JPH0864633A - 半導体素子及び半導体装置 - Google Patents

半導体素子及び半導体装置

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JPH0864633A
JPH0864633A JP6200357A JP20035794A JPH0864633A JP H0864633 A JPH0864633 A JP H0864633A JP 6200357 A JP6200357 A JP 6200357A JP 20035794 A JP20035794 A JP 20035794A JP H0864633 A JPH0864633 A JP H0864633A
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JP
Japan
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pad
bump
bump electrode
semiconductor
semiconductor chip
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JP6200357A
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Soichi Honma
荘一 本間
Masayuki Saito
雅之 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/03Manufacturing methods
    • H01L2224/039Methods of manufacturing bonding areas involving a specific sequence of method steps
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    • H01L2224/92122Sequential connecting processes the first connecting process involving a bump connector
    • H01L2224/92125Sequential connecting processes the first connecting process involving a bump connector the second connecting process involving a layer connector

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Abstract

(57)【要約】 【目的】バンプ電極付き半導体素子を検査用プローブを
用いて電気的に検査する際、バンプ電極に損傷を与える
ことなく検査を行うことが可能な半導体素子、及びそれ
を配線基板上に実装してなる信頼性の高い半導体装置の
提供を目的とする。 【構成】半導体チップ3と、この半導体チップ3の主面
上に形成されたバンプ接続用パッド1と、パッド1に近
接して半導体チップ3の主面上に、パッド1に電気的に
接続されるように形成された検査用パッド11と、パッ
ド1上に形成されたバンプ電極9とを具備する半導体素
子及びこれを配線基板上にフェイスダウンで実装してな
る半導体装置。 【効果】このようにして形成された半導体素子は検査用
プローブ200を検査用パッド11に接触させて検査を
行えるので、バンプ電極9に全く傷を与えることがなく
信頼性の向上を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子及びこの半導
体素子を所要の配線基板上にバンプ電極を介してフェイ
スダウンで実装してなる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高速化・高密度化に対応する
技術として、半導体チップのベアチップを実装基板上に
そのまま実装する方法が最近多く開発されている。これ
らの方法は具体的にはベアチップ上の電極と配線基板上
の電極をワイヤーボンディングにより接続するワイヤー
ボンディング法、テープにより接続するTAB法、はん
だ等のバンプ電極によりチップをフェイスダウンに接続
するフリップチップ法などがある。
【0003】特にフリップチップ法は半導体チップ上の
パッドにバンプ電極を蒸着法、ディップ法、めっき法な
どで形成し、配線基板表面の金属パッドと位置合わせを
して接続する方法であり、半導体チップの全面を利用し
て接続を行えること、バンプ電極によって接続を行うた
め非常に微細なピッチの接合もできることなどにより、
高密度実装が可能となり電子機器の小形化を図れる。ま
た半導体チップと配線基板がバンプ電極で直接接続され
ているため、ワイヤーやテイプのような余分な配線が不
要になり、信号伝達遅延が低減できるので電子機器の高
速化を図れる等の特徴があり近年開発が盛んに行われて
いる。
【0004】図20に従来のフリップチップ法によるバ
ンプ電極を有する半導体素子の形状を示す。図のように
半導体チップ203上のアルミニウムパッド201上に
Cu、Ni、Cr、Tiやこれらの合金等により形成
されたバリアメタル207が形成され、このバリアメタ
ル207上にはんだ等により形成されたバンプ電極20
9が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな構造の半導体素子の検査を行う場合、バンプ電極2
09上に検査用のプローブ200を接触させて検査した
ところ、バンプ電極209が傷つき実装後の半導体装置
の信頼性に影響を与えていることを見い出した。特に半
導体素子の集積化が大きくなるにつれ、バンプ電極の径
が小さくなるとこの問題は顕著になってくる。すなわち
50μm角よりも小さいバンプ電極になると、検査用プ
ローブ200をバンプ電極209に接触させるとバンプ
電極209が傷つくだけでなく潰れてしまうという不具
合を生じていた。
【0006】上述したように、従来のバンプ電極構造を
有する半導体素子では、検査を行うための検査用プロー
ブをバンプ電極に直接接触させていた。このためバンプ
電極が傷つく・潰れるといった不具合を生じ、このよう
なバンプ電極を有する半導体素子を配線基板に実装する
と、半導体装置の信頼性に影響を与えてしまうという問
題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて成されたもの
で、バンプ電極に影響を与えることなく半導体素子の検
査を行い得る半導体素子を提供することを目的とする。
また本発明の別な目的は、半導体素子の検査をバンプ電
極に影響を与えることなく行い得るものであり、このよ
うな半導体素子を配線基板上に実装することによって信
頼性の高い半導体装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による半導体素子は、半導体チップと、前記半
導体チップの主面上に形成されたバンプ電極接続用パッ
ドと、このバンプ電極接続用パッドに隣接して前記半導
体チップの主面上に、前記バンプ電極接続用パッドと電
気的に接続するように形成された検査用パッドと、前記
バンプ電極接続用パッド上に形成されたバンプ電極とを
具備することを特徴するものである。また、本発明によ
る半導体装置は、半導体チップと、前記半導体チップの
主面上に形成されたバンプ電極接続用パッドと、このバ
ンプ電極接続用パッドに隣接して前記半導体チップの主
面上に、前記バンプ電極接続用パッドと電気的に接続す
るように形成された検査用パッドと、前記バンプ接続用
パッド上に形成されたバンプ電極と、このバンプ電極を
介して前記半導体チップが実装される配線基板とを具備
することを特徴とするものである。
【0009】本発明による半導体素子及びそれを実装し
てなる半導体装置の構造を図1(a)、(b)を用いて
説明する。図1(a)は本発明による半導体素子の平面
図、図1(b)は断面図である。
【0010】本発明による半導体素子は、半導体チップ
3と、この半導体チップ3の主面上に形成されたバンプ
電極接続用パッド1と、このパッド1上に形成されたバ
リアメタル7と、パッド1に隣接して半導体チップ3の
主面上に、バリアメタル7と一体的に形成された検査用
パッド11と、バリアメタル7上に形成されたバンプ電
極9とを具備することを特徴するものである。
【0011】また、前記バリアメタルは接続時にバンプ
電極9の電極材料がパッド1に拡散しない機能を有する
ものである。ここではバリアメタル7と一体的に検査用
パッドを形成してパッド1と電気的接続をとったが、特
にこれに限定されるものではなくバリアメタル7とは別
に検査用パッドを設けても良い。
【0012】また、バンプ電極9をリフローした場合、
上記検査用パッド11上にバンプ電極材料が流れ出ない
ようにするために、バンプ電極材料に濡れない層12を
検査用パッド11上に形成することがさらによい。この
バンプ電極材料に濡れない層としては、酸化層或いは窒
化層を用いることができる。
【0013】また本発明による半導体装置は半導体チッ
プ3と、この半導体チップ3の主面上に形成されたバン
プ電極接続用パッド1と、このバンプ電極接続用パッド
1上に形成されたバリアメタル7と、バンプ電極接続用
パッド1に隣接して半導体チップ3の主面上に、バリア
メタル7と一体的に形成された検査用パッド11と、バ
リアメタル7上に形成されたバンプ電極9と、前記バン
プ電極9を介して半導体チップ3が実装される配線基板
(図示せず)とを具備することを特徴とするものであ
り、前記半導体素子を配線基板上に実装し得られるもの
である。
【0014】本発明の1態様に係る半導体素子は半導体
チップのバンプ接続用パッド上に形成するバリアメタル
を、バンプ接続用パッド上に形成するバンプ電極よりも
大きく、前記バンプ接続用パッドと一体的に、そしてバ
ンプ接続用パッドの周囲方向へ延ばすように形成するも
のであり、バンプ接続用パッドの周囲方向へ延ばされた
部分を検査用のパッドとして用いることを特徴とするも
のである。
【0015】本発明の1態様に係る半導体素子の製造方
法はバリアメタルをあらかじめエッチングにより選択的
にパターニングすることによって、バリアメタルと検査
用パッドを同時に一体的に形成し、その後バンプ電極を
バリアメタルを介してバンプ接続用パッド上に形成する
ものである。
【0016】また本発明の別の態様に係る半導体素子の
製造方法は、あらかじめエッチングにより、バリアメタ
ル、検査用パッド、及びめっき電極として用いる金属膜
と検査用パッドとを全て接続するように形成し、その後
レジストを塗布し、露光・現像により開口部をバンプ接
続用パッド上に形成し、この開口部に選択的にバンプ電
極をはんだ等の金属により形成し、次にめっき電極とし
て用いた金属膜をエッチング除去するものである。
【0017】本発明の半導体素子及び半導体装置のバン
プ電極は種々の金属を用いることができるが、スズ、
鉛、ビスマス、インジウム、金、銅、ニッケル、アルミ
ニウム、銀、鉄、チタン、クロム及びこれらの金属の合
金等を用いることが好ましい。特に、融点が低く、低抵
抗接続に有利であるのでスズ・鉛はんだがさらに好まし
い。
【0018】また、本発明の半導体素子及び半導体装置
のバリアメタルとして用いる金属は種々のものを用いる
ことができるが、銅、チタン、クロム、ニッケル、タン
グステン、モリブデン、これらの金属の多層膜等を用い
ることができる。好ましくはバリア性、密着性の理由に
より銅−チタン多層膜またはニッケル−チタン多層膜が
よい。
【0019】また、本発明の半導体素子及び半導体装置
のバンプ接続用パッドとして用いる金属は種々のものを
用いることができるが、アルミニウム、銅、ニッケルを
用いることが好ましい。特にアルミニウムを用いること
がさらに好ましい。
【0020】
【作用】図1に示すように、本発明による半導体素子は
バンプ電極9が形成されているパッド1に隣接して、こ
れと電気的に接続された検査用バンプ11を新たに設け
ることによって、検査を行う際には検査用プローブ20
0をバンプ電極9に直接接触せずに、検査用パッド11
に接触させ検査を行うことができるので、バンプ電極9
が損傷する危険性はない。従って全く損傷のないバンプ
電極を有する半導体素子を配線基板に実装することがで
きるので、信頼性の高い半導体装置を提供することが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図2から図15は本発明の第1の実施例に
係る半導体素子及び半導体装置の製造方法を説明する各
工程での断面図である。
【0022】先ず、図2に示すようにアルミニウムで形
成されたバンプ接続用パッドである電極パッド1を有す
る6インチ厚さ500μmの半導体チップウェハ3を用
意する。この半導体チップウェハ3には10mm角の半
導体チップが存在する。電極パッド1の大きさは20μ
m角、パッドピッチは50μmで半導体チップの周囲に
形成してある。符号2はSiO2 、SiN2 等からなる
パッシベーション膜である。
【0023】次に図3に示すように、この半導体チップ
ウェハ3全面にバリアメタル及び検査用パッドとなる金
属膜4としてCu(膜厚1.0μm)/Ti(膜厚0.
1μm)多層膜を電子ビーム蒸着装置、スパッタ装置等
で成膜する。バリアメタルとしてはCu/Tiの他にT
i(膜厚0.1μm)のみ、Cr(膜厚0.1μm)の
み、Cu(膜厚1.0μm)のみ、Ni(膜厚0.3μ
m〜1.0μm)またはTi(膜厚0.1μm)とCu
(膜厚1.0μm)などの金属多層膜でも良い。
【0024】次に図4に示すように、フォトリソ技術に
よりアルミニウム電極パッド1(20μm角)よりも1
辺が10μm大きい30μm角のレジスト5を形成す
る。この時アルミニウム電極パッド1間を配線で全て接
続をとれるようなパターンに第1のレジストを形成す
る。
【0025】図5は図4を上面から見たものである。パ
ターニングされたレジスト5の符号6で表される部分は
アルミニウム電極パッド1間を全て接続するための配線
を形成するための部分である。
【0026】次に図6及び図7に示すように、レジスト
5をマスクとしてCu/Ti金属膜4をエッチングし、
バリアメタル及び検査用パッドとなるCu/Ti金属膜
7を形成する。この時エッチングは先ずCuをクエン酸
と過酸化水素水の混合液からなる溶液でエッチングし、
引き続きTiをエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、
アンモニア水、過酸化水素からなる混合液でエッチング
する。次いでエッチングマスクとして使用したレジスト
7をアセトンなどの有機溶剤で除去する。
【0027】次に図8に示すように、フォトリソ技術に
よりアルミニウム電極パッド1(20μm角)と重なる
ように、同じ大きさの20μm角の開口部をレジスト8
により形成する。
【0028】次に図9に示すように、この開口部へスズ
12g/リットル、鉛8g/リットル、アルカンスルホ
ン酸100g/リットルからなる溶液に浸し、浴温度2
5℃でCu/Ti金属膜7を陰極、図示しないはんだ板
(スズ63%、鉛37%)を陽極とし、電流密度5Aを
印加して緩やかにかくはんしながら、前記開口部にSn
/Pb=63:37のはんだ合金からなるバンプ電極9
を30μmめっきした。次いでレジスト8をアセトンな
どの有機溶剤で除去する。
【0029】次に図10及び図11に示すように、フォ
トリソ技術によりバンプ電極9を覆うように長方形や正
方形のパターンをレジスト10により形成する。次に図
12に示すように、レジスト10をマスクとして、前述
の全てのアルミニウム電極パッド1を接続していたCu
/Ti金属膜7配線部分13をエッチング除去する。エ
ッチング後、レジスト10をアセトンにより溶解除去し
た。
【0030】この時符号11で示される部分は検査用パ
ッドとなる。次に図13に示すように、検査用パッド1
1上を酸化または窒化処理しはんだに濡れない層12を
形成する。その後半導体ウェハ3を窒素雰囲気中で23
0℃で1分間加熱し、はんだをリフローする。こうする
ことによって、リフロー時にはんだが溶融し検査用パッ
ド11上まで流れ出すのを防ぐことが可能となる。
【0031】次にそれぞれの半導体チップをダイシング
して本実施例による半導体素子は完成する。すなわち、
本実施例による半導体素子は半導体チップ3と、この半
導体チップ3の主面上に形成されたバンプ接続用パッド
1と、バンプ接続用パッド上に形成されたバリアメタル
7と、バンプ接続用パッド1に隣接して半導体チップ3
の主面上に、バリアメタル7と一体的に形成された接続
用パッド11と、バリアメタル7上に形成されたバンプ
電極9とを具備するものである。
【0032】このようにして形成された半導体素子を検
査用のパッド11に、検査用のプローブを接触させ半導
体素子の検査をしたところ、バンプ電極9に全く傷を与
えることなく検査をすることができた。またプローブは
検査用パッド11上の酸化または窒化層12を容易に突
き破ることができるためプローブと検査用パッド11と
の接触は良好である。
【0033】次に図14に示すように、このようにして
作製した半導体素子を通常の方法により、配線基板上に
実装した。すなわち配線基板103上のCu等で構成さ
れた接続パッド102と半導体チップ100上のバンプ
電極101を例えばハーフミラーを用いる位置合わせ装
置などを使って接触させる。このとき配線基板103は
加熱機構を有するステージ(図示せず)上に設置され、
前記バンプ電極101を形成する共晶はんだ(Sn/P
b=63:37)の融点183℃よりも高温の230℃
程度に予備加熱する。一方、半導体チップ100を固定
する台(図示せず)もステージ温度230℃と同じ温度
で窒素雰囲気中において加熱し、バンプ電極101を形
成する共晶はんだを溶融させることによって半導体チッ
プ100を配線基板103に電気的に接続実装し本発明
の半導体装置を構成する。
【0034】このとき図15のように前記実装した半導
体チップ100を被覆するように半導体チップ100と
配線基板103との間にエポキシ樹脂104を充填、硬
化して半導体装置を構成しても良い。この場合充填する
樹脂は種々のものを用いることができるが、例えばアク
リル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂等を用いる
ことができる。さらに熱膨張係数が基板或いはシリコン
と近く、耐食性に優れていることを考慮するとエポキシ
樹脂を用いることが好ましい。
【0035】上記のようにして作製された例えばバンプ
電極数700を有する10mm角、半導体チップ100
を窒化アルミニウムからなる配線基板103上に実装し
た(樹脂104は充填していない)。このサンプルに対
して、−65℃(30min)〜25℃(5min)〜
150℃(30min)〜25℃(5min)を300
0サイクルの耐久テストを行っても接続箇所には破断の
箇所の発生は認められなかった。さらに半導体チップ1
00と配線基板103との間にシリコーン樹脂104等
を充填、硬化して構成した半導体装置の場合5000サ
イクル経過しても破断は発生しなかった。このように配
線基板103と半導体チップ100の間に樹脂系の接着
剤が充填されているためバンプ電極のみによる接合より
も信頼性が向上している。
【0036】またバンプ電極101の強度は20g/個
で問題はなく、バンプ電極の剥離、強度の減少は全く起
こらなかった。さらにバンプ電極間でショートも全く起
こらなかった。
【0037】(実施例2)次に本発明の他の実施例を説
明する。図16から図17は本発明の第2の実施例に係
る半導体素子及び半導体装置の製造方法を説明する各工
程の断面図である。
【0038】先ず実施例1で説明したものと同様に図3
に示す半導体ウェハを用意する。次に図16に示すよう
にフォトリソ技術により、アルミニウム電極パッド1
(20μm角)と重なるように同じ大きさの20μm角
の開口部をレジスト21により形成する。
【0039】次にこの開口部にスズ12g/リットル、
鉛8g/リットル、アルカンスルホン酸100g/リッ
トルからなる溶液に浸し、浴温度25℃でCu/Ti金
属膜7を陰極、図示しないはんだ板(スズ63%、鉛3
7%)を陽極とし、電流密度5A/dm2 を印加して緩
やかにかくはんしながら、前記開口部にSu/Pb=6
3:37のはんだ合金からなるバンプ電極9を30μm
めっきした。次いでレジスト21をアセトンなどの有機
溶剤で除去する。
【0040】次に図17に示すようにフォトリソ技術に
より、バンプ電極9、検査用パッド7、を覆うように、
長方形或いは正方形のパターンをレジスト22により形
成する。
【0041】次にレジスト22をマスクとして前述のC
u/Ti金属膜をエッチングする。エッチング後アセト
ンによりレジスト22を溶解除去する。このように本実
施例では実施例1と比較するとマスク工程、エッチング
工程を1工程削除することができる。
【0042】以下の工程は実施例1と同様の工程を経
る。図13に示すように、検査用パッド11上を酸化ま
たは窒化処理しはんだに濡れない層12を形成する。そ
の後半導体ウェハ3を窒素雰囲気中で230℃で1分間
加熱し、はんだをリフローする。次にそれぞれの半導体
チップをダイシングして本実施例による半導体素子は完
成する。
【0043】このようにして形成された半導体素子を検
査用のパッド11に、検査用のプローブを接触させ半導
体素子の検査をしたところ、バンプ電極9に全く傷を与
えることなく検査をすることができた。またプローブは
検査用パッド11上の酸化または窒化層12を容易に突
き破ることができるためプローブと検査用パッド11と
の接触は良好である。
【0044】次に図14に示すように、このようにして
作製した半導体素子を通常の方法により、配線基板上に
実装した。すなわち配線基板103上のCu等で構成さ
れた接続パッド102と半導体チップ100上のバンプ
電極101を例えばハーフミラーを用いる位置合わせ装
置などを使って接触させる。このとき配線基板103は
加熱機構を有するステージ(図示せず)上に設置され、
前記バンプ電極101を形成する共晶はんだ(Sn/P
b=63:37)の融点183℃よりも高温の230℃
程度に予備加熱する。一方、半導体チップ100を固定
する台(図示せず)もステージ温度230℃と同じ温度
で窒素雰囲気中において加熱し、バンプ電極101を形
成する共晶はんだを溶融させることによって半導体チッ
プ100を配線基板103に電気的に接続実装し本発明
の半導体装置を構成する。
【0045】第1の実施例は5Oμmピッチ以下の微細
接合に関して有効であるが、第2の実施例は50μmピ
ッチよりも大きいパッドピッチに関して有効である。第
2の実施例はマスク工程・エッチング工程を1工程少な
くすることはできるが微細ピッチの場合バンプ電極上へ
の精度良いレジストのパターン形成が困難であり、バン
プ電極間のショートが発生する可能性があるので、作成
する半導体素子により工程を選択する必要がある。
【0046】また、以上の実施例ではリフロー時にはん
だが検査用パッドに流れ出すのを防ぐために酸化層また
は窒化層を検査用パッド上に形成したが、図18に示す
ように検査用パッド23の金属をチタン、クロム、モリ
ブデン、アルミニウムなどのはんだに濡れない金属を用
い、バンプ電極9とバリアメタル23間には銅、ニッケ
ル、銀、金、パラジウム、スズ等のはんだに濡れる金属
膜24を形成することによりはんだが検査用パッド上に
流れ出ることを防ぐことができる。
【0047】また図19に示すように検査用パッド11
上に、ソルダーレジスト、ポリイミド樹脂、シリコーン
樹脂或いはエポキシ樹脂等からなるはんだ流れ止めのダ
ムを形成することによってリフロー時にはんだが検査用
パッドに流れ出すのを防ぐことができる。
【0048】以上の実施例ではバンプ電極をはんだを用
いて形成したが、これに限定されるものではなく、例え
ば銅、ニッケル、アルミニウム、アンチモン、ガリウ
ム、カドミウム、金、銀、鉄、スズ、鉛、インジウム、
ビスマス、チタン、クロムやこれらの合金でも良い。バ
リアメタルとして用いる金属は例えば銅、チタン、クロ
ム、ニッケル、タングステン、モリブデン、金、銀、パ
ラジウム、スズなどや、さらにこれらの金属の多層膜で
も良い。もちろん配線基板103もシリコン系、窒化ア
ルミニウム系、アルミナ系、樹脂基板系などであっても
よい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種種変
形した構成で実施し得る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、バンプ電極付き半
導体素子を検査する際、バンプ電極に直接検査用のプロ
ーブ等の針を接触させる必要がなく、バンプ電極に損傷
を与えず装置の信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の半導体素子の上面図、(b)本
発明の半導体素子の断面図
【図2】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図3】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図4】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図5】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する上面図
【図6】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図7】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する上面図
【図8】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図9】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装置
の製造方法を説明する断面図
【図10】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図11】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する上面図
【図12】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図13】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図14】 本発明の実施例に係わる半導体装置の製造
方法を説明する断面図
【図15】 本発明の実施例に係わる半導体装置の製造
方法を説明する断面図
【図16】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図17】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図18】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図19】 本発明の実施例に係わる半導体素子及び装
置の製造方法を説明する断面図
【図20】 従来の半導体素子のバンプ電極構造の断面
【符号の説明】
1・・・バンプ電極接続用パッド 2・・・絶縁膜 3・・・半導体チップ(ウェハ) 4・・・バリアメタル及び検査用パッドとなる金属膜 5・・・レジスト 8・・・レジスト 9・・・はんだバンプ電極 10・・・レジスト 11・・・検査用パッド 12・・・はんだに濡れない層 100・・・半導体チップ 101・・・バンプ電極 102・・・電極パッド 103・・・配線基板 104・・・樹脂 200・・・検査用プローブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップと、 前記半導体チップの主面上に形成されたバンプ電極接続
    用パッドと、 このバンプ電極接続用パッドに隣接して前記半導体チッ
    プの主面上に、前記バンプ電極接続用パッドと電気的に
    接続するように形成された検査用パッドと、 前記バンプ電極接続用パッド上に形成されたバンプ電極
    とを具備することを特徴する半導体素子。
  2. 【請求項2】半導体チップと、 前記半導体チップの主面上に形成されたバンプ電極接続
    用パッドと、 このバンプ電極接続用パッドに隣接して前記半導体チッ
    プの主面上に、前記バンプ電極接続用パッドと電気的に
    接続するように形成された検査用パッドと、 前記バンプ接続用パッド上に形成されたバンプ電極と、 このバンプ電極を介して前記半導体チップが実装される
    配線基板とを具備することを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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