JPH0864139A - アパーチャグリル用パネルの測定装置及びチャック装置 - Google Patents

アパーチャグリル用パネルの測定装置及びチャック装置

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JPH0864139A
JPH0864139A JP22247794A JP22247794A JPH0864139A JP H0864139 A JPH0864139 A JP H0864139A JP 22247794 A JP22247794 A JP 22247794A JP 22247794 A JP22247794 A JP 22247794A JP H0864139 A JPH0864139 A JP H0864139A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルを外側から位置決めせずにピンに確実
に係合させることができるとともに、測定装置の設備コ
ストを低減する。 【構成】 アパーチャグリル用パネル5をそのスカート
部503を下に向けた状態で搬送するコンベアユニット
15を搬送位置とこの搬送位置の下方の測定位置との間
で昇降用駆動手段19により昇降可能に配設し、コンベ
アユニット15が測定位置に下降される時に、コンベア
ユニット15上のパネル5の少なくとも3つのアパーチ
ャグリル取付けピン505をこれに対応する夫々のチャ
ック部材21のガイド溝2107に沿ってピン孔210
3へ案内し、ピン孔2103と一致する位置でピン孔2
103をピン505に自動的に係合させてパネルをPP
H測定箇所に位置決めする構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー陰極線管(以
下、CRTと略記する)を構成するパネルの少なくとも
3つのピンを含む平面を基準としたパネル部(RGBの
カラーストライブが形成されるパネルガラス部分に相
当)の複数の測定箇所の位置を測定する測定装置と、パ
ネルのピンをチャックするパネル位置決め用のチャック
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やコンピュータの表
示装置に用いられるトリニトロン方式のCRTでは、3
原色(R、G、B)の蛍光体ストライブを内面に形成し
たパネルの内側に、多数のスリットを形成した色選別用
のアパーチャグリルが取付けられており、電子銃から出
射される3原色用の電子ビームがアパーチャグリルのス
リットを通過してパネル内面の対応する色の蛍光体スト
ライブに照射されるように構成されている。
【0003】前記アパーチャグリルは、上下左右の4つ
のメンバーにより略々矩形枠状に形成されたフレーム
と、このフレームの上下のメンバー間に張設された、細
い垂直方向のスリットを有するグリルとで構成される。
前記パネルは、前記蛍光体ストライブが内面に形成され
た略々矩形状のパネル部と、このパネル部の四辺から内
面側に延出形成された上下左右の4つのスカート部から
なり、前記パネル部は、前記グリルよりも一回り大きい
寸法で形成されている。前記アパーチャグリルのパネル
への取付けは、アパーチャグリルの3又は4つのメンバ
ーにパネル取付け用のスプリングを溶着し、このスプリ
ングのピン孔と、パネルの3又は4つのスカート部の内
面に取着されたピンを係合させることで行われる。
【0004】このようにしてアパーチャグリルをパネル
に取付けた状態で、グリルの表面とパネル部の内面間の
間隔が設計値と異なると、グリルのスリットを通過した
電子ビームがパネル部の対応する蛍光体ストライブに正
確に照射されず、完成後のCRTにおいて色ずれ等の不
具合が発生する要因となる。このため、コンピュータ用
の表示装置のように高精彩度が要求されるCRTにおい
ては、パネル部の蛍光体側内面とこれに正対するグリル
の表面との間隔がどの場所でも常に設計値通りとなるよ
うにすることが重要である。
【0005】パネル部の蛍光体側内面に対するグリルの
表面との位置関係は、パネルのピンの位置とアパーチャ
グリルのピン孔の位置により決定される。このため、ア
パーチャグリルの各メンバーにスプリングを溶着する場
合には、取付け相手のパネルの3つのピンを含む平面か
らパネル部の蛍光体側内面の所定の測定箇所までの高さ
(以下、PPH:panel pin heightと称する)を前もっ
て測定し、この結果から、グリルの表面に対するスプリ
ングのピン孔の位置を決定し、その決定した位置にピン
孔が合致するようにスプリングを溶着している。このP
PHの測定は、一般に、コンベア等の搬送手段でパネル
をアパーチャグリルの取付け装置に搬送する途中で行わ
れる。そして、PPH測定の際、パネルの3つのピンを
含む平面を決定するために従来は、本出願人が先に特願
平5−217476号で提案したように、パネルの外側
から各スカート部に位置決め部材を係合させ、3つのピ
ンがパネルの内側に配設した3つのチャック部材にそれ
ぞれ臨むようにパネルを位置決めし、この状態で各チャ
ック部材をピン側に移動させて各チャック部材のピン孔
にピンを係合させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、チ
ャック部材にパネルのピンを確実に係合させるため、パ
ネルを外側から位置決めしなくてはならないので、位置
決め部材との干渉を避けるために、PPH測定箇所への
パネルの移送を搬送手段の昇降により簡単に行うことが
できず、搬送手段上からPPH測定装置へ、或は、PP
H測定装置から搬送手段上へと、移載装置を用いてパネ
ルを移載する必要があり、装置コストの上昇を招くとい
う不具合があった。
【0007】本発明は前記事情に鑑み案出されたもの
で、本発明の目的は、別構造の移載装置を用いずにパネ
ルを搬送手段上とPPHの測定箇所の間で移送できる安
価な構成のアパーチャグリル用パネルの測定装置と、パ
ネルを外側から位置決めせずにピンに確実に係合させる
ことができるチャック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ほぼ矩形のパネル部と、このパ
ネル部の四辺から延出された4つのスカート部と、これ
ら4つのスカート部のうち少なくとも3つのスカート部
の内面から突出するアパーチャグリル取付けピンとを備
えるアパーチャグリル用パネルの、前記少なくとも3つ
のアパーチャグリル取付けピンを含む平面を基準とした
前記パネル部の複数箇所の位置を測定するアパーチャグ
リル用パネルのパネル部位置測定装置であって、昇降可
能に配設され前記スカート部を下に向けた状態で前記ア
パーチャグリル用パネルを搬送するコンベアユニット
と、前記コンベアユニットを駆動する搬送用駆動手段
と、前記コンベアユニットを搬送位置とこの搬送位置の
下方の測定位置との間で昇降させる昇降用駆動手段と、
前記コンベアユニットの下方に配設され、前記測定位置
に下降されたコンベアユニット上のアパーチャグリル用
パネルの前記少なくとも3つのアパーチャグリル取付け
ピンに係合し、前記アパーチャグリル用パネルを位置決
めするチャック手段と、前記測定位置においてチャック
手段でアパーチャグリル用パネルを位置決めした状態で
前記パネル部の複数箇所の前記アパーチャグリル取付け
ピンからの高さを測定する測定手段とを備えることを特
徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、ほぼ矩形の
パネル部と、このパネル部の四辺から延出する4つのス
カート部と、4つのスカート部のうち少なくとも3つの
スカート部の内面から突出するアパーチャグリル取付け
ピンを有するアパーチャグリル用パネルを位置決め固定
するチャック装置であって、前記アパーチャグリル取付
けピンに対応した箇所にそれぞれ配設されたチャック部
材と、前記各チャック部材に形成され前記アパーチャグ
リル取付けピンに係合可能なピン孔と、前記各チャック
部材に、該チャック部材が前記パネル部に臨む面から前
記ピン孔に亘って形成され、前記アパーチャグリル取付
けピンを前記ピン孔に案内するガイド溝と、前記各チャ
ック部材を、前記ピン孔が前記アパーチャグリル取付け
ピンに係合する方向に付勢する付勢手段とを備えること
を特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記各チャ
ック部材を、前記ピン孔が前記アパーチャグリル取付け
ピンに係脱する方向に移動する係脱手段が設けられてい
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、コンベアユニッ
トを昇降するだけで、パネルを測定位置へ搬入したり、
測定位置から次工程等へ搬出することができ、パネルの
外側からの位置決め機構及び別構造の移載装置が不要に
なって、測定装置の設備コストを低減し得る。また、請
求項2記載の発明によれば、コンベアユニットによりパ
ネルを降下させると、ピンがチャック部材のガイド溝に
沿ってチャック部材の付勢手段に抗しながらピン孔へ案
内され、そしてピン孔と一致する位置に達すると、付勢
手段によりチャック部材のピン孔をピンに自動的に係合
させるから、パネルをPPH測定箇所に位置決めすると
きに、パネルを外側から位置決めしなくとも、ピン孔を
ピンに確実に係合させることができる。さらに、請求項
3記載の発明によれば、係脱手段を動作させることによ
り、チャック部材をピンから離脱させることができる。
【0012】
【実施例】まず、トリニトロン方式のCRTで用いられ
るパネルの構成を説明する。図1は裏側から見たパネル
の斜視図を示し、パネル5は、アパーチャグリル(図示
せず)のグリルよりも一回り大きい寸法で形成された略
々矩形状のパネル部501と、このパネル部501の四
辺から後方に延出形成された上下左右の4つのスカート
部503からなり、前記各スカート部503の内面に
は、アパーチャグリルのスプリングのピン孔に係合可能
なピン505が取着されている。
【0013】次に、この実施例に係るPPH測定装置の
構成を説明する。図2はPPH測定装置の正面図、図3
は同平面図、図4は同側面図を示す。同図において、P
PH測定装置11は、基台13と、この基台13上で昇
降可能に支持されパネルを搬送するコンベアユニット1
5と、このコンベアユニット15を駆動する搬送用駆動
手段17と、前記コンベアユニット15を昇降させる昇
降用駆動手段19と、前記基台13上に配設され下及び
左右のスカート部503のピン505に係合可能な下及
び左右の3つのチャック部材21と、この下チャック部
材21を下スカート部503のピン505に係脱させる
下係脱手段23と、前記左右のチャック部材21を左右
のスカート部503のピン505に係脱させる左右係脱
手段25と、パネル部501の内面の高さを測定する測
定手段27等を備える。
【0014】前記基台13は、図3に示すように、左右
に長い略々矩形状に形成され、この基台13は、図2及
び図4に示すように、4つのレベル調整付き脚体290
1により床面上に設置される枠体29と、この枠体29
上に取着された基板31からなる。前記コンベアユニッ
ト15は、図3及び図4に示すように、前記基台13上
において、パネル5の搬送方向(図3の矢印Aの方向)
の前後部に位置して配置され昇降用駆動手段19に支持
された昇降可能な前後の支持板33と、この前後の支持
板33の左右両端部に位置して、前後の支持板33間に
横架固定した左右の支持フレーム35と、各支持フレー
ム35にその長手方向に沿って等間隔に配設した多数の
パネル搬送ローラ37と、前記各支持フレーム35上に
配設され、コンベアユニット15上のパネル5を測定位
置に停止させるストッパ機構39と、位置決めされたパ
ネル5を上方から押えるパネル押え機構41を備えてい
る。
【0015】図5はコンベアユニット15の平面図を示
し、前記パネル搬送ローラ37は、図4及び図5に示す
ように、左右の支持フレーム35の内側にそれぞれ回転
可能に軸支され、そして、コンベアユニット15のパネ
ル搬出側にあるパネル搬送ローラ37は、左右の支持フ
レーム35間に差し渡し状態に設けた回転伝達軸370
1に固定されている。また、前記搬送用駆動手段17
は、前記一方の支持フレーム35に図2に示すように固
設され、この搬送用駆動手段17の回転駆動力はチェー
ンスプロケット機構45を介して一方の支持フレーム3
5に配設したパネル搬送ローラ37に伝達されるととも
に、他方の支持フレーム35に配設したパネル搬送ロー
ラ37には、前記回転伝達軸3701及びチェーンスプ
ロケット機構45を介して伝達される。このように構成
されたコンベアユニット15のパネル搬送ローラ37上
には、図6に示すように、前記パネル部501の左右の
スカート部503が載せられ、該状態でパネル5は図3
の矢印A方向に搬送される。
【0016】前記ストッパ機構39は、図5に示すよう
に、4つ設けられ、各ストッパ機構39は、前後の支持
フレーム35上の左右に間隔を置いた箇所にそれぞれ配
設されている。前記ストッパ機構39は、シリンダ39
01と、このシリンダ3901に連結され支持フレーム
35に揺動可能に支持された揺動板3903と、この揺
動板3903に取着されたストッパ板3905からな
り、シリンダ3901の伸縮動作により揺動板3903
を介してストッパ板3905の先部が左右の支持フレー
ム35の内側に出没し、左右の支持フレーム35の内側
へのストッパ板3905の進出時、4つのストッパ板3
905がパネル搬送ローラ37上のパネル5の四隅に多
少のガタを持って係合し、搬送中のパネル5を停止させ
るように構成されている。
【0017】前記パネル押え機構41は、図2及び図4
〜図6に示すように、前記左右の支持フレーム35の左
右方向の略々中間部上に配設されている。前記パネル押
え機構41は、図4、図5及び図6に示すように、支柱
4101と、この支柱4101の上端で揺動可能に支持
され左右の支持フレーム35の内側に延出する揺動アー
ム4103と、支柱4101に取着され揺動アーム41
03に係合可能なシリンダ4105と、前記揺動アーム
4103の先端に支持アーム4107を介して支持され
た押え部材4109と、前記揺動アーム4103と支持
アーム4107間に架設されたスプリング(図示せず)
を備えている。前記支持アーム4107は、図5及び図
6に示すように、揺動アーム4103から基台13の前
後方向にそれぞれ延出し、この支持アーム4107の前
後両端に前記押え部材4109がそれぞれ支持されてい
る。前記パネル押え機構41は、前記コンベアユニット
15及びこれに載置されたパネル5が昇降用駆動手段1
9のシリンダ1901により搬送位置に上昇されている
時、図4及び図6の仮想線に示す位置にあり、この状態
でシリンダ4105が伸長動作すると、図略の前記スプ
リングの付勢力に抗して揺動アーム4103は上方に揺
動して、図5及び図6に仮想線で示すように、押え部材
4109がパネル搬送ローラ37上のパネル5の上方に
離間し、シリンダ4105が縮小動作した時は、図略の
前記スプリングの付勢力により揺動アーム4103が下
方に揺動して、前記ストッパ機構39で停止されたパネ
ル搬送ローラ37上のパネル5は押え部材4109によ
りパネル部501の上方から押え付けられ、パネル搬送
ローラ37上に保持される。また、図4及び図6におい
て、実線で示すパネル押え機構41の位置は、コンベア
ユニット15を含むパネル5が昇降用駆動手段19によ
り測定位置に下降された時の状態であり、パネル搬送ロ
ーラ37上のパネル5は、図略の前記スプリングの付勢
力で押え部材4109により上方から押え付けられてい
る。
【0018】前記搬送用駆動手段17は、モータ43
と、このモータ43の動力を各パネル搬送ローラ37に
伝達するチェーンスプロケット機構45で構成されてい
る。前記モータ43は、図2に示すように、前支持フレ
ーム35のパネル搬出側の下部に支持板3501を介し
て支持され、その出力軸にはスプロケット4301が取
着されている。前記チェーンスプロケット機構45は、
図2及び図6に示すように、前記支持フレーム35の外
側に配設され、このチェーンスプロケット機構45は、
各パネル搬送ローラ37の回転軸に取着されたスプロケ
ット4501と、これらスプロケット4501に掛装さ
れたチェーン4503を備え、このチェーン4503は
前記モータ43のスプロケット4301に掛装される。
図2中4505はチェーン4503の弛み除去用のテン
ションスプロケットを示す。前記搬送用駆動手段17
は、モータ43の動力がチェーンスプロケット機構45
及び軸部材3701を介して左右の支持フレーム35の
各パネル搬送ローラ37に伝達され、そしてパネル5が
コンベアユニット15によって、図2の矢印A方向に向
けて移動するように各パネル搬送ローラ37が回転する
ように構成されている。
【0019】前記昇降用駆動手段19は、図2及び図4
に示すように、前記枠体29内に配設され、この昇降用
駆動手段19は、枠体29に支持されたシリンダ190
1と、このシリンダ1901で昇降可能に支持された矩
形の昇降板1903と、この昇降板1903の四隅に立
設されたガイドロッド1905を備え、この各ガイドロ
ッド1905は基板31の前後部分をそれぞれ貫通して
上方へ突出されているとともに、この各ガイドロッド1
905の上端には、前記前後の支持板33がそれぞれ水
平に固着されている。また、図2において、2903は
枠体29に立設されたストッパ、1907は昇降板19
03に取着され前記ストッパ2903と係合可能なボル
ト、1909はガイドロッド1905の下部に取着され
枠体29の上部と係合可能なストッパを示す。前記昇降
用駆動機構19のシリンダ1901が伸長すると、前記
ガイドロッド1905のストッパ1909が枠体29の
上部と係合し、前記コンベアユニット15が搬送箇所に
位置し、また、シリンダ1901が縮小すると、図2に
示すように、前記ボルト1907がストッパ2903に
係合し、PPH測定箇所に位置するように構成されてい
る。
【0020】前記各チャック部材21は、図3に示すよ
うに、前記前後の支持板33間の基板31部分で、基板
31から同一の高さ箇所にそれぞれ配設され、さらに、
この各チャック部材21は、前記コンベアユニット15
のPPH測定箇所において、前記ストッパ機構39で停
止されたパネル搬送ローラ37上のパネル5の内側で下
及び左右のスカート部503のピン505にそれぞれ臨
む。図7はチャック部材21の正面図、図8は図7のA
矢視断面図を示し、前記チャック部材21のスカート部
503に臨む先端面2101には、図7に示すように、
前記ピン505と係合可能なピン孔2103が形成さ
れ、このピン孔2103の上方の先端面2101部分
は、図8に示すように、基台13の上方から下方に至る
につれてスカート部503に近付く傾斜面2105に形
成され、前記ピン孔2103からチャック部材21の上
端に亘る傾斜面2105の部分には、図7に示すよう
に、前記ピン505をピン孔2103に案内するガイド
溝2107が形成されている。
【0021】前記ガイド溝2107は、図7に示すよう
に、前記ピン505の先端面2101に係合可能な第1
ガイド面2109と、この第1ガイド面2109の両側
に形成されピン505の周面に係合可能な一対の第2ガ
イド面2111とで構成され、さらに前記第1ガイド面
2109は、図8に示すように、前記傾斜面2105と
平行しチャック部材21の上端から下端に至るにつれて
先端面2101に近付く傾斜面に形成され、前記両側の
第2ガイド面2111の間隔は、図7に示すように、チ
ャック部材21の上端から下端に至るにつれて小さくな
るように形成されている。
【0022】前記下係脱手段23及び左右の係脱手段2
5は、図3及び図9に示すように、前記下及び左右のチ
ャック部材21の内側箇所にそれぞれ配設されている。
前記下係脱手段23は、図10に示すように、基板31
に立設され基台13の前後方向に延在するガイドレール
47と、このガイドレール47上で移動可能に支持され
た支持部材49と、この支持部材49上に取着されたチ
ャックホルダー51と、前記支持部材49に結合され基
板31に形成した長孔3101を貫通して基板31の下
方に先端が延出する作動レバー53と、前記長孔310
1の前後に位置して基板31の下面にそれぞれ取着され
た第1及び第2シリンダ55,57等で構成されてい
る。
【0023】前記チャックホルダー51は、前記基台1
3の前後方向に延在する筒体5101と、この筒体51
01内に前後方向にスライド可能に嵌合したロッド51
03と、このロッド5103の前端に取着された支持板
5105を備え、この支持板5105には前記下チャッ
ク部材21が支持されている。前記下チャック部材21
は、筒体5101とロッド5103の間に装着された圧
縮コイルスプリング5107(付勢手段に相当)により
筒体5101から突出する方向に付勢されている。ま
た、図10中、5109は筒体5101内に設けられた
軸受、5111はロッド5103の後端に取着された抜
け止めリングを示す。前記長孔3101の前方に配設さ
れた第1シリンダ55のピストンロッド5501は、前
記作動レバー53に結合され、長孔3101の後方に配
設された第2シリンダ57のピストンロッド5701は
前記作動レバー53に接触可能に構成され、この第2シ
リンダ57は、第1シリンダ55よりも高い圧力で伸縮
動作する。
【0024】前記下係脱手段23は、前記ストッパ機構
39によりパネル搬送ローラ37上でパネル5が停止さ
れ、前記コンベアユニット15がPPH測定箇所に位置
している状態で、第2シリンダ57の縮小時に第1シリ
ンダ55が縮小動作すると、前記ストッパ機構39で停
止されたパネル搬送ローラ37上のパネル5の下スカー
ト部503のピン505がピン孔2103に挿入され係
合する係合箇所に下チャック部材21が位置し、第1シ
リンダ55が伸長動作すると、前記ピン孔2103から
ピン505が離脱する離脱箇所に下チャック部材21が
位置するように構成されている。また、下係脱手段23
は、前記第1及び第2シリンダ55、57が共に伸長動
作すると、前記係合箇所と離脱箇所の略々中間のピン受
箇所に下チャック部材21が位置し、下チャック部材2
1がピン受箇所に位置した状態で、ストッパ機構39に
よりパネル搬送ローラ37上でパネル5が停止されたコ
ンベアユニット15が搬送箇所からPPH測定箇所に降
下すると、下スカート部503のピン505が前記ガイ
ド溝2107に係合するように構成されている。
【0025】前記左右係脱手段25は、図11に示すよ
うに、前記左右のチャック部材21間の基板31箇所に
上下に貫通され軸受59を介して回転可能に支持された
回転軸61と、軸受59を挟んで左右に位置する基板3
1箇所にそれぞれ立設され基台13の左右方向に延在す
るガイドレール63と、この各ガイドレール63上に移
動可能に支持された支持部材65と、この各支持部材6
5と回転軸61を連結するリンク機構67と、各支持部
材65上に取着され前記左右のチャック部材21をそれ
ぞれ支持する左右のチャックホルダー69と、前記基板
31の下面に取着されたシリンダ71と、このシリンダ
71と回転軸61を連結する連結アーム73等で構成さ
れ、前記シリンダ71は、図9及び図12に示すよう
に、伸長ストロークが異なる2つのシリンダを連結した
デュアルシリンダから構成される。前記左右のチャック
ホルダー69は、前記基台13の左右方向にそれぞれ延
在し、前記チャックホルダー51とそれぞれ同様に構成
されている。
【0026】前記左右係脱手段25は、前記シリンダ7
1の第1段階の伸長動作時に、連結アーム73、回転軸
61、リンク機構67、左右の支持部材65、及び左右
のチャックホルダー69を介して、左右のチャック部材
21がそれぞれ前記ピン受箇所に位置し、前記第1段階
よりもさらに伸長するシリンダ71の第2段階の伸長動
作時は、左右のチャック部材21がそれぞれ前記係合箇
所に位置し、シリンダ71の縮小動作時には、左右のチ
ャック部材21がそれぞれ前記離脱箇所に位置するよう
に構成されている。尚、この実施例では、チャック部材
21、チャックホルダー51、69、圧縮コイルスプリ
ング5107、係脱手段23、25等によりチャック装
置が構成されている。
【0027】前記測定手段27は、図3に示すように、
5つ設けられ、前記基板31から、前記パネル部501
内面の略々中央の測定箇所Z0 及び四隅寄りの測定箇所
1〜Z4 までの高さが、各測定手段27によりそれぞ
れ測定される。前記各測定手段27は、図9に示すよう
に、基板31に立設され伸縮式のロッド7501を有す
るマグネスケール等の測定器75と、このロッド750
1の先端に支持片77を介して取着され各測定箇所Z0
〜Z4 に接触可能な測定子79を備えており、各測定器
75は、測定子79が各測定箇所Z0 〜Z4 に接触した
際のロッド7501の基準箇所からの上昇量に基づい
て、基板31からの高さをそれぞれ検出するように構成
される。なお、図12において、測定箇所Z0 に対応す
る測定手段27は図示省略されている。
【0028】次に、PPH測定装置11の動作について
説明する。まず、前記昇降用駆動手段19のシリンダ1
901により昇降板1903を図2の2点鎖線に示す位
置に上昇させることによりコンベアユニット15を前記
搬送箇所に上昇させ、PPH測定装置11の前後に配置
された搬送コンベア(図示せず)と同じ高さに位置させ
る。次に、基台13の右側の2つのストッパ機構39を
作動させ、左右の支持フレーム35の内側に各ストッパ
機構39のストッパ板3905をそれぞれ突出させた状
態で、前記搬送用駆動手段17によりパネル搬送ローラ
37を回転させ、前段の前記搬送コンベアから受渡され
たパネル5をパネル搬送ローラ37上でコンベアユニッ
ト15の左端から右端に向け搬送し、パネル搬送ローラ
37上のパネル5の下スカート部503の左右両側にス
トッパ板3905を係合させてパネル5を停止させる。
次に、基台13の左側の2つのストッパ機構39を作動
させてそのストッパ板3905を支持フレーム35の内
側に突出させ、4つのストッパ板3905をパネル5の
四隅に多少のガタを含んだ状態で係合させ、パネル搬送
ローラ37上でパネル5を大まかに位置決めする。
【0029】次に、前記下及び左右のチャック部材21
を下及び左右係脱手段23,25により、図13(a)
に示すように、前記ピン受箇所にそれぞれ移動させ、前
記パネル押え機構41により押え部材4109をパネル
5のパネル部501上に弾接させ、搬送用駆動手段17
によるパネル搬送ローラ37の回転を停止させた後、昇
降用駆動手段19によりコンベアユニット15を前記搬
送箇所からPPH測定箇所に降下させる。これにより、
下及び左右のスカート部503のピン505が下及び左
右のチャック部材21の上方からガイド溝2107に係
合し、図13(b),(c)に示すように、ガイド溝2
107の第1及び第2ガイド面2109,2111で各
ピン505がパネル5の上下及び左右方向(基台13の
左右及び前後方向)にガイドされつつピン孔2103に
係合される。
【0030】ピン505がピン孔2103に係合された
ならば、図13(d)に示すように、下及び左右のチャ
ック部材21を下及び左右の係脱手段23,25により
前記係合箇所にそれぞれ移動させ、これにより、筒体5
101の端面とチャック部材21の端面との間の隙間を
なくし、チャック部材21をピン505側へ付勢するコ
イルスプリングの弾発力を増大させ、チャック部材21
によるピン505のチャックをより強固にして、パネル
5をPPH測定箇所に位置決めする。パネル5を位置決
めしたならば、前記測定手段27の測定器75のロッド
7501を上昇させ、各測定箇所Z0 〜Z4 に測定子7
9を接触させ、各測定器75により基板31から各測定
箇所Z0 〜Z4 までの高さを測定する。
【0031】測定が済んだならば、下及び左右のチャッ
ク部材21を下及び左右の係脱手段23,25により前
記係合箇所から離脱箇所にそれぞれ移動させ、各ピン5
05をチャック部材21のピン孔2103から離脱さ
せ、さらに、昇降用駆動手段19によりコンベアユニッ
ト15を前記PPH測定箇所から搬送箇所に上昇させ、
コンベアユニット15を搬送箇所において、搬送用駆動
手段17によりパネル搬送ローラ37を再び回転させ
る。その後、4つのストッパ機構39を作動させ、その
ストッパ板3905を支持フレーム35の外側に退避さ
せてパネル5の位置決めを解除し、パネル5をパネル搬
送ローラ37上でコンベアユニット15の右端に向け搬
送し、後段の前記搬送コンベアにパネル5を受渡す。
【0032】このように本実施例によれば、アパーチャ
グリル用パネル5をそのスカート部503を下に向けた
状態で搬送するコンベアユニット15を搬送位置とこの
搬送位置の下方の測定位置との間で昇降用駆動手段19
により昇降可能に配設し、コンベアユニット15が測定
位置に下降される時に、コンベアユニット15上のパネ
ル5の少なくとも3つのアパーチャグリル取付けピン5
05をこれに対応する夫々のチャック部材21のガイド
溝2107に沿ってピン孔2103へ案内し、ピン孔2
103と一致する位置でピン孔2103をピン505に
自動的に係合させてパネルをPPH測定箇所に位置決め
する構成にしたから、コンベアユニット15を昇降する
だけで、パネルを測定位置へ搬入したり、PPH測定位
置から次工程等へ搬出することができ、パネルの外側か
らの位置決め機構及び別構造の移載装置が不要になっ
て、測定装置の設備コストを低減することができる。
【0033】また、本実施例においては、コンベアユニ
ット15のPPH測定位置において、パネル5の下及び
左右のスカート部503の各ピン505と係合する各チ
ャック部材21の各スカート部503に臨む先端面21
01に、ピン505が係合するピン孔2103と、該ピ
ン2103からチャック部材21の上端に亘って延在し
ピン505をピン孔2103に案内するガイド溝210
7を形成し、コンベアユニット15が測定位置に下降さ
れる時に、コンベアユニット15上のパネル5のピン5
05をこれに対応する夫々のチャック部材21のガイド
溝2107に沿ってピン孔2103へ案内しながらピン
孔2103をピン505に自動的に係合させるから、パ
ネル5を外側から位置決めしなくても、ピン505をピ
ン孔2103に確実に係合させることができる。従っ
て、外側からのパネル5の位置決め部材が不要となり、
搬送箇所とPPH測定箇所の間のパネル5の移送をコン
ベアユニット15の昇降により簡単に行うことができ
る。
【0034】尚、上記実施例では、コンベアユニット1
5が多数のローラ37によりパネル5を搬送する構成の
ものである場合について説明したが、本発明はこれに限
定されず、パネル5の搬送方向と平行する基台13の左
右箇所に間隔を置いて配置した2つのベルトによりパネ
ル5を搬送する構成のものなどであってもよい。また、
上記実施例では、パネル部501の内面の5つの測定箇
所Z0 〜Z4 の位置を測定する構成としたが、パネル部
501の測定箇所の数は5つに限定されず、測定箇所の
位置も実施例で示した位置に限定されず任意である。さ
らに、上記実施例では、パネル5の各スカート部503
にそれぞれピン505が取着されている場合について説
明したが、本発明は、例えば上スカート部503のピン
505を省略しパネル5のピン505の数を3つとした
場合にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ほぼ矩形
のパネル部と、このパネル部の四辺から延出された4つ
のスカート部と、これら4つのスカート部のうち少なく
とも3つのスカート部の内面から突出するアパーチャグ
リル取付けピンとを備えるアパーチャグリル用パネル
の、前記少なくとも3つのアパーチャグリル取付けピン
を含む平面を基準とした前記パネル部の複数箇所の位置
を測定するアパーチャグリル用パネルのパネル部位置測
定装置であって、昇降可能に配設され前記スカート部を
下に向けた状態で前記アパーチャグリル用パネルを搬送
するコンベアユニットと、前記コンベアユニットを駆動
する搬送用駆動手段と、前記コンベアユニットを搬送位
置とこの搬送位置の下方の測定位置との間で昇降させる
昇降用駆動手段と、前記コンベアユニットの下方に配設
され、前記測定位置に下降されたコンベアユニット上の
アパーチャグリル用パネルの前記少なくとも3つのアパ
ーチャグリル取付けピンに係合し、前記アパーチャグリ
ル用パネルを位置決めするチャック手段と、前記測定位
置においてチャック手段でアパーチャグリル用パネルを
位置決めした状態で前記パネル部の複数箇所の前記アパ
ーチャグリル取付けピンからの高さを測定する測定手段
とを備える構成にした。従って、本発明によれば、コン
ベアユニットを昇降するだけで、パネルを測定位置へ搬
入したり、測定位置から次工程等へ搬出することがで
き、パネルの外側からの位置決め機構及び別構造の移載
装置が不要になって、測定装置の設備コストを低減する
ことができる。
【0036】また、本発明は、ほぼ矩形のパネル部と、
このパネル部の四辺から延出する4つのスカート部と、
4つのスカート部のうち少なくとも3つのスカート部の
内面から突出するアパーチャグリル取付けピンを有する
アパーチャグリル用パネルを位置決め固定するチャック
装置であって、前記アパーチャグリル取付けピンに対応
した箇所にそれぞれ配設されたチャック部材と、前記各
チャック部材に形成され前記アパーチャグリル取付けピ
ンに係合可能なピン孔と、前記各チャック部材に、該チ
ャック部材が前記パネル部に臨む面から前記ピン孔に亘
って形成され、前記アパーチャグリル取付けピンを前記
ピン孔に案内するガイド溝と、前記各チャック部材を、
前記ピン孔が前記アパーチャグリル取付けピンに係合す
る方向に付勢する付勢手段とを備える構成にした。これ
によって、コンベアユニットのパネルをPPH測定位置
へ降下させるだけで、チャック部材のピン孔をピンに自
動的に係合して位置決めすることができ、パネルをPP
H測定箇所に位置決めするときに、パネルを外側から位
置決めしなくともピン孔をピンに確実に係合させること
ができる。
【0037】また、本発明によれば、前記各チャック部
材を係脱手段により、前記ピン孔が前記アパーチャグリ
ル取付けピンに係脱する方向に移動することで、チャッ
ク部材をピンから離脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパネルを裏側から見た斜視
図である。
【図2】本発明にかかるPPH測定装置の正面図であ
る。
【図3】図2に示すPPH測定装置の平面図である。
【図4】図2に示すPPH測定装置の側面図である。
【図5】本実施例におけるコンベアユニットの平面図で
ある。
【図6】本実施例におけるコンベアユニットの拡大側面
図である。
【図7】本実施例におけるチャック部材の正面図であ
る。
【図8】図7のA矢視断面図である。
【図9】本実施例における左右係脱手段及び測定手段の
平面図である。
【図10】本実施例における下係脱手段の側面図であ
る。
【図11】本実施例における左右係脱手段の正面図であ
る。
【図12】本実施例における左右係脱手段の側面図であ
る。
【図13】同図はチャック部材とピンとの係合関係を示
すもので、同図(a)はチャック部材のピン受箇所を示
す説明図、同図(b)はピンがガイド溝に係合している
状態を示す説明図、同図(c)はピンがピン孔に係合し
た状態を示す説明図、同図(d)はチャック部材の係合
箇所を示す説明図である。
【符号の説明】
5 パネル 501 パネル部 503 スカート部 505 ピン 13 基台 15 コンベアユニット 17 搬送用駆動手段 19 昇降用駆動手段 21 チャック部材 2101 チャック部材先端面 2103 ピン孔 2107 ガイド溝 2109 第1ガイド面 2111 第2ガイド面 23 下係脱手段 25 左右係脱手段 27 測定手段 79 測定子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ矩形のパネル部と、このパネル部の
    四辺から延出された4つのスカート部と、これら4つの
    スカート部のうち少なくとも3つのスカート部の内面か
    ら突出するアパーチャグリル取付けピンとを備えるアパ
    ーチャグリル用パネルの、前記少なくとも3つのアパー
    チャグリル取付けピンを含む平面を基準とした前記パネ
    ル部の複数箇所の位置を測定するアパーチャグリル用パ
    ネルのパネル部位置測定装置であって、 昇降可能に配設され前記スカート部を下に向けた状態で
    前記アパーチャグリル用パネルを搬送するコンベアユニ
    ットと、 前記コンベアユニットを駆動する搬送用駆動手段と、 前記コンベアユニットを搬送位置とこの搬送位置の下方
    の測定位置との間で昇降させる昇降用駆動手段と、 前記コンベアユニットの下方に配設され、前記測定位置
    に下降されたコンベアユニット上のアパーチャグリル用
    パネルの前記少なくとも3つのアパーチャグリル取付け
    ピンに係合し、前記アパーチャグリル用パネルを位置決
    めするチャック手段と、 前記測定位置においてチャック手段でアパーチャグリル
    用パネルを位置決めした状態で前記パネル部の複数箇所
    の前記アパーチャグリル取付けピンからの高さを測定す
    る測定手段と、 を備えることを特徴とするアパーチャグリル用パネルの
    測定装置。
  2. 【請求項2】 ほぼ矩形のパネル部と、このパネル部の
    四辺から延出する4つのスカート部と、4つのスカート
    部のうち少なくとも3つのスカート部の内面から突出す
    るアパーチャグリル取付けピンを有するアパーチャグリ
    ル用パネルを位置決め固定するチャック装置であって、 前記アパーチャグリル取付けピンに対応した箇所にそれ
    ぞれ配設されたチャック部材と、 前記各チャック部材に形成され前記アパーチャグリル取
    付けピンに係合可能なピン孔と、 前記各チャック部材に、該チャック部材が前記パネル部
    に臨む面から前記ピン孔に亘って形成され、前記アパー
    チャグリル取付けピンを前記ピン孔に案内するガイド溝
    と、 前記各チャック部材を、前記ピン孔が前記アパーチャグ
    リル取付けピンに係合する方向に付勢する付勢手段と、 を備えることを特徴とするアパーチャグリル用パネルの
    チャック装置。
  3. 【請求項3】 前記各チャック部材を、前記ピン孔が前
    記アパーチャグリル取付けピンに係脱する方向に移動す
    る係脱手段が設けられている請求項2記載のアパーチャ
    グリル用パネルのチャック装置。
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