JPH0864141A - 気体放電閉路スイッチ - Google Patents

気体放電閉路スイッチ

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JPH0864141A
JPH0864141A JP7167141A JP16714195A JPH0864141A JP H0864141 A JPH0864141 A JP H0864141A JP 7167141 A JP7167141 A JP 7167141A JP 16714195 A JP16714195 A JP 16714195A JP H0864141 A JPH0864141 A JP H0864141A
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anode
gas discharge
housing
gap
control electrode
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Henry D Navaroli
ドナルド ナバローリ ヘンリー
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J17/02Details
    • H01J17/04Electrodes; Screens
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    • HELECTRICITY
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    • H01J17/00Gas-filled discharge tubes with solid cathode
    • H01J17/50Thermionic-cathode tubes
    • H01J17/52Thermionic-cathode tubes with one cathode and one anode
    • H01J17/54Thermionic-cathode tubes with one cathode and one anode having one or more control electrodes
    • H01J17/56Thermionic-cathode tubes with one cathode and one anode having one or more control electrodes for preventing and then permitting ignition, but thereafter having no control

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】気体放電を維持するための第1および第2の端
を有するハウジング19で、第1の端に隣接するアノー
ド構造物16であって、第2の端に事実上対向する複数
の表面要素から成り、表面要素が互いに間隔をとって配
置してあって、前記表面要素間に間隙を定めるアノード
構造物16、第2の端に隣接するカソード構造物12、
並びにハウジング内で、アノード構造物16とカソード
構造物12との間に配置される制御電極構造物14から
成る気体放電閉路スイッチ10。 【効果】カソード構造物とアノード構造物との間に、大
きな逆電圧が発生しうるが、この電圧の有害となりうる
影響はこの構造物においてはアノードセグメントのいろ
いろな部分の間の間隙内に存在するイオン化気体分子種
による逆方向の伝導を可能にすることによって抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体放電閉路スイッチに
関する。より詳しくは、そのようなスイッチのための複
数表面高圧構造物に関する。
【0002】気体放電閉路スイッチたとえばサイラトロ
ンは、低電力消費で、高圧、大電流信号を高速スイッチ
ングするのに使用される。代表的なサイラトロンは、高
圧に接続されたアノードと地電位に保たれたカソードと
を有する。アノードとカソードとの間に、制御電極また
は「グリッド」が配置される。正の制御パルスが加えら
れると、制御電極は、カソードから電子を引出してこの
装置のハウジングまたは「エンベロープ」内の気体を高
密度の導電プラズマに変えることにより、スイッチを閉
じる。
【0003】ある種の用途においては、特に、サイラト
ロンが大電力パルスレーザのスイッチングに使用される
場合には、非常に大きな電流を非常に短い時間でスイッ
チングしなければならない。さらに、パルスレーザシス
テムの集中素子(lumped element)伝送
回路にしばしば特徴的なことは、アノードとカソードと
の間に大きな逆電圧振れを生じる不整合である。従来の
設計のサイラトロンにおいては、非常に大きな逆電圧に
より気体イオンがアノードに向かって駆動され、したが
ってアノード物質のスパッタリングが起こって、アノー
ド表面上にアークスポットが形成されうる。
【0004】サイラトロンに、逆電圧状態ではカソード
として機能しうるアノードを備えることによってアノー
ド損傷を小さくする試みがなされた。そのようにする
と、電流は正常の(順)伝導の方向と逆の方向に流れ、
したがって非破壊的なグローモードにより逆電圧が減少
する。このタイプの構造物は英国特許第1,334,5
27号明細書に開示されており、この構造物において
は、アノードが加熱され、またアノードは熱電子放出物
質(emitter material)を含む。
【0005】提案されているもう一つの方法は、米国特
許第4,517,090号明細書に開示されているよう
に、装置動作の際にプラズマが通過できる開口部を有す
る中空箱としてアノードを構成するものである。同特許
のアノードは順方向伝導中にアノード内部にプラズマを
貯留して、逆電位になった場合に逆方向の電流を維持す
るように設計される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の装置はアノード
損傷を小さくするものであるが、またアノード設計に制
限を加えるものでもある。したがって、多くの用途にお
いて望ましいことは、アノードの形状、寸法、および構
造を過度に制限することなく逆伝導を可能にするサイラ
トロンを提供することである。さらに、逆伝導を容易に
するためにアノード表面に沿う複数の場所にプラズマが
貯留される装置を提供するのが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、不連続表面要
素から成り、これらの要素が間隔をとって配置され、こ
れらの要素間に複数の間隙が定められるアノードを備え
ることによって、気体放電閉路スイッチにおける逆伝導
を容易にするものである。すなわち、プラズマは電流パ
ルスとパルスとの間は前記間隙内に貯留され、サイラト
ロンが大きな逆電圧にさらされたときには、逆伝導を維
持するのに使用される。アノードに向かう陽イオンの逆
電流は、これらの間隙内を通り、したがってアノードの
下部表面要素に直接衝突することがない。さらに、これ
らの陽イオンはアノードに到達する前に間隙領域内の非
イオン化気体分子種に衝突すると考えられる。そのた
め、陽イオンの運動エネルギーが奪われ、アノード損傷
が避けられる。
【0008】好ましくは、表面要素は、制御電極と表面
要素の任意の遠隔部分との間の長経路伝導を避けるのに
十分なだけ、互いに接近させるようにする。一つの態様
においては、制御電極は、表面要素間の間隙の少なくと
もいくつかと対向する開口部を有する事実上連続な横断
表面から成る。キャリアは、順方向および逆方向伝導
中、これらの開口部を通過する。
【0009】本発明のもう一つの特定態様においては、
装置のアノード領域にプラズマを貯留するために、アノ
ード表面要素間に割合に多数の間隙が備えられる。これ
らの間隙のそれぞれは順方向電流のパルスとパルスの間
に逆伝導を促進するのに有効である。この場合、制御電
極は前記間隙のいくつかまたは全部に対向する開口部を
有することができ、さらに限定的に言えば、制御電極は
アノード表面要素の鏡像とすることができる。
【0010】したがって、本発明は、第1および第2の
端を有する、気体放電を維持するためのハウジング、前
記ハウジングの第1の端に隣接するアノード構造物であ
って、前記ハウジングの第2の端に事実上対向する複数
の表面要素から成り、前記表面要素が互いに間隔をとっ
て配置してあって前記表面要素間に間隙を定めるアノー
ド構造物、前記ハウジングの第2の端に隣接するカソー
ド、前記ハウジング内で、アノード構造物とカソード構
造物との間に配置される制御電極構造物、から成る。
【0011】前記表面要素は共通の平面に沿って配置す
ることができ、また前記平面内の多角形の形にすること
ができる。もう一つの実施態様においては、前記表面要
素はアノード構造物の不連続セグメントの終端面であ
り、前記間隙は制御電極とアノード構造物との間の長経
路放電を防止するのに十分なように小さくされる。アノ
ード構造物の不連続セグメントは中実または中空とする
ことができる。制御電極構造物は、好ましくは、アノー
ド構造物の間隙の少なくとも一つに対応する少なくとも
一つの開口部を定める。
【0012】
【実施例】本発明の前述の特徴およびその他の特徴は、
添付の図面を用いた以下の詳しい説明により、さらに良
く理解されるであろう。添付の図面全体において、同じ
参照番号は同じ要素を示す。
【0013】添付の図面、特に図1を参照すると、本発
明によって製造される一つの態様の気体放電閉路スイッ
チ10は、カソード構造物12、制御電極または「グリ
ッド」構造物14、およびアノード構造物16を有する
サイラトロンである。アノード構造物16は複数のアノ
ード部分または「セグメント」18から構成される。こ
れらの構造物はそれぞれハウジングまたは「エンベロー
プ」19にとりつけられている。ハウジング19は水素
その他の適当なプラズマ生成気体を収容している。アノ
ードセグメント18は底部表面20を有し、底部表面2
0は共通の平面に大体沿って配置され、制御電極14に
対向している。
【0014】アノードセグメント18の表面20は横方
向に間隔をとって配置され、セグメントの隣接するへり
の間に、複数の1次間隙22と複数の2次間隙24を定
めている。1次間隙22は底部表面20の上方にあきス
ペースを与え、より小さいが2次間隙24も同様であ
る。これらのスペース内の気体は順伝導(正電荷電流が
アノード構造物16からカソード構造物12に流れる)
時に少なくとも一部がイオン化され、順伝導が止んだあ
とある短い時間だけイオン化されたままになる。
【0015】間隙22および24内のイオン化気体分子
種は、逆電圧の影響下での逆伝導に有効であり、以下に
詳しく説明するように、逆電流は制御電極構造物14の
開口部によりこれらの間隙領域を通って流れる。そのた
め、陽イオンはアノード底部表面20を迂回して、これ
らの間隙内の重要性の小さなアノード構造物側面で、ア
ノード構造物に衝突する。さらに、間隙の容積分の気体
により、イオンは、アノードセグメントに到達する前に
減速され、したがってアノード損傷がさらに小さくな
る、と考えられる。
【0016】図2および図3の特定実施態様において
は、アノード構造物16はさらに複数のかどセグメント
26を有する。これらのセグメントはアノードセグメン
ト18を近接包囲して、アノード領域内の望ましくない
あきスペースを除去している。図2に見られるように、
アノードセグメント18とかどセグメント26は一緒に
なって導電アノード複合体を形成する。このアノードは
断面が実質的に長方形で、五つの1次間隙22と多数の
2次間隙24とを有する。アノードセグメント18とか
どセグメント26は端板28にとりつけられ、端板28
は閉路スイッチ10のハウジング19の上端30に係合
している。端板28は、流体を通さない密封状態となる
ように、ろう付けその他の適当な方法によって上端30
に結合される。この構成の場合、アノードセグメント1
8とかどセグメント26は、すべて、ハウジング19に
よって該ハウジング上端近傍に形成される実質的に正方
形のアノード室32内に収容される。このアノード構造
物はスイッチング動作が加えられる回路への接続のため
の電極34をも有する。
【0017】アノードセグメント18とかどセグメント
26は、適当なアノード材料好ましくはモリブデンその
他の高融点金属で製造され、中空または中実の構造とす
ることができる。一つの実施態様において、これらのセ
グメントは棒材から成形され、アノードセグメント18
は六角形断面の棒となるように機械加工され、かどセグ
メント26は図に示されているような不規則断面となる
ように機械加工される。あるいは、アノードセグメント
18もかどセグメント26も、中空体の形、またはアノ
ードの端板28から下がる脚その他の適当な構造物によ
って支持される平坦表面要素の形に成形することができ
る。これらの実施態様のいずれにおいても、アノードセ
グメントの底部表面20はアノードとグリッド構造物と
の間の高圧から守られているが、一方、多数のセグメン
トの間の間隙は逆伝導を容易にするイオン化気体を貯留
している。
【0018】特に図1および図3からわかるように、好
ましくは、制御電極14は円筒状側壁36を有する深絞
り成形カップとする。側壁36は事実上閉じた上端38
と横向きの下部フランジ40とをつないでいる。下部フ
ランジ40は、端板38に関して前述したような、ろう
付けその他の適当な、流体を通さなくする方法で、ハウ
ジング19の開放下端42に結合され、ハウジング19
の円筒状空洞44内のアノード構造物16の下方にかな
りしっかりと収容される。
【0019】制御電極14の上端38は、好ましくは、
アノード構造物16の1次間隙22に形状と寸法が一致
する複数の開口部を有する。図2および図3の実施態様
において、これらの開口部は、図3の方向から見た場
合、一対の側部開口部46と中央部に列をなす開口部4
8とから成る配置を有する。各開口部はひし形の形状を
有し、開口部48は共通軸に沿って連結されている。す
なわち、開口部46と48は、アノード構造物16内で
最大体積の導電プラズマを含む領域に直接対向するよう
に配置され、キャリアによる電流を、これらの領域に向
かうように、またこれらの領域からとり出されるよう
に、明確に方向づける。しかし、容易に理解されるよう
に、必要であれば、制御電極14に対して、付加的な開
口部を、アノード構造物16の2次間隙24に対向する
位置に備えることができる。すなわち、制御電極14
は、アノード構造物16の1次間隙22と2次間隙24
の両方に対応する開口部パターンを有することができ
る。どちらの場合にも、一連のそらせ板50を、電極構
造物14の開口部の真下に備えて、アノードとカソード
との間のあらゆる透視経路を避けるようにすることがで
きる。
【0020】カソード構造物12は熱シールド54によ
って包囲され、カソード底板56によって支持されたカ
ソード52から成る。カソード底板56は制御電極の下
部フランジ40にろう付けされ、ハウジングの下端42
に流体を通さない密閉状態を与える。カソード52とガ
ス溜め58への電気的接続は、カソード底板56を貫通
するブッシュ60によってなされる。管62も底板を貫
通しており、これは製造時にスイッチ10の内部を排気
し、再充填を行うためのものである。
【0021】ハウジング19は任意の適当な絶縁体で作
ることができるが、もっとも多くは、ガラスまたは適当
なセラミックスで作られる。図1の特定構造の場合、ハ
ウジングはセラミックスであり、示されている大体の形
状に注型される。次に、合せ面の必要許容差まで機械加
工される。
【0022】閉路スイッチ10のアノード構造物と制御
電極構造物との代替型を図4および図5に示す。図4と
図5においては、図2と図3の対応要素から区別するた
めに、要素を、前記対応要素の参照番号に「′」をつけ
た参照番号で示す。
【0023】図4において、アノード構造物16′は、
複数のアノードセグメント18′を有し、これらのセグ
メントは、ハウジング19′の上端にあるアノード室3
2′内に1次間隙22′およびいくつかの2次または
「へり」間隙24′を与えるように配置される。図5に
示すように、アノード構造物16′とともに使用する制
御電極構造物14′は、アノード構造物の1次間隙2
2′に位置と寸法が対応する四つの開口部46′を有す
る。開口部46′は、図3の制御電極構造物14におけ
る開口部46と48の機能を与えるものであり、また必
要であれば、アノード構造物16′の2次間隙24′に
対応する他の開口部を付加することができる。
【0024】このスイッチの使用においては、正の高圧
がアノード構造物16または16′に印加され、カソー
ド構造物は接地される。制御電極構造物14または1
4′は接地されるか、または小さな負の電位に保たれ
て、スイッチ「開放」の状態では、カソード構造物から
放出される電子を反発するようになっている。したがっ
て、開放状態では、スイッチ10にかかる電圧は事実上
すべて、アノード構造物16または16′の底部表面と
制御電極構造物14または14′との間に存在するが、
自由キャリアが非常に少なく、かつこれらの要素間の間
隔が小さいため、絶縁破壊は起こらない。制御電極構造
物14または14′に正のパルスが加えられると、カソ
ード構造物から電子が引出されて、ハウジング19内の
気体がイオン化され、高エネルギー気体分子種から成る
プラズマが生成される。好ましくは、カソード構造物は
熱電子放出被覆によって被覆し、また約800℃の温度
に加熱する。電子その他のキャリアが気体中を通ると、
これらのキャリアは気体分子に衝突して、電子なだれイ
オン化過程を引起こし、そのため、ハウジングの内部全
体にわたって高密度の導電プラズマが発生する。
【0025】スイッチ10は、プラズマの荷電粒子が再
結合するのに十分な時間だけアノード電圧が除去された
場合にのみ、非伝導状態に戻る。この時間は装置の「回
復時間」と呼ばれる。回復時間の経過後、グリッド電位
はもとの(普通は、負の)値に戻り、伝導を引起こすこ
となく、アノード構造物16または16′に正の電圧を
印加することができる。そうすると、スイッチ10は次
の正の制御パルスに応答して作動する準備が整ったこと
になる。
【0026】
【発明の効果】ある種の状況においては、特に、非常に
小さなインダクタンスを有し、非常に大きな周波数で動
作するレーザスイッチングシステムにおいては、各順方
向伝導パルスのあとカソード構造物とアノード構造物と
の間に、大きな逆電圧が発生しうる。この電圧の、有害
となりうる影響は、本発明の構造物においては、アノー
ドセグメントのいろいろな部分の間の間隙内に存在する
イオン化気体分子種による逆方向の伝導を可能にするこ
とによって、抑制される。すべての逆電流はこれらの間
隙内を流れ、この間隙内でイオン化分子種は非イオン化
気体分子に運動量を与えて運動量を失い、最終的には、
アノードセグメント側面に無害な衝突をすると考えられ
る。プラズマの荷電粒子が再結合してしまうと、閉路ス
イッチ10の再動作の準備が整ったことになる。
【0027】いくつかの特定実施態様を代表として開示
したが、本発明はこれらの特定態様に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に含まれるすべての変形に広く
適用することができる。たとえば、本発明のアノード構
造物は、イオン化気体分子種を含みしたがって逆伝導を
容易にすることのできる複数の間隙またはスペースを与
えるものであるならば、任意の多様な形をとることがで
きる。また、本発明はここで述べたサイラトロン型の閉
路スイッチのみに限定されるものではなく、大きな逆電
圧振れにさらされる任意の気体放電閉路スイッチで使用
するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの好ましい実施態様にしたがって
製造したサイラトロンの、中心線に沿う垂直断面図であ
る。
【図2】図1の2A−2Aの向きに見た水平断面図であ
る。
【図3】図1の2B−2Bの向きに見た水平断面図であ
る。
【図4】図2に対応する水平断面図であるが、本発明の
代替実施態様を示す。
【図5】図3に対応する水平断面図であるが、図4の実
施態様のものである。
【符号の説明】
10 気体放電閉路スイッチ 12 カソード構造物 14、14′ 制御電極構造物 16、16′ アノード構造物 18、18′ アノードセグメント 19、19′ ハウジング 20 アノード16の底部表面 22、22′ 1次間隙 24、24′ 2次間隙 26 アノード16のかどセグメント 30 ハウジング19の上端 42 ハウジング19の開放下端 46、46′、48 制御電極構造物の開口部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の端を有する、気体放電
    を維持するためのハウジング、 前記ハウジングの第1の端に隣接するアノード構造物で
    あって、 前記ハウジングの第2の端に事実上対向する複数の表面
    要素から成り、前記表面要素が互いに間隔をとって配置
    してあって、前記表面要素間に間隙を定めるアノード構
    造物、 前記ハウジングの第2の端に隣接するカソード構造物、 前記ハウジング内で、アノード構造物とカソード構造物
    との間に配置される制御電極構造物、から成ることを特
    徴とする気体放電閉路スイッチ。
  2. 【請求項2】 アノード構造物の表面要素が共通の平面
    に沿って配置されることを特徴とする請求項1の気体放
    電閉路スイッチ。
  3. 【請求項3】 アノード構造物の表面要素が多角形であ
    ることを特徴とする請求項1の気体放電閉路スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記表面要素がアノード構造物の不連続
    セグメントの終端面であることを特徴とする請求項1の
    気体放電閉路スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記表面要素間の間隙が、制御電極とア
    ノード構造物との間の長経路放電を防止するのに十分な
    だけ小さいことを特徴とする請求項4の気体放電閉路ス
    イッチ。
  6. 【請求項6】 アノード構造物の前記不連続セグメント
    が中実体であることを特徴とする請求項4の気体放電閉
    路スイッチ。
  7. 【請求項7】 アノード構造物の前記不連続セグメント
    が中空体であることを特徴とする請求項4の気体放電閉
    路スイッチ。
  8. 【請求項8】 制御電極構造物が、前記間隙の一つに対
    向配置される少なくとも一つの開口部を定める平面から
    成ることを特徴とする請求項4の気体放電閉路スイッ
    チ。
  9. 【請求項9】 前記間隙が複数の2次間隙と複数の1次
    間隙とから成り、 制御電極構造物の前記少なくとも一つの開口部が前記1
    次間隙の少なくとも一つの対向配置される、ことを特徴
    とする請求項8の気体放電閉路スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記2次間隙が前記1次間隙よりも狭
    く、かつ事実上一定の幅を有することを特徴とする請求
    項9の気体放電閉路スイッチ。
  11. 【請求項11】 制御電極構造物が、前記1次間隙に寸
    法と形状が大体等しく前記1次間隙に対向配置される複
    数の開口部を定めることを特徴とする請求項9の気体放
    電閉路スイッチ。
  12. 【請求項12】 上端と下端を有する、気体放電を維持
    するためのハウジング、 前記ハウジングの下端に事実上対向する複数の表面要素
    から成る、前記ハウジングの上端に隣接するアノード構
    造物であって、前記表面要素が互いに間隔をとって配置
    されて、前記表面要素間に間隙を定め、前記表面要素が
    アノード構造物の不連続セグメントの終端面であり、前
    記間隙が複数の2次間隙と少なくとも一つの1次間隙と
    から成るアノード構造物、 前記ハウジングの下端に隣接するカソード構造物、 前記ハウジング内で、前記アノード構造物とカソード構
    造物との間に配置される制御電極構造物であって、前記
    少なくとも一つの1次間隙に対向する少なくとも一つの
    開口部を定める表面から成る制御電極構造物、から成る
    ことを特徴とする気体放電閉路スイッチ。
JP7167141A 1994-08-08 1995-06-09 気体放電閉路スイッチ Expired - Lifetime JP2657909B2 (ja)

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US08/287,089 US5545947A (en) 1994-08-08 1994-08-08 Multiple surface high voltage structure for a gas discharge closing switch
US8/287089 1994-08-08
US08/287089 1994-08-08

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Publication Number Publication Date
JPH0864141A true JPH0864141A (ja) 1996-03-08
JP2657909B2 JP2657909B2 (ja) 1997-09-30

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CA (1) CA2148787A1 (ja)
DE (1) DE19521310A1 (ja)
FR (1) FR2723472A1 (ja)
GB (1) GB2292251A (ja)
NL (1) NL1000537C2 (ja)

Cited By (2)

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