JPH0864025A - 高天井照明器具 - Google Patents

高天井照明器具

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Publication number
JPH0864025A
JPH0864025A JP22240894A JP22240894A JPH0864025A JP H0864025 A JPH0864025 A JP H0864025A JP 22240894 A JP22240894 A JP 22240894A JP 22240894 A JP22240894 A JP 22240894A JP H0864025 A JPH0864025 A JP H0864025A
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JP
Japan
Prior art keywords
mounting member
frame
lamp
catwalk
lamp mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22240894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Sato
隆明 佐藤
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャットウォークとは別体に形成されて、且
つキャットウォーク上からの保守点検が容易な天井照明
器具を提供する。 【構成】 高天井照明器具Aのフレーム20内に反射用
シェード30を設ける。反射用シェード30内に、ソケ
ット40によりランプ10を取り付ける。反射用シェー
ド30を天板90に設ける。天板90は、反射用シェー
ド30とソケット40とから少なくともなるランプ取付
部材50の向きが、電気配線部分70と共に略上向きに
変更可能に、フレーム20に蝶番100で軸支する。さ
らに、反射用シェード30に索条110としてチェーン
を設け、フレーム20のフック状の係止部材120に係
止することにより天板90の跳ね上げ状態を保持できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャットウォーク上か
らの保守点検が容易な高天井照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】室内競技場や体育館等の主照明は、高天
井側に設けられた照明器具により通常行なわれている。
良好な照明を確保するためには、少なくとも年二回程の
保守点検が必要とされる。例えば、反射板の清掃、ラン
プの寿命確認又は交換等である。 しかし、かかる照明
器具は高所に設けられているため、その保守点検は容易
でない。そのため種々の保守点検方法が案出されてい
る。照明器具自体をロープ吊り下げ式にして、床面近く
のロープ巻き戻しハンドルで、適宜下に降ろしてその保
守点検を行なうのもその一つである。その他には、昇降
式作業台を使用したり、或は足場をその都度組んだりし
て、照明器具を降ろすことなく保守点検を行なう場合も
ある。さらには、天井側にキャットウォークが設けられ
ている場合は、キャットウォーク上に照明器具を引き上
げてランプ等の交換を行なうこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
保守点検では種々の問題点が指摘されている。例えば、
照明器具自体を昇降式にする場合は、照明器具自体かな
りの重量を有し、且つ照明器具の数も多数に亙ることか
ら、落下しないように確実に取付け、且つ必要に応じて
簡単に降ろせるようにするための設備は複雑で、設備費
が嵩むという問題点がある。また、昇降台を使用する場
合は、当然に床面が平らでなければならず、移動範囲に
スタンドやその他の障害物等かるある場合には使用でき
ない。足場をその都度組む方法では、足場の組み上げ作
業や屋内利用者の安全等を配慮して、通常は体育間等の
屋内利用を制限又は中止しなければならない。
【0004】一方、キャットウォークを使用する場合
は、上記のような問題点は避けることができるが、キャ
ットウォーク自体が通常は照明器具より上方に設けられ
ているため、照明器具をキャットウォーク上に引き上げ
なければならない。狭い高所のキャットウォーク上で、
かなりの重量の照明器具を引き上げるのは危険な作業で
ある。そこで、本出願人はかかる問題点を解消すべく、
キャットウォークと連結した支軸に下向き状態から上向
き状態に変更可能な高天井照明器具の取付構造を考案し
(実開平3−48805号公報)、キャットウォーク上
での高天井照明器具の保守点検を行ない易いものとし
た。しかし、躯体部分から吊り下げる構造のキャットウ
ォークでは、それにかけられる荷重にも自ら一定の限度
があり、かなりの重量を有する高天井照明器具を多数設
けることは決して好ましいものではない。
【0005】高天井照明器具の取り付け用の支軸をキャ
ットウォークに組み付ける取付構造では、高天井照明器
具の全重量がキャットウォークにかかるため、高天井照
明器具の設置数はキャットウォークの強度とは無関係に
決められない。さらに、取り付けに際しては、キャット
ウォークの左右に良好な荷重バランスで取り付ける必要
もある。そのため、照明効果を優先した高天井照明器具
の配置が行なえないという場合もある。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、キャ
ットウォークとは別個独立に設置可能で、且つキャット
ウォーク上からの保守点検が容易な天井照明器具の提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、建築物の天井から設ける高天井照明器具
において、ソケット及び反射用シェードとから少なくと
もなるランプ取付部材の向きが、前記ランプ取付部材に
接続された電気配線部分とともに略上向きへ変更できる
ように、前記ランプ取付部材が前記高天井照明器具のフ
レームに軸支されるとともに、前記フレームに、屋内天
井側から懸垂してキャットウォーク側面に近接設置でき
るように取付部材が設けられている。
【0008】また、ランプ取付部材は、フレームの天板
部分に天板部分を閉めた状態で略下向きになるように形
成されるとともに、前記天板部分は前記フレームに跳ね
上げ可能に軸支されている。さらに、ランプ取付部材に
索条が取付けられ、索条をランプ取付部材の下向き状態
と、略上向き状態に保持するそれぞれの係止部材がフレ
ームに設けられている。
【0009】
【作用】本発明では、取付部材を使用して、高天井照明
器具を屋内天井から吊り下げてキャットウォーク側面に
隣接して設置することができる。さらに、隣接設置され
た高天井照明器具のフレームに、ソケット及び反射用シ
ェードとから少なくともなるランプ取付部材が、電気配
線部分ととともに略上向きに変更できるように軸支され
ている。そのため、前記ランプの交換や保守点検を必要
とするソケット部分や、或は清掃を必要とする反射用シ
ェード、及び電気配線部分を上向きにして、保守点検作
業を容易に行なえる。比較的大きなランプ交換等でも、
その都度キャットウォーク上に高天井照明器具等を引き
上げずに簡単に行なえる。
【0010】特に、フレームに跳ね上げ可能に軸支した
天板部分に、天板部分を閉めた状態で略下向きになるよ
うにランプ取付部材を形成すれば、取り付けたランプが
天板部分を閉めた状態では下方照明に適した方向を向く
ようにすることができるとともに、ランプ交換等の保守
点検時には天板の跳ね上げによりランプ取付部材を略上
向きにできる。また、ランプ取付部材に索条が取付けら
れ、ランプ取付部材が下向き状態と略横向き状態に保持
するそれぞれの係止部材がフレームに設けられている。
そのため、索条を引っ張ることにより天板を跳ね上げる
ことができるとともに、保守点検作業が終了するまで天
板を跳ね上げたままランプ取付部材を略横向きにしてお
くことができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。 (実施例1)本実施例1における高天井照明器具Aは、
図1に示すように、ランプ10を1個有する単灯式に形
成されている。下方が略矩形開口に形成された函体のフ
レーム20内部略中央に、1個のランプ10が設けられ
ている。ランプ10は、略半球殻状に形成された反射用
シェード30とその内側上方部分に設けたソケット40
とからなるランプ取付部材50に取り付けられるように
なっている。ソケット40には、安定器60を介する等
して配線された電気配線部分70が設けられている。ラ
ンプ10には、必要に応じて水銀ランプ等の使用も可能
である。
【0012】反射用シェード30は、その外側の両側面
30a部分が、下側開口の断面略コ字形に形成された懸
垂部材80の両腕80a部分の間に挟まれて固定されて
いる。さらに、この懸垂部材80が天板90部分に固定
されている。天板90部分は、その下に設ける反射用シ
ェード30の上方を略覆える程度の矩形に形成され、一
端がフレーム20に蝶番100で上方に跳ね上げ可能に
軸支されている。一方、反射用シェード30の縁に索条
110としてチェーンが設けられ、この索条110を引
き上げることにより天板90とともにランプ取付部材5
0が反転できるようになっている。
【0013】さらに、フレーム20には、略逆U字形に
形成されたフック状の係止部材120が、天板90の前
後に設けられ、引き上げた状態で索条110を天板90
の後ろの蝶番100側に設けた係止部材120に緊張状
態に係止することにより引き上げ状態を保持できるよう
になっている。また、索条110を外すことにより天板
90を閉じ状態にし、その状態で索条110を上記天板
90の前側にある係止部材120に上記要領で係止すれ
ば、照明時にはランプ10を下方に向けて保持できるよ
うになっている。
【0014】本実施例では、天板90部分の開閉角度α
は、90度より少し大きめの程度に設定され、天板90
の跳ね上げ状態では、ランプ取付部材50が略横向きを
向くように設定されている。このようにして、本実施例
では、天板90を上へ跳ね上げることにより、ランプ取
付部材50を略横向きに向けて、ランプ10交換や反射
用シェード30の清掃等の保守点検が行ない易いように
なっている。また、この開閉角度αは自在に設定するこ
とができ、ランプ取付部材50が完全に上方を向くよう
に、180度の開閉角度を有するようにしても構わな
い。
【0015】また、本実施例では、単灯式の場合を示し
たが、図2に示すように二灯式にしても構わない。この
場合、天板90部分が同時に開閉できるように、背中合
わせに跳ね上げることができるようになっている。基本
的には、天板90が開閉可能に形成されていれば、二灯
式以上の連灯式でも構わない。さらに、連灯式でも隣接
する天板90が隣の天板90の開閉を邪魔しないように
設定されれば、開閉角度αを180度にして完全にラン
プ取付部材50が上方を向くようにすることもできる。
また、本実施例では、索条110としてチェーンを用い
て開閉したり、係止したりするようにしているが、先端
に係止用のフック等が付いた適当長の鉄棒等を用いても
よい。また、ラチェットを用いる等の他の構成手段を採
用しても構わない。
【0016】さらに、このようにして形成された高天井
照明器具Aは、そのフレーム20の四隅に長さ調整可能
な取付部材130が設けられて、この取付部材130に
より天井から吊り下げられるようになっている。吊り下
げ位置は、キャットウォークの側面近くで、キャットウ
ォーク(図示せず)上から手を伸ばして保守点検作業が
十分にできる範囲内になるよう設定され、さらに、配光
に悪影響が出ないようにランプの照射面はキャットウォ
ークの下側にくるように設定することが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明により、従来より行なわれていた
照明器具を一旦外してキャットウォーク上に引き上げる
等の作業を行なうことなく、キャットウォーク上から傍
の照明器具のランプ取付部材を上向きにして、容易にラ
ンプ交換等の保守作業を行なうことができる。特に、保
守作業従事者に高年齢者が多くなっている近年は、かか
る保守点検作業を容易にすることにより、保守作業にお
ける安全性をも向上させることができる。また、本発明
では、照明器具とキャットウォークは別体であるため、
キャットウォーク上に余分の荷重を掛けることなく、さ
らには特別に荷重バランスを考慮することなく照明効果
を優先して照明器具の配置を行なうことができ、且つ配
光時におけるキャットウォークによる陰等の悪影響を避
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る単灯式の高天井照明器具の側面
図(a)と端断面図(b)。
【図2】本実施例に係る二灯式の高天井照明器具の側面
図。
【符号の説明】
10 ランプ 20 フレーム 30 反射用シェード 50 ランプ取付部材 70 電気配線部分 90 天板 100 蝶番 110 索条 120 係止部材 A 高天井照明器具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の天井から設ける高天井照明器具
    において、ソケット及び反射用シェードとから少なくと
    もなるランプ取付部材の向きが、前記ランプ取付部材に
    接続された電気配線部分とともに略上向きへ変更できる
    ように、前記ランプ取付部材が前記高天井照明器具のフ
    レームに軸支されるとともに、前記フレームに、屋内天
    井側から懸垂してキャットウォーク側面に近接設置でき
    るように取付部材が設けられていることを特徴とする高
    天井照明器具。
  2. 【請求項2】 ランプ取付部材は、フレームの天板部分
    に天板部分を閉めた状態で略下向きになるように形成さ
    れるとともに、前記天板部分は前記フレームに跳ね上げ
    可能に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載
    の高天井照明器具。
  3. 【請求項3】 ランプ取付部材に索条が取付けられ、索
    条をランプ取付部材の下向き状態と、略上向き状態に保
    持するそれぞれの係止部材がフレームに設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の高天井照明器
    具。
JP22240894A 1994-08-24 1994-08-24 高天井照明器具 Pending JPH0864025A (ja)

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JP22240894A JPH0864025A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 高天井照明器具

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JP22240894A JPH0864025A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 高天井照明器具

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JPH0864025A true JPH0864025A (ja) 1996-03-08

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ID=16781918

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JP22240894A Pending JPH0864025A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 高天井照明器具

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