放送信号が幾つも選ばれるこ
とがなく、放送信号の選択幅が拡大して限られた数の選
局用プリセット釦14を有効に利用することができるだ
けでなく、各選局用プリセット釦14と放送周波数との
関連も明らかにできる。
【0050】ところで、前述の実施例の説明において
は、FM多重放送信号の放送周波数をオートプリセット
する場合、主として、同一系列局のFM多重放送信号を
除いた上、放送周波数の低い順に選局用プリセット釦1
4に割り当て、オートプリセットを行う場合についての
ものであるが、AM放送信号の放送周波数をオートプリ
セットする場合も、前述のFM多重放送信号の場合と同
様に、放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に
割り当て、オートプリセットを行うことができる。ただ
し、AM放送信号は、その中にFM多重データが含まれ
ていないので、同一系列局のAM放送信号が除かれるこ
とはなく、単に、受信電界強度が大きい順に複数のAM
放送信号が選択され、それらの放送周波数がオートプリ
セットされるだけである。
は、FM多重放送信号の放送周波数をオートプリセット
する場合、主として、同一系列局のFM多重放送信号を
除いた上、放送周波数の低い順に選局用プリセット釦1
4に割り当て、オートプリセットを行う場合についての
ものであるが、AM放送信号の放送周波数をオートプリ
セットする場合も、前述のFM多重放送信号の場合と同
様に、放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に
割り当て、オートプリセットを行うことができる。ただ
し、AM放送信号は、その中にFM多重データが含まれ
ていないので、同一系列局のAM放送信号が除かれるこ
とはなく、単に、受信電界強度が大きい順に複数のAM
放送信号が選択され、それらの放送周波数がオートプリ
セットされるだけである。
【0051】また、前記実施例においては、1つのオー
トプリセットモードを有するだけであるが、オートプリ
セットモードとして、既に述べたような前記実施例のオ
ートプリセットモードの他に、単に、受信電界強度の大
きい順にFM多重放送信号を選択し、選択したFM多重
放送信号の放送周波数を選局用プリセット釦14に割り
当てて行く既知のオートプリセットモードとを設け、必
要に応じて、ユーザーがこれら2つのオートプリセット
モードを選択できるように構成することも可能である。
ただし、この構成においては、既知のオートプリセット
モードを選択した場合であっても、FM多重放送信号の
放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に順次割
り当てることができるようにする。
トプリセットモードを有するだけであるが、オートプリ
セットモードとして、既に述べたような前記実施例のオ
ートプリセットモードの他に、単に、受信電界強度の大
きい順にFM多重放送信号を選択し、選択したFM多重
放送信号の放送周波数を選局用プリセット釦14に割り
当てて行く既知のオートプリセットモードとを設け、必
要に応じて、ユーザーがこれら2つのオートプリセット
モードを選択できるように構成することも可能である。
ただし、この構成においては、既知のオートプリセット
モードを選択した場合であっても、FM多重放送信号の
放送周波数の低い順に選局用プリセット釦14に順次割
り当てることができるようにする。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
FM多重放送受信機においてオートプリセットを実行す
る際に、主として、同一系列局のFM多重放送信号の放
送周波数が1つづつ選ばれるだけであり、しかも、放送
周波数の低い順に選局用プリセット釦14に放送周波数
が割り当てられるので、選局用プリセット釦14の総数
に匹敵する数の異なる系列局のFM多重放送信号の放送
周波数がオートプリセットされ、限られた数の選局用プ
リセット釦14を有効に利用することが可能になるとと
もに、選局用プリセット釦14とそれにプリセットされ
る放送周波数との関連が明白になるという効果がある。
FM多重放送受信機においてオートプリセットを実行す
る際に、主として、同一系列局のFM多重放送信号の放
送周波数が1つづつ選ばれるだけであり、しかも、放送
周波数の低い順に選局用プリセット釦14に放送周波数
が割り当てられるので、選局用プリセット釦14の総数
に匹敵する数の異なる系列局のFM多重放送信号の放送
周波数がオートプリセットされ、限られた数の選局用プ
リセット釦14を有効に利用することが可能になるとと
もに、選局用プリセット釦14とそれにプリセットされ
る放送周波数との関連が明白になるという効果がある。
【図1】本発明によるFM多重放送受信機の一実施例の
構成を示すブロック構成図である。
構成を示すブロック構成図である。
【図2】図1に図示のFM多重放送受信機でオートプリ
セットを行う場合、制御部及びDTSマイコンで実行さ
れるデータ処理順序を示すフローチャートである。
セットを行う場合、制御部及びDTSマイコンで実行さ
れるデータ処理順序を示すフローチャートである。
【図3】オートプリセットが行われた場合の放送周波数
と選局用プリセット釦との関係を表わす説明図である。
と選局用プリセット釦との関係を表わす説明図である。
1 FM/AMチューナ 1a フロントエンド(F/E) 1b 中間周波回路兼復調回路(IFAMP DET) 2 マルチプレクサ(NCMPX) 3 音声信号増幅回路(AMP) 4 スピーカ(SP) 5 多重データ復調回路(L−MSK復調) 6 同期エラー訂正部 7 制御部(CPU) 8 DTSマイコン 9 第1のメモリ(RAM) 10 第2のメモリ(RAM) 11 第3のメモリ(RAM) 12 表示駆動部 13 表示部 14 プリセット釦 15 モード切換スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともFM多重データが多重化され
ているFM多重放送信号を受信し、受信したFM多重放
送信号中の前記FM多重データを第1のメモリに一時記
憶させ、n(複数)個のプリセット釦に、受信電界強度
の大きなn局のFM多重放送信号の放送周波数をオート
プリセットするFM多重放送受信機において、オートプ
リセットモード設定時に、受信電界強度の大きなFM多
重放送信号を2n局以上選択するとともに、これら2n
局以上のFM多重放送信号について、受信電界強度情報
を第2のメモリに、FM多重データ中の局データ情報を
前記第1のメモリにそれぞれ記憶させ、前記第1のメモ
リに記憶されている局データ情報に基づいて、同一系列
局のFM多重放送信号は最大の受信電界強度のものを残
して他を排除し、残ったFM多重放送信号について、受
信電界強度の大きい順にn局選択し、選択したn局につ
いて、前記第1のメモリに記憶されている局データに基
づいて、放送周波数の低い順に前記プリセット釦に順次
オートプリセットさせることを特徴とするFM多重放送
受信機。 - 【請求項2】 前記受信電界強度情報は、S(シグナ
ル)メーター出力であり、前記局データ情報は、自局放
送周波数、基幹局放送周波数、基幹局放送局名等である
ことを特徴とする請求項1に記載のFM多重放送受信
機。 - 【請求項3】 前記選択したn局の放送周波数のオート
プリセットと、受信電界強度の大きなFM多重放送信号
に対応したn局の放送周波数のオートプリセットとは、
選択できるように構成されていることを特徴とする請求
項1乃至2のいずれかに記載のFM多重放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19965894A JPH0865110A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | Fm多重放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19965894A JPH0865110A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | Fm多重放送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865110A true JPH0865110A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16411494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19965894A Withdrawn JPH0865110A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | Fm多重放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865110A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004312718A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 地上デジタル放送受信装置 |
WO2006006295A1 (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 受信装置 |
WO2007125660A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Mitsubishi Electric Corporation | 放送受信装置 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19965894A patent/JPH0865110A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004312718A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 地上デジタル放送受信装置 |
WO2006006295A1 (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 受信装置 |
WO2007125660A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Mitsubishi Electric Corporation | 放送受信装置 |
DE112007000819T5 (de) | 2006-04-28 | 2009-03-19 | Mitsubishi Electric Corp. | Rundfunkempfangsgerät |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |